JP5977724B2 - 駐車支援装置 - Google Patents

駐車支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5977724B2
JP5977724B2 JP2013209701A JP2013209701A JP5977724B2 JP 5977724 B2 JP5977724 B2 JP 5977724B2 JP 2013209701 A JP2013209701 A JP 2013209701A JP 2013209701 A JP2013209701 A JP 2013209701A JP 5977724 B2 JP5977724 B2 JP 5977724B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
image
parking
guidance
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013209701A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015074265A (ja
Inventor
弘樹 木幡
弘樹 木幡
悠記 原
悠記 原
浩 山中
山中  浩
土佐 貢
貢 土佐
克博 酒井
克博 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2013209701A priority Critical patent/JP5977724B2/ja
Priority to CN201410513870.9A priority patent/CN104512408B/zh
Publication of JP2015074265A publication Critical patent/JP2015074265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5977724B2 publication Critical patent/JP5977724B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、車両を目標駐車位置に誘導する駐車支援を行う駐車支援装置に関する。
特許文献1では、目標駐車位置(最終的な目標駐車位置の候補としての意味で、以下では「候補位置」という。)を自動検出することが可能な駐車支援装置が開示されている(要約)。候補位置は、前後左右のカメラ1〜4が取得した自車周辺の画像に基づく俯瞰画像に対して直線検出処理等の画像処理を行って検出される([0024]〜[0026])。候補位置の検出に失敗した場合、俯瞰画像上のデフォルト位置にデフォルト枠画像を描画すると共に、デフォルト枠画像の位置調整を促すアイコン等を描画する([0030])。特許文献1では、左右カメラ3、4は、サイドミラー等に設置される(図2、[0012])。
特開2011−039600号公報
上記のように、特許文献1では、左右カメラ3、4がサイドミラー等に設置される。カメラ3、4が設置されたサイドミラーが格納中(閉じられた状態)である場合、カメラ3、4の視野範囲は、設計上意図されているものと異なる可能性がある。サイドミラーの格納中におけるカメラ3、4からの周辺画像に基づく俯瞰画像により候補位置が検出された場合、候補位置は、実際の位置とは異なる位置として認識される。仮に、誤った候補位置がそのまま最終的な目標駐車位置として用いられた場合、車両は、意図しない方向又は位置に誘導されることとなる。
また、候補位置を自動検出する代わりに、運転者が、カメラ3、4からの周辺画像を見ながら車両を位置合わせすることで目標駐車位置が設定される場合も、同様の問題が生じ得る。
本発明は、上記のような課題を考慮してなされたものであり、誤った方向又は位置に車両が誘導されることを未然に防止することが可能な駐車支援装置を提供することを目的とする。
本発明に係る駐車支援装置は、車両の側部に設置され、前記車両の側方を撮像する撮像手段と、前記撮像手段で取得された周辺画像に基づいて前記車両の駐車支援を行う制御装置とを備えるものであって、前記制御装置は、目標駐車位置を設定する目標駐車位置設定制御と、設定された前記目標駐車位置まで自動操舵にて前記車両の誘導を行う誘導制御とを実行し、前記撮像手段は、前記車両の側部における可動部に設置され、前記制御装置は、前記撮像手段が正常位置にあることを検出した場合、前記車両の誘導開始を指令する誘導開始画像を選択可能に表示し、前記可動部の移動に伴って前記撮像手段が前記駐車支援を行うための正常位置にないことを検出したとき、前記誘導開始画像を選択不可能に表示した状態で、前記自動操舵による前記車両の誘導を禁止することを特徴とする。
本発明によれば、可動部の移動に伴って撮像手段が駐車支援を行うための正常位置にないとき、車両の誘導を禁止する。このため、駐車支援装置において目標駐車位置の候補として実際とは異なる誤った位置を検出している場合、当該誤った位置へと車両を誘導することを未然に防ぐことが可能となる。また、目標駐車位置の候補を自動検出する代わりに、周辺画像又はこれを画像処理した画像である表示画像を見ながら運転者が車両を位置合わせすることで目標駐車位置を設定する場合も同様である。
