JP5980409B2 - シューズアッパーの編成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シューズアッパーの編成方法に関する。
シューズは、着用者の足裏を覆うソールカバー部と、着用者の甲側の部分を覆うインステップカバー部と、で構成されるシューズアッパーを備える。外履きのシューズでは、このシューズアッパーのソールカバー部に、合成樹脂などでできたアウターソールが取り付けられる。近年、シューズアッパーを構成するインステップカバー部とソールカバー部のうち、インステップカバー部を一枚の編地で構成し、生産性良くシューズを作製することが試みられている。例えば、特許文献1では、平面展開された状態のインステップカバー部を一枚の編地で作製し、それをソールカバー部と共に合成樹脂などでできたアウターソールに接合することで、シューズを完成させている。
上記シューズアッパーは、熱融着糸と非熱融着糸とを含む編糸で編成され、編成後に熱処理を施すことで成形される。その結果、シューズアッパーを構成する編目の形状、即ちシューズアッパーの形状が崩れ難くなる。このようなシューズアッパーには、特に強度が要求される箇所が幾つか存在する。例えば、特許文献1では、靴紐を通す鳩目孔(eyelet)の近傍からインステップカバー部の側面にかけての部分にインレイ編糸(補強編糸)を編み込んで、当該部分を補強している。
国際公開第2012/125473号
上記インレイ編糸を用いてシューズアッパーの一部を補強する場合、インレイ編糸には高張力の糸を用いることが一般的である。シューズアッパーに作用する引っ張り力を高張力のインレイ編糸に受けさせ、シューズアッパーの伸びを抑制するためである。しかし、この補強方法では、シューズアッパーに複数の補強箇所があり、かつ各補強箇所の補強度合いを変化させる場合、あるいは一つの補強箇所の補強度合いを部分的に変化させる場合、張力の異なる複数のインレイ編糸を使い分けする必要がある。横編機に備わる給糸口の数は限られているため、例えばカラフルなシューズアッパーを編成する場合、色彩のための給糸口を多くすると補強のための給糸口が不足する恐れがあり、補強のための給糸口を多くすると色彩のための給糸口が不足する恐れがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的の一つは、少ない給糸口でシューズアッパーの補強度合いに変化を持たせることができるシューズアッパーの編成方法を提供することにある。
本発明のシューズアッパーの編成方法は、着用者の甲側の部分を覆うインステップカバー部と、着用者の足裏を覆うソールカバー部と、を備えるシューズアッパーの編成方法である。この本発明のシューズアッパーの編成方法は、インステップカバー部とソールカバー部を無縫製で立体的に編成し、その編成の途中で、非熱融着糸と熱融着糸とを含むベース編糸を用いてシューズアッパーの一部を構成するベース部を少なくとも一つ編成すると共に、熱融着糸を含む補強編糸をベース部に編み込むことで、ベース部を補強する下記補強操作I、および補強操作IIの少なくとも一方を行なうことを特徴とする。
[補強操作I]…ベース部を構成する複数段の編目列のうち、少なくとも一部の段の編目列に対する補強編糸の編成回数を、他の段の編目列に対する補強編糸の編成回数と異ならせ、ベース部の補強度合いに部分的な変化を持たせる補強操作。
[補強操作II]…シューズアッパーに複数のベース部を編成する場合、一部のベース部に対する補強編糸の編成回数を、他のベース部に対する補強編糸の編成回数と異ならせ、各ベース部の補強度合いに変化を持たせる補強操作。
本発明のシューズアッパーの編成方法の一形態として、補強編糸が編み込まれるベース部を、インステップカバー部とソールカバー部とに跨がって編成する形態を挙げることができる。
本発明のシューズアッパーの編成方法の一形態として、補強編糸は、非熱融着糸を含む形態を挙げることができる。
