JP6027428B2 - 光通信網システムおよび帯域制御方法 - Google Patents

光通信網システムおよび帯域制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の加入者終端装置と単一の局側通信装置とをPON(Passive Optical Network)トポロジで接続するネットワークシステムに関する発明。PONにおける帯域割当制御方法に関する。
OLT10とONU20とがイーサネット(登録商標)フレームにより通信を行うPONはEPON(Ethernet(登録商標) PON)と呼ばれ、その内、伝送速度が1GbpsであるGE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標) PON)は、高速かつ安価なFTTHサービスを提供することができるため、特に国内では広く用いられている。最近では、伝送速度を10Gbpsに高速化した10G−EPONの標準仕様が検討されている。10G−EPONの標準仕様では、図1に示すように10Gbpsと1Gbpsの異なる伝送速度のONU20を、OLT10に混在して接続することが考慮されている。
また、近年では、PON用光リピータの検討が進められ、光信号のロスバジェット拡大が可能となった。これにより、これまでは32分岐程度が限度とされていた分岐数の拡大が可能となった。
一般に、PONにおいては、OLTからONUへの通信の方向を下り方向と呼び、これと反対方向を上り方向と呼ぶ。GE−PONを始めとする多くのPONでは、上り方向の通信は時分割多元接続によって行われる。OLTにより、それぞれのONUの送信タイミングを制御することで、複数のONUがOLTと時分割通信できるようにしている。
10G−EPONの上り通信も同様に時分割多元接続により行われる。10G−EPONでは、1台のOLTに、上り伝送速度が異なる複数のONUが接続できる方式が検討されている。このとき、異なる速度のONUとの間であっても、時分割多元接続により上り通信を実現する。
上り方向の通信が時分割多元接続によって行われる多くのPONには、効率的に上り帯域を使用するために、それぞれのONUに対して上り通信を許可する時間の長さを、通信の状況に応じて動的に変更する、動的帯域割当機能が具備されている。ここで、帯域は、各ONUに対して送信許可量を算出し、その送信時間帯を排他的に確保することにより、割り当てられる。ONUはOLTによって割り当てられた時間帯にのみ上り方向のデータを送信するため、割り当てられた時間帯を待つ時間は伝送遅延時間に加算される。
EPONには、MPCP(Multi Point−Control Protocol)と呼ばれる、OLTが複数のONUの通信を制御するためのプロトコルが標準で定められている。MPCPには、未認証のONUを検出するためのDiscovery Processingと、ONUの上り信号の送信タイミングを制御するためのREPORT Processing及びGATE Processingとがある。
動的帯域割当機能はREPORT Processing及びGATE Processingによって実現される。具体的には、ONUが上りバッファに蓄積されている送信データの蓄積量をREPORTメッセージによって通知し、OLTは通知されたバッファ蓄積量に基づいて決定した送信許可量と送信許可タイミングをGATEフレームによって通知し、ONUは通知された送信許可量とタイミングに従ってデータを送信する。図2及び図3にREPORTメッセージとGATEメッセージのフォーマットを示す。REPORTメッセージ中のQueue #N Report(Nは1から8の整数)は優先度ごとのバッファ蓄積量を示すのに対して、GATEメッセージ中の割当量Grantは、優先度ごとに送信許可量を通知するのではなく、全優先度の総量として通知される。
GATEメッセージは優先度ごとの送信許可を通知する領域を持たないため、OLTが細かな優先制御を行うための方法として、以下のような方法がとられている。1つのONUに対し複数のLLIDを割り振り、優先度の高い送信データのフレーム(高優先度フレーム)の送信を制御するLLIDと、優先度の低い送信データのフレーム(低優先度フレーム)の送信を制御するLLIDを分けて、仮想的に異なるONUとして制御を行う。高優先のLLIDから送信要求があった場合に優先的に送信許可を与える。
