JP4877483B2 - 送信割当て方法及び装置 - Google Patents

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本発明は、時分割多元アクセスTDMA(Time Domain Multiple Access)を利用する光伝送システムにおける送信割当て方法及び装置に関する。
GE−PON(Gigabit Ethernet Passive Optical Network)による光アクセス方式が普及しつつある。なお、Ethernet及びイーサネットは登録商標である。PONでは、センター局に配置される光終端装置OLT(Optical Line Terminal)に、光ファイバ及び光カップラからなる光伝送路を介して複数のユーザ光終端装置ONU(Optical Network Unit)を接続する。GE−PONでは、1本の光ファイバで16又は32個のONUを収容するのが一般的であるが、規格上、1本の光ファイバで収容可能なONU数に上限はなく、64又は128個のONUを収容することも可能である。
GE−PONでは、ONUからの上り信号の伝送にTDMA(Time Domain Multiple Access)を利用する。即ち、OLTが各ONUに送信タイミングと送信期間を通知し、ONUは、与えられた送信タイミングの送信期間内に信号を送信する。
現在のインターネット通信では、ファイルダウンロードにTCPが用いられている。TCP通信では、図5に示すように、サーバが一定のデータ量WS(Window Size)のデータをクライアントに送信し、クライアントが受信通知であるACK信号をサーバに返信する。サーバは、ACK信号を受信すると、データ量WSの次のデータをクライアントに送信する。これらの手順を、全データを伝送し終えるまで、繰り返す。
このように、サーバからクライアントへのデータ量WSのデータの送信と、クライアントからサーバへのACK信号の送信をセットとして、これを繰り返すことにより、サーバからクライアントにデータが伝送される。サーバがWS分のデータを送信してからクライアントからのACK信号を受信するまでの時間を、RTT(Round Trip Time)と呼ぶ。データ量WSを時間RTTで送信することになるので、TCPスループットはWS/RTTで定義される。
サーバとクライアントの間にGE-PONが介在した場合、TCP通信は、図6に示す手順で実現される。即ち、(1)クライアントが接続するONUは、クライアントからのACK信号を一旦、バッファに蓄積する。(2)このONUは、送信すべきデータがあることをReportフレームによりOLTに通知する。(3)OLTは、各ONUからのReportフレームを集約し、送信タイミングと送信期間をGateフレームにより各ONUに通知する。(4)ONUは、OLTからのGateフレームにより指示される送信タイミングと送信期間を使って、ACK信号をサーバに向けて送信する。
実際には、GE−PONでは、LLID(Logical Layer Identifier)単位で上記の手順が行われるが、ここでは、簡略化して説明している。LLIDは、ONUに複数、付与することが可能である。
特許文献1には、GE−PONにおいて、OLTが、ONUから伝送されたREPOTメッセージ内の多重キュー要求情報に基づいてスケジューリングを行った後、単一のONUに対して統合されたスケジューリング結果をゲートメッセージを通じて伝送し、ONUのスケジューラー70が、OLTにより割り当てられた帯域幅に基づいてスケジューリングを行い、自分に属する各キューに伝送帯域幅を割り当てる動的帯域割当て法が記載されている。
特開2005−012800号公報
GE−PONを使用する場合、ACK信号が一時的にONUに蓄積されるので、TCPスループットのRTTは、ONUにおけるACK信号の送信待ち時間を含むこととなり、TCPスループットを大幅に悪化させる。
OLTが各ONUに割り当てる送信間隔を短くすれば、送信待ち時間を短縮できる。しかし、従来、送信期間はどのONUに対しても一定であるので、送信間隔を短くすると、送信期間を短くすることになる。送信期間が短くなると、相対的にオーバーヘッドが増えるので、上りの実効帯域が減少する。
