JP6015679B2 - ポンプ、および、これを用いたエバポリークチェックシステム - Google Patents

ポンプ、および、これを用いたエバポリークチェックシステム Download PDF

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Description

本発明は、ンプ、および、これを用いたエバポリークチェックシステムに関する。
従来、第1筒部と第1筒部の内側または外側に設けられる第2筒部との間にシール部材を設け、第1筒部と第2筒部との間を気密または液密に保持する組付体が知られている。例えば特許文献1に記載されたエバポリークチェックシステムでは、第1筒部は、ベーンポンプの吸入部と一体に形成されている。また、ゴム製で環状のシール部材を外壁の溝部に設けた状態の第2筒部を第1筒部の内側に挿し込むことにより組付体を形成している。
特許第4203909号公報
特許文献1のエバポリークチェックシステムでは、シール部材を溝部に設けた状態の第2筒部を第1筒部の内側に挿し込むとき、シール部材の内縁部が第2筒部の溝部に接触し外縁部が第1筒部の内壁に接触した状態で第1筒部と第2筒部とが軸方向に相対移動するため、シール部材は、第1筒部と第2筒部との間において、内縁部が外縁部側へ移動し外縁部が内縁部側へ移動するよう回転する。
特許文献1のエバポリークチェックシステムでは、気密性、液密性および組付性を向上する観点から、第1筒部および第2筒部は円筒状に形成されていると考えられる。また、シール部材は、第2筒部の溝部に設けられる前の自然状態では、内径が溝部の外形よりやや小さい円環状になるよう形成されていると考えられる。そのため、シール部材が第2筒部の溝部に設けられた状態では、シール部材から第2筒部に作用する緊迫力は、シール部材の周方向において均一であると考えられる。また、シール部材は、第2筒部の溝部に設けられる前の自然状態では、周方向に対し垂直な断面の形状は円形であると考えられる。よって、溝部にシール部材を設けた状態の第2筒部を第1筒部の内側に挿し込むとき、シール部材は、溝部において周方向の位置にかかわらず等しく回転するため、シール部材にねじれは発生しないと考えられる。
ところで、近年、ベーンポンプ等、エバポリークチェックシステムを構成する装置を小型化および薄型化することでシステム全体の体格を小さくする試みがなされている。例えば、薄型化が図られたベーンポンプを構成するカムリングは、軸方向の長さ、すなわち、高さが小さくなるよう形成される。このようなカムリングの外壁に吸入部を形成する場合、吸入部の流路面積を所定値以上確保しようとすると、吸入部の形状を、カムリングの高さに合わせ、カムリングの高さ方向に短く、かつ、カムリングの高さ方向に対し垂直な方向に長い、縦横比が1以外になる非真円の形状にする必要がある。
第1筒部を薄型のベーンポンプの吸入部と一体に形成する場合、第1筒部および第2筒部を、軸に垂直な断面の形状が吸入部の形状に対応する形状に形成する必要がある。このように軸に対し垂直な断面の形状が、縦横比が1以外になる形状に形成された第2筒部の溝部にシール部材を設けると、シール部材から第2筒部に作用する緊迫力は、シール部材の周方向において不均一になる。そのため、溝部にシール部材を設けた状態の第2筒部を第1筒部の内側に挿し込むとき、シール部材は、溝部において回転するときの回転量が周方向の位置によって異なる。よって、シール部材の周方向において回転量の差が生じ、シール部材にねじれが発生するおそれがある。
シール部材にねじれが発生すると、シール部材と第1筒部または第2筒部との間に隙間が生じ、第1筒部と第2筒部との間の気密性または液密性が低下するおそれがある。第1筒部と第2筒部との間の気密性または液密性が低下すると、ベーンポンプの吸入性能が低下し、エバポリークチェックの完了までに時間を要したり、エバポリークチェックの精度が低下したりするおそれがある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、第1筒部および第2筒部の形状にかかわらず第1筒部と第2筒部との間の気密性および液密性が高いンプ、および、これを用いたエバポリークチェックシステムを提供することにある。
本発明のポンプは、第1筒部と第2筒部とシール部材とポンプ部とを備えている。
第1筒部は、軸に対し垂直な断面の形状が非真円である。
第2筒部は、第1筒部と同軸になるよう第1筒部の外側または内側に設けられる。第2筒部は、軸に対し垂直な断面の形状が第1筒部の軸に対し垂直な断面の形状に対応するよう形成されている。
シール部材は、状に形成されている。シール部材は、第1筒部と第2筒部との間に設けられ、第1筒部と第2筒部との間を気密または液密に保持可能である。
ポンプ部は、流体を吸入する吸入部、および、吸入部から吸入し加圧した流体を吐出する吐出部を有している。
そして、本発明では、シール部材の周方向に対し垂直な断面は、シール部材の軸に対し平行な方向の長さが、シール部材の軸に対し垂直な方向の長さより大きい。
また、本発明では、第1筒部は、吸入部または吐出部と一体に形成されている。ポンプ部は、筒状のカムリング、カムリングの両端部を塞ぐ2つの板部、ならびに、吸入部および吐出部に連通するようカムリングの内側および2つの板部によって形成されたポンプ室を有している。第1筒部は、カムリングの側面に設けられている。
本発明では、第1筒部の軸に対し垂直な断面の形状が非真円のため、例えば内径が第1筒部の外径よりやや小さいシール部材を第1筒部の外壁に設けた状態では、シール部材から第1筒部に作用する緊迫力は、シール部材の周方向の位置によって異なる。そのため、組付体の組み付け時、例えば第1筒部の外壁にシール部材を設けた状態で、第2筒部の内壁をシール部材の外縁部に接触させつつ第1筒部を軸方向の第2筒部側へ移動させて挿し込むと、シール部材は、第1筒部と第2筒部との間で内縁部が外縁部側へ移動し外縁部が内縁部側へ移動するよう回転するおそれがある。また、シール部材の周方向において回転量の差が生じ、シール部材にねじれが発生するおそれがある。
しかしながら、本発明では、上述のように、シール部材の周方向に対し垂直な断面は、シール部材の軸に対し平行な方向の長さが、シール部材の軸に対し垂直な方向の長さより大きく設定されているため、第1筒部、第2筒部およびシール部材を組み付けるとき、第1筒部と第2筒部との間でシール部材が回転することを、シール部材の周方向の全域に亘って抑制することができる。これにより、シール部材の周方向における回転量の差を低減し、シール部材のねじれを抑制することができる。その結果、第1筒部と第2筒部との間の気密性および液密性を高めることができる。
