JP5979960B2 - 制御装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、機器に備えられ移動する移動局と固定局との通信を制御する技術に関する。
近年、産業用機器の分野において、1台で複数の種類の作業が可能なセル生産ロボットの開発が進んでいる。このようなロボットは、全ての作業に共通のアームと、手首から先の部分に相当するエンドエフェクタより構成される。エンドエフェクタは作業内容ごとに複数種類用意され、ロボットは、溶接や把持、ねじ止め等の作業内容に応じて、これらのエンドエフェクタを自動的に交換する。エンドエフェクタには、例えば、カメラを搭載して加工対象を撮影した上で撮影した画像に画像処理を施し、その結果を用いて乱雑に積まれた部品から1つを選んで把持する等の、高度な処理を実行するものが含まれる。ここで、画像処理に基づく制御を行う場合、その処理を行うプロセッサは高い演算能力が求められ、そのようなプロセッサは大型で熱源となる場合がある。例えば、精密加工の用途では、熱によって加工対象やエンドエフェクタの部品が膨張または収縮することが問題となりやすいため、このようなプロセッサは、ロボットから離れた位置に配置され、通信でロボットを遠隔制御することが多い。
また、一般に、エンドエフェクタは、先に述べたように着脱が可能であることの他に、アームに対して角度や向きを変えることが可能であることも要求される。したがって、エンドエフェクタから映像を取得して制御を行うための通信ケーブルは、着脱や変形に対応するための特殊な機構が必要となる。このような機構は高コストである上、ケーブルが変形を繰り返すことによる劣化と断線のリスクがあり、エンドエフェクタの制御を無線通信で行うことのニーズが高まっている。
しかしながら、上記の用途において携帯情報端末の分野で普及している無線通信方式を、例えば無線LAN(Local Area Network)等を、適用することは一般に容易ではない。これは、産業用機器では非圧縮の映像を伝送することや、非常に小さい遅延時間で制御データを伝送することなどが要求されるからである。無線LAN等はこのような用途を想定して設計されたものではなく、産業用機器で求められる要件を満たさない。
一方、上記の用途に利用可能な無線通信方式として、60GHz帯のミリ波のような高周波の無線通信方式がある。このような無線通信方式は1Gbps以上の帯域を確保できるため、非圧縮の映像の伝送が可能である。また適切な通信プロトコルを用いることにより、制御データを低遅延に伝送することも可能である。なお、非圧縮の映像データの伝送は必要であるが制御データの伝送の低遅延性は不要な場合でも、装置の大きさや熱の観点から、例えば、映像データと制御データとの伝送にそれぞれミリ波通信と無線LANを用いるなど、通信方式の使い分けは困難な場合がある。
無線通信は、一般に、有線通信と比較して信頼性を確保するのが容易ではない。その理由の1つは、障害物による遮蔽や反射、周囲からのノイズの影響を受けるためである。エンドエフェクタはアームの動きに応じて位置や向きが刻々と変化するのに加え、周囲で他の装置が動いている環境で動作するため、ロボットの制御に無線通信を適用する場合には信頼性の確保が課題となる。
ここで、無線通信の信頼性を向上させる技術として、複数の固定局を用いる方式が知られている。例えば、特許文献1には、複数の固定局を時分割で切り替えて移動局と通信することで空間ダイバーシティ効果を得て通信の信頼性を向上させる技術が記載されている。また、特許文献2には、移動局が検出した位置情報を取得して、その位置に最も近い固定局を用いることで通信の信頼性を向上させる技術が記載されている。
特開2010−135982号公報 特開2000−307507号公報
エンドエフェクタを移動局、遠隔制御装置を固定局として考え、アームの近辺に複数の固定局を置き、アーム先端のエンドエフェクタに設置された移動局と無線通信してセル生産ロボットを制御するシステムを考える。なお、ここでは、大容量かつ低遅延の通信を行うため、ミリ波無線を用いるものとする。ミリ波や準ミリ波のように高周波の電磁波は直進性が強く、見通し外となると距離が近くても通信が困難になるという特性がある。セル生産ロボットが動作する環境には、一般に大量の部品やそれを置くための台等があり、各固定局と移動局の間の伝送路はアームの動作によって頻繁に見通し外となる。
一方、見通しを確保できていても、近隣の物体からの反射やノイズ等により通信に失敗する場合もある。これに対して、このような通信の失敗を防ぐため、見通しを確保できる固定局を複数用いて、冗長な通信を行うことが考えられる。しかしながら、従来の技術では、このような通信の制御をアームの動作に応じて自動的に行うことができなかった。結果として、ロボット制御に必要な通信の信頼性が確保できず、やむを得ず高いコストをかけて有線による制御を行わざるを得ない場合があるという課題があった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、産業用機器に含まれる無線通信システムにおいて、簡易な構成で通信の信頼性を向上させる技術を提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明による制御装置は、1つの移動局へ、同じデータを無線通信により送信する複数の固定局を制御する制御手段と、前記移動局の移動に伴う前記複数の固定局それぞれの前記移動局との通信における通信品質に基づいて、前記同じデータを複数回繰り返し前記移動局へ送信する固定局を、前記複数の固定局の中から選択する選択手段と、を有し、前記制御手段は、前記選択手段による選択に基づいて、前記複数の固定局を制御する、ことを特徴とする。
本発明によれば、産業用機器に含まれる無線通信システムにおいて、簡易な構成で通信の信頼性を向上させることができる。