本発明のシューズアッパーの編成方法の一形態として、補強編糸は、タック編成によりベース部に編み込む形態を挙げることができる。例えば、タック編成を用いて上記補強操作Iを行なう場合、ベース部のn番目の編目列に対して給糸口を往復させる2コース分のタック編成(編成回数=2)を行ない、n+1番目の編目列に対して3コース分のタック編成(編成回数=3)を行なう形態を挙げることができる。
本発明のシューズアッパーの編成方法の一形態として、補強編糸は、インレイ編成によりベース部に編み込む形態を挙げることができる。例えば、インレイ編成を用いて上記補強操作Iを行なう場合、ベース部のn番目の編目列に対して2コース分のインレイ編成(編成回数=2)を行ない、n+1番目の編目列に対して3コース分のインレイ編成(編成回数=3)を行なう形態を挙げることができる。
上記タック編成、およびインレイ編成は、組み合わせて行なうことができる。例えば、ベース部を構成する特定の編目列に対して、タック編成とインレイ編成の両方を行なっても良い。
本発明のシューズアッパーの編成方法によれば、少ない給糸口でシューズアッパーの補強度合いに変化を持たせることができる。それは、ベース部に補強編糸を編み込む編成回数によってベース部の補強度合いに変化を持たせているため、補強度合いの変化数に対応する数の補強編糸を用意する必要がないからである。例えば、シューズアッパーに四つのベース部があり、各ベース部の補強度合いを異ならせる場合、用意する補強編糸の数(即ち、補強のために使用される給糸口の数)を三つ以下、究極的には一つとすることができる。
また、本発明のシューズアッパーの編成方法では、ベース部を構成するベース編糸と、ベース部を補強する補強編糸が共に熱融着糸を含んでおり、そのことがベース部の補強度合いを変化させることに大きく寄与する。本発明のシューズアッパーの編成方法で編成されたシューズアッパーを熱処理すると、ベース編糸に含まれる熱融着糸が溶解して、ベース編糸に含まれる非熱融着糸で形成されるベース部の編目の形状・配置状態が固定される。同時に、補強編糸に含まれる熱融着糸も溶融し、ベース部の編目の形状・配置状態が補強される。このとき、補強編糸の編成回数を多くしておけば、熱処理の際に溶融する熱融着糸の量が増加し、補強効果が増す。つまり、単に熱融着糸を含まない補強編糸の編成回数を増加させるよりも、熱融着糸を含む補強編糸の編成回数を増加させる方が、高い補強効果を得ることができる。
ここで、本発明のシューズアッパーの編成方法と異なり、補強編糸に熱融着糸を含ませず、ベース編糸の太さを変えずにベース編糸における熱融着糸の割合を大きくする(即ち、非熱融着糸の割合を小さくする)と、非熱融着糸でできたベース部の編目が細くなって、ベース部の強度が低下する。また、ベース編糸における熱融着糸の絶対量を多くすると、ベース編糸が太くなって、ベース部の編成が行ない難くなる場合がある。これらの問題点は、補強編糸に熱融着糸を含ませる本発明のシューズアッパーの編成方法では生じない。
インステップカバー部とソールカバー部とに跨がってベース部を編成する本発明のシューズアッパーの編成方法によれば、ベース部に作用する引っ張り力を分散させることができ、ベース部の編目の形状・配置が崩れ難い。
補強編糸に非熱融着糸を含ませた本発明のシューズアッパーの編成方法によれば、ベース部に作用する引っ張り力を、補強編糸の非熱融着糸に受けさせることができ、ベース部の編目の形状・配置が崩れ難い。
実施形態1に示すシューズアッパーの概略上面斜視図である。 実施形態1のシューズアッパーの編成工程を模式的に示す編成工程イメージ図である。 シューズアッパーの補強部の編成にインレイ編成を用いた場合の編成工程図である。
以下、本発明のシューズアッパーの編成方法の実施形態を図に基づいて説明する。シューズアッパーの編成方法には、少なくとも前後一対の針床を備え、前後の針床間で編目の目移しが可能な2枚ベッド横編機を用いた。もちろん、使用する横編機は、2枚ベッド横編機に限定されるわけではなく、例えば4枚ベッド横編機であっても良い。
<実施形態1>
≪全体構成≫
図1に示す本実施形態のシューズアッパー1は、着用者の足の甲側の部分を覆うインステップカバー部3と、着用者の足裏の部分を覆うソールカバー部2と、を備える。このシューズアッパー1は、以下の二点で従来のシューズアッパーと異なる。
