JP5980514B2 - Dc/dcコンバータ及びこれを用いたテレビ - Google Patents

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Description

本発明は、DC/DCコンバータに関し、特に固定オン時間制御方式のDC/DCコンバータに関する。
DC/DCコンバータは、液晶TV、DVD[digital versatile disc]プレーヤ、ブルーレイディスクプレーヤ、PDP[plasma display panel]等の電源部に多く採用されている。
特許文献1(特開2008−29159号公報)は、固定オン時間のPFM[pulse frequency modulation]制御を行うDC/DCコンバータにおいて、簡易な制御回路構成で、軽負荷時にはスイッチング周波数を低下させ消費電流の低減を図り、重負荷時には入出力電圧の変化に関わらず概ね一定のスイッチング周波数で動作するものを提供するとしている。そのために、スイッチング素子のオン時間を固定してオフ時間を可変するパルス周波数変調制御を行う制御回路を備える。そして、その制御回路はスイッチング素子のオン時間を入力電圧もしくは出力電圧の少なくとも一方の変化に連動させるというものである。具体的には、スイッチング素子、すなわち、インダクタにエネルギーを供給するスイッチングトランジスタのオン時間を入力電圧の上昇に伴って減少させるか、もしくは出力電圧の上昇に伴って増加させるものである。
特許文献1において、前記制御回路は、出力電圧と目標電圧との誤差を増幅する誤差増幅器と、誤差増幅器から出力された誤差信号により周波数を増減する発振器と、同発振器から出力された周波数信号によりトリガーされて所定のオン時間を生成するワンショット回路を有する。そして、同ワンショット回路は、キャパシタと、同キャパシタに充電電流を供給する電流供給回路と、同キャパシタの電圧が設定電圧を超えたかを判定する電圧判定回路とを含む。
特許文献2(特開2009−148155号公報)は、固定オン時間制御方式のDC/DCコンバータにかかり、出力電圧精度を高めた内部リプル発生型の固定オン時間利用電圧調整器を提案する。
特許文献2、段落0003の記述によれば、出力電圧精度改善のために任意の等価直列抵抗(ESR)を伴う出力キャパシタを備えるとしている。また、段落0009の記述によれば、固定オン時間すなわち一定オン時間制御方式の電圧調整器はリプルモード制御による電圧調整器の一つのタイプであるとしている。また、段落0011の記述によればリプルを下げることによって、雑音を最小に抑えるとともに負荷電圧変動を低下させることができるが、リプルモードの電圧調整は困難になるとしている。また、リプルの大きさを抑えると、比較電圧差が小さくなり、正確で迅速な比較が非常に困難になるとしている。なお、特許文献2のファミリー特許として、米国特許第7482791号公報および第7482793号公報を参照することができる。
特許文献3(特開2009−148157号公報)は、そのファミリー特許として、米国特許第7443148号、第7482791号、および第7482793号を参照することができる。また、特許文献3は、特許文献2に関連し、最大デューティサイクルを高めた一定オン時間利用電圧調整器を提案する。すなわち、固定(一定)オン時間・最小オフ時間制御ループを用いたDC/DCコンバータを提供する。特許文献3は、入力電圧を受けて、最小オン時間・可変オフ時間帰還制御ループを用いてスイッチ出力ノードにスイッチング出力電圧を生成し、第1のオン時間長の経過時または最大オン時間の経過時にハイ側スイッチをオフに切り換える第1の信号を生ずる固定オン時間制御回路を含む。第1のオン時間長は少なくとも最小オン時間の長さを備え、帰還電圧が基準電圧以下に留まる場合は最大オン時間で延長可能であるとしている。
特許文献4(米国特許公報 US7,714,547)は、固定オン時間スイッチモードのDC/DCコンバータを開示する。その図1を参照すると、固定オン時間型のDC/DCコンバータ10は、制御回路12、結合回路16、ランプ信号生成器18を備える。制御回路12は、コンパレータ14、ワンショットタイミング回路30、および、SRフリップフロップ32を備える。
特許文献5(特開2010−226930号公報)は、スイッチング周波数の安定化を図ることができるDC/DCコンバータを提供するとしている。その段落0003の記述によれば、コンパレータ方式のオン時間固定型のDC/DCコンバータは、出力電圧と基準電圧とを比較し、その比較結果に応じて生成した信号により一定期間スイッチ(トランジスタ)を制御(例えばオン)する。従って、スイッチのオフ期間を調整することにより、出力電圧を調整するとしている。
また、特許文献5、段落0005には、コンパレータ方式のDC/DCコンバータでは、入力電圧、出力電圧又は出力電流が変動すると、スイッチのスイッチングのデューティ比が変動するとしている。これにより、スイッチング周波数(スイッチング周期)が変動することになる。このようなスイッチング周波数の変動は、スイッチングにより発生するノイズに対する対策を難しくする旨示唆する。周波数が一定であれば、その周波数に応じて対策することができるからである。また、複数のDC/DCコンバータを動作させると、DC/DCコンバータ間のスイッチングの周波数の差に起因して、複数のスイッチング周波数が干渉し合って電磁波ノイズすなわちEMI[electro-magnetic interference]ノイズを発生するという問題点を指摘する。
