JP6002401B2 - ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents

ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法に関する。
自動車に配索される多数の電線群からなるワイヤハーネスは、これら電線群を集束すると共に保護するためにテープ巻きされている場合が多いが、近年、作業工数のかかるテープ巻きを廃止してシートを一括で貼り付け、電線群の集束保護をするものが提案されている。
図8に示すように、この種のワイヤハーネス用シート501は、一方の面に粘着層が設けられていて、剥離紙をはがして指定位置に電線群503をセットし、粘着面を貼り合わすことで電線群を保護する。
また、特許文献1には、図9(a)に示すように、幹線507から支線509が分岐するT字状の分岐部分511に、裏面に粘着層を有する保護シート513を巻き付け固着するワイヤハーネス分岐部の保護構造が開示されている。
保護シート513は、十字形状として縦方向部分515と横方向部分517との縦横連続部519に両端から切り込み521を入れた形状とされる。そして、図9(b)に示すように、縦横連続部519を分岐側と反対側の幹線507の外周面に巻き付けて、両側の横方向部分517を分岐部両側の幹線507の外周面全面にそれぞれ「の」の字巻きして(渦巻き状に巻き付けて)固着する。一方、縦方向部分515の両側を分岐部分511の幹線507から支線509にかけて、対向する半周の外周面にそれぞれ固着し、支線509の両側で縦方向部分515の両側を貼り合わせ固着して、分岐位置の幹線507及び支線509の全外周面を保護シート513で被覆している。
特開2007−288898号公報
しかしながら、図8に示したワイヤハーネス用シート501は、貼り合わせ面に粘着剤がついており、一度粘着面に電線群503がくっついてしまうと剥がすことが困難なため、電線群503が図8(a)のように曲がったりして理想の位置につかないことがある。この状態でワイヤハーネス用シート501が貼り合わされると、図8(b)に示すように、ワイヤハーネス505は、見栄えが低下したり、電線群503が所定長よりも短くなる問題が生じた。このため、従来のワイヤハーネス用シート501を使用したワイヤハーネスの製造方法では、作業者が気遣いをしながら作業をしなければならず、時間がかかっていた。これに対して位置決め治具等の特別な製造設備を使用すればコストが増大した。
また、特許文献1に示した保護シート513は、十字形状として形成されるため、これを直線状の電線群503に使用した場合、被覆中央部が大径に膨らむ問題がある。また、保護シート513の製造には型抜きが必要となりコストが増大するとともに、形状が複雑なため、保管や搬送がしにくく、取り扱が難しいという問題があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、特別な加工機を必要とせず、手作業で電線群を屈曲させずに正確な位置に固定できるワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 一対の平行な第1方向に延びる第1辺部及び第2辺部とこれらに直交する第2方向に延びる第3辺部及び第4辺部とによって四角形に形成されたシート基材と、
前記第1方向と平行に一直線状にのみ延在する電線群が載置される前記シート基材の一方の面に設けられた粘着層と、
前記シート基材の前記第1方向における前記第3辺部に近接する第1位置と、前記シート基材の前記第1方向における前記第4辺部に近接する第2位置と、のそれぞれにて、前記第1辺部及び前記第2辺部の双方から前記第2方向に沿って前記電線群の載置領域までの間に切り込み形成された4本のスリットと、
前記シート基材の一方の面に設けられる前記電線群と、を備え、
前記載置領域が前記第1辺部と前記第2辺部から等距離に設けられ、
前記シート基材の前記4本のスリットよりも前記第1方向の外側に形成される一対の仮固定シート片部のそれぞれが、前記載置領域に載置された電線群を挟んで重なるように二つ折りにされた状態で前記電線群に前記粘着層によって固定され、
前記一対の仮固定シート片部に挟まれる本固定シート部が、前記載置領域に載置された電線群を挟んで重なるように二つ折りにされた状態で前記電線群に前記粘着層によって固定されることを特徴とするワイヤハーネス。
