JP6085317B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、優れたマッド性能及びウェット性能を有する空気入りタイヤに関する。
オールシーズンタイヤやM+Sタイプの不整地走行用の空気入りタイヤにあっては、例えば、泥濘地において十分なトラクションや排土性を発揮する所謂マッド性能が要求されている。マッド性能を向上させるために、トレッド部に複数のブロックが設けられたブロックパターンのタイヤが提案されている。また、例えば、舗装された道路においても優れた排水性を有する所謂ウェット性能も合わせて要求されている。ウェット性能を向上させるために、溝面積比率の大きなタイヤが提案されている。
特開平09−300915号公報
しかしながら、従来のタイヤは、走行につれて溝内に泥が詰まり易く、良好なマッド性能が持続するものではなかった。また、従来のタイヤは、溝面積比率が大きいので、舗装された道路での摩耗が早かった。特に、大きな接地圧が作用しがちなセンターブロックには、偏摩耗が発生し易いという問題があった。このような偏摩耗は、タイヤの寿命を著しく短くし、また、騒音、振動等の車両の走行にも悪影響を及ぼしていた。
本発明は、以上のような実情に鑑み案出されたもので、センターブロックの形状を改善することを基本として、偏摩耗の発生を抑制するとともに、長期にわたって良好なマッド性能及びウェット性能を発揮し得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部のタイヤ赤道の両側にそれぞれ複数のセンターブロックが設けられた空気入りタイヤであって、前記各センターブロックの踏面は、タイヤ赤道側を向く内側縁を有し、前記内側縁は、タイヤ赤道側の頂点からタイヤ軸方向外側に斜めにのびる第1傾斜縁と、前記頂点からタイヤ軸方向外側に前記第1傾斜縁とは逆向きで斜めにのびる第2傾斜縁とを有し、前記第2傾斜縁の前記頂点とは逆の端部には、タイヤ軸方向外側に前記第1傾斜縁と同じ向きで斜めにのびる端部縁が連なり、前記端部縁から溝底側に向かってのびる溝壁面は、階段状部分を含むことを特徴とする。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記端部縁は、タイヤ軸方向に対して15度以上の角度で傾斜するのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記端部縁の長さは、タイヤ赤道から前記センターブロックのタイヤ軸方向の外端までのタイヤ軸方向距離の20%〜50%であるのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記階段状部分は、その横断面において、前記踏面に対し15度以下の角度である水平部と、前記水平部よりも大きな角度でのびる立上り部とを含むのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記階段状部分は、前記溝底と前記立上り部との入隅である第1隅部、及び、前記水平部と前記立上り部との入隅である第2隅部が、それぞれ、円弧状に形成され、前記第1隅部の曲率半径は、前記第2隅部の曲率半径よりも大きいのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記階段状部分は、タイヤ赤道側に設けられた二つ以上の前記水平部を含む内側階段状部分と、タイヤ軸方向外側に設けられた二つ以上の前記水平部を含む外側階段状部分と、前記内側階段状部分と前記外側階段状部分との間に設けられた一つの前記水平部を有する中央階段状部分とを含むのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記中央階段状部分の前記水平部は、前記内側階段状部分の最も溝底側の前記水平部及び前記外側階段状部分の最も溝底側の前記水平部と同じ高さに設けられているのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記中央階段状部分の横断面において、前記水平部の水平長さが、前記第2傾斜縁の長さの15%以上であるのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記内側階段状部分と前記外側階段状部分とにおいて、前記溝底から1段目の前記水平部までの高さは前記センターブロックの最大高さ30%〜40%、1段目の前記水平部から2段目の前記水平部までの高さは前記センターブロックの最大高さの30%〜35%、2段目の前記水平部から前記踏面までの高さは前記センターブロックの最大高さの30%〜35%であるのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記トレッド部は、タイヤ赤道の各側の前記センターブロックのタイヤ軸方向の外端間の領域であるセンター領域を有し、前記複数のセンターブロックの踏面の合計面積は、前記センター領域の面積の50%〜60%であるのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド部のタイヤ赤道の両側にそれぞれ複数のセンターブロックが設けられている。各センターブロックの踏面は、タイヤ赤道側を向く内側縁を有している。内側縁は、タイヤ赤道側の頂点からタイヤ軸方向外側に斜めにのびる第1傾斜縁と、頂点からタイヤ軸方向外側に第1傾斜縁とは逆向きで斜めにのびる第2傾斜縁とを有している。このような第1傾斜縁及び第2傾斜縁は、タイヤ軸方向成分を有しているため、泥に対してせん断力を発揮し、トラクションを高め得る。また、センターブロックがマッド路面に接地することにより、泥土はセンターブロックの内側縁に沿ってタイヤ軸方向外側へと排出される
第2傾斜縁の頂点とは逆の端部には、タイヤ軸方向外側に前記第1傾斜縁と同じ向きで斜めにのびる端部縁が連なっている。端部縁が斜めにのびているので、センターブロックが接地する時に、端部縁の全部が同時に路面に接触することを避けることができる。このため、溝面積比率の大きなタイヤであっても、センターブロックの端部縁は摩耗が抑制され、タイヤの使用後期においても、センターブロックの剛性は維持される。その結果、端部縁と対極に位置する第1傾斜縁の摩耗も抑制されることから、センターブロックの偏摩耗は抑制される。
また、端部縁は、溝底に向かって階段状にのびている階段状部分を含んでいる。これにより、端部縁を含む溝に泥が目詰りした場合、階段状部分は泥にひび割れを生じさせ、そのひびを起点として泥が効果的に排出される。また、このような階段状部分は、斜めにのびる端部縁に設けられることにより、端部縁近傍の溝の泥が効果的に排出される。このため、一層、優れた排土性が得られる。
以上の作用により、本発明の空気入りタイヤは、偏摩耗の発生を抑制しつつ、優れたマッド性能及びウェット性能を発揮し得る。
本発明の一実施形態の空気入りタイヤのトレッド部の展開図である。 図1の隣接する一対のセンターブロックの拡大図である。 センターブロックの部分斜視図である。 図2のA−A線の断面図である。 図2のB−B線の断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本発明の一実施形態を示す空気入りタイヤ1のトレッド部2の展開図である。本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある)1は、例えば、四輪駆動車用のオールシーズンタイヤとして好適に利用されている。
図1に示されるように、トレッド部2には、タイヤ赤道Cの両側にそれぞれ配された複数のセンターブロック3と、センターブロック3よりもトレッド端Te側に配された複数のショルダーブロック4と、センターブロック3又はショルダーブロック4の周りをのびる溝5とが設けられている。本実施形態では、センターブロック3及びショルダーブロック4は、タイヤ赤道C上の任意の点を中心として、バリアブルピッチを除いて実質的に点対称に配置されているが、このような態様に限定されるわけではない。
「トレッド端」Teは、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷である正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められる。正規状態において、両トレッド端Te、Te間のタイヤ軸方向の距離がトレッド接地幅TWとして定められる。特に断りがない場合、タイヤ1の各部の寸法等は、正規状態で測定された値である。
「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。タイヤが乗用車用である場合、正規内圧は、180kPaである。
