JP2005215720A - パンチプレス用スケジューリング装置および自動プログラミング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パンチプレス2に加工を行わせる複数の生産ロットL1,L2,…の加工実施順序を生成するスケジューリング装置であり、段取り時間総和演算手段4およびスケジューリング手段5を設ける。手段4は、複数の生産ロットL1,L2,…を任意の順序で加工する場合のパンチプレス2について必要となる段取り所要時間の総和を演算する。手段5は、各生産ロットL1,L2,…の加工順序を遺伝的アルゴリズムにより組み換えて、段取り所要時間の総和が近似的に最短となる加工順序のデータD4を生成する。手段5は、加工順序の組み換えの都度、手段4に段取り所要時間の総和を演算させ、その総和から評価値を求めて上記最短となる加工順序データD4を生成する。
【選択図】図1
Description
従来のタレットパンチプレスでは、スケジューリングを行う専門の人が各ライン毎に配属され、生産計画からの指示書を基に、工具交換がどの程度発生するか、材料の入れ替えや流れ具合等を考慮してスケジューリングを常に策定している。
なお、パンチプレスにおける板取り方法としては、遺伝的アルゴリズムを用いることが提案されている(例えば、特許文献1)。
カートリッジ式のパンチプレスでは、複数の工具を保持するカートリッジがパンチプレスに対して着脱可能であるため、機外でカートリッジに対して工具交換を行っておくことも可能であり、段取りの利便性に優れている。しかし、段取りを人が行うのでは、複雑なために上記のカートリッジ式パンチプレスにおける外段取り利便性を有効に発揮させることが難しい。また、カートリッジ式のパンチプレスにおいて、機内の工具割出が高速に行えるようにしたものも提案されており、このような高速加工が行えるパンチプレスでは、生産時間のうちに段取り時間が占める割合が多くなり、機械の機能を生かした生産性向上のためには、段取り時間の短縮が重要な課題となる。
この発明の他の目的は、各種の段取り要因を考慮した適切な生産ロットの加工実施順序が得られるようにすることである。
この発明のさらに他の目的は、複数の生産ロットの加工を行うについて、後工程の段取り時間を含めて、段取り所要時間の総和が最短となる生産ロットの加工実施順序が得られ、かつ実用化が容易なパンチプレス用スケジューリング装置を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、板取りを見直してより一層の段取り時間の短縮が簡単に図れるようにしたパンチプレス用自動プログラミング装置を提供することである。
前記実施順別段取り時間総和演算手段(4)は、前記複数の生産ロット(L1,L2,…)を任意の加工実施順序で実施する場合に、その加工実施順序で上記パンチプレス(2)について必要となる段取り所要時間の総和を、各生産ロット(L1,L2,…)の段取り時間要因のデータと、所定の記憶手段(19)に設定された前記段取り時間要因に対応する段取り所要時間とから演算する手段である。
スケジューリング手段(5)は、生成対象となる各生産ロット(L1,L2,…)の加工実施順序を遺伝的アルゴリズムにより組み換えて、前記実施順別段取り時間総和演算手段(4)で演算される段取り所要時間の総和が近似的に最短となる生産ロットの加工実施順序(D4)を生成する手段である。
個々の生産ロット(L1,L2,…)の相互間の段取り所要時間は、加工実施順序の組み換えによって相互に影響するため、段取り時間の総和は加工実施順序を仮に定めなくては演算できず、組み換え毎に演算する必要がある。また、生産ロット(L1,L2,…)の任意の組み合わせ数は、膨大な数となる。しかし、遺伝的アルゴリズムを用いるため、段取り所要時間の総和が最短となる生産ロット(L1,L2,…)の加工実施順序の適切な近似解が、少ない演算回数で得られ、実用に耐え得る短い演算時間で段取り所要時間最短の加工実施順序(D4)が生成できる。
