JP5987742B2 - 歩行補助装置及び歩行補助方法 - Google Patents

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Description

本発明は、歩行補助装置及び歩行補助方法に関する。
この種の技術として、特許文献1は、動力付き人工膝関節を開示している。特許文献1では、水平な地面上を歩行しているときの下肢の生体力学的特性として、立脚期及び前遊脚期、遊脚期について述べている。立脚期と前遊脚期、遊脚期は、水平な地面上を歩行しているとき、この順番で繰り返される。立脚期は、踵接地により開始する。遊脚期は、足指離地により開始する。前遊脚期とは、立脚期から遊脚期への遷移に先立って上腿の振り出しと膝の曲げが行われる期間である。そして、特許文献1において、立脚期から前遊脚期への遷移判定は、踵離地の有無と膝関節角度に基づいて行われる。
特開2012−516717号公報
上記の前遊脚期は、バイオメカニクスや臨床歩行分析の分野においても、正常な歩行にとって欠かすことができないものと認められている。しかしながら、特許文献1に開示されている立脚期から前遊脚期への遷移判定については、遷移判定の判定精度の面で、改善の余地が残されていた。
そこで、本願発明の目的は、患脚の立脚期から前遊脚期への遷移判定の判定精度を改善することにある。
ユーザーの患脚に取り付けられ、前記患脚の膝関節の関節角度を制御することで、前記ユーザーの歩行を補助する歩行補助装置であって、前記患脚の前記膝関節の前記関節角度を増減させる膝関節駆動手段と、前記患脚の床反力の中心としての床反力中心を検出する床反力中心検出手段と、前記患脚の上腿の角度を検出する上腿角度検出手段と、前記患脚の前記上腿の角速度を検出する上腿角速度検出手段と、前記膝関節駆動手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記床反力中心と前記角度、前記角速度に基づいて、前記患脚が立脚期から前遊脚期へ遷移したと判定する、歩行補助装置が提供される。以上の構成によれば、前記患脚の前記立脚期から前記前遊脚期への遷移判定の判定精度が改善する。
前記制御手段は、前記床反力中心が足指寄りでなければ、前記患脚が前記立脚期から前記前遊脚期へ遷移したと判定しない。
前記制御手段は、前記患脚の前記立脚期の終期における前記上腿の前記角速度の減速を検出するまでは、前記患脚が前記立脚期から前記前遊脚期へ遷移したと判定しない。
前記制御手段は、前記床反力中心が足指寄りであり、かつ、前記患脚の前記立脚期の終期における前記上腿の前記角速度の減速を検出したら、前記患脚が前記立脚期から前記前遊脚期へ遷移したと判定する。
ユーザーの患脚に取り付けられ、前記患脚の膝関節の関節角度を制御することで、前記ユーザーの歩行を補助する歩行補助装置を用いた歩行補助方法であって、前記患脚の床反力の中心としての床反力中心と、前記患脚の上腿の角度と、前記患脚の前記上腿の角速度と、に基づいて、前記患脚が立脚期から前遊脚期へ遷移したと判定する、歩行補助方法が提供される。以上の方法によれば、前記患脚の前記立脚期から前記前遊脚期への遷移判定の判定精度が改善する。
前記床反力中心が足指寄りでなければ、前記患脚が前記立脚期から前記前遊脚期へ遷移したと判定しない。
前記患脚の前記立脚期の終期における前記上腿の前記角速度の減速を検出するまでは、前記患脚が前記立脚期から前記前遊脚期へ遷移したと判定しない。
前記床反力中心が足指寄りであり、かつ、前記患脚の前記立脚期の終期における前記上腿の前記角速度の減速を検出したら、前記患脚が前記立脚期から前記前遊脚期へ遷移したと判定する。
本願発明によれば、患脚の立脚期から前遊脚期への遷移判定の判定精度が改善される。