「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。タイヤが乗用車用の場合、正規荷重は、前記荷重の88%に相当する荷重である。
オールシーズンタイヤとして、マッド性能、ウェット性能及び操縦安定性能をバランス良く高めるために、センターブロック3及びショルダーブロック4の各高さは、好ましくは、12〜18mmである。同様に、泥、水等を効果的に排出するために、溝5の溝幅W1は、トレッド接地幅TWの5%〜15%の範囲で定められるのが望ましい。
図2は、図1の隣接する一対のセンターブロック3,3の拡大図である。図2に示されるように、各センターブロック3は、タイヤ赤道C側を向く内側縁6と、トレッド端Te(図1に示す)側を向く外側縁7とを有している。内側縁6及び外側縁7は、センターブロック3の踏面3aとブロック壁面3b(図3に示す)とが交差するエッジである。
内側縁6は、タイヤ赤道C側の頂点6aからタイヤ軸方向外側に斜めにのびる第1傾斜縁8と、頂点6aからタイヤ軸方向外側に第1傾斜縁8とは逆向きで斜めにのびる第2傾斜縁9とを有する略V字状である。このような第1傾斜縁8及び第2傾斜縁9は、タイヤ軸方向成分を有しているため、泥に対してせん断力を発揮し、トラクションを高め得る。また、センターブロック3がマッド路面に接地することにより、泥土はその内側縁6に沿ってタイヤ軸方向外側へと排出される。
外側縁7は、第3傾斜縁10、端部縁11、第4傾斜縁12及び第5傾斜縁13を含んでいる。
第3傾斜縁10は、第1傾斜縁8の頂点6aとは逆の端部である外端8eからタイヤ軸方向外側に第1傾斜縁8とは逆向きで斜めにのびている。端部縁11は、第2傾斜縁9の頂点6aとは逆の端部である外端9eからタイヤ軸方向外側に第1傾斜縁8と同じ向きで斜めにのびている。第4傾斜縁12は、第3傾斜縁10の外端10eから第1傾斜縁8に沿ってのびている。第5傾斜縁13は、第4傾斜縁12の内端12iから第2傾斜縁9に沿ってのびている。本実施形態では、第4傾斜縁12と第5傾斜縁13とが、タイヤ赤道C側を頂点とする略V字状に配置されている。また、本実施形態では、第3傾斜縁10の外端10eが、センターブロック3のタイヤ軸方向の外端となる。
第4傾斜縁12は、タイヤ軸方向に対し小さな角度で傾斜する第4緩傾斜縁12aと、第4緩傾斜縁12aよりも大きな角度で傾斜する第4急傾斜縁12bとを含んでいる。第4急傾斜縁12bは、第3傾斜縁10の外端10eからのびている。第5傾斜縁13は、タイヤ軸方向に対し小さな角度で傾斜する第5緩傾斜縁13aと、第5緩傾斜縁13aよりも大きな角度で傾斜する第5急傾斜縁13bとを含んでいる。第5緩傾斜縁13aは、第4傾斜縁12の内端12iからのびている。
図2において、第1傾斜縁8は右上がりで、第2傾斜縁9は左上がりで、それぞれ向きを変えずに傾斜している。第1傾斜縁8は、好ましくは、タイヤ軸方向に対し15度以上の角度で傾斜している。一方、第2傾斜縁9は、好ましくは、タイヤ軸方向に対し75度以下の角度で傾斜している。これにより、第1傾斜縁8及び第2傾斜縁9に荷重が効率良く作用し、センターブロック3の変形がスムーズに行われ、センターブロック3間で泥を効果的に掴むことができ、優れたマッド性能を発揮する。
本実施形態では、端部縁11は、タイヤ軸方向に対し連続して略直線状に傾斜している。端部縁11は、好ましくは、タイヤ軸方向に対し15度以上の角度で傾斜している。これにより、センターブロック3が接地する時に、端部縁11の全部が同時に路面に接触することを避けることができる。このため、センターブロック3の端部縁11は摩耗が抑制され、タイヤの使用後期においても、センターブロック3の剛性は維持される。その結果、端部縁11と対極に位置する第1傾斜縁8の摩耗も抑制されることから、センターブロック3の偏摩耗、特に、ヒールアンドトゥ摩耗(以下、「H/T摩耗」という。)が抑制される。
第1傾斜縁8の長さL1は、第2傾斜縁9の長さL2、第3傾斜縁10の長さL3、及び、端部縁11の長さL4よりも大きい。ここで、第1傾斜縁8の長さL1は、頂点6aから第1傾斜縁8の外端8eまでの直線距離である。第2傾斜縁9の長さL2は、頂点6aから第2傾斜縁9の外端9eまでの直線距離である。第3傾斜縁10の長さL3は、第1傾斜縁8の外端8eから第3傾斜縁10の外端10eまでの直線距離である。