本発明のポンプは、第1筒部と第2筒部との間の気密性および液密性が高いため、例えば、燃料タンクからのエバポリークのチェックに高い精度が求められるエバポリークチェックシステムのポンプ等して用いるのに好適である。
本発明の第1実施形態によるポンプ、および、エバポリークチェックシステムを示す模式図。 本発明の第1実施形態によるエバポリークチェックモジュールを示す断面図。 (A)は図2のIII部分の拡大図、(B)は組付体の組み付け工程における各部の状態を示す模式的断面図。 図3(A)のIV−IV線断面図。 (A)は本発明の第1実施形態による組付体のシール部材を軸方向から見た図、(B)は(A)のB−B線断面図。 (A)は自然状態のシール部材の軸に対し垂直な断面の縦横比とシール部材のねじれ量との関係を示す図、(B)はシール部材のねじれ量を説明するための図。 (A)は本発明の第2実施形態による組付体のシール部材を軸方向から見た図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)はシール部材の形成方法を説明するための図。 (A)は本発明の第3実施形態による組付体のシール部材を軸方向から見た図、(B)は(A)のB−B線断面図。
以下、本発明の複数の実施形態による組付体、ポンプ、および、これを用いたエバポリークチェックシステムを図面に基づき説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による組付体、ポンプ、および、エバポリークチェックシステムを適用した蒸発燃料処理装置を図1に示す。
蒸発燃料処理装置1は、例えば車両に搭載された内燃機関(以下、「エンジン」という)10の吸気系に適用される。エンジン10には、吸気管11が接続されている。吸気管11の内側には吸気通路12が形成されている。吸気管11のエンジン10とは反対側は大気に開放されている。これにより、エンジン10の運転時、空気が吸気通路12を経由してエンジン10に吸入される。以下、エンジン10に吸入される空気を「吸気」という。
吸気管11の内側すなわち吸気通路12には、スロットル弁13が設けられている。スロットル弁13は、吸気通路12を開閉することにより、エンジン10に吸入される吸気の量を調節可能である。本実施形態では、吸気管11のスロットル弁13とエンジン10との間にインジェクタ14が設けられている。インジェクタ14は、燃料タンク2に貯留された燃料としてのガソリンを吸気通路12に霧状に噴射可能である。インジェクタ14から吸気通路12に噴射された燃料は、吸気とともにエンジン10に導入される。エンジン10に導入された燃料は、エンジン10の燃焼室で燃焼し、排気管15の内側に形成された排気通路16を経由して大気へ排出される。以下、エンジン10から大気へ排出される燃焼ガスを含む空気を「排気」という。
燃料タンク2の内部には、貯留されたガソリンが蒸発することにより、ガソリンの蒸気すなわち蒸発燃料(エバポ)が発生する。
蒸発燃料処理装置1は、パージ通路部21、22、キャニスタ23、パージ弁24、エバポリークチェックモジュール3、および、電子制御ユニット(以下、「ECU」という)80等を備えている。
ここで、エバポリークチェックモジュール3およびECU80は、エバポリークチェックシステム4を構成している。なお、ECU80は、特許請求の範囲における「制御部」に対応している。
蒸発燃料処理装置1は、燃料タンク2内で発生する蒸発燃料をエンジン10に導入し処理することを目的として車両に搭載されている。エバポリークチェックシステム4は、燃料タンク2、キャニスタ23、および、パージ通路部21、22からのエバポリークをチェックすることを目的として車両に搭載されている。
パージ通路部21は、内側に、一端が燃料タンク2の内部に接続するパージ通路211を形成している。パージ通路部22は、内側に、一端が吸気通路12に接続するパージ通路221を形成している。キャニスタ23は、パージ通路211の他端、および、パージ通路221の他端と接続するよう設けられている。これにより、パージ通路211およびパージ通路221は、キャニスタ23を経由して燃料タンク2の内部と吸気通路12とを接続している。
キャニスタ23は、例えば活性炭等からなる吸着材231を有し、パージ通路211およびパージ通路221を流れる蒸発燃料の一部を吸着保持する。キャニスタ23に吸着保持された蒸発燃料の一部は、キャニスタ23から離脱し、パージ通路221を経由して吸気通路12に流入する。キャニスタ23は、蒸発燃料が大気に放出されるのを抑制すること、および、後述のポンプ30等への蒸発燃料の付着を抑制すること等を目的として設けられている。
パージ弁24は、例えば電磁駆動式の制御弁であり、パージ通路221の吸気通路12近傍に設けられている。パージ弁24は、パージ通路221を開閉、すなわち開弁または閉弁することにより、パージ通路221をキャニスタ23側から吸気通路12側へ流れる蒸発燃料の流れを許容または遮断する。パージ弁24は、オフ状態のとき閉弁しており、オン状態のとき開弁するノーマリークローズ型の弁である。
図1、2に示すように、エバポリークチェックモジュール3は、ハウジング50、ポンプ30、タンク通路部51、ポンプ通路部52、大気通路部53、切替弁60、オリフィス通路部55、オリフィス形成部70、圧力検出手段としての圧力センサ81、フィルタケース90、および、フィルタ91等を備えている。
ハウジング50は、例えば樹脂により有底筒状に形成されている。
図2〜4に示すように、ポンプ30は、ポンプ部31および組付体40を備えている。ポンプ30は、ハウジング50内に収容されている。
ポンプ部31は、カムリング32、板部33、34、ポンプ室35、ロータ36、ベーン37、モータ38等を有している。
カムリング32は、例えば樹脂により筒状に形成されている。カムリング32は、軸方向の長さ、すなわち、高さが比較的小さく形成されている。カムリング32には、内部と外部とを接続する吸入部321、および、吐出部322が形成されている(図2参照)。本実施形態では、吸入部321は、カムリング32の高さに合わせ、カムリング32の高さ方向に短く、かつ、カムリング32の高さ方向に対し垂直な方向に長い、縦横比が1以外になる非真円の形状に形成されている(図4参照)。これにより、流体が流通する吸入部321を高さの小さいカムリング32に形成するにあたり、吸入部321の流路面積を所定値以上確保することができる。
