JP6032629B2 - 自動車のセンターピラー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のセンターピラーの下部のサイドシルに接続する部分を、車幅方向外側に位置する中空閉断面のアウター部材と、車幅方向内側に位置する中空閉断面のインナー部材とを結合して構成した自動車のセンターピラー構造に関する。
2ドアクーペタイプの炭素繊維強化樹脂製の車体において、アンダーボディの側壁部から起立するセンターピラーの上端と、アンダーボディの側壁部から起立するリヤピラー(リヤウインドシールド用フレーム)の上端とを結合し、三角形状のトラス構造とすることで車体剛性を高めるものが、下記特許文献1により公知である。
また自動車の各ピラーの中程よりも上側部分およびルーフ部を繊維強化樹脂で一体成形した車体上部体と、各ピラーの中程よりも下側部分およびフロア部を金属で構成した車体下部体とを備え、車体上部体のピラーの下端を車体下部体のピラーの上端に嵌合して接着により固定したものが、下記特許文献2により公知である。
日本特許第4811180号公報 日本特開2011−88493号公報
ところで、側面衝突の衝突荷重がセンターピラーの下部に入力したとき、センターピラーが車幅方向内側に変形して車室空間を狭めるのを防止するために、車体重量の増加を最小限に抑えながらセンターピラーの曲げ強度を高めることが望ましい。しかしながら、上記特許文献1および前記特許文献2に記載されたものは、側面衝突時のセンターピラーの曲げモードを考慮した材料の配置を採用していないため、重量の増加と引き換えにセンターピラーの強度を高めない限り、側面衝突の衝突荷重によるセンターピラーの車幅方向内側への変形を阻止できない可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、重量の増加を最小限に抑えながら側面衝突の衝突荷重に対するセンターピラーの強度を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、自動車のセンターピラーの下部のサイドシルに接続する部分を、車幅方向外側に位置する中空閉断面のアウター部材と、車幅方向内側に位置する中空閉断面のインナー部材とを結合して構成し、前記アウター部材は前記インナー部材よりも圧縮荷重に対する強度が高く、前記インナー部材は前記アウター部材よりも引張荷重に対する強度が高いことを第1の特徴とする自動車のセンターピラー構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1の特徴に加えて、前記アウター部材に車幅方向内向きに形成した側部平坦面と前記インナー部材に車幅方向外向きに形成した側部平坦面とを重ねて接着したことを第2の特徴とする自動車のセンターピラー構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1または第2の特徴に加えて、前記アウター部材の上端に上向きに形成した上部平坦面と前記インナー部材の車幅方向外面を切り欠いた切欠部の上端に下向きに形成した上部平坦面とを重ねて接着したことを第3の特徴とする自動車のセンターピラー構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1〜第3の何れか1つの特徴に加えて、前記アウター部材の下端に形成した取付フランジと前記インナー部材の下端に形成した取付フランジとを前記サイドシルに締結部材で締結したことを第4の特徴とする自動車のセンターピラー構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1〜第4の何れか1つの特徴に加えて、前記インナー部材の上端をルーフサイドレールに、該ルーフサイドレールを囲むように結合したことを第5の特徴とする自動車のセンターピラー構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1〜第5の何れか1つの特徴に加えて、前記インナー部材はCFRP製であり、少なくとも上下方向に配向された連続炭素繊維を有することを第6の特徴とする自動車のセンターピラー構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1〜第6の何れか1つの特徴に加えて、前記アウター部材の車幅方向外側に車幅方向の圧縮荷重を吸収する衝突エネルギー吸収部材を結合したことを第7の特徴とする自動車のセンターピラー構造が提案される。
尚、実施の形態のリベット24,25は本発明の締結部材に対応する。