図1は、歩行補助装置を右脚に取り付けたユーザーの正面図である。 図2は、歩行補助装置を右脚に取り付けたユーザーの側面図である。 図3は、床反力センサの斜視図である。 図4は、制御装置の機能ブロック図である。 図5は、床反力センサの底面図である。 図6は、膝関節角度の目標軌道を示す図である。 図7は、上腿角度と上腿角速度との位相平面図である。 図8は、床反力等の実測値である。 図9は、歩行補助方法のフローである。 図10は、歩行補助方法のフローである。 図11は、歩行補助方法のフローである。
本明細書において、「下肢」は、上腿と下腿によって構成されている。「上腿角度」とは、上腿のピッチ軸回りの角度を意味する。「上腿角速度」とは、上腿のピッチ軸回りの角速度を意味する。「膝関節角度」とは、膝関節のピッチ軸回りの関節角度を意味する。「膝関節角速度」とは、膝関節のピッチ軸回りの関節角度の角速度を意味する。「足首関節角度」とは、足首関節のピッチ軸回りの関節角度を意味する。「健常脚」とは、ユーザーが膝関節角度を自由に増減できる脚を意味する。「患脚」とは、ユーザーが膝関節角度を自由に増減できない脚を意味する。「立脚期」とは、踵接地により開始する期間である。「遊脚期」とは、足指離地により開始する期間である。「前遊脚期」とは、立脚期から遊脚期に遷移するに先立って上腿の振り出しと膝の曲げが行われる期間である。
図1及び図2には、下肢の一方である右脚が患脚であるユーザーUが示されている。ユーザーUの右脚には、歩行補助装置1が取り付けられている。歩行補助装置1は、右脚の膝関節の関節角度を制御することで、ユーザーUの歩行を補助する。
歩行補助装置1は、上腿リンク2、下腿リンク3、足リンク4、床反力センサ5、支持リンク6、制御装置7、膝関節機構8、膝関節角度センサ9、アクチュエータ10(膝関節駆動手段)、足首関節機構11、足首関節角度センサ12、股関節機構13、股関節角度センサ14(上腿角度検出手段)、によって構成されている。
上腿リンク2は、ユーザーUの右脚の上腿U1の長手方向に沿って設けられ、上腿U1にベルト等で固定されている。
下腿リンク3は、ユーザーUの右脚の下腿U2の長手方向に沿って設けられ、下腿U2にベルト等で固定されている。
床反力センサ5は、ユーザーUの右脚の足U3の足裏に設けられ、足U3にベルト等で固定されている。床反力センサ5は、ユーザーUの右脚の床反力を検出するためのものである。図3に示すように、床反力センサ5は、長方形状のセンサ保持体15と、4つの荷重センサ16A〜16Dと、によって構成されている。荷重センサ16A及び荷重センサ16Bは、センサ保持体15の足指側の2つの隅に夫々配置されている。荷重センサ16C及び荷重センサ16Dは、センサ保持体15の踵側の2つの隅に夫々配置されている。荷重センサ16Aは、検出した床反力に相当する床反力データf1を出力する。荷重センサ16Bは、検出した床反力に相当する床反力データf2を出力する。荷重センサ16Cは、検出した床反力に相当する床反力データf3を出力する。荷重センサ16Dは、検出した床反力に相当する床反力データf4を出力する。床反力センサ5は、床反力データf1〜f4を制御装置7に出力する。
制御装置7は、ユーザーUの腰部U4に設けられ、腰部U4にベルト等で固定されている。
上腿リンク2と下腿リンク3は、膝関節機構8によって連結されている。膝関節機構8において、上腿リンク2と下腿リンク3は相対的に回転可能である。膝関節機構8における上腿リンク2と下腿リンク3の相対的な回転の回転軸は、ピッチ軸と一致している。膝関節機構8には、膝関節角度センサ9が取り付けられている。膝関節角度センサ9は、膝関節機構8における上腿リンク2と下腿リンク3の相対的な角度、即ち膝関節角度を検出するためのものである。膝関節角度センサ9は、膝関節角度データを出力する。また、膝関節機構8には、アクチュエータ10が取り付けられている。アクチュエータ10は、上腿リンク2に対して下腿リンク3を相対的に回転させるためのものである。即ち、アクチュエータ10は、ユーザーUの右脚の膝関節にトルクを付与することで、膝関節角度を増減させるものである。
