JP6042244B2 - モータのシリーズおよびその作成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、モータのシリーズに関する。
近年、一定の速度で回転するモータについて、効率の算定方法を規定するIEC(国際電気標準会議)60034−2−1が2007年に発行され、その算定方法を用いて効率クラスを規定するIEC60034−30が2008年10月に発行された。ここで効率クラスとは、効率基準値をクラスで分類したもので、最も高い効率からIE4(スーパープレミアム効率)、IE3(プレミアム効率)、IE2(高効率)、及びIE1(標準効率)が規定されている。
省エネの流れにより、各国とも標準効率のモータ(IE1)は、使用が規制されていくスケジュールが示されている。しかしながら、従来のIE1型のモータも、規制が実際に実行されるまでは販売が可能であり、安価であるが故にユーザのニーズもある。また、規制の対象から除外される機種や用途があり、これらの機種や用途においては、規制後もIE1型のモータの使用を継続できるという事情もある。このため、メーカは当面の間、同じ容量でありながら効率の異なる複数種類のモータを製造および販売する必要がある。
特許文献1には、許容トルクまたは容量に依存して設定される枠番が異なる複数種のギヤと、発生トルクまたは容量に依存して設定される枠番が異なる複数種のモータと、を有し、その中から選択された特定の枠番のギヤとモータとを連結してギヤモータを構成するギヤモータのシリーズにおいて、第1基本シリーズの特定の枠番のギヤと連結されるモータが、第1基本シリーズよりもモータの効率が高い第2基本シリーズの特定の枠番よりも小さい枠番のギヤと連結されることが記載されている。これによると、効率の異なる各基本シリーズのモータを共用化することによって、全シリーズにおけるギヤモータの種類を抑制することができる。
特開2012−244775号公報
メーカの製造負担や在庫負担をさらに軽減するためには、効率の異なる複数のシリーズのモータ間で、モータを構成する部品をできるだけ共通化することが望ましい。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、第1シリーズと、第1シリーズよりも効率の高い第2シリーズとを有するモータのシリーズにおいて、第1シリーズのモータと第2シリーズのモータとで部品を共通化する技術を提供することにある。
本発明のある態様は、複数種類の容量のモータが含まれる第1シリーズと、該第1シリーズよりも効率の高い第2シリーズと、を有するモータのシリーズである。第2シリーズの特定容量のモータのモータケーシングおよび反負荷側カバーが、特定容量よりも大きい容量の第1シリーズのモータと共通化される。第1シリーズのモータおよび第2シリーズのモータの反負荷側カバーの内周側に内径の異なるブッシュをそれぞれ装着し、第1シリーズのモータでは、第2シリーズのモータよりも外径の大きい軸受でモータ軸を支持する。
この態様によると、反負荷側カバーの軸受装着部に嵌め込むブッシュを変更するだけで、第1シリーズにおいて、反負荷側の軸受として第2シリーズのモータよりも外径が大きい軸受を使用することができる。したがって、第1シリーズのモータと第2シリーズのモータとで、少なくともモータケーシングおよび反負荷側カバーを共通化することができる。
以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、第1シリーズと、第1シリーズよりも効率の高い第2シリーズとを有するモータのシリーズにおいて、第1および第2シリーズでの部品の共通化を図ることができる。
(a)、(b)は、それぞれ第1シリーズのモータと第2シリーズのモータとをモータの中心軸を含む鉛直面で切断したときの縦断面図である。 (a)、(b)は、それぞれ第1シリーズのモータと第2シリーズのモータとをファン側から観察したときの端面図である。
図1および2は、本発明の一実施形態に係るモータのシリーズの第1シリーズのモータ100と、第2シリーズのモータ200とを比較する図である。第1シリーズおよび第2シリーズには、それぞれ複数種類の容量のモータが含まれる。第1シリーズは例えばIE1のモータからなり、第2シリーズは、第1シリーズよりも効率の高い例えばIE3のモータからなる。
図1(a)、(b)は、それぞれ第1シリーズのモータ100と第2シリーズのモータ200をモータの中心軸を含む鉛直面で切断したときの縦断面図である。図2(a)、(b)は、それぞれ第1シリーズのモータ100と第2シリーズのモータ200をファン側から観察したときの端面図である。
モータ100、200は、例えばかご形誘導電動機である。第1シリーズのモータ100と第2シリーズのモータ200とで共通する(または共通化可能な)部品には、同一の参照符号が付されている。
