JP6075852B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに関する。詳しくは排気の一部を吸気に還流させるエンジンに関する。
従来、排気の一部を吸気に還流させるEGR装置(排気再循環システム)を設けたエンジンが知られている。EGR装置によって吸気に酸素濃度の低い排気(EGRガス)を還流させることで燃焼温度を低下させ、窒素酸化物の発生を抑制するものである。吸気に還流させるEGRガス重量(目標EGRガス流量)は、吸気圧力と排気圧力との差圧、及びEGRガス重量を調整するEGR弁の開度に基づいて目標流量マップから算出される。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載のEGR装置は、単一の目標流量マップからEGRガス重量が算出される。つまり、EGRガス重量は、差圧とEGR弁の開度とから一義的に算出される。しかし、エンジンの運転状態は、差圧とEGR弁の開度とから一義的に定まらない。つまり、エンジンの運転状態が異なっていても差圧と開度とがそれぞれ等しければ同一のEGRガス重量が算出される。従って、エンジンの運転状態によっては実際のEGRガス重量と算出されたEGRガス重量との誤差が拡大し、EGR装置による窒素酸化物の発生を抑制する効果が十分発揮されない場合があった。
特開2012−31740号公報
本発明は、以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、運転状態に基づいたEGRガス重量を算出することができるエンジンの提供を目的とする。
次に、該課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、排気の一部をEGRガスとして吸気に還流させるEGR装置を備えるエンジンであって、EGRガス重量を制限するEGR弁と、エンジンの吸気圧と排気圧との差であるEGR差圧を検出する差圧検出手段と、EGR弁のEGR弁開度を変更してEGRガス重量を調整する制御装置を具備し、前記制御装置は、前記EGR弁開度と前記EGR差圧とからEGR装置の有効通路断面積を算出する有効通路断面積マップを複数備え、前記吸気圧と前記排気圧との圧力比である吸排気圧力比と、排気圧とに基づいて、前記吸排気圧力比と所定値との大小を判定し、前記排気圧と所定値との大小を判定し、前記判定結果に基づいて、前記複数の有効通路断面積マップから一の有効通路断面積マップを選択し、複数の有効通路断面積マップのうち選択された一の有効通路断面積マップから有効通路断面積を算出するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、複数の有効通路断面積マップの中からエンジンの運転状態に対応した有効通路断面積マップが選択され、その有効通路断面積マップから有効通路断面積が算出される。これにより、運転状態に基づいたEGRガス重量を算出することができる。
本発明に係るエンジンの構成を示した概略図。 本発明に係るエンジンの選択マップを示す図。 本発明に係るエンジンの所定条件におけるEGR装置の有効通路断面積を示す図。 本発明に係るエンジンの第一実施形態におけるEGR装置の有効通路断面積を算出する制御態様を表すフローチャートを示す図。 本発明に係るエンジンの同一差圧の場合の各所定条件におけるEGR装置の有効通路断面積を示す図。 本発明に係るエンジンの第二実施形態におけるEGR装置の有効通路断面積の閾値を示す図。 本発明に係るエンジンの第二実施形態におけるEGR装置の有効通路断面積を算出する制御態様を表すフローチャートを示す図。
以下に、図1を用いて、本発明の第一実施形態に係るエンジン1について説明する。
図1に示すように、エンジン1は、ディーゼルエンジン1であり、本実施形態においては、四つの気筒3・3・3・3を有する直列四気筒エンジン1である。
エンジン1は、吸気管2を介して気筒3の内部に供給される吸気と、燃料噴射弁4・4・4・4から気筒3の内部に供給される燃料とを、気筒3・3・3・3の内部において混合して燃焼させることで出力軸を回転駆動させる。エンジン1は、燃料の燃焼により発生する排気を、排気管5を介して外部へ排出する。
エンジン1は、エンジン回転数検出センサー6、燃料噴射弁の噴射量検出センサー7、EGR装置8、及び制御装置であるECU15を具備する。
エンジン回転数検出センサー6は、エンジン1の回転数Nを検出するものである。エンジン回転数検出センサー6は、センサーとパルサーとから構成され、エンジン1の出力軸に設けられる。なお、本実施形態において、エンジン回転数検出センサー6をセンサーとパルサーとから構成しているが、回転数Nを検出することができるものであればよい。
