JP6013123B2 - コネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造 - Google Patents

コネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造 Download PDF

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Description

本発明は、コネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造に関する。
図6は、下記特許文献1に記載された雌端子金具である。
この雌端子金具110は、金属板のプレス成形品で、接続相手となる舌片状の雄端子金具120が嵌合する先端筒状部111と、この先端筒状部111の後方に連続して設けられた導体接続部112と、この導体接続部112の後方に連続して設けられた被覆固定部113と、を備えている。
先端筒状部111は、舌片状の雄端子金具120が挿抜可能な角筒状で、筒内に、雄端子金具120を挟持するための板ばね115を備えている。板ばね115は、先端筒状部111の底壁111aに折り曲げ形成されたばね保持部116によって、保持されている。板ばね115は、先端筒状部111の上部壁111bに向かって凸に湾曲した板ばねで、先端筒状部111の上部壁111bとの間に雄端子金具120を挟持することで、先端筒状部111と雄端子金具120とを導通状態にする。
導体接続部112は、先端筒状部111の底壁111aを延長した底壁部112aの両側部に、電線130の導体部131に加締め付ける導体加締め片112bを備える。導体接続部112は、導体加締め片112bの加締め付けにより、導体部131との導通接続を果たす。
被覆固定部113は、導体接続部112の底壁部112aを延長した底壁部113aの両側部に、電線130の外被132の上に加締め付ける被覆加締め片113bを備える。被覆固定部113は、被覆加締め片113bの加締め付けにより、電線130の固定を果たす。
図7は、上記の雌端子金具110を収容したコネクタハウジング210の従来例を示している。コネクタハウジング210は、合成樹脂の射出成形品で、収容した雌端子金具110を、第1の基準位置当接部211と、第2の基準位置当接部212と、で位置決めする。
第1の基準位置当接部211は、先端筒状部111の先端に設定された第1の位置決め基準位置P1に当接することで、雌端子金具110の先端位置を位置決めする。第1の位置決め基準位置P1は、先端筒状部111の先端に突出したばね保持部116の先端面である。
第2の基準位置当接部212は、先端筒状部111の後端に設定された第2の位置決め基準位置P2に当接することで、先端筒状部111の後端位置を位置決めする。第2の位置決め基準位置P2は、先端筒状部111の上部壁111bの後端面である。
図7のコネクタハウジング210は、2つの基準位置当接部211,212を雌端子金具110に当接させることによって、雌端子金具110の軸線の傾きを規制する。
特開平11−297392号公報
ところで、車載のワイヤハーネスに使用されるコネクタハウジングは、小型化や軽量化が重要課題とされている。そして、コネクタハウジングの小型化には、該コネクタハウジングが収容する雌端子金具の軸方向長さを短縮することが極めて有効である。
ところが、従来の位置決め構造の場合は、雌端子金具110の雄端子金具120の長さを短縮すると、それに伴い、2つの基準位置当接部211,212を当接させるスパン(離間距離)も短縮されるため、雌端子金具110の傾きを規制する力が低下してしまう。その結果、雌端子金具110に発生する傾きが増加し、コネクタハウジング210を相手のコネクタハウジングに嵌合させた際に、端子金具同士の衝突(どつき)や嵌合不良等の不都合が発生するおそれがあった。
上記の理由から、現実的には、雌端子金具110の軸方向長さの短縮によってコネクタハウジング210を小型化することが難しいという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、コネクタハウジング内における雌端子金具の傾きの増加を招くことなく、雌端子金具の軸方向長さの短縮によって端子金具やコネクタハウジングの小型化を図ることのできるコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1) 雌端子金具を収容するコネクタハウジングには、前記雌端子金具上の軸方向に離間した2つの位置決め基準位置に当接する2つの基準位置当接部を備え、2つの前記基準位置当接部の当接により前記雌端子金具の傾きを規制するコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造であって、
