JP5984790B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、記憶媒体およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、記憶媒体およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置が起動するときに参照する設定情報が書き変わった場合でも、前記情報処理装置を自動的に起動する技術に関する。
従来、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置は、情報処理装置を制御するための基本的な設定情報(起動時に読み出すROMの先頭アドレスの情報、情報処理装置の起動に関する情報、時刻を示す情報など)を保持するためのメモリを有する。この設定情報を記憶するメモリは、CMOS(Complementary MOS)であって、電池から供給される電力で前記設定情報の記憶を保持する。以下、上記したメモリを、「起動用内部メモリ」と表記する。起動用内部メモリに記憶される情報処理装置の起動に関する情報は、次の何れかのモードを示す。
・AC(alternating current)電源から電力が供給されると自動的にスタンバイ状態まで起動する「AUTO」モード
・AC電源から電力が供給されてもユーザによってソフトスイッチが押下されるまで起動を待機する「ソフトオフ」モード
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置に使用される汎用のプロセッサは、ユーザの使用環境に対応するために、「ソフトオフ」モードを示す情報、および「AUTO」モードを示す情報のいずれかを、ユーザの選択に応じて記憶することができる。「AUTO」モードを示す情報が記憶されている場合には、情報処理装置にAC電源から電力が供給されると、直ちに情報処理装置が起動を開始する。一方、「ソフトオフ」モードを示す情報が記憶されている場合には、情報処理装置にAC電源から電力が供給されると、ソフトスイッチの押下待ち状態になる。ここで、ソフトスイッチがユーザによって押下されると、情報処理装置が起動を開始する(特許文献1参照)。なお、起動とは、AC電源から電力が供給されてから情報処理装置が使用可能な状態になるまでに行われる一連の処理であって、アプリケーションの起動などを含む。
特開2000−148633号公報
上記したような、「ソフトオフ」モードを示す情報、および「AUTO」モードを示す情報の両方を記憶することが可能な汎用のプロセッサは、印刷装置にも使用されている。
しかしながら、FAX受信等に備えて、電源をオフにする場合が少ない印刷装置は、電源のオン/オフをユーザの操作によって切り替えるためのソフトスイッチを備えない場合がある。このため、ソフトスイッチを備えない印刷装置では、AC電源から電力が供給されると自動的にスタンバイ状態まで起動するように、起動用内部メモリには、起動に関する情報が「AUTO」モードを示す情報が記憶されている。
ところが、起動用内部メモリに記憶される設定情報は、静電気や宇宙線などの外的要因で、書き変わってしまう場合がある。上記した印刷装置において、起動用内部メモリに記憶される起動に関する情報が「AUTO」モードから「ソフトオフモード」を示す情報に書き変わってしまうと、AC電源から電力が供給されても、印刷装置が起動しなくなってしまう。なぜなら、起動用内部メモリに記憶される起動に関する情報が「ソフトオフ」モードになると、AC電源から電力を供給された印刷装置がソフトスイッチの押下待ち状態になるが、印刷装置はソフトスイッチを持たないからである。
そこで、本発明は、情報処理装置が起動する場合に参照する設定情報が書き変わった場合に、情報処理装置を自動的に起動させることが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、情報処理装置であって、前記情報処理装置に電力が供給された場合に参照される情報であって前記情報処理装置の起動条件に関する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される前記情報を参照し、前記記憶手段に記憶される前記情報が第情報である場合、入力される信号の状態に関わらず前記情報処理装置を起動するよう制御し、前記記憶手段に記憶される前記情報が第情報である場合、前記信号が特定の状態になったときに前記情報処理装置を起動するよう制御する第1制御手段と、前記情報処理装置に電力が供給されても前記情報処理装置が起動しないことに基づいて、前記第1制御手段に入力される前記信号を前記特定の状態にする第2制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置によれば、情報処理装置が起動する場合に参照する設定情報が書き変わった場合であっても、情報処理装置を自動的に起動することができる。
