JP6043634B2 - ポンピングノイズのシミュレーション方法 - Google Patents
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Description
まず、本発明の実施形態に係るシミュレーション方法を実行するためのシミュレーション装置について説明する。
図1乃至5を参照して、本発明の第1実施形態に係るシミュレーション方法について説明する。本実施形態に係るシミュレーション方法は、有限要素法を用いて、自動車等に使用されるタイヤ(例えば、空気入りタイヤ)の挙動及び性能を解析するものである。具体的に、本実施形態に係るシミュレーション方法は、路面と接地する接地面に少なくともタイヤ周方向に対して傾斜する方向に延びる溝部を有するタイヤが路面に接地する際に発生するポンピングノイズの予測に用いられるデータを算出するポンピングノイズのシミュレーション方法である。図1には、本発明の第1実施形態に係るシミュレーション方法のフローチャートが示されている。
また、シミュレーション装置は、算出した溝体積変化率ΔVA乃至ΔVEの平均値を、タイヤモデル200における溝体積の溝体積変化率ΔVとして算出する。
次に、本実施形態に係るシミュレーション方法による作用及び効果について説明する。
・ 設定内圧: 180kPa
・ 設定荷重: 4.3kN
・ 試験方法: タイヤを装着した車両を速度80km/hによって走行させながら、ギアをニュートラルとし、エンジンを切った状態にした。この状態において、車両中心から車両側方に7.5m及び路面から高さ1.2mの位置に配置したマイクロフォンを用いて音圧を測定した。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
Claims (3)
- 路面と接地する接地面に少なくともタイヤ周方向に対して傾斜する方向に延びる溝部を有するタイヤが前記路面に接地する際に発生するポンピングノイズの予測に用いられるデータを算出するポンピングノイズのシミュレーション方法であって、
前記タイヤをモデル化したタイヤモデルを生成するステップAと、
前記路面をモデル化した路面モデルを生成するステップBと、
前記路面モデルを前記タイヤモデルに所定の力で押し当てて、前記溝部の溝内における溝体積を算出するとともに、前記路面モデルの前記タイヤモデルにおける押し当て位置をタイヤ周方向に移動させて、前記溝体積の溝体積変化率を算出するステップCと、
前記溝体積変化率に基づいて前記タイヤモデルにおけるポンピングノイズの音圧レベルを決定するステップDとを含むことを特徴とするポンピングノイズのシミュレーション方法。 - 前記ステップDにおいて、
前記タイヤとは異なる複数のタイヤをモデル化した複数のタイヤモデルごとの溝体積変化率と、前記複数のタイヤを用いて測定された複数のポンピングノイズの音圧レベルとの関係によって得られる関係式を用いることによって、前記溝体積変化率に基づいて前記タイヤモデルにおけるポンピングノイズの音圧レベルを決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のポンピングノイズのシミュレーション方法。 - 前記タイヤモデルは、前記タイヤのトレッド部におけるトレッドパターンのみをモデル化したパターンモデルである
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のポンピングノイズのシミュレーション方法。
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