JP6036338B2 - 電磁クラッチ - Google Patents

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Description

本発明は、動力の伝達および遮断を行う電磁クラッチに関するものである。
従来の電磁クラッチは、エンジン等の駆動源により回転駆動されるロータと、このロータに対して所定の微小間隙を隔てて対向配置されたアーマチャと、このアーマチャを圧縮機側の回転軸に結合するハブ構造体とを備えている。
そして、このハブ構造体として、アーマチャに結合されるアウタハブの筒部と圧縮機側の回転軸に結合されるインナハブの筒部との間に、ゴム製の弾性部材を配置する構造が公知になっている(特許文献1参照)。また、アウタハブは、筒部の一端側から外周側に向かって延びる取付板部を備え、この取付板部とアーマチャがリベットにて結合されている。
特開平6−74258号公報
ところで、弾性部材の機能の1つにトルク変動を吸収することがあり、弾性部材は、体格が大きい、つまり大径の方が耐久性に優れる。
しかしながら、従来の電磁クラッチは、アウタハブの筒部の外周側に取付板部を配置しているため、アウタハブの筒部の外径を十分に大きくすることができず、ひいては弾性部材の外径を十分に大きくすることができず、弾性部材の耐久性が不足する虞があった。
本発明は上記点に鑑みて、アウタハブの筒部とインナハブの筒部との間に配置される弾性部材の耐久性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、駆動源によって回転駆動される駆動側回転体(2)と、電磁力により駆動側回転体側に吸引されて駆動側回転体の回転を受けるアーマチャ(3)と、回転軸方向に延びる筒状のアウタハブ筒部(41)を有するとともに、アーマチャに結合されるアウタハブ(4)と、アウタハブ筒部の内周側に配置されて回転軸方向に延びる筒状のインナハブ筒部(51)を有するとともに、従動側機器に結合されるインナハブ(5、6)と、ゴム系弾性材からなり、アウタハブ筒部とインナハブ筒部との間に配置されてアウタハブ筒部からインナハブ筒部へ駆動力を伝達する弾性部材(7)とを備え、アウタハブ筒部は、外周側に突出するアウタハブ外周突起部(411)が周方向に沿って複数個形成され、アウタハブにおけるアーマチャとの結合部位(42a)は、アウタハブを回転軸方向に沿って見たときに隣接するアウタハブ外周突起部間に位置し、アウタハブは、アウタハブを回転軸方向に沿って見たときに隣接するアウタハブ外周突起部間に、アーマチャに対向する板状のアウタハブ板部(42a、42b)を備え、アウタハブ板部の一部(42a)は、アーマチャとの結合部位として用いられ、アウタハブ板部の残部(42b)は、アーマチャとの間に隙間が形成され、隙間に弾性部材の一部が配置されていることを特徴とする。
これによると、結合部位の周方向両側では、弾性部材の外径を従来よりも大きくすることができるため、弾性部材の体格が大きくなり、ひいてはトルク変動吸収時の弾性変形に伴って発生する弾性部材の応力が小さくなり、弾性部材の耐久性が向上する。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態に係る電磁クラッチの正面断面図である。 図1のアウタハブの左側面図である。 図2のA−O−A断面図である。 図2のB−O断面図である。 図1のインナハブの左側面図である。 図5のC−C断面図である。 図1のアーマチャ、アウタハブ、インナハブ、および弾性部材の左側面図である。 図7のD−O−D断面図である。 図7のE−O断面図である。 一実施形態の第1変形例を示すアーマチャ、アウタハブ、インナハブ、および弾性部材の左側面図である。 一実施形態の第2変形例を示すアーマチャ、アウタハブ、インナハブ、および弾性部材の左側面図である。 一実施形態の第3変形例を示すアーマチャ、アウタハブ、インナハブ、および弾性部材の左側面図である。 一実施形態の第4変形例を示すアーマチャ、アウタハブ、インナハブ、および弾性部材の左側面図である。