クライアントPCおよび画像形成装置を備える印刷システムを示した図である。 画像形成装置の内部構成の概略を示すハードブロック図である。 図2に示した制御部の詳細を示したハードブロック図である。 画像形成装置の電源回路図である。 ステート信号の論理と画像形成装置の状態との関係を示す図である。 画像形成装置の状態遷移図を示す図である。 起動に関する情報が「AUTO」モードを示す場合における、電源制御部に入力/出力される信号のタイミングチャートを示す図である。 起動に関する情報が「ソフトオフ」モードを示す場合における、電源制御部に入力/出力される信号のタイミングチャートを示す図である。 起動用内部メモリに記憶される起動に関する情報を書き戻すためのフローチャートである。 操作部に表示される画面を示した図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態である画像形成装置を含む印刷システムの全体構成を示した図である。
印刷システム1は、クライアントPC100と、画像形成装置200と、を備えている。この印刷システム1では、クライアントPC100と画像形成装置200とがネットワーク300を介して通信する。当該ネットワーク3は、LANやUSBなどの有線のネットワークであってもよいし、無線LANなどの無線ネットワークであってもよい。
図2は、画像形成装置200のハードウェアブロック図を示す。
画像形成装置200は、制御部201と、操作部202と、プリンタ部203と、スキャナ部204と、を含んでいる。制御部201は、画像形成装置200の各部(操作部202、プリンタ部203、スキャナ部204)を制御するように構成されている。操作部202は、ユーザが各種の操作を行うためのハードキー、および画像やテキストを表示するための表示パネル202aを備える。また、上記したハードキーは、画像形成装置200をスタンバイ状態から前記スタンバイ状態より消費電力の小さいスリープ状態に移行させる、もしくは、画像形成装置200をスリープ状態からスタンバイ状態に移行させるための節電キー202bを含む。なお、上記したスタンバイ状態やスリープ状態などの各電力状態は、後述する。プリンタ部203は、制御部201によって画像処理された画像を用紙に印刷するように構成される。スキャナ部204は、原稿の画像を読み取ることによって画像データを生成する。当該画像データは、制御部201に入力される。
図3は、制御部201のハードウェアブロック図である。
制御部201は、CPU301、RAM302、ROM303およびHDD(ハードディスクドライブ)304を有する。また、制御部201は、操作部I/F305、LANコントローラ306、システムバス307、画像処理部308、スキャナI/F309、プリンタI/F310、電源制御部311およびI/Oコントローラ312を有する。なお、図3では、CPU301とI/Oコントローラ312とを分けて記載したが、CPU301およびI/Oコントローラ312のそれぞれが独立したICチップでも良いし、CPU301およびI/Oコントローラ312を含む1つのICチップでも良い。
CPU301は、ROM303に記憶された制御プログラム等に基づいて、CPU301に接続された各種デバイスとのアクセスを制御する。RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリである。RAM302は、画像処理部308によって画像処理されて画像データを一時的に記憶するように構成されている。HDD304は、システムソフトウェアや画像データを格納することが可能である。操作部I/F305は、システムバス307と操作部202とを接続するためのインターフェース部である。この操作部I/F305は、操作部202に表示するための画像データをシステムバス307から受信する。また、操作部I/F305は、操作部202を介してユーザから入力された情報をシステムバス307に出力する。LANコントローラ306は、ネットワーク300とシステムバス307との間に接続される。LANコントローラ306は、ネットワーク300を介して接続されるクライアントPC100と画像形成装置200との間の情報の入出力を制御するように構成されている。画像処理部308は、入力された画像データに対して画像処理を行うように構成されている。具体的には、画像形成装置200は、RAM302に記憶された画像データを読み出し、読み出された画像データに対して、拡大処理、縮小処理、および色調整処理などの画像処理を行う。画像処理部308によって画像処理された画像データは、プリンタI/F310を介してプリンタ部203に出力される。また、スキャナ部204によって読み取られた原稿の画像は、スキャナI/F309を介して、画像処理部308に出力される。原稿のコピーを行う場合には、原稿の画像がスキャナ部204によって読み取られて画像処理部308に出力される。そして、画像処理部308に入力された画像データは、画像処理部308によって画像処理された後、プリンタI/F310を介してプリンタ部203に出力される。また、スキャナ部204によって読み取られた原稿の画像を保存する場合には、原稿の画像がスキャナ部204によって読み取られて画像処理部308に出力される。そして、画像処理部308に入力された画像データは、画像処理部308によって画像処理された後、HDD304に格納される。なお、電源制御部311およびI/Oコントローラ312の詳細は、後述する。
図4は、画像形成装置の電源回路図である。