板部33、34は、例えば樹脂により板状に形成されている。板部33は、カムリング32の一方の端部を塞ぐようにして設けられている。板部34は、カムリング32の他方の端部を塞ぐようにして設けられている。これにより、カムリング32の内側の板部33と板部34との間にポンプ室35が形成されている。ここで、ポンプ室35は、略円柱状に形成されている。吸入部321および吐出部322は、それぞれ、ポンプ室35とカムリング32の外部とを接続している。
ロータ36は、例えば樹脂により略円柱状に形成され、ポンプ室35に対し偏心するようポンプ室35内に設けられている。ロータ36は、ポンプ室35内で回転可能である。
ベーン37は、ロータ36の外壁に形成された溝内でロータ36の径方向に往復移動可能なよう設けられている。本実施形態では、ベーン37は、4つ設けられている。ロータ36が回転すると、ベーン37はカムリング32の内壁に当接しながらロータ36の溝内で往復移動する。ロータ36はポンプ室35に対し偏心するようポンプ室35内に設けられているため、ロータ36がポンプ室35内で回転すると、外部の流体が吸入部321を経由してポンプ室35に吸入され、ポンプ室35内でベーン37により加圧され、吐出部322を経由して外部へ吐出される。このように、本実施形態では、ポンプ30は、ベーン式のポンプである。
モータ38は、本実施形態では、例えば三相ブラシレスモータである。モータ38は、電力を供給されることにより、モータ軸39が回転する。モータ38は、モータ軸39がロータ36に接続するよう設けられている。これにより、モータ38(モータ軸39)が回転すると、ロータ36が回転する。モータ38の回転方向により、吸入部321または吐出部322を経由してポンプ室35に流体が流入し、吐出部322または吸入部321を経由してポンプ室35から流体が流出する。このように、モータ38は、回転することによりポンプ30を駆動する。本実施形態では、モータ38は、吸入部321を経由してポンプ室35に流体が流入(吸入)し、吐出部322を経由してポンプ室35から流体が流出(吐出)するようロータ36を回転させる。
組付体40は、ハウジング50内のポンプ部31の吸入部321側に設けられている。組付体40は、第1筒部41、第2筒部42およびシール部材43を備えている。
第1筒部41は、例えば樹脂により筒状に形成されている。第1筒部41は、一端の内側がポンプ部31の吸入部321の内側に接続するよう吸入部321と一体に形成されている。すなわち、第1筒部41は、樹脂によりカムリング32と一体に形成されている。
第1筒部41は、内側へ凹むよう他端の外壁に環状に形成される溝部44を有している。本実施形態では、溝部44は、第1筒部41の端部(端面)から所定距離離れた位置に形成されている。
第2筒部42は、第1筒部41と同様、例えば樹脂により筒状に形成されている。第2筒部42の内径は、第1筒部41の外径より大きく設定されている。第2筒部42は、内壁が第1筒部41の外壁に対向するよう第1筒部41と同軸に設けられている(図2〜4参照)。
シール部材43は、弾性率が所定値以下の例えばゴム等の材料により環状に形成されている。シール部材43は、第1筒部41と第2筒部42との間に設けられている。シール部材43は、第1筒部41の溝部44に設けられている。これにより、本実施形態では、シール部材43は、軸方向の一方側および他方側への位置ずれが抑制される。
シール部材43は、溝部44に設けられる前の自然状態では、内縁部の周方向の長さが第1筒部41の溝部44における周方向の長さより小さく形成されている。また、シール部材43は、溝部44に設けられた状態では、外縁部の周方向の長さが第2筒部42の内壁の周方向の長さより大きくなるよう形成されている。そのため、第1筒部41、第2筒部42およびシール部材43が組み付けられて、シール部材43が第1筒部41と第2筒部42との間に位置した状態では、シール部材43は、第1筒部41(溝部44)と第2筒部42とにより圧縮されている。これにより、シール部材43は、第1筒部41と第2筒部42との間を気密または液密に保持可能である。
組付体40の各部の形状等、構成については、後に詳述する。
図1に示すように、タンク通路部51は、例えば樹脂により形成され、内側にタンク通路511を形成している。タンク通路511は、一端側がキャニスタ23に接続するよう形成されている。すなわち、タンク通路511は、一端側がキャニスタ23およびパージ通路211を経由して燃料タンク2の内部に接続している。図2に示すように、タンク通路部51は、一端がハウジング50の外部に露出するようハウジング50と一体に形成されている。タンク通路部51は、一端がキャニスタ23に挿し込まれる。
図1に示すように、ポンプ通路部52は、例えば樹脂により形成され、内側にポンプ通路521を形成している。ポンプ通路521は、一端側がポンプ30の吸入部321の内側に接続し、他端側がタンク通路511の他端側に接続可能に形成されている。図2に示すように、ポンプ通路部52は、ハウジング50とは別体に形成され、ハウジング50内に設けられている。ここで、上述の第2筒部42は、第1筒部41とは反対側の端部がポンプ通路部52に接続し、内側がポンプ通路521に接続するようポンプ通路部52と一体に形成されている。このように、ポンプ通路521は、一端側が第2筒部42の内側および第1筒部41の内側を経由してポンプ30の吸入部321の内側に接続している。
図1に示すように、大気通路部53は、例えば樹脂により形成され、内側に大気通路531を形成している。大気通路531は、一端側が後述するフィルタケース90を経由して大気に開放され、他端側がタンク通路511の他端側に接続可能に形成されている。本実施形態では、大気通路部53とポンプ30との間に接続通路部54が設けられている。接続通路部54は、例えば樹脂により大気通路部53と一体に形成され、内側に接続通路541を形成している。接続通路541は、一端側が大気通路531に接続し、他端側がポンプ30の吐出部322に接続している。図2に示すように、大気通路部53および接続通路部54は、ハウジング50と同一の部材である。すなわち、ハウジング50の内壁により大気通路531および接続通路541が形成されている。つまり、ハウジング50の内側に大気通路531および接続通路541が形成されている。