上記(1)の構成のワイヤハーネスによれば、直線状に張った電線群の両側がシート基材の一対の仮固定シート片部によって固定され、弛みのない電線群に皺のないシート基材が相対的に位置決めされる。この位置決め状態のまま本固定シート部が電線群の中央部に巻かれるので、直線状の電線群に正確な位置でシート基材が位置決め固定され、見栄えのよい、均一なワイヤハーネスが安価に得られる。加えて、シート基材の中央部に載置した電線群に対して、電線群の位置を折り曲げ位置とした二つ折りによりシート基材を貼り合わせることで、容易且つ短時間の作業で電線群を挟んで覆うことができる。
(2) 一対の平行な第1方向に延びる第1辺部及び第2辺部とこれらに直交する第2方向に延びる第3辺部及び第4辺部とによって四角形に形成されたシート基材と、
前記第1方向と平行に一直線状にのみ延在する電線群が載置される前記シート基材の一方の面に設けられた粘着層と、
前記シート基材の前記第1方向における前記第3辺部に近接する第1位置と、前記シート基材の前記第1方向における前記第4辺部に近接する第2位置と、のそれぞれにて、前記第1辺部及び前記第2辺部のうち前記第2辺部のみから前記第2方向に沿って前記電線群の載置領域までの間に切り込み形成された2本のみのスリットと、
前記シート基材の一方の面に設けられる前記電線群と、を備え、
前記載置領域が前記第2辺部より前記第1辺部に近接して設けられ、
前記シート基材の前記2本のスリットよりも前記第1方向の外側に形成される一対の仮固定シート片部のそれぞれが、前記載置領域に載置された電線群に多重に巻き付けられた状態で前記電線群に前記粘着層によって固定され、
前記一対の仮固定シート片部に挟まれる本固定シート部が、前記載置領域に載置された電線群に多重に巻き付けられた状態で前記電線群に前記粘着層によって固定されることを特徴とするワイヤハーネス。
上記(2)の構成のワイヤハーネスによれば、直線状に張った電線群の両側がシート基材の一対の仮固定シート片部によって固定され、弛みのない電線群に皺のないシート基材が相対的に位置決めされる。この位置決め状態のまま本固定シート部が電線群の中央部に巻かれるので、直線状の電線群に正確な位置でシート基材が位置決め固定され、見栄えのよい、均一なワイヤハーネスが安価に得られる。加えて、シート基材の第1辺部に沿って載置される電線群を中心に、仮固定シート片部及び本固定シート部が多重に巻き付けられることで、電線群を同一外径で覆うことができる。
(3) 一対の平行な第1方向に延びる第1辺部及び第2辺部とこれらに直交する第2方向に延びる第3辺部及び第4辺部とによって四角形に形成されたシート基材と、
前記第1方向と平行に一直線状にのみ延在する電線群が載置される前記シート基材の一方の面に設けられた粘着層と、
前記シート基材の前記第1方向における前記第3辺部に近接する第1位置と、前記シート基材の前記第1方向における前記第4辺部に近接する第2位置と、のそれぞれにて、前記第1辺部及び前記第2辺部の双方から前記第2方向に沿って前記電線群の載置領域までの間に切り込み形成された4本のスリットと、を備え、前記載置領域が前記第1辺部と前記第2辺部から等距離に設けられたワイヤハーネス用シートを使用し、
前記シート基材の一方の面の前記載置領域に前記第1方向と平行に前記電線群を載置する工程と、
前記シート基材の前記4本のスリットよりも前記第1方向の外側に形成される一対の仮固定シート片部のそれぞれを、前記電線群を挟んで重なるように二つ折りにすることによって前記電線群に前記粘着層によって固定する工程と、
前記一対の仮固定シート片部を固定した後、前記一対の仮固定シート片部に挟まれる本固定シート部を、前記電線群を挟んで重なるように二つ折りにすることによって前記電線群に前記粘着層によって固定する工程と、
を備えることを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
上記(3)の構成のワイヤハーネスの製造方法によれば、直線状に張った電線群の両側に、シート基材の両側に設けられた一対の仮固定シート片部が固定されることで、屈曲の生じていない電線群に対して、シート基材が位置決めされることになる。この状態で、一対の仮固定シート片部に挟まれて位置する本固定シート部が、仮固定シート片部同士の間の電線群に固定されるので、本固定シート部が正確な位置で電線群に固定されることとなる。つまり、仮固定シート片部が、位置ズレを生じさせないための固定手段として作用する。一旦、直線状の電線群に仮固定シート片部が固定されれば、その後、仮に電線群が屈曲してシート基材が皺となっても、再び電線群を直線状に張れば、シート基材が電線群に倣って再位置決めされ、本固定シート部の電線群に対する正確な位置での固定が可能となる。加えて、シート基材の中央部に載置した電線群に対して、電線群の位置を折り曲げ位置とした二つ折りによりシート基材を貼り合わせることで、容易且つ短時間の作業で電線群を挟んで覆うことができる。
