JP6067426B2 - 硬さ試験機 - Google Patents

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Description

本発明は、硬さ試験機に関する。
従来、材料試験機として、先端に圧子を備える圧子軸を試料の表面に押し込んでくぼみを形成させ、当該くぼみ形成時の押込み深さ(圧子の変位量)を変位計によって計測し、その変位量と圧子に負荷する試験力との関係から、試料の硬さ等の物性値を測定する硬さ試験機が知られている。
上記の硬さ試験機として、例えば、圧子に試験力を負荷する機構に電磁力(フォースモータ)を採用することで、任意の試験力を選択できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。試験力を負荷する機構に電磁力を採用する場合、レバー方式が採用されるため、圧子が試料に押し込まれた際、電磁力を発生させる試験力負荷手段においてコイルと磁石の相対位置が変化して磁束密度が低下し、試験力が低下する。従って、従来の硬さ試験機は、コイルと磁石の相対位置が変化することによる試験力の低下に対応すべく、試験力の補正機能を組み込んでいる。
特許第4942579号公報
しかしながら、上記従来の硬さ試験機において、試験力を発生させる際には、コイルに電流を流すこととなるため、試験力負荷手段の発熱を回避することはできない。試験力負荷手段の磁石が発熱した場合、磁束密度が低下するため、試験力が低下する。特に、大試験力(例えば、0.3〜2kgf)を発生させる場合、コイルに大電流(例えば、0.195〜1.3A)を流すこととなるため、試験力負荷手段の発熱がより過大なものとなり、試験力が大きく低下するという問題が生じる。
本発明は、試験力負荷手段の発熱に伴う試験力の低下に対応して、試験力の高精度化を実現可能な硬さ試験機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
試料の表面に圧子により試験力を負荷してくぼみを形成させ、当該くぼみ形成時の圧子の押込み深さを計測することにより試料の硬さを測定する硬さ試験機において、
磁界に配置された駆動コイル部に電流を流すことによって生じた電磁力により試験力を発生して前記圧子に負荷し、前記圧子を前記試料の表面に押し込む試験力負荷手段と、
前記試験力負荷手段の温度を検出する温度検出手段と、
前記温度検出手段により検出された温度に基づいて、前記試験力負荷手段により発生させる試験力を補正する試験力補正手段と、
上面に載置された前記試料に対して前記圧子により負荷された試験力を測定する試験力測定手段と、
前記試験力負荷手段により発生させた試験力と、前記試験力測定手段により測定された試験力の測定値と、前記温度検出手段により検出された温度と、に基づいて作成された試験力補正テーブルを記憶する記憶手段と、
前記試験力測定手段を上下方向に移動させる上下装置と、
前記試験力負荷手段により前記試料の表面に押し込まれた前記圧子の侵入量を検出する侵入量検出手段と、
前記試験力負荷手段により前記圧子が前記試料の表面に押し込まれた後、前記侵入量検出手段により検出された前記圧子の侵入量に基づいて、前記上下装置により前記圧子が前記試料に接触した位置の高さを調整させ、前記圧子が前記試料に接触した位置の高さが所定の基準位置にあるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により所定の基準位置にあると判定された場合に、前記試験力測定手段により前記試料に対して負荷された試験力を測定させるとともに、前記温度検出手段により前記試験力負荷手段の温度を検出させる測定制御手段と、
前記測定制御手段の制御により測定された試験力の測定値及び検出された温度に基づいて、前記試験力補正テーブルを作成するテーブル作成手段と、
を備え
前記試験力補正手段は、前記記憶手段に記憶された試験力補正テーブルに基づいて、前記試験力負荷手段により発生させる試験力を補正することを特徴とする。
本発明によれば、試験力負荷手段の発熱に伴う試験力の低下に対応して試験力を補正することができるので、試験力の高精度化を実現することができる。
本実施形態に係る硬さ試験機の全体構成を示す右側面図である。 本実施形態に係る硬さ試験機の制御構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る硬さ試験機の試験力補正処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る硬さ試験機の試験力補正テーブル作成処理を示すフローチャートである。 試験力補正テーブルの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、図中のX方向を左右方向とし、Y方向を前後方向とし、Z方向を上下方向とする。また、X−Y面を水平面とする。