図1に示すように、切替弁60は、タンク通路511の他端とポンプ通路521の他端と大気通路531の他端との間に設けられている。切替弁60は、弁体61、電磁駆動部62および付勢部材63等を有している。弁体61は、タンク通路511とポンプ通路521および大気通路531との間において往復移動可能に設けられ、その位置により、タンク通路511と大気通路531またはポンプ通路521との接続を切り替え可能である。電磁駆動部62は、電力を供給されることにより磁力を生じ、弁体61を吸引可能である。付勢部材63は、弁体61を、電磁駆動部62により吸引される方向とは反対側へ付勢するよう設けられている。
切替弁60は、オフ状態のとき、すなわち、電磁駆動部62に電力が供給されていないとき、タンク通路511と大気通路531とを接続しつつ、タンク通路511とポンプ通路521との接続は遮断する。このとき、タンク通路511とポンプ通路521とは、後述のオリフィス通路511でバイパスされる(図1参照)。一方、切替弁60は、オン状態のとき、すなわち、電磁駆動部62に電力が供給されているとき、タンク通路511とポンプ通路521とを接続しつつ、タンク通路511と大気通路531との接続は遮断する。なお、図2に示すように、切替弁60は、ハウジング50内に設けられている。
図1に示すように、オリフィス通路部55は、例えば樹脂により形成され、内側にオリフィス通路551を形成している。オリフィス通路551は、切替弁60を迂回しながらタンク通路511とポンプ通路521とを接続するよう形成されている。
オリフィス形成部70は、オリフィス通路551に設けられている。オリフィス形成部70は、基準オリフィス71を形成している。よって、オリフィス通路551内を流通する空気は、基準オリフィス71を流通する。ここで、基準オリフィス71は、燃料タンク2における蒸気燃料漏れ(エバポリーク)が許容される開口の大きさより小さく設定されている。例えば、現行のCARBおよびEPAの基準では、燃料タンク2からのエバポリークの検出精度としてφ0.5mm相当の開口からのエバポリークの検出が要求されている。本実施形態では、オリフィス形成部70は、例えばφ0.5mmに設定された開口からなる基準オリフィス71を形成している。
圧力センサ81は、本実施形態では、ポンプ通路部52の一端側に設けられ、ポンプ通路521内の圧力を検出可能である(図1、2参照)。
図2に示すように、フィルタケース90は、例えば樹脂により有底筒状に形成され、開口部側がハウジング50の開口部側と接合するよう設けられている。なお、フィルタケース90とハウジング50との間には、仕切板92が設けられている。仕切板92には、ハウジング50の内側、すなわち、大気通路531と、フィルタケース90の内側とを接続する穴部93が形成されている。また、フィルタケース90には、フィルタケース90の内部と外部とを接続する穴部94が形成されている。これにより、フィルタケース90の外部の空気は、穴部94、フィルタケース90の内側、穴部93を経由して大気通路531に流入可能である。また、大気通路531の空気は、穴部93、フィルタケース90の内側、穴部94を経由して大気側へ流出可能である。
フィルタ91は、フィルタケース90の内側に設けられている。フィルタ91は、例えば不織布等により形成され、フィルタケース90内を流通する流体(空気)中の異物を捕集する。
ECU80は、演算手段としてのCPU、記憶手段としてのROMおよびRAM、ならびに、入出力手段等を有する小型のコンピュータである。ECU80は、車両に搭載されたセンサ類からの信号等に基づき、ROMに格納されたプログラムに従い車両の各部および各種機器類の作動を制御する。ECU80は、図示しないバッテリからパージ弁24、ポンプ30(モータ38)および切替弁60等に供給する電力を制御することで、パージ弁24の作動、ポンプ30の作動(モータ38の回転)、および、切替弁60の作動等を制御可能である。
エンジン10の運転中、吸気管11の吸気通路12に負圧が発生しているとき、ECU80は、パージ弁24をオン状態にして開弁する。これにより、キャニスタ23に吸着されている蒸発燃料を、吸気管11の吸気通路12に流入させ、吸気通路12を経由してエンジン10に導入する。このようにして、蒸発燃料処理装置1は、燃料タンク2内で発生する蒸発燃料を、エンジン10で燃焼させて処理(パージ)することができる。ここで、ECU80は、蒸発燃料処理装置1の一構成要素である「パージ手段」として機能する。なお、ECU80は、エンジン10の運転状態等に基づき目標パージ量を算出し、当該目標パージ量に基づきパージ弁24の開弁タイミングおよび開弁時間を決定する。
また、このとき、すなわち、パージ弁24を開弁(オン制御)して蒸発燃料をパージするとき、ECU80は、タンク通路511と大気通路531とを接続するよう切替弁60を制御(オフ制御)する。これにより、蒸発燃料をパージするとき、大気が大気通路531およびタンク通路511を経由してキャニスタ23に流入する。その結果、キャニスタ23に吸着されている蒸発燃料を円滑にパージすることができる。このように、ECU80は、パージ弁24を開弁(オン制御)することにより、キャニスタ23に吸着されている蒸発燃料を、吸気通路12を経由してエンジン10に導入可能である。
ECU80は、モータ38の回転を制御することにより、ポンプ30の作動を制御可能である。ポンプ30は、ECU80により作動を制御されることで、吸入部321から流体(空気)を吸入し吐出部322から吐出する。これにより、ECU80が、タンク通路511とポンプ通路521とが接続するよう切替弁60を作動させた状態でモータ38を回転させると、燃料タンク2の内部は、パージ通路211、キャニスタ23、タンク通路511およびポンプ通路521を経由して減圧される。
圧力センサ81は、検出した圧力に関する信号をECU80に伝達する。これにより、ECU80は、ポンプ通路521内の圧力を検出することができる。
ECU80は、タンク通路511と大気通路531とを接続するよう切替弁60を制御し、モータ38を回転させ、基準オリフィス71を空気が流通した状態で圧力センサ81により検出した圧力を基準圧力Prとして検出する。ここで、ECU80は、特許請求の範囲における「基準圧力検出手段」として機能する。
また、ECU80は、タンク通路511とポンプ通路521とを接続するよう切替弁60を制御し、モータ38を回転させ、燃料タンク2の内部を減圧した状態で圧力センサ81により検出した圧力と基準圧力Prとに基づき燃料タンク2からのエバポリークをチェックする。ここで、ECU80は、特許請求の範囲における「チェック手段」として機能する。なお、本実施形態では、ECU80は、吸入部321から流体(空気)を吸入し吐出部322から吐出するようポンプ30を駆動することで燃料タンク2の内部を減圧した状態でエバポリークのチェックを行う。