これにより、第1傾斜縁8には、第2傾斜縁9よりも、路面からの大きな力が作用するので、接地時の変形量が大きくなる。このため、接地時、センターブロック3がアンバランスな変形をすることにより、センターブロック3に隣接する溝5で掴んだ泥を効果的に排出することができ、優れた排土性が得られる。
この作用を効果的に発揮させるため、第1傾斜縁8〜第3傾斜縁10の長さL1〜L3及び端部縁11の長さL4は、タイヤ赤道Cからセンターブロック3のタイヤ軸方向の外端(第3傾斜縁10の外端10e)までのタイヤ軸方向距離hに対し、所定の範囲内の長さであることが望ましい。例えば、第1傾斜縁8の長さL1は、タイヤ軸方向距離hの110%〜130%が望ましい。また、第2傾斜縁9の長さL2は、タイヤ軸方向距離hの40%〜70%が望ましい。また、第3傾斜縁10の長さL3は、タイヤ軸方向距離hの20%〜50%が望ましい。さらに、端部縁11の長さL4は、タイヤ軸方向距離hの20%〜50%であることが望ましい。
本実施形態では、センターブロック3には、サイピング14が設けられている。サイピング14は、センターブロック3の剛性を効果的に低下させ、接地時のセンターブロック3の変形を促進し、センターブロック3,3間の溝5で泥を効果的に掴みかつ排出させる。
本実施形態のサイピング14は、タイヤ軸方向外側に設けられる外側部分15と、タイヤ軸方向内側に設けられる内側部分16とを有している。これにより、センターブロック3の剛性がほぼ均等に低下されるので、センターブロック3が全体的に変形し、さらに、泥を効果的に掴み得る。しかも、外側部分15と内側部分16とは、互いにタイヤ軸方向及びタイヤ周方向に重なることなく離間している。これにより、上述の作用効果がさらに奏される。このようなサイピング14としては、その幅は1.0mm以下が望ましく、その深さ(図示省略)は、9.0〜14.0mmが望ましい。
図3は、センターブロック3の部分斜視図である。図4は、図2のA−A線の断面図であり、図5は、図2のB−B線の断面図である。図3に示されるように、センターブロック3は、端部縁11から溝底GB側に向かってのびる溝壁面17を有する。溝壁面17は、ブロック壁面3bのうち、端部縁11からのびる壁面である。
本実施形態の溝壁面17は、階段状にのびる階段状部分18を含んでいる。このような溝壁面17は、溝壁面17近傍の溝5に泥が目詰りした場合、泥の厚さ(深さ)が小さくなる階段状部分18で泥にひび割れを生じさせることができ、そのひびを起点として泥を効果的に排出できる。また、階段状部分18を、接地時の変形量が小さい溝壁面17に設けることにより、より効果的に泥を排出することができる。このため、より優れた排土性が得られる。
階段状部分18は、溝壁面17のタイヤ赤道C側に設けられた内側階段状部分18iと、タイヤ軸方向外側に設けられた外側階段状部分18eと、内側階段状部分18iと外側階段状部分18eとの間に設けられた中央階段状部分18cとを含んでいる。これにより、センターブロック3の内側階段状部分18iと外側階段状部分18eとの2ヶ所でひび割れを生じさせることができるので、排土性がさらに向上する。また、内側階段状部分18iや外側階段状部分18eを起点としたひび割れが、端部縁11に隣接する第2傾斜縁9や第5傾斜縁13に沿った溝5の泥に伝播されるため、排土性が一層向上する。
図4に示されるように、本実施形態では、内側階段状部分18i及び外側階段状部分18eは、センターブロック3の踏面3aに対し15度以下の角度θ1でのびる水平部19と、水平部19よりも大きな角度θ2でのびる立上り部20とを含んでいる。内側階段状部分18i及び外側階段状部分18eの水平部19は、本実施形態の場合、溝底GB側に設けられた第1水平部19aと、第1水平部19aよりもタイヤ半径方向の外側に設けられた第2水平部19bとからなる。このような内側階段状部分18i及び外側階段状部分18eは、溝容積を確保しつつ、泥の厚さが小さい第2水平部19bの領域でひび割れの発生を促進することができるため、排土性とトラクションとがバランス良く高められる。
上述の作用をより効果的に発揮させるため、溝底GBから1段目の第1水平部19aまでの高さH1は、センターブロック3の最大高さHaの30%〜40%であることが望ましい。また、1段目の第1水平部19aから2段目の第2水平部19bまでの高さH2は、センターブロック3の最大高さHaの30%〜35%であることが望ましい。更に、2段目の第2水平部19bから踏面3aまでの高さH3は、センターブロック3の最大高さHaの30%〜35%であることが望ましい。