電源プラグ415は、AC電源を画像形成装置200に入力するように構成される。第1電源部401および第2電源部408は、電源プラグ415を介して入力されたAC電源を直流電源に変換する。第1電源部401は、例えば、5.0Vの直流電源を生成する。また、第2電源部408は、例えば、12.0Vの直流電源を生成する。電源プラグ415と第1電源部401および第2電源部408との間には、電源スイッチ416が配置される。電源スイッチ416は、ユーザの操作に応じてON状態またはOFF状態になる。また、第2電源部408と第2電源部408から電力が供給される第2電源系統デバイスとの間には、リレー417が設けられている。このリレー417は、電源制御部311から出力される電源制御信号Fの論理(Hiレベル、Lowレベル)によってON状態またはOFF状態になる。上記した第2電源系統デバイスは、CPU301、HDD304、画像処理部308、スキャナ部204およびプリンタ部203等である。
第1電源監視部411は、第1電源部401から供給される電圧値を監視する。そして、第1電源監視部411は、第1電源監視部411が監視する電圧値が所定値以上になった場合に、第1電源部401から電力が供給される第1電源系統デバイスに入力されるリセット信号AをHiレベルにする。これにより、第1電源系統デバイスのリセットが解除される。第1電源系統デバイスは、電源制御部311、I/Oコントローラ312、RAM302、ROM303、LANコントローラ306などである。また、第2電源監視部412は、第2電源部408から供給される電圧値を監視する。そして、第2電源監視部412は、第2電源監視部412が監視する電圧値が所定値以下になった場合に、I/Oコントローラ312に入力されるパワーグッド信号HをHiレベルにする。パワーグッド信号HがHiレベルになると、I/Oコントローラ312は、電源制御部311に入力されるリセット信号BをHiレベルにする。これにより、第2電源系統デバイスのリセットが解除される。なお、リセット信号Bは、電源制御部311にも入力される。
電池406は、起動用内部メモリ413に電源を供給する。電池406から電源が供給されている間は、起動用内部メモリ413に記憶される情報はクリアされない。
<電源制御部311の詳細について>
電源制御部311は、画像形成装置200の各部に供給される電力を制御する。本実施形態の電源制御部311は、ハードウェアロジック回路であって、CPLD(Complex Programmable Logic Device)である。なお、電源制御部311は、ソフトウェアに従って情報処理を行うプロセッサであっても良い。電源制御部311は、ウォッチドックタイマー402、状態検知部403、電源コントロール部404、およびレジスタ405を含んでいる。
ウォッチドックタイマー402は、予め定められた時間をカウントするタイマであって、当該予め定められた時間のカウントが完了したときに割込信号IをHiレベルにする。ウォッチドックタイマー402は、電源制御部311のリセットが解除された後、所定時間経過する前に後述するステート信号Cおよびステート信号Dの状態が変化しない場合に、割込信号IをHiレベルにする。割込信号Iは、ウォッチドックタイマー402から電源コントロール部404に入力される。
状態検知部403は、画像形成装置200の電力状態を検知するように構成されている。この状態検知部403は、入力される各種の信号の状態に基づいて、画像形成装置200の電力状態を検知する。具体的には、状態検知部403には、リセット信号A、リセット信号B、ステート信号C、ステート信号Dおよびクロック信号Eが入力される。リセット信号Aは、第1電源系統デバイスのリセットを解除するための信号である。リセット信号Bは、第2電源系統デバイスのリセットを解除するための信号である。ステート信号Cは、画像形成装置200を電源オフ状態(G3)からスリープ状態(S3)に遷移させる場合にHiレベルになる。ステート信号Dは、画像形成装置200をスリープ状態(S3)からスタンバイ状態(S1)に遷移させる場合にHiレベルになる。クロック信号Eは、I/Oコントローラ312に第1電源部401から電源が給電された場合に、図示しない水晶振動子から出力される矩形波の信号である。
なお、上記したS1、S3、G3および下記のS5は、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)規格で定義される状態である。各電力状態については後述する。
電源コントロール部404は、画像形成装置200の電力制御を行うための各信号を出力するように構成されている。具体的には、電源コントロール部404は、第2電源系統デバイスへの電力供給を切り替えるリレー417をオン状態又はオフ状態にするための電源制御信号Fを制御する。電源制御信号FがHiレベルになると、リレー417がオン状態になり、第2電源部408から第2電源系統デバイスに電力が供給される。また、電源コントロール部404は、ソフトオフ状態(S5)に留まった画像形成装置200をスタンバイ状態に移行されるためのパワーオン信号Gを制御する。電源コントロール部404は、I/Oコントローラ312のパワーボタン端子418に入力されるパワーオン信号GをLowレベル(特定の状態)にすることが可能である。このパワーオン信号Gは、電源コントロール部404からオープンドレイン出力されており、パワーボタン端子418は内部プルアップされているため、正常時にはHiレベルになっている。正常時とは、起動用内部メモリ413に記憶される起動に関する情報が「AUTO」モードを示す場合をいう。