IEEEstd802_3−2008sec5_Access.pdf,p.264−265 IEEE Std 802.3av−2009,p.68
上記のような、1つのONUに複数のLLIDを割り振る方法には、下記のような問題がある。まず、LLIDの数が実際の接続ONU数の2倍以上に増加する。LLID数が増加すると、OLTでのスケジューリング計算が複雑になり、処理に掛かる時間が増大し、短い周期で帯域割当を行うことができなくなる。これによって、処理を待つ時間分の不使用帯域が生じる他、遅延時間が増大することがある。また、短い周期で処理を行うためには、処理速度の速い高価なCPUが必要となりコストUPを引き起こす。
次に、この方法では、同一のONUに複数のLLIDを割り当て、仮想的に複数のONUに割り当てを行うため、同一のONUからの送信であっても、別バーストでの送信を行う必要があり、バースト数が増加する。バースト数が増加するとバーストオーバーヘッド数も増加し、このバーストオーバーヘッドの間はデータ送信ができないため、結果として帯域利用効率が低下する。図4(a)は1つのONUに複数のLLIDを割り当てた時と、図4(b)は1つのONUに唯一のLLIDを割り当てた時の、バーストオーバーヘッドの数を示している。図4(a)では高優先度フレームと低優先度フレームを別のバーストで送信しているのに対し、図4(b)では同一バーストで送信しているため、バーストオーバーヘッドの数が増えることがわかる。
この影響度合いを試算する。先ず、バーストオーバーヘッドは、クロック復元に必要なSync Patternを含む。Sync Patternの継続時間(SyncTime)は、10G−EPONで1.2μs以下とすることが標準で定められているが、最悪値として1.2μsと仮定する。レーザ応答時間は0.512μs以下と定められ、設定により伸縮ができるが、0.1μsほどであると仮定する。仮に32台のONUが接続されており、全ONU・全優先度から過負荷の送信要求があったとする。複数LLIDを用いる方法では1つのONUに2つのLLIDを割り振るとすると、単一LLIDを用いる方法に比べ、32個のバーストオーバーヘッドが増加する。帯域割当周期を1msとすると、帯域利用効率の低下は、(1.2+0.1)×32/1000=0.0416より、4.16%となり、影響が大きいと言える。また、多分岐化によりONU数が増加すれば、さらに影響が大きくなる。
このように、EPONの上り帯域割当において、これまでは、1ONUにつき1つの論理リンクを割り振って帯域制御する方法では、ONUごとの実送信量(優先度ごとに分けない総量)と目標帯域との差分を基に、割り当て優先順位を算出してきた。このため、上り帯域の輻輳時などに、高優先度フレームの遅延時間が増大することがあった。
本発明は、1つのONUに1つのLLIDを割り振った場合にも、高優先度フレームのONUバッファ蓄積を検出し、優先して送信許可を与えることで、優先度フレームの遅延時間を短縮する動的帯域割当方法およびそれを実現するためのOLTおよびONUを提供する。
本発明では、既存方法と同様に、1ONUにつき1つの論理リンクを割り振って帯域を制御する方法のうち、高優先度フレームがバッファに蓄積しているONUを検出して、検出したONUの割り当て優先順位を繰り上げることで、高優先度フレームの遅延時間を短縮する。
具体的には、本発明に係る光通信網システムは、
複数の子ノードと単一の親ノードが接続された光通信網システムであって、
親ノードは、優先度の高い送信データが蓄積されている子ノードを判別し、優先度の高い送信データが蓄積されている子ノードの割当優先順位を繰り上げ、優先度の高いものから順に送信許可量に加算していくことで帯域割当を行う帯域割り当て機能を備え、
各子ノードは、前記帯域割り当て機能によって割り当てられた送信許可量の範囲で送信データを送信するデータ送信機能を備える
光通信網システムであって、
