JP6072625B2 - エレベータ安全装置およびエレベータ制御方法 - Google Patents

エレベータ安全装置およびエレベータ制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、エレベータ安全装置およびエレベータ制御方法に関し、特に、エレベータの異常時にかごを制動させて停止させるためのエレベータ安全装置およびエレベータ制御方法に関する。
近年、エレベータの運行において、かごのドアが開いた状態でエレベータが走行する戸開走行などのエレベータの異常を検出した場合に、エレベータ制御装置を遮断してエレベータを停止させるためのエレベータ安全装置を設けることが、安全基準で義務付けられている。
一般的に、エレベータ安全装置においては、異常の検出に応じて動作する複数のスイッチが設けられており、それらのスイッチのうち、少なくとも1つのスイッチが動作すると、エレベータ制御のための信号が発生され、エレベータが停止される。しかしながら、スイッチが長時間閉じたまま又は開いたままとなり、接点に溶着が生じると、接点が開閉できず、エレベータの停止が不可能となる可能性がある。そのため、スイッチの溶着監視が必要となるが、スイッチの溶着は回路遮断時にしか検出できないため、エレベータの異常走行を検出した際の回路遮断時に検出する方法が一般的である。しかしながら、このとき、万一、溶着が発生している場合には、エレベータの停止が不可能になってしまうという可能性がある。
そこで、特許文献1では、エレベータの異常を検出した場合あるいはかごの停止を検出した場合に、複数のスイッチの1つに遮断指令を出力し、一定時間後に別のスイッチに遮断指令を出力していくとともに、次回遮断時には最初に遮断指令を出力するスイッチを前回とは切り替えることにより、事前に接点溶着検出を行い、信頼性を向上させることが提案されている。
また、特許文献2では、通常運転時にかごが停止階で停止するタイミングを利用して、安全リレー主接点の動作試験を行うようにし、通常運転に支障を来すことなく安全リレー主接点の異常を検出することが提案されている。
特開2011−63419号公報 国際公開第2005/082765号パンフレット
エレベータ安全装置はフェールセーフとなる設計が求められるため、特許文献1および2のエレベータ安全装置において、停電時に予備電源を用いてかごを移動させようとしても、エレベータ安全装置により予備電源からの電力も遮断され、かごの移動ができない可能性が想定される。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたものであり、停電時は予備電源を用いたかごの移動を妨害せぬよう一定時間後にかごを制動させ、電源遮断時は直ちにかごを制動させるエレベータ安全装置およびエレベータ制御方法を得ることを目的としている。
本発明は、エレベータのかごを巻上機を用いて駆動制御するエレベータ制御装置の動作とは独立して、前記かごを停止させる制動装置と、主電源からの電力を供給する電源供給回路に設けられ、前記電源供給回路を遮断する電源遮断器と、前記電源遮断器の遮断状態を検知する遮断状態検知部と、前記主電源から供給される電力の喪失を検知する電力喪失検知部と、前記主電源からの電力を用いて蓄電を行う予備電源としての蓄電装置と、前記蓄電装置から前記制動装置へ電力を供給する予備電源供給回路と、前記主電源から前記蓄電装置への切り替えを制御する回路切替装置とを備え、前記電力喪失検知部が前記主電源からの電力喪失を検知したときに、前記遮断状態検知部が前記電源遮断器の遮断を有りと検知した場合は、前記回路切替装置は、前記主電源から前記蓄電装置への切り替えを行わず、前記遮断状態検知部が前記電源遮断器の遮断を無しと検知した場合は、前記回路切替装置は、前記主電源から前記蓄電装置への切り替えを行い、前記回路切替装置は、前記電源供給回路に並列に接続された電源喪失検出リレー及び遅延動作型電源喪失検出リレーを有し、前記電源遮断器の前記遮断により前記主電源からの電力供給が遮断された場合は、前記電源喪失検出リレーによりそれを検知して、前記主電源から前記蓄電装置への切り替えを行うことなく、前記制動装置により直ちに前記かごを制動させ、前記電源遮断器の前記遮断無しに前記主電源からの電力供給が喪失した場合は、前記遅延動作型電源喪失検出リレーによりそれを検知し、前記遅延動作型電源喪失検出リレーのメーク接点が動作するまでの一定時間の間、電力源を前記主電源から前記蓄電装置に切り替えて、前記かごの移動を可能にし、前記一定時間経過後に前記制動装置により前記かごを制動させるエレベータ安全装置である。