本実施形態では、モータ38には、図示しない回転センサが設けられている。これにより、ECU80は、モータ38の回転数を検出可能である。ECU80は、モータ38の回転数を検出しつつ、負荷トルクにかかわらず、例えばPWM制御により、任意の回転数でモータ38を回転させることができる。
次に、組付体40の構成について、図3〜5に基づき説明する。
図4に示すように、第1筒部41は、吸入部321の形状に対応し、軸Ax1に対し垂直な断面の外縁の形状が非真円となるよう形成されている。より具体的には、第1筒部41は、軸Ax1に対し垂直な断面の形状が、溝部44において、直線状の2つの直線部411と当該2つの直線部411を挟む円弧状の2つの円弧部412とからなるよう形成されている。また、本実施形態では、第1筒部41は、軸Ax1に対し垂直な断面の縦横比(縦(長手方向)/横(短手方向))が1以外、より具体的には1より大きくなるよう形成されている。本実施形態では、図4に示すように、第1筒部41は、軸Ax1に対し垂直な断面の外縁の形状が扁平となるよう形成されている。
第1筒部41は、軸Ax1がカムリング32の軸に垂直な仮想平面上に位置するよう、かつ、軸Ax1に対し垂直な断面の短手方向が前記仮想平面に対し垂直になるよう、かつ、軸Ax1に対し垂直な断面の長手方向が前記仮想平面に対し平行になるようカムリング32と一体に形成されている。
図4に示すように、第2筒部42は、軸Ax2に対し垂直な断面の形状が第1筒部41の軸Ax1に対し垂直な断面の形状に対応するよう形成されている。より具体的には、第2筒部42は、軸Ax2に対し垂直な断面の形状が、内壁において、上述の直線部411に対応する直線状の2つの直線部421と、上述の円弧部412に対応し2つの直線部421を挟む円弧状の2つの円弧部422とからなるよう形成されている。
図5(A)に示すように、シール部材43は、第1筒部41と第2筒部42との間に設けられる前の自然状態において、軸Ax3方向から見た形状が第1筒部41の軸Ax1に対し垂直な断面の形状に対応する形状に形成されている。図4、5に示すように、シール部材43は、上述の直線部411および直線部421に対応する直線状の2つの直線部431を有している。また、シール部材43は、上述の円弧部412および円弧部422に対応し2つの直線部431を挟むよう円弧状に形成される2つの円弧部432を有している。
また、図5(B)に示すように、シール部材43は、周方向に対し垂直な断面の形状が楕円形になるよう形成されている。本実施形態では、シール部材43の周方向に対し垂直な断面は、シール部材43の軸Ax3に対し平行な方向の長さL1が、シール部材43の軸Ax3に対し垂直な方向の長さL2より大きい。すなわち、シール部材43は、周方向に対し垂直な断面の縦横比(L1/L2)が1以外、より具体的には1より大きくなるよう形成されている。
図3に示すように、本実施形態では、第2筒部42の端部は、シール部材43側の壁面、すなわち、内壁がテーパ状に形成されている。なお、第1筒部41の端部は、第2筒部42側の壁面、すなわち、外壁がテーパ状に形成されている。
図3(B)は、本実施形態の組付体40の組み付け工程における各部の状態を示している。本実施形態では、図3(B)に示すように、第1筒部41と第2筒部42とシール部材43とを組み付けて組付体40を構成するとき、第1筒部41の溝部44にシール部材43を設けた状態で、第2筒部42の内壁をシール部材43の外縁部に接触させつつ第1筒部41を軸Ax1方向の第2筒部42側へ移動させて挿し込むようにして組み付ける。
本実施形態では、第1筒部41の軸Ax1に対し垂直な断面の形状が非真円のため、シール部材43を第1筒部41の外壁(溝部44)に設けた状態では、シール部材43から第1筒部41に作用する緊迫力は、シール部材43の周方向の位置によって異なる。そのため、組付体40の組み付け時、第1筒部41の溝部44にシール部材43を設けた状態で、第2筒部42の内壁をシール部材43の外縁部に接触させつつ第1筒部41を軸Ax1方向の第2筒部42側へ移動させて挿し込むと、シール部材43は、第1筒部41と第2筒部42との間で内縁部が外縁部側へ移動し外縁部が内縁部側へ移動するよう回転するおそれがある。また、シール部材43の周方向において回転量の差が生じ、シール部材43にねじれが発生するおそれがある。
しかしながら、本実施形態では、上述のように、シール部材43の周方向に対し垂直な断面は、シール部材43の軸Ax3に対し平行な方向の長さL1が、シール部材43の軸Ax3に対し垂直な方向の長さL2より大きく設定されているため、上述のようにして第1筒部41、第2筒部42およびシール部材43を組み付けるとき、第1筒部41と第2筒部42との間でシール部材43が回転することを、シール部材43の周方向の全域に亘って抑制することができる。これにより、シール部材43の周方向における回転量の差を低減し、シール部材43のねじれを抑制することができる。
また、本実施形態では、シール部材43は、周方向に対し垂直な断面の形状が楕円形になるよう形成されているため、図3(B)に示すように、組付体40の組み付け時、シール部材43の外壁と第2筒部42の端部とが当接するときの角度は鈍角になる。そのため、シール部材43に第2筒部42が当接した直後のシール部材43の回転を抑制することができる。
また、本実施形態では、第2筒部42の端部は、シール部材43側の壁面(内壁)がテーパ状に形成されているため、組付体40の組み付け時、第2筒部42のテーパ状の内壁がシール部材43に当接する。したがって、第2筒部42の端部がシール部材43に当接することによるシール部材43の回転および損傷を抑制することができる。
図6(A)は、自然状態のシール部材43の軸Ax3に対し垂直な断面の縦横比(L1/L2)とシール部材43のねじれ量との関係を示す図である。ここで、L2は、例えば1.9(mm)に設定されているものとする。また、シール部材43のねじれ量とは、溝部44にシール部材43を設けた状態の第1筒部41を第2筒部42の内側に挿し込んで組み付けるときの、シール部材43上の任意の点を比較した回転量の差の最大値のことである。例えば、図6(B)に示すように、本実施形態では、ねじれ量は、シール部材43の直線部431の中央の点P1と円弧部432の中央の点P2との回転量の差に対応する。