システム全体の構成例を示す図。 アーム制御系の構成例を示すブロック図。 アーム制御信号の構成例を示す図。 エンドエフェクタ制御系の構成例を示すブロック図。 エンドエフェクタ制御フレームの構成例を示す図。 アームの姿勢ごとの予測通信品質に関する情報の例を示す図。 アームの姿勢と見通しの有無との関係を概略的に示す図。 アームの姿勢と見通しの有無との関係を概略的に示す図。 アームの姿勢と見通しの有無との関係を概略的に示す図。 エンドエフェクタ制御フレームの送信処理の動作を示すフローチャート。 エンドエフェクタ制御フレームの送信動作を概略的に示す図。 動作シーケンスに応じてアームが動作する場合の予測通信品質に関する情報の例を示す図。 エンドエフェクタ制御フレームを送信する固定局を選択する処理の動作を示すフローチャート。 固定局選択を実行した場合のエンドエフェクタ制御フレームの送信動作を概略的に示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
<<実施形態1>>
(システムの構成)
図1は、本実施形態に係る通信システムを含む全体のシステム構成例を示す図である。このシステムは、エンドエフェクタ110とアーム140とを含む機器(ロボット)を用いて、加工対象物160に所定の加工を施すとともに、加工が済んだ加工対象物160を台170に置くように動作する。アーム140は可動部(関節)を含み、エンドエフェクタ110の位置と向きを変えることができる。エンドエフェクタ110は、例えば、移動局111、ピンセットハンド112及びカメラ113を有する。移動局111は、無線通信を行う通信装置である。ピンセットハンド112は加工対象物160に作用し、カメラ113はその状況を撮影する。
システムは、さらに、エンドエフェクタ制御部100、固定局101〜104、アーム制御部130を含む。エンドエフェクタ制御部100は、所定の作業工程に基づいて、ピンセットハンド112を制御するための制御データを送信する。このとき、カメラ113が撮影した映像データを制御のフィードバック情報として用いる。例えば、エンドエフェクタ制御部100は映像データを解析し、その結果、ピンセットハンド112の先端が加工対象物160に近づいたことを認識すると、加工対象物160を加工するためにピンセットハンド112を開閉する、などの制御を行う。
エンドエフェクタ制御部100とエンドエフェクタ110との間では、映像データと制御データとが送受信され、この通信はアーム周辺の所定の位置に置かれた複数の固定局101〜104とエンドエフェクタ110が有する移動局111とを用いて行う。複数の固定局101〜104は移動局111とは、それぞれのアンテナ114を介して無線通信を行う。なお、無線通信においては、大容量の映像データ伝送と低遅延の制御データ伝送に対応するため、ミリ波帯を使用して信号を伝送するものとする。このため、移動局111および固定局101〜104は、それぞれミリ波による無線通信で必要な標準的な変復調機能を有する。ただし、大容量のデータ伝送と低遅延の制御データ伝送とに対応することができるものであれば、例えば準ミリ波や光無線など、他の周波数帯域を用いてもよい。一方、固定局101〜104とエンドエフェクタ制御部100とは、それぞれケーブル120で接続される。
アーム制御部130は、所定の作業工程に基づいて、アーム140の可動部141〜144を制御する。各可動部にはモーターが内蔵され、可動部の角度が変えられるようになっている。可動部の動きに応じて、エンドエフェクタ110の位置及び向き、そしてそれに伴って移動局111の位置及び向きの少なくともいずれかが変化する。可動部144には複数のモーターが内蔵され、角度の変更だけでなく回転も可能であってもよい。可動部141〜144への制御データは、バス150を通して送信される。バス150には、例えば産業用機器で広く利用されている規格であるCAN(Controller Area Network)を用いてもよいし、他の規格を用いてもよい。また、エンドエフェクタ制御部100もバス150に接続される。
(アーム制御系の構成)
図2は、アーム制御系の構成例を示すブロック図である。可動部141〜144は、可動制御部201と、可動部を動かす動力を発生させるモーター202とを備える。可動部144は、アーム140とエンドエフェクタ110との接合部を手首に例えた場合、手首の曲げ角度の変更と手首の回転角度の変更とを行うため、モーター202を複数有する。これらのモーター202の動きに応じて、エンドエフェクタ110そして移動局111の位置と向きの少なくともいずれかが変化する。アーム制御部130は、図3に示すようなフォーマットを有するアーム制御信号300をバス150に出力し、そのアーム制御信号300は各可動部の可動制御部201へ送信される。
アーム制御信号300は、例えば、ヘッダ310とペイロード320とを含んで構成される。ヘッダ310には、そのフレームがアーム制御信号300であることを表す識別子と、チェックサムとが含まれる。チェックサムは、例えばアーム制御信号300を構成する全バイトの合計値である。ペイロード320には、可動部141〜144のモーター202の設定角度、すなわちモーター202の駆動量を特定する情報が格納される。ここで、モーター202は、例えば、ステッピングモーターであり、設定角度を特定する情報は原点からのステップ数で表現される。
可動制御部201は、バス150を監視してアーム制御信号300を検出し、チェックサムと、アーム制御信号300の内容とから、そのフレームが誤りなく届いているかを判定する。そして、可動制御部201は、チェックサムの結果、フレームを誤りなく受信したと判定した場合、自身が制御する可動部の角度がアーム制御信号300で指示された角度となるように、モーター202を動作させるための信号をモーター202へ出力する。
