JP6014871B2 - オーブン蒸気発生器システム及び方法 - Google Patents

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Description

本願は、「オーブン熱を用いた蒸気発生方法及び装置」と題する2009年1月16日に出願された米国仮出願第61/145,123号、「スチームオーブン発生装置」と題する2009年4月17日に出願された米国仮出願第61/170,350号、及び「スチームオーブン発生装置の制御システム」と題する2009年4月17日に出願された米国仮出願第61/170,372号に基づき優先権を主張し、且つ、これらの出願の全体の内容を援用して本文の一部とする。
本発明の実施形態は、一般的にスチームオーブンに関し、具体的には既存のオーブン熱発生システムに極めて近接する貯水容器を用いて、蒸気を発生させオーブンに直接供給するように構成されたスチームオーブンに関する。記載されたスチームオーブンは、蒸気を直接オーブン空洞内に注入するように設計されてもよく、いくつかの場合においては、オーブン空洞内で蒸気を直接発生させてもよい。ある実施形態では、貯水容器内の水が加熱され、蒸気となり、蒸気供給システムを介してオーブン空洞に供給されるように、オーブン熱発生システムに極めて近接する貯水容器を備える設計がなされている。
多くの場合において、蒸気を用いて食品を調理又は加熱するオーブンを提供することは有益である。そのようなスチームオーブンの具体的な使い方は様々であるが、一つの具体的な使い方は、食品を調理、加熱又は再加熱する、迅速、安全、且つ便利な方法を提供するために、飛行機内又は他の運搬用車両内で使用される使い方である。
いくつかの既存のスチームオーブンは、オーブンの加熱素子上に直接的に又は間接的に水を注入することにより、蒸気を発生させる。いくつかのシステムでは、水は温められたオーブン内にミスト状で注入され、ミストは、加熱素子又はファンに接触すると、直ちに蒸発して蒸気となる。このようなシステムは、注入システムと呼ばれる。注入システムの一つの不都合な点は、時間とともに、加熱素子及びファンにおいて水の石灰化が増大(集積)することである。これらのシステムの更なる不都合な点は、所望の効果と共に水が注入される前に、オーブンが所定の温度に達するまでユーザは待たなければならず、しばしば所望される時間よりも待ち時間が長くなることである。
さらに、これらの方法を用いるシステムは、一般的に圧力システムであって、それは、オーブン内で圧力が高められ維持されなければならないことを意味する。圧力スチームオーブンシステムは、オーブンが加圧されている最中にドアが開くことを防ぐため、堅い密閉材、より強固なドア構造、及び付加的な安全機能のような、付加的な安全のための予防措置を必要とする。それらの予防措置はまた、より高額で、重量化する傾向にあり、使用中に不都合なものとなる。例えば、ユーザがドアを開ける準備をしているとき、ドアを開くことが可能となる前にオーブン内の圧力は完全に解放されなければならず、調理の周期の途中でドアを開けることは極めて危険であり、ユーザや近くにいる者に、火傷を負わせることになる。さらに、圧力スチームオーブンは、密閉材が弱くなったり、損傷したり、そうでなければ磨耗の兆候が表れた場合は使用することができず、メンテナンス費用を増加させる。
他の市販されているスチームオーブンは、オーブンの底に埋め込まれた受け皿に水を滴下することによって蒸気を発生させる。埋め込まれた受け皿は、受け皿の下に位置付けられた第2の加熱素子によって加熱される。このようなシステムは、ドリップシステムと呼ばれる。ドリップシステムの一つの不都合な点は、2つのヒータの使用により、その2つのヒータユニットから熱損失が生じ、より多くの電力消費を必要とし、他のタイプのスチームオーブンよりも重くなる傾向がある。このようなシステムは一般的には非加圧式のオーブンであり、つまりオーブンの内部において圧力は維持されない。調理用の区画は、減圧されるのを待つことなくオーブンを確認するために、調理中いつでも開けられてもよく、多くの点において圧力システムよりも潜在的な危険が少ないと考えられる。