本実施形態では、溝底GBと立上り部20との入隅である第1隅部21は、円弧状に形成されるのが望ましい。また、水平部19と立上り部20との入隅である第2隅部22も、円弧状に形成されるのが望ましい。第1隅部21及び第2隅部22を円弧状に形成することで、応力が集中することを抑制し、センターブロック3の剛性を長期にわたって維持することができる。
第1隅部21の曲率半径R1は、第2隅部22の曲率半径R2よりも大きいのが望ましい。第1隅部21の曲率半径R1は、溝底GBとセンターブロック3の他のブロック壁面3bとの入隅部の曲率半径と同程度に大きいものとすることで、センターブロック3全体の剛性を確保することができる。一方、第2隅部22の曲率半径R2は、比較的小さなものとすることで、水平部19の面積を広く確保することができるため、排土性が一層向上する。
図5に示されるように、本実施形態では、中央階段状部分18cは、センターブロック3の踏面3aに対し15度以下の角度θ1でのびる水平部19と、水平部19よりも大きな角度θ2でのびる立上り部20とを含んでいる。中央階段状部分18cの水平部19は、内側階段状部分18i及び外側階段状部分18eの水平部19の数より少なく、本実施形態の場合、一つの第3水平部19cからなる。このような中央階段状部分18cは、溝壁面17の剛性の過度の低下を抑制し、泥に対し大きなせん断力を発揮する。
中央階段状部分18cの第3水平部19cの水平長さWは、第2傾斜縁9の長さL2(図2に示す)の15%以上であることが望ましい。第3水平部19cの水平長さWが第2傾斜縁9の長さL2の15%未満の場合、泥のひび割れが発生し難くなる。
本実施形態では、中央階段状部分18cの第3水平部19cは、内側階段状部分18iの最も溝底GB側の第1水平部19a(図4に示す)及び外側階段状部分18eの最も溝底GB側の第1水平部19a(図4に示す)と同じ高さH1に設けられている。すなわち、図3に示されるように、第1水平部19aと第3水平部19cは、同一平面を形成している。このため、溝壁面17の剛性をバランス良く高めることができるので、接地時のセンターブロック3の過度の変形を抑制することができる。
図3に示されるように、本実施形態では、内側階段状部分18iの水平部19は、外側階段状部分18eの水平部19と同じ数で形成される。これにより、溝壁面17の両端側付近の剛性がバランス良く確保され、ひび割れの発生が均等化される。
本実施形態では、内側階段状部分18i及び外側階段状部分18eは、それぞれ、二つの水平部19を有しているが、更に多くの水平部19を有していてもよい。この場合、内側階段状部分18iと外側階段状部分18eのいずれか一方のみに対して、水平部19の数を増やしてもよい。多くの水平部19を有することで、タイヤ半径方向の最外側に設けられる水平部19による泥の厚さが小さくなり、ひび割れが発生し易くなることから、排土性をさらに高めることができる。
本実施形態では、センターブロック3は、外側縁7がタイヤ赤道C側に大きく凹んだ部分のブロック壁面がタイヤ軸方向外側に向かって緩やかに傾斜された緩斜面24を有する凹部23が設けられている。このような凹部23は、緩斜面24が凹部23内の泥を効果的に排出できるため、マッド性能を向上する。本実施形態の凹部23は、第4緩傾斜縁12aと第5緩傾斜縁13aとから溝底GBにかけて設けられている。
本実施形態の凹部23は、緩斜面24の端縁24aが、溝底GBよりもタイヤ半径方向の外側に位置している。このような凹部23は、センターブロック3の剛性を確保して、センターブロック3の過度の変形を抑制し、第1傾斜縁8及び第2傾斜縁9のせん断力を高めることができる。なお、凹部23は、このような態様に限定されるものではなく、深さがセンターブロック3の最大高さHaよりも小さくかつ一定の態様でもよい(図示省略)。
凹部23の最大深さD1は、好ましくは、センターブロック3の最大高さHaの50%〜80%である。凹部23の最大深さD1がセンターブロック3の最大高さHaの80%を超える場合、センターブロック3の剛性が過度に低下し、トラクションが低下するおそれがある。また、凹部23の最大深さD1がセンターブロック3の最大高さHaの50%未満の場合、泥を効果的に掴むことができなくなる恐れがある。