本発明の第1の特徴によれば、自動車のセンターピラーの下部のサイドシルに接続する部分は、車幅方向外側に位置する中空閉断面のアウター部材と、車幅方向内側に位置する中空閉断面のインナー部材とを結合して構成される。アウター部材はインナー部材よりも圧縮荷重に対する強度が高く、インナー部材はアウター部材よりも引張荷重に対する強度が高いので、側面衝突の衝突荷重が入力してセンターピラーの下部が車幅方向内側に湾曲するように変形し、アウター部材に圧縮荷重が作用してインナー部材に引張荷重が作用したとき、圧縮荷重に対する強度が高いインナー部材と引張荷重に対する強度が高いアウター部材とによりセンターピラーの強度を高め、アウター部材およびインナー部材の板厚を薄くして軽量化を図りながら、側面衝突時におけるセンターピラーの変形を最小限に抑えることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、アウター部材に車幅方向内向きに形成した側部平坦面とインナー部材に車幅方向外向きに形成した側部平坦面とを重ねて接着したので、アウター部材およびインナー部材を強固に一体化することで、アウター部材に確実に圧縮荷重を作用させるとともにインナー部材に確実に引張荷重を作用させ、センターピラーの折れ曲がりを防止することができる。
また本発明の第3の特徴によれば、アウター部材の上端に上向きに形成した上部平坦面とインナー部材の車幅方向外面を切り欠いた切欠部の上端に下向きに形成した上部平坦面とを重ねて接着したので、インナー部材の切欠部の上部平坦面からアウター部材の上部平坦面に圧縮荷重を伝達することで、アウター部材に確実に圧縮荷重を作用させてインナー部材の折れ曲がりを防止することができる。
また本発明の第4の特徴によれば、アウター部材の下端に形成した取付フランジとインナー部材の下端に形成した取付フランジとをサイドシルに締結部材で締結したので、センターピラーの下端をサイドシルに強固に結合し、センターピラーに入力した衝突荷重をサイドシルに効率的に分散して吸収することができる。
また本発明の第5の特徴によれば、インナー部材の上端をルーフサイドレールに、該ルーフサイドレールを囲むように結合したので、センターピラーの上端をルーフサイドレールに強固に結合し、センターピラーに入力した衝突荷重をルーフサイドレールに効率的に分散して吸収することができる。
また本発明の第6の特徴によれば、インナー部材はCFRP製であり、少なくとも上下方向に配向された連続炭素繊維を有するので、CFRP製のインナー部材に作用する引張荷重を上下方向に配向された連続炭素繊維で支持することで、インナー部材の強度を効果的に高めることができる。
また本発明の第7の特徴によれば、アウター部材の車幅方向外側に車幅方向の圧縮荷重を吸収する衝突エネルギー吸収部材を結合したので、センターピラーの下部に入力した側面衝突の衝突荷重を先ず衝突エネルギー吸収部材の圧壊により吸収することで、センターピラーの折れ曲がりを一層確実に防止することができる。
図1は自動車の車体フレームの部分斜視図である。(第1の実施の形態) 図2は図1の2−2線断面図である。(第1の実施の形態) 図3は図2の3A−3A線および3B−3B線断面図である。(第1の実施の形態) 図4は図2に対応する図である。(第2の実施の形態) 図5は図4の5−5線断面図である。(第2の実施の形態)
17 サイドシル
18 センターピラー
21 ルーフサイドレール
22 アウター部材
22a 側部平坦面
22b 上部平坦面
22c 取付フランジ
23 インナー部材
23a 切欠部
23b 側部平坦面
23c 上部平坦面
23d 取付フランジ
24 リベット(締結部材)
25 リベット(締結部材)
26 連続炭素繊維
27 衝突エネルギー吸収部材
以下、図1〜図3に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。本明細書において、前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向とは、運転席に着座した乗員を基準として定義される。
第1の実施の形態
図1および図2に示すように、本実施の形態の自動車の車体は基本的にCFRP(カーボン繊維強化樹脂)で構成されており、その一部だけがアルミニウム等の金属材料で構成される。バスタブ状に一体成形されたフロア部11は、アウタースキン12およびインナースキン13間にハニカム状のコア材14を挟持したフロアパネル15を備えており、フロアパネル15の車幅方向中央部には上向きに突出するフロアトンネル16が設けられ、フロアパネル15の車幅方向両端部にはアウタースキン12およびインナースキン13で中空閉断面に構成した左右一対のサイドシル17,17が接続される。