前記各子ノードは、蓄積されている送信データを送信するために必要な送信要求量を、送信データの優先度と共に親ノードに通知する帯域要求機能をさらに備え、
前記帯域割り当て機能は、子ノードごとかつ優先度ごとの送信要求量を監視するとともに、子ノードごとの実送信量を監視し、高優先の送信要求量が正かつ実送信量が0である時間が予め定めた閾値以上となったときに、当該子ノードの割り当て優先順位を繰り上げて優先的に帯域割当を行い、
前記帯域要求機能は、前記送信要求量として、優先度ごとに設定された要求量閾値以下の最大の送信要求量を前記親ノードに通知し、
低優先前記要求量閾値が、に設定されていること
を特徴とする光通信網システム。
具体的には、本発明に係る光通信網システムの帯域制御方法は、
複数の子ノードと単一の親ノードが接続された光通信網システムの帯域制御方法であって、
優先度の高い送信データが蓄積されている子ノードを判別し、判別した子ノードの割当優先順位を繰り上げ、優先度の高いものから順に送信許可量に加算していくことで帯域割当を行う帯域割り当て手順と、
前記帯域割り当て手順によって割り当てられた送信許可量の範囲で送信データを送信するデータ送信手順と、
前記各子ノードは、蓄積されている送信データを送信するために必要な送信要求量を、送信データの優先度と共に親ノードに通知する帯域要求手順と、を順に有し、
前記帯域割り当て手順は、子ノードごとかつ優先度ごとの送信要求量を監視するとともに、子ノードごとの実送信量を監視し、高優先の送信要求量が正かつ実送信量が0である時間が予め定めた閾値以上となったときに、当該子ノードの割り当て優先順位を繰り上げて優先的に帯域割当を行い、
前記帯域要求手順において、前記送信要求量として、優先度ごとに設定された要求量閾値以下の最大の送信要求量を前記親ノードに通知し、
低優先前記要求量閾値が、に設定されている。
具体的には、本発明に係る帯域制御装置は、
複数の子ノードと単一の親ノードが接続された光通信網システムに備わる帯域制御装置であって、
優先度の高い送信データが蓄積されている子ノードを判別し、判別した子ノードの割当優先順位を繰り上げ、優先度の高いものから順に送信許可量に加算していくことで帯域割当を行う帯域割り当て機能と、
前記各子ノードは、蓄積されている送信データを送信するために必要な送信要求量を、送信データの優先度と共に親ノードに通知する帯域要求機能と、を備え、
前記帯域割り当て機能は、子ノードごとかつ優先度ごとの送信要求量を監視するとともに、子ノードごとの実送信量を監視し、高優先の送信要求量が正かつ実送信量が0である時間が予め定めた閾値以上となったときに、当該子ノードの割り当て優先順位を繰り上げて優先的に帯域割当を行い、
前記帯域要求機能は、前記送信要求量として、優先度ごとに設定された要求量閾値以下の最大の送信要求量を前記親ノードに通知し、
低優先前記要求量閾値が、に設定されている。
具体的には、本発明に係る帯域制御プログラムは、
複数の子ノードと単一の親ノードが接続された光通信網システムに備わる帯域制御装置の帯域制御プログラムであって、
優先度の高い送信データが蓄積されている子ノードを判別し、判別した子ノードの割当優先順位を繰り上げ、優先度の高いものから順に送信許可量に加算していくことで帯域割当を行う帯域割り当て手順と、
前記各子ノードは、蓄積されている送信データを送信するために必要な送信要求量を、送信データの優先度と共に親ノードに通知する帯域要求手順と、を備え、
前記帯域割り当て手順は、子ノードごとかつ優先度ごとの送信要求量を監視するとともに、子ノードごとの実送信量を監視し、高優先の送信要求量が正かつ実送信量が0である時間が予め定めた閾値以上となったときに、当該子ノードの割り当て優先順位を繰り上げて優先的に帯域割当を行い、
前記帯域要求手順において、前記送信要求量として、優先度ごとに設定された要求量閾値以下の最大の送信要求量を前記親ノードに通知し、
低優先前記要求量閾値が、に設定されていること
をコンピュータに実行させるための帯域制御プログラムである。
本発明では、各子ノードは、蓄積されているデータを送信するために必要な送信要求量を、データの優先度と共に親ノードに通知する帯域要求機能をさらに備え、