本発明は、エレベータのかごを巻上機を用いて駆動制御するエレベータ制御装置の動作とは独立して、前記かごを停止させる制動装置と、主電源からの電力を供給する電源供給回路に設けられ、前記電源供給回路を遮断する電源遮断器と、前記電源遮断器の遮断状態を検知する遮断状態検知部と、前記主電源から供給される電力の喪失を検知する電力喪失検知部と、前記主電源からの電力を用いて蓄電を行う予備電源としての蓄電装置と、前記蓄電装置から前記制動装置へ電力を供給する予備電源供給回路と、前記主電源から前記蓄電装置への切り替えを制御する回路切替装置とを備え、前記電力喪失検知部が前記主電源からの電力喪失を検知したときに、前記遮断状態検知部が前記電源遮断器の遮断を有りと検知した場合は、前記回路切替装置は、前記主電源から前記蓄電装置への切り替えを行わず、前記遮断状態検知部が前記電源遮断器の遮断を無しと検知した場合は、前記回路切替装置は、前記主電源から前記蓄電装置への切り替えを行い、前記回路切替装置は、前記電源供給回路に並列に接続された電源喪失検出リレー及び遅延動作型電源喪失検出リレーを有し、前記電源遮断器の前記遮断により前記主電源からの電力供給が遮断された場合は、前記電源喪失検出リレーによりそれを検知して、前記主電源から前記蓄電装置への切り替えを行うことなく、前記制動装置により直ちに前記かごを制動させ、前記電源遮断器の前記遮断無しに前記主電源からの電力供給が喪失した場合は、前記遅延動作型電源喪失検出リレーによりそれを検知し、前記遅延動作型電源喪失検出リレーのメーク接点が動作するまでの一定時間の間、電力源を前記主電源から前記蓄電装置に切り替えて、前記かごの移動を可能にし、前記一定時間経過後に前記制動装置により前記かごを制動させるエレベータ安全装置であるので、停電時は予備電源を用いたかごの移動を妨害せぬよう一定時間後にかごを制動させ、電源遮断時は直ちにかごを制動させることができる。
本発明の実施の形態1に係るエレベータ安全装置の構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るエレベータ安全装置の構成を示したブロック図である。
実施の形態1.
図1に、本発明の実施の形態1に係るエレベータ安全装置およびそれが設けられたエレベータの構成を示したブロック図を示す。本実施の形態1に係るエレベータ安全装置2は、エレベータ制御装置1から独立した構成を有することを特徴とする。
エレベータ制御装置1(エレベータ制御盤)は、例えば昇降路の上部の機械室内に設けられており、エレベータの運行動作全般を制御する。エレベータの構成としては、かご30とおもり31とがロープ32により繋がれており、ロープ32が駆動シーブ33に巻き掛けられている。また、図1では図示を省略しているが、駆動シーブ33の近傍にそらせ車を配置し、駆動シーブ33とそらせ車とにロープ32を巻き掛ける構成としてもよい(図2参照)。エレベータ制御装置1は、建物側交流電源25から電力を得て、巻上機(駆動装置)3を駆動する。巻上機3は、駆動シーブ33を回転させるモーター4と、駆動シーブ33の回転を制動する電磁ブレーキ等からなるブレーキ5とを備えている。エレベータ制御装置1とモーター4とはモーター制御回路6により接続され、モーター制御回路6を介してモーター4に電力が供給されて、それにより、モーター4は駆動される。また、エレベータ制御装置1とブレーキ5とはブレーキ制御回路7により接続され、ブレーキ制御回路7を介してブレーキ5に電力が供給されて、それにより、ブレーキ5が制動される。
一方、エレベータ安全装置2は、このように構成されたエレベータ制御装置1から独立した構成を備える。エレベータ安全装置2は、図1に示すように、モーター電源リレー8と、ブレーキ電源リレー9と、モーター電源リレー制御回路11と、ブレーキ電源リレー駆動回路12と、モーター電源リレー制御回路11とブレーキ電源リレー駆動回路12とに接続され、モーター電源リレー8及びブレーキ電源リレー9を制御するリレー制御装置10と、主電源としての建物側交流電源25からの交流電力を変換する電力変換装置13と、変圧器14と、予備電源としての蓄電装置15と、蓄電装置15を充電させる充電回路16と、蓄電装置15からの電力をリレー制御装置10に供給する予備電源供給回路17と、建物側交流電源25からの電力供給を遮断するための電源遮断器18と、電源喪失検出リレー19と、遅延動作型電源喪失検出リレー20と、補助接点21と、ブレーク接点22と、メーク接点23と、制御電源24と、電源供給回路26と、制御電源供給回路27とを有している。
これらの各構成について説明する。