以上のように、アーム制御部130は、1つのアーム制御信号300をバスに出力することにより、アーム140の各可動部をアーム制御信号300のペイロード320に示す角度に移動させ、アーム140が1つの姿勢を取るように制御する。そしてこれにより、エンドエフェクタの位置と向きとの少なくともいずれかを変化させ、加工対象物160に加工を施す。
アーム制御部130は、ペイロード320に格納する設定角度を少しずつ変えながら断続的にアーム制御信号300を送信することによりアーム140を移動させる。本実施形態では、アーム制御信号の送信間隔はアームの動作速度と比較して十分に短いものとする。このようにすることにより、第1のアーム制御信号が送信されてから次の第2のアーム制御信号が送信されるまでの期間にアーム140が静止していない場合でも、その期間は1つの姿勢を取っていると考えることが出来る。なお、エンドエフェクタ制御部100は、アームの制御には関わらないが、バス150を監視してアーム制御信号300を検出する。
(エンドエフェクタ制御系の構成)
図4は、エンドエフェクタ制御系の構成例を示すブロック図である。エンドエフェクタ制御部100は、例えば、通信制御部401、アーム制御情報検出部402、通信品質記憶部403、ピンセットハンド制御部404、及び映像解析部405を備える。エンドエフェクタ110の移動局111は、カメラ113が撮影した映像データを無線通信により固定局101〜104に同報送信する。
通信制御部401は、固定局101〜104で受信した映像データを合成して映像解析部405に出力する。本実施形態では、無線通信に直進性が強いミリ波帯を用いるため、見通し外の固定局には無線信号が届かない。また見通し内であっても、一部の固定局では、周辺の機器からのノイズの影響を受けて、無線信号を十分な品質で受信できない場合もある。通信制御部401は、例えば、固定局101では映像データの前半のみ受信できて、固定局104では映像データの後半のみ受信できた場合には、この2つの固定局でそれぞれ受信できたデータを用いて正しい映像データを合成して取得する。
映像解析部405は、映像データを解析し、その解析結果をピンセットハンド制御部404に出力する。解析結果とは、例えばピンセットハンド112と加工対象物との距離に関する情報、またはピンセットハンド112が正しく加工対象物を把持できたかに関する情報である。ピンセットハンド制御部404は、映像の解析結果に基づいてピンセットハンド112の次の動作を決定するとともに、ピンセットハンド制御データを通信制御部401に出力する。ピンセットハンド制御データとは、例えばピンセットハンド112の開き具合を数値で表した制御情報である。
通信制御部401は、ピンセットハンド制御データにヘッダを付加してエンドエフェクタ制御フレームを生成し、移動局111に送信する。図5に、エンドエフェクタ制御フレーム500の構成例を示す。エンドエフェクタ制御フレーム500は、ヘッダ510とペイロード520とを含んで構成される。ヘッダ510には、このフレームがエンドエフェクタ制御フレームであることを示す識別子とチェックサムとが含まれる。チェックサムは、例えばエンドエフェクタ制御フレーム500を構成する全バイトの合計値である。ペイロード520には、ピンセットハンド制御部404から受け取ったピンセットハンド制御データが格納される。
ここで、通信制御部401は、所定のアルゴリズムに基づいて、固定局101〜104を時分割で切り替え、同一のペイロードを含む1つのエンドエフェクタ制御フレームを連続して複数回送信する。アルゴリズムの詳細については後述する。無線信号は受信が成功するか否かに不確実性を有するが、同一のペイロードを含むエンドエフェクタ制御フレームを複数回送信して冗長性を持たせることにより、通信の信頼性を向上させることができる。通信制御部401は、どのエンドエフェクタ制御フレームが同一のペイロードを含むかを示すため、ヘッダ510にフレームのIDを付加する。すなわち、IDが同一のフレームには、同一のペイロードが含まれる。ここで、同一のIDで連続して送信される複数のエンドエフェクタ制御フレームの集合をスーパーフレームと呼ぶものとする。図5では、同一のIDを有する4つのエンドエフェクタ制御フレーム500からなるスーパーフレーム530と、同様に同一のIDを有する4つのエンドエフェクタ制御フレーム501からなるスーパーフレーム531とを示している。本実施形態では、例えば、アーム制御信号が送信される間隔及びピンセットハンド制御データが出力される間隔のいずれよりも、スーパーフレームの時間長が短くなるように、高速な通信方式でスーパーフレームが送信される。
移動局111は、エンドエフェクタ制御フレームを正常に受信すると、ピンセットハンド制御データを抽出し、これに基づいてピンセットハンド112を動作させる信号を出力する。ここで、受信が正常に行われたか否かはチェックサムを用いて判断される。同じIDのエンドエフェクタ制御フレームを複数回正常に受信した場合は、2回目以降に受信したフレームについては破棄する。以上の動作を所定の周期で繰り返すことでエンドエフェクタ110を制御して加工を行う。
アーム制御情報検出部402は、アーム制御用のバス150を流れるアーム制御信号を検出する。すなわち、各可動部141〜144を制御する制御信号を検出する。そして、そのフレームに含まれる可動部141〜144の設定角度を1セットとして通信制御部401に通知する。通信品質記憶部403は、可動部141〜144の設定角度を1セットとした組み合わせごとに、すなわちアームの姿勢ごとに、その姿勢における固定局101〜104と移動局111との間で予測される通信品質(予測通信品質)の情報を予め記憶しておく。