多くの国産の産業用スチームオーブンにおいて、別個に分離された蒸気発生装置が調理室の外側に設置されている。これらのスチームオーブンには、完全に別個の外付けの蒸気発生装置を取り付けることができる。完全に別個の外付けの蒸気発生装置は、オーブンの隣の区画に配置することや、オーブンの内部裏張りに直接備え付けることができる。外付けの蒸気発生装置からの蒸気は、必要な時に、所望の温度に加熱されオーブン内に注入されてもよい。これらのオーブンは、更なる重量や大きなサイズを伴うため、飛行機内又は他の運搬用車両内での使用には適さない。これらのオーブンはまた、別個の蒸気発生装置を使用するため、より多くの電力消費を必要とする。
従って、スチームオーブンを、特に狭い空間や電力容量が限られている条件(例えば、機内や他の運搬用車両)で使用することを意図している場合、追加の電気ヒータ又は蒸気発生装置を使う必要性を無くすことが望ましい。さらに、電力の使用量が少なく、結果として熱損失が低く、現在の市販のスチームオーブンよりも効率の良い、非加圧式のスチームオーブンを提供することが望ましいことがわかる。
本発明の実施形態は、オーブン空洞に直接蒸気を注入するように設計されたスチームオーブンを提供し、いくつかの例においては、オーブン空洞内においても直接蒸気を発生させる。ある実施形態は、貯水容器内の水が加熱され、蒸気となり、蒸気供給システムを介してオーブン空洞に供給されるように、オーブン熱発生システムの極めて近くに貯水容器を備える設計がなされている。
一つの実施形態は、運搬用車両で使用するための、蒸気発生装置を備えるスチームオーブンであって、前記蒸気発生装置は、オーブン空洞と;前記オーブン空洞内に位置し、オーブン空洞を加熱するように構成されたオーブン熱発生システムと;蒸気供給システムと流体接続された貯水容器とを備え、前記貯水容器は、貯水容器内の水に熱を伝達して、貯水容器内で蒸気を発生させるように、前記オーブン熱発生システムに極めて近接する位置に配置され、前記蒸気供給システムは前記貯水容器から蒸気を前記オーブン空洞内に直接供給するスチームオーブンを提供する。
運搬用車両に取り付けられるスチームオーブンにおいて蒸気を発生させる一つの方法は、上述したタイプの蒸気発生装置を提供することと、貯水容器に水を供給することと、オーブン熱発生システムに熱を供給することと、オーブン熱発生システムから貯水容器に直接又は間接的に熱を供給して貯水容器内で蒸気を発生させることと、蒸気供給システムを介してオーブン空洞に蒸気を供給することとを含む。
図1は本発明の一実施形態に係るスチームオーブンの概略図を示す。 図1Aは図1のスチームオーブンの、オーブン熱発生システム、ファン、及び絶縁材を含む概略側面図を示す。 図2は貯水容器排水バルブを有する図1のスチームオーブンの型を示す。 図3は貯水容器蒸気排出バルブを有する図2のスチームオーブンの型を示す。 図4は本発明の更なる実施形態に係るスチームオーブンの概略図を示す。 図4Aは貯水容器を形成する埋め込まれた裏張りと金属板を備える図4のスチームオーブンの代替的な実施形態を示す。 図5は本発明のさらに別の実施形態に係るスチームオーブンの側面斜視図を示す。 図6は図5のオーブンの内部の側面図を示す。 図7は貯水容器水位センサを備える図5及び図6のスチームオーブンの側面概略図を示す。 図8はフローメータを備える図5及び図6のスチームオーブンの側面概略図を示す。
本発明の実施形態は、既存のオーブン熱発生システム(即ち、既にスチームオーブンの一部となっているもの)からの熱を利用して蒸気を発生させ、別個の電気ヒータの使用が不要なスチームオーブンを提供する。発生した熱は貯水容器システム内の水を直接加熱するために用いられてもよく、又は貯水容器システム内の水を間接的に加熱するために用いられてもよい。間接的な加熱は、熱をオーブンライナーに伝え、オーブンライナーが次いでその熱をオーブンライナーに取り付けられた貯水容器に伝えることによって、オーブンインナーライナーからの損失熱を用いて貯水容器内の水が加熱されて蒸気に変わるように行われてもよい。更なる実施形態は、オーブン空洞内に存在する既存の加熱素子を用いてその加熱素子に極めて適合する貯水容器チューブを提供することによって、貯水容器チューブに熱が伝わり、その結果としてその内部に含まれている水に熱が伝わることでオーブン空洞に供給される蒸気が発生する。