レジスタ405は、パワーオン信号Gが制御されたことを示す情報を保持する。
<I/Oコントローラ312の詳細について>
I/Oコントローラ312は、パーソナルコンピュータなどでも使用される汎用のプロセッサである。このI/Oコントローラ312は、起動用内部メモリ413を有する。起動用内部メモリ413は、画像形成装置200を制御するための基本的な設定情報を保持している。設定情報とは、CPU301が画像形成装置200の起動時に読み出すROM303の先頭アドレスの情報、画像形成装置200の起動に関する情報、時刻を示す情報などを含む。画像形成装置200の起動に関する情報は、電源が供給されると自動的にスタンバイ状態まで起動する「AUTO」モード、および電源が供給されてもユーザによるソフトスイッチが押下されるまで起動を待つ「ソフトオフ」モード、のいずれかを示す。ソフトスイッチを持たない本実施形態の画像形成装置200では、起動に関する情報は「AUTO」モードを示す。つまり、電源プラグ415がAC電源に接続されると、画像形成装置200は、自動的にスタンバイ状態まで復帰する。この起動用内部メモリ413は、電池からの電力によって情報を保持するメモリであって、例えば、CMOSである。
また、本実施形態の画像形成装置200に設けられる汎用プロセッサであるI/Oコントローラ312は、パワーボタン端子418を備えている。このパワーボタン端子418には、電源制御部311からパワーオン信号Gが入力される。パワーボタン端子418は、パーソナルコンピュータに設けられるソフトスイッチの押下待ちの状態を解除するために用意されている端子である。つまり、I/Oコントローラ312は、パワーボタン端子418に入力されるパワーオン信号GがLowレベルになるまで、画像形成装置200がスタンバイ状態(S1)になるのを制限している。
そして、I/Oコントローラ312は、リセット信号B、ステート信号C、ステート信号Dおよびクロック信号Eを電源制御部311に出力する信号出力手段として機能する。
次に、図5を参照して、上記したステート信号Cおよびステート信号Dの論理と画像形成装置200の電力状態との関係を説明する。図5に示すように、ステート信号Cおよびステート信号Dの両方がLowレベルの場合には、画像形成装置200は、電源オフ状態(G3)である。ただし、ステート信号CおよびDの両方がLowレベルの場合であっても、起動用内部メモリ413に記憶される起動に関する情報が「ソフトオフ」モードを示す情報になっている場合には、画像形成装置200がソフトオフ状態(S5)になる場合がある。また、ステート信号CがHiレベルで且つステート信号DがLowレベルの場合には、画像形成装置200は、スリープ状態(S3)である。また、ステート信号Cおよびステート信号DがHiレベルの場合には、画像形成装置200は、スタンバイ状態(S1)である。
<画像形成装置の状態遷移について>
図6は、画像形成装置の状態遷移図を示す図である。
画像形成装置200は、電源オフ状態(G3)、ソフトオフ状態(S5)、スリープ状態(S3)およびスタンバイ状態(S1)のいずれかの状態となる。なお、画像形成装置200は、上記した状態以外の状態(例えば、稼動(印刷実行中、スキャン実行中など)状態(S0)ハイバネーション状態(S4))となっても良い。
電源オフ状態(G3)は、機械的に電源がオフの状態である。具体的には、電源スイッチ416がオフ状態になっている場合には、画像形成装置200は、電源オフ状態(G3)となる。電源オフ状態(G3)では、画像形成装置200のどの箇所にも電源プラグ415を介して電力が供給されていない状態である。
ソフトオフ状態(S5)は、画像形成装置200を起動するために必要な電力だけが供給される状態であって、画像形成装置200が備えていないソフトスイッチの押下待ちの状態である。画像形成装置200では、起動用内部メモリ413に記憶される起動方法具体的には、電源スイッチ416がオン状態になり、パワーボタン端子418に入力されるパワーオン信号GがLowレベルになるのを待っている状態である。
スリープ状態(S3)は、実行中のプログラムが展開されるRAM302への通電とスタンバイ状態(S1)への復帰に必要な箇所に電力が供給される状態である。操作部202がユーザによって操作されたり、外部からジョブを受信したりした場合に、既にRAM302に展開されるプログラムを用いて処理を開始することができるので、スリープ状態(S3)高速にスタンバイ状態(S1)に復帰する。
スタンバイ状態(S1)は、印刷の実行やスキャンの実行が完了したときに稼動状態(S0)から移行する状態である。スタンバイ状態(S1)では、電源プラグ415を介して第1電源系統デバイスおよび第2電源系統デバイスに電力が供給されている状態である。