本実施形態に係る硬さ試験機100は、図1及び図2に示すように、各構成部材が配設される試験機本体10と、試験機本体10を統括的に制御する制御部200と、等を備えて構成されている。
試験機本体10は、上面に載置された試料Sに対して負荷された試験力を測定する試験力測定手段としての電子天秤1と、電子天秤1をX、Y方向に移動可能なXYステージ2と、電子天秤1をZ方向に移動可能な上下装置としてのステージ昇降部3と、電子天秤1上に載置された試料Sにくぼみを形成する圧子4が下端に設けられた圧子軸5を備える圧子軸ユニット6と、圧子軸5に所定の押圧力を負荷する押圧力負荷装置7と、圧子軸5及び対物レンズ9の何れか一つを試料Sの上方に配置可能なターレット8と、ターレット8の下面に保持された対物レンズ9と、試料Sの表面に形成されたくぼみ等を撮影する撮影部20と、表示部30と、操作部40と、等を備えて構成される。
電子天秤1は、上面に試料Sを載置可能に構成され、圧子4により試料Sに負荷された試験力を測定し、測定した試験力に基づく信号を制御部200に出力する。
XYステージ2は、上面に電子天秤1を載置可能に構成されている。XYステージ2は、制御部200から入力される制御信号に従って、X、Y方向(水平方向)に移動するよう構成されており、上面に載置された電子天秤1をX、Y方向に移動させることができるようになっている。
ステージ昇降部3は、XYステージ2の下面側に設けられ、制御部200から入力される制御信号に従って、XYステージ2及び電子天秤1をZ方向(上下方向)に移動させる。また、ステージ昇降部3は、試験機本体10の下方で前方に張り出した基礎部11の上面に設けられている。
即ち、試料Sは、XYステージ2によってX、Y方向に移動され、ステージ昇降部3によってZ方向に移動されて、圧子4又は対物レンズ9に対する位置が調整されるようになっている。
圧子軸ユニット6は、試験機本体10の上方で前方に張り出したアーム部12に設けられている。圧子軸ユニット6は、アーム部12の固定部13に設けられた支持ばね61,61と、支持ばね61,61にそれぞれ上端側と下端側が弾性支持された圧子軸5と、試験力を発生して圧子軸5を軸方向に移動させることにより、圧子軸5に試験力を負荷する第1フォースモータ62と、圧子軸5の変位量を検出する圧子軸変位検出部63と、等を備えて構成されている。
圧子軸5の下端には、電子天秤1の上面に載置された試料Sの上方から押し付けて試料Sの表面にくぼみを形成する圧子4が設けられている。
支持ばね61,61は、一端が固定部13に固定され、固定部13から略水平方向に延出するように設けられた板ばねであり、他端がそれぞれ圧子軸5の上端側と下端側に接続されて、圧子軸5を電子天秤1に対して垂直に支持している。そして、支持ばね61,61は、第1フォースモータ62等によって圧子軸5が上下方向に移動する際に、圧子軸5が電子天秤1に対して垂直な姿勢を保持するように撓むようになっている。
第1フォースモータ62は、磁気回路構成部62aと、圧子軸5側に設けられた駆動コイル部62bと、温度センサ62cと、を備えて構成されている。第1フォースモータ62は、制御部200から入力される制御信号に従って、磁気回路構成部62aにおいて磁石がギャップにつくる磁界と、ギャップの中に設置された駆動コイル部62bに流れる電流と、の電磁誘導により発生する力(電磁力)を駆動力として用い、圧子軸5を軸方向に移動させることによって、圧子軸5(圧子4)に試験力を負荷する。即ち、第1フォースモータ62は、第1フォースモータ62の駆動コイル部62bに供給される電流量に応じて任意の駆動力を発生し、その駆動力に基づいて圧子軸5に様々な試験力を負荷することができる。そして、圧子軸5に試験力が負荷されることにより、圧子軸5の下端に設けられた圧子4が試料Sの表面に押し込まれることとなる。第1フォースモータ62は、例えば、10gf(LOW)〜30gf(HIGH)の範囲で試験力を負荷することができる。また、温度センサ62cは、磁気回路構成部62aに設けられた磁石の近傍に設けられており、第1フォースモータ62の温度を検出する。そして、温度センサ62cは、検出した温度に基づく信号を制御部200に出力する。
即ち、第1フォースモータ62は、磁界に配置された駆動コイル部62bに電流を流すことによって生じた電磁力により試験力を発生して圧子4に負荷し、圧子4を試料Sの表面に押し込む試験力負荷手段として機能する。
また、温度センサ62cは、第1フォースモータ62の温度を検出する温度検出手段として機能する。
圧子軸変位検出部63は、所定の間隔の目盛が刻まれて圧子軸5に備えられたスケール51と、スケール51の目盛を光学的に読み取るリニアエンコーダ52と、を備えて構成され、圧子4が試料Sに押し込まれる際の圧子軸5の変位量(即ち、試料Sに押し込まれた圧子4の侵入量(押込み深さ))を検出し、検出した変位量に基づく圧子軸変位信号を制御部200に出力する。なお、本実施形態では、予め圧子4が試料Sに対して最も効率的に試験力を伝えることができる位置を基準位置として設定している。基準位置は、具体的には、スケール51の目盛が1mmの位置に設定されている。