なお、前記撮像手段が前記駐車支援を行うための正常位置にない場合とは、予め設計された位置及び角度で前記撮像手段が設定されておらず、予め設定された撮像範囲を有さない場合を意味する
前記目標駐車位置設定制御は、前記周辺画像に基づいて目標駐車位置の候補を少なくとも1つ検出し、検出した前記目標駐車位置の候補を用いて前記目標駐車位置を設定してもよい。或いは、前記目標駐車位置設定制御は、前記表示画像に基づいて運転者が位置合わせした前記車両の位置に対応させて前記目標駐車位置を設定してもよい。
前記制御装置は、前記可動部としてのサイドドアが開いていることを検出したとき、対応するエラーメッセージを表示した状態で、前記車両の誘導を禁止してもよい。また、前記制御装置は、前記可動部としてのサイドミラーが閉じていることを検出したとき、対応するエラーメッセージを表示した状態で、前記車両の誘導を禁止してもよい。
前記目標駐車位置設定制御において、前記制御装置は、前記目標駐車位置設定制御における操作を行うための操作画像を表示させ、前記撮像手段が前記正常位置にあることを検出した場合、前記車両の誘導開始を指令する誘導開始画像及び前記操作画像を選択可能とし、前記撮像手段が前記正常位置にないことを検出した場合、前記操作画像を選択可能とし且つ前記誘導開始画像を選択不可能としてもよい。
これにより、撮像手段が正常位置にない場合(例えば、サイドミラーを展開している途中)でも、操作画像の選択に伴う操作は可能となる。これにより、ユーザの利便性を向上することが可能となる。
本発明によれば、誤った方向又は位置に車両が誘導されることを未然に防止することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る駐車支援装置を搭載した車両の構成を示すブロック図である。 駐車支援制御のフローチャートである。 自動操舵開始許否判定のフローチャートである。 目標駐車位置設定制御における表示画面の第1例を示す図である。 前記目標駐車位置設定制御における表示画面の第2例を示す図である。 前記目標駐車位置設定制御における表示画面の第3例を示す図である。
A.一実施形態
[1.構成]
(1−1.全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る駐車支援装置12を搭載した車両10(以下「自車10」ともいう。)の構成を示すブロック図である。
本実施形態の駐車支援装置12は、自動操舵を行うことで車両10の駐車を支援する。すなわち、ステアリング68の操作は、駐車支援装置12が自動で行う一方、アクセルペダル及びブレーキペダル(いずれも図示せず)並びにシフトレバー38の操作は運転者が行う。駐車支援装置12は、ステアリング68の操作に加え、アクセルペダル及びブレーキペダルの操作(車両10の駆動及び制動)並びにシフトレバー38の操作(車両10の前進及び後退の切替え)を自動で行うものであってもよい。
図1に示すように、駐車支援装置12は、駐車支援制御等で用いる各種の検出値を検出するセンサ群14と、ナビゲーション装置16と、駐車支援電子制御装置18(以下「駐車支援ECU18」又は「ECU18」という。)と、電動パワーステアリングシステム20(以下「EPSシステム20」という。)とを有する。なお、駐車支援装置12の基本的な構成は、特許文献1又は特開2010−069944号公報に記載のものを用いてもよい。
(1−2.センサ群14)
図1に示すように、センサ群14には、前方カメラ30f、後方カメラ30rr、左側方カメラ30l及び右側方カメラ30rtと、車輪センサ32rl、32rrと、車速センサ34と、シフト位置センサ36と、ドアスイッチ38l、38rと、ミラースイッチ40l、40rとが含まれる。
カメラ30f、30rr、30l、30rtは、車両10の周辺を撮像した周辺画像Isを出力する。以下では、前方カメラ30fが撮像した周辺画像Isを「前方画像If」と、後方カメラ30rrが撮像した周辺画像Isを「後方画像Irr」と、左側方カメラ30lが撮像した周辺画像Isを「左側方画像Il」と、右側方カメラ30rtが撮像した周辺画像Isを「右側方画像Irt」という。また、左側方画像Ilと右側方画像Irtを合わせて側方画像Isdともいう。
本実施形態において、前方カメラ30fは、例えば、車両10のフロントグリル(図示せず)に配置され、後方カメラ30rrは、例えば、車両10のバックドア又はテールゲートに配置される。また、左側方カメラ30lは、左側のサイドドア42lに配置されたサイドミラー44lに設けられる。右側方カメラ30rtは、右側のサイドドア42rに配置されたサイドミラー44rに設けられる。或いは、カメラ30l、30rtは、サイドミラー44l、44rが設けられていないサイドドアに配置されてもよい。