起動用内部メモリ413に記憶される起動に関する情報が「ソフトオフ」モードを示す場合において、電源オフ状態(G3)でユーザにより電源スイッチ416がオン状態にされると、画像形成装置200はソフトオフ状態(S5)に移行する。一方、起動用内部メモリ413に記憶される起動に関する情報が「AUTO」モードを示す場合において、電源オフ状態(G3)でユーザにより電源スイッチ416がオン状態にされると、画像形成装置200はスタンバイ状態(S1)に移行する。
ソフトオン状態(S5)で、電源制御部311がパワーボタン端子418に入力されるパワーオン信号GをLowレベルにすると、画像形成装置200はスタンバイ状態(S1)に移行する。
また、スタンバイ状態(S1)で、ユーザの操作が無く所定時間が経過した場合や、ネットワークを介してジョブを受信しないで所定時間経過した場合には、スリープ状態(S3)に移行する。
スリープ状態(S3)で、ユーザの操作があった場合やネットワークを介してジョブを受信した場合には、スタンバイ状態(S1)に移行する。
また、ソフトオン状態(S5)、スリープ状態(S3)およびスタンバイ状態(S1)で、ユーザにより電源スイッチ416がオフ状態にされると、電源オフ状態(G3)となる。
図7および図8は、上記した各信号(リセット信号A、リセット信号B、ステート信号C、ステート信号D、クロック信号E、電源制御信号F、パワーオン信号G)のタイミングチャートを示している。
図7は、起動用内部メモリ413に記憶される起動に関する情報が「AUTO」モードを示す場合における各信号のタイミングチャートである。起動用内部メモリ413に記憶される起動に関する情報は、通常「AUTO」モードになっている。
電源スイッチ416がユーザの操作によってON状態にされると、第1電源部401から電源制御部311、及びI/Oコントローラ312に電源が供給される。第1電源部401から供給される電圧が所定値以上になったことを第1電源監視部411が検知すると、当該第1電源監視部411がリセット信号AをHiレベルにする。リセット信号AがHiレベルになると、ウォッチドックタイマー402がタイマ(所定時間T)のカウントを開始する。また、リセット信号AがHiレベルになった後、I/Oコントローラ312の図示しない発振子が所定の発振周波数のクロック信号Eを発振する。そして、I/Oコントローラ312は、起動用内部メモリ413に記憶される起動に関する情報を参照する。参照した起動に関する情報が「AUTO」モードを示す場合、起動処理を継続して実行する。そして、I/Oコントローラ312は、ステート信号CをHiレベルにした後、ステート信号DをHiレベルにする。ステート信号DがHiレベルになると、ウォッチドックタイマー402はタイマ(所定時間T)のカウントをストップする。
状態検知部403は、ステート信号DがHiレベルになったことを検知すると、電源コントロール部404にステート信号DがHiレベルになったことを通知する。当該通知を受けた電源コントロール部404は、電源制御信号FをHiレベルにして、リレー417をON状態にする。これにより、I/Oコントローラ312などの第2電源系統デバイスに第2電源部408から電力が供給される。第2電源部408から供給される電圧のレベルは、第2電源監視部412が監視している。第2電源監視部412が監視する電圧が所定値以上になると、第2電源監視部412は、パワーグッド信号HをHiレベルにする。パワーグッド信号HがHiレベルになると、I/Oコントローラ312は、リセット信号BをHiレベルにする。これにより、第2電源系統デバイスのリセットが解除されて、第2電源系統のデバイスの動作を制御するためのソフトウェアの読み出しが開始される。
図8は、起動用内部メモリ413に記憶される起動に関する情報が「ソフトオフ」モードを示す場合における各信号のタイミングチャートである。
本実施形態の画像形成装置200では、起動用内部メモリ413に記憶される起動に関する情報は「AUTO」モードを示す。しかし、何らかの外的要因によって、当該起動に関する情報が「ソフトオフ」モードを示す情報に書き変わる場合がある。この起動に関する情報が書き変わってしまうと、電源オフ状態(G3)からユーザが電源スイッチ416をON状態にしたとしても、画像形成装置200は、ユーザによるソフトスイッチの押下待ちの状態(ソフトオフ状態(S5))となる。しかしながら、本実施形態の画像形成装置200は、パーソナルコンピュータなどと異なり、パワーボタン端子418に入力されるパワーオン信号GをLowレベルにするためにユーザが操作するソフトスイッチを有していない。したがって、起動用内部メモリ413に記憶される起動に関する情報が「ソフトオフ」モードを示す情報に書き変わってしまった場合には、ソフトスイッチを有しない画像形成装置200はソフトオフ状態(S5)に留まってしまう。そこで、本実施形態では、電源制御部311が、起動用内部メモリに記憶される起動に関する情報が書き変わったことを判断して、I/Oコントローラ312のパワーボタン端子418に入力されるパワーオン信号GをLowレベルにする。これにより、画像形成装置200がソフトオフ状態(S5)から解除されて、スタンバイ状態(S1)に復帰する。以下、詳細に説明する。