図6に、通信品質記憶部403に記憶される、アームの姿勢ごとに予測通信品質の情報600の例を示す。情報600において、1つの行610は、アームが可動部141〜144の設定角度の組み合わせ611で示される姿勢となった時に、固定局101〜104のそれぞれと移動局111との間でそれぞれ得られると予測される予測通信品質612を示している。予測通信品質は、例えば、正常に通信を完遂できる蓋然性が高いと考えられる場合は所定の通信品質を満足できることを示す1、そうでなければ所定の通信品質を満足できないことを示す0というように2値で表現する。この2値の予測通信品質は、例えば、見通しが確保できる場合は1、それ以外は0としてもよいし、SNRが所望の品質を満足できる確率が所定の確率以上である場合は1、それより低ければ0としてもよい。さらに、見通し外で、かつ、SNRなどの品質が所定値以下である場合には予測通信品質を0とし、それ以外には1としてもよい。また、2値で表す以外にも、例えば、通信の成功率で示す情報、平均SNRなどの情報で予測通信品質を表してもよい。なお、2値以外で示す場合、後述の予測通信品質が1である固定局の抽出動作に代えて、例えば、予測通信品質が所定値以上の固定局の抽出動作を実行する。
図7A〜図7Cは、アームの姿勢とその時の固定局101〜104と移動局111との間の見通しの有無の関係を概略的に示した図である。図6における可動部141〜144の設定角度の組み合わせ611に対して、アームは図7Aのような姿勢となるとする。図7Aでは、全ての固定局101〜104のアンテナと移動局111のアンテナとの間で見通しが確保される。このため、例えば、図6の予測通信品質612で示されるように各固定局101〜104に対して予測通信品質は全て1となる。なお、ここでは簡単のため、平面図上で見通しが確保できる場合に予測通信品質を1とする。通常はアームの軌道を決定する時には3次元の情報を含むCADデータが用いられるため、そのCADデータを用いて見通しの有無を判断し、予測通信品質を決定しても良い。
次に、図6における行620における可動部141〜144の設定角度の組み合わせ621に対して、アームは図7Bのような姿勢となるとする。図7Bにおいては、固定局104と移動局111の間は見通し外の関係にあるため、図6の予測通信品質622で示されるように、固定局104の予測通信品質は0となる。同様に、図6における行630における可動部141〜144の設定角度の組み合わせ631に対して、アームの姿勢が図7Cのようになるとする。図7Cにおいては、移動局111との間で見通しを確保できるのは固定局103及び104のみであるため、図6の予測品質632で示されるように、これらの固定局に対する予測通信品質が1となり、固定局101及び102に対する予測通信品質は0となる。
このように通信品質記憶部403は、固定局101〜104から移動局111への送信が発生し得る全ての場合において、可動部141〜144の設定角度と予測通信品質の関係を記憶する。予測通信品質を見通しの有無に応じて決定する場合は、前述のようにCADデータにより予めその予測通信品質を求めることができるため、アーム動作開始前に通信品質記憶部403に設定される。なお、見通しの有無以外で決定する場合は、例えば加工対象物160への実際の処理に先立って、アームの姿勢ごとにテスト信号を送受信するトレーニング期間を設けてもよい。
(エンドエフェクタ制御フレームの送信処理)
続いて、図8を用いて、通信制御部401が固定局101〜104を介して、エンドエフェクタ制御フレームを移動局111へ送信する時の処理について説明する。図8は、エンドエフェクタ制御フレームの送信処理を示すフローチャートである。なお図8の説明においては、通信制御部401に接続された各固定局を固定局i(i=0、1、・・・、N−1、Nは通信制御部401に接続された固定局の総数)と表記するものとする。例えば、図1の構成において、固定局iは、i=0のとき固定局101、i=1のとき固定局102、i=2のとき固定局103、i=3のとき固定局104にそれぞれ対応するものとする。なお、この場合、N=4である。
処理が開始されると、通信制御部401は、まず、送信すべきデータが発生したか、すなわちピンセットハンド制御データをピンセットハンド制御部404から受け取ったか否かを判定する(S801)。送信すべきデータが発生した場合(S801でYes)、ヘッダを付加してエンドエフェクタ制御フレームを生成する。ここで、通信制御部401は、前回生成したエンドエフェクタ制御フレームとは異なるIDをヘッダに付加する(S802)。なお、送信すべきデータが発生していない場合(S801でNo)は、引き続き、送信すべきデータをピンセットハンド制御部404からのデータを待ち受ける。
次に、通信制御部401は、アーム制御情報検出部402から最後に受け取ったアーム制御信号に応じて特定される、アームの姿勢に対応する予測通信品質の情報を、通信品質記憶部403に記憶された情報600から取得する(S803)。すなわち、通信制御部401は、送信すべきデータが発生した時点において特定されるアームの姿勢に応じて、予測通信品質の情報を取得する。そして、通信制御部401は、変数iを0に初期化し(S804)、取得した予測通信品質の情報において固定局iの予測通信品質が1であるかを判定する(S805)。予測通信品質が1の場合(S805でYes)、通信制御部401は、固定局iに時分割の時間区間を割り当て、固定局iにその時間区間でエンドエフェクタ制御フレームを送信させ(S806)、処理をS809へ進める。一方、予測通信品質が0の場合(S805でNo)、予測通信品質が1の固定局が他にあるか否かを判定する(S807)。予測通信品質が1である他の固定局がある場合(S807でYes)、通信制御部401はそのうちの1つの固定局に時分割の時間区間を割り当て、その固定局にその時間区間でエンドエフェクタ制御フレームを送信させ(S808)、処理をS809へ進める。一方、予測通信品質が1の他の固定局がない場合は(S807でNo)、通信制御部401は固定局iに時間区間を割り当て、固定局iにエンドエフェクタ制御フレームを送信させ(S806)、処理をS809へ進める。そして、S809ではiに1を加算し(S809)、iと固定局の総数Nと比較し(S810)、i=Nとなった場合(S810でYes)は処理をS801へ戻す。一方、iがNに到達していない場合(S810でNo)は処理をS805へ戻し、次の時間区間で信号を送信する固定局を選択する処理を継続して実行する。以上の処理により、S805〜S810の処理は、通信制御部401に接続された全ての固定局について1回ずつ実行される。