モーター電源リレー8は、エレベータ制御装置1と巻上機3のモーター4との間のモーター制御回路6に設けられたスイッチを有し、リレー制御装置10の制御によりモーター制御回路6を遮断して、モーター4への電力の供給を遮断する。
ブレーキ電源リレー9は、エレベータ制御装置1と巻上機3のブレーキ5との間のブレーキ制御回路7に設けられたスイッチを有し、リレー制御装置10の制御によりブレーキ制御回路7を遮断して、ブレーキ5への電力の供給を遮断する。
リレー制御装置10は、モーター電源リレー8にモーター電源リレー制御回路11を介して接続され、ブレーキ電源リレー9にブレーキ電源リレー駆動回路12を介して接続されている。リレー制御装置10は、モーター電源リレー8をモーター電源リレー制御回路11により制御し、ブレーキ電源リレー9をブレーキ電源リレー駆動回路12により制御する。また、リレー制御装置10は、変圧器14を介して電力変換装置13に接続されているとともに、予備電源供給回路17を介して蓄電装置15にも接続されている。リレー制御装置10は、電源遮断器18によりエレベータ安全装置2への電力の供給が遮断され、かつ、蓄電装置15からの電力の供給が得られない場合に、モーター電源リレー8およびブレーキ電源リレー9を開放し、建物側交流電源25からの巻上機3への電力の供給を遮断し、エレベータを停止させる。また、リレー制御装置10は、停電等により、電源遮断器18が遮断されていないにもかかわらず、エレベータ安全装置2への電力の供給が遮断された場合には、一定時間の間、蓄電装置15からの電力が巻上機3に供給されるように、モーター電源リレー8およびブレーキ電源リレー9を閉成させた状態を保持する。当該一定時間の経過後は、巻上機3への電力の供給が停止され、かごが制動される。なお、一定時間については、どのくらいの時間長にするかを適宜決定してよいが、これは、停電時の予備電源を用いたかご30の移動を作業員が行うのに十分な時間であることが望ましく、例えば、10分、30分、あるいは、1時間のように予め決定して設定しておく。
このように、リレー制御装置10、モーター電源リレー8、および、ブレーキ電源リレー9は、エレベータのかごを駆動するエレベータ制御装置1の状態に依らず、かごを停止させることが可能な制動装置を構成している。なお、上記の説明においては、モーター電源リレー8及びブレーキ電源リレー9を両方設ける例について説明したが、その場合に限らず、いずれか一方のみを設ける構成としてもよい。
電力変換装置13は、建物側交流電源25に、電源供給回路26および電源遮断器18を介して接続され、建物側交流電源25からの交流電力を直流電力に変換して出力する。
変圧器14は、電力変換装置13とリレー制御装置10との間に接続され、電力変換装置13からの出力を変圧してリレー制御装置10に供給する。
蓄電装置15は、電力変換装置13に充電回路16を介して接続され、平常時には、建物側交流電源25からの電力を用いて電力を蓄積する。一方、建物側交流電源25からの電力の供給が得られない異常時には、蓄電装置15は、予備電源として、自身に蓄積した電力を、リレー制御装置10に供給する。
充電回路16は、電力変換装置13と蓄電装置15との間に接続され、電力変換装置13から出力される電力により蓄電装置15を充電する。
予備電源供給回路17は、蓄電装置15とリレー制御装置10との間に接続され、建物側交流電源25からの電力の供給が得られない異常時に、予備電源である蓄電装置15からの電力をリレー制御装置10へ供給する。
電源遮断器18は、建物側交流電源25と電力変換装置13との間の電源供給回路26に設けられ、戸開走行などのエレベータの異常を検出した場合に、電源供給回路26を遮断して、建物側交流電源25からのエレベータ安全装置2への電力の供給を遮断する。
電源喪失検出リレー19は、建物側交流電源25からの電力をエレベータ安全装置2へ供給するための電源供給回路26に対して並列に接続され、電源遮断器18により電源供給回路26が遮断され、エレベータ安全装置2への電力が停止された場合に、当該電力の停止(以下、電力喪失と呼ぶ。)を検出する。電源喪失検出リレー19は、電力喪失を検出した場合には、ブレーク接点22を開放する。すなわち、電源喪失検出リレー19は、電源遮断器18によりエレベータ安全装置2への電源供給が遮断された場合に、予備電源である蓄電装置15に電力源を切り替えることなく直ちにかご30を制動させる。