前記雌端子金具は、接続相手となる雄端子金具が嵌合する先端筒状部と、電線の導体部に加締め付ける導体加締め片を備えると共に前記先端筒状部の後方に連続して設けられて、前記導体加締め片の加締め付けにより前記導体部との導通接続を果たす導体接続部と、
前記電線の外被の上に加締め付ける被覆加締め片を備えると共に前記導体接続部の後方に連続して設けられて、前記被覆加締め片の加締め付けにより前記電線の固定を果たす被覆固定部と、を備え、且つ、前記被覆固定部は、前記電線の断面積に応じて成形幅寸法を拡縮することで、前記被覆加締め片の加締め付けた後の成形高さ寸法が常に規定値に規制され、
前記コネクタハウジングには、2つの前記基準位置当接部として、前記先端筒状部の先端外周縁が当接する筒部先端当接部と、成形高さ寸法に規制された前記被覆加締め片の上端面が当接する固定部上面当接部と、を備え
前記被覆固定部の被覆加締め片は、成形高さ寸法に規制された前記上端面の幅方向中央部で内側に折り曲げられた先端折り曲げ部の先端面で前記電線を押圧することで、固定した前記電線の上端面位置を、成形高さ寸法の上端面位置から前記先端折り曲げ部の長さ分だけ下がった位置に設定しており、
前記固定部上面当接部に当接する前記被覆加締め片の上端面は、前記雌端子金具の挿入方向に沿って延在する平坦面であり、
前記固定部上面当接部には、前記被覆加締め片の後面が当接する係止突起が突設されており、前記被覆加締め片の上端面が当接する前記固定部上面当接部からの前記係止突起の突出高さは、前記被覆加締め片の板厚より大きく、且つ、前記被覆加締め片の前記先端折り曲げ部の長さ未満であることを特徴とするコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造。
(2) 前記固定部上面当接部は、前記雌端子金具の挿入方向に沿って延出する弾性片によって提供されることを特徴とする上記(1)に記載のコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造。
上記(1)の構成によれば、コネクタハウジング内における雌端子金具の傾きの規制は、筒部先端当接部及び固定部上面当接部の2つの基準位置当接部によって、雌端子金具上の先端筒状部の先端外周縁と被覆加締め片の上端面との区間を挟むことで行う。雌端子金具上の先端外周縁から被覆加締め片の上端面までの距離は、雌端子金具の軸方向長さの略全長となる。即ち、上記(1)の構成では、コネクタハウジング内の2つの基準位置当接部を当接させるスパンが、当該雌端子金具の軸方向長さの略全長に及んでいる。そのため、雌端子金具の先端筒状部を2つの基準位置当接部によって挟む従来の位置決め構造の場合と比較すると、雌端子金具の軸方向の長さを短縮した場合でも、2つの基準位置当接部で挟むスパンを従来より(短縮前の先端筒状部の長さより)も大きく維持することができ、コネクタハウジング内における雌端子金具の傾きの増加を招くことがない。
したがって、コネクタハウジング内における雌端子金具の傾きの増加を招くことなく、雌端子金具の軸方向長さの短縮によって端子金具やコネクタハウジングの小型化を図ることができる。
更に、上記()の構成によれば、コネクタハウジング内の固定部上面当接部が被覆固定部の上端面に当接する際に、被覆加締め片の板厚以上に大きな係り代を確保しても、固定部上面当接部が電線と干渉するおそれがなく、固定部上面当接部に充分な係り代を確保して、しっかりと被覆固定部を位置決めすることが可能になる。
本発明によるコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造によれば、コネクタハウジング内における雌端子金具の傾きの増加を招くことなく、雌端子金具の軸方向長さの短縮によって端子金具やコネクタハウジングの小型化を図ることができる。
図1は本発明に係るコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造の一実施形態の縦断面図である。 図2は図1に示した雌端子金具の斜視図である。 図3(a)は雌端子金具の短縮化する前の元の寸法図であり、図3(b)は短縮化した図2の雌端子金具の寸法図である。 図4は図1に示した雌端子金具の被覆固定部における横断面図である。 図5は本発明に係る雌端子金具において、断面積の小さい電線を把持した場合の被覆固定部における横断面図である。 図6は従来のコネクタハウジング内に位置決めされる雌端子金具の斜視図である。 図7は従来のコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造の縦断面図である。