図6(A)から、シール部材43の軸Ax3に対し垂直な断面の縦横比が1、すなわち、断面形状が円形(真円)の場合、ねじれ量は0.32(mm)程度であることがわかる。また、縦横比が1.1の場合、ねじれ量は0.06(mm)程度、縦横比が1.35以上の場合、ねじれ量は0.01(mm)程度であることがわかる。よって、本実施形態では、自然状態のシール部材43は、軸Ax3に対し垂直な断面の縦横比が少なくとも1.1以上に設定されることが好ましい。ねじれ量をより効果的に低減するのであれば、縦横比は1.35以上に設定されることが好ましい。なお、例えば縦横比を1.35に設定する場合、L1は約2.57(mm)となる。
以上説明したように、(1)本実施形態では、第1筒部41は、軸Ax1に対し垂直な断面の形状が非真円である。
第2筒部42は、第1筒部41と同軸になるよう第1筒部41の外側に設けられる。第2筒部42は、軸Ax2に対し垂直な断面の形状が第1筒部41の軸Ax1に対し垂直な断面の形状に対応するよう形成されている。
シール部材43は、弾性率が所定値以下の材料により環状に形成されている。シール部材43は、第1筒部41と第2筒部42との間に設けられ、第1筒部41と第2筒部42との間を気密または液密に保持可能である。
そして、本実施形態では、シール部材43の周方向に対し垂直な断面は、シール部材43の軸Ax3に対し平行な方向の長さL1が、シール部材43の軸Ax3に対し垂直な方向の長さL2より大きい。
本実施形態では、上述のように、シール部材43の周方向に対し垂直な断面は、シール部材43の軸Ax3に対し平行な方向の長さL1が、シール部材43の軸Ax3に対し垂直な方向の長さL2より大きく設定されているため、第1筒部41、第2筒部42およびシール部材43を組み付けるとき、第1筒部41と第2筒部42との間でシール部材43が回転することを、シール部材43の周方向の全域に亘って抑制することができる。これにより、シール部材43の周方向における回転量の差を低減し、シール部材43のねじれを抑制することができる。その結果、第1筒部41と第2筒部42との間の気密性および液密性を高めることができる。
また、(2)本実施形態では、第1筒部41は、軸Ax1に対し垂直な断面の縦横比が1以外となるよう形成されている。このような形状の第1筒部41および第2筒部42との間にシール部材43を設ける構成の場合、組み付け時、シール部材43のねじれが懸念されるが、本実施形態では、シール部材43はL1がL2より大きくなるよう形成されているため、第1筒部41および第2筒部42の形状にかかわらず、シール部材43のねじれを抑制することができる。
また、(3)本実施形態では、シール部材43は、第1筒部41と第2筒部42との間に設けられる前の自然状態において、軸Ax3方向から見た形状が第1筒部41の軸Ax1に対し垂直な断面の形状に対応する形状に形成されている。そのため、シール部材43は、第1筒部41と第2筒部42との間に設けられた状態で、シール部材43の周方向の全域に亘って第1筒部41の外壁と第2筒部42の内壁とに密に当接する。よって、第1筒部41と第2筒部42との間の気密性および液密性をより高めることができる。
また、(5)本実施形態では、第2筒部42の端部は、シール部材43側の壁面である内壁がテーパ状に形成されている。そのため、溝部44にシール部材43を設けた第1筒部41を第2筒部42の内側に挿し込んで組み付けるとき、第2筒部42のテーパ状の内壁がシール部材43に当接する。したがって、第2筒部42の端部がシール部材43に当接することによるシール部材43の回転および損傷を抑制することができる。よって、組付体40の組み付け時のシール部材43のねじれをより効果的に抑制することができるとともに、シール部材43の損傷を抑制することができる。
また、(6)本実施形態では、第1筒部41は、内側へ凹むよう外壁に環状に形成される溝部44を有している。シール部材43は、溝部44に設けられている。これにより、組付体40の組み付け時および使用時、シール部材43の軸Ax3方向の位置ずれを抑制することができる。
また、(7)本実施形態によるポンプ30は、上述の組付体40とポンプ部31とを備えている。ポンプ部31は、流体を吸入する吸入部321、および、吸入部321から吸入し加圧した流体を吐出する吐出部322を有している。ここで、第1筒部41は、吸入部321と一体に形成されている。本実施形態の組付体40は、第1筒部41と第2筒部42との間の気密性および液密性が高い。そのため、吸入部321の内部と外部との気密性および液密性を高めることができ、ポンプ30の吸入性能を向上することができる。
また、(8)本実施形態によるエバポリークチェックシステム4は、燃料タンク2の内部と外部との間に圧力差を形成することにより、燃料タンク2からのエバポリークをチェックするエバポリークチェックシステムであって、上述のポンプ30とタンク通路部51とポンプ通路部52と大気通路部53と切替弁60とオリフィス通路部55とオリフィス形成部70と圧力センサ81とECU80とを備えている。
タンク通路部51は、一端側が燃料タンク2の内部に接続するタンク通路511を形成している。
ポンプ通路部52は、一端側がポンプ30の第2筒部42の内側に接続し、他端側がタンク通路511の他端側に接続可能なポンプ通路521を形成している。
大気通路部53は、一端側が大気に開放され、他端側がタンク通路511の他端側に接続可能な大気通路531を形成している。
切替弁60は、タンク通路部51の他端とポンプ通路部52の他端と大気通路部53の他端との間に設けられ、タンク通路511と大気通路531またはポンプ通路521との接続を切り替える。
オリフィス通路部55は、タンク通路511とポンプ通路521とを接続するオリフィス通路551を形成している。
オリフィス形成部70は、オリフィス通路551に設けられ、基準オリフィス71を形成している。
圧力センサ81は、ポンプ通路521内の圧力を検出可能である。
ECU80は、ポンプ30および切替弁60の作動を制御可能である。ECU80は、「基準圧力検出手段」および「チェック手段」として機能する。
ECU80は、「基準圧力検出手段」として機能するとき、タンク通路511と大気通路531とを接続するよう切替弁60を制御し、ポンプ30を作動させ、基準オリフィス71を空気が流通した状態で圧力センサ81により検出した圧力を基準圧力Prとして検出する。
ECU80は、「チェック手段」として機能するとき、タンク通路511とポンプ通路521とを接続するよう切替弁60を制御し、ポンプ30を回転させ、燃料タンク2の内部を減圧した状態で圧力センサ81により検出した圧力と基準圧力Prとに基づき燃料タンク2からのエバポリークをチェックする。