インナースキン13で構成された左右のサイドシル17,17の上面から左右一対の中空閉断面のセンターピラー18,18が起立し、左右のセンターピラー18,18の上端間が車幅方向に延びる中空閉断面のルーフアーチ19の車幅方向両端に一体に接続される。そしてセンターピラー18およびルーフアーチ19の接続部に一体に形成されたパイプ状の連結部20に、前後方向に延びるパイプ状のルーフサイドレール21が貫通して接着により固定される。
センターピラー18は、アルミニウム製のアウター部材22と、CFRP製のインナー部材23とで構成されるもので、アウター部材22はサイドシル17に接続されるセンターピラー18の下部の車幅方向外側部分だけを構成し、インナー部材23はセンターピラー18のその他の部分を構成する。
図2および図3から明らかなように、アルミニウム製のアウター部材22は中空閉断面を有する部材であり、車幅方向内端に側部平坦面22aが形成され、上端に上部平坦面22bが形成され、下端から板状の取付フランジ22cが下向きに突出する。
CFRP製のインナー部材23は中空閉断面を有する部材であり、その下部における車幅方向外面が切り欠かれて切欠部23aが形成されており、切欠部23aの角から側部平坦面23bが下向きに延びるとともに、切欠部23aの角から上部平坦面23cが車幅方向外側に延びている。アウター部材22はインナー部材23の切欠部23aに嵌合し、アウター部材22の側部平坦面22aとインナー部材23の側部平坦面23bとが相互に当接して接着により固定され、アウター部材22の上部平坦面22bとインナー部材23の上部平坦面23cとが相互に当接して接着により固定される。
そしてアウター部材22の取付フランジ22cが、サイドシル17の車幅方向外壁を構成するインナースキン13に複数のリベット24…で固定され、インナー部材23の取付フランジ23dが、サイドシル17の車幅方向内壁を構成するインナースキン13に複数のリベット25…で固定される。
インナー部材23は、連続炭素繊維の配向方向が相互に異なる複数の層を重ね合わせて合成樹脂で固めたものであり、図1の円内に拡大して示すように、前記複数の層の少なくとも一つの層の連続炭素繊維26…の配向方向は、センターピラー18の長手方向、つまり上下方向を指向している。
次に、上記構成を備えた本発明の第1の実施の形態の作用を説明する。
図2に示すように、自動車のセンターピラー18の下部に側面衝突の衝突荷重Fが入力すると、鎖線で示すようにセンターピラー18は車幅方向内向きに湾曲するように変形しようとし、アウター部材22の車幅方向外面には上下方向の圧縮荷重Fcが作用し、インナー部材23の車幅方向内面には上下方向の引張荷重Ftが作用する。しかしながら、アウター部材22は圧縮荷重Fcに対する強度が高いアルミニウム製であり、かつインナー部材23は引張荷重Ftに対する強度が高いCFRP製であるため、衝突荷重Fの入力時にセンターピラー18が車幅方向内側に変形するのを最小限に抑え、車室空間の容積を確保することができる。
このとき、CFRP製のインナー部材23は、センターピラー18の長手方向、つまり上下方向に配向された連続炭素繊維26…を含むので、この連続炭素繊維26…で引張荷重Ftを効果的に支持し、引張荷重Ftに対するインナー部材23の強度を更に高めることができる。これにより、アウター部材22およびインナー部材23の板厚を薄くして軽量化を図りながら、側面衝突時におけるセンターピラー18の変形を最小限に抑えることができる。
またアウター部材22の側部平坦面22aとインナー部材23の側部平坦面23bとを重ねて接着したので、アウター部材22およびインナー部材23を強固に一体化することで、アウター部材22に確実に圧縮荷重Fcを作用させるとともにインナー部材23に確実に引張荷重Ftを作用させ、それらの強度特性を有効に発揮させてセンターピラー18の折れ曲がりを防止することができる。更に、アウター部材22の上端に上向きに形成した上部平坦面22bとインナー部材23の切欠部23aの上部平坦面23cとを重ねて接着したので、インナー部材23の上部平坦面23cからアウター部材22の上部平坦面22bに圧縮荷重を伝達することで、アウター部材22に確実に圧縮荷重Fcを作用させてインナー部材23の折れ曲がりを防止することができる。