以上に説明した通信制御部401におけるエンドエフェクタ制御フレームの送信動作について、図9を用いて説明する。図9は、エンドエフェクタ制御フレームの送信動作を概略的に示す図である。図9では、時刻T1において図7Aの姿勢を特定するアーム制御コマンドが検出され、時刻T2においてピンセットハンド制御部404からピンセットハンド制御データを出力されたとする。本実施形態では、図7Aの姿勢は、上述のように図6の可動部141〜144の設定角度の組み合わせ611により特定される。このとき、S803において取得される情報は行610となり、S804以下の処理は行610に含まれる予測通信品質612に基づいて実行される。予測通信品質612によれば、固定局101〜104全てについて予測通信品質は1であるため、S805〜S810のループでは全ての固定局iに対して時間区間が割り当てられ、それぞれの固定局iからエンドエフェクタ制御フレームが送信される。これにより、図9の左半分に示すように、1つのスーパーフレーム910において、固定局101、固定局102、固定局103、固定局104の順に時分割で、同一のペイロードを含む1つのエンドエフェクタ制御フレーム911が1回ずつ送信される。なおエンドエフェクタ制御フレーム911のペイロードは、時刻T2でピンセットハンド制御部404から出力されたピンセットハンド制御データである。
同様に、図9の時刻T3において図7Bの姿勢を特定するアーム制御コマンドが送信され、時刻T4においてピンセットハンド制御部404からピンセットハンド制御データを出力された場合の動作を説明する。まずS802においては図7Aの場合とは異なるIDを含むヘッダが付与される。本実施形態では、図7Bの姿勢は、上述のように、図6の可動部141〜144の設定角度の組み合わせ621により特定される。このため、S802において取得される情報は行620となり、S803以下の処理は行620に含まれる予測通信品質622に基づいて実行される。
予測通信品質622によれば、固定局104の予測通信品質が0であるため、固定局104については、S807及びS808の処理が実行される。S807の判定においては、予測通信品質が1の他の固定局が存在する。このため、S808で、予測通信品質が1である他の1つの固定局として例えば固定局103が選択され、固定局103に固定局104の分の時間区間が割り当てられる。なお、この選択はランダムに行われてもよく、また、予め定めた規則に応じて選択が行われてもよい。これにより、図9の右半分に示すように、固定局101、固定局102、固定局103の順でエンドエフェクタ制御フレームが送信された後に、固定局104の代わりに固定局103でもう一度エンドエフェクタ制御フレームが送信される。この場合もスーパーフレーム920において、エンドエフェクタ制御フレーム921が時分割で4回送信される。
このように、本実施形態によれば、通信制御部401は、見通し外に位置し、通信が成功する確率が低い固定局が存在する場合にこれを自動的に検出し、その代わりに通信が成功する確率が高い固定局から複数回エンドエフェクタ制御フレームを送信する。これにより通信の信頼性を向上させることが可能となる。また、移動局111に位置検出機構を追加することなく、アームの制御用に従来使用されている信号を用いて見通しの有無を検出するため、最小限の追加コストで従来のシステムから本実施形態のシステムを構築することができる。さらに、複数の通信が成功する確率が高い固定局を用いることにより、ノイズ等に対応するための空間ダイバーシティ効果を得ることができる。このように、本実施形態の技術によれば、産業用機器に用いる無線通信システムにおいて、コストを抑えつつ通信の信頼性を向上させることが可能となる。
なお、上述の説明ではアームの可動部は4個であったが、可動部の個数が4つでなくてもよく、また、その動作機構はアーム方式に限らず、例えばガントリー方式を用いてもよい。また、図1の台170を可動式として、アーム制御部130がそれを制御し、アーム140の動作に同期して台170を動かすようなシステムであってもよい。すなわち、本実施形態の技術は、どのような動作機構を用いても、ロボットの姿勢とその姿勢における移動局と複数の固定局との間での予測通信品質との関係から、通信品質が高いと予測される固定局から1つの信号を複数回送信することができる。
また、エンドエフェクタ制御フレームのペイロードとして送信するデータはピンセットハンド制御データに限られない。例えば、カメラ113に対する映像伝送開始または停止などのカメラ制御データをエンドエフェクタ制御フレームのペイロードとして含んでもよい。すなわち、エンドエフェクタ制御フレームのペイロードの内容によらず本実施形態の技術を適用することができ、通信の信頼性を向上させることができる。さらに、アームの動作が十分に低速である場合には、連続する複数の姿勢の間に通信環境が大きく変化する場合は少ないと考えられる。この場合は、スーパーフレームの送信中に、アーム制御信号を送信したとしても、大きな姿勢の変化はないと考えられる。したがって、この場合は、スーパーフレームの時間長がアーム制御信号の送信間隔より長くてもよい。
また、上述の説明では、4つの固定局に対して、4つの時間区間を割り当てる例を説明したが、これに限られない。例えば、4つの固定局に対して3つの時間区間が割り当てられてもよい。この場合、所定の通信品質を満足できる固定局から3つの固定局が選択される。また、4つの固定局に対して5つの時間区間が割り当てられてもよい。さらに、固定局の数を増加させても減少させてもよい。いずれにせよ、複数の時間区間を所定の通信品質を満足する固定局に割り当てると共に、所定の通信品質を満足しない固定局には時間区間を割り当てず、1つのデータを複数回送信する。この場合でも同様に、複数の通信が成功する確率が高い固定局が用いられるので、空間ダイバーシティ効果を得ることができる。