本発明の一実施形態について説明する。本実施形態に係る電磁クラッチは、車両用空調装置において、駆動源としての車両走行用のエンジンから出力される回転駆動力を、従動側機器としての冷媒圧縮機へ断続的に伝達するために用いられる。
図1に示すように、電磁クラッチは、電磁石1、ロータ2、アーマチャ3、アウタハブ4、インナハブ第1部材5、インナハブ第2部材6、弾性部材7等を有し、回転軸Jを中心に回転する。
電磁石1は、ステータ11およびコイル12等を有し、コイル12に通電されることによって電磁力を発生させてロータ2とアーマチャ3とを連結させるようになっている。
ステータ11は、磁性材(具体的には、鉄)よりなる。コイル12は、絶縁性の樹脂材(具体的には、ナイロン)でモールディングされた状態でステータ11に固定されており、ステータ11に対して電気的に絶縁されている。
駆動側回転体としてのロータ2は、ロータ内側円筒部21、このロータ内側円筒部21の外周側に位置するロータ中間円筒部22、およびロータ中間円筒部22の外周側に位置するロータ外側円筒部23を備えている。これらの円筒部21、22、23は、回転軸J方向に延びる円筒形状であり、回転軸Jを中心に同心状に配置されている。
また、ロータ2は、ロータ内側円筒部21およびロータ中間円筒部22における回転軸J方向一端側同士を結ぶように回転軸垂直方向に広がるとともに、中央部にその表裏を貫通する円形状の貫通穴が形成された円板状のロータ端面部24を備えている。
ロータ内側円筒部21、ロータ中間円筒部22、およびロータ端面部24によって、円筒状空間が形成され、その円筒状空間に電磁石1が収容されている。
ロータ外側円筒部23の外周面には、Vベルト(図示せず)が掛けられるV溝(具体的には、ポリV溝)が形成されている。Vベルトは、エンジンから出力される回転駆動力をロータ2に伝達する。
ロータ内側円筒部21、ロータ中間円筒部22、ロータ外側円筒部23、およびロータ端面部24は、磁性材(具体的には、低炭素鋼)よりなり、ロータ内側円筒部21、ロータ中間円筒部22、およびロータ端面部24は、電磁石1が発生させる電磁力の磁気回路を構成する。
ロータ端面部24におけるアーマチャ3側には、ロータ2とアーマチャ3とが連結された際にアーマチャ3と接触するロータ摩擦面241が形成されている。また、このロータ摩擦面241には、アーマチャ3との摩擦係数を高めるための摩擦板25が装着されている。この摩擦板25は、中央部にその表裏を貫通する円形状の貫通穴が形成された円板状になっている。
ロータ内側円筒部21の内周側には、ボールベアリング26の外周側が固定され、ボールベアリング26の内周側には、冷媒圧縮機(図示せず)の外殻を形成するハウジングから電磁クラッチ側へ突出した円筒状のボス部(図示せず)が固定される。これにより、ロータ2は、冷媒圧縮機のハウジングに対して回転自在に固定される。
アーマチャ3は、回転軸垂直方向に広がるとともに、中央部にその表裏を貫通する円形状の貫通穴が形成された円板状の部材である。また、アーマチャ3は、磁性材(具体的には、低炭素鋼)にて形成されており、電磁石1が発生させる電磁力の磁気回路を構成する。
アーマチャ3におけるロータ2側には、ロータ2とアーマチャ3とが連結された際にロータ摩擦面241と接触するアーマチャ摩擦面31が形成されている。そして、アーマチャ3は、電磁石1の電磁力によりロータ2側に吸引されてロータ2の回転を受けるようになっている。
アーマチャ3における反ロータ側には、アウタハブ4を結合するための円柱状のアーマチャ突起部32が複数個形成されている。
図1〜図4に示すように、アウタハブ4は、金属製の板材をプレス成形したものであり、回転軸J方向に延びる円筒状のアウタハブ筒部41を備えている。このアウタハブ筒部41は、外周側に突出するアウタハブ外周突起部411と、内周側に突出するアウタハブ内周突起部412が、周方向に沿って交互に複数個形成されて構成されている。