前記帯域割り当て機能は、子ノードごとかつ優先度ごとの送信要求量を監視するとともに、子ノードごとの実送信量を監視し、高優先の送信要求量が正かつ実送信量が0である時間が予め定めた閾値以上となったときに、当該子ノードの割り当て優先順位を繰り上げて優先的に帯域割当を行ってもよい。
本発明では、各子ノードは、蓄積されているデータを送信するために必要な送信要求量を、データの優先度と共に親ノードに通知する帯域要求機能をさらに備え、
前記帯域割り当て機能は、子ノードごとかつ優先度ごとの送信要求量を監視し、高優先の送信要求量が正である子ノードを検出し、当該子ノードの割り当て優先順位を繰り上げて優先的に帯域割当を行ってもよい。
本発明では、前記親ノードにおける前記帯域割り当て機能は、要求量を算出する閾値を割当周期の長さに基づいて算出し、前記閾値を子ノードに通知し、
前記子ノードにおける前記帯域要求機能は、優先度の高い送信データのみの閾値以下の最大のフレーム区切りまでの送信データ量を要求してもよい。
本発明では、前記親ノードにおける前記帯域割り当て機能は、高優先の送信要求量が予め定めた閾値以下である子ノードを検出し、当該子ノードの割り当て優先順位を繰り上げて優先的に帯域割当を行ってもよい。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、PONの上り帯域割当において、1ONUにつき1つの論理リンクを割り振って帯域制御する方法であっても、上り帯域の輻輳時などに、高優先度フレームの遅延時間の増大を防ぐことができる。
10G−EPONの構成の一例を示す。 REPORTメッセージフォーマットの一例を示す。 GATEメッセージフォーマットの一例を示す。 バーストオーバーヘッド数の一例を示す。 EPONの構成例の一例を示す。 実施形態1に係るOLTの構成例を示す。 実施形態1に係る光通信網システムの帯域制御方法の一例を示す。 バッファ蓄積量の算出方法(一括閾値)の一例を示す。 実施形態2に係るOLTの構成例を示す。 実施形態2に係る光通信網システムの帯域制御方法の一例を示す。 バッファ蓄積量の算出方法(キューごと閾値)の一例を示す。 実施形態3に係る光通信網システムの帯域制御方法の一例を示す。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本発明は、1つのONUに1つのLLIDを割り振った場合にも、高優先度フレームのONUバッファ蓄積を検出し、優先して送信許可を与えることで、優先度フレームの遅延時間を短縮する動的帯域割当方法およびそれを実現するための光通信網システム及び帯域制御装置を提供する。
本発明に係る光通信網システムは、複数の子ノードと単一の親ノードが接続された光通信網システムである。親ノードは帯域割り当て機能を備え、各子ノードは帯域要求機能及びデータ送信機能を備える。帯域割り当て機能を備える親ノードは、帯域制御装置として機能する。帯域制御装置は、本発明に係る帯域制御プログラムをコンピュータに実行させることによって実現してもよい。子ノードは例えばONUであり、親ノードは例えばOLTである。
光通信網システムの帯域制御方法は、帯域要求手順と、帯域割り当て手順と、データ送信手順と、を順に有する。
帯域要求手順では、帯域要求機能が、蓄積されている上り方向の送信データの送信要求量とそのデータの優先度を、親ノードに通知する。
帯域割り当て手順では、帯域割り当て機能が、先度の高い送信データが蓄積されている子ノードを判別し、優先度の高い送信データが蓄積されている子ノードの割当優先順位を繰り上げ、優先度の高いものから順に送信許可量に加算していくことで帯域割当を行う。
データ送信手順では、データ送信機能が、前記帯域割り当て機能によって割り当てられた送信許可量の範囲で送信データを送信する。
このように、本発明では、優先度の高い送信データがバッファに蓄積されているONUを検出して、検出したONUの割り当て優先順位を繰り上げることで、高優先フレームの遅延時間を短縮する方法を提供する。高優先フレームがバッファに蓄積されているONUの判別・優先順位繰り上げ方法は、2通りの方法がある。