図7は、送信間隔が大きい場合と小さい場合の送信フレームの配置例を示す。図7(a)は送信間隔が小さい場合を示し、同(b)は大きい場合を示す。図7(a),(b)から、送信間隔が小さいほど、次の送信タイミングまでの待ち時間が短くなるが、オーバーヘッド部分が相対的に増して実効データレートが低下することが分かる。
アクセス系では上りのスループットよりも下りのスループットの方が重要である。
本発明は、TDMA方式における下りのTCPスループットを改善する送信割当て方法及び装置を提示することを目的とする。
本発明に係る送信割当て方法は、複数のユーザ終端装置が収容され、各ユーザ終端装置にTDMA(Time Domain Multiple Access)による送信を許可するデータ伝送システムにおいて、各ユーザ終端装置への距離を測定する距離測定ステップと、当該距離測定ステップで測定される距離に反比例する参考送信間隔を決定するステップと、当該参考送信間隔から単位時間内の参考送信回数を決定するステップと、当該各ユーザ終端装置の距離に応じて、当該各ユーザ終端装置への最大送信データ量を決定するステップと、当該各ユーザ終端装置の当該単位時間内の当該参考送信回数を、当該最大送信データ量に応じて調整して、当該各ユーザ終端装置の当該単位時間内の送信回数を決定するステップと、当該各ユーザ終端装置の当該単位時間内の送信回数のトータル値に対する個々の当該ユーザ終端装置の当該単位時間内の送信回数の割合に相当する発生確率で、当該各ユーザ終端装置にランダムに送信を割り当てる送信割当てステップとを具備することを特徴とする。
本発明に係る送信割当て装置は、複数のユーザ終端装置が収容され、各ユーザ終端装置にTDMA(Time Domain Multiple Access)による送信を許可するデータ伝送システムにおいて、当該各ユーザ終端装置への距離を測定する距離測定装置と、当該距離測定装置で測定される距離に反比例する参考送信間隔を決定する装置と、当該参考送信間隔から単位時間内の参考送信回数を決定する装置と、当該各ユーザ終端装置の距離に応じて、当該各ユーザ終端装置への最大送信データ量を決定する装置と、当該各ユーザ終端装置の当該単位時間内の当該参考送信回数を、当該最大送信データ量に応じて調整して、当該各ユーザ終端装置の当該単位時間内の送信回数を決定する装置と、当該各ユーザ終端装置の当該単位時間内の送信回数のトータル値に対する個々の当該ユーザ終端装置の当該単位時間内の送信回数の割合に相当する発生確率で、当該各ユーザ終端装置にランダムに送信を割り当てる装置とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、下りTCP通信のためのACK信号の送信間隔を短縮でき、その結果として、下りTCPのスループットを改善できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。図2は、TCPの接続から切断までのシーケンスを示す。ここでは、理解を容易にするために、3台のONUが収容されているとする。先に説明したように、一般的には、GE−PONシステムには、より多くのONUを接続できる。
センター局に配置される光終端装置(OLT)10のアップリンクポート10aは上位ネットワーク12に接続し、上位ネットワーク12には、サーバ14が接続する。アップリンクポート10aと上位ネットワーク12のインターフェースは、1000Base−T又は1000Base−SX等である。
OLT10のPONポート10bは、光ファイバ16を介して1:nの光カップラ18に接続する。図示例では、n=3である。光カップラ18は、光ファイバ16からの下り信号光を3分割し、各分割信号光を光ファイバ20−1〜20−3に出力する。各光ファイバ20−1〜20−3の他端は、各ユーザ宅に配置される光終端装置(ONU)22−1〜22−3に接続する。各ONU22−1〜22−3には、コンピュータ24−1〜24−3が接続する。勿論、1台のONUに、ルータ又はゲートウエイを介して複数のコンピュータを接続することもできる。
OLT10は、各ONU22−1〜22−3の送信タイミングと送信期間を制御し、ONU22−1〜22−3と上位ネットワーク12との間のデータ伝送を中継する。
上位ネットワーク12からの下りデータ信号は、アップリンクポート10aを介してLANインターフェース30に入力する。LANインターフェース30は、下りデータ信号を多重装置32に出力する。OLT10を制御するOLT制御装置34は、ONU22−1〜22−3に対する種々の制御信号(例えば、各ONU22−1〜22−3の送信タイミングと送信期間を指示するGateメッセージ等)を多重装置32に出力する。