車輪センサ32rl、32rrは、それぞれ車輪(図示せず)の回転角度θw[deg]を検出する角度センサ又は変位センサであり、車輪が所定角度回転する毎に検出パルスを出力する。当該検出パルスは、車輪の回転角度θw(すなわち、移動距離)及び車輪の回転速度[rpm]の算出に用いることができる。車輪センサ32rlは、左後輪の回転角度θw(以下「回転角度θwrl」ともいう。)を検出し、車輪センサ32rrは、右後輪の回転角度θw(以下「回転角度θwrr」ともいう。)を検出する。
車速センサ34は、車両10の車体(図示せず)の速度(以下「車速V」という。)[km/h]を検出して駐車支援ECU18に出力する。車速センサ34は、例えば、トランスミッションのカウンタシャフトの回転に基づいて車速Vを検出する。
シフト位置センサ36は、シフトレバー38の位置(以下「シフト位置Ps」という。)を検出して出力する。
ドアスイッチ38l、38rは、サイドドア42l、42rの開閉状態を検出し、当該開閉状態を示す信号(ドア状態信号Sdr)をECU18に出力する。サイドドア42lは、車両10左側のドアのうち最も前側のものであり、サイドドア42rは、車両10右側のドアのうち最も前側のものである。例えば、車両10に左前、右前、左後ろ及び右後ろのサイドドアが存在する場合、サイドドア42l、42rは、左前及び右前のサイドドアを指す。或いは、また、カメラ30l、30rtが設けられているのであれば、サイドドア42l、42rは、最も前側でなくてもよい。ここでのサイドドア42l、42rは、開閉に伴ってカメラ30l、30rtの位置が変化するものであれば、特に限定されないため、スライドドアであってもよい。
ミラースイッチ40l、40rは、サイドミラー44l、44rの開閉状態(展開状態/格納状態)を切り替える。ミラースイッチ40l、40rの出力(以下「ミラー状態信号Smr」という。)に基づいてサイドミラー44l、44rの開閉状態を知ることができる。
(1−3.ナビゲーション装置16)
ナビゲーション装置16は、GPS(Global Positioning System)を用いて車両10の現在位置を検出し、ユーザ(運転者を含む。)に対して目的地までの経路を案内する。ナビゲーション装置16は、地図情報データベースを有する記憶装置(図示せず)を有する。
ナビゲーション装置16は、タッチパネル46及びスピーカ48を有する。タッチパネル46は、駐車支援装置12の入力装置及び表示装置として機能する。ユーザは、タッチパネル46を介して駐車支援に関する指令を入力する。また、タッチパネル46に駐車支援に関する画面が表示される。後述するように、タッチパネル46以外の構成要素を入力装置又は表示装置として用いてもよい。また、駐車支援の際には、スピーカ48を介して音声案内が行われる。
(1−4.駐車支援ECU18)
図1に示すように、ECU18は、ハードウェアとして、入出力部50、演算部52及び記憶部54を有する。本実施形態の演算部52は、記憶部54に記憶されているプログラムに基づき各部を制御することにより、駐車支援制御を実行する(詳細は後述する。)。
(1−5.EPSシステム20)
EPSシステム20は、舵角センサ60、トルクセンサ62、EPSモータ64、レゾルバ65及びEPS電子制御装置66(以下「EPS ECU66」という。)を含む。
舵角センサ60は、ステアリング68の舵角θstを検出する。トルクセンサ62は、ステアリング68にかかるトルクTQを検出する。
EPSモータ64は、ステアリング68に連結されたステアリングコラム70に対して駆動力又は反力を付与することで、運転者によるステアリング68の操作支援及び駐車支援時の自動操舵を可能とする。レゾルバ65は、EPSモータ64の回転角度θmを検出する。
EPS ECU66は、EPSシステム20全体を制御するものであり、駐車支援ECU18と同様、ハードウェアとして、入出力部、演算部及び記憶部(いずれも図示せず)を有する。
[2.駐車支援制御]
(2−1.概要)
本実施形態の駐車支援装置12は、車両10の駐車支援を行う駐車支援制御を実行する。本実施形態の駐車支援制御は、主として、目標駐車位置設定制御(以下「目標設定制御」ともいう。)及び自動操舵制御の2つの制御を含む。目標設定制御は、車両10の目標駐車位置Pptarを設定するための制御である。自動操舵制御は、車両10が目標駐車位置Pptarに到達するようにステアリング68を自動的に操作する制御である。ステアリング68の自動操作は、EPS ECU66がEPSモータ64を制御することで行う。
図2は、駐車支援制御のフローチャートである。ステップS1において、駐車支援ECU18は、駐車支援制御の開始条件が成立したか否かを判定する。当該開始条件としては、例えば、ナビゲーション装置16のタッチパネル46に表示された駐車支援開始ボタン(図示せず)が押されたこと又は選択されたことを用いることができる。或いは、これに加えて、車速Vが所定の車速閾値を下回っていることを開始条件としてもよい。駐車支援制御の開始条件が成立した場合(S1:YES)、ステップS2に進み、開始条件が成立していない場合(S1:NO)、所定時間経過後にステップS1から再開する。