以下、本発明に係るコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図5は本発明に係るコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造の一実施形態を示したもので、図1は本発明に係るコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造の一実施形態の縦断面図、図2は図1に示した雌端子金具の斜視図、図3(a)は雌端子金具の短縮化する前の元の寸法図であり、図3(b)は短縮化した図2の雌端子金具の寸法図、図4は図1に示した雌端子金具の被覆固定部における横断面図、図5は本発明に係る雌端子金具において、断面積の小さい電線を把持した場合の被覆固定部における横断面図である。
この一実施形態のコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造は、図1に示すように、コネクタハウジング10に収容した雌端子金具20の傾きを、筒部先端当接部12と、固定部上面当接部13との2つの当接部によって、許容範囲内に規制するものである。
まず、雌端子金具20の構造を、図2〜図4に基づいて説明する。
本実施形態における雌端子金具20は、接続相手となる雄端子金具120(図6参照)が嵌合する先端筒状部21と、この先端筒状部21の後方に連続して設けられた導体接続部22と、この導体接続部22の後方に連続して設けられた被覆固定部23と、を備えている。
先端筒状部21は、図6に示した舌片状の雄端子金具120が挿抜可能な角筒状で、底壁21aと、この底壁21aの両側縁から立ち上がる一対の側壁部21bと、底壁21aと対向するように左右一対の側壁21bの上縁から延出した一対の上部壁21cとを備えている。この先端筒状部21は、筒内に、雄端子金具120を底壁21aとの間に挟持するための板ばね21dを備えている。
導体接続部22は、先端筒状部21の底壁21aを延長した底壁部22aの両側部に、電線130の導体部131に加締め付ける導体加締め片22bを備える。導体接続部22は、導体加締め片22bの加締め付けにより、導体部131との導通接続を果たす。
被覆固定部23は、導体接続部22の底壁部22aを延長した底壁部23aの両側部に、電線130の外被132の上に加締め付ける被覆加締め片23bを備える。被覆固定部23は、被覆加締め片23bの加締め付けにより、電線130の固定を果たす。
図3(b)は、上記一実施形態の雌端子金具20の各部の軸方向の寸法(単位はmm)を示したものである。図3(b)に示した雌端子金具20は、図3(a)に示す短縮化前の従来の雌端子金具20Aの各部の寸法が短縮されている。例えば、従来は先端筒状部21Aの長さが12.0mmであったが、本実施形態の先端筒状部21は従来の半分の6.0mmに短縮されている。図3(b)に示した本実施形態の雌端子金具20は、殆ど全ての区間が短縮化され、全長は16.5mmに短縮されている。本実施形態の雌端子金具20の全長は、図3(a)に示した従来の雌端子金具20Aにおける先端筒状部21Aの長さ12.0mmよりも大きく設定されている。
本実施形態の被覆固定部23は、図4に示すように、電線130の断面積に応じて成形幅寸法W2を拡縮することで、被覆加締め片23bの電線130に加締め付けた後の成形高さ寸法Hmが常に規定値に規制される。
具体的には、図5に示すように、電線130の断面積の相違のために、成形幅寸法がW1となる場合でも、成形高さ寸法Hmは維持されるように、被覆加締め片23bの各部の折り曲げが調整される。
また、本実施形態の場合、図4及び図5に示すように、被覆固定部23の被覆加締め片23bは、成形高さ寸法Hmに規制された上端面231の幅方向中央部で内側に折り曲げられた先端折り曲げ部23cの先端面232で電線130を押圧することで、固定した電線130の上端面位置を、成形高さ寸法Hmの上端面231位置から前記先端折り曲げ部23cの長さ分L1,L2だけ下がった位置に設定している。
図1に示すように、以上に説明した雌端子金具20において、先端筒状部21の先端外周縁21xと、成形高さ寸法Hmに規制された被覆加締め片23bの上端面231とは、雌端子金具20の軸方向(図1の矢印X方向)に離間した2つの位置決め基準位置である。