電源スイッチ416がユーザの操作によってON状態にされると、第1電源部401から電源制御部311、及びI/Oコントローラ312に電源が供給される。第1電源部401から供給される電圧が所定値以上になったことを第1電源監視部411が検知すると、当該第1電源監視部411がリセット信号AをHiレベルにする。リセット信号AがHiレベルになると、ウォッチドックタイマー402がタイマ(所定時間T)のカウントを開始する。また、リセット信号AがHiレベルになった後、I/Oコントローラ312が、所定の発振周波数のクロック信号Eを出力する。そして、I/Oコントローラ312は、起動用内部メモリ413に記憶される起動に関する情報を参照する。参照した起動に関する情報が「ソフトオフ」モードを示す場合、I/Oコントローラ312は、パワーボタン端子418に入力されるパワーオン信号GがLowレベルになるまで待機状態になる。そのため、ステート信号Cおよびステート信号DがLowレベルのままになる。ステート信号DがLowレベルのままだと、ウォッチドックタイマー402がタイマTのカウントを終了する。タイマTをカウントし終えたウォッチドックタイマー402は、割込信号IをHiレベルにする。つまり、ウォッチドックタイマー402が、割込信号Iの割込信号出力手段として機能する。本実施形態では、割込信号IがHiレベルになると、状態検知部403は、リセット信号A、クロック信号E、およびステート信号Dの状態を確認する。リセット信号AがHiレベルであり且つクロック信号Eが入力されているにも関わらず、ステート信号CがLowレベルであれば、状態検知部403は、起動用内部メモリ413に記憶される起動に関する情報が「ソフトオフ」モードに書き変わったと判断する。そして、状態検知部403は、電源コントロール部404に起動に関する情報が「ソフトオフ」モードであることを通知する。
電源コントロール部404は、状態検知部403から起動に関する情報が「ソフトオフ」モードであることが通知されると、パワーボタン端子418に入力されるパワーオン信号GをLowレベルにする。パワーオン信号GがLowレベルになると、レジスタ405にパワーオン信号GがLowレベルになったことを示す情報が格納される。ソフトオフ状態(S5)になっていたI/Oコントローラ312は、パワーボタン端子418に入力されるパワーオン信号GがLowレベルになった場合に、ソフトオフ状態(S5)を解除する。具体的には、I/Oコントローラ312は、パワーボタン端子418に入力されるパワーオン信号GがLowレベルになると、ステート信号C、およびステート信号DをHiレベルにする。状態検知部403は、ステート信号DがHiレベルになったことを検知すると、電源コントロール部404に通知する。当該通知を受けた電源コントロール部404は、電源制御信号FをHiレベルにして、リレー417をON状態にする。これにより、I/Oコントローラ312などの第2電源系統デバイスに第2電源部408から電源が供給される。第2電源部408から供給される電圧のレベルは、第2電源監視部412が監視している。第2電源監視部412が監視する電圧が所定値以上になると、第2電源監視部412は、パワーグッド信号HをHiレベルにする。パワーグッド信号HがHiレベルになると、I/Oコントローラ312は、リセット信号BをHiレベルにする。これにより、第2電源系統デバイスのリセットが解除されて、前記第2電源系統の動作を制御するソフトウェアの読み出しが開始される。
なお、電源コントロール部404は、パワーオン信号GをLowレベルにした後、所定時間経過後に、パワーオン信号GをHiレベルに戻す。
図9は、電力が供給されたCPU301が実行する動作を示したフローチャートである。電力が供給されたCPU301は、起動用内部メモリ413に記憶される設定情報の確認(チェックサム)を行う。
CPU301は、起動用内部メモリ413に記憶される設定情報を取得する(S701)。また、CPU301は、図示しないチェックサム値格納部に予め格納されているチェックサム値を取得する(S702)。そして、S701で取得した設定値と、S702で取得したチェックサム値とを比較する(S703)。上記した比較の結果、CPU301が設定値とチェックサム値とに差異があると判定した場合(S704:No)、チェックサムエラーとして起動用内部メモリ413の初期化(更新)を行う(S705)。そして、CPU301は、起動用内部メモリ413の初期化行った後、レジスタ405に格納されている値をクリアする。そして、CPU301は、本フローを終了する。一方、比較の結果、CPU301が設定値とチェックサム値とに差異が無いと判定した場合(S704:Yes)、このフローを終了する。このように、CPU301は、起動用内部メモリ413に記憶される設定情報を書き変える書変手段として機能する。本実施形態では、書き変わってしまった起動に関する情報を「ソフトオフ」モードを示す情報から「AUTO」モードを示す情報に戻すために、起動用内部メモリ413の初期化を行った。他の例として、レジスタ405にパワーオン信号GをHiレベルにしたことを示す情報が格納されている場合に、起動に関する情報のみを「ソフトオフ」モードを示す情報に書き換えても良い。
上記したチェックサムを実行することによって起動用内部メモリ413に記憶される時刻情報がクリアされてしまった場合には、図10に示すように、操作部202の表示パネル202aに、ユーザに時刻を再設定させることを促すメッセージを表示しても良い。図10では、「時刻が初期化されています。設定しなおして下さい。」というメッセージが表示パネル202aに表示されている。