例えば、オーブン蒸気発生器システム10の第1の実施形態は、図1に示される。本システム10は、オーブン空洞12(「調理室」とも呼ばれる)を含み、オーブン空洞12は、その外側に位置する貯水容器22を備える。オーブン空洞12はオーブンライナー14で裏打ちされており、さらに、オーブン空洞12内に位置し、空洞12内において放射熱及び/又は対流熱を発生させるオーブン熱発生システム20(説明のための図1A,4A,5及び6に示されているが、ここで説明する全ての実施形態においてオーブン熱発生システムが存在することを理解されたい)を特徴として有する。オーブン空洞12は、オーブン空洞12を閉めるためのオーブンドア24と、オーブン空洞ベントをも有する。オーブン空洞12は、オーブン内に空気及び蒸気を吹き付ける及び/又は循環させる一つ又はそれ以上のファン40(再度、図1A,4A,5及び6に示されているが、しかし典型的には全てのスチームオーブンに存在する)を特徴として有してもよい。
図1により具体的に示されるように、オーブン空洞12は、その内面を裏打ちするオーブンライナー14を有する。オーブンライナー14は、内側のオーブンに対向する側面16と、外側の背面に対向する側面18とを有する。ライナー14は、熱を効率的に且つ容易に伝えるように、典型的には金属素材である。ライナー素材として使用可能な素材の一つの例は金属薄板であるが、これに限られず、熱の伝達に役立つ金属素材であればよく、このような金属素材であれば本発明の範囲内と考えられることが理解されるべきである。
図1A及び4Aに示されるように、ユーザが使用中に、オーブン熱発生システム20によって発生しオーブンライナー14に伝わった熱によって火傷することを防止するために、オーブンの全ての外面を覆う断熱層19もまた、オーブンドア24を除く全ての面に沿って、備えられている。
図1は、オーブンライナー14の背面に対向する側面18に直接取り付けられた貯水容器22を示す。貯水容器22もまた、典型的には金属素材である。オーブン熱発生システム20によって作り出されたオーブン空洞12内の高温(典型的には約100℃よりも高い)のため、熱は、金属製のオーブンライナー14を介して金属製の貯水容器22に伝わる。貯水容器22の壁23の高温は、次いで貯水容器22内に保持された水Wに伝えられて、水Wを蒸気Sに変化させる。要するに、オーブンライナー14からの熱(さもなければ失われたであろう熱)は、蒸気Sを発生させるために貯水容器22に伝えられる。他の実施形態において、貯水容器22の少なくとも一つの壁(例えば、オーブンに最も近い壁)は、オーブンライナーの外側の、背面に対向する側面によって形成されてもよい。この実施形態によれば、共有された壁により、熱は二つの面を伝わるのではなく、一つの面、つまり共有された壁を伝わるだけでよいので、より多くの熱を捕らえるのに役立つ。
貯水容器22内で発生した蒸気Sは貯水容器22の水位Wから立ち上り、図1において蒸気ベント32として示される蒸気供給システム30に入る。蒸気ベント32は管状形状に構成されている。蒸気ベント32は、蒸気Sを貯水容器22からオーブン空洞12に供給するように貯水容器22から延在し、貯水容器22に流体接続している一端と、オーブン空洞12に接続しオーブン空洞12と流体接続している他端とを有する。蒸気ベント32は湾曲部を有しているように示されているが、これは必須ではなく、貯水容器22とオーブン空洞12とを連通させることができるいかなるベント開口又は導管の形状は、本発明の範囲内と考えられる。例えば、貯水容器22の上部領域とオーブン空洞12の間に、蒸気供給システム30として機能する連通孔がただ形成されていてもよい。蒸気は、ベント又はパイプの代わりに、そのような孔を通って貯水容器22から抜けて、オーブン空洞に入ってもよい。