<<実施形態2>>
本実施形態では、図1のアーム140が予め定義されたシーケンスで動作するシステムについて説明する。このシステムでは、アーム制御部130から出力されるアーム制御信号の内容は一連の動作ごとに毎回同様に変化していく。産業用機器の分野においては、このようにアームに毎回同じ動作をさせるケースは比較的多い。本実施形態は、この特性を利用して、より簡易な構成で実施形態1と同様の効果を得ることを目的とするものである。以下、実施形態1と異なる部分について説明する。
アーム制御情報検出部402は、バス150においてアーム制御信号を検出した回数をカウントし、そのカウント値を通信制御部401に通知する。アーム制御情報検出部402は、電源ONを検出した場合、またはバス150において所定のアーム制御信号を検出した場合などにカウント値を1にリセットする。なお、所定のアーム制御信号とは、そのフレームに含まれるペイロード320が、予め定義された動作シーケンスの最初の姿勢を特定するデータであるようなアーム制御信号である。なお、所定のアーム制御信号を用いずに、カウント値を1からカウントして所定のカウント値になった場合に、カウント値を1にリセットしてもよい。
ここで、予め定義されたアームの動作シーケンスの最初の姿勢を1、次の姿勢を2、とシーケンスにおける動作の順序について、終わりまで番号を振ったものを動作シーケンス番号と呼ぶ。ここで、1つのアーム制御信号により1つの姿勢が特定され、カウント値は動作シーケンス番号と一致する。
通信品質記憶部403は、図10に示すような、動作シーケンス番号ごとの予測通信品質に関する情報1000を記憶する。この情報は、各行において、それぞれ1つの動作シーケンス番号1011と、その動作シーケンス番号で特定されるアームの姿勢に応じた予測通信品質1012とを含んで構成される。例えば、行1010においては、動作シーケンス番号が1の場合のアームの姿勢に対応して、複数の固定局のそれぞれと移動局との間の予測通信品質1012が格納される。同様に、行1020においては、動作シーケンス番号がKの場合のアームの姿勢に対応する、複数の固定局のそれぞれと移動局との間の予測通信品質1022が格納される。他の行についても同様である。
ここで、予め定義された動作シーケンスの最初の姿勢、すなわち動作シーケンス番号1で特定される姿勢が図7Aに示すような姿勢であったとする。図7Aでは全ての固定局101〜104と移動局111との間で見通しが確保されているため、予測通信品質1012の値は全て1となる。また、動作シーケンス番号Kで特定される姿勢が図7Bに示すような姿勢であるとする。この場合、各固定局101〜104と移動局111との間における見通しの有無の関係から、予測通信品質1022の値は、固定局101〜103に対しては1となり、固定局104に対しては0となる。通信制御部401は、図8のS803において、アーム制御情報検出部402から最後に取得したカウント値、すなわち動作シーケンス番号を用いて、通信品質記憶部403からその動作シーケンス番号に対応する姿勢における予測通信品質を取得する。
ここで、アームが図7Aに示す姿勢であって、ピンセットハンド制御データを移動局111へ送信する場合の動作について説明する。図7Aの姿勢を取る直前には、その姿勢に対応するアーム制御信号がバス150に出力されている。なお、図7Aの姿勢がアームの初期姿勢であるとすれば、それに対応するアーム制御信号は、上述の所定のアーム制御信号である。アーム制御情報検出部402は、このフレームを検出すると、そのフレームで特定される姿勢が、予め定義された動作の最初の姿勢であると認識する。そして、アーム制御情報検出部402はカウント値を1にリセットし、動作シーケンス番号1として通信制御部401に通知する。
通信制御部401は、S803において動作シーケンス番号1に対応する予測通信品質1012を取得する。予測通信品質1012は、固定局101〜104の予測通信品質が全て1、すなわち所定の通信品質を満足することを示している。このため、通信制御部401は、S805〜S810のループにおいて、各固定局101〜104に対してS806の処理を実行して時分割送信のための時間区間を1つずつ割り当て、S807及びS808の処理を実行しない。これにより、固定局101、固定局102、固定局103、固定局104の順で割り当てられた時間区間において、時間区間を割り当てられた固定局からエンドエフェクタ制御フレームが計4回送信される。
同様に、アームが図7Bに示す姿勢であって、ピンセットハンド制御データを移動局111へ送信する場合の動作について説明する。ここで、図7Bの姿勢は、上述のように、動作シーケンスにおいてK番目の姿勢であるとする。この姿勢になるまでに、所定のアーム制御信号を検出してから、その所定のアーム制御信号を含むK個のアーム制御信号が検出される。そして、アームが図7Bの姿勢となる直前に、アーム制御情報検出部402は、その時点でのカウント値、すなわち動作シーケンス番号Kを通信制御部401に通知する。
通信制御部401は、S803において動作シーケンス番号Kに対応する予測通信品質1022を取得する。ここで予測通信品質1022は、固定局101〜103の予測通信品質は1すなわち所定の通信品質を満足することを示し、固定局104の予測通信品質は0すなわち所定の通信品質を満足しないことを示している。このため、通信制御部401は、S805〜S810のループにおいて、固定局104についてのみS807とS808の処理を実行して固定局104の分の時間区間を他の固定局に割り当てる。そして、通信制御部401は、他の固定局についてはS806の処理を実行し、それぞれ1つの時間区間を割り当てる。通信制御部401は、S808で、例えば、予測通信品質が1である他の1つの固定局として固定局103を選択する。これにより、固定局101、固定局102、固定局103、固定局103の順に割り当てられた時間区間において、時間区間を割り当てられた各固定局からエンドエフェクタ制御フレームが計4回送信される。