遅延動作型電源喪失検出リレー20は、電源喪失検出リレー19と同様に、電源供給回路26に対して並列に接続され、例えば停電時等のように、電源遮断器18が遮断されずに、建物側交流電源25からのエレベータ安全装置2への電力が停止された場合に、当該電力喪失を検出する。遅延動作型電源喪失検出リレー20は、電力喪失を検出した場合には、予め設定された一定時間経過後にメーク接点23を開放する。すなわち、遅延動作型電源喪失検出リレー20は、電源遮断器18が遮断されずにエレベータ安全装置2への入力電源が喪失した場合に、直ちにかご30を制動させずに、メーク接点23が動作するまでの一定時間の間、予備電源である蓄電装置15に電力源を切り替える。
このように、電源喪失検出リレー19および遅延動作型電源喪失検出リレー20は、電源供給回路26から供給される電力の喪失を検知する電力喪失検知部を構成している。
さらに、電源喪失検出リレー19および遅延動作型電源喪失検出リレー20は、電源遮断器18によりエレベータ安全装置2への電源供給が遮断された場合は、予備電源である蓄電装置15に電力源を切り替えることなく直ちにかご30を制動させ、一方、電源遮断器18が遮断されずにエレベータ安全装置2への入力電源が喪失した場合は、メーク接点23が動作するまでの間、予備電源である蓄電装置15に電力源を切り替える回路切替装置を構成している。
補助接点21は、電源遮断器18の遮断状態を検知して、検知した当該遮断状態に応じて開閉する。具体的には、補助接点21は、電源遮断器18が遮断した場合に開放され、電源遮断器18が遮断されていない場合は閉成されている。従って、補助接点21は、電源遮断器18の遮断状態を検知する遮断状態検知部を構成している。
ブレーク接点22は、電源喪失検出リレー19のブレーク接点である。ブレーク接点22は、電源喪失検出リレー19が電力喪失を検出した場合に開放され、他の場合は閉成されている。
メーク接点23は、遅延動作型電源喪失検出リレー20のメーク接点である。メーク接点23は、遅延動作型電源喪失検出リレー20が、電力喪失を検出した場合に、予め設定された一定時間経過後に開放され、他の場合は閉成されている。
制御電源24は、補助接点21、ブレーク接点22、および、メーク接点23を介して予備電源供給回路17に接続されており、補助接点21、ブレーク接点22、および、メーク接点23のすべてが閉成している場合にのみ、予備電源供給回路17に電力を供給することができる。予備電源供給回路17は当該電力を得た場合に駆動され、エレベータ安全装置2の電力源を、建物側交流電源25から蓄電装置15へ切り替える。なお、制御電源24からの電力は微弱であるため、予備電源供給回路17を駆動させることは可能であるが、巻上機3を駆動することはできない。
電源供給回路26は、建物側交流電源25と電力変換装置13との間に接続され、建物側交流電源25からの電力をエレベータ安全装置2に供給する。
制御電源供給回路27は、制御電源24と予備電源供給回路17とを、補助接点21、ブレーク接点22、および、メーク接点23を介して、接続しており、補助接点21、ブレーク接点22、および、メーク接点23のすべてが閉成している場合に、制御電源24からの電力を予備電源供給回路17に供給する。
本実施の形態1に係るエレベータ安全装置2は、以上のように構成されている。
次に、動作について説明する。
まず、通常の運転時について説明する。通常の運転時は、エレベータ制御装置1の制御によりエレベータが運行され、エレベータ安全装置2は動作していない。エレベータ制御装置1は、建物側交流電源25からの電力を受けて、モーター制御回路6およびブレーキ制御回路7を介して、巻上機3のモーター4およびブレーキ5に当該電力を供給し、巻上機3を駆動する。それにより、モーター4により駆動シーブ33が回転され、かご30が昇降路内を昇降する。かご30は、エレベータ利用者によるかご呼びまたは乗場呼びに応答して、ブレーキ5により、停止階で停止する。
次に、エレベータの異常時のエレベータ安全装置2の動作について説明する。エレベータ安全装置2は、例えば戸開走行などのエレベータの異常を検出した場合に、電源遮断器18を遮断する。これにより、建物側交流電源25からエレベータ安全装置2へ電力を供給する電源供給回路26が遮断されて、建物側交流電源25からのエレベータ安全装置2への電力の供給が停止される。このとき、当該電力喪失は、電源喪失検出リレー19により検出される。こうして、建物側交流電源25からの電力が喪失され、電力変換装置13からのリレー制御装置10への電力の供給が停止される。また、一方、電源遮断器18が遮断されると、それに応じて、補助接点21が開放される。これにより、制御電源24から予備電源供給回路17へ電力が供給されないので、予備電源供給回路17は駆動しない。そのため、エレベータ安全装置2の電力源が蓄電装置15に切り替わらないため、リレー制御装置10には蓄電装置15からも電力は供給されない。これにより、リレー制御装置10への一切の電源供給が停止されるので、リレー制御装置10はモーター電源リレー8およびブレーキ電源リレー9を遮断する。これにより、巻上機3の動作が停止し、かご30が最寄階で直ちに停止する。このように、戸開走行などの異常が検出されて、電源遮断器18によりエレベータ安全装置2への入力電源が遮断された場合は、電源遮断器18の補助接点21が開放されて、予備電源である蓄電装置15に電力源が切り替わらないため、リレー制御装置10への電源供給が停止され、モーター電源リレー8及びブレーキ電源リレー9が即座に遮断されて、かご30が直ちに停止する。