即ち、圧子軸変位検出部63は、試料Sの表面に押し込まれた圧子4の侵入量を検出する侵入量検出手段として機能する。
押圧力負荷装置7は、圧子軸ユニット6の上方に備えられた制御レバー71と、試験力を発生して制御レバー71を回動させることにより、圧子軸5に試験力を負荷する第2フォースモータ72と、等を備えて構成されている。
制御レバー71は、略中央部が回動軸71cによってアーム部12に回動自在に軸支されている。制御レバー71の後端部71aには、第2フォースモータ72が取り付けられている。また、制御レバー71の前端部71bは、回動軸71cから圧子軸ユニット6の方向に延出して圧子軸5の上部に位置しており、その他端部71bには、圧子軸5の上端部5aを押し下げるための押圧部71dが備えられている。
第2フォースモータ72は、磁気回路構成部72aと、駆動コイル部72bと、温度センサ72cと、を備えて構成されている。第2フォースモータ72は、磁気回路構成部72aにおいて磁石がギャップにつくる磁界と、ギャップの中に設置された駆動コイル部72bに流れる電流と、の電磁誘導により発生する力(電磁力)を駆動力として用い、荷重軸72cを軸方向に移動させ、制御レバー71の一端部71aに作用力を負荷し、制御レバー71を回動させる。これにより、制御レバー71の他端部71bは下方に移動して、他端部71bに備えられた押圧部71dにより圧子軸5を軸方向に押し下げる。圧子軸5を軸方向に移動させることによって、圧子軸5(圧子4)に試験力を負荷する。そして、圧子軸5に試験力が負荷されることにより、圧子軸5の下端に設けられた圧子4が試料Sの表面に押し込まれることとなる。第2フォースモータ72は、例えば、31gf(LOW)〜200gf(HIGH)の範囲、又は201gf(LOW)〜2000gf(HIGH)の範囲で試験力を負荷することができる。また、温度センサ72cは、磁気回路構成部72aに設けられた磁石の近傍に設けられており、第2フォースモータ72の温度を検出する。そして、温度センサ72cは、検出した温度に基づく信号を制御部200に出力する。
即ち、第2フォースモータ72は、磁界に配置された駆動コイル部72bに電流を流すことによって生じた電磁力により試験力を発生して圧子4に負荷し、圧子4を試料Sの表面に押し込む試験力負荷手段として機能する。
また、温度センサ72cは、第2フォースモータ72の温度を検出する温度検出手段として機能する。
ターレット8は、ターレット本体8aと、ターレット本体8aをアーム部12に回転自在に軸支する回転軸8bと、等を備えて構成されており、ターレット本体8aを回転させることによって、圧子軸5及び対物レンズ9の何れか一つを試料Sの上方に配置可能なように構成されている。即ち、例えば、圧子軸5を試料Sの上方に配置することで試料Sの表面にくぼみを形成することができ、対物レンズ9を試料Sの上方に配置することで形成されたくぼみを観察することができるようになっている。
対物レンズ9は、撮影部20の顕微鏡部20aに付随するレンズ部であり、ターレット8の下面に保持されている。対物レンズ9は、ターレット8(ターレット本体8a)を回転させて対物レンズ9を撮影部20に対応する配置に切り替えた際に、撮影部20による試料Sの撮像を可能とする。
撮影部20は、顕微鏡部20aと、顕微鏡部20aに取り付けられたCCDカメラ(図示略)と、試料Sの観察位置を照らす照明装置(図示省略)と、等を備えて構成されており、試料Sの表面に形成されたくぼみの撮像を行う。そして、撮影部20は、撮像したくぼみの画像データを制御部200に出力する。
表示部30は、例えば、液晶表示パネルであって、制御部200から入力される制御信号に従って、撮影部20により撮影された試料Sの表面画像や、各種試験結果等の表示処理を行う。具体的には、表示部30には、試験力を調整するための試験力調整ボタン、電子天秤1の測定値、及び圧子軸変位検出部63の測定値などが表示される。
操作部40は、例えば、キーボードなどの操作キー群であって、ユーザにより操作されると、その操作に伴う操作信号を制御部200に出力する。なお、操作部40は、マウスやタッチパネルなどのポインティングデバイスやリモートコントローラなど、その他の操作装置を備えるようにしてもよい。この操作部40は、ユーザが試料Sの硬さ試験を行う指示入力(測定開始指示)を行う場合の他、圧子4に負荷する試験力を設定する場合などに操作される。