また、実施順別段取り時間総和演算手段(4)は、パンチプレス(2)について必要となる段取り所要時間の総和を、各生産ロット(L1,L2,…)の段取り時間要因のデータと、所定の記憶手段(19)に設定された前記段取り時間要因に対応する段取り所要時間とから演算するものとしたため、簡易にかつ迅速に段取り所要時間の総和が演算でき、これによっても段取り所要時間最短の加工実施順序(D4)の生成が短時間で行える。
段取り所要時間の総和は、工具(40)の交換に必要な工具段取所要時間が多くを占めるが、材料(W)の交換に必要な材料段取所要時間も大きい。また、一般的にライン上の複数台のパンチプレス(2)を一人の作業者が担当することが多いため、工場内の作業者がパンチプレス(2)の周辺まで近づく時間も必要となる。そのため、段取り所要時間の総和として、工具段取所要時間、材料段取所要時間、および段取準備時間を含めることにより、段取り所要時間の総和がより短い生産ロットの加工実施順序を生成することができる。
実施順別段取り時間総和演算手段(4)は、上記複数の生産ロット(L1,L2,…)を任意の加工実施順序で実施する場合に、その加工実施順序で上記パンチプレス(2)について必要となる段取り所要時間、および上記パンチプレスの後工程装置(60)について必要となる段取り所要時間の総和を、各生産ロット(L1,L2,…)の段取り時間要因のデータと、所定の記憶手段(19)に設定された前記段取り時間要因に対応する段取り所要時間と、各生産ロット(L1,L2,…)の後工程段取り影響要因データと、他の所定の記憶手段(42)に設定された前記後工程段取り影響要因に対応する後工程段取り所要時間とから演算するものとする。
スケジューリング手段(5)は、前記生成対象となる各生産ロット(L1,L2,…)の加工実施順序を遺伝的アルゴリズムにより組み換えて、前記実施順別段取り時間総和演算手段(4)で演算される前記パンチプレス(2)および後工程装置(60)についての段取り所要時間の総和が近似的に最短となる生産ロットの加工実施順序を生成するものとする。
この場合に、前記段取り時間評価手段(10)を設け、段取り時間が満足できない場合に、板取手段(8)による板取からやり直すようにしたため、より一層の段取り時間の短縮が図れる。板取状態が変わると、これに伴って機内に備える工具(40)の種類が異なるようになるため、段取り内容も変わる。そのため、板取りを見直して段取り時間を比較することにより、より一層の段取り時間の短縮が図れる。このように、段取り時間評価手段(10)を設け、板取手段(8)の拡張機能としてスケジューリング装置(3)を設けたため、板取と連動したスケジューリングが可能になり、例えば工具支持体(27)の組み合わせで効率的な段取りができないことが発生した場合に、板取りする板材片の配置を変更することで対応が可能になる。
前記段取り所要時間の総和として、パンチプレスに備える工具の交換に必要な工具段取所要時間と、材料の交換に必要な材料段取所要時間と、工場内の作業者がパンチプレス周辺に近づくのに必要な時間として設定された段取準備時間とを含むものとした場合は、各種の段取り要因を考慮した適切な生産ロットの加工実施順序が得られる。
なお、工具支持体マガジン26、工具支持体27、および工具40は、それぞれ上記のようにパンチ側のものとダイ側のものとが上下に対として設けられるが、図では上下のものを一つとして示している。
スケジューリング装置3において、後工程の段取りを考慮するものとする場合は、記憶手段として、要因別段取り所要時間記憶手段19の他に、後工程段取り所要時間記憶手段42を設ける。
各工具支持体27は、各工具支持部27aに、サイズの合う工具40であれば任意のものが装着できる。このような同じ種類の工具支持体27であっても支持する工具40の異なった工具支持体27が、工具支持体個別番号「TM11」,「TM12」,…によって識別可能となる。
工具編制手段6は、工具支持手段24a(図5(B),図7(B))のどの工具支持部27aにどの工具40を備えておくかを定める手段であり、図8のような工具編制データD6を生成し、記憶する。工具編制手段6は、このカートリッジ式のパンチプレス2の場合、工具支持体編制データD6aとマガジン編制データD6bとを含む。