蒸気は、通常は閉められているバルブを用いて水の供給を制御することにより、連続的に又は不連続的に発生させてもよい。図1は、航空機、乗り物の水源や、オーブンが使用される場所の他の水源に接続する貯水容器充填バルブ26を示す。充填バルブ26は、所望されるときに、容器22に水を加えるために開かれてもよい。図2は図1について示され説明されたものと非常によく似たシステムを示すが、貯水容器22が排水を必要とするときに使用される貯水容器排水バルブ28を含む。さらに、排水バルブ28は、調理周期が終わった後にもしも水が残っていれば、オーブン内へ又はオーブン内から残留した水を排水してもよい。
図3も、図1及び図2について示され説明されたものと非常によく似たシステム10を示すが、蒸気ベント32に関連する蒸気ベントバルブ33を含む。蒸気ベントバルブ33は、蒸気を容器内で蓄積させ、及び/又は蒸気がオーブン空洞12に入るのを防ぐことが所望される場合に役立つであろう。蒸気ベントバルブ33は通常は開いているが、オーブン内で必要な蒸気量を制御するために用いられる。
図1−図3に示されるシステムは、蒸気がオーブン空洞12の外側で創出され、オーブン空洞12に放出されるので、受動的なシステムと呼んでもよい。このシステムは、市場で入手可能な多くの他のスチームオーブンよりも早く動作するが、それでも蒸気がオーブン空洞に供給されるまでに5分はかかる。いくつかの場合においてはこの時間でも許容されるが、他の場合においては蒸気の発生はより早いのが望ましい。従って、以下に記載する他の実施形態のいくつかは(例えば、図4−図8に示されるように)、オーブン空洞の内部に完全に位置し、オーブン空洞に直接、且つ、より早く蒸気を供給する蒸気発生及び供給システムを提供するので、より能動的なシステムとみなしてもよい。
例えば、図4及び図4Aに示されるように、貯水容器22をオーブン空洞12の内部に設けることによって、蒸気をより早く発生させるのに役立つであろう。貯水容器22は、オーブンライナー14の、内側のオーブンに対向する側面16に取り付けられる別個の容器であってもよい。あるいは、貯水容器22がオーブンライナー14と一体となるように、オーブンに対向する側面16と壁を共有してもよい。貯水容器22を部分的に内部ライナー14と一体とすることは、蒸気を発生させるのに必要な反応時間を減らすことに役立つであろう。これは、部分的には、そのようなデザインが、蒸気を発生させるために加熱されなければならない材料の量を減らすことに役立つからである。
図4は、内部ライナー14の壁の一部分(内側のオーブンに対向した側面16の一部分)が貯水容器22の壁、又は壁の少なくとも一部を形成するように、内部ライナー14に部分的に一体とされ、又は内部ライナー14の一部として形成された貯水容器22を示す。具体的には、内側のオーブンに対向した側面16の一部は、貯水容器22の後壁23を形成してもよい。容器は充填バルブ26によって満たされてもよいが、本実施形態では、貯水容器22に注入された水は、実際のオーブン空洞12に入り、オーブンの内部ライナー14の壁に直接接触する。蒸気が貯水容器22からオーブン空洞12に直接供給されるように、蒸気ベント32もまたオーブン空洞12内に位置し、蒸気ベント32は容器22から外へ延びている。しかしながら、貯水容器22はオーブンライナーと壁を共有する必要はなく、その代わりに、オーブンライナー上の又はオーブンライナーの近くのオーブン空洞の内部に固定された別個の容器であってもよいことが理解されるべきである。
図4Aに示される具体的な実施形態において、貯水容器22を形成する空洞を創出するために、内部ライナー14に、金属プレート15によって覆われる凹部13が設けられてもよい。オーブン空洞に貯水容器空洞を凹部として形成することによって、加熱素子20と貯水容器22との間の間隙を減少するため、機内や他の運搬用車両のような狭い空間では常に有益である。
スチームオーブンの更なる実施形態は、図5及び図6に示される。図5及び図6は、オーブン熱発生システム20の内側に極めて近接して位置する貯水容器チューブ34の形状をした貯水容器を示しており、オーブン熱発生システム20は、調理室又はオーブン空洞12内に位置する一つ以上の加熱素子20の連続体として示されている。具体的な実施形態において、チューブ34は、蒸気を発生させるために、オーブン空洞の内部オーブンライナー14の後部において、一つ以上の加熱素子20に直接取り付けられている。