本実施形態のコネクタハウジング10は、雌端子金具20を収容する端子挿入孔11に臨んで、筒部先端当接部12と、固定部上面当接部13と、筒部押さえ片14と、を備えている。
筒部先端当接部12及び固定部上面当接部13は、雌端子金具20上の2つの位置決め基準位置に当接する2つの基準位置当接部として、設けられた当接部である。
筒部先端当接部12は、雌端子金具20の先端筒状部21の先端外周縁21xが当接することで、雌端子金具20の先端位置を規制する。
固定部上面当接部13は、成形高さ寸法Hmに規制された雌端子金具20の被覆加締め片23bの上端面231が当接する。上端面231は、雌端子金具20の挿入方向に沿って延在する平坦面で、上端面231に当接することによって、雌端子金具20の先端外周縁21xを支点とした回動挙動を規制する。
本実施形態のコネクタハウジング10では、筒部先端当接部12と固定部上面当接部13とは、協働で、雌端子金具20の傾きを規制する。
更に、本実施形態の場合、筒部押さえ片14は、雌端子金具20の先端筒状部21の上面を所定の弾性力で押さえていて、先端筒状部21の挿入方向と直交する方向へのガタつきを防止する。この筒部押さえ片14には、先端筒状部21の上面の後端に係合して雌端子金具20の抜けを防止する係止突起(不図示)を設けるようにしても良い。
以上に説明した一実施形態のコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造の場合、コネクタハウジング10内における雌端子金具20の傾きの規制は、筒部先端当接部12及び固定部上面当接部13の2つの基準位置当接部によって、雌端子金具20上の先端筒状部21の先端外周縁21xと被覆加締め片23bの上端面231との区間を挟むことで行う。雌端子金具20上の先端外周縁21xから被覆加締め片23bの上端面231までの距離は、雌端子金具20の軸方向長さの略全長となる。即ち、一実施形態の構成では、コネクタハウジング10内の2つの基準位置当接部を当接させるスパンが、当該雌端子金具20の軸方向長さの略全長に及んでいる。そのため、雌端子金具20の先端筒状部21を2つの基準位置当接部によって挟む従来の位置決め構造の場合と比較すると、雌端子金具20の軸方向の長さを短縮した場合でも、2つの基準位置当接部で挟むスパンを従来より(短縮前の先端筒状部21の長さより)も大きく維持することができ、コネクタハウジング10内における雌端子金具20の傾きの増加を招くことがない。
したがって、コネクタハウジング10内における雌端子金具20の傾きの増加を招くことなく、雌端子金具20の軸方向長さの短縮によって端子金具やコネクタハウジング10の小型化を図ることができる。
また、以上に説明した一実施形態のコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造の場合、コネクタハウジング10内の固定部上面当接部13が被覆固定部23の上端面231に当接する際に、例えば固定部上面当接部13には係止突起15(図1参照)を突設しておいて、被覆加締め片23bの板厚以上に大きな係り代を確保しても、固定部上面当接部13が電線130と干渉するおそれがなく、固定部上面当接部13に充分な係り代を確保して、しっかりと被覆固定部23を位置決めすることが可能になる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、固定部上面当接部13は、雌端子金具の挿入方向に沿って延出する弾性片によって提供し、該固定部上面当接部13上には、雌端子金具の抜けを防止するための端子係止突起を設けるようにしても良い。
ここで、上述した本発明に係るコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[2]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 雌端子金具(20)を収容するコネクタハウジング(10)には、前記雌端子金具(20)上の軸方向に離間した2つの位置決め基準位置に当接する2つの基準位置当接部を備え、2つの前記基準位置当接部の当接により前記雌端子金具(20)の傾きを規制するコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造であって、