ステータコア134は、同一形状に型抜きされた多数の薄板状(例えば、厚さ0.5mm)の電磁鋼板を積層して形成される。ステータコア134は、モータケーシング130の内周に、例えば焼き嵌めによって嵌合される。ステータコア134に形成された複数のスロット(図示せず)には銅線のコイル138が所定回数だけ巻回されている。
ロータコア136も、ステータと同様に同一の円形状に型抜きされた多数の薄板状の電磁鋼板を積層して形成される。ロータコア136には、中央にモータ軸112を挿通するための円形穴が形成されるとともに、その外周側には、径方向に延びる複数の同一形状のスロット(図示せず)が等間隔に形成されている。ロータコア136の円形穴は、モータ軸112に締まり嵌めによって固定される。
ロータコア136に形成されたスロット内には、アルミニウムまたは銅などの導体がダイキャスト鋳造により鋳込まれている。ロータコア136の両端面には、スロット内の導体と一体構造となる短絡環137が形成される。
モータケーシング130は、例えばアルミダイキャスト製、鋳鉄製または鋼板製であり、ロータおよびステータの重量を支持するとともに、ロータおよびステータ等で発生する熱をモータ外部に放熱する役割を有する。
モータ軸112の負荷側の先端112aには、キー溝112bを利用するなどして、歯車装置(減速機)を初めとする、モータによる駆動対象である任意の機械が連結される。
モータ軸112の負荷側は、軸受116を介してステータコア134に対して回転自在に支持されている。軸受116は、モータケーシング130の外周から内径側に延び出す負荷側カバー114の内周に形成された軸受装着部114aに嵌合される。負荷側カバー114とモータ軸112の間は、回転シール113により密封される。
モータ軸112の反負荷側は、軸受117を介してステータコア134に対して回転自在に支持されている。軸受117、217は、モータケーシング130の外周から内径側に延び出す反負荷側カバー115の内周に形成された軸受装着部115aに、それぞれブッシュ140、240を介して嵌合される。
なお、負荷側カバー114と反負荷側カバー115は、軽量化のために例えばアルミニウム製であることが好ましい。この場合、アルミニウムよりも熱膨張率が小さく強度の高い、例えば鉄でブッシュ140、240を作成することで、モータ発熱時の軸受のクリープ、軸受装着部115aの摩耗や変形を防止することができる。
負荷側カバー114、反負荷側カバー115およびモータケーシング130は、モータ軸方向に延びる通しボルト135によって互いに締結される。なお、負荷側カバー、反負荷側カバーおよびモータケーシングが一体的に形成されてもよい。
モータ100および200のモータ軸112の後端側には、ファン118、218がそれぞれ配置される。ファンのさらに外側にはファンカバー132が配置される。ファンカバー132はボルト121によって反負荷側カバー115に固定される。
続いて、第1シリーズのモータ100と第2シリーズのモータ200との相違点について説明する。
第2シリーズのモータ200は、第1シリーズのモータ100よりも高効率であるが、モータケーシング130、ステータコア134、ロータコア136等は、モータ100および200で共通している。各モータの効率の違いは、ステータコア134に巻回する銅線コイルの巻数、銅線の直径、結線、コイルに流す電流を変えることなどによって実現している。
ここで、第2シリーズの特定容量のモータ200を、特定容量よりも大きい容量の第1シリーズのモータ100としてそのまま使用することを考える。例えば、本実施形態においては、モータ100は、第1シリーズにおける1.5kWのモータとして使用され、モータ200は、第2シリーズにおける0.75kWのモータとして使用される。この場合、モータ軸112の反負荷側を支持する軸受の負荷が大きくなるため、この軸受の寿命が短くなりモータの稼働時間が短くなるという問題が生じる。
そこで、本実施形態では、第1シリーズのモータ100と第2シリーズのモータ200とで、モータケーシング130や反負荷側カバー115等は共通のものを使用しつつ、反負荷側カバー115の軸受装着部115aに、外径は同一であるが内径の異なるブッシュ140、240をそれぞれ装着するようにした。そして、モータケーシング等を第1シリーズのモータ100として使用する場合には、第2シリーズのモータ200で使用している反負荷側の軸受217(外径D2)よりも外径の大きな(D1>D2)軸受117(外径D1)をブッシュ140に嵌合する。こうすることで、第1シリーズのモータ100での軸受の耐久性が向上するため、第1シリーズのモータの稼働時間を長期化することができる。
ブッシュ140、240は、最初から異なるサイズのものを準備しておき、モータ100、200の製造時に反負荷側カバー115の軸受装着部115aに装着してもよい。あるいは、反負荷側カバー115の成形時に、内径がD2よりも小さい鉄製のブッシュを軸受装着部115aに鋳込んでおき、ブッシュの内周側の削り代を、第1シリーズのモータ100と第2シリーズのモータ200とで変えるようにしてもよい。具体的には、第1シリーズのモータ100の場合、ブッシュの内周を内径D1まで削り、第2シリーズのモータ200の場合、ブッシュの内周を内径D2まで削る。こうすることで、ブッシュ140、240という別部品を準備する必要がなくなり、ブッシュが鋳込まれた1種類の反負荷側カバー115を準備しておけばよい。
