JP6077371B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の圧縮比を変更する圧縮比可変機構を備えた内燃機関の制御装置に関する。
一般的な内燃機関では、ノックの発生を検知するノックセンサを設け、ノックを検知した時に点火時期を変更することでノックを解消している。また、例えば特許文献1に記載されているように、アクセル操作量に基づいてドライバ(運転者)の意図する要求(エンジン)トルクを演算し、要求トルクに基づいてスロットル弁開度及び燃料噴射量を設定し、この設定したスロットル弁開度に応じた吸入空気量と燃料噴射量とでドライバの意図する要求トルクを実現している。
更に、例えば特許文献2には、吸気弁閉時期を可変制御する可変動弁機構と、ピストン上死点の変更により圧縮比を可変制御する圧縮比可変機構を備え、クランキング中の実圧縮比を、吸気弁閉時期の可変制御と圧縮比の可変制御とを組み合わせて最適に制御する制御装置が記載されている。
特許第3627532号明細書 特開2002−276446号公報
しかしながら、圧縮比可変機構を備えたエンジンでは、経時劣化等で燃焼室内にカーボンが付着して燃焼室内の容積が変化すると実際の圧縮比がずれる。このような変化に対しては、単純に負荷やエンジン回転数に応じて目標圧縮比を設定するだけでは圧縮比可変の効果を充分に使い切ることはできない。また、同一の負荷(吸入空気充填率)・回転条件において、圧縮比によってエンジンの発生トルクが異なるため、要求トルクに応じたトルク制御が困難となる。また、ノック制御で点火時期のみを制御すると出力トルクの低下を招いたり、トルクの向上が望めなかったりする。
すなわち、高圧縮比運転時でノックが発生しやすい条件では、点火時期の遅角によるトルク低下が大きくなる。これは、高圧縮比では要求点火時期が元々遅角側にあり、点火時期に対するトルク感度が高くなっているためである。一方、低圧縮比運転時でノックが発生しにくい条件では、MBT(Minimum spark advance for Best Torque:最適点火時期)で運転中にノックが発生していなければ点火時期を進角できるが、MBTより進角させてもトルクの増加は望めず、低下することすらある。
このように、圧縮比可変機構を備えた内燃機関において、目標圧縮比を負荷やエンジン回転数に応じて設定する場合、ノック発生時に点火時期による補正を行うだけでは圧縮比可変機構によるメリットを最大限に引き出せず、出力(燃費)の損失が生ずる。また、圧縮比可変機構を用いてノック制御を行うにしても、圧縮比可変機構は応答遅れが大きいため、必ずしも有効なノック制御ができない。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、圧縮比可変機構を備えた内燃機関において、内燃機関の運転状況に応じて点火時期と圧縮比を適切に制御できる内燃機関の制御装置を提供することにある。
本発明の内燃機関の制御装置は、ノックの発生を検知する検知手段と、点火時期を制御する制御手段と、内燃機関の圧縮比を変化させる圧縮比可変機構とを備える内燃機関の制御装置であって、ノック制御による点火時期補正量が進角側にある場合に、点火時期をノックが発生するまで進角させ、点火時期補正量から圧縮比アップ代を算出して、この圧縮比アップ代分圧縮比を上げ、実圧縮比の上昇に合わせて点火時期を遅角して、進角する前の点火時期に戻し、ノック制御による点火時期補正量が遅角側にある場合に、点火時期をノックの発生が停止するまで遅角させ、点火時期補正量から圧縮比ダウン代を算出して、この圧縮比ダウン代分圧縮比を下げ、実圧縮比の低下に合わせて点火時期を進角して、遅角する前の点火時期に戻す、ことを特徴とする。
本発明によれば、圧縮比可変機構を備えた内燃機関において、ノックの発生状態に応じて、圧縮比可変機構を制御して圧縮比を変更することで、その時のコンディションに応じた点火時期と圧縮比で運転することが可能となり、最大限に出力を引き出すことができる。