噴射量検出センサー7は、燃料噴射弁から噴射される燃料の噴射量Fを検出するものである。噴射量検出センサー7は、図示しない燃料供給管の途中部に設けられる。噴射量検出センサー7は、流量センサーから構成される。なお、本実施形態において、噴射量検出センサー7を流量センサーで構成しているがこれに限定するものでなく、燃料の噴射量Fを検出できるものであればよい。
EGR装置8は、排気の一部を吸気に還流するものである。EGR装置8は、EGR管9、EGR弁10、吸気圧検出センサー11、排気圧検出センサー12、EGRガス温度検出センサー13、開度検出センサー14、EGR制御部であるECU15を具備する。
EGR管9は、排気を吸気管2に案内するための管である。EGR管9は、吸気管2と排気管5とを連通するように設けられる。これにより、排気管5を通過する排気の一部がEGR管9を通じて吸気管2に案内される。すなわち、排気の一部がEGRガスとして吸気に還流可能に構成される(以下、単に「EGRガス」と記す)。
EGR弁10は、EGR管9を通過するEGRガスの流量を制限するものである。EGR弁10は、ノーマルクローズドタイプの電磁式流量制御弁から構成される。EGR弁10は、EGR管9の途中部に設けられる。EGR弁10は、後述のECU15からの信号を取得してEGR弁10の開度を変更することができる。なお、本実施形態において、EGR弁10をノーマルクローズドタイプの電磁式流量制御弁から構成しているが、EGRガスの流量を制限することができるものであればよい。
差圧検出手段を構成する吸気圧検出センサー11は、吸気圧P1を検出するものである。吸気圧検出センサー11は、吸気圧P1を検出可能な吸気管2の途中部に配置される。同様に、差圧検出手段を構成する排気圧検出センサー12は、排気圧P2を検出するものである。排気圧検出センサー12は、排気圧P2を検出可能な排気管5の途中部に配置される。
EGRガス温度検出センサー13は、EGRガス温度Tegrを検出するものである。EGRガス温度検出センサー13は、熱電対から構成される。EGRガス温度検出センサー13は、EGRガス温度Tegrが検出可能なEGR管9の途中部に配置される。なお、本実施形態において、EGRガス温度検出センサー13を熱電対から構成しているが、EGRガス温度Tegrを検出することができるものであればよい。
開度検出センサー14は、EGR弁開度Gを検出するものである。開度検出センサー14は、位置検出センサーから構成される。開度検出センサー14は、EGR弁10に設けられる。なお、本実施形態において、開度検出センサー14を位置検出センサーから構成しているが、EGR弁開度Gを検出することができるものであればよい。
ECU15は、エンジン1を制御するものである。具体的には、エンジン1本体やEGR装置8を制御する。ECU15には、エンジン1の制御を行うための種々のプログラムやデータが格納される。ECU15は、CPU、ROM、RAM、HDD等がバスで接続される構成であってもよく、あるいはワンチップのLSI等からなる構成であってもよい。
ECU15は、燃料噴射弁4・4・4・4と接続され、燃料噴射弁4・4・4・4を制御することが可能である。
ECU15は、エンジン回転数検出センサー6に接続され、エンジン回転数検出センサー6が検出する回転数Nを取得することが可能である。
ECU15は、噴射量検出センサー7に接続され、噴射量検出センサー7が検出する噴射量Fを取得することが可能である。
ECU15は、EGR弁10と接続され、EGR弁10の開閉を制御することが可能である。
ECU15は、差圧検出手段である吸気圧検出センサー11及び排気圧検出センサー12に接続され、吸気圧検出センサー11が検出する吸気圧P1及び排気圧検出センサー12が検出する排気圧P2を取得し、EGR差圧ΔP、吸排気圧力比πを算出することが可能である。
ECU15は、EGRガス温度検出センサー13に接続され、EGRガス温度検出センサー13が検出するEGRガス温度Tegrを取得することが可能である。
ECU15は、開度検出センサー14に接続され、開度検出センサー14が検出するEGR弁開度Gを取得することが可能である。
ECU15には、EGR弁開度GとEGR差圧ΔPとに基づいてEGR装置8の有効通路断面積Aredを算出するための有効通路断面積マップM1・M2・・Mn(本実施形態においては、有効通路断面積マップM1・M2・M3・M4)が格納される。また、回転数Nと噴射量Fとに基づいて有効通路断面積マップM1・M2・M3・M4のうち一の有効通路断面積マップMxを選択するための選択マップMyが格納される。
ECU15は、取得した回転数N及び噴射量Fに基づいて選択マップMyから一の有効通路断面積マップMxを選択することが可能である。吸気圧P1、排気圧P2、EGRガス温度Tegr、EGR弁開度G、に基づいて選択した一の有効通路断面積マップMxから有効通路断面積Aredを算出し、EGR弁10の開閉を制御することが可能である。
以下では、図2から図4を用いて、本発明の第一実施形態に係るエンジン1のEGR装置8におけるEGRガス重量Megrを算出するための制御態様について説明する。