前記雌端子金具(20)は、接続相手となる雄端子金具が嵌合する先端筒状部(21)と、電線(130)の導体部(131)に加締め付ける導体加締め片(22b)を備えると共に前記先端筒状部(21)の後方に連続して設けられて、前記導体加締め片(22b)の加締め付けにより前記導体部(131)との導通接続を果たす導体接続部(22)と、前記電線(130)の外被の上に加締め付ける被覆加締め片(23b)を備えると共に前記導体接続部(22)の後方に連続して設けられて、前記被覆加締め片(23b)の加締め付けにより前記電線(130)の固定を果たす被覆固定部(23)と、を備え、且つ、前記被覆固定部(23)は、前記電線(130)の断面積に応じて成形幅寸法を拡縮することで、前記被覆加締め片(23b)の加締め付けた後の成形高さ寸法が常に規定値に規制され、
前記コネクタハウジング(10)には、2つの前記基準位置当接部として、前記先端筒状部(21)の先端外周縁(21x)が当接する筒部先端当接部(12)と、成形高さ寸法に規制された前記被覆加締め片(23b)の上端面(231)が当接する固定部上面当接部(13)と、を備えたことを特徴とするコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造。
[2] 前記被覆固定部(23)の被覆加締め片(23b)は、成形高さ寸法に規制された前記上端面(231)の幅方向中央部で内側に折り曲げられた先端折り曲げ部(23c)の先端面(232)で前記電線(130)を押圧することで、固定した前記電線(130)の上端面位置を、成形高さ寸法の上端面位置から前記先端折り曲げ部(23c)の長さ分だけ下がった位置に設定していることを特徴とする上記[1]に記載のコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造。
10 コネクタハウジング
12 筒部先端当接部
13 固定部上面当接部
20 雌端子金具
21 先端筒状部
21x 先端外周縁
22 導体接続部
22b 導体加締め片
23 被覆固定部
23b 被覆加締め片
23c 先端折り曲げ部
130 電線
131 導体部
231 上端面

Claims (2)

  1. 雌端子金具を収容するコネクタハウジングには、前記雌端子金具上の軸方向に離間した2つの位置決め基準位置に当接する2つの基準位置当接部を備え、2つの前記基準位置当接部の当接により前記雌端子金具の傾きを規制するコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造であって、
    前記雌端子金具は、接続相手となる雄端子金具が嵌合する先端筒状部と、電線の導体部に加締め付ける導体加締め片を備えると共に前記先端筒状部の後方に連続して設けられて、前記導体加締め片の加締め付けにより前記導体部との導通接続を果たす導体接続部と、
    前記電線の外被の上に加締め付ける被覆加締め片を備えると共に前記導体接続部の後方に連続して設けられて、前記被覆加締め片の加締め付けにより前記電線の固定を果たす被覆固定部と、を備え、且つ、前記被覆固定部は、前記電線の断面積に応じて成形幅寸法を拡縮することで、前記被覆加締め片の加締め付けた後の成形高さ寸法が常に規定値に規制され、
    前記コネクタハウジングには、2つの前記基準位置当接部として、前記先端筒状部の先端外周縁が当接する筒部先端当接部と、成形高さ寸法に規制された前記被覆加締め片の上端面が当接する固定部上面当接部と、を備え
    前記被覆固定部の被覆加締め片は、成形高さ寸法に規制された前記上端面の幅方向中央部で内側に折り曲げられた先端折り曲げ部の先端面で前記電線を押圧することで、固定した前記電線の上端面位置を、成形高さ寸法の上端面位置から前記先端折り曲げ部の長さ分だけ下がった位置に設定しており、
    前記固定部上面当接部に当接する前記被覆加締め片の上端面は、前記雌端子金具の挿入方向に沿って延在する平坦面であり、
    前記固定部上面当接部には、前記被覆加締め片の後面が当接する係止突起が突設されており、前記被覆加締め片の上端面が当接する前記固定部上面当接部からの前記係止突起の突出高さは、前記被覆加締め片の板厚より大きく、且つ、前記被覆加締め片の前記先端折り曲げ部の長さ未満であることを特徴とするコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造。
  2. 前記固定部上面当接部は、前記雌端子金具の挿入方向に沿って延出する弾性片によって提供されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタハウジング内における雌端子金具の位置決め構造。
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