従って、圧縮比可変機構を備えた内燃機関において、内燃機関の運転状況に応じて点火時期と圧縮比を適切に制御できる内燃機関の制御装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る内燃機関の制御装置を示すもので、車両用エンジン(内燃機関)のシステム構成を示す概略図である。 図1に示した車両用エンジンのシステム構成において、ノック制御による点火時期補正量が進角側にある場合の圧縮比の補正量を算出するフローチャートである。 点火時期補正量が進角側にある場合の点火時期(ADV)と修正トルクとの関係を示す特性図である。 図1に示した車両用エンジンのシステム構成において、ノック制御による点火時期補正量が遅角側にある場合の圧縮比の補正量を算出するフローチャートである。 点火時期補正量が遅角側にある場合の点火時期(ADV)と修正トルクとの関係を示す特性図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る内燃機関の制御装置を示すもので、車両用エンジン(内燃機関)のシステム構成を示す概略図である。
エンジン1の各気筒の燃焼室2には、吸気系のエアクリーナ3から、過給機4の吸気コンプレッサ5、インタークーラ6、電制スロットル弁7、及び吸気マニホールド8を経て空気が吸入される。燃料供給系は、所定の圧力に調整された燃料を気筒毎に吸気マニホールド8のブランチ部に(又は燃焼室2内に直接)噴射供給可能な燃料噴射弁9を備えて構成され、各気筒に所定のタイミングにて燃料噴射がなされ、燃焼室2内で点火プラグ10により点火されて燃焼する。燃焼後の排気は、排気系の排気マニホールド11、過給機4の排気タービン12、排気浄化触媒13を経て排出される。
上記電制スロットル弁7、燃料噴射弁9及び点火プラグ10の作動は、エンジンコントロールユニット(以下ECUという)20により制御する。
この制御のために、ECU20に、エンジン回転に同期したクランク角信号を発生し、これによりエンジン回転数Neを検出可能なクランク角センサ21、アクセル開度(アクセルペダルの踏込み量)APOを検出するアクセル開度センサ22、燃料噴射弁9の開度TVOを検出するスロットル開度センサ23、吸入空気量Qaを検出するエアフローメータ24、エンジン水温Twを検出する水温センサ25、吸気温Taを検出する吸気温センサ26、ノック検知手段としてエンジン1の振動より特定周波数成分のノック振動のレベルを検出するノックセンサ27、排気中の酸素濃度に応じて燃焼混合気の空燃比をリニアに検出する広域型の空燃比センサ28の信号を入力している。
ここにおいて、ECU20では、通常、アクセル開度APOに基づいて目標スロットル開度tTVOを設定し、この目標スロットル開度tTVOを得るように電制スロットル弁7の開度を制御する。
また、吸入空気量Qaとエンジン回転数Neとから基本燃料噴射量Tp=K×Qa/Ne(Kは定数)を算出し、更に各種補正係数COEFにより補正して、最終的な燃料噴射量Ti=Tp×COEFを算出し、このTiに対応するパルス幅の燃料噴射パルス信号を気筒毎に所定のタイミングで燃料噴射弁9に出力して、燃料噴射を行わせる。
また、主にエンジン回転数Neと負荷Te(例えば吸入空気量Qa、基本燃料噴射量Tp、アクセル開度APO、スロットル開度TVO)とに基づいて基本点火時期MADVを設定し、更に、ノックセンサ27により検出されるノックの発生状況に応じて点火時期と圧縮比を関係づけた補正を施すなどして、最終的な点火時期ADVを設定し、当該点火時期ADVにて点火プラグ10の点火動作を行わせる。
更に、このエンジン1は、圧縮比可変機構100を備えており、この圧縮比可変機構100は、例えばピストンの上死点位置を変えることにより圧縮比を変更可能に構成されている。この圧縮比可変機構100を用いた圧縮比の制御は、基本的には、エンジン回転数Neと負荷Te(例えば吸入空気量Qa、基本燃料噴射量Tp、アクセル開度APO、スロットル開度TVO)とに基づいて圧縮比を設定する。そして、設定された圧縮比となるように、アクチュエータ(モータ)等を制御して、コントロールシャフトの回転位置を変化させる(複リンク式圧縮比可変機構の場合)。
上記のような基本的な圧縮比の設定に加えて、全開付近での運転領域においては、ノックの発生しない(又は軽微なノックが発生している)範囲で、MBT近傍の点火時期で運転可能な圧縮比となるように制御することで、その時のコンディションに応じた最適な点火時期と圧縮比で運転する。
なお、実圧縮比は、ロータリーエンコーダ29等により、例えば上記コントロールシャフトの回転位置を検出することで検出可能である。
次に、ノック制御による点火時期補正量(点火時期の変化量)が進角側にある場合と、遅角側にある場合に分けて圧縮比の変更動作について詳しく説明する。
図2は、上記図1に示した車両用エンジンのシステム構成において、ノック制御による点火時期補正量が進角側にある場合、圧縮比の補正量を算出するフローチャートである。また、図3はこの時の点火時期(ADV)と修正トルクとの関係を示している。
