JP6055002B2 - ロボットを退避動作させる人間協調ロボットシステム - Google Patents

ロボットを退避動作させる人間協調ロボットシステム Download PDF

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Description

本発明は、ロボットに作用する外力に応じてロボットを退避動作させる人間協調ロボットシステムに関する。
近年、生産現場において人間とロボットとを混在して配置し、生産作業を人間とロボットとに分担させる人間協調ロボットシステムが開発されている。人間の安全を確保するために、人間とロボットとの間に安全柵を配置する場合がある。しかしながら、安全柵を配置すると作業の遅延を招くので、近年では、安全柵を用いることのない人間協調ロボットシステムが提案されている。
そのような人間協調ロボットシステムにおいては、人間の安全を確保するために、ロボットが人間に接近または接触すると、ロボットを減速または停止させている。しかしながら、人間とロボットとが作業エリアを共有しているので、減速または停止されたロボットは人間が作業する際の障害物になる場合がある。
従って、そのようなロボットを作業エリアから退避させることが望まれる。この目的のために、人間がロボットを押圧する際にロボットに作用させた外力を検出するセンサがロボットに設けられている。そして、人間がロボットを所定値以上の外力で単に押圧することにより、ロボットに退避動作を行わせることが行われている。この場合には教示操作盤を用いる必要はない。
ここで、特許文献1には、人間とロボットとが協働でワークを搬送するシステムにおいて、ワークとロボットのハンドとの間に作用する外力を検出するセンサが設けられている。特許文献2においては、モータと該モータにより駆動されるアームとの間にトルクセンサが設けられた構成が開示されている。
特許第4445038号公報 特開平10−291182号公報
しかしながら、ロボットに外力が作用していないにもかかわらず、センサが外力を誤検出してロボットに退避動作を行わせる場合がありうる。そのような場合とは、例えばロボットがワークを把持している際にワークが不意に落下した場合およびワークの重量の設定値が誤っている場合などである。これにより、ロボットが周辺機器や人間などに衝突して危険になる可能性がある。
ここで、特許文献1は、ロボットのハンドがワークの一端を把持すると共に人間がワークの他端を把持する構成に限定している。また、特許文献1はロボットとハンドとの間にセンサを配置することを想定しており、特許文献2のようにロボットの関節などにセンサを配置する場合には適用できない。このため、特許文献1の構成を、ロボットと人間とが作業空間を共有して協調作業を行う人間協調ロボットシステムに適用するのは難しい。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、センサが誤検出することによりロボットが退避動作を開始した場合であっても、ロボットの退避動作を停止させることのできる、人間協調ロボットシステムを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、ロボットと人間とが作業空間を共有して協調作業を行う人間協調ロボットシステムにおいて、前記ロボットに作用する外力を検出する外力検出部と、人間が停止状態にあるロボットに力を加えた際に前記外力検出部により検出された外力が第一閾値より大きい場合には、前記外力を小さくする方向に前記ロボットを移動させる退避動作を指令する退避動作指令部と、前記ロボットの現在位置を取得する位置取得部と、該位置取得部により取得された前記ロボットの現在位置が、退避動作が許容される退避領域から逸脱するときには、前記退避動作を停止させる退避動作停止部と、を具備する人間協調ロボットシステムが提供される。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、さらに、前記外力が前記第一閾値よりも小さい第二閾値以下である場合に前記ロボットの現在位置を含む所定の領域を退避領域として設定する退避領域設定部を具備する。
3番目の発明によれば、1番目または2番目の発明において、前記外力検出部は、前記ロボットの先端に取付けられた力センサである。
1番目の発明においては、ワークがロボットのハンドから不意に落下して退避動作が開始した場合であっても、ロボットの現在位置が退避領域から逸脱するときには、ロボットを停止させられる。従って、ロボットが周辺機器や人間などに衝突して危険になるのを防止することが可能となる。
2番目の発明においては、退避領域を設定することにより、ロボットが退避動作可能な領域を制限することができる。
添付図面に示される本発明の典型的な実施形態の詳細な説明から、本発明のこれら目的、特徴および利点ならびに他の目的、特徴および利点がさらに明解になるであろう。
本発明における人間協調ロボットシステムの基本構成を示す図である。 ロボットの第一の側面図である。 ロボットの第二の側面図である。 時間と外力との関係を示す図である。 時間と外力との関係を示す他の図である。 本発明における人間協調ロボットシステムの動作を示すフローチャートである。 退避領域を説明するための図である。 退避領域を説明するための他の図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は本発明における人間協調ロボットシステムの基本構成を示す図である。図1に示されるように、人間協調ロボットシステム1は、ロボット10と、ロボット10を制御する制御装置20と、人間11とを主に含んでいる。ロボット10は人間11の近傍に配置されているので、人間協調ロボットシステム1においては、ロボット10と人間11とが作業空間を共有して協調作業を行うことができる。