アウタハブ内周突起部412の稜線は、回転軸Jに対して平行になっている。また、アウタハブ内周突起部412の頂部は、R形状になっている。
また、アウタハブ4は、アウタハブ筒部41におけるロータ2側の端部に、アーマチャ3に対向する板状のアウタハブ板部42が形成されている。このアウタハブ板部42は、アウタハブ4を回転軸J方向に沿って見たときに、隣接するアウタハブ外周突起部411間に位置している。
複数のアウタハブ板部42の一部には、その表裏を貫通する円形状のアウタハブ板部穴43が形成されている。以下の説明では、必要に応じて、アウタハブ板部穴43が形成されたアウタハブ板部42をアウタハブ第1板部42aという。
このアウタハブ第1板部42aは、回転軸Jに対して垂直な平面になっている。そして、アウタハブ板部穴43にアーマチャ突起部32を挿入した後に、アーマチャ突起部32の先端側をかしめることにより、アーマチャ3とアウタハブ4が結合されている。なお、アウタハブ第1板部42aは、本発明の結合部位に相当する。
複数のアウタハブ板部42の残部は、アーマチャ3との間に隙間が形成されるように、回転軸垂直方向に対して傾斜した傾斜面になっている。より詳細には、この傾斜は、内周側から外周側に行くにしたがってアーマチャ3に近づくような傾斜になっている。以下の説明では、必要に応じて、傾斜面になったアウタハブ板部42をアウタハブ第2板部42bという。
図1、図5、図6に示すように、インナハブ第1部材5は、金属製の板材をプレス成形したものであり、回転軸J方向に延びる円筒状のインナハブ筒部51を備えている。このインナハブ筒部51は、アウタハブ筒部41の内周側に配置されている。インナハブ筒部51は、外周側に突出するインナハブ外周突起部511と、内周側に突出するインナハブ内周突起部512が、周方向に沿って交互に複数個形成されて構成されている。
インナハブ外周突起部511およびインナハブ内周突起部512は、アウタハブ外周突起部411およびアウタハブ内周突起部412と同数設けられている。また、インナハブ外周突起部511およびインナハブ内周突起部512の頂部は、R形状になっている。
インナハブ第1部材5は、インナハブ筒部51におけるロータ2側の端部で且つインナハブ筒部51の内周側に、アーマチャ3に対向する板状のインナハブ第1板部52が形成されている。
インナハブ第1板部52における外周部近傍には、インナハブ第1板部52を貫通するインナハブ第1穴53が、周方向に沿って複数個形成されている。
インナハブ第1板部52におけるインナハブ第1穴53よりも内周側には、インナハブ第1板部52を貫通するインナハブ第2穴54が、周方向に沿って複数個形成されている。
インナハブ第1部材5とアウタハブ4の材質および板厚を同一にして、アウタハブ4の廃材でインナハブ第1部材5を製造するようにしている。
図1に示すように、インナハブ第2部材6は、回転軸J方向に延びる円筒状のインナハブボス部61を備えている。このインナハブボス部61が冷媒圧縮機の軸に結合される。
また、インナハブ第2部材6は、インナハブボス部61の一端側から回転軸垂直方向に広がる円板状のインナハブ第2板部62を備えている。インナハブ第2板部62には、インナハブ第2板部62を貫通するインナハブ第4穴63が、周方向に沿って複数個形成されている。
そして、インナハブ第4穴63とインナハブ第1部材5のインナハブ第2穴54にリベット8を挿入した後に、リベット8の先端側をかしめることにより、インナハブ第1部材5とインナハブ第2部材6が結合されている。なお、インナハブ第1部材5とインナハブ第2部材6は、本発明のインナハブを構成している。
図1および図7〜図9に基づいて、弾性部材7について説明する。弾性部材7は、ゴム系弾性材からなり、加硫成形により成形される。具体的には、成形金型内にインナハブ第1部材5を挿入した後に、溶融したゴム系弾性材を成形金型内に注入して、弾性部材7が成形される。