ECU15は、取得した吸気圧P1及び排気圧P2に基づいて以下の数1に示すEGR差圧ΔPを算出し、以下の数2に示す吸排気圧力比πを算出する。次に、図2に示すように、ECU15は、取得した回転数N及び噴射量Fに基づいて選択マップMyから有効通路断面積マップMxを選択する。さらに、図3に示すように、ECU15は、算出したEGR差圧ΔP及び取得したEGR弁開度Gに基づいて選択した有効通路断面積マップMxから有効通路断面積Aredを算出する。そして、ECU15は、取得した排気圧P2及びEGRガス温度Tegr、算出した吸排気圧力比π及び有効通路断面積Ared、定数である排気比熱κ及び気体定数Rに基づいて以下の数3に示すEGRガス重量Megrを算出する。
Figure 0006075852
Figure 0006075852
Figure 0006075852
次に、エンジン1のEGR装置8におけるEGRガス重量Megrを算出する制御態様について具体的に説明する。
図4に示すように、ステップS110において、ECU15は、エンジン回転数検出センサー6が検出する回転数N、噴射量検出センサー7が検出する噴射量F、開度検出センサー14が検出するEGR弁開度G、吸気圧検出センサー11が検出する吸気圧P1及び排気圧検出センサー12が検出する排気圧P2、及びEGRガス温度検出センサー13が検出するEGRガス温度Tegrを取得し、ステップをステップS120に移行させる。
ステップS120において、ECU15は、取得した吸気圧P1及び排気圧P2からEGR差圧ΔPと吸排気圧力比πとを算出し、ステップをステップS130に移行させる。
ステップS130において、ECU15は、取得した回転数N及び噴射量Fに基づいて選択マップMyから一の有効通路断面積マップMxを選択し、ステップをステップS140に移行させる。
ステップS140において、ECU15は、算出したEGR差圧ΔP及び取得したEGR弁開度Gに基づいて有効通路断面積マップMxから有効通路断面積Aredを算出し、ステップをステップS150に移行させる。
ステップS150において、ECU15は、取得した吸気圧P1、EGRガス温度Tegr、算出した吸排気圧力比π、有効通路断面積Ared、定数である排気比熱κ及び気体定数RからEGRガス重量Megrを算出し、算出したEGRガス重量Megrに基づいてEGR弁開度Gを制御する。ECU15は、ステップをステップS110に移行させる。
すなわち、図5に示すように、EGR装置8は、エンジン1の回転数N及び噴射量Fの状態が異なる場合、EGR差圧ΔP及びEGR弁開度Gが同一であっても有効通路断面積Aredが異なる値となる場合がある。従って、ECU15は、回転数N及び噴射量Fの状態に基づいて最適な有効通路断面積マップMxを選択するように制御を行う(図2参照)。
これにより、エンジン1の運転状態が異なっていてもEGR差圧ΔP及びEGR弁開度Gに基づいてEGRガス重量Megrが算出される。従って、EGR装置8による窒素酸化物の発生を抑制する効果が適切に発揮される。
以上の如く、本発明の第一実施形態に係るエンジン1は、排気の一部をEGRガスとして吸気に還流させるEGR装置8を備えるエンジン1であって、EGRガス重量Megrを制限するEGR弁10と、吸気圧P1と排気圧P2との差圧を検出する差圧検出手段である吸気圧検出センサー11及び排気圧検出センサー12と、EGR弁10のEGR弁開度Gを変更してEGRガス重量Megrを調整する制御装置であるECU15を具備し、ECU15は、EGR弁開度GとEGR差圧ΔPとからEGR装置8の有効通路断面積Aredを算出する有効通路断面積マップMxを複数備え、複数の有効通路断面積マップM1・M2・M3・M4のうち選択された一の有効通路断面積マップMxから有効通路断面積Aredを算出するものである。
また、ECU15は、エンジン1の回転数Nと噴射量Fとに基づいて複数の有効通路断面積マップM1・M2・M3・M4から一の有効通路断面積マップMxを選択するものである。
このように構成することにより、複数の有効通路断面積マップM1・M2・M3・M4の中からエンジン1の運転状態に対応した有効通路断面積マップMxが選択される。これにより、運転状態に基づいたEGRガス重量Megrを算出することができる。
次に、図1、図6及び図7を用いて、本発明に係るエンジン1の第二実施形態であるエンジン1について説明する。なお、以下の実施形態において、既に説明した実施形態と同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
図1に示すように、ECU15は、排気圧P2と吸排気圧力比πとに基づいてEGR装置8の有効通路断面積Aredを算出するための有効通路断面積マップM1・M2・・Mn(本実施形態においては、有効通路断面積マップM1・M2・M3・M4)のうち一の有効通路断面積マップMxを選択することが可能である。