図3は本発明に至るにあたり実験に供した固定オン時間制御方式の同期整流型降圧DC/DCコンバータを示す。DC/DCコンバータ30の多くの回路部は集積回路IC3に内蔵されている。集積回路IC3はハイサイドトランジスタQH、ローサイドトランジスタQLを有する。ローサイドトランジスタQLは同期整流トランジスタとしての働きを有する。ハイサイドトランジスタQHの第1主電極Dは入力電圧VINに、その第2主電極SはローサイドトランジスタQLの第1主電極Dにそれぞれ接続されている。
ハイサイドトランジスタQHおよびローサイドトランジスタQLはたとえば、ともにnチャネル型MOSトランジスタで構成されるがこれに限定されない。たとえば、nチャネルとpチャネルのMOSトランジスタを組み合わせてもよい。また、MOSトランジスタではなくバイポーラトランジスタで構成してもよい。
ローサイドトランジスタQLの第2主電極Sは接地電位GNDに接続される。
ハイサイドトランジスタQH、ローサイドトランジスタQLの各制御電極Gにはそれぞれ駆動信号SDH,SDLが入力される。駆動信号SDH,SDLは互いに同期しており、それらの信号の極性はハイサイドトランジスタQHおよびローサイドトランジスタQLのオン・オフ状態が互いに反転するように設定される。
本書においてトランジスタの各電極を指示する語句として、第1主電極、第2主電極、および制御電極なる用語を用いる。MOSトランジスタの場合、第1主電極がドレインであったり、ソースであったりする。また、同様に第2主電極がソースであったり、ドレインであったりするために電極を1つに特定することはできない。しかし、制御電極についてはゲートであると限定することができる。バイポーラトランジスタの場合にも同様のことがいえる。第1主電極と称した場合、その電極はコレクタであったり、エミッタであったりし、第2主電極と称した場合はその電極はエミッタであったり、コレクタであったりするために特定することはできない。しかし、制御電極についてはベースであると限定することができる。
ハイサイドトランジスタQHの第2主電極SとローサイドトランジスタQLの第1主電極Dとは共通接続され、その共通接続点は外部端子T1に接続される。外部端子T1は集積回路IC3に配設された外部端子の中の1つであり、とりわけ外部端子T1はDC/DCコンバータ30の出力端子に相当する。図3に示した集積回路IC3には外部端子T1以外にも多くの端子が配設されているが説明の便宜上図示していない。
外部端子(出力端子)T1と接地電位GNDとの間にはインダクタL1と出力キャパシタC1とが直列に接続されている。インダクタL1と出力キャパシタC1との共通接続点から出力電圧VOUTが出力される。
ハイサイドトランジスタQHの第1主電極Dに供給された入力電圧VINは、それよりも低い電圧に降圧され、ハイサイドトランジスタQHの第2主電極S側から出力電圧VOUTが出力される。入力電圧VIN、出力電圧VOUTの大きさは、たとえば、それぞれ12V、5Vの直流電圧である。
図3は、同期整流型降圧DC/DCコンバータを示すが、併せて固定オン時間制御方式のDC/DCコンバータを構成している。固定オン時間制御方式のDC/DCコンバータ30は、ワンショット回路30Aを備える。
ワンショット回路30Aは、コンパレータCMP1の出力端にワンショットパルスPS1を出力する。ワンショットパルスPS1はたとえば図示しないSRフリップフロップに入力される。
ワンショット回路30Aは、カレントミラー回路CM1を有する。カレントミラー回路CM1はMOSまたはバイポーラで構成した少なくとも一対のトランジスタを有する。カレントミラー回路CM1の一端から定電流I1が出力され、定電流I1はトランジスタQ1の第1主電極Dから第2主電極Sに向かって流れる。
演算増幅器OP1の反転入力端(−)と、トランジスタQ1の第2主電極Sは共通接続され、その共通接続点には抵抗R1が接続されている。このため、定電流I1は演算増幅器OP1の反転入力端(−)の電圧と抵抗R1によって決定される。演算増幅器OP1の反転入力端(−)の電圧は、演算増幅器OP1の回路動作上、演算増幅器OP1の非反転入力端子(+)に入力された基準電圧VB1と等しい。基準電圧VB1は入力電圧VINと、抵抗R2,R3のそれぞれの大きさによって決定される。したがって、定電流I1は抵抗R1の抵抗値をr1とすると、(数1)で表される。
Figure 0005980514
演算増幅器OP1、トランジスタQ1、抵抗R1〜R3、および入力電圧VINによって生成された定電流I1は、カレントミラー回路CM1の他端から出力され、キャパシタC2を充電する。キャパシタC2を充電する電流はカレンミラー回路CM1の回路構成によって定電流I1よりも大きくも小さくすることは容易であるが、本発明の一実施形態では説明の便宜上同じ大きさとしている。
キャパシタC2が定電流I1によって充電され、トランジスタQ2が所定のインターバルでオン・オフが制御されると、キャパシタC2の一端、すなわちコンパレータCMP1の非反転入力端(+)には直線性に優れた三角波信号STが生成される。この三角波信号STによって、ワンショットパルスPS1が生成される。
三角波信号STの振幅STPはコンパレータCMP1の反転入力端(−)の基準電圧VFB3によって決定される。従って、基準電圧VFB3は、出力電圧VOUT、抵抗R4,R5によって決定される。たとえば、出力電圧VOUT=5V、抵抗R4,R5の抵抗値をそれぞれ40KΩ,10KΩとすると、基準電圧VFB3は1Vとなる。したがって、三角波信号STが1Vに達すると、コンパレータCMP1の出力はローレベルからハイレベルに遷移し、オン期間TON1を有するワンショットパルスPS1が出力される。
ワンショットパルスPS1のオン期間TON1は、入力電圧をVIN、出力電圧をVOUT、定電流I1、抵抗R1の抵抗値をr1、キャパシタC2の容量をc2とすると、(数2)で表される。