マガジン編制データD6bは、上記のように工具40の支持が定まった工具支持体27を、工具支持体マガジン26のどのアドレスM1〜M8に支持させるかを定めたデータであり、工具支持体マガジン26の各工具支持体保持部26aのアドレスM1〜M8に対応して工具支持体27の個別番号「TM11,…」を定めたデータとされる。
図8(B)は、工具支持体マガジン26への工具支持体27の組み合わせ例を模式的に示した図である。
工具編制手段6の行う処理は、図3の流れ図ではステップR3の処理に該当する。
板取手段8による板取りは、入力等により指定された範囲の図形データD1について行う。この範囲は、例えば1注文単位としても、また複数の注文を適宜まとめた範囲としても良い。板取手段8による板取りは、材料板材Wの1枚に行うようにしても、複数枚に渡って行うようにしても良い。
生産ロットデータD3となる個々の生産ロットL1,L2,…のデータは、図10に示すように、加工データとなる工具割付けおよび板取りデータの他に、使用する材料の種類や板厚等を定めた材料データと、工具編制データと、ワークホルダに関するデータとを含む。この他、何枚の加工を行うかを示す数量データが含まれる。工具編制データは、上記のように工具支持体マガジン26の各アドレスM1,M2,…に、工具支持体27の個別番号を対応させたデータ等である。ワークホルダに関するデータは、ワークホルダ30の位置を示すデータである。ワークホルダデータは、ワークホルダ取付位置の変更が不能のパンチプレス2もあるため、必ずしも生産ロットデータD3に含めなくても良い。生産ロットデータD3のうち、材料データ、工具編制データ、およびワークホルダデータは、生産ロット別の段取り時間要因データとなる。
図11に示すように、要因別段取り所要時間記憶手段19に設定する要因としては、実段取時間と段取り準備時間とがある。段取準備時間は、工場内の作業者がこのパンチプレス2の近くまで移動するのに必要な時間であり、例えば平均的に必要とされる時間を設定しておく。
上記工具支持体27の取り出しの時間、入れ込みの時間、および工具支持体27の工具入替の時間が、パンチプレスに備える工具の交換に必要な工具段取所要時間となる。
また、スケジューリング装置3は、後工程を考慮するものとする場合は、さらに後工程段取り所要時間記憶手段42に設定された後工程段取り所要時間を用いて、複数の生産ロットL1,L2,…の加工実施順序を、段取り所要時間の総和が近似的に最短となるように生成するものとする。
このスケジューリング装置3については、後に詳しく説明する。
このように、各生産ロットL1,L2,…の加工実施順序を定めてからNCデータ化することにより、適切な加工プログラム50の生成が行え、また段取り変更の必要が後に分かってNCデータ化の再処理が必要になるなどの無駄が省ける。
このスケジューリング装置3において、加工実施順序の生成対象とする生産ロットL1,L2,…をどれだけとするかは、設定入力によってオペレータが任意に設定できるものとされる。
すなわち、生産ロットL1では、材料がAであって、工具支持体マガジン26の各工具支持体保持部26aのアドレスM1〜M8について、M1には個別番号が「TM11」、M2には「TM21」、M3には「TM31」、…の各工具支持体27が配置されるとする。生産ロットL2〜L14ついては、同図に示す通りである。また、基準配置、つまり初期工具配置は、同図のようにアドレスM1には「TM11」、M2には「TM21」、…の各工具支持体27が配置されているとする。この実施形態では、初期工具配置を含めて総段取り演算するものとしている。
段取り準備時間は、段取り要因のうちの何か一つでも生じていると、段取り要因の数にかかわらずに一定の時間「300」(秒)を加算するものとしている。
実施順別段取り時間総和演算手段4は、このような各ロット間段取り所要時間の演算、およびその合計を求めて段取り所要時間の総和とする演算を行う。
(U1)初期設定
初期配列として、図14(A)のように、生産ロットL1,L2,…の列を、設定数だけ生成する。同図では生産ロットL1,L2,…の区別につき、頭文字の「L」を省いて数字1,2で示している。また、生産ロットL1,L2,…の配列の区別を数字1,2,…で示す。設定数は、生産ロットの数とし、ここでは9個としている。生産ロット列は、生産ロットL1,L2,…をランダムに並べた列とする。なお、図14では、処理内容を判り易くするために、順に並べている。