ロボット10は、例えば六軸多関節ロボットであり、ワークWを把持することのできるハンドHをその先端に備えている。そして、力センサSがハンドHとロボットアームの先端との間においてロボット10に内蔵されている。従って、力センサSは、力センサSが取付けられた場所からハンドHの先端およびワークWまでに作用する外力を外力検出値Fdとして検出する。
図1に示される制御装置20はデジタルコンピュータであり、力センサSにより検出された外力検出値Fdを用いて、周辺機器などの外部環境からロボット10に作用する力を外力推定値として推定する外力推定部21を含んでいる。外力推定部21は、力センサSが検出した外力検出値Fdから、外力が作用していないときにおけるハンドHおよびワークWのそれぞれの自重を減算して外力推定値Feを算出する。より正確に外力推定値Feを算出する場合には、外力検出値Fdから、ロボット10とワークWのそれぞれが移動することによって生じる慣性力によって力センサSに作用する力をさらに減算するようにしてもよい。なお、他の方法により外力推定値Feを推定してもよい。力センサSおよび外力推定部21はロボット10に作用する外力を検出する外力検出部としての役目を果たす。
さらに、制御装置20は、外力推定部21により推定された外力推定値Fdが閾値より大きい場合には、外力推定値を小さくする方向にロボット10を移動させる退避動作を指令する退避動作指令部22を含んでいる。従って、人間11が閾値より大きい力でロボット10を意図的に押圧すると、退避動作指令部22が退避動作を指令し、ロボット10が退避動作を開始するようになる。なお、閾値は実験等により予め求められ、制御装置20の記憶部(図示しない)に記憶されているものとする。
さらに、制御装置20は、ロボット10の現在位置を取得する位置取得部23を含んでいる。位置取得部23は、ロボット10の各軸を駆動するモータ(図示しない)に取付けられたエンコーダ(図示しない)に接続されている。従って、位置取得部23は、ロボット10の特にアーム先端部の位置を取得することができる。
さらに、制御装置20は、位置取得部23により取得されたロボット10の現在位置が退避領域から逸脱するときには、退避動作指令部22により指令された退避動作を停止させる退避動作停止部24を含んでいる。また、制御装置20は、外力推定値が閾値以下である場合にロボット10の現在位置を含む所定の領域を退避領域として設定する退避領域設定部25を含んでいる。
図2および図3はロボットの側面図である。図2において、ロボット10のハンドHは、重量が例えば30kgのワークWを把持している。この場合、ロボット10に作用する外力はないので、外力推定部21が算出する外力推定値Feは0kgである。
ここで、図3に示されるように、ロボット10のハンドHからワークWが不意に脱落した場合を考える。これにより、外力検出値FdはワークWの重量である30kgだけ減少する。その結果、外力推定部21が算出する外力推定値Feは30kg前後になる。
そして、退避動作指令部22のための閾値が30kg前後に設定されている場合には、退避動作指令部22が退避動作を指令する。この場合には、実際には、退避する必要がないにもかかわらず、ロボット10が退避動作を開始する事態となる。これにより、ロボット10が周辺機器または人間11に衝突する可能性があり、その結果、ロボット10や周辺機器が損傷したり、人間11に危険が及ぶ場合がある。
ところで、図4Aおよび図4Bは時間と外力との関係を示す図である。これら図面において横軸は時間を示しており、縦軸は力センサSにより推定された外力検出値Fdを示している。図4Aの時刻t1においてワークWがロボット10のハンドHから不意に落下すると、外力はほぼゼロから外力FA2まで急激に上昇する。その後、外力は外力FA2と、これよりも小さい外力FA1との間で変動する。
同様に、図4Bの時刻t2において人間11がロボット10を手などで意図的に押圧すると、外力はほぼゼロから外力FB2まで上昇する。そして、外力は外力FB2と、これよりも小さい外力FB1との間で変動する。
図5は本発明における人間協調ロボットシステムの動作を示すフローチャートである。以下、図5を参照しつつ、人間協調ロボットシステム1の動作を説明する。なお、図5に示される処理は所定の制御周期毎に繰返し実施されるものとする。
はじめに、図5のステップS11において、力センサSが外力検出値Fdを検出する。次いで、ステップS12において、外力推定部21が外力推定値Feを推定する。さらに、ステップS13においては、外力推定値Feと退避領域用閾値A2とを比較する。退避領域用閾値A2は実験等により予め求められた所定の値であり、例えば2kgである。
ステップS13において、外力推定値Feが退避領域用閾値A2より大きくないと判定された場合には、ステップS14に進む。ステップS14においては、退避領域設定部25が退避領域Zを設定する。
ここで、図6Aおよび図6Bは退避領域を説明するための図である。はじめに、位置取得部23によって取得された現在位置CPが退避領域設定部25に供給される。そして、図6Aに示されるように、現在位置CPを中心とした所定半径の球を退避領域Zとして設定する。所定半径は例えば30cmである。なお、他の手法により退避領域Zを設定するようにしてもよい。退避領域Zが設定されると、ステップS11に戻る。