[1]インステップカバー部3とソールカバー部2とが無縫製で立体的に編成されている。
[2]熱融着糸を含む補強編糸が編み込まれることで補強されるベース部10が、シューズアッパー1に複数存在し、かつ各ベース部10の補強度合いが異なる。
実施形態1のシューズアッパー1が無縫製で立体的に編成されるのは、シューズアッパー1のインステップカバー部3のうち、着用者のアキレス腱から踵にかけての領域に対応する位置でインステップカバー部3の上端から下端に至るヒールカバー部3Hが形成されているからである。ヒールカバー部3Hを除く部分は、ボディー部3Bとする。ヒールカバー部3Hは、所定幅、例えば、3目以上の編幅を有しており、このヒールカバー部3Hを構成する編組織の編目の向きは、シューズアッパーの高さ方向(下向き)に向いている(上方の丸囲み拡大図を参照)。
上記ヒールカバー部3Hとソールカバー部2との境界にあたる辺L1では、ヒールカバー部3Hのウエール方向の終端部に連続してソールカバー部2のウエール方向の始端部が接続されている。一方、ヒールカバー部3Hとボディー部3Bとの境界にあたる辺L2,L3では、ヒールカバー部3Hの編幅方向端部(側端)に連続して、ボディー部3Bのウエール方向の始端部が接続されている。そのため、ヒールカバー部3Hの編目の向きがシューズアッパー1の高さ方向に向いているのに対して、ボディー部3Bの編目の向きはシューズアッパー1の長さ方向(前向き)に向く(下方の丸囲み拡大図を参照)。このように、辺L2,L3の位置で、ヒールカバー部3Hの編幅方向の端部と、ボディー部3Bのウエール方向の端部とが接続されることで、ヒールカバー部3Hとボディー部3Bとが立体的に繋がった状態となる。
上記ボディー部3Bの甲側部分(即ち、インステップカバー部3の甲側部分)には、後述するインサート部4から爪先に向かって延びるスリット50が形成されており、履き口40から足を挿入し易くなっている。また、ボディー部3Bにおけるスリット50を挟む位置には靴紐を通す鳩目を取り付けるための鳩目孔60が形成されている。
その他、本実施形態のシューズアッパー1にはインサート部4が設けられている。インサート部4は、このシューズアッパー1の履き口40近傍の縁部、即ちインステップカバー部2の上端縁部に設けられた編組織であり、ボディー部3Bとヒールカバー部3Hとに無縫製で接続されている。インサート部4は主に、履き口40近傍におけるインステップカバー部3の縁部の輪郭形状を安定させる機能を持ち、その結果、履き口40から足を挿入し易いシューズアッパー1とすることができる。このインサート部4の編目の向きは、後述する編成工程を反映して、ヒールカバー部3Hの編目と同じ向きに向いている。
≪ベース部≫
本実施形態では、補強編糸を編み込むベース部10を二箇所とした。一箇所目は、上述したヒールカバー部3Hである。ヒールカバー部3Hは、シューズアッパー1における足首の位置を固定するヒールカウンターの役割を果たす箇所に設けられ、容易に屈曲しない強度を有することが求められる。二箇所目は、着用者の足指の付け根よりもやや踵側の部分を取り囲む部分である。この部分は、シューズアッパー1の内部で着用者の足が前後にズレないように、足にシューズアッパー1を固定する役割を果たしており、この部分が伸びると足にシューズアッパー1を固定できなくなる。そこで、これら二箇所のベース部10が容易に伸びないように、熱融着糸を含む補強編糸を用いてベース部10を補強する。補強の仕方の詳細については後述する。
≪シューズアッパーの編成方法≫
上記シューズアッパー1は、シューズアッパー1の右側部分を横編機の一方の針床で、左側部分を他方の針床で編成することで作製することができる。図2は、シューズアッパー1の右側部分の編成手順を模式的に示す編成イメージ図である。シューズアッパー1の左側部分は、図2の紙面奥側に配置されていると考えて良く、紙面右側でシューズアッパー1の右側部分と左側部分は繋がっている。シューズアッパー1の左側部分は、右側部分と同様の編成により編成されるので、その説明は省略する。なお、言うまでもないが、足の形状は左右非対称であるため、足の形状に合わせてシューズアッパー1の右側部分と左側部分の編幅などを変えることが好ましい。