制御部200は、図2に示すように、CPU201と、RAM202と、記憶部203と、を備えて構成され、記憶部203に記憶された所定のプログラムが実行されることにより、所定の硬さ試験を行うための動作制御等を行う機能を有する。また、制御部200は、システムバス及び駆動回路等を介して、電子天秤1、XYステージ2、ステージ昇降部3、圧子軸ユニット6、押圧力負荷装置7、撮影部20、表示部30、操作部40等に接続されている。
CPU201は、記憶部203に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM202に展開して実行することにより、硬さ試験機100全体の制御を行う。
RAM202は、CPU201により実行された処理プログラム等を、RAM202内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部203は、例えば、プログラムやデータ等を記憶する記録媒体(図示省略)を有しており、この記録媒体は、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部203は、CPU201が硬さ試験機100全体を制御する機能を実現させるための各種データ、各種処理プログラム、これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。
また、記憶部(記憶手段)203は、第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72により発生させた試験力と、電子天秤1により測定された試験力の測定値と、温度センサ62c又は温度センサ72cにより検出された温度と、に基づいて作成された試験力補正テーブルTを記憶する。
例えば、CPU201は、操作部40において硬さ試験を行う操作が行われたことに基づく試験動作信号が入力されたことに伴い、記憶部203に記憶された所定のプログラムを実行させることにより、所定の硬さ試験を行うために予め設定された所定の動作条件(例えば、圧子軸5の動作条件)に基づいて、第1フォースモータ62及び第2フォースモータ72の各駆動コイル部62b、72bに所定の試験力に応じた電流を供給し、第1フォースモータ62及び第2フォースモータ72を動作させる制御を行う。
また、CPU201は、圧子軸変位検出部63から入力された圧子軸変位信号に基づいて、試料Sの硬さを算出する。具体的には、CPU201は、試料Sに押し込まれた圧子4の侵入量(押込み深さ)に基づいて、試料Sの硬さを測定する。
また、CPU201は、試験力補正手段として、温度センサ62c又は温度センサ72cにより検出された温度に基づいて、第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72により発生させる試験力を補正する。具体的には、CPU201は、記憶部203に記憶された試験力補正テーブルTに基づいて、第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72により発生させる試験力を補正する。
次に、本実施形態に係る硬さ試験機100の試験力補正処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、XYステージ2上に試料Sを固定する(ステップS1)。具体的には、ユーザは、XYステージ2の上面に試料Sを載置して固定する。なお、当該試験力補正処理においては、XYステージ2の上面に電子天秤1を載置せず、XYステージ2の上面に直接試料Sを載置して固定するようになっている。
次に、試料Sの表面に焦点を合わせる(ステップS2)。具体的には、まず、CPU201は、ターレット本体8aの回転により対物レンズ9が試料Sの上方に配置された状態で、試料Sの表面の所定領域が対物レンズ9の真下に位置するようにXYステージ2を移動させる。そして、CPU201は、撮影部20により撮像された画像データに基づいてステージ昇降部3を昇降させ、試料Sの表面に対する焦点合わせを行う。
次に、試料Sに対するアプローチを行う(ステップS3)。具体的には、CPU201は、ターレット本体8aの回転により圧子4が試料Sの上方に配置された状態で、圧子4を下降させて試料Sに対するアプローチを行わせ、圧子4を試料Sの表面に接触させる。
次に、温度センサ62c、72cの測定値を取得する(ステップS4)。具体的には、CPU201は、所定の試験力を発生させた第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72の温度センサ62c又は温度センサ72cの測定値を取得する。
次に、試験力補正テーブルTを参照して発生させる試験力を補正する(ステップS5)。具体的には、CPU201は、ステップS4で温度センサ62c又は温度センサ72cにより検出された温度と、第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72により発生させたい試験力と、に基づいて、記憶部203に記憶された試験力補正テーブルTを参照して、第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72により発生させる試験力を補正する。