Figure 0005980514
(数2)から明らかなように、ワンショット回路30Aから出力されるワンショットパルスPS1のオン期間TON1は、入力電圧VINに反比例し、基準電圧VFB3すなわち出力電圧VOUTに比例する。
(数2)は言い換えれば、ワンショット回路30Aを用いて固定オン時間制御方式のDC/DCコンバータを構成した場合、スイッチング素子のオン期間TON1は入力電圧VINと出力電圧VOUTの大きさに依存することを表す。
さて、本発明者は、ワンショット回路30Aを用いた固定オン時間制御方式のDC/DCコンバータでは、負荷電流ILすなわちハイサイドトランジスタQHからインダクタL1に向かって流れる電流が大きくなると、ハイサイドトランジスタQHのオン抵抗が無視できなくなり、スイッチング信号SWのオンデューティ比DONが変動するということを知見した。すなわち、ハイサイドトランジスタQHのオン抵抗によってハイサイドトランジスタQHでの電圧降下が無視できなくなったとしても、DC/DCコンバータの回路構成上、出力電圧VOUTは所定の大きさ、たとえば5Vに制御されるためにオンデューティ比DONが大きくなるということである。言い換えれば、オフ期間TOFFが短くなって、周期が小さくなり、DC/DCコンバータ30の動作周波数が大きくなるということである。
DC/DCコンバータ30の動作周波数が大きく、すなわち高くなると、EMIノイズ対策に支障をきたすとともに、リプル生成回路を用いたDC/DCコンバータではリプル生成回路の動作点が変わることによって、出力電圧VOUTに変動が生じる。なお、リプル生成回路については後述する。
図4は、図3において外部端子T1に出力されるスイッチング信号SWに変化が生じる状態を模式的に示す。スイッチング信号SW1は、DC/DCコンバータ30に流れる負荷電流ILが比較的小さい場合、すなわち負荷が比較的軽い場合を、スイッチング信号SW2は、負荷電流ILが比較的大きい場合、すなわち負荷が比較的重い場合をそれぞれ示す。
負荷電流ILが比較的少ない場合、あるいは、ハイサイドトランジスタQHのオン抵抗RONHが比較的小さい場合には、すなわち、負荷が比較的軽いときには、ハイサイドトランジスタQHのオン抵抗RONHによる電圧降下を無視することができるため、スイッチング信号SW1の振幅VPSW1はほぼ入力電圧VINに等しくなる。このときのスイッチング信号SW1は、オン期間TON1、オフ期間TOFF1、周期T1で示している。なお、周期T1=TON1+TOFF1で表され、スイッチング信号SW1のオンデューティ比DON1は、DON1=TON1/(TON1+TOFF1)で表される。
負荷電流ILが比較的大きい場合、あるいは、ハイサイドトランジスタQHのオン抵抗RONHが比較的大きい場合には、すなわち、負荷が比較的重いときには、ハイサイドトランジスタQHのオン抵抗RONHによる電圧降下が無視できなくなるため、スイッチング信号SW2の振幅VPSW2は入力電圧VINまでは至らず、電圧降下Vdropだけ低下する。電圧降下Vdropは、ハイサイドトランジスタQHのオン抵抗をRONHに、負荷電流ILを乗じた大きさ、すなわち、Vdrop=RONH×ILで示される。なお、スイッチング信号SW2は、オン期間TON2、オフ期間TOFF2、周期T2で示している。なお、周期T2=TON2+TOFF2で表され、スイッチング信号SW2のオンデューティ比DON2は、DON2=TON2/(TON2+TOFF2)で表される。
スイッチング信号SW2の振幅VPSW2が小さくなったとしても、出力電圧VOUTはDC/DCコンバータの回路構成上、所定の大きさ、たとえば5Vに設定されるため、ハイサイドトランジスタQHのオフ期間TOFF2が短くなり、オンデューティ比DON2は、スイッチング信号SW1のオンデューティ比DON1よりも大きく(高く)なる。すなわち、スイッチング信号SW2の周期T2とスイッチング信号SW1の周期T1との間にT2<T1の関係が生じ、スイッチング信号SW2の周波数はスイッチング信号SW1のそれよりも高くなる。
スイッチング信号SW2の周波数が変化すると、ハイサイドトランジスタQHのスイッチングにより発生するノイズ対策を難しくする。なぜならば、周波数が一定であればその周波数成分を減衰させるバンドパスフィルタを用意することができるが、DC/DCコンバータ30の動作周波数がランダムに変動するとその対策が困難になるからである。
図5はノイズ対策を講ずるために用意したもう1つのDC/DCコンバータ50を示す。DC/DCコンバータ50は、図3に示したものと同様に固定オン時間制御方式の同期整流型降圧DC/DCコンバータの1つである。とりわけ、DC/DCコンバータ50の特徴はリプル生成回路RIを備えていることである。固定オン時間(すなわち、一定オン時間)制御方式のDC/DCコンバータは、特許文献3にも示唆されるように、リプルモード制御による一つのタイプである。
DC/DCコンバータ50は、集積回路IC5を有する。集積回路IC5には少なくとも外部端子T1,T2,T3,およびT4が用意されている。外部端子T1はDC/DCコンバータ50の出力端子に相当し、スイッチング信号SWが出力される外部端子T1と接地電位GNDとの間にはインダクタL1と出力キャパシタC1が直列に接続され、インダクタL1と出力キャパシタC1の共通接続点から出力電圧VOUTが出力される。
外部端子T1は、ハイサイドトランジスタQHとローサイドトランジスタQLとの共通接続点に配設される。ハイサイドトランジスタQHは入力電圧VIN側に、ローサイドトランジスタQLは接地電位GND側にそれぞれ配置される。ハイサイドトランジスタQH、ローサイドトランジスタQL、インダクタL1、出力キャパシタC1、入力電圧VIN、出力電圧VOUTは図3に示したものと同じである。