次に、停電等による電力喪失の場合のエレベータ安全装置2の動作について説明する。停電等により建物側交流電源25からの電力の供給が停止すると、当該電力喪失を、エレベータ安全装置2は、遅延動作型電源喪失検出リレー20により検出する。メーク接点23は、遅延動作型電源喪失検出リレー20の当該検出の時点から一定時間は閉成状態のままで、当該一定時間経過後に、開放される。そのため、現時点では、閉成状態のままである。また、当該電力喪失により、電力変換装置13からのリレー制御装置10への電力の供給が停止される。このとき、電源遮断器18は遮断されずに閉成状態のままであるため、補助接点21も閉成状態のままである。また、電源喪失検出リレー19は動作していないので、ブレーク接点22も閉成状態のままである。そのため、現時点では、補助接点21、ブレーク接点22、および、メーク接点23のすべてが閉成状態である。これにより、制御電源24から予備電源供給回路17へ電力が供給されるので、予備電源供給回路17が駆動開始する。それにより、エレベータ安全装置2の電力源が蓄電装置15に切り替わり、リレー制御装置10には蓄電装置15からの電力が供給される。これにより、リレー制御装置10は、蓄電装置15からの電力を用いて、モーター電源リレー8およびブレーキ電源リレー9を閉成の状態に保持する。こうして、メーク接点23が開放されるまでの一定時間は、巻上機3が動作を継続でき、かごを所定階まで移動することができる。このように、停電等により、電源遮断器が遮断されずに、建物側交流電源25からの電力の供給が停止した場合には、メーク接点23が開放されるまでの一定時間の間は、制御電源24から予備電源供給回路17に電力が供給されて、予備電源である蓄電装置15に電力源が切り替わるため、リレー制御装置10への電源供給が継続されるので、モーター電源リレー8およびブレーキ電源リレー9は閉成のまま保持され、蓄電装置15からの電力を用いたかご30の移動も可能である。そのため、モーター電源リレー8及びブレーキ電源リレー9が即座に遮断されてしまい予備電源によるかご30の移動が妨害されるという事態を回避することができる。
以上のように、本実施の形態1に係るエレベータ安全装置2は、エレベータ制御装置1の動作とは独立して、エレベータ制御装置1の状態に依らずに、かご30を停止させる制動装置(8,9,10)と、建物側交流電源25からの電力をエレベータ安全装置2に供給する電源供給回路26を遮断する電源遮断器18と、電源遮断器18の遮断状態を検知する遮断状態検知部である補助接点21と、電源供給回路26から供給される電力の喪失を検知する電力喪失検知部である電源喪失検出リレー19および遅延動作型電源喪失検出リレー20と、電力を蓄積する蓄電装置15と、蓄電装置15を充電する充電回路16と、蓄電装置15から制動装置(8,9,10)へ電力を供給する予備電源供給回路17と、予備電源である蓄電装置15への切り替えを制御する回路切替装置(19,20)とを有し、電力喪失検知部(19,20)が電源供給回路26からの電力喪失を検知した際に、遮断状態検知部(21)が、電源遮断器18の遮断を有りと検知した場合には、回路切替装置(19,20)は、電力源を蓄電装置15に切り替えずに、直ちにかご30を制動させ、一方、電力喪失検知部(19,20)が電源供給回路26からの電力喪失を検知した際に、遮断状態検知部(21)が、電源遮断器18の遮断を無しと検知した場合には、回路切替装置(19,20)は、電力源を蓄電装置15に切り替えて、遅延動作型電源喪失検出リレー20のメーク接点23が開放されるまでの一定時間は、かご30の移動を可能にする。そのため、モーター電源リレー8およびブレーキ電源リレー9が即座に開放されてしまい予備電源によるかご30の移動が妨害される事態を防止することができる。また、主電源である建物側交流電源25からの電力喪失時に、一定時間のみ予備電源である蓄電装置15に繋ぎ換えることで、予備電源の過放電による劣化を防ぐことができる。
実施の形態2.