即ち、CPU201は、温度センサ62c又は温度センサ72cにより検出された温度に基づいて、第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72により発生させる試験力を補正する試験力補正手段として機能する。
なお、試験力補正テーブルTを作成する方法については、図4に後述し、作成される試験力補正テーブルTの一例については、図5に後述する。
次に、補正後の試験力を発生させる(ステップS6)。具体的には、CPU201は、第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72を制御して試験力(ステップS5で補正された試験力)を発生させ、圧子軸5に試験力を負荷する。そして、圧子軸5の下端に設けられた圧子4により、試料Sに対して試験力が負荷される。
次に、試験時間が終了したか否かを判定する(ステップS7)。具体的には、CPU201は、ステップS6で試験力を発生させてから所定の時間が経過したか否かを判定する。所定の時間が経過したと判定した場合は、試験時間が終了したと判定し(ステップS7:YES)、当該試験力補正処理を終了する。一方、所定の時間が経過していないと判定した場合は、試験時間が終了していないと判定し(ステップS7:NO)、ステップS4へと移行して、再度温度センサ62c、72cの測定値を取得する。以下、試験時間が終了するまで、ステップS4からステップS7の処理を繰り返す。
本実施形態では、当該試験力補正処理を終了した(ステップS7:YES)後、試料Sの硬さ値を算出することとなる。
次に、本実施形態に係る硬さ試験機100の試験力補正テーブル作成処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、電子天秤1上に試料Sを固定する(ステップS101)。具体的には、ユーザは、XYステージ2の上面に電子天秤1を載置した後、電子天秤1の上面に試料Sを載置して固定する。
次に、試料Sの表面に焦点を合わせる(ステップS102)。具体的には、まず、CPU201は、ターレット本体8aの回転により対物レンズ9が試料Sの上方に配置された状態で、試料Sの表面の所定領域が対物レンズ9の真下に位置するようにXYステージ2を移動させる。そして、CPU201は、撮影部20により撮像された画像データに基づいてステージ昇降部3を昇降させ、試料Sの表面に対する焦点合わせを行う。
次に、試料Sに対するアプローチを行う(ステップS103)。具体的には、CPU201は、ターレット本体8aの回転により圧子4が試料Sの上方に配置された状態で、圧子4を下降させて試料Sに対するアプローチを行わせ、圧子4を試料Sの表面に接触させる。
次に、試料接触位置の高さ確認を行う(ステップS104及びステップS105)。具体的には、まず、CPU201は、ステップS103での試料Sに対するアプローチが完了したときの試料接触位置の高さを検出するために、圧子軸変位検出部63のスケール51の目盛をリニアエンコーダ52により読み取らせ、読み取られたスケール51の目盛が1mmの位置(基準位置)にあるか否かを判定する(ステップS104)。スケール51の目盛が1mmの位置にあると判定した場合(ステップS104:YES)は、ステップS106へと移行する。一方、スケール51の目盛が1mmの位置にないと判定した場合(ステップS104:NO)は、表示部30にエラー表示させる。そして、CPU201は、ステージ昇降部3を昇降させて、試料接触位置の高さを調整する(ステップS105)。ステップS105の高さ調整が完了すると、ステップS104へと移行し、再度試料接触位置の高さ確認を行う。
次に、所定の試験力を発生させる(ステップS106)。具体的には、CPU201は、第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72を制御して所定の試験力を発生させ、圧子軸5に所定の試験力を負荷する。そして、圧子軸5の下端に設けられた圧子4により、試料Sに対して試験力が負荷される。
次に、試料接触位置の高さ確認を行う(ステップS107及びステップS108)。具体的には、まず、CPU201は、ステップS106での試料Sに対して所定の試験力が負荷されたときの試料接触位置の高さを検出するために、圧子軸変位検出部63のスケール51の目盛をリニアエンコーダ52により読み取らせ、読み取られたスケール51の目盛が所定の基準位置、即ち、1mmの位置にあるか否かを判定する(ステップS107)。スケール51の目盛が1mmの位置にあると判定した場合(ステップS107:YES)は、ステップS109へと移行する。一方、スケール51の目盛が1mmの位置にないと判定した場合(ステップS107:NO)は、表示部30にエラー表示させる。そして、CPU201は、ステージ昇降部3を昇降させて、試料接触位置の高さを調整する(ステップS108)。ステップS108の高さ調整が完了すると、ステップS107へと移行し、再度試料接触位置の高さ確認を行う。