更なる実施形態では、貯水容器チューブ34は、一つ以上の加熱素子20のおおよその形状と一致するように作られている。例えば、図5及び図6は、湾曲した加熱素子20を示しており、従って、貯水容器チューブ34も同様に湾曲し、加熱素子20の外形(輪郭)に従っている。しかしながら、加熱素子20及び貯水容器チューブ34は、他の適切な形状であってもよく、例えば、長方形、Y字形、L字形、U字形、又は熱を発生させ伝達するのに適切なその他の形状であればよいことが、理解されるべきである。
このように、貯水容器チューブ34はどのような形状又は構造であってもよいが、特に有益であることが判明している一つの実施形態は、上向きに湾曲し(例えば、C字形やU字形)、末端が開いた形状のチューブ34である。図示された実施形態において、蒸気供給システムは、開かれた蒸気出口36を形成するチューブ34の開口端を含む。図6に示されるように、チューブ34内の水が(一つ以上の加熱素子20とチューブ34との近接あるいは実際の接触により)加熱されると、水はチューブ34内でやがて蒸気Sへと変わる。
チューブの湾曲に沿ったある点において(例えば、図6における湾曲部の下部に沿って)、水源と協働する注水口38が形成されている。これらの図には示されていないが、注水口38は、貯水容器チューブ34へ供給される水の量、又は貯水容器チューブ34から排水される水の量を制御する、一つ以上の充填又は排水バルブを伴ってもよい。
貯水容器チューブ34は、上述した種類のものと同様に、典型的には金属材料で作られている。全般的な目的は、その中に含まれる水に熱を早く伝えることができるチューブを提供することである。上述したように、一つの実施形態において、チューブ34が一つ以上の素子20の少なくとも一部に直接接触するようにチューブ34は(内部ライナー14に取り付けられた)一つ以上の加熱素子20に直接取り付けられているか、又はチューブ34は一つ以上の加熱素子20に極めて近接している。直接取り付けることにより、素子20(又は複数の素子20)からチューブ34への、早く効率的な熱の伝達を促進することができる。あるいは、チューブ34は素子20に直接接触せず、素子20(又は複数の素子20)からの熱がチューブ34に伝達されるのに十分な近さとなるように、チューブ34は一つ以上の加熱素子20に極めて近接して取り付けられてもよい。
使用中には、所望量の水が、貯水容器から貯水容器チューブ34に(例えば、注水口38を介して)供給される。調理周期の間、チューブ34に供給される水は少量であってもよく、又は全てのオーブン調理周期において蒸気を発生させるのに必要な全ての量の水を一度に供給してもよい。(これらの実施形態と関連して用いられる電位制御、電気回路、及びフローシステムについては、後述する。)オーブン内の一つ以上の加熱素子20の高温は、貯水容器チューブ34に伝達される。これにより、貯水容器チューブ34が加熱され、チューブ内に含まれる水Wに熱が伝達され、水を蒸気Sに変化させる。蒸気は、通常は閉じられた状態の一つ以上のバルブを用いて給水を制御することにより、連続的に又は不連続に発生させてもよい。蒸気Sは蒸気供給システム、即ち、蒸気の出口36として機能するチューブの開口端を通り、貯水容器チューブ34から出ていく。
このシステムは、オーブン内への直接的又はより能動的な熱の伝達をもたらすため、蒸気が発生するまでに必要な加熱時間は約2分で済む。これは、蒸気がオーブン空洞12内で創出されて直接供給されるので、外付けの発生源から投入されたり、オーブンに吹き込まれた水ミストや水滴から創出されるよりも有益である。水はオーブン内に注入されず、オーブンの底の滴下受け皿にも供給されない。むしろ、水はチューブ34内にのみ存在し、そしてオーブン空洞12内には、図6に示すように、貯水容器チューブ34の蒸気出口36から出た蒸気Sとして初めて現れる。ファン40は、蒸気Sをオーブン空洞12のいたるところに分布させるために設けられている。システム30においてミネラルの集積又は石灰化が生じた場合、そのようなミネラルの集積又は石灰化はチューブ34内で生じるが、このチューブ34は容易に除去し、清掃し、あるいは完全に交換することができる。