本実施形態では、リセット信号A、クロック信号Eが正常であり、I/Oコントローラ312を起動できる状態であるにも関わらず、画像形成装置200がソフトオフ状態(S5)であるならば、電源制御部311がパワーオン信号GをLowレベルにする。これにより、画像形成装置200が自動的にソフトオフ状態(S5)から起動する。このように、起動用内部メモリ413の起動に関する情報が書き変わってしまったとしても、ユーザの操作なしで画像形成装置200を自動的に起動することができる。すなわち、本実施形態では、起動に関する情報が書き変わってしまったとしても、ユーザがジャンパーピンをショートさせる作業を行うことなく、画像形成装置200を自動的に起動することができる。
本実施形態では、起動に関する情報が図9のチェックサムによって「AUTO」モードを示す情報に書き戻されるので、次回、電源スイッチ416がON状態になった場合には、正常に画像形成装置200をスタンバイ状態(S1)に移行できる。
また、パワーオン信号Gを制御したことを示すレジスタ405を設けることによって、起動用内部メモリ413の起動に関する情報のみを書き戻すことができる。これにより、起動用内部メモリ413に記憶される他の設定情報がクリアされるのを防止することができる。これにより、ユーザは、時刻などを設定し直す必要がなくなる。
<他の実施形態>
上記実施形態では、ハードウェアロジック回路の電源制御部311がパワーオン信号GをLowレベルにする例について説明したが、電源制御部311はソフトウェアに従って動作するプロセッサであっても良い。
また、上記した各信号(リセット信号A、リセット信号B、ステート信号C、ステート信号D、電源制御信号F、およびパワーオン信号G)の論理は、上記した実施形態で記載した論理と反対であっても良い。
上記した電源制御部311は、複数の信号の状態を確認する例について説明したが、電源制御部311は、1つの信号(例えば、ステート信号Cまたはステート信号D)の状態を確認して、パワーオン信号Gの状態を制御しても良い。
上記した電源制御部311は、リセット信号A、ステート信号C、ステート信号Dおよびクロック信号Eの状態に基づいて、パワーオン信号Gを制御する例について説明した。本発明では、電源制御部311がパワーオン信号Gを制御する場合に状態を確認する信号は、ステート信号Cまたはステート信号Dだけであっても良い。また、電源制御部311は、リセット信号A、ステート信号C(またはステート信号D)を確認すれば、クロック信号Eの状態を確認しなくても良い。また、電源制御部311は、ステート信号C(またはステート信号D)およびクロック信号Eを確認すれば、リセット信号Aを確認しなくても良い。
本実施形態におけるフローチャートに示す機能は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウェア(プログラム)をコンピュータパソコン等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
200 画像形成装置
301 CPU
311 電源制御部
312 I/Oコントローラ
406 電池
413 起動用内部メモリ
418 パワーボタン端子

Claims (16)

  1. 情報処理装置であって、
    前記情報処理装置に電力が供給された場合に参照される情報であって前記情報処理装置の起動条件に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶される前記情報を参照し、前記記憶手段に記憶される前記情報が第1情報である場合、入力される信号の状態に関わらず前記情報処理装置を起動するよう制御し、前記記憶手段に記憶される前記情報が第2情報である場合、前記信号が特定の状態になったときに前記情報処理装置を起動するよう制御する第1制御手段と、
    前記情報処理装置に電力が供給されても前記情報処理装置が起動しないことに基づいて、前記第1制御手段に入力される前記信号を前記特定の状態にする第2制御手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2制御手段は、前記情報処理装置に電力が供給されても前記情報処理装置が起動しない場合に、ユーザの操作なしで、前記信号を前記特定の状態にする、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶手段は、電池から供給される電力で情報を保持する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2制御手段は、前記第2制御手段に入力される1又は複数の信号の状態に基づいて、前記信号を前記特定の状態にする、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2制御手段をリセットするためのリセット信号、前記情報処理装置の電力状態を示す信号およびクロック信号の少なくとも1つを出力する信号出力手段をさらに備え、前記第2制御手段は、前記信号出力手段から出力される前記リセット信号、前記電力状態を示す信号および前記クロック信号の少なくとも1つの状態に基づいて、前記信号を前記特定の状態にする、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2制御手段は、前記情報処理装置の電力状態を示す信号が所定時間、変化しない場合に、前記信号を前記特定の状態にする、ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記所定時間のカウントが完了したときに割込信号を制御する割込信号出力手段をさらに備え、