(4) 一対の平行な第1方向に延びる第1辺部及び第2辺部とこれらに直交する第2方向に延びる第3辺部及び第4辺部とによって四角形に形成されたシート基材と、
前記第1方向と平行に一直線状にのみ延在する電線群が載置される前記シート基材の一方の面に設けられた粘着層と、
前記シート基材の前記第1方向における前記第3辺部に近接する第1位置と、前記シート基材の前記第1方向における前記第4辺部に近接する第2位置と、のそれぞれにて、前記第1辺部及び前記第2辺部のうち前記第2辺部のみから前記第2方向に沿って前記電線群の載置領域までの間に切り込み形成された2本のみのスリットと、を備え、前記載置領域が前記第2辺部より前記第1辺部に近接して設けられたワイヤハーネス用シートを使用し、
前記シート基材の一方の面の前記載置領域に前記第1方向と平行に前記電線群を載置する工程と、
前記シート基材の前記2本のスリットよりも前記第1方向の外側に形成される一対の仮固定シート片部のそれぞれを、前記電線群に多重に巻き付けることによって前記電線群に前記粘着層によって固定する工程と、
前記一対の仮固定シート片部を固定した後、前記一対の仮固定シート片部に挟まれる本固定シート部を、前記電線群に多重に巻き付けることによって前記電線群に前記粘着層によって固定する工程と、
を備えることを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
上記(4)の構成のワイヤハーネスの製造方法によれば、直線状に張った電線群の両側に、シート基材の両側に設けられた一対の仮固定シート片部が固定されることで、屈曲の生じていない電線群に対して、シート基材が位置決めされることになる。この状態で、一対の仮固定シート片部に挟まれて位置する本固定シート部が、仮固定シート片部同士の間の電線群に固定されるので、本固定シート部が正確な位置で電線群に固定されることとなる。つまり、仮固定シート片部が、位置ズレを生じさせないための固定手段として作用する。一旦、直線状の電線群に仮固定シート片部が固定されれば、その後、仮に電線群が屈曲してシート基材が皺となっても、再び電線群を直線状に張れば、シート基材が電線群に倣って再位置決めされ、本固定シート部の電線群に対する正確な位置での固定が可能となる。加えて、シート基材の第1辺部に沿って載置される電線群を中心に、仮固定シート片部及び本固定シート部が多重に巻き付けられることで、電線群を同一外径で覆うことができる。
本発明に係るワイヤハーネス用シート及びワイヤハーネス並びにワイヤハーネスの製造方法によれば、特別な加工機を必要とせず、手作業で電線群を屈曲させずに正確な位置に固定できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネス用シートの平面図である。 図1に示したワイヤハーネス用シートを用いたワイヤハーネスの製造方法を(a)〜(d)の手順で示した工程図である。 図2(d)のA−A断面図である。 図1に示したワイヤハーネス用シートを用いてT字状の分岐部分を有する支線付電線群を覆った変形例に係る支線付ワイヤハーネスの平面図である。 本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネス用シートの平面図である。 図5に示したワイヤハーネス用シートを用いたワイヤハーネスの製造方法を(a)〜(d)の手順で示した工程図である。 図6(d)のB−B断面図である。 (a)は電線群が載置された従来のワイヤハーネス用シートの平面図、(b)は(a)のワイヤハーネス用シートが貼り合わされたワイヤハーネスの斜視図である。 (a)はT字状の分岐部分を有する電線群と十字形状のワイヤハーネス用シートの斜視図、(b)は(a)のワイヤハーネス用シートの固着方法を示す断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネス用シートの平面図である。
第1実施形態に係るワイヤハーネス用シート11は、シート基材13と、粘着層15(図3参照)と、スリット17と、大別して構成される。シート基材13は、一対の平行な第1辺部19及び第2辺部21とこれらに直交する第3辺部23及び第4辺部25とによって四角形に形成される。シート基材13には、公知となっているポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂等のプラスチック類を使用することができる。