各生産ロット列の総段取り時間を計算し、評価値を計算する(図14(B))。評価値は、総段取時間が短いほど評価が高いので、総段取り時間の逆数、つまり1/(総段取時間)とする。
この評価値の計算の都度、その前処理として実施順別段取り時間総和演算手段4に段取り所要時間の総和を演算させる。
(U3)選択
初期設定の生産ロット列から、評価値の良い(すなわち総段取り時間の短い)2つの生産ロット列を所定の選択基準で選択する。例えばランダムに選択する。図14(C)において、黒丸印を付した2つの生産ロット列A,Bが選択されたものである。
選ばれた2つの親となる生産ロット列A,Bについて、図15(A)のように、交配開始位置p1と終了位置p2をランダムに決め、交配する範囲を指定する。この交配は、交叉のことである。
交配により作成される「子」となる生産ロット列A,Bにおいて、親生産ロット列A,Bの交配範囲に選ばれなかった数字(生産ロット番号)は、そのまま移動する(図15(B))。
残り、つまり交配範囲の中から、同じ数字がある場合、その位置を確保しながら、相手の子生産ロット列A,Bに移動する(図15(C))。すなわち、図15(B)では、2つの親生産ロット列A,Bの交配範囲に、同じ数字として「5」と「6」の数字があるため、これら「5」と「6」について、その位置を変えることなく、子生産ロット列A,Bにおける相手生産ロット列(親生産ロット列Aについては子生産ロット列B、親生産ロットBについては子生産ロット列A)に移動させる。
残りの数字は、前からつめて代入して行く(図15(D))。したがって、残りの数字については位置が変わることになる。
適宜設定した突然変異数から無作為に生産ロット列を選び、ランダムに選択された2点の数字(生産ロット番号)を入れ替える(図15(E))。同図では、2つの子生産ロット列Nが選ばれ、2点p3,p4の数字「2」と「8」を入れ替えている。突然変異の子生産ロット列は、通常の交配により得られる子生産ロット列の代わりとする。突然変異を行うことによって、通常の交配では辿り着けない結果に導かれる場合がある。
ステップU2の親の評価で説明したと同様に、それぞれの子生産ロット列について、評価値を計算する。したがって、ここでも評価の前処理として実施順別段取り時間総和演算手段4に段取り所要時間の総和を演算させる。
(U7)交配の繰り返し
上記ステップU2〜U6の処理を、子生産ロット列数が、初期設定の親生産ロット列数と同じにとなるように、交配の繰り返し、つまり親の評価(U2)、選択(U3)、交配(U4)、突然変異(U5)、子の評価(U6)を繰り返す。なお、突然変異(U5)は通常は行われず、たまに行われる。
子生産ロット列数が親生産ロット列数と同じになると、子生産ロット列を親生産ロット列として定め、上記の親の評価(U2)から世代交代(U8)までの処理を繰り返す。
所定の終了判定条件、例えば世代交代の繰り返し回数を設定して終了判定を行い(U9)、終了判定条件を充足すると、次の最適化スケジュールの選択(U10)を行う。
これまでの処理で評価した全ての生産ロット列の評価を記憶しておき、評価の最も高い生産ロット列を、最終的に、ロット間段取り所要時間の総和が近似的に最短となる生産ロットの加工実施順序のデータD4(図1)として出力する。
2…パンチプレス
3…スケジューリング装置
4…実施順別段取り時間総和演算手段
5…スケジューリング手段
7…工具割付手段
8…板取手段
9…生産ロットデータ蓄積手段
10…段取り時間評価手段
11…実行NCデータ化手段
12…工具登録情報記憶手段
14…工具支持体情報記憶手段
15…工具支持体形式情報記憶手段
16…工具支持体保有情報記憶手段
17…マガジン情報記憶手段
19…要因別段取り所要時間記憶手段
20…機械制御装置
21…パンチプレス本体
22…ローダ
24…工具割出機構
24a…工具支持手段
26…工具支持体マガジン
26a…工具支持体保持部
27…工具支持体