外部端子T2は、コンパレータCMP2の反転入力端(−)を集積回路IC5の外部に取り出すために用意される。外部端子T2には出力電圧VOUTを抵抗R11,R12で分割した帰還電圧VFB5が帰還される。
外部端子T3は、ソフトスタート電圧VSSを生成するキャパシタC6を接続するために用意される。ソフトスタート電圧VSSはこの種のDC/DCコンバータではよく用いられるが、その目的はDC/DCコンバータ50の立上り動作をなだらかにするためである。また、外部端子T3には定電流源CC1とバンドギャップ電圧回路BGが接続されている。
バンドギャップ電圧回路BGは、電源電圧VC1の大きさや周囲温度の変化に依存しないたとえば、1.2Vのバンドギャップ電圧を生成する。
バンドギャップ電圧回路BGで生成された基準電圧はソフトスタート電圧VSSの上限値を制限したり、あるいはソフトスタート電圧VSSの平均電圧を設定したりするために用いられる。
リプル生成回路RIではリプルがソフトスタート電圧VSSに重畳される。リプル生成回路RIは正確に記述すれば擬似リプル成分を生成するための回路機能を有する。リプル生成回路RIを設けることによって、出力キャパシタC1の適用範囲を拡げることができる。
通常、リプル制御方式のDC/DCコンバータは出力リプル電圧を正しく検出するために、ある程度大きな振幅が必要である。このため、ESRが比較的大きな出力キャパシタC1を用意しなければならない。しかし、ESRを大きくし、リプル電圧の振幅を大きくすると、耐ノイズ特性が低下し、負荷電圧特性も低下させるために好ましくない。
リプル生成回路RIを設けるならば任意値のESRを有する出力キャパシタC1に適応させることができる。たとえば、出力キャパシタC1のESRが大きい場合にはリプル生成回路RIで生成するリプル電圧をまったく生成しないか、またはその振幅を小さく抑える。また、出力キャパシタC1のESRが小さい場合にはリプル生成回路RIで生成するリプル電圧の振幅が大きくなるように調整すればよい。なお、リプル生成回路RIの具体的な回路については後述する。
リプル電圧VRIが重畳されたソフトスタート電圧VSSは基準電圧VREF5としてコンパレータCM2の非反転入力端(+)に入力される。コンパレータCM2の反転入力端(−)は、外部端子T2に接続される。外部端子T2は、出力電圧VOUTを抵抗R11,R12で分割した帰還電圧VFB5が帰還されている。
コンパレータCMP2はリプル電圧が重畳された基準電圧VREF5と帰還電圧VFB5を比較し、比較信号VCMP2を出力する。帰還電圧VFB5が基準電圧VREF5よりも高ければ比較信号VCMP2はローレベルとなり、逆に帰還電圧VFB5が基準電圧VREF5よりも低ければ比較信号VCMP2はハイレベルとなる。
比較信号VCMP2はワンショット回路OS1に入力されると共にSRフリップフロップFFのセット端子Sに入力される。
ワンショット回路OS1は、比較信号VCMP2の立上りエッジまたは立下りエッジによってワンショットパルスPS1を出力する。ワンショット回路OS1には外部端子T4を介して出力電圧VOUTが入力される。これによってワンショット回路OS1は出力電圧VOUTによって所定の回路動作点に維持される。
ワンショット回路OS1から出力されたワンショットパルスPS1はSRフリップフロップのリセット端子Rに入力される。
SRフリップフロップFFは、比較信号VCMP2によってセットされ、ワンショットパルスPS1でリセットされた出力信号を出力しドライバDRVに入力する。
ドライバDRVはハイサイドトランジスタQH、ローサイドトランジスタQLをそれぞれドライブするためのドライブ信号DRVH、DRVLを生成する。ドライバDRVはハイサイドトランジスタQHがオン状態のとき、ローサイドトランジスタQLがオフ状態となるドライブ信号を生成する。なお、ドライブ信号DRVHおよびDRVLの極性は必ずしも反転された状態に設定されているわけではなく、ハイサイドトランジスタQHとローサイドトランジスタQLの導電型が異なる場合には互いに同極性のドライブ信号が同期して入力されることになる。
ハイサイドトランジスタQHは入力電圧VINに接続され、外部端子T1に接続されたインダクタL1にエネルギーを供給する。ローサイドトランジスタQLはインダクタL1に蓄積されたエネルギーを同期整流するために用意される。
なお本発明者は、図5に示したリプル制御方式のDC/DCコンバータ50は、帰還電圧VFB5をコンパレータCMP2に入力するための外部端子T2を集積回路IC5に配設しなければならないので、外部端子の数が増加し、また、集積回路IC5の外部に導出されているため耐ノイズ特性が低下することを知見した。
図6は図5に示したリプル制御方式のDC/DCコンバータに用いたリプル生成回路を示す。リプル生成回路RIは、外部端子T1から出力されるスイッチング信号SWを利用して生成される。リプル生成回路RIは、演算増幅器OP2、抵抗R9,R10、およびキャパシタC3で構成される。演算増幅器OP2の非反転入力端(+)には基準電圧VR1が入力される。演算増幅器OP2の反転入力端(−)には抵抗R9と抵抗R10との共通接続点およびキャパシタC3の一端が接続される。抵抗R10とキャパシタC3とは並列に接続され、いわゆる積分回路を構成している。スイッチング信号SWはこの積分回路によって積分され、さらに増幅され演算増幅器OP2の出力には三角波状の擬似リプル電圧DVR1が生成される。
特開2008−29159号公報 特開2009−148155号公報 特開2009−148157号公報 米国特許第7714547号公報 特開2010−226930号公報