図7及び図8は、上述した蒸気発生供給システム30のための、水位検出及び流量制御のいくつかの実施形態を示す。これらの制御システムはオーブン空洞内(具体的には、図5及び図6の実施形態)での蒸気発生と関連して示されているが、記載された制御システムは、オーブン空洞の外側に位置する貯水容器内で行われる蒸気発生を含む、ここに記載されたいかなるシステムに使用されてもよいことが理解されるべきである。
図7は、水位センサ50及び水位制御電気回路52を有する、オーブン内の蒸気発生装置の概略側面図を示す。センサ50及び制御電気回路52は協働し、特定の又は所定の割合又は設定値で、蒸気発生供給システム30内に、特定量の又は制御された量の水を測定(又は供給)する。システムは、システム30内にどれくらいの水が残っているかを監視する(又はユーザに監視させる)ように設計されている。水(オーブンに実際に導入される蒸気を発生させるために提供される水)は所定の割合又は水位に制御されるので、蒸気発生供給システム30に供給される水を制御することにより、システムに改善された性能がもたらされる。この設計における利点の一つは、調理周期を開始する前に、水位センサ50がシステム内の水の量を検知し、ユーザに知らせることができる点である。つまり、センサ50は、蒸気(オーブンが使用されるまでは発生しない)ではなく水の存在を検知するので、オーブンが加熱していないときであっても、有益なフィードバックを提供する。一方、市販されている他のセンサシステムは、一度オーブン調理周期が開始し、オーブンが加熱している時に、オーブン内の蒸気の存在のみを測定するように設計されており、検知が行われる前に、オーブンが起動され、動作し、蒸気を発生させていることを必要とする。調理周期に先立って水の存在情報を提供することにより、本発明はケータリング動作の効率を改善する。
制御電気回路52は、水が存在するか又はどれくらい存在しているか、そしてシステム送水管を通って供給されているかを制御する。例えば、ソレノイドバルブが開いているとき、水はシステム30に供給されてもよい。水がセンサ50に接触しなければ(即ち、水位が低いか又は下がっている場合)、電気回路52は、利用可能な又はシステム30に供給されている水がないことをオーブンに知らせ、その情報は、ユーザへの通知のためにオーブンの正面部に表示されてもよい。
いくつかのオーブンでは、調理周期が10分間、20分間、又はそれ以外の所定の時間単位続くように設定されてもよい。オーブンは、調理周期が所定の調理時間続くように、規定量の水を供給するよう設定又はプログラムされる。一つの具体的な実施形態において、調理時間あたりの水は、200mL/24分、又はより短い周期に対する如何なる割合に設定されてもよい。これらの割合は、オーブンの納入及び設置の前に予め設定されてもよく、必要であれば、エンドユーザによって変更可能とされてもよい。
水は、1分ごと、又は数分ごとに、所定量がパルス状に送り出されるように設定されてもよく、これは図8に示すようなフローメータ54によって制御されてもよい。また、もしも水が所定の速さでシステム30内にパルス状に送り出されないとき(又は所定の速さよりも速くパルス状に送り出されているとき)、安全装置バックアップがオーブンをオフにするか又はより多くの水をシステム30に供給するようフローメータを無視する(オーバーライドする)よう、一連のバックアップ対策がシステムにプログラムされていてもよい。
容器内に水を供給するバルブタイミングにのみ依存する機構を提供することも可能であろう。そのような機構は、水位センサ又はフローメータの使用を必要としないが、制御電気回路のみを使用することになる。例えば、所定の割合で貯水容器に水を供給する従量タイミング装置(又は自動計量システム)であってもよい。そのような制御電気回路の設計及び特徴は、当業者にとっては自明であるので、更なる説明は省略する。
