JP5977953B2 - 加工システム及びその方法 - Google Patents
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Description
(1)金型個別管理では、加工機のタレットに装着し、加工を行う金型の管理は加工プログラムへの記載方法から金型ラックへの保存まで所定の決まりに基づき運用されている。例えば、一例として以下に説明する内容のような運用をしている。
(1)金型番号管理では、金型の種類又は加工方法によって、タレット上の指定したステーション番号の金型で加工を行う場合がある。加工プログラムを加工機側のタレット上の金型装着状況に応じてT番号を自動変換する機能では、加工機側の金型毎に「挿入先のステーション番号」を設定して、設定した金型で加工する場合は、加工プログラムのT番号を必ず指定したステーション番号に変換して加工プログラムを作成する。
機械内に金型の装着可能な場所は、加工機のタレットと、金型を保管するための金型ラック、また、タレットと金型ラックの中間には金型を一時的に保管するバッファがある。
金型ラックに装着する金型は金型番号に予め決められたラックのステーションにセットする。金型はラックに装着されているときは必ずそのステーションにある。
(1)従来の運用では、例えば、以下に説明するような問題があった。加工プログラムを作成するとき、使用する工具(パンチ、ダイ)がタレットのどこのステーションに格納されているか事前に確認する必要がある。
(1)使用する金型が変わり、金型を交換すると装着金型の金型情報(例えば、形状、寸法等)を変更する。これに伴い「挿入先ステーション番号」を削除する。また、この交換された金型を次に使用する場合は、金型交換して、再度「挿入先のステーション番号」を設定する必要がある。金型段取りを行う度に、この設定が必要となり工数が掛かるという問題があった。
加工プログラムで金型交換指令(T番号もしくはH番号)が発生したとき、その該当する金型ラックに装着されていると交換時間が長くなってしまう。
あらかじめ決められた、ステーションに金型がセットされているため、使用頻度が高い金型が加工機側に遠いとき、移動距離が多くなり交換時間が長くなってしまう。
複数のパンチ及び複数のダイを保管可能な金型ラックと、
前記パンチ、ダイを使用頻度に応じて前記金型ラック内の保管場所を決める保管手段とを備えたことである。
複数のパンチ及び複数のダイを保管可能な金型ラックと、
加工機が稼働していない時間に、前記金型ラック内に保管されているパンチ及びダイの金型IDを確認する確認手段とを備えていることである。
複数のパンチ及び複数のダイを保管可能な金型ラックを備え、
保管手段が前記パンチ、ダイの使用頻度に応じて金型ラック内の保管場所を決めることである。
複数のパンチ及び複数のダイを保管可能な金型ラックを備え、
確認手段が加工機が稼働していない時間に前記金型ラック内に収納されているパンチ及びダイの金型IDを確認することである。
本発明の他の特徴は、前記パンチ及び前記ダイには、少なくとも金型IDと管理名称が関連付けられていて、前記管理名称を特定することにより、この特定された管理名称に対応する金型IDを適数選択することである。
本発明の他の特徴は、前記加工機の動作を制御する加工プログラム中のパンチまたはダイを指定する工具指令は前記金型情報に係る管理名称であることである。
本発明の他の特徴は、パンチの金型IDに対してダイの金型IDが選択されるものであり、この選択は板厚情報と前記金型情報とに基づくことである。
フリーロケーションの運用を可能とし、自由度を増した加工プログラムとの相乗効果により、高い品質確保に加え、歩留まりと生産性に向上するものであり、さらに様々に応用して実施することも可能である。
金型交換ごとの「挿入先ステーション番号」の設定が必要なくなり、加工プログラムの指示だけで挿入先ステーション番号が指示できる。
加工プログラムの金型指令が発生したとき、該当の金型を事前にバッファに装着させることにより交換時間の短縮が可能である。また、現シートを加工中に次のプログラムで使用する金型をバッファに装着できるので次に加工プログラムの金型交換時間が短縮できる。
作業者は使用する金型をラックのどこへ装着するか意識する必要はない。また、使用頻度順に加工機の近いところに配置するため、金型交換時間が短くなる。加工していない時間に金型IDによる金型の確認や再配置を行うことによりラック内の金型の装着防止や加工時間の短縮が常に行える。
金型個別管理の場合についてのフリーロケーションの特徴を説明する。特に金型ID(パンチ、ダイに固有に付けられた識別情報であり、同一の金型IDは存在しない。すなわち、市場において全てのパンチ、ダイはそれぞれ異なる金型IDが付与される)の採用により直接金型を指令するフリーロケーションの運用を可能とし、自由度を増した加工プログラムPGとの相乗効果により、高い品質確保に加え、歩留まりと生産性を向上させる技術的思想である。
フリーロケーションを金型番号管理に適応した加工システム1の実施の形態である。図1で既に説明したように加工機3は、フレーム5Aと、加工テーブル5Bと、タレット(上部タレット、下部タレットを含む)6とを備えている。さらに、バッファ(バッファのタレットとして機能する)7と金型ラック8を備えている。また、NC装置9を備えている。