図1及び図2に戻り、床反力センサ5には足リンク4が取り付けられている。下腿リンク3と足リンク4は、足首関節機構11によって連結されている。足首関節機構11において、下腿リンク3と足リンク4は相対的に回転可能である。足首関節機構11における下腿リンク3と足リンク4の相対的な回転の回転軸は、ピッチ軸と一致している。足首関節機構11には、足首関節角度センサ12が取り付けられている。足首関節角度センサ12は、足首関節機構11における下腿リンク3と足リンク4の相対的な角度、即ち足首関節角度を検出するためのものである。足首関節角度センサ12は、足首関節角度データを出力する。
制御装置7には支持リンク6が取り付けられている。支持リンク6と上腿リンク2は、股関節機構13によって連結されている。股関節機構13において、支持リンク6と上腿リンク2は相対的に回転可能である。股関節機構13における支持リンク6と上腿リンク2の相対的な回転の回転軸は、ピッチ軸と一致している。股関節機構13には、股関節角度センサ14が取り付けられている。股関節角度センサ14は、股関節機構13における支持リンク6と上腿リンク2の相対的な角度を検出するためのものである。換言すれば、股関節角度センサ14は、上腿角度を検出するためのものである。股関節角度センサ14は、上腿角度データθを出力する。
図4に示すように、床反力センサ5、膝関節角度センサ9、足首関節角度センサ12、股関節角度センサ14から出力された各データは、制御装置7に入力される。また、制御装置7は、アクチュエータ10と電気的に接続されている。
制御装置7は、CPU50(Central Processing Unit)、RAM51(Random Access Memory)、ROM52(Read Only Memory)、を備えて構成されている。ROM52には、歩行補助プログラムが記憶されている。この歩行補助プログラムは、CPU50に読み出され、CPU50上で実行されることで、CPU50等のハードウェアを、床反力中心演算部53、上腿角速度演算部54、接地離地判定部55、膝関節角度軌道生成部56、アクチュエータ制御部57(制御手段)、として機能させる。
本実施形態において、床反力中心検出手段は、床反力センサ5と、床反力中心演算部53と、によって実現される。上腿角速度検出手段は、股関節角度センサ14と、上腿角速度演算部54と、によって実現される。
(床反力中心演算部53)
床反力中心演算部53は、床反力センサ5から出力された床反力データf1〜f4に基づいて、ユーザーUの右脚の床反力の中心としての床反力中心を検出する。本実施形態において、床反力中心検出手段は、床反力センサ5と床反力中心演算部53によって実現される。図5には、床側から見た床反力センサ5が示されている。図5において、足指に向かう方向をX軸の正とし、踵に向かう方向をX軸の負とする。小指に向かう方向をY軸の正とし、親指に向かう方向をY軸の負とする。図5に示すように、荷重センサ16A〜16Dの位置座標は既知である。従って、床反力中心演算部53は、下記式(1)を用いて、床反力中心のX座標データxcを演算する。
Figure 0005987742
(上腿角速度演算部54)
上腿角速度演算部54は、股関節角度センサ14から出力された上腿角度データθを時間微分することで、上腿角速度データθドットを演算する。
(接地離地判定部55)
接地離地判定部55は、床反力センサ5から出力された床反力データf1〜f4に基づいて、下記式(2)及び(3)により、ユーザーUの右脚の接地及び離地を判定する。具体的には、接地離地判定部55は、下記式(2)のように、床反力データf1〜f4の合計が閾値F0よりも大きかったら、ユーザーUの右脚が接地していると判定する。一方、下記式(3)のように、床反力データf1〜f4の合計が閾値F1よりも小さかったら、ユーザーUの右脚が離地していると判定する。
Figure 0005987742
Figure 0005987742
(膝関節角度軌道生成部56)
膝関節角度軌道生成部56は、前遊脚期及び遊脚期における膝関節角度の目標軌道を生成する。