多重装置32は、ネットワークインターフェース30からの下りデータ信号にOLT制御装置34からの制御信号を多重し、多重信号を電気/光変換器36に印加する。電気/光変換器36は、多重装置32からの多重信号を光信号(下り信号光)に変換し、WDM光カップラ38に印加する。WDM光カップラ38は、電気/光変換器36からの下り信号光を、PONポート10bを介して光ファイバ16に出力する。
OLT10のPONポート10bから出力される下り信号光は、光ファイバ16、光カップラ18、光ファイバ20−1〜20−3を介して各ONU22−1〜22−3に入力する。
各ONU22−1〜22−3は、光ファイバ20−1〜20−3から入力する下り信号光を電気信号に変換し、自分宛であれば取り込み、他宛てであれば破棄する。各ONU22−1〜22−3は、取り込んだ下り信号の内、自己宛の制御信号を内部処理すると共に、配下のコンピュータ24−1〜24−3宛てのデータ信号をコンピュータ24−1〜24−3に供給する。
他方、コンピュータ24−1〜24−3は、上位ネットワーク12に向けたデータ信号をそれぞれONU22−1〜22−3に出力する。各ONU22−1〜22−3は、OLT10により許可された送信タイミング及び送信期間で、上り信号光をそれぞれ光ファイバ20−1〜20−3に出力する。この上り光信号は、配下のコンピュータ24−1〜24−3からの、上位ネットワーク12に接続する機器(例えば、サーバ14)に宛てたデータ信号(サーバ14等に対する制御信号及び応答信号を含む)と、各ONU22−1〜22−3がOLT10に向けて出力する制御信号を搬送する。OLTユニット10に宛てた制御信号は、論理リンク確立のための制御信号及び応答信号(例えば、Gateメッセージに応答するReportメッセージ等)などを含む。光カップラ18は、各光ファイバ20−1〜20−3からの上り光信号を光ファイバ16に出力する。このようにして、各ONU22−1〜22−3から出力される上り信号光が、OLT10のPONポート10bを介してWDM光カップラ38に入力する。
WDM光カップラ38は、PONポート10bからの上り信号光を光/電気変換器40に供給する。光/電気変換器40は、WDM光カップラ38からの上り信号光を電気上り信号に変換する。分離装置42は、光/電気変換器から出力される電気上り信号の内、OLT10に宛てた信号をOLT制御装置34に供給し、上位ネットワーク12に宛てた上り信号をLANインターフェース30に供給する。
LANインターフェース30は、分離装置42からの上り信号を上位ネットワーク12に出力する。
本実施例では、OLT制御装置34は、下りTCPスループットの改善のために、各ONU22−1〜22−3の送信タイミングと送信期間を動的に制御する。そのために、OLT制御装置34は、各ONU22−1〜22−3までの距離を測定する距離測定装置44と、測定された距離と、当該距離に応じて各ONU22−1〜22−3への割当て帯域を決定するパラメータを記憶する帯域割当てテーブル46と、各ONU22−1〜22−3の送信間隔と順序を決定する送信間隔順序決定装置48を具備する。距離測定装置44、帯域割当てテーブル46及び送信間隔順序決定装置48の機能は、マイクロコンピュータのメモリ及びプログラムにより実現され得る。
本実施例の特徴的な機能である各ONU22−1〜22−3への上り信号帯域の割当て動作を説明する。
図3は、帯域割当てテーブル46の一例を示す。テーブル46は、ONU(又はLLID)を指定するフィールド50、各ONU22−1〜22−3までの距離を格納する距離フィールド52、送信間隔フィールド54及び送信回数フィールド56を具備する。送信間隔フィールド54及び送信回数フィールド56は、各ONU22−1〜22−3に割り当てる上り帯域の上り送信間隔を定量的に決定する過程で暫定的に参照される参考値である。
OLT制御装置34は、ONU22−1〜22−3の電源投入時等に、各ONU22−1〜22−3にLLIDを付与する。その付与過程で、OLT制御装置34の距離測定装置44が、各ONU22−1〜22−3までの距離を計測し、帯域割当てテーブル46の距離フィールド52に格納する。