また側面衝突の衝突荷重Fはセンターピラー18からサイドシル17およびルーフサイドレール21に伝達されるが、センターピラー18のアウター部材22の下端に形成した取付フランジ22cとインナー部材23の下端に形成した取付フランジ23dとをサイドシル17にリベット24…,25…で締結したので、センターピラー18の下端をサイドシル17に強固に結合し、センターピラー18に入力した衝突荷重Fをサイドシル17に効率的に分散して吸収することができる。しかもインナー部材23の上端のパイプ状の連結部20がルーフサイドレール21を囲むように結合されるので、センターピラー18の上端をルーフサイドレール21に強固に結合し、センターピラー18に入力した衝突荷重Fをルーフサイドレール21に効率的に分散して吸収することができる。
次に、図4および図5に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態
第2の実施の形態は、センターピラー18のアウター部材22の車幅方向外側に衝突エネルギー吸収部材27を積層したものである。衝突エネルギー吸収部材27はアウター部材22の車幅方向外面に接着される車幅方向内面だけが開放したCFRP製の部材であり、その内部が上下方向および前後方向に延びる多数のリブ27a…で仕切られたハニカム構造を有している。衝突エネルギー吸収部材27の上部平坦面27bはインナー部材23の切欠部23aの上部平坦面23cに当接して接着され、下部平坦面27cはアウター部材22の下部平坦面22dに当接して接着される。
本実施の形態によれば、側面衝突の衝突荷重Fは先ず衝突エネルギー吸収部材27に入力し、ハニカム構造の衝突エネルギー吸収部材27が圧壊することで衝突エネルギーの一部が吸収される。そして衝突エネルギー吸収部材27で吸収し切れなかった残存の衝突エネルギーがセンターピラー18のアウター部材22およびインナー部材23に入力したとき、第1の実施の形態と同様の作用でセンターピラー18の変形が最小限に抑えられる。このように、衝突エネルギー吸収部材27により衝突エネルギーの一部を吸収することで、センターピラー18の変形を一層効果的に抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明のアウター部材およびインナー部材の材質は実施の形態のアルミニウムおよびCFRPに限定されず、アウター部材はインナー部材よりも圧縮荷重に対する強度が高く、かつインナー部材はアウター部材よりも引張荷重に対する強度が高い組み合わせであれば良い。
また本発明の締結部材は実施の形態のリベット24,25に限定されず、ボルトのような他種の部材であっても良い。

Claims (5)

  1. 自動車のセンターピラー(18)の下部のサイドシル(17)に接続する部分を、車幅方向外側に位置する中空閉断面のアウター部材(22)と、車幅方向内側に位置する中空閉断面のインナー部材(23)とを結合して構成し、前記アウター部材(22)は前記インナー部材(23)よりも圧縮荷重に対する強度が高く、前記インナー部材(23)は前記アウター部材(22)よりも引張荷重に対する強度が高く、前記アウター部材(22)の車幅方向外側に車幅方向の圧縮荷重を吸収する衝突エネルギー吸収部材(27)を結合したことを特徴とする自動車のセンターピラー構造。
  2. 前記インナー部材(23)の上端をルーフサイドレール(21)に、該ルーフサイドレール(21)を囲むように結合したことを特徴とする、請求項1に記載の自動車のセンターピラー構造。
  3. 前記アウター部材(22)に車幅方向内向きに形成した側部平坦面(22a)と前記インナー部材(23)に車幅方向外向きに形成した側部平坦面(23b)とを重ねて接着し、前記アウター部材(22)の上端に上向きに形成した上部平坦面(22b)と前記インナー部材(23)の車幅方向外面を切り欠いた切欠部(23a)の上端に下向きに形成した上部平坦面(23c)とを重ねて接着したことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の自動車のセンターピラー構造。
  4. 前記アウター部材(22)の下端に形成した取付フランジ(22c)と前記インナー部材(23)の下端に形成した取付フランジ(23d)とを前記サイドシル(17)に締結部材(24,25)で締結したことを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の自動車のセンターピラー構造。
  5. 前記インナー部材(23)はCFRP製であり、少なくとも上下方向に配向された連続炭素繊維(26)を有することを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の自動車のセンターピラー構造。
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