膝関節角度軌道生成部56は、前遊脚期における膝関節角度の目標軌道を、下記式(4)及び(5)により生成する。下記式(4)において、qd(t)は、膝関節角度の目標軌道である。q0は、前遊脚期開始時における膝関節角度である。q0ドットは、前遊脚期開始時における膝関節角速度である。tは、時間である。t0は、前遊脚期開始時の時刻である。下記式(4)は、ある一定の角加速度で膝関節角度を加速し続けている。昨今のバイオメカニクス分野における研究により、前遊脚期における膝関節角度の角加速度は、歩行速度の増加に応じて同様に増加することが判明している。そこで、本願発明者らは、この知見を取り入れるべく、下記式(5)に示すように、前遊脚期における膝関節角度の角加速度aを歩行速度Vに比例定数kを乗じたものとする。これにより、歩行速度Vの増加に比例して、前遊脚期における膝関節角度の角加速度aが増加するようになる。なお、歩行速度Vは、上腿角度及び膝関節角度、上腿リンク2の長さ、下腿リンク3の長さを用いて幾何学的に算出することができる。また、歩行速度Vは、特開20120−213554号に開示されているように先ず歩幅を推定し、これを一歩に要する時間で除することで算出してもよい。或いは、歩行速度Vは、上腿角速度データθドットに基づいて概算するようにしてもよい。
Figure 0005987742
Figure 0005987742
膝関節角度軌道生成部56は、遊脚期における膝関節角度の目標軌道を、下記式(6)〜(9)により生成する。下記式(6)及び(7)において、q1は、遊脚期開始時における膝関節角度である。q1ドットは、遊脚期開始時における膝関節角速度である。t1は、遊脚期開始時の時刻である。Tは、遊脚期の時間長さである。
Figure 0005987742
Figure 0005987742
Figure 0005987742
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膝関節角度軌道生成部56が生成した前遊脚期及び遊脚期における膝関節角度の目標軌道を図6に示す。図6において、横軸は時刻であり、縦軸は膝関節角度である。図6に示すように、膝関節角度の目標軌道は、前遊脚期では歩行速度Vに応じて膝関節角度を曲げ方向に加速させ、遊脚期では次に接地するまでの間に曲げ速度を減速させると共に膝関節を伸ばす、というものである。比例定数kは、数度の試行により適宜最適化すればよい。
(アクチュエータ制御部57)
アクチュエータ制御部57は、アクチュエータ10を制御する。アクチュエータ制御部57は、ユーザーUの右脚が立脚期であるときの制御モードとしての立脚期制御モードと、ユーザーUの右脚が前遊脚期であるときの制御モードとしての前遊脚期制御モードと、ユーザーUの右脚が遊脚期であるときの制御モードとしての遊脚期制御モードと、を有する。アクチュエータ制御部57は、立脚期制御モード及び前遊脚期制御モード、遊脚期制御モードをこの順に繰り返す。アクチュエータ制御部57は、床反力中心と、上腿角度と、上腿角速度と、に基づいて、ユーザーUの右脚が立脚期から前遊脚期へ遷移したと判定すると共に、この判定と同時にアクチュエータ制御部57の制御モードを立脚期制御モードから前遊脚期制御モードへと切り替る。詳しくは、ユーザーUの右脚が立脚期から前遊脚期へ遷移したとアクチュエータ制御部57が判定するには、以下に示す、床反力中心に関する第1の条件、及び、上腿角度と上腿角速度に関する第2の条件が同時に満足されることを要件とする。
<第1の条件>
アクチュエータ制御部57は、ユーザーUの右脚の床反力中心が足指寄りでなければ、ユーザーUの右脚が立脚期から前遊脚期へ遷移したと判定しない。アクチュエータ制御部57は、ユーザーUの右脚が立脚期から前遊脚期へ遷移したと判定するに際し、ユーザーUの右脚の床反力中心が足指寄りであることを要求する。