本発明のDC/DCコンバータは特許文献1〜5に示された固定オン時間制御方式のDC/DCコンバータと技術分野はではほぼ共通する。また、本発明のDC/DCコンバータは、図3および図5で説明した耐ノイズ特性を向上させることができるDC/DCコンバータを提供するものである。
本発明のDC/DCコンバータは、入力電圧と、前記入力電圧を変換して出力電圧を取り出す外部端子と、前記外部端子に接続されるインダクタと、前記インダクタにエネルギーを供給するために前記入力電圧に第1主電極が、前記インダクタに第2主電極が接続されるスイッチング素子と、前記インダクタに蓄積されたエネルギーを平滑するとともに前記出力電圧が出力される出力キャパシタと、前記出力キャパシタに生じた前記出力電圧を前記スイッチング素子側に帰還する帰還電圧生成回路と、前記スイッチング素子がオンしたときのオン電圧と前記帰還電圧生成回路で生成した帰還電圧とを加算する加算器を備える。
また本発明の別のDC/DCコンバータは、入力電圧と、前記入力電圧を変換して出力電圧を取り出す出力端子と、前記入力電圧と前記出力端子との間に接続され第1主電極、第2主電極、および制御電極を有しオンオフ動作を繰り返すスイッチング素子と、前記スイッチング素子の前記第1主電極または前記第2主電極のいずれか一方に接続されたインダクタと、前記インダクタに蓄積されたエネルギーを平滑する出力キャパシタと、前記出力電圧を前記スイッチング素子側に帰還するために第1帰還抵抗と第2帰還抵抗とで構成された帰還電圧生成回路と、前記スイッチング素子を駆動するための集積回路を備えたDC/DCコンバータであって、前記第1帰還抵抗および前記第2帰還抵抗は前記集積回路に内蔵されている。
本発明によれば、ハイサイドトランジスタすなわちスイッチング素子のオン抵抗によって生じるオン電圧が増加するにつれてオンデューティ比を高めるようにしたので、DC/DCコンバータの動作点が変化し、動作周波数が変動するという不具合を排除し、耐ノイズ特性の低下を抑止することができる。また、本発明の別の発明によれば、出力電圧を決定するための帰還抵抗を集積回路に内蔵するようにしたので、外来ノイズによって耐ノイズ特性が低下するという不具合を排除することができる。
本発明の第1の実施形態にかかるDC/DCコンバータの概略回路図である。 本発明の第2の実施形態にかかるDC/DCコンバータの概略回路図である。 本発明の第1の実施形態に至るにあたり実験に供した固定オン時間制御方式の同期整流型降圧、DC/DCコンバータを示す。 図3に示したDC/DCコンバータのスイッチング素子に出力されるスイッチング信号を模式的に示す。 本発明の第2の実施形態に至るにあたり実験に供した固定オン時間制御方式の同期整流型降圧、DC/DCコンバータを示す。 図5に示したDC/DCコンバータに用いたリプル生成回路を示す。 DC/DCコンバータ10の動作を説明するためのタイミングチャート DC/DCコンバータを搭載したテレビの一構成例を示すブロック図 DC/DCコンバータを搭載したテレビの正面図 DC/DCコンバータを搭載したテレビの側面図 DC/DCコンバータを搭載したテレビの背面図
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態にかかるDC/DCコンバータを示す。DC/DCコンバータ10は、図3に示した多くの回路構成部を利用しており、これらの回路部の動作説明は割愛する。ハイサイドトランジスタQHは本発明でいうスッチング素子に相当し、ローサイドトランジスタQLは同期整流素子としての働きを有する。
図1に示した本発明の第1の実施形態の特徴は端的にいえば、入力電圧VINと、入力電圧VINを変換して出力電圧VOUTを取り出す外部端子T1と、外部端子T1に接続されるインダクタL1と、インダクタL1にエネルギーを供給するために入力電圧VINに第1主電極Dが、インダクタL1に第2主電極Sが接続されるハイサイドトランジスタ(スイッチング素子)QHと、インダクタL1に蓄積されたエネルギーを平滑するとともに出力電圧VOUTが出力される出力キャパシタC1と、出力キャパシタC1に生じた出力電圧VOUTをハイサイドトランジスタ(スイッチング素子)QH側に帰還する帰還電圧生成回路(出力電圧VOUT、帰還抵抗R4,R5)と、ハイサイドトランジスタ(スイッチング素子)QHがオンしたときのオン電圧と帰還電圧生成回路(出力電圧VOUT、帰還抵抗R4,R5)で生成した帰還電圧VFB1とを加算する加算器CBを備えている。
なお、スイッチング素子QHがオンしたときのオン電圧はスイッチング素子QHと並列に接続された検知トランジスタQDから取り出される。詳細は後述する。
さて、図1に示したDC/DCコンバータ10と、図3に示したDC/DCコンバータ30との第1の相違点は、ハイサイドトランジスタQHと並列に検知トランジスタQDを構成したことである。すなわち、ハイサイドトランジスタQHの第1主電極Dは、検知抵抗RDを介して、検知トランジスタQDの第1主電極Dと共通接続している。ハイサイドトランジスタQHの第2主電極Sと検知トランジスタQDの第2主電極Sとは共通接続されている。共通接続点は外部端子T1に導出される。
検知抵抗RDの抵抗値は検知トランジスタQDがオンしたときのオン抵抗RQDに比べて十分に大きくなるように、すなわち、RD≧RQDに選ぶ。なぜならば、こうした条件に設定すれば、ハイサイドトランジスタQHのオン抵抗によって生じる電圧降下分にほぼ等しい電圧を検知抵抗RDの一端に取り出すことができるからである。もし、検知抵抗RDとオン抵抗RQDがほぼ等しい場合には検知抵抗RDの一端にはハイサイドトランジスタQHのオン抵抗によって生じる電圧降下分の半分程度しか出力することができなくなるので好ましいとはいえない。