例えばクリープを防止でき、軸受装着部115aの摩耗や変形が生じない場合には、反負荷側カバー115の軸受装着部115aの内径を、第1シリーズのモータ100用の軸受117がちょうど嵌合されるサイズに作成しておいてもよい。こうすると、第1シリーズのモータ100では、反負荷側カバー115にブッシュを装着する必要がなくなり、第2シリーズのモータ200を製造する場合にのみ、反負荷側カバー115の軸受装着部115aにブッシュ240を装着すればよい。こうすることで、ブッシュ140を準備する必要がなくなる。つまり、本発明において、「内径の異なるブッシュを装着する」とは、第1シリーズにおいてブッシュを装着しない場合(この場合、ブッシュの内径は反負荷側カバーの内径に等しいと捉える)も含む。
また、例えば鋳鉄製の反負荷側カバーを採用する場合には、軸受装着部115aの内径を、第1シリーズのモータ100用の軸受117の外径に適合させた反負荷側カバーと、第2シリーズのモータ200用の軸受217の外径に適合させた反負荷側カバーとを、別の部品として構成してもよい。この場合、第1シリーズのモータ100と第2シリーズのモータ200とで共通する反負荷側カバーの中間体を先に作成してもよい。この中間体は、軸受装着部115aの内径が、第2シリーズのモータ200用の軸受217の外径D2よりも小さくされている。そして、軸受装着部115aの内周側の削り代を、第1シリーズのモータ100と第2シリーズのモータ200とで変えるようにしてもよい。こうすることで、反負荷側カバーとは別の部品としてブッシュを準備しておく必要がなくなる。
第1シリーズのモータ100および第2シリーズのモータ200でそれぞれ使用される反負荷側の軸受117、217は、外径が異なるが内径は同一のものとするのがよい。これにより、軸受117、217で回転支持するモータ軸112をも共通化することができる。
第1シリーズのモータ100は、第2シリーズのモータ200よりも高負荷になるため、発熱も増大する。そのため、第1シリーズのモータ100では、第2シリーズのモータ200で使用するファン218(外径F2)よりも外径の大きな(F1>F2)ファン118(外径F1)をモータ軸112の後端側に取り付けることが好ましい。これにより、第1シリーズのモータ100の発熱にも対処することができる。
反負荷側に配置される軸受のサイズは、主にモータの容量によって決定されるのに対し、負荷側に配置される軸受のサイズは、モータ軸に連結される装置によって決定される。例えばモータ軸に歯車装置を連結する場合には、そのギア比によって負荷側の軸受サイズが定まる。したがって、第1シリーズのモータ100と第2シリーズのモータ200とで同じ装置がモータ軸に連結される場合には、負荷側カバー114と、これに嵌合される負荷側の軸受116とを共通化することができる。これにより、第1および第2シリーズのモータでの共通部品数をさらに増やすことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1シリーズのモータと、第1シリーズよりも高効率の第2シリーズのモータとで、反負荷側カバー、負荷側カバー、負荷側の軸受、モータ軸、モータケーシング、ステータコアおよびロータコア等の部品を共通化することができる。第1シリーズのモータでは、反負荷側カバーの軸受装着部に装着するブッシュを変更するだけで、第1シリーズのモータにおいて、第2シリーズのモータで用いる軸受よりも外径が大きく耐久性の高い軸受を使用することが可能である。
このように、それぞれ複数種類の容量のモータを含むが効率の異なるモータのシリーズ間で、モータを構成する部品を共通化することにより、モータ製造の低コスト化、納期短縮、部品の在庫圧縮を図ることができる。
なお、上記の共通化可能な部品の一部について、第1シリーズのモータと第2シリーズのモータとで異なる部品を使用することを妨げるものではない。
以上、本発明の実施の形態について説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、第1シリーズのモータ100と、高効率の第2シリーズのモータ200とで、ステータコア134とロータコア136とが共通することを述べた。しかしながら、ステータコアの外径が同一であれば、ステータコアとロータコアとが第1および第2シリーズで共通でない場合も、本発明の範囲に含まれる。例えば、ステータコアまたはロータコアを構成する電磁鋼板の種類が違ったり、スロット形状が異なったりしていてもよい。