インナハブ第1板部52におけるインナハブ第1穴53を含む部位は、弾性部材7内に埋設されている。したがって、弾性部材7におけるインナハブ第1板部52の両側に位置する部分は、インナハブ第1穴53内に侵入したゴム系弾性材により連結され、これにより、弾性部材7におけるインナハブ第1板部52の両側に位置する部分のめくれが防止される。
また、インナハブ筒部51全体が弾性部材7内に埋設されている。
インナハブ第1部材5と一体化された弾性部材7は、アウタハブ4に圧入されている。すなわち、弾性部材7は、接着剤を用いることなく、アウタハブ4およびインナハブ5と一体化されている。
アウタハブ4とインナハブ5が一体化された状態では、アウタハブ内周突起部412とインナハブ外周突起部511は、周方向位置がずれている。換言すると、アウタハブ内周突起部412とインナハブ外周突起部511は、径方向に重ならない位置に配置されている。
また、アウタハブ4とインナハブ5が一体化された状態では、アウタハブ外周突起部411内にも弾性部材7が配置されている。これにより、弾性部材7の体格が従来よりも大きくなっている。
弾性部材7をアウタハブ4に圧入した後、アーマチャ3とアウタハブ4が結合される。そして、弾性部材7の主要部がアウタハブ筒部41とインナハブ筒部51との間に配置されて、アウタハブ筒部41からインナハブ筒部51へ駆動力が伝達される。また、アウタハブ第2板部42bとアーマチャ3との間の隙間に弾性部材7の一部が配置されて、弾性部材7とアウタハブ4との、回転軸J方向の相対移動が抑制されるようになっている。
さらに、弾性部材7は、アウタハブ4に対してロータ2から離れる方向に弾性力を作用させている。この弾性力により、コイル12に通電されていないときには、ロータ摩擦面241とアーマチャ摩擦面31との間に隙間が形成される。
次に、本実施形態の作動について説明する。コイル12に通電されていない場合には、電磁石1が電磁力を発生しないので、ロータ2とアーマチャ3とが弾性部材7の弾性力によって切り離される。従って、エンジンの回転駆動力は冷媒圧縮機へ伝達されない。その結果、冷凍サイクル装置は作動しない。
コイル12に通電されている場合には、電磁石1が発生する電磁力が弾性部材7の弾性力を上回り、電磁力によりアーマチャ3がロータ2側に吸引されてロータ摩擦面241とアーマチャ摩擦面31が圧接され、ロータ2とアーマチャ3とが連結される。したがって、エンジンの回転駆動力は、ロータ2、アーマチャ3、アウタハブ4、弾性部材7、インナハブ第1部材5、およびインナハブ第2部材6を介して冷媒圧縮機へ伝達される。これにより、冷凍サイクル装置が作動する。
そして、エンジンの回転駆動力が冷媒圧縮機へ伝達される際のトルク変動は、弾性部材7の弾性変形により吸収されるが、本実施形態では、アウタハブ外周突起部411を設けたことにより弾性部材7の体格が従来よりも大きくなっているため、トルク変動吸収時の弾性変形に伴って発生する弾性部材7の応力が小さくなり、弾性部材7の耐久性が向上する。
なお、上記実施形態においては、インナハブ外周突起部511およびインナハブ内周突起部512を、アウタハブ外周突起部411およびアウタハブ内周突起部412と同数設けたが、図10に示す第1変形例のように、アウタハブ外周突起部411およびアウタハブ内周突起部412を、インナハブ外周突起部511およびインナハブ内周突起部512よりも多く設けてもよいし、図11に示す第2変形例のように、インナハブ外周突起部511およびインナハブ内周突起部512を、アウタハブ外周突起部411およびアウタハブ内周突起部412よりも多く設けてもよい。
また、上記実施形態においては、アウタハブ内周突起部412とインナハブ外周突起部511を、径方向に重ならない位置に配置したが、図12に示す第3変形例のように、アウタハブ内周突起部412とインナハブ外周突起部511を、径方向に重なる位置に配置してもよい。
但し、アウタハブ内周突起部412とインナハブ外周突起部511を径方向に重ならない位置に配置した方が、アウタハブ内周突起部412の頂部とインナハブ外周突起部511の頂部との間の距離が長いため、アウタハブ内周突起部412の頂部とインナハブ外周突起部511の頂部との間における弾性部材7の応力が小さくなり、耐久性の面で有利である。