第1の方法:OLTは、ONUごとかつ優先度ごとの送信要求量および、ONUごとの実送信量を監視し、高優先の送信要求量が正かつ実送信量が0である時間が予め定めた閾値以上となったONUの割り当て優先順位を繰り上げる。
第2の方法:OLTは、ONUごとかつ優先度ごとの送信要求量を監視し、高優先の送信要求量が正であるONUの割り当て優先順位を繰り上げる。
さらに、以下の方法により、本発明の効果を高めることができる。
第3の方法:第1の方法又は第2の方法に加え、ONUからの送信要求量を算出する要求量閾値を割当周期の長さに基づいて算出し、実際は、割当周期とほぼ同等の値とする。
第4の方法:第1の方法又は第2の方法に加え、優先キューごとに閾値を設定する場合は、低優先キューの閾値を0とする。
また、高優先の送信要求量が小さいONUについては、優先的に送信許可を与えることで、他のONUがバースト的に多くの高優先フレームを送信しようとして、帯域を占有することによる遅延時間の増大を回避することができる。具体的には下記の工夫を加える。
第5の方法:第1から第4の方法に加え、高優先度の送信要求量が予め定めた閾値以下であるONUの割り当て優先順位を繰り上げる。
具体的には、以下に例を用いて説明する。
(実施形態1)
図5に、本実施形態に係るEPONの構成の一例を示す。全ONU20は、OLT10と光ファイバおよびスプリッタを介して接続された状態であるとする。また、それぞれのONU20には2つの異なる優先度の上りデータが入力されており、ONU20では、その優先度に従って、高優先バッファと低優先バッファに格納されることとする。ここで、仮に優先度の数が3つ以上であった場合は、優先したい優先度をグルーピングし、高優先グループと低優先グループに分けて、同様に扱うことができる。
本実施形態で用いるOLTの構成を図6に示す。OLT10は、OLT制御部11と、光受信部12と、波長合分波器13と、光受信部14を備える。OLT制御部11は、帯域割り当て機能を実現するために、REPORT読み取り部111、ONUごとに受信したデータ量をカウントする受信パケットカウント部112、および高優先度フレームの蓄積されているONUを検出する高優先度フレーム蓄積ONU検出部113及び上り帯域割当部114を具備する。
光受信部14は、各ONUからの光信号を受信する。これにより、OLT10は各ONUからのREPORTメッセージを受信する。REPORTメッセージには、高優先バッファに蓄積されているデータの送信要求量とそのデータの優先度と、低優先バッファに蓄積されているデータの送信要求量とそのデータの優先度と、がそれぞれ格納されている。
REPORT読み取り部111は、各ONUからのREPORTメッセージを読み取り、各ONUの高優先バッファ及び低優先バッファに蓄積されているデータ蓄積量とその優先度を受信パケットカウント部112に出力する。
受信パケットカウント部112は、高優先バッファ及び低優先バッファに蓄積されているデータ蓄積量を、ONUごとかつ優先度ごとに計数する。
高優先度フレーム蓄積ONU検出部113は、受信パケットカウント部112の計数結果を用いて、高優先バッファにデータが蓄積されているONUを検出する。
上り帯域割当部114は、高優先度フレーム蓄積ONU検出部113の検出した、高優先バッファにデータが蓄積されているONUの割当優先順位を繰り上げ、優先度の高いものから順に送信許可量に加算していくことで帯域割当を行う。
これにより、ONUにおけるデータ送信機能が、上り帯域割当部114によって割り当てられた送信許可量の範囲で、高優先バッファに蓄積されているデータを優先的に送信する。
図7に、高優先度フレーム蓄積ONU検出・割り当て優先順位更新のフローチャートを示す。ここで、Rx(j)はONUからの受信フレーム数、R(j)は直前の割当周期に受信したONUjからのREPORTメッセージに記載された高優先バッファのデータ蓄積量、s(i)は送信優先順位i番目のONU番号を示す。Nは接続されているONU台数である。QはRx(j)=0かつR(j)>0であった周期の継続回数を示すカウンタである。Qが閾値Thをこえると(ステップS708においてYes)、当該ONUは本発明によって更新された優先制御を考慮した送信優先順位の1位に繰り上げられる(ステップS709)。これを優先順位s(i)の下位のONUから順に全ONUについて行う(ステップS702〜S710)。