本発明における第1シリーズ、第2シリーズという用語は、シリーズが三つ以上存在する場合でも、特定の容量においてその中の任意の二つのシリーズに着目して適用されていればよい。例えば、IE2とIE3のシリーズ間で適用されるものであってもよい。この場合は、IE2が第1シリーズ、IE3がより効率の高い第2シリーズということになる。すなわち、本発明は、必ずしも全てのシリーズにまたがって網羅的に適用されている必要はない。また、例えばIE1とIE2との間で本発明が適用される場合であっても、全ての容量において本発明の関係が成立していることは必ずしも要求されない。例えば、特定容量以外のモータにおいて、上記の共通化可能な部品の一部または全てで異なる部品が採用されることも、本発明の範囲内である。
100 第1シリーズのモータ、 112 モータ軸、 114 負荷側カバー、 114a 軸受装着部、 115 反負荷側カバー、 115a 軸受装着部、 117、217 反負荷側の軸受、 118、218 ファン、 130 モータケーシング、 134 ステータコア、 136 ロータコア、 138 コイル、 140、240 ブッシュ、 200 第2シリーズのモータ。

Claims (9)

  1. 複数種類の容量のモータが含まれる第1シリーズと、該第1シリーズよりも効率の高い複数種類の容量のモータが含まれる第2シリーズと、を有し、
    前記第1シリーズおよび前記第2シリーズに含まれる各モータは、モータケーシングと、反負荷側カバーと、モータ軸と、前記モータ軸を前記反負荷側カバーに支持させる反負荷側軸受と、を有し、
    第2シリーズの特定容量の第2モータのモータケーシングおよび反負荷側カバーを、前記特定容量よりも大きい容量の第1シリーズの第1モータと共通化し、
    前記第2モータは、前記反負荷側カバーと前記反負荷側軸受の間にブッシュが装着され、
    前記第1モータは、前記反負荷側カバーと前記反負荷側軸受の間に、前記第2モータのブッシュより内径の大きいブッシュが装着される、またはブッシュが装着されず、
    前記第1モータの前記反負荷側軸受は、前記第2モータの前記反負荷側軸受より外径が大きいことを特徴とするモータのシリーズ。
  2. 前記第1モータの前記反負荷側軸受と前記第2モータの前記反負荷側軸受は内径が同一であり、
    前記第1モータおよび前記第2モータで前記モータ軸を共通化することを特徴とする請求項1に記載のモータのシリーズ。
  3. 前記第2モータには、前記第1モータで用いるファンよりも、外径の小さいファンが使用されることを特徴とする請求項1または2に記載のモータのシリーズ。
  4. 前記第1モータおよび前記第2モータのモータ軸にはそれぞれ歯車装置が連結され、負荷側カバーと該負荷側カバーの内周側に配置される負荷側軸受とが、前記第1モータおよび前記第2モータで共通化されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のモータのシリーズ。
  5. 前記第1モータおよび前記第2モータで、ロータおよびステータが共通化されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のモータのシリーズ。
  6. 前記第1モータでは、前記反負荷側カバーの内周側にブッシュを装着しないことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のモータのシリーズ。
  7. 複数種類の容量のモータが含まれる第1シリーズと、該第1シリーズよりも効率の高い複数種類の容量のモータが含まれる第2シリーズと、を有し、
    前記第1シリーズおよび前記第2シリーズに含まれる各モータは、モータケーシングと、反負荷側カバーと、モータ軸と、前記モータ軸を前記反負荷側カバーに支持させる反負荷側軸受と、を有し、
    第2シリーズの特定容量の第2モータのモータケーシングを、前記特定容量よりも大きい容量の第1シリーズの第1モータと共通化し、
    前記第1モータの前記反負荷側カバーの軸受装着部の内径は、前記第2モータの前記反負荷側カバーの軸受装着部の内径よりも大きく、
    前記第1モータの前記反負荷側軸受は、前記第2モータの前記反負荷側軸受よりも外径が大きいことを特徴とするモータのシリーズ。
  8. 請求項1に記載のモータのシリーズの作成方法であって
    負荷側カバーの成形時に、該反負荷側カバーの軸受装着部に前記第1モータと前記第2モータとで共通のブッシュを鋳込み、前記第1モータと前記第2モータとで前記ブッシュの内周側の削り代を変え、前記第1モータでは、前記第2モータで用いる反負荷側軸受よりも外径の大きい反負荷側軸受を装着することを特徴とするモータのシリーズの作成方法。
  9. 請求項7に記載のモータのシリーズの作成方法であって
    記第1モータおよび前記第2モータで共通の反負荷側カバーの中間体を製造し、前記第1モータと前記第2モータとで前記中間体の軸受装着部の内周の削り代を変え、前記第1モータでは、前記第2モータで用いる反負荷側軸受よりも外径の大きい反負荷側軸受を装着することを特徴とするモータのシリーズの作成方法。
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