    前記第2制御手段は、前記割込信号が特定の状態になった場合に、前記信号を前記特定の状態にする、ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2制御手段は、前記記憶手段に記憶される前記情報が前記第1情報の場合には、前記信号を制御しない、ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1制御手段に入力される前記信号を前記特定の状態にするためにユーザが操作するスイッチを備えていない、ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記記憶手段に記憶される前記情報を、前記第1情報に書き変える更新手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記第2制御手段が前記信号を前記特定の状態にしたことを示す情報を保持する保持手段をさらに備え、
    前記更新手段は、前記保持手段が前記情報を保持する場合に、前記記憶手段に記憶される前記情報を前記第1情報に書き変える、ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 用紙に画像を形成する画像形成手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1乃至11の何れか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記情報処理装置に電力が供給されても前記情報処理装置が起動しない状態は、ACPI規格で定められるS5である、ことを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の情報処理装置。
  14. 情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置は、前記情報処理装置に電力が供給された場合に参照される情報であって前記情報処理装置の起動条件に関する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される前記情報を参照し、前記記憶手段に記憶される前記情報が第1情報である場合、入力される信号の状態に関わらず前記情報処理装置を起動するよう制御し、前記記憶手段に記憶される前記情報が第2情報である場合、前記信号が特定の状態になったときに前記情報処理装置を起動するよう第1制御手段と、を備えており、
    前記情報処理装置に電力が供給されても前記情報処理装置が起動しないことに基づいて、前記第1制御手段に入力される前記信号を前記特定の状態にする、ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  15. コンピュータを、
    情報処理装置に電力が供給された場合に参照される情報であって前記情報処理装置の起動条件に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶される前記情報を参照し、前記記憶手段に記憶される前記情報が第1情報である場合、入力される信号の状態に関わらず前記情報処理装置を起動するよう制御し、前記記憶手段に記憶される前記情報が第2情報である場合、前記信号が特定の状態になったときに前記情報処理装置を起動するよう制御する第1制御手段と、
    前記情報処理装置に電力が供給されても前記情報処理装置が起動しないことに基づいて、前記第1制御手段に入力される前記信号を前記特定の状態にする第2制御手段と、して機能させることを特徴とするプログラム。
  16. コンピュータを、
    情報処理装置に電力が供給された場合に参照される情報であって前記情報処理装置の起動条件に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶される前記情報を参照し、前記記憶手段に記憶される前記情報が第1情報である場合、入力される信号の状態に関わらず前記情報処理装置を起動するよう制御し、前記記憶手段に記憶される前記情報が第2情報である場合、前記信号が特定の状態になったときに前記情報処理装置を起動するよう制御する第1制御手段と、
    前記情報処理装置に電力が供給されても前記情報処理装置が起動しないことに基づいて、前記第1制御手段に入力される前記信号を前記特定の状態にする第2制御手段として機能させるプログラムを記憶する記憶媒体。
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