粘着層15は、第1辺部19及び第2辺部21と平行に電線群27(図2参照)が載置されるシート基材13の一方の面に設けられる。電線群27は、複数の被覆電線29(図3参照)が束ねられて直線状となる。粘着層15は、電線群27を設置する面の全体、若しくはその一部分に設けることで形成される。粘着層15の形成には、公知のアクリル系、ゴム系、シリコーン系等の各種粘着剤が使用できる。
スリット17は、第3辺部23と第4辺部25に近接して設けられ、第1辺部19と第2辺部21の少なくとも一方から第3辺部23と第4辺部25に沿って平行に電線群27の載置領域31までの間にそれぞれ切り込み形成される。本第1実施形態に係るワイヤハーネス用シート11では、載置領域31が第1辺部19と第2辺部21から等距離に設けられる。そして、一対のスリット17は、第1辺部19と第2辺部21の双方から載置領域31へ向かってそれぞれ切り込み形成される。従って、載置領域31には、スリット17が形成されない。尚、本願図面中では、分かり易くする為に間隙を有してスリット17を図示しているが、実際にはシート基材13に切り込み形成するだけなので、間隙は生じない。勿論、図示したような間隙を有するスリットを形成することも可能である。
そこで、本第1実施形態のワイヤハーネス用シート11は、各スリット17よりも左右外側が仮固定シート片部33となり、一対の仮固定シート片部33に挟まれるスリット17の左右内側が本固定シート部35となる。即ち、ワイヤハーネス用シート11は、スリット17が設けられることで、左右両側に自由度を持たせた仮固定シート片部33が形成されることになる。なお、ワイヤハーネス用シート11は、スリット17が左右両側ではなく、左右のいずれか一方に設けられてもよい。
次に、ワイヤハーネス用シート11を用いたワイヤハーネス37の製造方法を説明する。
図2は図1に示したワイヤハーネス用シートを用いたワイヤハーネスの製造方法を(a)〜(d)の手順で示した工程図、図3は図2(d)のA−A断面図である。
先ず、図2(a)に示すように、ワイヤハーネス用シート11の粘着層15に電線群27をセットする。この際、電線群27は、シート基材13の中央(即ち、載置領域31)にセットする。また、このセットの際には、電線群27が弛まないようにピンと張っておく。
次いで、図2(b)に示すように、左右何れか一方(本第1実施形態では左方)の仮固定シート片部33を、電線群27を挟んで反対側の仮固定シート片部33と重なるように二つ折りにし、片側の仮固定シート片部33を電線群27に粘着固定する。
次いで、図2(c)に示すように、左右何れか他方(本第1実施形態では右方)の仮固定シート片部33を、電線群27を挟んで反対側の仮固定シート片部33と重なるように二つ折りにし、残りの片側の仮固定シート片部33を電線群27に粘着固定する。この際、電線群27が弛まないようにして残りの仮固定シート片部33を電線群27に固定する。
最後に、図2(d)に示すように、残された本固定シート部35を、電線群27を挟んで二つ折りにし、電線群27を挟んで反対側の本固定シート部35に重ねることで、本固定シート部35と電線群27とを粘着固定する。これにより、電線群27がワイヤハーネス用シート11に覆われたワイヤハーネス37の製造が完了する。
即ち、本第1実施形態の製造方法では、ワイヤハーネス用シート11を使用し、シート基材13の一方の面に電線群27を載置する工程と、シート基材13のスリット17よりも外側に形成される一対の仮固定シート片部33を電線群27に粘着層15によって固定する工程と、仮固定シート片部33を固定した後、一対の仮固定シート片部33に挟まれる本固定シート部35を電線群27に粘着層15によって固定する工程と、を備える。
直線状に張った電線群27の両側に、シート基材13の両側に設けられた一対の仮固定シート片部33が固定されることで、屈曲の生じていない電線群27に対して、シート基材13が位置決めされることになる。この状態で、一対の仮固定シート片部33に挟まれて位置する本固定シート部35が、仮固定シート片部33同士の間の電線群27に固定されるので、本固定シート部35が正確な位置で電線群27に固定されることとなる。つまり、仮固定シート片部33が、位置ズレを生じさせないための固定手段として作用する。一旦、直線状の電線群27に仮固定シート片部33が固定されれば、その後、仮に電線群27が屈曲してシート基材13が皺となっても、再び電線群27を直線状に張れば、シート基材13が電線群27に倣って再位置決めされる。このため本固定シート部35を電線群27に対する正確な位置で固定できる。