即ち、CPU201は、第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72により圧子4が試料Sの表面に押し込まれた後、圧子軸変位検出部63により検出された圧子4の侵入量に基づいて、ステージ昇降部3により圧子4が試料Sに接触した位置の高さを調整させ、圧子4が試料Sに接触した位置の高さが所定の基準位置にあるか否かを判定する判定手段として機能する。
次に、電子天秤1及び温度センサ62c、72cの測定値を取得する(ステップS109)。具体的には、CPU201は、スケール51の目盛が1mmの位置にある場合の電子天秤1の測定値を取得するとともに、ステップS106で所定の試験力を発生させた第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72の温度センサ62c又は温度センサ72cの測定値を取得する。なお、本実施形態では、このステップS109の時点においても、ステップS106で発生させた試験力が試料Sに対して負荷され続けている。
即ち、CPU201は、判定手段により所定の基準位置にあると判定された場合(ステップS107:YES)に、電子天秤1により試料Sに対して負荷された試験力を測定させるとともに、温度センサ62c又は温度センサ72cにより第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72の温度を検出させる測定制御手段として機能する。
次に、磁束密度の低下特性を計測できたか否かを判定する(ステップS110)。具体的には、CPU201は、所定時間内に、ステップS106で発生させた所定の試験力とステップS109で取得された電子天秤1の測定値とから、磁石の発熱に伴う磁束密度の低下特性を計測できたか否かを判定する。磁束密度の低下特性を計測できたと判定した場合(ステップS110:YES)は、ステップS111へと移行する。一方、磁束密度の低下特性を計測できていないと判定した場合(ステップS110:NO)は、表示部30にエラー表示させる。そして、ステップS107へと移行し、再度試料接触位置の高さ確認を行う。なお、磁束密度の低下特性を計測できていないと判定される場合としては、例えば、電子天秤1の測定値が取得されていなかった場合や、電子天秤1の測定値がステップS106で発生させた所定の試験力よりも大きな値となっている場合等が挙げられる。
次に、試験力補正テーブルTを作成する(ステップS111)。具体的には、CPU201は、ステップS110で計測された磁束密度の低下特性とステップS109で取得された温度センサ62c又は温度センサ72cの測定値とから、試験力補正テーブルTを作成する。ここで、一例として、ステップS106で発生させた所定の試験力がN[kgf]の時に作成される試験力補正テーブルTについて、図5に示す。図5に示す例では、例えば、温度が22℃のときは試験力が2%減少することから、減少する2%分の試験力を追加して発生させればよいことがわかる。このように、ステップS111で試験力補正テーブルTを作成することにより、所定の試験力を発生させた場合に、当該所定の試験力を発生させた第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72の温度に対応して、低下した試験力を補正することができる。ステップS111で作成された試験力補正テーブルTは、記憶部203に記憶される。
即ち、CPU201は、測定制御手段の制御(ステップS109)により測定された試験力の測定値及び検出された温度に基づいて、試験力補正テーブルTを作成するテーブル作成手段として機能する。
次に、所望する全ての試験力において試験力補正テーブルTを作成したか否かを判定する(ステップS112)。具体的には、ユーザは、ステップS111で作成された試験力補正テーブルTを表示部30に表示させる等して、所望する全ての試験力において試験力補正テーブルTが作成されたか否かを判定する。全ての試験力において試験力補正テーブルTが作成されたと判定した場合(ステップS112:YES)は、圧子4を待機位置に移動させて(ステップS113)、処理を終了する。一方、少なくとも所望する一の試験力において試験力補正テーブルTが作成されていないと判定した場合(ステップS112:NO)は、ステップS106へと移行し、所定の試験力(試験力補正テーブルTが未だ作成されていない試験力)を発生させる。