図2に、本発明の実施の形態2に係るエレベータ安全装置およびそれが設けられたエレベータの構成を示したブロック図を示す。本実施の形態2に係るエレベータ安全装置2Aは、実施の形態1のエレベータ安全装置2と同様に、エレベータ制御装置1から独立した構成を有することを特徴とする。
図1の構成と図2の構成との違いは、図2においては、図1に示したリレー制御装置10、モーター電源リレー8およびブレーキ電源リレー9の代わりに、電圧制御装置36、ロープブレーキ34およびソレノイド34とを備えている点である。他の構成については、図1と同様であるため、同一符号を付して示し、ここではその説明を省略する。
ロープブレーキ34は、エレベータのかご30とおもり31とを繋ぐロープ32に対して設けられ、ロープ32を挟んで、ロープ32との摩擦力により、かご30を制動する。
ソレノイド35は、電圧制御装置36の制御により、ロープブレーキ34を開閉する。通常時は、ロープブレーキ34は開放され、ロープ32に接触することはない。一方、異常が検出された場合には、ロープブレーキ34は閉成され、ロープ32が挟持される。
電圧制御装置36は、ソレノイド35への印加電圧を制御する。
本実施の形態2においては、ロープブレーキ34、ソレノイド35、および、電圧制御装置36が、エレベータ制御装置1の状態に依らずに、かごを停止させる制動装置を構成している。
次に、動作について説明する。
まず、通常の運転時について説明する。通常の運転時は、実施の形態1と同じであり、エレベータ制御装置1の制御によりエレベータが運行され、エレベータ安全装置2Aは動作していない。エレベータ制御装置1は、建物側交流電源25からの電力を受けて、モーター制御回路6およびブレーキ制御回路7を介して、巻上機3のモーター4およびブレーキ5に当該電力を供給し、巻上機3を駆動する。それにより、モーター4により駆動シーブ33が回転され、かご30が昇降路内を昇降する。かご30は、エレベーター利用者によるかご呼びまたは乗場呼びに応答して、ブレーキ5により、停止階で停止する。
次に、エレベータの異常時のエレベータ安全装置2Aの動作について説明する。エレベータ安全装置2Aは、例えば、戸開走行などのエレベータの異常を検出した場合に、電源遮断器18を遮断する。これにより、建物側交流電源25からエレベータ安全装置2Aへ電力を供給するための電源供給回路26が遮断されて、建物側交流電源25からのエレベータ安全装置2Aへの電力の供給が停止され、当該電力喪失が電源喪失検出リレー19により検出される。また、当該電力喪失により、電力変換装置13からの電圧制御装置36への電力の供給が停止される。また、一方、電源遮断器18が遮断されると、それを受けて、補助接点21が開放される。これにより、制御電源24から予備電源供給回路17へ電力が供給されないので、予備電源供給回路17は駆動しない。そのため、エレベータ安全装置2Aの電力源が蓄電装置15に切り替わらないため、電圧制御装置36には蓄電装置15からも電力は供給されない。これにより、電圧制御装置36への一切の電源供給が停止されるので、電圧制御装置36は、ソレノイド35への印加電圧をゼロにし、ロープブレーキ34を閉成して、ロープブレーキ34でロープ32を挟持して、その摩擦力によりかご30を停止させる。このように、戸開走行などの異常が検出されて、電源遮断器18によりエレベータ安全装置2Aへの入力電源が遮断された場合は、電源遮断器18の補助接点21が開放されて、予備電源である蓄電装置15に電力源が切り替わらないため、電圧制御装置36への電源供給が停止され、ロープブレーキ34が即座に閉成し、それにより、ロープ32がロープブレーキ34で挟持され、かご30が停止する。
次に、停電等による電力喪失の場合のエレベータ安全装置2Aの動作について説明する。停電等により建物側交流電源25からの電力の供給が停止すると、当該電力喪失を、エレベータ安全装置2Aは、遅延動作型電源喪失検出リレー20により検出する。メーク接点23は、遅延動作型電源喪失検出リレー20の当該検出の時点から一定時間は閉成状態のままで、当該一定時間経過後に、開放される。そのため、現時点では、閉成状態のままである。また、当該電力喪失により、電力変換装置13からの電圧制御装置36への電力の供給が停止される。このとき、電源遮断器18は遮断されずに閉成状態のままであるため、補助接点21も閉成状態のままである。