図2では、下側から上側に向かって編成が進む。本実施形態におけるシューズアッパー1は、インサート部領域α、踵領域β、本体後部領域γ、本体中部領域δ、および本体前部領域εの五つの領域に分けて編成される。領域αはインサート部4、領域βはヒールカバー部3H(ベース部10)、領域γ〜εはボディー部3Bおよびソールカバー部2に対応する。各領域α〜εは基本的に、C字状編成もしくは筒状編成によって編成される(両端にアローヘッドが付いた矢印はC字状編成、片側にのみアローヘッドが付いた矢印は筒状編成を示す)。ここで、図2の短点線はインステップカバー部3とソールカバー部2との境界を、長点線は減し目を行なった部分を、一点鎖線は上記領域α〜εの境界を表しており、図2では編成の要所となる位置に小文字アルファベットa〜lを付している。
[インサート部領域αの編成]
図2に示す編成では、まず右側を折り返し位置とするC字状編成を行なって、インサート部4を編成する。つまり、紙面左側の位置では前後に係止されるインサート部4は繋がっておらず、この繋がっていない部分からスリット50(図1参照)が形成される。
[踵領域βの編成]
インサート部4の一部の編目のウエール方向に続いて複数段の編目列を編成する。この複数段の編目列によってヒールカバー部3Hが構成される。その際、ヒールカバー部3Hの編目列を1〜3段分編成することと、編成した編目列をインサート部4から離れる側(右側)に目移しすること、とを繰り返す。目移しを行なった編目列のウエール方向に連続して新たな編目列を編成する際は、新たな編目列の編幅方向端部において掛け目を形成する。つまり、図中、c−eのラインには掛け目が並ぶことになる。このような編成を繰り返してヒールカバー部3Hを完成させると、針床の編針には、a−cの編目、c−eの掛け目、およびe−fの編目が係止された状態となる。上記a−cの編目はインサート部4のウエール方向終端部の編目、c−eの掛け目はヒールカバー部3Hの編幅方向端部の掛け目(図1の辺L2に相当)、e−fの編目はヒールカバー部3Hのウエール方向終端部の編目(図1の辺L1の右側部分に相当)である。
上記ヒールカバー部3Hは、インステップカバー部3の上端から下端に向かうに従って編幅が広くなるように編成しても良い。即ち、c−bの幅よりもe−fの幅が広くなるように、割増やしなどで編幅を増やしながらヒールカバー部3Hを編成する。そうすることで、図1に示すヒールカバー部3Hのソールカバー部2側部分がシューズアッパー1の後方に膨出し、着用者のアキレス腱から踵に至る形状に沿ったシューズアッパー1とすることができる。
ここで、本実施形態のシューズアッパー1では、ヒールカバー部3H(以下、ベース部10とする)に補強編糸を編み込んでベース部10を補強している。補強にあたっては、熱融着糸と非熱融着糸とを含むベース編糸を用いてベース部10を編成すると共に、熱融着糸を含む補強編糸をベース部10に編み込んでベース部10を補強する。補強編糸は、非熱融着糸を含んでいても構わない。
熱融着糸としては、芯部とその外周を覆う鞘部とからなり、鞘部の軟化温度が芯部の軟化温度よりも低い芯鞘構造の糸などを挙げることができる。また、非熱融着糸としては、熱融着糸の軟化温度では軟化しない糸、例えばポリエステル糸などの伸縮し難い糸や、ポリウレタン糸などの弾性糸を挙げることができる。熱融着糸と非熱融着糸とを適宜組み合わせてベース編糸と補強編糸とすることができる。各熱融着糸と非熱融着糸の太さや本数も、適宜選択することができる。
少なくとも熱融着糸を含む補強編糸を用いてベース部10を補強する場合、代表的にはタック編成、あるいはインレイ編成を行なって補強編糸をベース部10に編み込むことが挙げられる。