送信間隔順序決定装置48は、テーブル46の距離フィールド52に格納される各ONU22−1〜22−3に対する距離を参照して、各ONU22−1〜22−3に対する送信間隔と順序を、以下に示す方法で決定する。本実施例では、送信間隔を距離に反比例させる。そのために、基準となる送信周期(Tbasic)を予め決めておく。ここでは、Tbasic=500μsとする。そして、全ONUへの距離の平均Laveを算出する。図3に示す例では、
Lave=(L1+L2+L3)/3≒12(km) (1)
である。ONU22−i(i=1〜3)に対する送信間隔Tiを、
Ti=Tbasic×Lave/Li (2)
で決定する。この結果を、フィールド54に格納する。
図3に示す距離例では、T1=300μs,T2=600μs、T3=1200μsとなる。送信間隔Tiがあまりに長いと、例えば、数msを超えるほどに長いと、VoIP等の通信で不利になるので、上限値を設定しておき、式(2)でTiが上限値を超える場合には、上限値で規制する。送信間隔順序決定装置48は、ONU(又はLLID)の追加又は削除がある都度、式(1),(2)の計算を再実行する。
フィールド54の送信間隔から、1秒当たりの送信回数(=1/Ti)を計算する。ここで算出される送信回数は、1秒を1つのONU(又はLLID)が占有したと仮定した場合の送信回数である。上り信号の1送信回数あたりのデータサイズは一定である。図3に示す例では、ONU22−1に対して3333回、ONU22−2に対して1666回、ONU22−3に対して833回になる。1秒内のトータルの送信回数は、5832(=3333+1666+833)となり、これを1秒内でランダムに配分することにより、各ONU22−1,22−2,22−3にその距離に反比例する送信間隔で送信を割り当てることができる。具体的には、送信間隔順序決定装置48は、一定時間(例えば、1秒)内で、ONU22−1には、3333/5832の発生確率で送信をランダムに割り当て、ONU22−2には、1666/5832の発生確率で送信をランダムに割り当て、ONU22−3には、833/5832の発生確率で送信をランダムに割り当てる。
上り信号のデータサイズを一定とすると、送信間隔が短い(小さい)ほど、時間当たりにより多くの上りデータを送信できる。これを緩和するには、送信間隔の長いONU(又はLLID)には、1回のデータサイズを大きくする。本実施例では、送信間隔の参考値(フィールド54の値)を距離に反比例させたので、単位時間当たりのデータ量をONU22−1〜22−3間で等しくするために、各ONU(又はLLID)に許容する最大データサイズを距離に比例させる。図4は、このようなデータサイズの修整機能を持たせた帯域割当てテーブル46aの構成例を示す。1回あたりの最大送信データ量を収容するフィールド58が追加されている。この場合、送信間隔順序決定装置48は、フィールド58の最大値の範囲内で、各ONU22−1〜22−3が要求するデータ量の送信を許可する。
例えば、ONU22−3が常に、最大量のデータ送信を要求する場合に、これを許可すると、ONU22−1の送信間隔が開いてしまい、本来の意図に合わなくなる。これを防ぐには、例えば、データ送信量の増加に応じて、送信回数を減らすことも有効である。これにより、平均的には、距離的に近いONUに対して送信間隔を短くし、距離的に遠いONUに対して送信間隔を長くすることができる。
上記方法では、例えば、遠く離れたONUに対する送信回数(参考値)が極端に小さくなってしまうことがある。これを防ぐには、全体に共通するベースとなる送信回数(保証送信回数)を規定し、この基準送信回数を上回る送信回数を距離に応じて配分するようにすればよい。
例えば、3台のONU22−1〜22−3が接続しているので、基準送信間隔Tbasic(=500μs)では、トータルで6000回の送信が可能である。保証送信回数を例えば、500回とすると、配分先を変更できる送信回数は、4500(=6000−500×3)回である。これを距離に応じて配分すると、ONU22−1に対する送信回数は、
4500×L1/(L1+L2+L3)+500=3071
ONU22−2に対する送信回数は、
4500×L2/(L1+L2+L3)+500=1786
ONU22−3に対する送信回数は、
4500×L3/(L1+L2+L3)+500=1143
となる。
この結果に従い、送信間隔順序決定装置48は、一定時間(例えば、1秒)内で、ONU22−1には、3071/6000の発生確率で送信をランダムに割り当て、ONU22−2には、1786/6000の発生確率で送信をランダムに割り当て、ONU22−3には、1143/6000の発生確率で送信をランダムに割り当てる。