この結果は、実施形態1を用いた場合と同様の結果であり、得られる効果も同様である。本実施形態によれば、実施形態1と比して、情報600に代えてより情報量の少ない情報1000を用いるため、通信品質記憶部403に記憶すべき情報が低減され、部品コストを低減することができる。さらに、情報1000の動作シーケンス番号を1から昇順に並べることにより、通信制御部401がS803において予測通信品質に関する情報を取得する処理の負荷を軽くすることができる。したがって、より低コストの部品を通信制御部401として用いることができる。
なお、本実施形態ではアーム制御情報検出部402でアーム制御信号の個数をカウントして動作シーケンス番号を得るものとしたが、例えば、アーム制御信号300のヘッダ310に動作シーケンス番号を含めてもよい。この場合、例えば、アーム制御情報検出部402は、バス150からアーム制御信号300を取得し、そのヘッダ310を読み込むことにより動作シーケンス番号を取得することができる。
<<実施形態3>>
本実施形態は、通信品質が良好と予測される固定局から複数回送信する時に、連続して同一の固定局からエンドエフェクタ制御フレームを送信することを防ぐことにより、空間ダイバーシティ効果を得るものである。以下、実施形態1と異なる部分について説明する。
通信制御部401は、図8のS808において予測通信品質が1である他の1つの固定局を、図11のアルゴリズムに基づいて選択する。図8においてS808の処理が開始されることにより、図11の処理が開始される。通信制御部401は、変数Xを定義し、Xに((i+[N/2]) mod N)を代入する(S1101)。ここで値iは、図8のS808における処理を開始した時のiである。Nは固定局の総数を表す。modはモジュロ演算であり、(A mod B)はAをBで割った時の余りを表す。また、[N/2]は、N/2を超えない最大の整数である。次に通信制御部401は、情報600から固定局Xの予測通信品質を取得し、予測通信品質が1の場合(S1102でYes)は、固定局Xに時間区間を割り当てて、固定局Xにエンドエフェクタ制御フレームを送信させ、S809へ進む(S1104)。一方、予測通信品質が0である場合(S1102でNo)は、((X+1) mod N)を新たなXの値とし(S1103)、処理をS1102へ戻す。
以上の動作についての動作例を、図12を用いて説明する。図12は、本実施形態に係る固定局選択処理を用いた場合のエンドエフェクタ制御フレームの送信動作を概略的に示す図である。まず図7Aの姿勢のときにスーパーフレーム910を送信する場合の動作を説明する。図7Aの姿勢では、全ての固定局について予測通信品質が1であるため、S808の処理、すなわち図11の処理は実行されない。このため、図12のスーパーフレーム910で示すように、結果は実施形態1の場合と同様となる。
次に、図7Bの姿勢のときにスーパーフレーム920を送信する場合の動作を説明する。図7Bの姿勢では固定局104についてのみ予測通信品質が0であり、S808の処理、すなわち図11の処理が実行される。固定局104はi=3に対応する。なお、固定局数は4であるため、N=4である。したがって、S1101において、((3+4/2) mod 4)=1が計算され、これがXに代入される。このとき、固定局X(X=1)は固定局102に対応し、その予測通信品質は1であるのでS1104で固定局102に時間区間が割り当てられ、固定局102からエンドエフェクタ制御フレームが送信される。すなわち、図12のスーパーフレーム920に示すように、固定局104に代わって固定局102がエンドエフェクタ制御フレームを送信する。
最後に、図7Cの姿勢のときにスーパーフレーム1210を送信する場合の動作を説明する。図7Cの姿勢では固定局101と固定局102の予測通信品質が0であり、S808の処理が実行される。固定局101はi=0に対応するので、図11のS1101においては、((0+4/2) mod 4)=2が計算され、Xに代入される。固定局X(X=2)は固定局103である。固定局103の予測通信品質は1であるので、S1104では、固定局103に時間区間を割り当て、固定局103がエンドエフェクタ制御フレームを送信する。そして、固定局102はi=1に対応し、S1101でXに3が代入される。固定局X(X=3)は固定局104である。固定局104の予測通信品質は1であるので、S1104では、固定局104に時間区間が割り当てられ、固定局104がエンドエフェクタ制御フレームを送信する。すなわち、固定局101に代わって固定局103がエンドエフェクタ制御フレームを送信し、固定局102に代わって固定局104がエンドエフェクタ制御フレームを送信する。この結果、図12のスーパーフレーム1210に示すように、固定局103、固定局104、固定局103、固定局104の順序で時間区間が割り当てられ、同一のペイロードを持つエンドエフェクタ制御フレーム1211が複数回送信される。
ここで、図9と図12のスーパーフレーム920の動作結果を比較する。実施形態1の動作結果である図9では、固定局103から連続して2つのエンドエフェクタ制御フレームが送信されるのに対し、本実施形態の動作結果である図12では、同一の固定局からエンドエフェクタ制御フレームを連続して送信することはない。また、本実施形態においては、スーパーフレーム910と1210についても同様に、同一の固定局から連続してエンドエフェクタ制御フレームを送信することはない。