ステップS13において、外力推定値Feが退避領域用閾値A2より大きいと判定された場合には、ステップS15に進む。ステップS15においては、外力推定値Feが閾値A1よりも大きいか否かがさらに判定される。閾値A1は実験等により予め求められた退避領域用閾値A2よりも大きい所定の値であり、尚且つ閾値A1は図4Aに示される外力FA1および図4Bに示される外力FB1よりも小さくてゼロより大きい所定の値であり、例えば30kg前後であるものとする。
そして、外力推定値Feが閾値A1より大きいと判定された場合には、ステップS16に進む。ステップS16においては、人間11がロボット10を意図的に押圧したものと判断して、退避動作指令部22が退避指令を出力する。これにより、ロボット10は外力推定値を小さくする方向に退避動作するようになる。なお、外力推定値Feが閾値A1より大きくないと判定された場合には、ステップS11に戻る。
そして、ロボット10が退避動作しているときに、ステップS17において、位置取得部23によりロボット10の先端部の現在位置CPを取得する。そして、ステップS18において、現在位置CPが退避領域Zの外側にあるか否かが判定される。図6Bに示されるように、現在位置CPが退避領域Zから逸脱して退避領域Zの外側にある場合には、ステップS19において退避動作停止部24が退避動作を停止させる。なお、現在位置CPが退避領域Z内にある場合には、ステップS17に戻る。
ここで、人間11がロボット10を閾値A1より大きい力で意図的に押圧した場合には、ロボット10の先端点が所定半径、例えば30cmだけ移動すると、ロボット10は停止する。この場合、人間11がロボット10を再度同様に押圧すると、ロボット10は退避動作を再び開始するようになる。
また、前述したようにワークWがロボット10のハンドHから不意に落下した場合には、外力推定値Feが30kg前後になるので、ロボット10が退避動作を開始する。この場合、ワークWが落下した後では外力推定値Feはほとんど変化しない。そして、ロボット10が退避領域Zから逸脱すると、ロボット10が停止するようになる。従って、ロボット10が停止すれば、新たな退避領域Zは作成されなくなる。それゆえ、本発明では、ワークWがロボット10から不意に落下して退避動作が開始した場合であっても、ロボット10を停止させられる。
このように、本発明においては予め退避領域Zを設定しているので、ロボット10が退避動作可能な領域を制限できる。このため、ワークWがロボット10から不意に落下したときなど、誤検出した場合であっても、ロボット10が退避領域Zを逸脱するとロボット10を停止させられる。なお、所定の領域を退避領域Zとして予め設定してもよい。このため、本発明では、ロボット10が周辺機器や人間11などに衝突して危険になるのを防止することが可能となる。また、ワークの重量の設定値が誤っているためにロボット10が退避動作する場合にも同様な制御を行うことができる。
なお、図5を参照して説明した実施形態においては外力推定部21は、外力検出値Fdを用いて外力推定値Feを推定している。しかしながら、外力推定部21がロボット10の各軸を駆動するモータに流れる電流値を用いて外力推定値Feを推定してもよい。また、力センサSの外力検出値Fdに基づいて前述したのと同様な判断をすることも可能である。この場合には、第一閾値A1および第二閾値A2は別途設定されるのが好ましい。
さらに、力センサSがロボット10の基部に配置されていてもよい。この場合には、ロボット10のアーム上に他の物体が載置されることにより誤検出が生じてロボット10が退避動作するのを防止することができる。
典型的な実施形態を用いて本発明を説明したが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなしに、前述した変更および種々の他の変更、省略、追加を行うことができるのを理解できるであろう。
1 人間協調ロボットシステム
10 ロボット
11 人間
20 制御装置
21 外力推定部(外力検出部)
22 退避動作指令部
23 位置取得部
24 退避動作停止部
25 退避領域設定部
S 力センサ(外力検出部)

Claims (3)

  1. ロボット(10)と人間(11)とが作業空間を共有して協調作業を行う人間協調ロボットシステム(1)において、
    前記ロボットに作用する外力を検出する外力検出部(S、21)と、
    人間が停止状態にあるロボットに力を加えた際に前記外力検出部により検出された外力が第一閾値より大きい場合には、前記外力を小さくする方向に前記ロボットを移動させる退避動作を指令する退避動作指令部(22)と、
    前記ロボットの現在位置を取得する位置取得部(23)と、
    該位置取得部により取得された前記ロボットの現在位置が、退避動作が許容される退避領域から逸脱するときには、前記退避動作を停止させる退避動作停止部(24)と、を具備する人間協調ロボットシステム。
  2. さらに、前記外力が前記第一閾値よりも小さい第二閾値以下である場合に前記ロボットの現在位置を含む所定の領域を退避領域として設定する退避領域設定部(25)を具備する請求項1に記載の人間協調ロボットシステム。
  3. 前記外力検出部は、前記ロボットの先端に取付けられた力センサである、請求項1または2に記載の人間協調ロボットシステム。
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