以上のように、本実施形態に係る硬さ試験機100は、磁界に配置された駆動コイル部72bに電流を流すことによって生じた電磁力により試験力を発生して圧子4に負荷し、圧子4を試料Sの表面に押し込む試験力負荷手段(第1フォースモータ62、第2フォースモータ72)と、試験力負荷手段の温度を検出する温度検出手段(温度センサ62c、温度センサ72c)と、温度検出手段により検出された温度に基づいて、試験力負荷手段により発生させる試験力を補正する試験力補正手段(CPU201)と、を備える。
従って、本実施形態に係る硬さ試験機100によれば、試験力負荷手段の発熱に伴う試験力の低下に対応して試験力を補正することができるので、試験力の高精度化を実現することができる。
また、本実施形態に係る硬さ試験機100は、上面に載置された試料Sに対して圧子4により負荷された試験力を測定する試験力測定手段(電子天秤1)と、試験力負荷手段により発生させた試験力と、試験力測定手段により測定された試験力の測定値と、温度検出手段により検出された温度と、に基づいて作成された試験力補正テーブルTを記憶する記憶手段(記憶部203)と、を備え、試験力補正手段は、記憶手段に記憶された試験力補正テーブルTに基づいて、試験力負荷手段により発生させる試験力を補正する。
従って、本実施形態に係る硬さ試験機100によれば、試験力負荷手段の温度を検出しさえすれば、即座に試験力を補正することができるので、容易に試験力の高精度化を実現することができる。
また、本実施形態に係る硬さ試験機100は、試験力測定手段を上下方向に移動させる上下装置(ステージ昇降部3)と、試験力負荷手段により試料Sの表面に押し込まれた圧子4の侵入量を検出する侵入量検出手段(圧子軸変位検出部63)と、試験力負荷手段により圧子4が試料Sの表面に押し込まれた後、侵入量検出手段により検出された圧子4の侵入量に基づいて、ステージ昇降部3により圧子4が試料Sに接触した位置の高さを調整させ、圧子4が試料Sに接触した位置の高さが所定の基準位置にあるか否かを判定する判定手段(CPU201)と、判定手段により所定の基準位置にあると判定された場合に、試験力測定手段により試料Sに対して負荷された試験力を測定させるとともに、温度検出手段により試験力負荷手段の温度を検出させる測定制御手段(CPU201)と、測定制御手段の制御により測定された試験力の測定値及び検出された温度に基づいて、試験力補正テーブルTを作成するテーブル作成手段(CPU201)と、を備える。
従って、本実施形態に係る硬さ試験機100によれば、圧子4が試料Sに接触した位置の高さが、所定の基準位置、即ち、圧子4が試料Sに対して最も効率的に試験力を伝えることができる位置にある場合に、試験力補正テーブルTを作成するので、試験力負荷手段の発熱に伴う試験力の低下を最小限に留めることができ、試験力の補正量を最小限に留めることができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、試料接触位置の高さ調整を行う際(図4のステップS105、ステップS108)に、ステージ昇降部3を自動で昇降させるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、ステージ昇降部3を手動で移動可能に構成し、ユーザにより手動で高さを調整させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、試料接触位置の高さ確認を行う際に、読み取られたスケール51の目盛が1mmの位置(基準位置)にないと判定した場合(図4のステップS104、ステップS107でNO)、表示部30にエラー表示させるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、音声を出力可能なスピーカ等を備えるようにして、表示部30にエラー表示させる代わりに、警告音を出力させるようにしてもよい。或いは、表示部30にエラー表示させると同時に、警告音を出力させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、所定時間内に磁束密度の低下特性を計測できていないと判定した場合(図4のステップS110でNO)、表示部30にエラー表示させるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、表示部30にエラー表示させる代わりに警告音を出力させるようにしてもよいし、表示部30にエラー表示させると同時に警告音を出力させるようにしてもよい。