ユーザーUが正常に歩行しているならば、立脚期の終期において、床反力中心は、足指寄りになっているはずである。従って、上記式(1)で演算した床反力中心のX座標データxcを監視することで、ユーザーUが正常に歩行しており、ユーザーUの右脚が立脚期の終期を迎えていることを検出することが可能となる。即ち、X座標データxcが所定値を越えた場合、アクチュエータ制御部57は、第1の条件が満たされたと判定する。X座標データxcが所定値以下の場合、アクチュエータ制御部57は、第1の条件が満たされていないと判定する。
<第2の条件>
アクチュエータ制御部57は、ユーザーUの右脚の立脚期の終期における上腿の角速度の減速を検出するまでは、ユーザーUの右脚が立脚期から前遊脚期へ遷移したと判定しない。アクチュエータ制御部57は、ユーザーUの右脚が立脚期から前遊脚期へ遷移したと判定するに際し、ユーザーUの右脚の立脚期の終期における上腿の角速度の減速を検出することを要求する。
図7には、健常脚における、上腿角度データθと上腿角速度データθドットの位相平面図を示している。位相平面図において、横軸は上腿角度データθであり、縦軸は上腿角速度データθドットである。位相平面図には、上腿角度データθと上腿角速度データθドットの対応関係が所定のサンプリング周期で大量にプロットされている。上腿角度データθと上腿角速度データθドットの対応関係を以下、単に位相と称する。上腿を歩行方向に振り出すとき、上腿角速度データθドットは負とする。上腿を歩行方向と反対の方向に動かすとき、上腿角速度データθドットは正とする。上腿を歩行方向へ振り出すと、上腿角度データθは減少する。上腿を歩行方向と反対の方向に動かすと、上腿角度データθは増加する。上腿が鉛直に対して平行であるとき、上腿角度データθをゼロとする。位相平面図において、上腿角速度データθドットが正である領域(上半分)は概ね立脚期に相当しており、上腿角速度データθドットが負である領域(下半分)は概ね遊脚期に相当している。そして、位相は、時計回りの軌跡となる。
図7によれば、右上の領域で急激に位相が変化している。これは、歩行者が上腿を前に振り出すために、股関節にトルクを発生し始めたことに起因すると考えられる。換言すれば、上腿が実際に前方に動き始める前に、歩行者が上腿を前方に振り出し始めようとしていると読み取ることができる。そこで、アクチュエータ制御部57は、上腿が実際に前方に動き始める前に、歩行者が上腿を前方に振り出し始めようとしていることを読み取るタイミングとして、図7の位相平面図上で判定ラインRを設け、位相が判定ラインRを時計回りに跨ぐことをもって、ユーザーUの立脚期の終期における上腿角速度の減速を検出することとする。
上記判定ラインRは、下記式(10)で表される。下記式(10)においてθ0は定数である。
Figure 0005987742
上記式(10)を踏まえ、アクチュエータ制御部57は、下記式(11)が真となったら、第2の条件が満たされたと判定する。一方、下記式(11)が偽となったら、第2の条件が満たされていないと判定する。
Figure 0005987742
ここで、University of Wisconsin-LaCrosseが発行したGait Report(http://www.innsport.com/related-products/data-sets/uw-l-gait-data-set.aspx)を図8に示す。図8では、注目脚の床反力と上腿角度、膝関節角度を同時に示している。図8によれば、(a)前遊脚期の始端では、床反力はまだ殆ど減少していない、(b)前遊脚期の開始付近で膝が曲がり始めている、(c)前遊脚期の始端では上腿の振り出しはまだ始まっていない、の(a)〜(c)の知見が得られる。(a)によれば、床反力では、立脚期から前遊脚期への遷移判定が不可能であることがわかる。(b)によれば、床反力がなくなる前に膝が曲がり始めており、前遊脚期の存在がはっきりと認められる。(c)によれば、上腿角速度が反転した瞬間で、立脚期から前遊脚期への遷移判定を行うと、遷移判定のタイミングとしては遅すぎることがわかる。これに対し、アクチュエータ制御部57は、上腿角速度が反転する前の適切なタイミングで、立脚期から前遊脚期への遷移判定を行なっているので、健常脚の前遊脚期を患脚で巧妙に再現することが可能となっている。