図1に示されるように、マッド性能、ウェット性能と操縦安定性能とをバランス良く高めるために、排土性に優れたセンターブロック3の踏面3a(図2に示す)の合計面積は、好ましくは、センター領域Cfの面積の50%〜60%であるのが望ましい。ここで、センター領域Cfは、タイヤ赤道Cの各側のセンターブロック3のタイヤ軸方向の外端(第3傾斜縁10の外端10e)間の領域である。また、センター領域Cfの面積は、溝5を全て埋めた場合に得られる踏面の面積である。
以上、本発明の実施形態について、詳述したが、本発明は例示の実施形態に限定されるものではなく、種々の態様に変形して実施し得るのは言うまでもない。
図1の基本パターンを有する四輪駆動車用のオールシーズンタイヤが、表1の仕様に基づき試作され、各試供タイヤのウェット性能、マッド性能及び偏摩耗性能がテストされた。各試供タイヤの主な共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
トレッド接地幅TW:240mm
センターブロックの高さ:15.6mm
ショルダーブロックの高さ:15.6mm
タイヤサイズ:37×12.50R17
リム:9.0JJ
内圧:100kPa
<ウェット性能>
各試供タイヤが、四輪駆動車の全輪に装着され、テストドライバーが、ウエット状態の舗装路面のテストコースを走行させた。このときの操縦安定性能及び排水性に関する走行特性が、テストドライバーの官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点で表示されている。数値が大きいほど良好である。
<マッド性能>
各試供タイヤが、四輪駆動車の全輪に装着され、テストドライバーが、泥濘路面のテストコースを走行させた。このときのトラクション及び排土性に関する走行特性が、テストドライバーの官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点で表示されている。数値が大きいほど良好である。
<偏摩耗性能>
各試供タイヤが、台上試験機に装着され、完全摩耗するまで、耐久試験が実施された。このときの偏摩耗(H/T摩耗)の発生度合が、先着側と後着側の摩耗量を測定することで評価された。結果は、比較例を3とする5段階の評点で表示されている。評点が高いほど良好である。
テストの結果などが表1に示される。
Figure 0006085317
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比べて、ウェット性能やマッド性能が向上していることが確認できた。また、実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比べて、偏摩耗(H/T摩耗)の発生度合が低いことが確認できた。
1 空気入りタイヤ
3 センターブロック
6 内側縁
6a 頂点
8 第1傾斜縁
9 第2傾斜縁
11 端部縁
17 溝壁面
18 階段状部分
C タイヤ赤道

Claims (8)

  1. トレッド部のタイヤ赤道の両側にそれぞれ複数のセンターブロックが設けられた空気入りタイヤであって、
    前記各センターブロックの踏面は、タイヤ赤道側を向く内側縁を有し、
    前記内側縁は、タイヤ赤道側の頂点からタイヤ軸方向外側に斜めにのびる第1傾斜縁と、前記頂点からタイヤ軸方向外側に前記第1傾斜縁とは逆向きで斜めにのびる第2傾斜縁とを有し、
    前記第2傾斜縁の前記頂点とは逆の端部には、タイヤ軸方向外側に前記第1傾斜縁と同じ向きで斜めにのびる端部縁が連なり、
    前記端部縁から溝底側に向かってのびる溝壁面は、階段状部分を含み、
    前記端部縁の長さは、タイヤ赤道から前記センターブロックのタイヤ軸方向の外端までのタイヤ軸方向距離の20%〜50%であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. トレッド部のタイヤ赤道の両側にそれぞれ複数のセンターブロックが設けられた空気入りタイヤであって、
    前記各センターブロックの踏面は、タイヤ赤道側を向く内側縁を有し、
    前記内側縁は、タイヤ赤道側の頂点からタイヤ軸方向外側に斜めにのびる第1傾斜縁と、前記頂点からタイヤ軸方向外側に前記第1傾斜縁とは逆向きで斜めにのびる第2傾斜縁とを有し、