タック編成を用いた補強では、針床の編針に係止されるベース部10の少なくとも一部の編目(全ての編目でも良い)に、補強編糸をタックする。例えば、ベース編糸のみからなるベース部10を編成した後、そのベース部10にタック編成を行なう。あるいは、プレーティング編成によってベース編糸に補強編糸が編み込まれたベース部10を編成した後、そのベース部10にさらに補強編糸のみを用いてタック編成を行なっても良い。なお、プレーティング編成とは、ベース編糸の給糸口と補強編糸の給糸口を同時に動かして編地を編成する公知の編成手法である。プレーティング編成については、例えば国際公開WO2008/139710号公報を参照のこと。ここで、ベース部10を構成する編目列に対する補強編糸の編成回数(コース数)を変化させることで、ベース部10の補強度合いを変化させることができる。編目列に対して1コース分のタック編成を行うよりも2コース分のタック編成を行う方が、コース数が増えた分だけベース部10の補強度合いが増す。
インレイ編成を用いた補強では、編目の間に補強編糸を挟み込む。例えば、ベース編糸のみからなるベース部10を編成した後、そのベース部10にインレイ編成を行なう。あるいは、プレーティング編成によってベース編糸に補強編糸が編み込まれたベース部10を編成した後、そのベース部10にさらに補強編糸のみを用いてインレイ編成を行なっても良い。参考として、インレイ編成の一例を図3に基づいて説明する。図3の『S+数字』は編成工程の番号を、『FB』は前針床を、『BB』は後針床を、『A〜P』は編針の位置を示す。なお、図3の手順は一例に過ぎず、この手順に限定されるわけではない。
図3のS0には、給糸口7から給糸されるベース編糸で編成されたベース部10の編目列が係止された状態が示されている。ベース部10は、一つの給糸口から熱融着糸と非熱融着糸とを引き揃えた状態で給糸することで形成しても良いし、独立した二つの給糸口のそれぞれから熱融着糸と非熱融着糸とを給糸するプレーティング編成によって形成しても良い。
S1では、FBに係止される一つ置きの編目(編針D,H,Lの編目)をBBに目移しし、S2では、FBとBBとの間に給糸口8から補強編糸を給糸する。S3では、S1においてBBに目移しした編目をFBに戻す。この一連の操作によって、FBに係止される編目の外側と内側を縫うように補強編糸が挟み込まれる。ここで、S2において給糸口8を往復させて補強編糸の編成回数を増加させることで、ベース部10の補強度合いを増すことができる。
BBに係止されるベース部10の編目列についても、S1〜S3と同様の手順で編目列に補強編糸を挟み込む(S4〜S6参照)。最後に、S7に示すように、給糸口7を用いてベース部10となる編目列を1段分編成し、ベース部10から補強編糸が外れないようにする。
[本体後部領域γの編成]
ヒールカバー部3Hのc−eの掛け目(辺L2)、およびe−fの編目(辺L1)のウエール方向に続いて編目列を編成することと、編成した編目列をインサート部4の側(左側)に目移しして、c−dの編目に重ね合わせることと、を繰り返す。この編成により、図1に示すように、ヒールカバー部3Hの辺L1に続いてソールカバー部2が編成され、辺L2,L3に続いてボディー部3Bが編成され、かつボディー部3の本体後部領域γのg−hがインサート部4のc−dに接合される。このとき、辺L1では、ヒールカバー部3Hのウエール方向終端部に連続してソールカバー部2のウエール方向始端部が形成され、辺L2,L3では、ヒールカバー部3Hの編幅方向端部に形成される掛け目に続いてボディー部3Bのウエール方向始端部が形成される。つまり、辺L2,L3ではヒールカバー部3Hの編成方向とボディー部3Bの編成方向がほぼ直交し、ヒールカバー部3Hとボディー部3Bとが立体的に繋がった状態になる。
ここで、本実施形態では、ボディー部3Bの本体後部領域γを構成する編目列の段数を増す際、編目列の編幅を減らした後、編目列の編幅を増やしている。そうすることで、図1に示すように、インサート部4のうち、着用者の踝に対応する部分が、踝を避けるようにソールカバー部2側に湾曲する(図2のg−hも合わせて参照)。また、その湾曲形状は、履き口側の位置(図2のg−hの位置)でボディー部3Bの編幅方向の目数を増減することで形成されている。そのため、ボディー部3Bを構成する編目がヒールカバー部3Hから爪先部分に向かって真っ直ぐに揃う。