なお、検知トランジスタQDの物理的なサイズはハイサイドトランジスタQHのそれとの関係で何らの制約を受けることはない。したがって、検知トランジスタQDの物理的なサイズはハイサイドトランジスタQHを配慮せずに単独で決めることができる。しかし、検知トランジスタQDの物理的サイズを小さくすればするほど、一般的にオン抵抗RQDは大きくなる。なお、検知抵抗RDは検知トランジスタQDの第1主電極Dではなく第2主電極Sに接続してもよい。
図1に示した本発明と図3に示したものとの第2の相違点は、レベルシフタLSを設けたことである。レベルシフタLSは、検知トランジスタQDから取り出した検知電圧VQDを、入力電圧VIN側から接地電位GND側にシフトさせるために用意されている。すなわち、検知電圧VQDは比較的高電位である入力電圧VINを基準として取り出しているために、このままでは後段の加算器CBとの結合が困難となる。このため、高電位側から低電位側、すなわち、接地電位GND側に検知電圧VQDをシフトさせている。したがって、レベルシフタLSは後段の回路部との直流結合を容易に行うために用意されている。
レベルシフタLSの出力には高電位側から低電位側にシフトされた検知電圧VQD1が出力される。検知電圧VQD1の大きさは、ハイサイドトランジスタQHのオン抵抗をRONHとし、ハイサイドトランジスタQHに流れる出力電流をIとすると、VQD1=RONH×Iで示される。検知電圧VQD1は加算器CBにおいて、帰還電圧VFB1と加算される。
第3の相違点は、加算器CBを設けたことである。加算器CBは、ハイサイドトランジスタQHがオンしたときのオン電圧を検知トランジスタQDから検知電圧VQDとして取り出し、この検知電圧VQD(より具体的にはレベルシフタLSを介して入力される検知電圧VQD1)と、出力電圧VOUTの帰還電圧VFB1を加算するために用意されている。帰還電圧VFB1は帰還抵抗R4,R5、および出力電圧VOUTによって決定される。したがって、帰還抵抗R4,R5、および出力電圧VOUTは帰還電圧生成回路を構成している
なお、出力電圧VOUTは、インダクタL1と出力キャパシタC1との共通接続点に出力された、いわゆるDC/DCコンバータの出力電圧である。
さて、降圧型DC/DCコンバータのオンデューティ比DONは前に述べたように、入力電圧VINと出力電圧VOUTの大きさによって一意的に決定される。しかし、この状態が成立するのはハイサイドトランジスタQHおよびローサイドトランジスタQLのオン抵抗を無視した場合である。しかし、DC/DCコンバータ10の負荷が重くなればなるほどこれらのオン抵抗を無視することができなくなる。
図1において、ハイサイドトランジスタQH、ローサイドトランジスタQLがそれぞれオンしたときのオン抵抗をそれぞれRONH、RONL、ハイサイドトランジスタQHのオン期間をTON、オフ期間をTOFFとし、それぞれの期間にインダクタL1に流れる電流の増加分を△ION、△IOFFとすると、(数3),(数4)で表される。なお、(数3)、(数4)において、“L”はインダクタL1のインダクタンスを、“I”はハイサイドトランジスタQHまたはローサイドトランジスタ(同期整流トランジスタ)QLから供給される出力電流の大きさを示す。なお、ローサイドトランジスタQLからインダクタL1への電流経路はハイサイドトランジスタQHのオフ期間TOFFに形成される。
Figure 0005980514
Figure 0005980514
(数3)、(数4)において、インダクタL1に流れる電流が連続しているとすると、インダクタL1に流れる負荷電流は増減することはなく、△ION=△IOFFとみなされるので、オンデューティ比DONは(数5)で表される。
Figure 0005980514
なお、ハイサイドトランジスタQHのオン抵抗RONHとローサイドトランジスタQLのオン抵抗RONLが互いに等しければ、(数5)に示したオンデューティ比DONは(数6)で表すことができる。
Figure 0005980514
(数6)から明らかになるように本発明の第1の実施形態においては、ハイサイドトランジスタQH、すなわち、スイッチング素子のオンデューティ比DONは、入力電圧VINに反比例するとともに、、ハイサイドトランジスタQHのオン抵抗RONHに出力電流Iを乗じた電圧と出力電圧VOUTとの和に比例するようにすることができる。これによって、出力電流Iが増大し動作周波数が大きくなるという不具合を排除することができ、耐ノイズ特性の低下を未然に抑止することができる。
DC/DCコンバータ10におけるオン期間TONの可変制御については、上記の説明によって十分に理解することが可能であるが、以下では、その理解をより深めるために、図7を参照しながら具体的に説明する。
図7は、DC/DCコンバータ10の動作をより具体的に説明するためのタイミングチャートであり、先出の図4と同様、負荷の軽重(負荷電流ILの大小)に起因して、外部端子T1に出力されるスイッチング信号SWに変化が生じる様子を模式的に示している。
図7において、上段のスイッチング信号SW1は軽負荷時の挙動を示しており、中段のスイッチング信号SW2と下段のスイッチング信号SW3は、いずれも重負荷時の挙動を示している。ここで、スイッチング信号SW2とスイッチング信号SW3との違いは、上記の(数6)に基づいて、負荷電流ILを反映したオン期間TONの可変制御が行われているか否かである。
なお、スイッチング信号SW2は、負荷電流ILを反映したオン期間TONの可変制御が行われない場合の挙動を示しており、スイッチング信号SW3は、負荷電流ILを反映したオン期間TONの可変制御が行われる場合(すなわち、第1の実施形態を採用した場合)の挙動を示している。