また、本第1実施形態のワイヤハーネス用シート11では、シート基材13の載置領域31に、直線状に張った電線群27が載置され、シート基材13は、載置領域31の端がスリット17よりも外側に形成される一対の仮固定シート片部33によって電線群27に固定される。直線状となった電線群27の両側に平面状のシート基材13の両側が固定され、シート基材13が直線状の電線群27に沿った状態で固定される。この状態で一対の仮固定シート片部33に挟まれる本固定シート部35が電線群27に貼り付けられると、シート基材13は、仮固定シート片部33にて電線群27に位置決めされているので、本固定シート部35が電線群27に正確な位置で固定される。また、電線群27に固定されるシート基材13は、仮固定シート片部33と本固定シート部35とで、同一幅W、若しくは同一径Dとなる。更に、シート基材13は矩形状であるので、安価に製造でき、保管や搬送といった取り扱いも容易となる。
更に、本第1実施形態に係るワイヤハーネス37では、シート基材13の中央部に載置した電線群27に対して、電線群27の位置を折り曲げ位置とした二つ折りによりシート基材13を貼り合わせることで、容易且つ短時間の作業で電線群27を挟んで覆うことができる。
なお、本第1実施形態に係るワイヤハーネス用シート11には、自身の粘着層同士を合わせることによってのみ貼り合わすことができる自己粘着シートを用いることができる。自己粘着シートは、糊や結束テープを不要にして粘着面同士を合わせるだけで簡単に貼ることが可能となる。更に、自己粘着シートは、特殊粘着剤層が電線束や作業者の手指等に貼り付くことがなく、組立作業性を低下させることがない。自己粘着シートは、PP(ポリプロピレン)発泡材からなるシート基材の表面に表面材が積層され、裏面に特殊粘着剤層(粘着層)が積層される。表面材にはクラフト紙、ライナーボード、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム、PPフィルム、不織布等が使用可能となる。引張強さは、タテ方向が49N/cm幅、ヨコ方向が23N/cm幅(JIS K−6767準拠)、引裂強さは、タテ方向が7.8N、ヨコ方向が6.8N(JIS K−6767準拠)、水蒸気透過率は0.0052g/cm・24hrs(FS−101B)、初期粘着力は2.5N/cm幅(T型剥離試験)等の特性を有する。この片面自己粘着シートとしては例えば米国クロウェル社製のCro−nel(登録商標)等を用いることができる。
なお、本発明の粘着層は、上記特殊粘着剤層に限定されるものではなく、公知の種々の粘着剤層を用いることができることは云うまでもない。

次に、本発明の第1実施形態に係る変形例1を説明する。
図4は図1に示したワイヤハーネス用シート11を用いてT字状の分岐部分39を有する支線付電線群41を覆った変形例に係る支線付ワイヤハーネス43の平面図である。
本第1実施形態に係るワイヤハーネス用シート11は、幹線45から支線47を分岐させた例えばT字状の分岐部分39を有する支線付電線群41を保護する場合にも好適に用いることができる。つまり、ワイヤハーネス用シート11は、直線状の電線群27と支線付電線群41との双方に用いることができる。
支線付電線群41は、幹線45が載置領域31に載置され、支線47が一方の本固定シート部35に載置される。幹線45は、上述した電線群27の場合と同様に、左右の仮固定シート片部33を、幹線45を挟んで反対側の仮固定シート片部33と重なるように二つ折りにし、仮固定シート片部33を幹線45に粘着固定する。
最後に、残された本固定シート部35を、分岐部分39を挟んで二つ折りにし、幹線45を挟んで反対側の本固定シート部35に重ねることで、本固定シート部35と支線付電線群41とを粘着固定する。これにより、ワイヤハーネス用シート11に覆われた支線付ワイヤハーネス43の製造が完了する。
図5は本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネス用シート49の平面図である。なお、図1〜図3に示した第1実施形態に係るワイヤハーネス用シート11と同等の部材・部位には同一の符号を付し重複する説明は省略する。
第2実施形態に係るワイヤハーネス用シート49は、載置領域51が第1辺部19に近接したシート基材13に設けられ、一対のスリット53が、第2辺部21のみから切り込み形成される。スリット53は、載置領域51には形成されない。