なお、例えば、固定局102と固定局104は移動局111との間で見通しを確保できず、固定局101と固定局103が見通しを確保できる場合は、固定局102(i=1)に対してS1101で計算されるXは3となる。しかしながら、この場合、X=3に対応する固定局104は見通し外であり、予測通信品質は0である(S1102でNo)。この場合は、S1103で((3+1) mod 4)=0が計算され、Xに0が代入される。そして、X=0に対応する固定局101は予測通信品質が1であるため(S1102でYes)、固定局101がエンドエフェクタ制御フレームを送信する(S1104)。すなわち、固定局102に代わって、固定局101がエンドエフェクタ制御フレームを送信する。同様に、固定局104に代わって、固定局103がエンドエフェクタ制御フレームを送信する。
この場合では、固定局101、固定局101、固定局103、固定局103の順でエンドエフェクタ制御フレームが送信されることとなり、同一の固定局が連続して送信を行うこととなる。しかしながら、この事象は固定局が4つであるから発生するのであって、固定局を4つより多く存在させて本実施形態の技術を適用することで、同一の固定局が連続してエンドエフェクタ制御フレームを送信する確率を十分に低くすることができる。また、このような事象は、固定局101と固定局103のみが見通し内通信が可能な場合または固定局102と固定局104のみが見通し内通信が可能な場合にのみ発生する。したがって、固定局101と固定局103とが同時に見通し外とならないように、または固定局102と固定局104とが同時に見通し外とならないように、それぞれの固定局を配置することにより、この事象が発生することを防ぐこともできる。
このように、通信制御部401に本実施形態のアルゴリズムを導入することにより、同一の固定局から連続してエンドエフェクタ制御フレームを送信することを防ぎ、空間ダイバーシティ効果を得ることができる。これにより、ある固定局がエンドエフェクタ制御フレームを送信するときに、その固定局の近くの機器からバースト状のノイズが発生した場合であっても、次のエンドエフェクタ制御フレームの送信は別の固定局から実行される。この結果、バースト上のノイズからの影響を低減することができ、通信品質を向上させることができる。
また、上述の説明では、S1101のような計算を実行して、連続した時間区間で同一の固定局からエンドエフェクタ制御フレームを送信しないようにしたが、このような計算をしなくてもよい。例えば、時間区間を割り当てる固定局の選択の候補から、前の時間区間でエンドエフェクタ制御フレームを送信した固定局を除外することにより、連続した時間区間において異なる固定局が通信するように制御してもよい。すなわち、例えばある固定局がエンドエフェクタ制御フレームを送信した場合、その固定局以外の予測通信品質が1の固定局に次の時間区間を割り当てるようにしてもよい。例えば、固定局102と固定局104は移動局111との間で見通しを確保できず、固定局101と固定局103が見通しを確保できる場合、まず固定局101に時間区間が割り当てられる。そして、次の時間区間は、固定局101以外の予測通信品質が1の固定局である固定局103に時間区間が割り当てられる。さらに、その次の時間区間は、固定局103以外の予測通信品質が1の固定局である固定局101に時間区間が割り当てられる。このようにすることにより、連続した時間区間において異なる固定局が信号を送信することを保証することができる。
<<その他の実施形態>>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (7)

  1. 1つの移動局へ、同じデータを無線通信により送信する複数の固定局を制御する制御手段と、
    前記移動局の移動に伴う前記複数の固定局それぞれの前記移動局との通信における通信品質に基づいて、前記同じデータを複数回繰り返し前記移動局へ送信する固定局を、前記複数の固定局の中から選択する選択手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記選択手段による選択に基づいて、前記複数の固定局を制御する、
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 前記選択手段は、前記移動局の移動に伴い、前記複数の固定局のいずれかが所定の通信品質を満足しない場合、当該固定局を選択しない、
    ことを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  3. 前記制御手段は、複数の固定局それぞれに対して、データを送信するための時間区間を割り当てる、
    ことを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記選択手段によって選択された固定局に連続した前記時間区間を割り当てる、
    ことを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  5. 前記無線通信は、ミリ波帯を用いた無線通信である、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 1つの移動局へ、同じデータを無線通信により送信する複数の固定局を制御する制御手段を有する制御装置の制御方法であって、
    選択手段が、前記移動局の移動に伴う前記複数の固定局それぞれの前記移動局との通信における通信品質に基づいて、前記同じデータを複数回繰り返し前記移動局へ送信する固定局を、前記複数の固定局の中から選択する選択工程と、
    前記制御手段が、前記選択手段による選択に基づいて、前記複数の固定局を制御する工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  7. コンピュータを請求項1からのいずれか1項に記載の制御装置が備える各手段として機能させるためのプログラム。
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