本発明の範囲又は精神、及び特許請求の範囲から逸脱しない限りにおいて、上述の及び図面に示された構成及び方法に対し、変更、修正、付加及び削除がなされてもよい。

Claims (10)

  1. 運搬用車両で使用するための、蒸気発生装置を備えるスチームオーブンであって、前記蒸気発生装置は:
    オーブン空洞と;
    前記オーブン空洞内に位置し、オーブン空洞を加熱するように構成されたオーブン熱発生システムと;
    前記オーブン空洞の外側に設けられ、蒸気供給システムと流体接続された貯水容器であって、その中に水を溜めるように構成され、且つ、溜まっている水を前記オーブン熱発生システムから伝達された熱で加熱することによりその中で蒸気を発生させるように構成された貯水容器とを備え、
    前記貯水容器は、貯水容器内の水が前記オーブン熱発生システムから伝達される熱によって貯水容器内で蒸気となるように、前記オーブン熱発生システムに極めて近接する位置に配置され、
    前記蒸気供給システムは、前記貯水容器に流体接続している一端と前記オーブン空洞に流体接続している他端とを有し前記貯水容器内で発生した蒸気を前記オーブン空洞内に供給する管状の蒸気ベントを備えるスチームオーブン。
  2. 前記オーブン空洞は、内側の、オーブンに対向した側面と外側の、後部に対向した側面とを有するオーブンライナーを備え、
    前記貯水容器は前記オーブンライナーの外側の後部に対向した側面に取り付けられ、
    前記オーブン熱発生システムは、貯水容器内の水に直接又は間接的に熱を伝達して貯水容器内の水を蒸気に変化させる請求項1に記載のスチームオーブン。
  3. 前記貯水容器の少なくとも一つの壁が、前記オーブンライナーの外側の後部に対向した側面により形成されている請求項2に記載のスチームオーブン。
  4. 前記貯水容器に付随する充填バルブをさらに備える請求項1に記載のスチームオーブン。
  5. 前記貯水容器及び前記オーブン空洞の一方又は双方に付随する排水バルブをさらに備える請求項1に記載のスチームオーブン。
  6. 前記オーブン空洞に付随するファンをさらに備える請求項1に記載のスチームオーブン。
  7. 貯水容器水位センサ、制御用電気回路、フローメータ、又はこれらの組み合せをさらに備える請求項1に記載のスチームオーブン。
  8. 前記運搬用車両は航空機である請求項1に記載のスチームオーブン。
  9. 請求項1に記載のスチームオーブンを備える航空機。
  10. 運搬用車両に搭載されたスチームオーブン内で蒸気を発生させる方法であって、
    (a)オーブン空洞と;
    前記オーブン空洞内に位置し、オーブン空洞を加熱するよう構成されたオーブン熱発生システムと;
    前記オーブン空洞の外側に設けられ、蒸気供給システムと流体接続している貯水容器であって、その中に水を溜めるように構成され、且つ、溜まっている水を前記オーブン熱発生システムから伝達された熱で加熱することによりその中で蒸気を発生させるように構成された貯水容器とを備え、
    前記貯水容器は、貯水容器内の水が前記オーブン熱発生システムから伝達される熱によって貯水容器内で蒸気となるように、前記オーブン熱発生システムに極めて近接した位置に配置され、
    前記蒸気供給システムは、前記貯水容器に流体接続している一端と前記オーブン空洞に流体接続している他端とを有し前記貯水容器内で発生した蒸気を前記オーブン空洞内に供給する管状の蒸気ベントを備える蒸気発生システムを提供することと、
    (b)前記貯水容器に水を供給することと、
    (c)前記オーブン熱発生システムに熱を供給することと、
    (d)前記オーブン熱発生システムによって、熱を直接的に又は間接的に前記貯水容器に供給し、貯水容器内の水を加熱することにより貯水容器内で蒸気を発生させることと、
    (e)前記貯水容器内で発生した蒸気を、前記蒸気供給システムの蒸気ベントを介して前記オーブン空洞に供給することとを含む方法。
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