さらに、割り当て優先順位を繰り上げられたONUが、できる限り多くの高優先度フレームを送信できるようにすると、本発明の効果を高めることができる。具体的には、ONUがREPORTメッセージによって通知するバッファ蓄積量を算出するための要求量閾値RThを、帯域割当周期1周期に送信できる全データ量と同等の値とする。
ONUは、帯域要求機能を備え、REPORTメッセージによって、OLTにバッファ蓄積量を通知する際、1つのREPORTメッセージに異なる方法で求めた複数の蓄積量をQueue Setとして記載することができる。例えば、図8に示すように、Queue Set #1として各優先キューに蓄積した全データ量を格納し、一方、Queue Set #2として、要求量閾値RTh以下のフレーム端までのデータ蓄積量を格納する方法がある。図中の数値はフレーム長および要求量閾値RThの値を示すバイト数である。Queue Set #2は、優先キューの上位に蓄積したデータ量から加算していき、あらかじめ定めた、またはOLTから制御メッセージによって通知された要求量閾値RThを超えない最大のフレーム端までのデータ量を格納する。REPORTメッセージ中のQueue Setのフィールドには、優先度ごとのデータ蓄積量が格納される。
本発明では、この要求量閾値RThを帯域割当周期1周期に送信できる全データ量と同等の値とする。この値は帯域割当周期TによってOLTが決定し、ONUに通知する。また、あらかじめ帯域割当周期Tと要求量閾値RThのセットを定めておき、OLTはどのセットを用いるかを、ONUに通知してもよい。ONUは、OLTに指示された要求量閾値RThによってREPORTメッセージに格納するバッファ蓄積量を算出する。要求量閾値RThは、例えば、以下のように求める。
Figure 0006027428
ここで、rは実行レート、Nは接続ONU数、Oはバーストオーバーヘッドの継続時間、Oはレポート送信に要する時間である。
OLTは、上記の方法で求めた要求量閾値RThによってONUが算出したQueue Set #2の値を送信許可量とすることで、蓄積している高優先度フレームの送信量を最大化することができる。このとき、OLTは、Queue Set #2に格納された高優先キュー蓄積量のみを送信許可量とする方法と、Queue Set #2に格納された全バッファ蓄積量の合計を送信許可量とする方法が考えられる。前者は、上り帯域の混雑時に、より多くのONUの高優先度フレームを送信できるのに対し、後者は、帯域に余裕がある際に、より効率的に帯域を利用することができる。どちらの方法を採るかは予め決めておいてもよいが、REPORTメッセージによって通知されたバッファ蓄積量の、全ONUの合計値を基に、OLTがその都度判断してもよい。
(実施形態2)
実施形態2では、高優先度フレームの蓄積をREPORTされたバッファ蓄積量のみを基に検出する。OLT10のOLT制御部11は、帯域割り当て機能を実現するために、図9に示すように、REPORT読み取り部111、高優先度フレーム蓄積ONU検出部113及び上り帯域割当部114を備え、受信パケットカウント部112を必要としない。
図10に、実施形態2における高優先度フレーム蓄積ONU検出・割り当て優先順位更新のフローチャートを示す。通知された高優先キューの蓄積量R(j)が正であれば(ステップS105においてYes)、当該のONUの割り当て優先順位を1位に更新する(ステップS106)。
以上により、REPORTされたバッファ蓄積量を基に、高優先バッファが蓄積しているONUを検出し、割り当て優先順位を更新することができる。その他の方法は、実施形態1と同様である。
(実施形態3)
本実施形態では、実施形態1及び実施形態2に示す方法で高優先バッファが蓄積しているONUを検出し、割り当て優先順位を更新した際の、発明の効果をより大きくする要求量閾値RThの求め方が異なる方法を示す。