また、電源喪失検出リレー19は動作していないので、ブレーク接点22も閉成状態のままである。そのため、現時点では、補助接点21、ブレーク接点22、および、メーク接点23のすべてが閉成状態である。これにより、制御電源24から予備電源供給回路17へ電力が供給されるので、予備電源供給回路17が駆動開始する。それにより、エレベータ安全装置2Aの電力源が蓄電装置15に切り替わり、電圧制御装置36には蓄電装置15からの電力が供給される。これにより、電圧制御装置36は、一定時間の間、蓄電装置15からの電力を用いて、ソレノイド35を駆動し、ロープブレーキ34を開放状態に保持する。これにより、メーク接点23が開放されるまでの一定時間は、巻上機3が動作を継続でき、かごを所定階まで移動することができる。このように、停電等により、電源遮断器18が遮断されずに、建物側交流電源25からの電力の供給が停止した場合には、メーク接点23が開放されるまでの一定時間の間は、制御電源24から予備電源供給回路17に電力が供給されて、予備電源である蓄電装置15に電力源が切り替わるため、電圧制御装置36への電源供給が継続されるので、ソレノイド35によりロープブレーキ34が開放のまま保持され、蓄電装置15からの電力を用いたかご30の移動も可能である。そのため、ロープブレーキ34が即座に閉成されてしまい予備電源によるかご30の移動が妨害されるという事態を回避することができる。
以上のように、本実施の形態2に係るエレベータ安全装置2Aは、エレベータ制御装置1の動作とは独立して、エレベータ制御装置1の状態に依らず、かご30を停止させる制動装置(34,35,36)と、建物側交流電源25からの電力をエレベータ安全装置2Aに供給する電源供給回路26を遮断する電源遮断器18と、電源遮断器18の遮断状態を検知する遮断状態検知部である補助接点21と、電源供給回路26から供給される電力の喪失を検知する電力喪失検知部である電源喪失検出リレー19および遅延動作型電源喪失検出リレー20と、電力を蓄積する蓄電装置15と、蓄電装置15を充電する充電回路16と、蓄電装置15から制動装置(34,35,36)へ電力を供給する予備電源供給回路17と、予備電源である蓄電装置15への切り替えを制御する回路切替装置(19,20)とを有し、電力喪失検知部(19,20)が電源供給回路26からの電力喪失を検知した際に、遮断状態検知部(21)が、電源遮断器18の遮断を有りと検知した場合には、回路切替装置(19,20)は、電力源を蓄電装置15に切り替えずに、直ちにかご30を制動させ、一方、電力喪失検知部(19,20)が電源供給回路26からの電力喪失を検知した際に、遮断状態検知部(21)によって、電源遮断器18の遮断が無しと検知された場合には、回路切替装置(19,20)は、電力源を蓄電装置15に切り替えて、遅延動作型電源喪失検出リレー20のメーク接点23が開放されるまでの一定時間は、かご30の移動を可能にする。そのため、ロープブレーキ34が即座に開放されてしまい予備電源によるかご30の移動が妨害されることを防止することができる。また、主電源である建物側交流電源25からの電力喪失時に、一定時間のみ予備電源である蓄電装置15に繋ぎ換えることで、予備電源の過放電による劣化を防ぐことができる。
1 エレベータ制御装置、2,2A エレベータ安全装置、3 巻上機、4 モーター、5 ブレーキ、6 モーター制御回路、7 ブレーキ制御回路、8 モーター電源リレー、9 ブレーキ電源リレー、10 リレー制御装置、11 モーター電源リレー制御回路、12 ブレーキ電源リレー駆動回路、13 電力変換装置、14 変圧源、15 蓄電装置、16 充電回路、17 予備電源供給回路、18 電源遮断器、19 電源喪失検出リレー、20 遅延動作型電源喪失検出リレー、21 補助接点、22 ブレーク接点、23 メーク接点、24 制御電源、25 建物側交流電源、26 電源供給回路、27 制御電源供給回路、30 かご、31 おもり、32 ロープ、33 駆動シーブ、34 ロープブレーキ、35 ソレノイド、36 電圧制御装置。

Claims (4)

  1. エレベータのかごを巻上機を用いて駆動制御するエレベータ制御装置の動作とは独立して、前記かごを停止させる制動装置と、
    主電源からの電力を供給する電源供給回路に設けられ、前記電源供給回路を遮断する電源遮断器と、
    前記電源遮断器の遮断状態を検知する遮断状態検知部と、