負荷電流ILを反映したオン期間TONの可変制御が行われない場合には、スイッチング信号SW1とスイッチング信号SW2を比較すれば分かるように、負荷の軽重(負荷電流ILの大小)に起因して、スイッチング周期に変動が生じてしまう(T1≠T2)。
一方、負荷電流ILを反映したオン期間TONの可変制御が行われる場合には、スイッチング信号SW1とスイッチング信号SW3を比較すれば分かるように、負荷が軽い(負荷電流ILが小さい)ほどオン期間TONが短くなり、負荷が重い(負荷電流ILが大きいほど)オン期間TONが長くなるので(TON1<TON3)、負荷の軽重(負荷電流ILの大小)に依ることなく、スイッチング周期(延いてはスイッチング周波数)を常に一定に維持することが可能となる。
このように、負荷に流れる負荷電流ILの大小に応じてオン時間TONを設定するオン時間設定部(図1の例では、検知トランジスタQD、検知抵抗RD、レベルシフタLS、及び、加算器CBにより形成された回路ブロック)の働きにより、スイッチング信号SWの周波数変動を抑制することにより、スイッチング信号SWに基づいて生成される疑似リップルの周波数変動も抑制することができるので、結果として、ロードレギュレーション特性(負荷変動に対する出力電圧OUTの安定性)を向上することが可能となる。また、EMI対策の面でも有利となる。
なお図1には同期整流型降圧DC/DCコンバータを示したが、ローサイドトランジスタ(同期整流トランジスタ)QLをダイオードに替えた、いわゆるダイオード整流型の降圧DC/DCコンバータにも本発明は適用することができる。
<第2の実施形態>
図2は、本発明の第2の実施形態にかかる。耐ノイズ特性を向上させる点では第1の実施形態と共通する。
DC/DCコンバータ20の主体回路部は集積回路IC2で示される。集積回路IC2は、図5に示した集積回路IC5に内蔵された多くの回路部を利用することができるので、これらの回路部の動作説明は割愛する。ここで図2と図5との相違点を説明する。まず、第1の相違点は集積回路IC2が外部端子T2を備えていないことである。外部端子T2を削減させることは集積回路IC2を構成する上で好都合である。なぜならば、集積回路IC2を実装するパッケージの小型化が図れるからである。また、削減できた外部端子T2を他の回路部に用いるならば、集積回路IC1に内蔵する回路機能を増加させることができる。
図2に示した第2の実施形態が図5に示したものと相違する第2の相違点は出力電圧VOUTを帰還させるための帰還抵抗R11a,R12aを集積回路IC2に内蔵させたことである。帰還抵抗R11a,R12aは、図5に示したDC/DCコンバータ50ではそれぞれ帰還抵抗R11,R12に相当する。
第2の実施形態が図5に示したものと相違する第3の相違点はコンパレータCMP2の非反転入力端(+)を集積回路IC2の外部端子として取り出したことである。第3の相違点は第2の相違点に関連している。すなわち、帰還抵抗R11a,R12aを集積回路IC2に内蔵させることで、出力電圧VOUTの調整が集積回路IC2の外部から調整することができなくなる。こうした不具合を解消するためにコンパレータCMP2の非反転入力端(+)を直接、集積回路IC2の外部端子に取り出し、併せて、コンパレータCMP2の非反転入力端(+)にソフトスタート電圧VREF2を供給するようにしたのである。
第2の実施形態が図5に示したものと相違する第4の相違点は第3の相違点にも関連するが、コンパレータCMP2の非反転入力端(+)、すなわち、外部端子T3と接地電位GNDとの間に抵抗Rrefを接続するようしたことである。抵抗Rrefと並列に接続されるキャパシタC4とを組み合わせることによって、コンパレータCMP2の回路動作点を調整できる。すなわち、帰還抵抗R11a,R12aを調整するのと同等の調整をコンパレータCMP2の非反転入力端(+)側で行うものである。
図2に示した本発明の第2の実施形態の特徴は端的にいえば、入力電圧VINと、入力電圧VINを変換して出力電圧VOUTを取り出す出力端子T1と、入力電圧VINと出力端子T1との間に接続され第1主電極D、第2主電極S、および制御電極Gを有しオンオフ動作を繰り返すスイッチング素子QHと、スイッチング素子QHの第1主電極Dまたは第2主電極Sのいずれか一方に接続されたインダクタL1と、インダクタL1に蓄積されたエネルギーを平滑する出力キャパシタC1と、出力電圧VOUTをスイッチング素子QH側に帰還するために第1帰還抵抗R11aと第2帰還抵抗12aとで構成された帰還電圧生成回路と、スイッチング素子を駆動するための集積回路IC2を備えたDC/DCコンバータ20であって、第1帰還抵抗R11aおよび第2帰還抵抗R12aは集積回路IC2に内蔵されている。
コンパレータCMP2は、非反転入力端(+)に入力されるソフトスタート電圧VREF2と、帰還電圧VFB2を比較し、ソフトスタート電圧VREF2が帰還電圧VFB2よりも高い場合にはワンショット回路OS1は、ローレベルからハイレベルに遷移するワンショットパルスPS1を、逆に帰還電圧VFB2がソフトスタート電圧VREF2よりも高い場合には、ハイレベルからローレベルに遷移するワンショットパルスを出力する。こうした、回路動作の調整と制御は、図2に示したDC/DCコンバータ20では、コンパレータCMP2の非反転入力端(+)に接続される帰還電圧VFB2の調整ではなく、外部端子T3に接続される抵抗Rref、キャパシタC4の大きさを調整することで行われる。
<テレビへの適用>
図8は、DC/DCコンバータを搭載したテレビの一構成例を示すブロック図である。また、図9A〜図9Cは、それぞれ、DC/DCコンバータを搭載したテレビの正面図、側面図、及び、背面図である。本構成例のテレビXは、チューナ部X1と、デコーダ部X2と、表示部X3と、スピーカ部X4と、操作部X5と、インタフェイス部X6と、制御部X7と、電源部X8と、を有する。