(作動)
次に、図9〜図11を参照して、歩行補助装置1の作動を説明する。
先ず、制御装置7は、異常判定及び安全系処理を行う(S300)。具体的には、制御装置7は、前遊脚期の時間が長くなりすぎてないか、遊脚期の途中で着地してしまってないか、センサ系の異常が発生してないか、等を監視する。例えば、ユーザーUの右脚の離地がうまくできず、前遊脚期が長くなりすぎた場合には、体勢を崩している可能性が高く、膝関節の曲げ動作が加速しすぎてしまうので、制御装置7は、一旦、膝を伸展方向に駆動して待機状態へと移行する。
次に、制御装置7は、アクチュエータ制御部57の現在の制御モードが立脚期制御モードであるか判定する(S310)。アクチュエータ制御部57の現在の制御モードが立脚期制御モードであると判定したら(S310:YES)、制御装置7は、処理を図10のS400に移す。一方、アクチュエータ制御部57の現在の制御モードが立脚期制御モードでないと判定したら(S310:NO)、制御装置7は、処理をS320に進める。S320で、制御装置7は、アクチュエータ制御部57の現在の制御モードが遊脚期制御モードであるか判定する(S320)。アクチュエータ制御部57の現在の制御モードが遊脚期制御モードであると判定したら(S320:YES)、制御装置7は、処理をS330に進める。一方、アクチュエータ制御部57の現在の制御モードが遊脚期制御モードでないと判定したら(S320:NO)、制御装置7は、処理を図11のS500に移す。
S330で、膝関節角度軌道生成部56は、図6に示すような、膝を遊脚期終端までに伸展させる目標軌道を生成する(S330)。次に、接地離地判定部55は、ユーザーUの右脚が接地したか判定する(S340)。ユーザーUの右脚が接地していないと接地離地判定部55が判定したら(S340:NO)、アクチュエータ制御部57は、膝関節角度軌道生成部56が生成した目標軌道に従って、アクチュエータ10を駆動する(S350)。一方、ユーザーUの右脚が接地したと接地離地判定部55が判定したら(S340:YES)、制御装置7は、アクチュエータ制御部57の現在の制御モードを遊脚期制御モードから立脚期制御モードへと遷移させ(S360)、処理を終了する。S330〜S360の処理は、遊脚期制御モード特有の処理である。
図10のS400で、制御装置7は、ユーザーUの右脚の膝関節が十分に伸びているか判定する(S400)。ユーザーUの右脚の膝関節が十分に伸びていないと判定した場合は(S400:NO)、制御装置7は、設定時定数で膝が伸びるように膝目標角度を更新し(S410)、処理をS420に進める。一方、ユーザーUの右脚の膝関節が十分に伸びていると判定した場合は(S400:YES)、制御装置7は、処理をS420に進める。S420で、アクチュエータ制御部57は、床反力中心が足指寄りであるか判定する(S420)。床反力中心が足指寄りでないと判定した場合は(S420:NO)、アクチュエータ制御部57は、アクチュエータ10を必要に応じて駆動する(S430)。床反力中心が足指寄りであると判定した場合は(S420:YES)、アクチュエータ制御部57は、位相が判定ラインRを跨いだか判定する(S440)。位相が判定ラインRを跨いでいないと判定した場合は(S440:NO)、アクチュエータ制御部57は、アクチュエータ10を必要に応じて駆動する(S430)。一方、位相が判定ラインRを跨いだと判定した場合は(S440:YES)、アクチュエータ制御部57は、アクチュエータ制御部57の現在の制御モードを前遊脚期制御モードに遷移させ(S450)、上記式(4)の各初期値等を設定し(S460)、遊脚時間Tを計算し(S470)、角加速度aを計算し(S480)、アクチュエータ10を必要に応じて駆動する(S430)。S400〜S480は、立脚期制御モード特有の処理である。