ステップS2において、ECU18は、車両10の目標駐車位置Pptarを設定するための目標駐車位置設定制御を実行する。続くステップS3において、ECU18は、自動操舵制御の開始条件が成立したか否かを判定する。当該開始条件としては、直接的には、ナビゲーション装置16のタッチパネル46に表示された自動操舵開始ボタン118a、118b(以下「開始ボタン118a、118b」ともいう。)(図4)のいずれかが押されたことを用いることができる。但し、開始ボタン118a、118bは、特定の条件が成立した場合にのみ選択可能とする(詳細は、図3を参照して後述する。)。
自動操舵制御の開始条件が成立していない場合(S3:NO)、ステップS2に戻る。自動操舵制御の開始条件が成立した場合(S3:YES)、ECU18は、車両10が目標駐車位置Pptarに到達するようにステアリング68を自動的に操作する自動操舵制御(S4)を実行する。ステアリング68の自動操作は、EPS ECU66がEPSモータ64を制御することで行う。
(2−2.自動操舵開始許否判定)
図3は、自動操舵開始許否判定のフローチャートである。上記のように、本実施形態では、自動操舵開始ボタン118a、118b(図4)のいずれかが押されたときに(図2のS3:YES)、自動操舵制御を開始する(S4)。しかしながら、目標駐車位置設定制御では、自動操舵開始ボタン118a、118bを選択できない場合がある。図3に示すフローチャートは、自動操舵開始ボタン118a、118bの選択の可否を設定するものでもあり、目標駐車位置設定制御において用いられる。
図3のステップS11において、駐車支援ECU18は、左右のサイドドア42l、42rが閉状態であるか否かを判定する。当該判定は、ドアスイッチ38l、38rからのドア状態信号Sdrに基づいて行う。いずれのサイドドア42l、42rも閉状態である場合(S11:YES)、ステップS12に進み、いずれかのサイドドア42l、42rが閉状態でない場合(S11:NO)、ステップS16に進む。
ステップS12において、ECU18は、左右のサイドミラー44l、44rが展開中(開状態)であるか否かを判定する。当該判定は、ミラースイッチ40l、40rからのミラー状態信号Smrに基づいて行う。いずれのサイドミラー44l、44rも展開中である場合(S12:YES)、ステップS13に進み、いずれかのサイドミラー44l、44rが格納中であり、展開中でない場合(S12:NO)、ステップS16に進む。
ステップS13において、ECU18は、シフト位置Psがリバース(R)以外であるかを判定する。当該判定は、シフト位置センサ36が検出したシフト位置Psに基づいて行う。シフト位置PsがR以外である場合(S13:YES)、ステップS14に進み、シフト位置PsがRである場合(S13:NO)、ステップS16に進む。
ステップS14において、ECU18は、車両10が停止状態であるかを判定する。当該判定は、例えば、車速Vが閾値(停止判定閾値Thv)以下であるか否かにより行う。車両10が停止状態である場合(S14:YES)、ステップS15において、ECU18は、自動操舵開始ボタン118a、118bをアクティブ状態(選択可能な状態)で表示して(図4参照)、ユーザの選択に応じて自動操舵を開始可能とする。車両10が停止状態でない場合(S14:NO)、ステップS16に進む。
サイドドア42l、42rが閉状態でない場合(S11:NO)、サイドミラー44l、44rが展開中でない場合(S12:NO)、シフト位置PsがRである場合(S13:NO)又は車両10が停止状態でない場合(S14:NO)、ステップS16において、ECU18は、自動操舵開始ボタン118a、118bを非アクティブ状態(選択できない状態)で表示して(図5及び図6参照)又は非表示にして、自動操舵の開始を禁止する。
また、ステップS16では、後述する自動検出ボタン124(図4)により設定される自動検出モード又は固定表示モードに応じて表示画面100の表示を変化させることができる。さらに、ステップS16において、ECU18は、状況に応じたエラーメッセージを表示させる(詳細は、図5及び図6を参照して説明する。)。
(2−3.目標駐車位置設定制御における表示画面100)
(2−3−1.概要)
図2に示すように、駐車支援が開始されると(S1:YES)、目標駐車位置設定制御が開始される(S2)。この際、ECU18は、自動操舵開始ボタン118a、118b及び俯瞰画像Igを含む表示画面100(図4〜図6)を表示させる。
図4〜図6は、目標駐車位置設定制御におけるタッチパネル46の表示画面100の第1例〜第3例を示す図である。具体的には、図4は、通常時(すなわち、図3のフローで自動操舵を許可すると判定された場合(図3のS15))の表示画面100(以下「通常時表示画面100a」又は「表示画面100a」ともいう。)を示す。図5は、サイドドア42l、42rが開状態であるとき(図3のS11:NO)の表示画面100(以下「ドア開時表示画面100b」又は「表示画面100b」ともいう。)を示す。図6は、サイドミラー44l、44rが格納中であるとき(図3のS12:NO)の表示画面100(以下「ミラー格納時表示画面100c」又は「表示画面100c」ともいう。)を示す。