[本体中部領域δ]
a−d(h)−iの編目のウエール方向に続いてボディー部3Bの本体中部領域δとなる編目列を複数段、編成する。その際、本体前部領域εに向かうに従い、編目列の編幅を長点線の位置で減らすことで、本体中部領域δを足の形状に沿った先細りの形状にすることができる。また、本実施形態では、本体中部領域δの編成の際、スリット50(図1参照)の近傍の位置に鳩目孔60を形成する。鳩目孔60は、公知のメッシュ編成やミス編成などにより形成することができる。
本実施形態のシューズアッパー1では、本体中部領域δにも補強編糸で補強するベース部10が形成されている。具体的には、ベース部10は、着用者の足指の付け根よりもやや踵側の部分を取り囲むように、インステップカバー部3とソールカバー部2とに跨がって形成されている。このベース部10を補強する補強編糸には、ヒールカバー部3Hの補強に用いた補強編糸と同一のものを利用する。即ち、本実施形態のシューズアッパー1の編成において補強のために用いる給糸口は一つである。
通常、本体中部領域δのベース部10に求められる強度と、踵領域βのヒールカバー部3H(ベース部10)に求められる強度と、は異なる。そこで、本体中部領域δのベース部10の補強度合いを、ヒールカバー部3Hの補強度合いと異ならせる。例えば、ヒールカバー部3H(ベース部10)を補強する際、一段分の編目列に対して三本のインレイ編糸を編み込んでいる場合(編成回数=3)、本体中部領域δのベース部10を補強する際、一段分の編目列に対して二本のインレイ編糸を編み込む(編成回数=2)。このように、補強編糸を給糸する給糸口が一つしかなくても、両ベース部10に対する補強編糸の編成回数を異ならせることで、両ベース部10の補強度合いに差をつけることができる。
[本体前部領域εの編成]
本体前部領域εの編成にあたっては、まずスリット50(図1参照)の切り込み端51となる部分をC字状編成で編出す。次いで、本体中部領域δのウエール方向終端の編目列と、切り込み端51となる部分の編目列のウエール方向に連続して筒状編成を行ない、本体前部領域εを編成する。その際、短点線(図1の短点線も合わせて参照)で示すインステップカバー部3の甲側の位置とソールカバー部2の位置で減し目を行なって編幅を小さくしていき、最後に先端k−lを閉じ合わせる。そうすることで、図1に示すように、シューズアッパー1の先端側の形状を、足の形状に沿った先細りの形状にすることができる。
上記シューズアッパー1の編成が終了したら、シューズアッパー1全体を足型にはめて熱処理し、シューズアッパー1を立体的に成形する。
以上説明したように、本実施形態のシューズアッパー1は、インステップカバー部3とソールカバー部2とを無縫製で一体に編成することで得られるため、生産性に優れる。また、上記シューズアッパー1にアウターソールを接続する際、編地でできたシューズアッパー1は既に立体な形状に保持されているため、シューズアッパー1とアウターソールとの位置合わせが容易であるし、シューズアッパー1が形崩れし難いため、取り付け作業自体も容易である。
また、本実施形態1のシューズアッパー1では、ベース部10を構成するベース編糸と、ベース部10を補強する補強編糸が共に、熱融着糸を含んでいる。そのため、編成されたシューズアッパー1を熱処理すると、ベース編糸に含まれる熱融着糸が溶解して、ベース編糸に含まれる非熱融着糸で形成されるベース部10の編目の形状・配置が固定される。同時に、補強編糸に含まれる熱融着糸が溶融し、ベース部10の編目の形状・配置が補強される。その結果、本実形態1のシューズアッパー1は、従来よりも形崩れし難いシューズアッパー1となる。
<実施形態2>
実施形態1では、インサート部から編成を開始し、踵領域βから本体前部領域εに向かってシューズアッパーを編成した。これに対して、本体前部領域εから踵領域βに向かってシューズアッパーを編成した後、インサート部を編成しても良い。例えば、図1を参照する実施形態1のシューズアッパー1の場合、図2の編成手順をおおよそ上下逆にしたような編成手順でシューズアッパー1を編成すれば良い。