本第2実施形態のワイヤハーネス用シート49は、各スリット53よりも左右外側が仮固定シート片部55となり、一対の仮固定シート片部55に挟まれるスリット53の左右内側が本固定シート部57となる。即ち、ワイヤハーネス用シート49は、スリット53が設けられることで、左右両側に自由度を持たせた仮固定シート片部55が形成される。なお、ワイヤハーネス用シート49は、スリット53が左右両側ではなく、左右のいずれか一方に設けられてもよい。
次に、ワイヤハーネス用シート49を用いたワイヤハーネス59の製造方法を説明する。
図6は図5に示したワイヤハーネス用シート49を用いたワイヤハーネス59の製造方法を(a)〜(d)の手順で示した工程図、図7は図6(d)のB−B断面図である。
先ず、図6(a)に示すように、ワイヤハーネス用シート49の粘着層15(図7参照)に電線群27をセットする。この際、電線群27は、第1辺部19の近傍のシート基材13(即ち、載置領域51)にセットする。また、このセットの際には、電線群27が弛まないようにピンと張っておく。
次いで、図6(b)に示すように、左右何れか一方(本第2実施形態では左方)の仮固定シート片部55を、電線群27に多重に巻き付け、片側の仮固定シート片部55を電線群27に粘着固定する。
次いで、図6(c)に示すように、左右何れか他方(本第2実施形態では右方)の仮固定シート片部55を、電線群27に多重に巻き付け、残りの片側の仮固定シート片部55を電線群27に粘着固定する。この際、電線群27が弛まないようにして残りの仮固定シート片部55を電線群27に固定する。
最後に、図6(d)に示すように、残された本固定シート部57を、電線群27に多重に巻き付け、本固定シート部57と電線群27とを粘着固定する。これにより、電線群27がワイヤハーネス用シート49に覆われたワイヤハーネス59の製造が完了する。
本第2実施形態に係るワイヤハーネス59では、シート基材13の第1辺部19に沿って載置される電線群27を中心に、仮固定シート片部55及び本固定シート部57が多重に巻き付けられることで、電線群27を同一外径Dで覆うことができる。
このようにして製造されるワイヤハーネス37(59)は、シート基材13のスリット17(53)よりも外側に形成される一対の仮固定シート片部33(55)が電線群27に粘着層15によって固定される。その後、一対の仮固定シート片部33(55)に挟まれる本固定シート部35(57)が電線群27に粘着層15によって固定される。このため、直線状に張った電線群27の両側がシート基材13の一対の仮固定シート片部33()によって固定され、弛みのない電線群27に皺のないシート基材13が相対的に位置決めされる。この位置決め状態のまま本固定シート部35(57)が電線群27の中央部に巻かれるので、直線状の電線群27に正確な位置でシート基材13が位置決め固定され、見栄えのよい、均一なワイヤハーネス37(59)が安価に得られる。
従って、上記実施形態に係るワイヤハーネス用シート11(49)及びワイヤハーネス37(59)並びにワイヤハーネス37(59)の製造方法によれば、特別な加工機を必要とせず、手作業で電線群27を屈曲させずに正確な位置に固定できる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11、49…ワイヤハーネス用シート
13…シート基材
15…粘着層
17、53…スリット
19…第1辺部
21…第2辺部
23…第3辺部
25…第4辺部
27…電線群
31、51…載置領域
33、55…仮固定シート片部
35、57…本固定シート部
37、59…ワイヤハーネス

Claims (4)

  1. 一対の平行な第1方向に延びる第1辺部及び第2辺部とこれらに直交する第2方向に延びる第3辺部及び第4辺部とによって四角形に形成されたシート基材と、
    前記第1方向と平行に一直線状にのみ延在する電線群が載置される前記シート基材の一方の面に設けられた粘着層と、
    前記シート基材の前記第1方向における前記第3辺部に近接する第1位置と、前記シート基材の前記第1方向における前記第4辺部に近接する第2位置と、のそれぞれにて、前記第1辺部及び前記第2辺部の双方から前記第2方向に沿って前記電線群の載置領域までの間に切り込み形成された4本のスリットと、
    前記シート基材の一方の面に設けられる前記電線群と、を備え、
    前記載置領域が前記第1辺部と前記第2辺部から等距離に設けられ、
    前記シート基材の前記4本のスリットよりも前記第1方向の外側に形成される一対の仮固定シート片部のそれぞれが、前記載置領域に載置された電線群を挟んで重なるように二つ折りにされた状態で前記電線群に前記粘着層によって固定され、