(2−3−2.通常時表示画面100a)
図4に示すように、通常時表示画面100aには、非アクティブ状態の駐車支援マーク110と、進捗説明バー112と、操作案内メッセージ114と、それぞれが自動操舵開始ボタン118a、118bを含む駐車種類選択タブ116a、116bと、注意喚起メッセージ120と、俯瞰画像領域122と、自動検出ボタン124と、中止ボタン126とが含まれる。
駐車支援マーク110は、自動操舵制御の実行中にはアクティブ状態となり濃く表示され、目標駐車位置設定制御の実行中には非アクティブ状態となり薄く表示されることで、駐車支援の進捗状況を示す。
進捗説明バー112は、駐車支援の進捗を説明するためのバーである。進捗説明バー112は、目標駐車位置Pptarを設定中であることを示す「設定」との文字を含む領域と、自動操舵中であることを示す「アシスト」との文字を含む領域と、駐車支援の終了を示す「終了」との文字を含む領域からなる。これらの領域のうちその時点で行われている制御に対応する領域が他の領域と異なる色で表示される。
操作案内メッセージ114は、車両10が行うべき動きを運転者に対して伝える。図4の例では、自動操舵開始ボタン118a、118bのいずれかを選択することにより自動操舵が開始される旨を伝えるため、「[スタート]で緑枠に駐車します」との文字が表示される。ここにいう「緑枠」とは、俯瞰画像領域122に含まれる候補位置画像134を指している。
駐車種類選択タブ116a、116b(以下「選択タブ116a、116b」又は「タブ116a、116b」ともいう。)は、駐車の種類をバック駐車(並列駐車)又は縦列駐車から選択するためのタブである。各タブ116a、116bには、それぞれ2つの自動操舵開始ボタン118a、118bが含まれる。選択タブ116a、116b及び開始ボタン118a、118bは、いずれも選択可能な状態(アクティブ状態)である。
左側の開始ボタン118aが選択されると、左側の候補位置画像134に対応する候補位置Ppcが目標駐車位置Pptarとして設定され、右側の開始ボタン118bが選択されると、右側の候補位置画像134に対応する候補位置Ppcが目標駐車位置Pptarとして設定される。
注意喚起メッセージ120は、その時点で注意すべき内容を運転者に対して伝える。図4の例では、車両10を前進するためにアクセルペダルを踏み込む前に周囲の確認を促すため、「周囲を直接確認してください」との文字が表示される。
俯瞰画像領域122は、前方画像If、後方画像Irr、左側方画像Il及び右側方画像Irtを画像処理した車両10の俯瞰画像Igを表示する。俯瞰画像領域122には、車両10を示す自車画像130が含まれる。
図4に示すように、俯瞰画像領域122には、自車画像130に加え、案内画像としての目安ガイド線132と、候補位置画像134とが重畳されている。目安ガイド線132は、車両10又は自車画像130の進行方向前方に表示された線からなる画像であり、本実施形態では黄色である。目安ガイド線132は、各種の目標停止位置画像(目標駐車位置Pptarを示す目標駐車位置画像等)に位置合わせする際に用いられ、幅が目標停止画像と同じである。
候補位置画像134は、目標駐車位置Pptarの候補(候補位置Ppc)を示すものであり、自車画像130の左側及び右側それぞれに表示される。左側の自動操舵開始ボタン118aが選択されると、左側の候補位置画像134に対応する候補位置Ppcが目標駐車位置Pptarとして設定され、右側の自動操舵開始ボタン118bが選択されると、右側の候補位置画像134に対応する候補位置Ppcが目標駐車位置Pptarとして設定される。
後述する図5及び図6と比較して、図4では、俯瞰画像領域122内に映し出されている白線136(カメラ30f、30rr、30l、30rtに撮像されたもの)が正常である。ここでの白線136は、駐車スペースを区切るための線である。
自動検出ボタン124は、目標駐車位置Pptarの候補(候補位置Ppc)を自動で検出するか否かを設定するボタンである。換言すると、自動検出ボタン124がオンとされているとき、ECU18は、撮像範囲としての左側方画像Il及び右側方画像Irtに基づいて候補位置Ppcを選択し、選択した候補位置Ppcに対応させて候補位置画像134を表示する(自動検出モード)。このため、俯瞰画像領域122において自車画像130と候補位置画像134の相対位置が変化する。
自動検出モードにおいて、ECU18は、側方画像Isd(左側方画像Il及び右側方画像Irt)から白線136等の特徴部をパターンマッチング等により認識して候補位置Ppcを検出する。そして、ECU18は、検出した候補位置Ppcの座標に対応させて俯瞰画像領域122中に候補位置画像134を表示させる。ここで、カメラ30l、30rtの視野範囲は固定されているため、側方画像Isd中の位置がわかれば、車両10の位置と候補位置Ppcとの相対関係を特定することができる。