<実施形態3>
実施形態1,2では、靴紐を有するシューレースタイプのシューズアッパーを説明したが、靴紐のないステップインタイプのシューズアッパーとすることもできる。その場合、インサート部4を筒状に形成し、インステップカバー部3を編成する際、インサート部4から爪先に延びるスリット50を形成しなければ良い。
その他、シューズアッパー1の編成の際、インサート部4を編成しなくても良い。その場合、インサート部4のないシューズアッパー1の完成後に、履き口40の縁部に樹脂などからなる補強材を取り付けたり、シューズアッパー1とは別に編成したインサート部4を接合したりすることが好ましい。
<実施形態4>
実施形態1では、ベース編糸と補強編糸とは独立した編糸であった。これに対して、ベース編糸に含まれる熱融着糸と、補強編糸に含まれる熱融着糸と、を共用としても良い。例えば、熱融着糸を給糸する給糸口Xと、非熱融着糸を給糸する給糸口Yを用意し、ベース部10を形成する際は給糸口Xと給糸口Yの両方を用いてプレーティング編成を行ない、そのベース部10を補強する際は給糸口Xのみを用いる。あるいは、熱融着糸と非熱融着糸を引き揃えた状態で給糸する給糸口Zを用意し、その給糸口Zを用いてベース部10を編成した後、同じ給糸口Zを用いベース部10を補強しても良い。この場合、ベース編糸と補強編糸とは同じ編糸である。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるわけではない。例えば、インサート部4や、爪先に相当する部分に補強編糸を編み込んで、当該箇所を補強しても良い。
1 シューズアッパー
2 ソールカバー部
3 インステップカバー部
10 ベース部
3H ヒールカバー部 3B ボディー部
4 インサート部 40 履き口
50 スリット 51 切り込み端
60 鳩目孔
7,8 給糸口

Claims (5)

  1. 着用者の甲側の部分を覆うインステップカバー部と、着用者の足裏を覆うソールカバー部と、を備えるシューズアッパーの編成方法において、
    前記インステップカバー部と前記ソールカバー部とを無縫製で立体的に編成し、
    その編成の途中で、非熱融着糸と熱融着糸とを含むベース編糸を用いてシューズアッパーの一部を構成するベース部を少なくとも一つ編成すると共に、熱融着糸を含む補強編糸を前記ベース部に編み込むことで前記ベース部を補強する下記補強操作I、および補強操作IIの少なくとも一方を行なうことを特徴とするシューズアッパーの編成方法。
    [補強操作I]…前記ベース部を構成する複数段の編目列のうち、少なくとも一部の段の編目列に対する前記補強編糸の編成回数を、他の段の編目列に対する前記補強編糸の編成回数と異ならせ、前記ベース部の補強度合いに部分的な変化を持たせる補強操作。
    [補強操作II]…前記シューズアッパーに複数の前記ベース部を編成する場合、一部のベース部に対する前記補強編糸の編成回数を、他のベース部に対する前記補強編糸の編成回数と異ならせ、各ベース部の補強度合いに変化を持たせる補強操作。
  2. 前記補強編糸が編み込まれる前記ベース部を、前記インステップカバー部と前記ソールカバー部とに跨がって編成することを特徴とする請求項1に記載のシューズアッパーの編成方法。
  3. 前記補強編糸は、非熱融着糸を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のシューズアッパーの編成方法。
  4. 前記補強編糸は、タック編成により前記ベース部に編み込むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のシューズアッパーの編成方法。
  5. 前記補強編糸は、インレイ編成により前記ベース部に編み込むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のシューズアッパーの編成方法。
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