図11は、要求量閾値RThをキューごとに持つ場合の、ONUのバッファ蓄積量の算出方法の例である。ONUは、高優先キューと低優先キューにそれぞれ要求量閾値R ThとR Thを持ち、キューごとに要求量閾値RTh以下の最大のフレーム端までのバッファ蓄積量を、各Queue Setに格納して通知する。
この場合、高優先キューの要求量閾値R Thを、実施形態1の要求量閾値RThと同様に、帯域割当周期1周期に送信できる全データ量と同等の値とする。また、優先度の数が3つ以上となる場合は、優先するキューの要求量閾値RThをすべて高優先キューの要求量閾値R Thと同値にすればよい。
(実施形態4)
本実施形態では、高優先の送信要求量が小さいONUについては、優先的に送信許可を与えることで、他のONUがバースト的に多くの高優先フレームを送信しようとして、帯域を占有することによる遅延時間の増大を回避する方法を示す。例として、実施形態1の方法に、この方法を適応した場合について説明する。図12に、本方法のフローチャートを示す。
はじめに、実施形態1と同様に割当優先順位の更新を行い(ステップS201〜S210)、その後に(ステップS203においてNo)、高優先の要求量Rの値が予め定めた閾値Th以下であるONUの割り当て優先順位を繰り上げる(ステップS211〜S216)。これにより、高優先の送信要求量が比較的小さいONUについて、送信優先順位を繰り上げることができ、他のONUの突発的な高優先度フレームの送信の影響による遅延時間の増大を回避することができる。
以上説明したように、本発明では、既存方法と同様に、1ONUにつき1つの論理リンクを割り振って帯域を制御する方法のうち、高優先バッファにデータが蓄積されているONUを検出して、検出したONUの割り当て優先順位を繰り上げることで、高優先度フレームの遅延時間を短縮する方法を提供する。これにより、1ONUに1つのLLIDを割り振って行う制御によっても、高優先度フレームの遅延時間の増大を防ぐことができ、1ONUに2つのLLIDを割り振った場合に生じる4.16%の帯域利用効率低下を避けることができる。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
10:OLT
11:OLT制御部
12:光受信部
13:波長合分波器
14:光受信部
20:ONU
81:下位ネットワーク
82:上位ネットワーク
83:光通信路
111:REPORT読み取り部
112:受信パケットカウント部
113:高優先度フレーム蓄積ONU検出部
114:上り帯域割当部

Claims (6)

  1. 複数の子ノードと単一の親ノードが接続された光通信網システムであって、
    親ノードは、優先度の高い送信データが蓄積されている子ノードを判別し、優先度の高い送信データが蓄積されている子ノードの割当優先順位を繰り上げ、優先度の高いものから順に送信許可量に加算していくことで帯域割当を行う帯域割り当て機能を備え、
    各子ノードは、前記帯域割り当て機能によって割り当てられた送信許可量の範囲で送信データを送信するデータ送信機能を備える、
    光通信網システムであって、
    前記各子ノードは、蓄積されている送信データを送信するために必要な送信要求量を、送信データの優先度と共に親ノードに通知する帯域要求機能をさらに備え、
    前記帯域割り当て機能は、子ノードごとかつ優先度ごとの送信要求量を監視するとともに、子ノードごとの実送信量を監視し、高優先の送信要求量が正かつ実送信量が0である時間が予め定めた閾値以上となったときに、当該子ノードの割り当て優先順位を繰り上げて優先的に帯域割当を行い、
    前記帯域要求機能は、前記送信要求量として、優先度ごとに設定された要求量閾値以下の最大の送信要求量を前記親ノードに通知し、
    低優先前記要求量閾値が、に設定されていること
    を特徴とする光通信網システム。
  2. 前記親ノードにおける前記帯域割り当て機能は、要求量を算出する閾値を割当周期の長さに基づいて算出し、前記閾値を子ノードに通知し、