このため、候補位置画像134(候補位置Ppc)が選択され、目標駐車位置Pptarが設定されると、ECU18は、目標駐車位置Pptarと車両10との相対位置を算出することが可能となる。従って、ECU18は、目標駐車位置Pptarと車両10との相対位置に基づいて、目標駐車位置Pptarに向かう車両10の経路を算出することができる。
一方、自動検出ボタン124がオフとされているとき、ECU18は、自車画像130に対する候補位置画像134の位置を固定して表示する(固定表示モード)。これにより、ユーザは、車両10を実際に運転しながら、俯瞰画像領域122における俯瞰画像Igにおいて車両10(自車画像130)を駐車させたい位置に候補位置画像134を合わせる。
固定表示モードにおいて、ECU18は、俯瞰画像領域122中の予め設定された位置に候補位置画像134を表示させる。俯瞰画像領域122において候補位置画像134が表示される位置は、車両10の位置との相対関係が予め固定された位置(候補位置Ppc)に対応する。また、カメラ30l、30rtの視野範囲は固定されているため、俯瞰画像領域122(俯瞰画像Ig)のうち側方画像Isdに対応する位置と、候補位置画像134が表示される位置との関係も固定されている。
従って、運転者が、俯瞰画像領域122中の俯瞰画像Igを見ながら、俯瞰画像Ig中の候補位置Ppcと成り得る位置(例えば、白線136で囲まれた領域)に候補位置画像134を合わせ、当該候補位置画像134に対応する候補位置Ppcを目標駐車位置Pptarとして設定すると、ECU18は、目標駐車位置Pptarと車両10との相対位置に基づいて、目標駐車位置Pptarに向かう車両10の経路を算出することができる。
ここで、サイドドア42l、42rが開いている場合(図3のS11:NO)又はサイドミラー44l、44rが格納中である場合(S12:NO)、カメラ30l、30rtの視野範囲がずれてしまう。この場合、カメラ30l、30rtの視野範囲と、俯瞰画像領域122中の相対位置とが対応しなくなってしまう。このため、自動検出モード及び固定表示モードのいずれの場合も、ECU18が車両10を誘導する位置(目標駐車位置Pptar)と、運転者が実際に駐車を意図する位置との間にずれが生じてしまう。
そこで、本実施形態では、自動検出ボタン124がオンとされ、自動検出モードが選択されている状態で図3のステップS16に到達した場合(特に、S11:NO又はS12:NOの場合)、開始ボタン118a、118bの選択を禁止する(S16)。この際、ECU18は、俯瞰画像領域122内において候補位置画像134を非表示としてもよい。この場合、ECU18は、候補位置Ppcの自動検出を中止することも可能である。一方、自動検出ボタン124がオフとされ、固定表示モードが選択されている状態で図3のステップS16に到達した場合、ECU18は、俯瞰画像領域122内に候補位置画像134を表示させてもよく又は候補位置画像134を非表示としてもよい。
中止ボタン126は、駐車支援を終了するためのボタンである。
(2−3−3.ドア開時表示画面100b)
通常時表示画面100a(図4)と比較して、ドア開時表示画面100b(図5)では、操作案内メッセージ114として「ドアを閉めてください」と表示される。
また、図4では、自動操舵開始ボタン118a、118bが選択可能な状態(アクティブ状態)であったが、図5では、開始ボタン118a、118bが選択できない状態(非アクティブ状態)で表示される。非アクティブ状態にある開始ボタン118a、118bは、例えば、アクティブ状態にある開始ボタン118a、118bよりも薄く表示される。これは、車両10の移動中は、自動操舵の開始を禁止するためである。
一方、図4と同様、図5においても、駐車種類選択タブ116a、116bは選択可能な状態(アクティブ状態)で表示される。これは、サイドドア42l、42rが開状態であっても、駐車の種類の選択を可能とすることで、ユーザの利便性を向上するためである。
図4と比較して、図5では、俯瞰画像領域122中に映し出される白線136(特に、左側)が曲がっている。これは、左側のサイドドア42lが開いていることで、カメラ30lの視野範囲がずれていることに起因している。
なお、図5の画面でも、自動検出ボタン124のオンオフは可能である。
(2−3−4.ミラー格納時表示画面100c)
通常時表示画面100a(図4)及びドア開時表示画面100b(図5)と比較して、ミラー格納時表示画面100c(図6)では、操作案内メッセージ114として「ドアミラーを開いてください」と表示されると共に、俯瞰画像領域122において「ドアミラー格納中 注意」との注意喚起メッセージ140が表示される。
また、図5と同様、図6では、自動操舵開始ボタン118a、118bが選択できない状態(非アクティブ状態)で表示される一方、駐車種類選択タブ116a、116bは選択可能な状態(アクティブ状態)で表示される。なお、ドア開時表示画面100bにおいて、候補位置画像134を非表示にすること又は非アクティブ状態で表示することも可能である。
図4と比較して、図6では、俯瞰画像領域122中に映し出される白線136が曲がっている。これは、サイドミラー44l、44rが格納されていることで、カメラ30l、30rtの視野範囲がずれていることに起因している。