27a…工具支持部
34…板材載置部
36…工具支持体出し入れ装置
37…入替え用作業台
38…工具支持体保管部
40…工具
42…後工程段取り所要時間記憶手段
50…加工プログラム
60…後工程装置
D1…加工図形データ
D2…素材データ
D3…生産ロットデータ
D4…加工実施順序のデータ
M1〜M8…アドレス
Claims (4)
- パンチプレスにそれぞれ所定の加工を行わせる複数の生産ロットの加工実施順序を生成するパンチプレス用スケジューリング装置であって、
上記複数の生産ロットを任意の加工実施順序で実施する場合に、その加工実施順序で上記パンチプレスについて必要となる段取り所要時間の総和を、各生産ロットの段取り時間要因のデータと、所定の記憶手段に設定された前記段取り時間要因に対応する段取り所要時間とから演算する実施順別段取り時間総和演算手段と、
前記生成対象となる各生産ロットの加工実施順序を遺伝的アルゴリズムにより組み換えて、前記実施順別段取り時間総和演算手段で演算される段取り所要時間の総和が近似的に最短となる生産ロットの加工実施順序を生成するスケジューリング手段
とを備えたパンチプレス用スケジューリング装置。 - 前記段取り所要時間の総和が、パンチプレスに備える工具の交換に必要な工具段取所要時間と、材料の交換に必要な材料段取所要時間と、工場内の作業者がパンチプレス周辺に近づくのに必要な時間として設定された段取準備時間とを含む請求項1記載のパンチプレス用スケジューリング装置。
- パンチプレスにそれぞれ所定の加工を行わせる複数の生産ロットの加工実施順序を生成するパンチプレス用スケジューリング装置であって、
上記複数の生産ロットを任意の加工実施順序で実施する場合に、その加工実施順序で上記パンチプレスについて必要となる段取り所要時間、および上記パンチプレスの後工程装置について必要となる段取り所要時間の総和を、各生産ロットの段取り時間要因のデータと、所定の記憶手段に設定された前記段取り時間要因に対応する段取り所要時間と、各生産ロットの後工程段取り影響要因データと、他の所定の記憶手段に設定された前記後工程段取り影響要因に対応する後工程段取り所要時間とから演算する実施順別段取り時間総和演算手段と、
前記生成対象となる各生産ロットの加工実施順序を遺伝的アルゴリズムにより組み換えて、前記実施順別段取り時間総和演算手段で演算される前記パンチプレスおよび後工程装置についての段取り所要時間の総和が近似的に最短となる生産ロットの加工実施順序を生成するスケジューリング手段
とを備えたパンチプレス用スケジューリング装置。 - パンチプレスを制御する加工プログラムを生成する自動プログラミング装置であって、一群の加工図形データに対して所定規則に従って工具の割付けを行う工具割付手段と、前記一群の加工図形データの材料に対する板取りを設定規則に従って行う板取手段と、これら工具割付手段および工具割付手段により工具割付および板取りの定まった生産ロットのデータを複数蓄積する生産ロットデータ蓄積手段と、この生産ロットデータ蓄積手段に蓄積された一群の生産ロットの加工実施順序を生成するスケジューリング装置と、このスケジューリング装置で生成された加工実施順序のロット間段取り所要時間の総和をオペレータに評価させ、または所定の基準で自動評価して評価結果が不良の場合に上記板取手段に再度の板取りを行わせる段取り時間評価手段と、この段取り時間評価手段による評価結果が良の場合に、前記スケジューリング装置で加工実施順序の定まった各生産ロットデータを実行可能な形式のNCデータからなる加工プログラムに変換する実行NCデータ化手段とを備え、前記スケジューリング装置に請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のパンチプレス用スケジューリング装置を用いたことを特徴とするパンチプレスの自動プログラミング装置。
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A02 | Decision of refusal |
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