本実施形態の組付体40は、上述のように、第1筒部41と第2筒部42との間の気密性および液密性が高い。そのため、本発明は、燃料タンク2からのエバポリークのチェックに高い精度が求められるエバポリークチェックシステム4のポンプ30を構成する部材として用いるのに好適である。
また、本実施形態のポンプ30は、吸入性能が高いため、エバポリークチェックの完了までに要する時間を短縮することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による組付体のシール部材を図7に示す。第2実施形態は、シール部材の形状が第1実施形態と異なる。
第2実施形態では、シール部材43は、第1筒部41と第2筒部42との間に設けられる前の自然状態において、軸Ax3方向から見た形状が第1筒部41の軸Ax1に対し垂直な断面の形状に対応する点で第1実施形態と同じであるものの(図5(A)、図7(A)参照)、周方向に対し垂直な断面の形状が長方形となるよう形成されている点で第1実施形態と異なる(図5(B)、図7(B)参照)。
第2実施形態では、シール部材43の周方向に対し垂直な断面は、シール部材43の軸Ax3に対し平行な方向の長さL1、および、シール部材43の軸Ax3に対し垂直な方向の長さL2が、第1実施形態と同じである。すなわち、シール部材43の周方向に対し垂直な断面の縦横比(L1/L2)は、第1実施形態と同じく、1より大きい。よって、第1実施形態と同様、組付体40の組み付け時、シール部材43のねじれを抑制し、第1筒部41と第2筒部42との間の気密性および液密性を高めることができる。
以上説明したように、(4)本実施形態では、シール部材43は、周方向に対し垂直な断面の形状が長方形となるよう形成されている。そのため、図7(C)に示すように、例えば、内壁と外壁との距離(管厚)がL2の長い筒状のゴム製の部材100をL1間隔で輪切りすることによりシール部材43を形成することができる。よって、所定期間内に所定個以上のシール部材43を容易に形成することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による組付体のシール部材を図8に示す。第3実施形態は、シール部材の形状が第1実施形態と異なる。
第3実施形態では、シール部材43は、第1筒部41と第2筒部42との間に設けられる前の自然状態において、軸Ax3方向から見た形状が第1筒部41の軸Ax1に対し垂直な断面の形状に対応する点で第1実施形態と同じであるものの(図5(A)、図8(A)参照)、周方向に対し垂直な断面の形状がひし形となるよう形成されている点で第1実施形態と異なる(図5(B)、図8(B)参照)。
第3実施形態では、シール部材43の周方向に対し垂直な断面は、シール部材43の軸Ax3に対し平行な方向の長さL1、および、シール部材43の軸Ax3に対し垂直な方向の長さL2が、第1実施形態と同じである。すなわち、シール部材43の周方向に対し垂直な断面の縦横比(L1/L2)は、第1実施形態と同じく、1より大きい。よって、第1実施形態と同様、組付体40の組み付け時、シール部材43のねじれを抑制し、第1筒部41と第2筒部42との間の気密性および液密性を高めることができる。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、第1筒部および第2筒部の軸に対し垂直な断面の外縁または内縁の形状は、非真円であれば、楕円形、多角形、複数または単数の直線部(直線状の部分)または円弧部(円弧状の部分)あるいは曲線部(円弧以外の曲線状の部分)により構成される角丸矩形や角丸三角形等、どのような形状であってもよい。このような形状の第1筒部および第2筒部にシール部材を設ける場合、シール部材から第1筒部または第2筒部に作用する緊迫力は、シール部材の周方向の位置によって異なるからである。
また、本発明の他の実施形態では、第1筒部および第2筒部は、軸に対し垂直な断面の縦横比が1となるよう形成されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、シール部材は、第1筒部と第2筒部との間に設けられる前の自然状態において、軸方向から見た形状が、第1筒部の軸に対し垂直な断面の形状に対応する形状に形成されていなくてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、シール部材の周方向に対し垂直な断面に関し、シール部材の軸に対し平行な方向の長さL1が、シール部材の軸に対し垂直な方向の長さL2より大きく設定されるのであれば、シール部材は、周方向に対し垂直な断面の形状が楕円形(第1実施形態)、長方形(第2実施形態)、または、ひし形(第3実施形態)に限らず、その他の多角形、複数または単数の直線部または円弧部あるいは曲線部により構成される角丸矩形や角丸三角形等、どのような形状となるよう形成されていてもよい。また、シール部材は、軸に対し垂直な断面の縦横比が1より大きければ、どのような値に設定されていてもよい。また、シール部材の周方向に対し垂直な断面は、シール部材の軸に対し垂直な方向の長さL2が1.9(mm)以外のどのような値に設定されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、第2筒部42の端部のシール部材43側の壁面である内壁は、テーパ状に形成されていなくてもよい。
また、上述の実施形態では、第1筒部41の端部(端面)から所定距離離れた位置に溝部44を形成しシール部材43を設ける例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、第1筒部41の端部(端面)に溝部44を形成しシール部材43を設けることとしてもよい。この場合、シール部材は、軸方向の一方側(第1筒部41の端部とは反対側)への位置ずれのみ抑制される。
また、本発明の他の実施形態では、第1筒部が第2筒部の外側に設けられることとしてもよい。また、シール部材を設ける環状の溝部は、第1筒部の内壁、第2筒部の内壁または外壁に形成してもよい。