なお、図6の画面でも、自動検出ボタン124のオンオフは可能である。
[3.本実施形態の効果]
以上のような本実施形態によれば、サイドドア42l、42r又はサイドミラー44l、44r(可動部)の移動に伴ってカメラ30l、30rt(撮像手段)が駐車支援を行うための正常位置にないとき、車両10の誘導を禁止する(図3、図5及び図6参照)。このため、自動検出モード(自動検出ボタン124がオンの状態)において候補位置Ppc(目標駐車位置Pptarの候補)として実際とは異なる誤った位置を検出している場合、当該誤った位置へと車両10を誘導することを未然に防ぐことが可能となる。また、固定表示モード(自動検出ボタン124がオフの状態)において、周辺画像Is(俯瞰画像Igを含む。)を見ながら運転者が車両10を位置合わせする場合も同様である。
本実施形態の目標駐車位置設定制御において、ECU18は、目標駐車位置設定制御における操作を行うための駐車種類選択タブ116a、116b(操作画像)を表示させる(図4〜図6)。ECU18は、サイドドア42l、42rが閉状態であること及びサイドミラー44l、44rが展開中であること(すなわち、カメラ30l、30rtが正常位置にあること)を検出した場合(S11:YES→S12:YES)、車両10の誘導開始を指令する開始ボタン118a、118b(誘導開始画像)及び駐車種類選択タブ116a、116b(操作画像)を選択可能とする(図4)。また、カメラ30l、30rtが正常位置にないことを検出した場合、選択タブ116a、116bを選択可能とし且つ開始ボタン118a、118bを選択不可能とする(図5及び図6)。
これにより、カメラ30l、30rtが正常位置にない場合(例えば、サイドミラー44l、44rを展開している途中)でも、タブ116a、116bの選択に伴う操作は可能となる。これにより、ユーザの利便性を向上することが可能となる。
本実施形態において、駐車支援装置12は、候補位置Ppc(目標駐車位置Pptarの候補)の自動検出を行う自動検出モードと、候補位置Ppcの自動検出を行わずに俯瞰画像Ig中に候補位置画像134を固定表示させる固定表示モードとを切り替える自動検出ボタン124(モード切替手段)を備える(図4〜図6)。
ECU18は、自動検出モードが選択された状態においてカメラ30l、30rt(撮像手段)が正常位置にあることを検出した場合、候補位置画像134を自車画像130に関連付けて表示させると共に、開始ボタン118a、118b(誘導開始画像)を選択可能とする(図4参照)。自動検出モードが選択された状態においてカメラ30l、30rtが正常位置にないことを検出した場合、候補位置画像134なしに又は非アクティブ状態の候補位置画像134と共に自車画像130を表示させると共に、開始ボタン118a、118bを選択不可能とすることができる。
また、固定表示モードが選択された状態においてカメラ30l、30rtが正常位置にあることを検出した場合、候補位置画像134を自車画像130に関連付けて表示させると共に、開始ボタン118a、118bを選択可能とする(図4参照)。固定表示モードが選択された状態においてカメラ30l、30rtが正常位置にないことを検出した場合、候補位置画像134を自車画像130に関連付けて表示させると共に、開始ボタン118a、118bを選択不可能とすることができる(図5及び図6参照)。
上記によれば、目標駐車位置Pptarの設定モード(自動検出モード及び固定表示モード)の選択及びカメラ30l、30rtの位置に応じて、開始ボタン118a、118b及び候補位置画像134の表示を切り替えることが可能となる。従って、現在の目標駐車位置Pptarの設定モードの選択及びカメラ30l、30rtの位置をユーザに認識させ易くすることが可能となる。
B.変形例
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、本明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
[1.適用対象]
上記実施形態では、車両10に駐車支援装置12を搭載した場合について説明したが、例えば、移動体の可動部の移動に伴ってカメラ30l、30rt(撮像手段)が駐車支援(停止支援)を行うための正常位置にないことを検出したとき、移動体の誘導を禁止するとの観点からすれば、車両10以外の移動体(例えば、船舶)に駐車支援装置12(停止支援装置)を用いることも可能である。
[2.カメラ30f、30rr、30l、30rt(撮像手段)]
上記実施形態では、周辺画像Isを撮像するための撮像手段として、カメラ30f、30rr、30l、30rtを用いた。しかしながら、例えば、サイドドア42l、42r又はサイドミラー44l、44rの移動に伴ってカメラ30l、30rtが駐車支援を行うための正常位置にないことを検出したとき、車両10の誘導を禁止するとの観点からすれば、左側方カメラ30l及び右側方カメラ30rtの片方又は両方のみを設けることも可能である。
[3.タッチパネル46(入力手段及び表示手段)]