チューナ部X1は、テレビXに外部接続されるアンテナX0で受信された受信信号から所望チャンネルの放送信号を選局する。
デコーダ部X2は、チューナX1で選局された放送信号から映像信号と音声信号を生成する。また、デコーダ部X2は、インタフェイス部X6からの外部入力信号に基づいて、映像信号と音声信号を生成する機能も備えている。
表示部X3は、デコーダ部X2で生成された映像信号を映像として出力する。表示部X3としては、液晶表示パネルなどを好適に用いることができる。
スピーカ部X4は、デコーダ部で生成された音声信号を音声として出力する。
操作部X5は、ユーザ操作を受け付けるヒューマンインタフェイスの一つである。操作部X5としては、ボタン、スイッチ、リモートコントローラなどを用いることができる。
インタフェイス部X6は、外部デバイス(光ディスクプレーヤやハードディスクドライブなど)から外部入力信号を受け付けるフロントエンドである。
制御部X7は、上記各部X1〜X6の動作を統括的に制御する。制御部X7としては、CPU[central processing unit]などを用いることができる。
電源部X8は、上記各部X1〜X7に電力供給を行う。電源部X8としては、先述のDC/DCコンバータ10または20を好適に用いることができる。
本発明のDC/DCコンバータは第1の実施形態では、比較的簡便な回路構成によって耐ノイズ特性を向上させることができる。また、第2の実施形態では外部端子を削減することができるとともにノイズ影響を受けやすい出力電圧の帰還端子を集積回路の外部端子から排除するようにしたので耐ノイズ特性を向上させることができる。してみれば、本発明のDC/DCコンバータはその産業上の利用可能性は高いといえる。
10,20 DC/DCコンバータ
C1 出力キャパシ
C2,C3,C4 キャパシタ
CB 加算器
CC1 定電流源
CM1 カレンミラー回路
CMP1,CMP2 コンパレータ
DRV ドライバ
FF SRフリップフロップ
IC1,IC2 集積回路
L1 インダクタ
LS レベルシフタ
OS1 ワンショット回路
Q1,Q2 トランジスタ
QD 検知トランジスタ
QH ハイサイドトランジスタ(スイッチング素子)
QL ローサイドトランジスタ(同期整流トランジスタ)
T1,T2,T3,T4 外部端子
X テレビ
X0 アンテナ
X1 チューナ部
X2 デコーダ部
X3 表示部
X4 スピーカ部
X5 操作部
X6 インタフェイス部
X7 制御部
X8 電源部

Claims (4)

  1. 入力電圧と、前記入力電圧を変換して出力電圧を取り出す出力端子と、前記入力電圧と前記出力端子との間に接続され第1主電極、第2主電極、および制御電極を有しオンオフ動作を繰り返すスイッチング素子と、前記スイッチング素子の前記第1主電極または前記第2主電極のいずれか一方に接続されたインダクタと、前記インダクタに蓄積されたエネルギーを平滑する出力キャパシタと、前記出力電圧を前記スイッチング素子側に帰還するために第1帰還抵抗と第2帰還抵抗とで構成された帰還電圧生成回路と、前記スイッチング素子を駆動するための集積回路を備えたDC/DCコンバータであって、前記第1帰還抵抗および前記第2帰還抵抗は前記集積回路に内蔵されており、
    さらに、前記DC/DCコンバータは、前記DC/DCコンバータをソフトスタート動作させるための傾斜信号を生成する傾斜信号生成回路を備え、前記傾斜信号生成回路は定電流回路と抵抗とキャパシタとで構成され、前記定電流回路は前記集積回路に内蔵され、前記抵抗および前記キャパシタは前記集積回路の外部に配設されており、
    さらに、前記DC/DCコンバータは、電源電圧に接続された定電流回路と、前記定電流回路の一端と接地電位との間に接続され前記抵抗と前記抵抗と並列に接続された前記キャパシタと、前記抵抗と前記キャパシタとの並列接続点と前記定電流回路との共通接続点に生じた前記傾斜信号がその一端に入力され、その他端に前記第1帰還抵抗と前記第2帰還抵抗とに分割された帰還電圧が入力されるコンパレータと、前記コンパレータの出力によって駆動されるワンショット回路を備えたDC/DCコンバータ。
  2. 請求項1において、前記DC/DCコンバータは第1主電極、第2主電極、および制御電極を有する同期整流トランジスタを備え、前記同期整流トランジスタは、前記出力端子に第1主電極が、接地電位に第2主電極がそれぞれ接続され、前記同期整流トランジスタの前記制御電極には前記スイッチング素子がオンのときにオフとなり、前記スイッチング素子がオフのときにオンとなる駆動信号が入力されるDC/DCコンバータ。
  3. 請求項1において、前記出力端子と接地電位との間には前記出力端子にカソード、前記接地電位がアノードに接続されたダイオードが接続されたDC/DCコンバータ。
  4. 受信信号から所望チャンネルの放送信号を選局するチューナ部と、
    前記チューナで選局された放送信号から映像信号と音声信号を生成するデコーダ部と、
    前記映像信号を映像として出力する表示部と、
    前記音声信号を音声として出力するスピーカ部と、
    ユーザ操作を受け付ける操作部と、
    外部入力信号を受け付けるインタフェイス部と、
    上記各部の動作を統括的に制御する制御部と、
    上記各部に電力供給を行う電源部と、
    を有し、
    前記電源部は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のDC/DCコンバータを含むことを特徴とするテレビ。
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