    前記主電源から供給される電力の喪失を検知する電力喪失検知部と、
    前記主電源からの電力を用いて蓄電を行う予備電源としての蓄電装置と、
    前記蓄電装置から前記制動装置へ電力を供給する予備電源供給回路と、
    前記主電源から前記蓄電装置への切り替えを制御する回路切替装置と
    を備え、
    前記電力喪失検知部が前記主電源からの電力喪失を検知したときに、
    前記遮断状態検知部が前記電源遮断器の遮断を有りと検知した場合は、前記回路切替装置は、前記主電源から前記蓄電装置への切り替えを行わず、
    前記遮断状態検知部が前記電源遮断器の遮断を無しと検知した場合は、前記回路切替装置は、前記主電源から前記蓄電装置への切り替えを行い、
    前記回路切替装置は、
    前記電源供給回路に並列に接続された電源喪失検出リレー及び遅延動作型電源喪失検出リレーを有し、
    前記電源遮断器の前記遮断により前記主電源からの電力供給が遮断された場合は、前記電源喪失検出リレーによりそれを検知して、前記主電源から前記蓄電装置への切り替えを行うことなく、前記制動装置により直ちに前記かごを制動させ、
    前記電源遮断器の前記遮断無しに前記主電源からの電力供給が喪失した場合は、前記遅延動作型電源喪失検出リレーによりそれを検知し、前記遅延動作型電源喪失検出リレーのメーク接点が動作するまでの一定時間の間、電力源を前記主電源から前記蓄電装置に切り替えて、前記かごの移動を可能にし、前記一定時間経過後に前記制動装置により前記かごを制動させる
    エレベータ安全装置。
  2. 前記制動装置は、
    前記エレベータ制御装置と前記巻上機との間に接続され、前記巻上機に設けられたモーターへの電力供給を遮断するモーター電源リレーと、
    前記エレベータ制御装置と前記巻上機との間に接続され、前記巻上機に設けられたブレーキへの電力供給を遮断するブレーキ電源リレーと
    の2つのリレーのうちのいずれか一方又は両方からなる
    請求項1に記載のエレベータ安全装置。
  3. 前記制動装置は、
    前記かごと釣り合いおもりとを繋ぐロープを摩擦力によって制動するロープブレーキからなる
    請求項1に記載のエレベータ安全装置。
  4. 主電源からの電力喪失を検知する電力喪失検知ステップと、
    前記電力喪失を検知したときに、前記主電源からの電力の供給を遮断するための電源遮断器による遮断の有無を検知する遮断検知ステップと、
    前記主電源からの電力喪失が検知され、かつ、前記電源遮断器による遮断が有りと検知された場合に、直ちにエレベータのかごを制動させるかご制動ステップと、
    前記主電源からの電力喪失が検知され、かつ、前記電源遮断器による遮断が無しと検知された場合に、電力源を前記主電源から予備電源である蓄電装置に切り替えて、前記かごの駆動を可能にするかご移動ステップと
    を備え
    前記主電源には、前記主電源からの電力を供給する電源供給回路が接続され、
    前記電源供給回路には、電源喪失検出リレー及び遅延動作型電源喪失検出リレーが並列接続されており、
    前記遮断検知ステップは、
    前記電源遮断器による前記遮断により前記主電源からの電力供給が遮断された場合には、前記電源喪失検出リレーによりそれを検知し、
    前記電源遮断器による前記遮断無しに前記主電源からの電力供給が喪失した場合には、前記遅延動作型電源喪失検出リレーによりそれを検知し、
    前記かご制動ステップは、
    前記遮断検知ステップにおいて、前記電源喪失検出リレーにより、前記電源遮断器の前記遮断により前記主電源からの電力供給が遮断されたことが検知された場合に、前記主電源から前記蓄電装置への切り替えを行うことなく、直ちに前記かごを制動させ、
    前記かご移動ステップは、
    前記遮断検知ステップにおいて、前記遅延動作型電源喪失検出リレーにより、前記電源遮断器の前記遮断無しに前記主電源からの電力供給が喪失したことが検知された場合に、前記遅延動作型電源喪失検出リレーのメーク接点が動作するまでの一定時間の間、電力源を前記主電源から前記蓄電装置に切り替えて、前記かごの移動を可能にし、前記一定時間経過後に前記かごを制動させる
    エレベータ制御方法。
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