本例は、ノックの発生しにくいコンディションの場合に対応し、具体的には吸気温度や機関温度(油水温)が低い状態、あるいは湿度が高い状態、及びガソリンのオクタン価が高い場合になどの条件である。
ステップS101では、ノック制御領域か否かを判定する。
ノック制御領域であると判定されると、ステップS102でノックが発生していないか判定する。
ステップS101でノック制御領域でないと判定された場合やステップS102でノックが発生していると判定された場合には処理を終了する。
ノックが発生していない場合には、ステップS103で点火時期を所定値進角させ、ステップS104でノックが発生していないか判定する。
そして、ステップS104でノックが発生していないと判定されると、ステップS103に戻って点火時期を所定値進角させ、ノックが発生するまで点火時期を進角させる。
ノックが発生すると、ステップS105に進み、元の点火時期からの進角量を算出する。
ステップS106では、算出した進角量が所定値以上であるか否かを判定する。
ステップS106で進角量が所定値以上であると判定されると、ステップS107で点火時期進角量から圧縮比アップ代を算出する。このように、ノック制御による点火時期補正量が進角側にある場合(ノックが発生しにくい)、点火時期補正量から圧縮比アップ代を算出する。この圧縮比アップ代は、次式(1)で表すことができる。
圧縮比アップ代=ノック点火時期補正量×補正係数…(1)
ここで、補正係数(実験的に求めた感度)は、圧縮比と点火時期の相関を表しており、例えば圧縮比1に対して点火時期5degである。よって、例えば5deg進角させたときにノックが発生したとすると、圧縮比εを1上げることができる。すなわち、
圧縮比アップ代=5deg×1/5=1
である。
次のステップS108では、圧縮比アップ代を目標圧縮比へ反映し、圧縮を目標へ制御する。
そして、ステップS109で、実圧縮比の変化に合わせて元の点火時期まで遅角し、処理を終了する。点火時期の変更速度は、圧縮比の変更速度に比べて充分に早いので、実圧縮比の変化に合わせて点火時期を制御できる。
具体的には、例えば図3に示すように、圧縮比が11(ε=11)で、MBTで運転中に、ノック制御によりMBTよりも5deg進角した点火時期S1でトレースノックが発生したとすると、このノック点火時期補正量から圧縮比アップ代を算出し、算出した圧縮比アップ代分圧縮比を上げ、点火時期を圧縮比の上昇に合わせて元に戻す。本例では、圧縮比を1増大させることができるので、圧縮比を12(ε=12)にして点火時期を5deg遅角させた点火時期S2に設定する。このように圧縮比を上げることで、図3に示すようにトルクを向上させることができる。
従って、圧縮比可変機構を備えた内燃機関において、全開付近での運転領域において、ノックの発生しない、または軽微なノックが発生している範囲でMBT近傍の点火時期で運転可能な圧縮比となるように制御できる。
図4は、上記図1に示した車両用エンジンのシステム構成において、ノック制御による点火時期補正量が遅角側にある場合、圧縮比の補正量を算出するフローチャートである。また、図5はこの時の点火時期(ADV)と修正トルクとの関係を示している。
本例は、ノックが発生しやすいコンディションの場合に対応し、具体的には吸気温度や機関温度(油水温)が高い状態、あるいは湿度が低い状態、及びガソリンのオクタン価が低い場合になどの条件である。
ステップS201では、ノック制御領域か否かを判定する。
ノック制御領域であると判定されると、ステップS102でノックが発生しているか判定する。
ステップS201でノック制御領域でないと判定された場合やステップS202でノックが発生していないと判定された場合には処理を終了する。
ノックが発生している場合には、ステップS203で点火時期を所定値遅角させ、ステップS204でノックが発生していないか判定する。
そして、ステップS204でノックが発生していると判定されると、ステップS203に戻って点火時期を所定値遅角させ、ノックが発生しなくなるまで点火時期を遅角させる。この際、点火時期に対する感度が大きいため、ノックが出ないところまで遅角させるとトルクの低下が大きくなり、トルクが落ちたところで制御することになる。
ノックが停止すると、ステップS205に進み、元の点火時期からの遅角量を算出する。
ステップS206では、算出した遅角量が所定値以上であるか否かを判定する。