図11のS500で、膝関節角度軌道生成部56は、設定された角加速度aに基づいて膝を曲げ方向に加速する目標軌道を生成する(S500)。次に、接地離地判定部55は、ユーザーUの右脚が離地したか判定する(S510)。ユーザーUの右脚が離地していないと接地離地判定部55が判定したら(S510:NO)、アクチュエータ制御部57は、膝関節角度軌道生成部56が生成した目標軌道に基づいて、アクチュエータ10を駆動する(S515)。一方、ユーザーUの右脚が離地したと接地離地判定部55が判定したら(S510:YES)、アクチュエータ制御部57は、アクチュエータ制御部57の現在の制御モードを前遊脚期制御モードから遊脚期制御モードへ遷移させ(S520)、上記式(6)の各初期値等を設定し(S530)、アクチュエータ10を必要に応じて駆動する(S515)。S500〜S530は、前遊脚期制御モード特有の処理である。
以上、本願発明の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態は、以下の特長を有している。
(1)歩行補助装置1は、ユーザーUの右脚(患脚)に取り付けられ、右脚の膝関節角度を制御することで、ユーザーUの歩行を補助する。歩行補助装置1は、右脚の膝関節角度を増減させるアクチュエータ10(膝関節駆動手段)と、右脚の床反力の中心としての床反力中心を検出する床反力中心検出手段(床反力センサ5及び床反力中心演算部53)と、右脚の上腿の角度を検出する股関節角度センサ14(上腿角度検出手段)と、右脚の上腿の角速度を検出する上腿角速度検出手段(股関節角度センサ14及び上腿角速度演算部54)と、アクチュエータ10を制御するアクチュエータ制御部57(制御手段)と、を備える。アクチュエータ制御部57は、床反力中心と角度、角速度に基づいて、右脚が立脚期から前遊脚期へ遷移したと判定する。以上の構成によれば、右脚の立脚期から前遊脚期への遷移判定の判定精度が改善する。
(2)アクチュエータ制御部57は、床反力中心が足指寄りでなければ、右脚が立脚期から前遊脚期へ遷移したと判定しない。
(3)アクチュエータ制御部57は、右脚の立脚期の終期における上腿の角速度の減速を検出するまでは、右脚が立脚期から前遊脚期へ遷移したと判定しない。
(4)アクチュエータ制御部57は、床反力中心が足指寄りであり、かつ、右脚の立脚期の終期における上腿の角速度の減速を検出したら、右脚が立脚期から前遊脚期へ遷移したと判定する。
(5)ユーザーUの右脚に取り付けられ、右脚の膝関節角度を制御することで、ユーザーUの歩行を補助する歩行補助装置1を用いた歩行補助方法では、右脚の床反力の中心としての床反力中心と、右脚の上腿の角度と、右脚の上腿の角速度と、に基づいて、右脚が立脚期から前遊脚期へ遷移したと判定する。以上の方法によれば、右脚の立脚期から前遊脚期への遷移判定の判定精度が改善する。
なお、上記実施形態において上腿角度は、股関節角度センサ14により検出するものとしたが、これに代えて、上腿にジャイロセンサを取り付けることで上腿角度を検出するようにしてもよい。
1 歩行補助装置
2 上腿リンク
3 下腿リンク
4 足リンク
5 床反力センサ
6 支持リンク
7 制御装置
8 膝関節機構
9 膝関節角度センサ
10 アクチュエータ
11 足首関節機構
12 足首関節角度センサ
13 股関節機構
14 股関節角度センサ
15 センサ保持体
16A 荷重センサ
16B 荷重センサ
16C 荷重センサ
16D 荷重センサ
53 床反力中心演算部
54 上腿角速度演算部
55 接地離地判定部
56 膝関節角度軌道生成部
57 アクチュエータ制御部
f1 床反力データ
f2 床反力データ
f3 床反力データ
f4 床反力データ
U ユーザー
U1 上腿
U2 下腿
U4 腰部
R 判定ライン

Claims (4)