また、本発明の他の実施形態では、第1筒部または第2筒部に溝部を形成せず、単に第1筒部と第2筒部との間にシール部材を設けることとしてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、第1筒部は、ポンプ部の吐出部と一体に形成されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、燃料タンクの内部を加圧した状態でエバポリークチェックを行ってもよい。この場合、ポンプ部31のモータ38は、上述した方向とは反対の方向に回転するよう制御される。また、この場合、ポンプ30外部の流体(空気)は、吐出部322から吸入され、吸入部321から吐出される。
また、本発明の他の実施形態では、シール部材は、弾性率が所定値以下であれば、ゴムに限らず、どのような材料により形成してもよい。
また、本発明の他の実施形態では、基準オリフィスは、どのような大きさに設定されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、モータは、三相ブラシレスモータに限らず、三相以外のブラシレスモータ、または、ブラシ付きモータ等であってもよい。
本発明は、エバポリークチェックシステムに用いられるポンプに限らず、その他、流体を吸入および吐出するポンプに適用することもできる。
また、本発明の組付体は、ポンプを構成する部材に限らず、その他、所定の気密性または液密性が求められる装置等の部材として用いてもよい。
このように、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態に適用可能である。
40 ・・・・組付体
41 ・・・・第1筒部
42 ・・・・第2筒部
43 ・・・・シール部材
Ax1 ・・・第1筒部の軸
Ax2 ・・・第2筒部の軸
Ax3 ・・・シール部材の軸

Claims (8)

  1. 軸(Ax1)に対し垂直な断面の形状が非真円の第1筒部(41)と、
    前記第1筒部と同軸になるよう前記第1筒部の外側または内側に設けられ、軸(Ax2)に対し垂直な断面の形状が前記第1筒部の軸(Ax1)に対し垂直な断面の形状に対応するよう形成される第2筒部(42)と、
    状に形成され、前記第1筒部と前記第2筒部との間に設けられ、前記第1筒部と前記第2筒部との間を気密または液密に保持可能なシール部材(43)と、
    流体を吸入する吸入部(321)、および、前記吸入部から吸入し加圧した流体を吐出する吐出部(322)を有するポンプ部(31)と、を備え、
    前記シール部材の周方向に対し垂直な断面は、前記シール部材の軸(Ax3)に対し平行な方向の長さが、前記シール部材の軸(Ax3)に対し垂直な方向の長さより大きく、
    前記第1筒部は、前記吸入部または前記吐出部と一体に形成されており、
    前記ポンプ部は、筒状のカムリング、前記カムリングの両端部を塞ぐ2つの板部、ならびに、前記吸入部および前記吐出部に連通するよう前記カムリングの内側および前記2つの板部によって形成されたポンプ室を有し、
    前記第1筒部は、前記カムリングの側面に設けられていることを特徴とするポンプ(30)
  2. 前記第1筒部は、軸(Ax1)に対し垂直な断面において、前記2つの板部間の最短距離方向の長さよりも、前記最短距離方向に対し垂直な方向の長さが長いことを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記第1筒部は、軸(Ax1)に対し垂直な断面の縦横比が1以外となるよう形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のポンプ
  4. 前記シール部材は、前記第1筒部と前記第2筒部との間に設けられる前の自然状態において、軸(Ax3)方向から見た形状が前記第1筒部の軸(Ax1)に対し垂直な断面の形状に対応する形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のポンプ
  5. 前記シール部材は、周方向に対し垂直な断面の形状が長方形となるよう形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のポンプ
  6. 前記第1筒部または前記第2筒部の端部は、前記シール部材側の内壁または外壁がテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のポンプ
  7. 前記第1筒部または前記第2筒部は、内側または外側へ凹むよう外壁または内壁に環状に形成される溝部(44)を有し、
    前記シール部材は、前記溝部に設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のポンプ
  8. 燃料タンク(2)の内部と外部との間に圧力差を形成することにより、前記燃料タンクからのエバポリークをチェックするエバポリークチェックシステム(4)であって、
    請求項1〜のいずれか一項に記載のポンプ(30)と、
    一端側が前記燃料タンクの内部に接続するタンク通路(511)を形成するタンク通路部(51)と、
    一端側が前記ポンプの前記第2筒部の内側に接続し、他端側が前記タンク通路の他端側に接続可能なポンプ通路(521)を形成するポンプ通路部(52)と、
    一端側が大気に開放され、他端側が前記タンク通路の他端側に接続可能な大気通路(531)を形成する大気通路部(53)と、
    前記タンク通路部の他端と前記ポンプ通路部の他端と前記大気通路部の他端との間に設けられ、前記タンク通路と前記大気通路または前記ポンプ通路との接続を切り替える切替弁(60)と、
    前記タンク通路と前記ポンプ通路とを接続するオリフィス通路(551)を形成するオリフィス通路部(55)と、
    前記オリフィス通路に設けられ、基準オリフィス(71)を形成するオリフィス形成部(70)と、
    前記ポンプ通路内の圧力を検出可能な圧力検出手段(81)と、
    前記ポンプおよび前記切替弁の作動を制御可能な制御部(80)と、を備え、
    前記制御部は、
    前記タンク通路と前記大気通路とを接続するよう前記切替弁を制御し、前記ポンプを作動させ、前記基準オリフィスを空気が流通した状態で前記圧力検出手段により検出した圧力を基準圧力として検出する基準圧力検出手段(80)、および、
    前記タンク通路と前記ポンプ通路とを接続するよう前記切替弁を制御し、前記ポンプを回転させ、前記燃料タンクの内部を減圧または加圧した状態で前記圧力検出手段により検出した圧力と前記基準圧力とに基づき前記燃料タンクからのエバポリークをチェックするチェック手段(80)を含むことを特徴とするエバポリークチェックシステム。
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