ステップS206で遅角量が所定値以上であると判定されると、ステップS207で点火時期遅角量から圧縮比ダウン代を算出する。このように、ノック制御による点火時期補正量が遅角側にある場合(ノックが発生している)には、点火時期補正量から圧縮比ダウン代を算出する。この圧縮比ダウン代は、次式(2)で表すことができる。
圧縮比ダウン代=ノック点火時期補正量×補正係数…(2)
ここで、補正係数(実験的に求めた感度)は、圧縮比と点火時期の相関を表しており、例えば圧縮比1に対して点火時期−5degである。よって、例えば5deg遅角させたときにノックが停止したとすると、圧縮比εを1下げることができる。すなわち、
圧縮比ダウン代=−5deg×1/5=−1
である。
次のステップS208では、圧縮比ダウン代を目標圧縮比へ反映し、圧縮を目標へ制御する。
そして、ステップS209で、実圧縮比の変化に合わせて元の点火時期まで進角し、処理を終了する。点火時期の変更速度は、圧縮比の変更速度に比べて充分に早いので、実圧縮比の変化に合わせて点火時期を制御できる。
具体的には、例えば図5に示すように、圧縮比が12(ε=12)でトレースノックが発生している場合、ノック制御により点火時期を遅角させ、MBTよりも5deg遅角した点火時期S3でトレースノックが停止したとすると、圧縮比が高いと点火時期に対してトルクの低下の傾斜が急峻なためトルクの低下が激しくなる。そこで、このノック点火時期補正量から圧縮比ダウン代を算出し、算出した圧縮比ダウン代分圧縮比を下げ、点火時期を圧縮比低下に合わせて元に戻す。本例では、圧縮比εを1低下させることができるので、圧縮比を11(ε=11)に下げて点火時期を5deg進角させた点火時期S4に設定する。このように圧縮比を下げることで、図5に示すようにトルクを向上させることができる。
従って、圧縮比可変機構を備えた内燃機関において、全開付近での運転領域において、ノックの発生しない(または軽微なノックが発生している)範囲でMBT近傍の点火時期で運転可能な圧縮比となるように制御できる。
なお、上記実施形態では、圧縮比可変機構をノックセンサによるノックの検出で制御するようにしたが、有効(実)圧縮比、新気量、残ガス量、圧縮温度、及びノック感度のいずれか、または複数の組み合わせにより制限したり補正量を増減したりするようにしても良い。更に、点火時期の変更速度は、圧縮比の変更速度に比べて充分に早いので、過補正でノックが発生した時には点火時期の制御を行うようにしても良い。
また、トルク向上のための制御に着目して説明したが、必ずしも実圧縮目標を目標圧縮比に設定する必要はなく、要求される特性に応じて実圧縮目標を目標圧縮比より低くすることもできる。
上記のような構成によれば、ノックの発生状態に応じて、MBTで運転可能な圧縮比となるように制御することで、その時のコンディション、例えば温度、湿度等の環境、ガソリンのオクタン価等に応じた最適な点火時期と圧縮比で運転することが可能となり、最大限に出力を引き出すことができる。これによって、加速性能向上や燃費向上が期待できる。
1…エンジン(内燃機関)、20…ECU(制御手段)、27…ノックセンサ(検知手段)、100…圧縮比可変機構(可変機構)

Claims (2)

  1. ノックの発生を検知する検知手段と、点火時期を制御する制御手段と、内燃機関の圧縮比を変化させる圧縮比可変機構とを備える内燃機関の制御装置であって、
    ノック制御による点火時期補正量が進角側にある場合に、点火時期をノックが発生するまで進角させ、点火時期補正量から圧縮比アップ代を算出して、この圧縮比アップ代分圧縮比を上げ、実圧縮比の上昇に合わせて点火時期を遅角して、進角する前の点火時期に戻し、
    ノック制御による点火時期補正量が遅角側にある場合に、点火時期をノックの発生が停止するまで遅角させ、点火時期補正量から圧縮比ダウン代を算出して、この圧縮比ダウン代分圧縮比を下げ、実圧縮比の低下に合わせて点火時期を進角して、遅角する前の点火時期に戻す、ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記点火時期の変化量が所定の進角度または遅角度に満たない場合は、前記圧縮比可変機構による圧縮比の変更を行わないことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
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