    前記一対の仮固定シート片部に挟まれる本固定シート部が、前記載置領域に載置された電線群を挟んで重なるように二つ折りにされた状態で前記電線群に前記粘着層によって固定されることを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 一対の平行な第1方向に延びる第1辺部及び第2辺部とこれらに直交する第2方向に延びる第3辺部及び第4辺部とによって四角形に形成されたシート基材と、
    前記第1方向と平行に一直線状にのみ延在する電線群が載置される前記シート基材の一方の面に設けられた粘着層と、
    前記シート基材の前記第1方向における前記第3辺部に近接する第1位置と、前記シート基材の前記第1方向における前記第4辺部に近接する第2位置と、のそれぞれにて、前記第1辺部及び前記第2辺部のうち前記第2辺部のみから前記第2方向に沿って前記電線群の載置領域までの間に切り込み形成された2本のみのスリットと、
    前記シート基材の一方の面に設けられる前記電線群と、を備え、
    前記載置領域が前記第2辺部より前記第1辺部に近接して設けられ、
    前記シート基材の前記2本のスリットよりも前記第1方向の外側に形成される一対の仮固定シート片部のそれぞれが、前記載置領域に載置された電線群に多重に巻き付けられた状態で前記電線群に前記粘着層によって固定され、
    前記一対の仮固定シート片部に挟まれる本固定シート部が、前記載置領域に載置された電線群に多重に巻き付けられた状態で前記電線群に前記粘着層によって固定されることを特徴とするワイヤハーネス。
  3. 一対の平行な第1方向に延びる第1辺部及び第2辺部とこれらに直交する第2方向に延びる第3辺部及び第4辺部とによって四角形に形成されたシート基材と、
    前記第1方向と平行に一直線状にのみ延在する電線群が載置される前記シート基材の一方の面に設けられた粘着層と、
    前記シート基材の前記第1方向における前記第3辺部に近接する第1位置と、前記シート基材の前記第1方向における前記第4辺部に近接する第2位置と、のそれぞれにて、前記第1辺部及び前記第2辺部の双方から前記第2方向に沿って前記電線群の載置領域までの間に切り込み形成された4本のスリットと、を備え、前記載置領域が前記第1辺部と前記第2辺部から等距離に設けられたワイヤハーネス用シートを使用し、
    前記シート基材の一方の面の前記載置領域に前記第1方向と平行に前記電線群を載置する工程と、
    前記シート基材の前記4本のスリットよりも前記第1方向の外側に形成される一対の仮固定シート片部のそれぞれを、前記電線群を挟んで重なるように二つ折りにすることによって前記電線群に前記粘着層によって固定する工程と、
    前記一対の仮固定シート片部を固定した後、前記一対の仮固定シート片部に挟まれる本固定シート部を、前記電線群を挟んで重なるように二つ折りにすることによって前記電線群に前記粘着層によって固定する工程と、
    を備えることを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
  4. 一対の平行な第1方向に延びる第1辺部及び第2辺部とこれらに直交する第2方向に延びる第3辺部及び第4辺部とによって四角形に形成されたシート基材と、
    前記第1方向と平行に一直線状にのみ延在する電線群が載置される前記シート基材の一方の面に設けられた粘着層と、
    前記シート基材の前記第1方向における前記第3辺部に近接する第1位置と、前記シート基材の前記第1方向における前記第4辺部に近接する第2位置と、のそれぞれにて、前記第1辺部及び前記第2辺部のうち前記第2辺部のみから前記第2方向に沿って前記電線群の載置領域までの間に切り込み形成された2本のみのスリットと、を備え、前記載置領域が前記第2辺部より前記第1辺部に近接して設けられたワイヤハーネス用シートを使用し、
    前記シート基材の一方の面の前記載置領域に前記第1方向と平行に前記電線群を載置する工程と、
    前記シート基材の前記2本のスリットよりも前記第1方向の外側に形成される一対の仮固定シート片部のそれぞれを、前記電線群に多重に巻き付けることによって前記電線群に前記粘着層によって固定する工程と、
    前記一対の仮固定シート片部を固定した後、前記一対の仮固定シート片部に挟まれる本固定シート部を、前記電線群に多重に巻き付けることによって前記電線群に前記粘着層によって固定する工程と、
    を備えることを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
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