    前記第2傾斜縁の前記頂点とは逆の端部には、タイヤ軸方向外側に前記第1傾斜縁と同じ向きで斜めにのびる端部縁が連なり、
    前記端部縁から溝底側に向かってのびる溝壁面は、階段状部分を含み、
    前記トレッド部は、タイヤ赤道の各側の前記センターブロックのタイヤ軸方向の外端間の領域であるセンター領域を有し、
    前記複数のセンターブロックの踏面の合計面積は、前記センター領域の面積の50%〜60%であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. トレッド部のタイヤ赤道の両側にそれぞれ複数のセンターブロックが設けられた空気入りタイヤであって、
    前記各センターブロックの踏面は、タイヤ赤道側を向く内側縁を有し、
    前記内側縁は、タイヤ赤道側の頂点からタイヤ軸方向外側に斜めにのびる第1傾斜縁と、前記頂点からタイヤ軸方向外側に前記第1傾斜縁とは逆向きで斜めにのびる第2傾斜縁とを有し、
    前記第2傾斜縁の前記頂点とは逆の端部には、タイヤ軸方向外側に前記第1傾斜縁と同じ向きで斜めにのびる端部縁が連なり、
    前記端部縁から溝底側に向かってのびる溝壁面は、階段状部分を含み、
    前記階段状部分は、その横断面において、前記踏面に対し15度以下の角度である水平部と、前記水平部よりも大きな角度でのびる立上り部とを含み、
    前記階段状部分は、前記溝底と前記立上り部との入隅である第1隅部、及び、前記水平部と前記立上り部との入隅である第2隅部が、それぞれ、円弧状に形成され、
    前記第1隅部の曲率半径は、前記第2隅部の曲率半径よりも大きいことを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. トレッド部のタイヤ赤道の両側にそれぞれ複数のセンターブロックが設けられた空気入りタイヤであって、
    前記各センターブロックの踏面は、タイヤ赤道側を向く内側縁を有し、
    前記内側縁は、タイヤ赤道側の頂点からタイヤ軸方向外側に斜めにのびる第1傾斜縁と、前記頂点からタイヤ軸方向外側に前記第1傾斜縁とは逆向きで斜めにのびる第2傾斜縁とを有し、
    前記第2傾斜縁の前記頂点とは逆の端部には、タイヤ軸方向外側に前記第1傾斜縁と同じ向きで斜めにのびる端部縁が連なり、
    前記端部縁から溝底側に向かってのびる溝壁面は、階段状部分を含み、
    前記階段状部分は、その横断面において、前記踏面に対し15度以下の角度である水平部と、前記水平部よりも大きな角度でのびる立上り部とを含み、
    前記階段状部分は、
    タイヤ赤道側に設けられた二つ以上の前記水平部を含む内側階段状部分と、
    タイヤ軸方向外側に設けられた二つ以上の前記水平部を含む外側階段状部分と、
    前記内側階段状部分と前記外側階段状部分との間に設けられた一つの前記水平部を有する中央階段状部分とを含むことを特徴とする空気入りタイヤ。
  5. 前記中央階段状部分の前記水平部は、前記内側階段状部分の最も溝底側の前記水平部及び前記外側階段状部分の最も溝底側の前記水平部と同じ高さに設けられている請求項記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記中央階段状部分の横断面において、前記水平部の水平長さが、前記第2傾斜縁の長さの15%以上である請求項4又は5記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記内側階段状部分と前記外側階段状部分とにおいて、
    前記溝底から1段目の前記水平部までの高さは前記センターブロックの最大高さ30%〜40%、
    1段目の前記水平部から2段目の前記水平部までの高さは前記センターブロックの最大高さの30%〜35%、
    2段目の前記水平部から前記踏面までの高さは前記センターブロックの最大高さの30%〜35%である請求項4乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記端部縁は、タイヤ軸方向に対して15度以上の角度で傾斜する請求項1乃至7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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