また、表示部30にエラー表示させた後、ステップS107へと移行させて再度試料接触位置の高さ確認を行わせるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、ステップS106へと移行させて再度所定の試験力を発生させるようにしてもよいし、ステップS103へと移行させて再度試料Sに対するアプローチを行わせるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、試験力負荷手段として、第1フォースモータ62及び第2フォースモータ72の2つのフォースモータを備えるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、第1フォースモータ62又は第2フォースモータ72のいずれか一のフォースモータのみを備えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、図4に示した試験力補正テーブル作成処理により、試験力補正テーブルTを作成するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、複数の硬さ試験機100から統計的に得られた磁束密度の低下特性に基づいて、汎用的な試験力補正テーブルTを予め作成して、記憶部203に記憶させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、試験力補正テーブルTを作成し、当該試験力補正テーブルTを参照して、試験力を補正させるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、複数の硬さ試験機100から統計的に得られた磁束密度の低下特性に基づいて、温度と試験力の低下との関係を示す所定の計算式等を導出して、当該導出された計算式等に基づいて、試験力を補正させるようにしてもよい。
その他、硬さ試験機100を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 硬さ試験機
10 試験機本体
11 基礎部
12 アーム部
13 固定部
1 電子天秤(試験力測定手段)
2 XYステージ
3 ステージ昇降部(上下装置)
4 圧子
5 圧子軸
51 スケール
52 リニアエンコーダ
6 圧子軸ユニット
61 支持ばね
62 第1フォースモータ(試験力負荷手段)
62b 駆動コイル部
62c 温度センサ(温度検出手段)
63 圧子軸変位検出部(侵入量検出手段)
7 押圧力負荷装置
71 制御レバー
72 第2フォースモータ(試験力負荷手段)
72b 駆動コイル部
72c 温度センサ(温度検出手段)
8 ターレット
9 対物レンズ
20 撮影部
30 表示部
40 操作部
200 制御部
201 CPU(試験力補正手段、判定手段、測定制御手段、テーブル作成手段)
202 RAM
203 記憶部(記憶手段)
S 試料
T 試験力補正テーブル

Claims (1)

  1. 試料の表面に圧子により試験力を負荷してくぼみを形成させ、当該くぼみ形成時の圧子の押込み深さを計測することにより試料の硬さを測定する硬さ試験機において、
    磁界に配置された駆動コイル部に電流を流すことによって生じた電磁力により試験力を発生して前記圧子に負荷し、前記圧子を前記試料の表面に押し込む試験力負荷手段と、
    前記試験力負荷手段の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段により検出された温度に基づいて、前記試験力負荷手段により発生させる試験力を補正する試験力補正手段と、
    上面に載置された前記試料に対して前記圧子により負荷された試験力を測定する試験力測定手段と、
    前記試験力負荷手段により発生させた試験力と、前記試験力測定手段により測定された試験力の測定値と、前記温度検出手段により検出された温度と、に基づいて作成された試験力補正テーブルを記憶する記憶手段と、
    前記試験力測定手段を上下方向に移動させる上下装置と、
    前記試験力負荷手段により前記試料の表面に押し込まれた前記圧子の侵入量を検出する侵入量検出手段と、
    前記試験力負荷手段により前記圧子が前記試料の表面に押し込まれた後、前記侵入量検出手段により検出された前記圧子の侵入量に基づいて、前記上下装置により前記圧子が前記試料に接触した位置の高さを調整させ、前記圧子が前記試料に接触した位置の高さが所定の基準位置にあるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により所定の基準位置にあると判定された場合に、前記試験力測定手段により前記試料に対して負荷された試験力を測定させるとともに、前記温度検出手段により前記試験力負荷手段の温度を検出させる測定制御手段と、
    前記測定制御手段の制御により測定された試験力の測定値及び検出された温度に基づいて、前記試験力補正テーブルを作成するテーブル作成手段と、
    を備え
    前記試験力補正手段は、前記記憶手段に記憶された試験力補正テーブルに基づいて、前記試験力負荷手段により発生させる試験力を補正することを特徴とする硬さ試験機。
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