この方法でも、実施例1と同様に、1回に送信可能な最大データ量を、近いONUほど大きく設定してもよい。この場合、更に、送信可能な最大データ量の調整に応じて、発生確率の算定根拠となる送信回数を、実施例1の方法と同様の方法で調整しても良い。
特定の説明用の実施例を参照して本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更・修整を施しうることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修整も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 TCPの接続から切断までのシーケンスを示す模式図である。 帯域割当てテーブルの構成及び数値の一例を示す。 帯域割当てテーブルの構成及び数値別の例を示す。 サーバからクライアントへのTCP通信のシーケンスを示す模式図である。 PONシステムが介在する場合の、サーバからクライアントへのTCP通信のシーケンスを示す模式図である。 PON伝送路上の送信フレームの配置例であり、(a)は送信間隔が小さい場合を示し、同(b)は大きい場合を示す。
符号の説明
10:光終端装置(OLT)
10a:アップリンクポート
10b:PONポート
12:上位ネットワーク
14:サーバ
16:光ファイバ
18:光カップラ
20−1〜20−3:光ファイバ
22−1〜22−3:光終端装置(ONU)
24−1〜24−3:コンピュータ
30:LANインターフェース
32:多重装置
34:OLT制御装置
36:電気/光変換器
38:WDM光カップラ
40:光/電気変換器
42:分離装置
44:距離測定装置
46:帯域割当てテーブル
48:送信間隔順序決定装置

Claims (3)

  1. 複数のユーザ終端装置が収容され、各ユーザ終端装置にTDMA(Time Domain Multiple Access)による送信を許可するデータ伝送システムにおいて、
    各ユーザ終端装置への距離を測定する距離測定ステップ(44)と、
    当該距離測定ステップで測定される距離に反比例する参考送信間隔を決定するステップと、
    当該参考送信間隔から単位時間内の参考送信回数を決定するステップと、
    当該各ユーザ終端装置の距離に応じて、当該各ユーザ終端装置への最大送信データ量を決定するステップと、
    当該各ユーザ終端装置の当該単位時間内の当該参考送信回数を、当該最大送信データ量に応じて調整して、当該各ユーザ終端装置の当該単位時間内の送信回数を決定するステップと、
    当該各ユーザ終端装置の当該単位時間内の送信回数のトータル値に対する個々の当該ユーザ終端装置の当該単位時間内の送信回数の割合に相当する発生確率で、当該各ユーザ終端装置にランダムに送信を割り当てる送信割当てステップ
    とを具備することを特徴とする送信割当て方法。
  2. 当該データ伝送システムが、PON(Passive Optical Network)システムであることを特徴とする請求項1記載の送信割当て方法。
  3. 複数のユーザ終端装置が収容され、各ユーザ終端装置にTDMA(Time Domain Multiple Access)による送信を許可するデータ伝送システムにおいて、
    当該各ユーザ終端装置への距離を測定する距離測定装置(44)と、
    当該距離測定装置で測定される距離に反比例する参考送信間隔を決定する装置と、
    当該参考送信間隔から単位時間内の参考送信回数を決定する装置と、
    当該各ユーザ終端装置の距離に応じて、当該各ユーザ終端装置への最大送信データ量を決定する装置と、
    当該各ユーザ終端装置の当該単位時間内の当該参考送信回数を、当該最大送信データ量に応じて調整して、当該各ユーザ終端装置の当該単位時間内の送信回数を決定する装置と、
    当該各ユーザ終端装置の当該単位時間内の送信回数のトータル値に対する個々の当該ユーザ終端装置の当該単位時間内の送信回数の割合に相当する発生確率で、当該各ユーザ終端装置にランダムに送信を割り当てる装置
    とを具備することを特徴とする送信割当て装置。
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