以下では、本発明の第一実施形態に係るエンジン1のEGR装置8におけるEGRガス重量Megrを算出するための制御態様について説明する。
図6に示すように、ECU15は、取得した排気圧P2及び算出した吸排気圧力比πに基づいてEGR装置8の有効通路断面積Aredを算出するために適した有効通路断面積マップMxを選択する。具体的には、ECU15は、吸排気圧力比πが所定値Xよりも大きく、排気圧P2が所定値Yよりも大きい場合(図6における領域D)、有効通路断面積マップM4を選択する。また、ECU15は、吸排気圧力比πが所定値Xよりも大きく、排気圧P2が所定値Y以下である場合(図6における領域C)、有効通路断面積マップM3を選択する。また、ECU15は、吸排気圧力比πが所定値X以下であり、排気圧P2が所定値Yよりも大きい場合(図6における領域B)、有効通路断面積マップM2を選択する。また、ECU15は、吸排気圧力比πが所定値X以下であり、排気圧P2が所定値Y以下である場合(図6における領域A)、有効通路断面積マップM1を選択する。
次に、エンジン1のEGR装置8におけるEGRガス重量Megrを算出するための制御態様について具体的に説明する。
ステップ110からステップ120において、ECU15は、上述した制御と同一の制御を行う。
ステップS131において、ECU15は、吸排気圧力比πが所定値Xよりも大きいか否か判定する。その結果、吸排気圧力比πが所定値Xよりも大きいと判定した場合、ECU15はステップをステップS132に移行させる。一方、吸排気圧力比πが所定値Xよりも大きくないと判定した場合、ECU15はステップをステップS232に移行させる。
ステップS132において、ECU15は、排気圧P2が所定値Yよりも大きいか否か判定する。その結果、排気圧P2が所定値Yよりも大きいと判定した場合、ECU15はステップをステップS133に移行させる。一方、排気圧P2が所定値Yよりも大きくないと判定した場合、ECU15はステップをステップS433に移行させる。
ステップS133において、ECU15は、有効通路断面積マップM4を選択し、ステップをステップS140に移行させる。
ステップS140からステップ150において、ECU15は、上述した制御と同一の制御を行う。
ステップS232において、ECU15は、排気圧P2が所定値Yよりも大きいか否か判定する。その結果、排気圧P2が所定値Yよりも大きいと判定した場合、ECU15はステップをステップS233に移行させる。一方、排気圧P2が所定値Yよりも大きくないと判定した場合、ECU15はステップをステップS333に移行させる。
ステップS233において、ECU15は、有効通路断面積マップM2を選択し、ステップをステップS140に移行させる。
ステップS333において、ECU15は、有効通路断面積マップM1を選択し、ステップをステップS140に移行させる。
ステップS433において、ECU15は、有効通路断面積マップM3を選択し、ステップをステップS140に移行させる。
以上の如く、本発明の第二実施形態に係るエンジン1は、ECU15は、吸気圧P1と排気圧P2との吸排気圧力比πと、排気圧P2とに基づいて複数の有効通路断面積マップM1・M2・M3・M4から一の有効通路断面積マップMxを選択するものである。このように構成することにより、複数の有効通路断面積マップM1・M2・M3・M4の中からエンジン1の運転状態に対応した有効通路断面積マップMxが選択される。これにより、運転状態に基づいたEGRガス重量Megrを算出することができる。
1 エンジン
8 EGR装置
10 EGR弁
11 吸気圧検出センサー
12 排気圧検出センサー
15 ECU
Megr EGRガス重量
G EGR弁開度
ΔP EGR差圧
Ared 有効通路断面積
Mx 有効通路断面積マップ

Claims (1)

  1. 排気の一部をEGRガスとして吸気に還流させるEGR装置を備えるエンジンであって、
    EGRガス重量を制限するEGR弁と、
    エンジンの吸気圧と排気圧との差であるEGR差圧を検出する差圧検出手段と、
    EGR弁のEGR弁開度を変更してEGRガス重量を調整する制御装置を具備し、
    前記制御装置は、
    前記EGR弁開度と前記EGR差圧とからEGR装置の有効通路断面積を算出する有効通路断面積マップを複数備え、
    前記吸気圧と前記排気圧との圧力比である吸排気圧力比と、排気圧とに基づいて、前記吸排気圧力比と所定値との大小を判定し、前記排気圧と所定値との大小を判定し、
    前記判定結果に基づいて、前記複数の有効通路断面積マップから一の有効通路断面積マップを選択し、
    複数の有効通路断面積マップのうち選択された一の有効通路断面積マップから有効通路断面積を算出する
    エンジン。
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