    前記子ノードにおける前記帯域要求機能は、優先度の高い送信データのみの閾値以下の最大のフレーム区切りまでの送信データ量を要求する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光通信網システム。
  3. 前記親ノードにおける前記帯域割り当て機能は、高優先の送信要求量が予め定めた閾値以下である子ノードを検出し、当該子ノードの割り当て優先順位を繰り上げて優先的に帯域割当を行う、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光通信網システム。
  4. 複数の子ノードと単一の親ノードが接続された光通信網システムの帯域制御方法であって、
    優先度の高い送信データが蓄積されている子ノードを判別し、判別した子ノードの割当優先順位を繰り上げ、優先度の高いものから順に送信許可量に加算していくことで帯域割当を行う帯域割り当て手順と、
    前記帯域割り当て手順によって割り当てられた送信許可量の範囲で送信データを送信するデータ送信手順と、
    前記各子ノードは、蓄積されている送信データを送信するために必要な送信要求量を、送信データの優先度と共に親ノードに通知する帯域要求手順と、を順に有し、
    前記帯域割り当て手順は、子ノードごとかつ優先度ごとの送信要求量を監視するとともに、子ノードごとの実送信量を監視し、高優先の送信要求量が正かつ実送信量が0である時間が予め定めた閾値以上となったときに、当該子ノードの割り当て優先順位を繰り上げて優先的に帯域割当を行い、
    前記帯域要求手順において、前記送信要求量として、優先度ごとに設定された要求量閾値以下の最大の送信要求量を前記親ノードに通知し、
    低優先前記要求量閾値が、に設定されていること
    を特徴とする光通信網システムの帯域制御方法。
  5. 複数の子ノードと単一の親ノードが接続された光通信網システムに備わる帯域制御装置であって、
    優先度の高い送信データが蓄積されている子ノードを判別し、判別した子ノードの割当優先順位を繰り上げ、優先度の高いものから順に送信許可量に加算していくことで帯域割当を行う帯域割り当て機能と、
    前記各子ノードは、蓄積されている送信データを送信するために必要な送信要求量を、送信データの優先度と共に親ノードに通知する帯域要求機能と、を備え、
    前記帯域割り当て機能は、子ノードごとかつ優先度ごとの送信要求量を監視するとともに、子ノードごとの実送信量を監視し、高優先の送信要求量が正かつ実送信量が0である時間が予め定めた閾値以上となったときに、当該子ノードの割り当て優先順位を繰り上げて優先的に帯域割当を行い、
    前記帯域要求機能は、前記送信要求量として、優先度ごとに設定された要求量閾値以下の最大の送信要求量を前記親ノードに通知し、
    低優先前記要求量閾値が、に設定されていること
    を特徴とする帯域制御装置。
  6. 複数の子ノードと単一の親ノードが接続された光通信網システムに備わる帯域制御装置の帯域制御プログラムであって、
    優先度の高い送信データが蓄積されている子ノードを判別し、判別した子ノードの割当優先順位を繰り上げ、優先度の高いものから順に送信許可量に加算していくことで帯域割当を行う帯域割り当て手順と、
    前記各子ノードは、蓄積されている送信データを送信するために必要な送信要求量を、送信データの優先度と共に親ノードに通知する帯域要求手順と、を備え、
    前記帯域割り当て手順は、子ノードごとかつ優先度ごとの送信要求量を監視するとともに、子ノードごとの実送信量を監視し、高優先の送信要求量が正かつ実送信量が0である時間が予め定めた閾値以上となったときに、当該子ノードの割り当て優先順位を繰り上げて優先的に帯域割当を行い、
    前記帯域要求手順において、前記送信要求量として、優先度ごとに設定された要求量閾値以下の最大の送信要求量を前記親ノードに通知し、
    低優先前記要求量閾値が、に設定されていること
    をコンピュータに実行させるための帯域制御プログラム。
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