フリーロケーションをバッファ管理に適応した加工システム1の実施の形態である。図1で既に説明したように加工機3は、フレーム5Aと、加工テーブル5Bと、タレット(上部タレット、下部タレットを含む)6とを備えている。さらに、バッファ(バッファのタレットとして機能する)7と金型ラック8を備えている。また、NC装置9を備えている。
フリーロケーションを金型ラック管理に適応した加工システム1の実施の形態である。図1で既に説明したように加工機3は、フレーム5Aと、加工テーブル5Bと、タレット(上部タレット、下部タレットを含む)6とを備えている。さらに、バッファ(バッファのタレットとして機能する)7と金型ラック8を備えている。また、NC装置9を備えている。
Claims (9)
- パンチ及びダイを管理すると共に、加工機の上部タレットに装着された複数のパンチ及び下部タレットに装着された複数のダイから選択されたパンチ及びダイの協働により加工を行う加工システムにおいて、
複数のパンチ及び複数のダイを保管可能な金型ラックと、
前記パンチ、ダイを使用頻度に応じて前記金型ラック内の保管場所を決める保管手段とを備えたことを特徴とする加工システム。 - パンチ及びダイを管理すると共に、加工機の上部タレットに装着された複数のパンチ及び下部タレットに装着された複数のダイから選択されたパンチ及びダイの協働により加工を行う加工システムにおいて、
複数のパンチ及び複数のダイを保管可能な金型ラックと、
加工機が稼働していない時間に、前記金型ラック内に保管されているパンチ及びダイの金型IDを確認する確認手段とを備えていることを特徴とする加工システム。 - 前記保管手段は、加工機が稼働していない時間において、前記金型ラック内に保管されている金型の再配置を行うことを特徴とする請求項1に記載の加工システム。
- 記憶手段が前記パンチ及び前記ダイのそれぞれに金型番号を関連付けて記憶しており、前記保管手段は前記金型番号で金型交換管理することを特徴とする請求項1および3のいずれかに記載の加工システム。
- パンチ及びダイを管理すると共に、加工機の上部タレットに装着された複数のパンチ及び下部タレットに装着された複数のダイから選択されたパンチ及びダイの協働により加工を行う加工方法において、
複数のパンチ及び複数のダイを保管可能な金型ラックを備え、
保管手段が前記パンチ、ダイの使用頻度に応じて金型ラック内の保管場所を決めることを特徴とする加工方法。 - パンチ及びダイを管理すると共に、加工機の上部タレットに装着された複数のパンチ及び下部タレットに装着された複数のダイから選択されたパンチ及びダイの協働により加工を行う加工方法において、
複数のパンチ及び複数のダイを保管可能な金型ラックを備え、
確認手段が加工機が稼働していない時間に前記金型ラック内に収納されているパンチ及びダイの金型IDを確認することを特徴とする加工方法。 - 前記パンチ及び前記ダイには、少なくとも金型IDと管理名称が関連付けられていて、前記管理名称を特定することにより、この特定された管理名称に対応する金型IDを適数選択することを特徴とする請求項2に記載の加工システム。
- 前記加工機の動作を制御する加工プログラム中のパンチまたはダイを指定する工具指令は前記金型情報に係る管理名称であることを特徴とする請求項2または7に記載の加工システム。
- パンチの金型IDに対してダイの金型IDが選択されるものであり、この選択は板厚情報と前記金型情報とに基づくことを特徴とする請求項7または8に記載の加工システム。
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JP2012023719A JP5977953B2 (ja) | 2011-08-31 | 2012-02-07 | 加工システム及びその方法 |
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JP2011188981 | 2011-08-31 | ||
JP2011188981 | 2011-08-31 | ||
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Publications (2)
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JP2013063461A JP2013063461A (ja) | 2013-04-11 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2012023719A Active JP5977953B2 (ja) | 2011-08-31 | 2012-02-07 | 加工システム及びその方法 |
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2012
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