さらに、上記実施形態においては、アウタハブ内周突起部412およびインナハブ外周突起部511の頂部をR形状にしたが、図13に示す第4変形例のように、アウタハブ内周突起部412およびインナハブ外周突起部511をコの字状にしてもよい。
また、上記実施形態においては、アーマチャ突起部32の先端側をかしめることにより、アーマチャ3とアウタハブ4を結合したが、リベットにてアーマチャ3とアウタハブ4を結合してもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
また、上記実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
2 ロータ(駆動側回転体)
3 アーマチャ(従動側回転体)
4 アウタハブ
5 インナハブ第1部材(インナハブ)
6 インナハブ第2部材(インナハブ)
7 弾性部材
41 アウタハブ筒部
51 インナハブ筒部
411 アウタハブ外周突起部
42a アウタハブ第1板部(結合部位)

Claims (4)

  1. 駆動源によって回転駆動される駆動側回転体(2)と、
    電磁力により前記駆動側回転体側に吸引されて前記駆動側回転体の回転を受けるアーマチャ(3)と、
    回転軸方向に延びる筒状のアウタハブ筒部(41)を有するとともに、前記アーマチャに結合されるアウタハブ(4)と、
    前記アウタハブ筒部の内周側に配置されて回転軸方向に延びる筒状のインナハブ筒部(51)を有するとともに、従動側機器に結合されるインナハブ(5、6)と、
    ゴム系弾性材からなり、前記アウタハブ筒部と前記インナハブ筒部との間に配置されて前記アウタハブ筒部から前記インナハブ筒部へ駆動力を伝達する弾性部材(7)とを備え、
    前記アウタハブ筒部は、外周側に突出するアウタハブ外周突起部(411)が周方向に沿って複数個形成され、
    前記アウタハブにおける前記アーマチャとの結合部位(42a)は、前記アウタハブを回転軸方向に沿って見たときに隣接する前記アウタハブ外周突起部間に位置し、
    前記アウタハブは、前記アウタハブを回転軸方向に沿って見たときに隣接する前記アウタハブ外周突起部間に、前記アーマチャに対向する板状のアウタハブ板部(42a、42b)を備え、
    前記アウタハブ板部の一部(42a)は、前記アーマチャとの結合部位として用いられ、
    前記アウタハブ板部の残部(42b)は、前記アーマチャとの間に隙間が形成され、前記隙間に前記弾性部材の一部が配置されていることを特徴とする電磁クラッチ。
  2. 前記インナハブは、前記インナハブ筒部の内周側に配置されて前記アーマチャに対向する板状のインナハブ板部(52)を備え、
    前記インナハブ板部は、前記インナハブ板部を貫通するインナハブ穴(53)が形成され、
    前記インナハブ筒部全体および前記インナハブ板部における前記インナハブ穴を含む部位は、前記弾性部材内に埋設されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁クラッチ。
  3. 前記インナハブは、前記インナハブ筒部を含むインナハブ第1部材(5)と、前記従動側機器に結合されるインナハブ第2部材(6)とを備え、
    前記インナハブ第1部材と前記アウタハブは、材質および板厚が同一であることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁クラッチ。
  4. 前記弾性部材は、接着剤を用いることなく前記アウタハブおよび前記インナハブと一体化されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁クラッチ。
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