  1. ユーザーの患脚に取り付けられ、前記患脚の上腿と下腿との間の膝関節のピッチ軸回りの角度である膝関節角度を制御することで、前記ユーザーの歩行を補助する歩行補助装置であって、
    前記患脚の前記膝関節角度を増減させる膝関節駆動手段と、
    前記患脚の腰部と、前記患脚の前記上腿と、の間のピッチ軸回りの角度である上腿角度を検出する上腿角度検出手段と、
    前記患脚の腰部と、前記患脚の前記上腿と、の間のピッチ軸回りの角速度である上腿角速度を検出する上腿角速度検出手段と、
    前記膝関節駆動手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記患脚の踵接地から始まり前記患脚の足指離地で終わる期間を前記患脚の立脚期とし、前記患脚の足指離地から始まり前記患脚の踵接地で終わる期間を前記患脚の遊脚期とし、前記立脚期の一部であって、前記患脚の踵離地から前記患脚の足指離地で終わる期間内であり、前記患脚の前記上腿の歩行方向への振り出しと前記患脚の前記膝関節の曲げが行われる期間を前遊脚期とすると、
    前記制御手段は、前記上腿角度と前記上腿角速度の位相平面図において前記上腿角度と前記上腿角速度との対応関係である位相が所定の判定ラインを跨いだら、前記立脚期内において前記患脚が前記前遊脚期へ遷移したと判定し、
    前記所定の判定ラインは、前記患脚の前記立脚期の終期において前記上腿の前記上腿角速度が減速するときに前記位相が跨ぐラインである、
    歩行補助装置。
  2. 請求項1に記載の歩行補助装置であって、
    前記上腿角度をθとし、前記上腿角度を微分したものである前記上腿角速度をθドットとした場合、前記制御手段は、下記式が真となったら、前記位相が前記所定の判定ラインを跨いだと判定する、
    歩行補助装置。
    Figure 0005987742
    ただし、前記上腿を歩行方向に振り出すとき、前記上腿角速度は負となり、前記上腿角度は減少するものとし、θ は、定数であり、bは、正の数である。
  3. ユーザーの患脚に取り付けられ、前記患脚の上腿と下腿との間の膝関節のピッチ軸回りの角度である膝関節角度を制御することで、前記ユーザーの歩行を補助する歩行補助方法であって、
    前記患脚の踵接地から始まり前記患脚の足指離地で終わる期間を前記患脚の立脚期とし、前記患脚の足指離地から始まり前記患脚の踵接地で終わる期間を前記患脚の遊脚期とし、前記立脚期の一部であって、前記患脚の踵離地から前記患脚の足指離地で終わる期間内であり、前記患脚の前記上腿の歩行方向への振り出しと前記患脚の前記膝関節の曲げが行われる期間を前遊脚期とすると、
    前記歩行補助方法は、
    前記患脚の腰部と、前記患脚の前記上腿と、の間のピッチ軸回りの角度である上腿角度を検出する上腿角度検出ステップと、
    前記患脚の腰部と、前記患脚の前記上腿と、の間のピッチ軸回りの角速度である上腿角速度を検出する上腿角速度検出ステップと、
    前記上腿角度と前記上腿角速度の位相平面図において前記上腿角度と前記上腿角速度との対応関係である位相が所定の判定ラインを跨いだら、前記立脚期内において前記患脚が前記前遊脚期へ遷移したと判定するステップと、
    を含み、
    前記所定の判定ラインは、前記患脚の前記立脚期の終期において前記上腿の前記上腿角速度が減速するときに前記位相が跨ぐラインである、
    歩行補助方法。
  4. 請求項3に記載の歩行補助方法であって、
    前記上腿角度をθとし、前記上腿角度を微分したものである前記上腿角速度をθドットとした場合、下記式が真となったら、前記位相が前記所定の判定ラインを跨いだと判定する、
    歩行補助方法。
    Figure 0005987742
    ただし、前記上腿を歩行方向に振り出すとき、前記上腿角速度を負となり、前記上腿角度は減少するものとし、θ0は、定数であり、bは、正の数である。
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