上記実施形態では、ナビゲーション装置16のタッチパネル46を入力手段及び表示手段を兼ねるものとして用いた。しかしながら、例えば、駐車支援装置12に対するユーザの指令を入力する観点からすれば、タッチパネル46は、ナビゲーション装置16のものでなくてもよい。また、タッチパネル46以外の入力手段(専用ボタン、音声入力装置等)を用いてもよい。
さらに、例えば、表示画面100を表示する観点からすれば、タッチパネル46以外の表示手段(例えば、マルチインフォメーションディスプレイ(MID)又はヘッドアップディスプレイ(HUD))を用いてもよい。
[4.目標駐車位置設定制御]
上記実施形態では、サイドドア42l、42rの開閉状態(図3のS11)及びサイドミラー44l、44rの開閉状態(S12)の両方を用いて、カメラ30l、30rtが駐車支援を行うための正常位置にあるか否かを検出した。しかしながら、いずれか一方のみを用いることも可能である。
上記実施形態では、撮像手段としてのカメラ30l、30rtが正常位置にない場合でも、目標駐車位置設定制御の実行を許可し、その後の自動操舵制御の実行を禁止した。しかしながら、例えば、カメラ30l、30rtが正常位置にない場合には、駐車支援を行わないとの観点からすれば、自動操舵制御のみならず、目標設定制御の実行を禁止することも可能である。
上記実施形態では、カメラ30l、30rtが正常位置にない場合、自動検出モード及び固定表示モードのいずれについても自動操舵の開始を禁止した。しかしながら、例えば、自動検出モードにおいて自動操舵の開始を禁止する観点からすれば、固定表示モードでは、自動操舵の開始を許可することも可能である。
上記実施形態では、自動検出モード及び固定表示モードを設けたが、例えば、カメラ30l、30rtが正常位置にない場合、自動操舵の開始を禁止する観点からすれば、両モードのいずれか一方のみを設けることも可能である。
上記実施形態では、候補位置画像134を自車画像130の両側に配置した(図4〜図6)。しかしながら、例えば、カメラ30l、30rtの一方が正常位置にない場合、自動操舵の開始を禁止する観点からすれば、候補位置画像134は、自車画像130の左右一方にのみ表示してもよい。
上記実施形態の目標駐車位置設定制御では、目標駐車位置Pptarとなり得る位置(候補位置Ppc)を候補位置画像134としてタッチパネル46に表示させた(図4〜図6)。しかしながら、例えば、目標駐車位置Pptarを設定する観点からすれば、これに限らない。例えば、運転者の操作により、車両10を目標駐車位置Pptarに対する所定位置(例えば、サイドミラー44l、44rのいずれかの延長線上に目標駐車位置Pptar(駐車枠)の一端の線が来る位置)に移動させることで目標駐車位置Pptarを設定することも可能である。
[5.自動操舵制御]
上記実施形態では、目標駐車位置設定制御で設定された目標駐車位置Pptarまで車両10の誘導を行う制御として、自動操舵制御(ステアリング68の操作を自動で行う制御)を用いた。しかしながら、例えば、カメラ30l、30rtが駐車支援を行うための正常位置にないことを検出したとき、車両10の誘導を禁止する点に着目すれば、それ以外の誘導制御を用いることも可能である。そのような誘導制御として、例えば、自動駐車制御(アクセル、ブレーキ及びシフト並びに操舵を自動で行う制御)を用いることも可能である。
[6.表示画面100]
(6−1.表示内容)
上記実施形態では、ドア開時表示画面100b(図5)及びミラー格納時表示画面100c(図6)において、自動操舵開始ボタン118a、118bを非アクティブ状態で表示した。しかしながら、例えば、開始ボタン118a、118bを選択不可にするとの観点からすれば、開始ボタン118a、118bを非表示とすることも可能である。
(6−2.俯瞰画像Ig)
上記実施形態では、カメラ30f、30rr、30l、30rtから取得した前方画像If、後方画像Irr、左側方画像Il及び右側方画像Irtを用いて俯瞰画像Igを生成及び表示した(図4〜図6参照)。しかしながら、例えば、側方画像Isdのみを表示させる観点からすれば、左側方画像Il及び右側方画像Irtの片方又は両方のみから俯瞰画像Igを生成及び表示することも可能である。
(6−3.駐車種類選択タブ116a、116b(駐車種類選択画像))
上記実施形態では、駐車支援により案内する駐車の種類としてバック駐車(並列駐車)及び縦列駐車を選択可能とした。しかしながら、それ以外の駐車の種類(例えば、斜め駐車)を選択可能とすることも可能である。また、バック駐車又は縦列駐車のいずれか一方のみを選択可能とすることも可能である。この場合、駐車種類選択タブ116a、116bのいずれも表示を省略することが可能である。
さらに、表示画面100中の表示以外における入力手段(例えば、表示画面100以外の部位(例えば、ステアリング68)に設けられる専用操作ボタン)を用いて駐車の種類を選択することも可能である。
(6−4.自動操舵開始ボタン118a、118b(誘導開始画像))
上記実施形態では、目標駐車位置Pptarまでの誘導開始を指令するための誘導開始画像として自動操舵開始ボタン118a、118bを用いた(図4〜図6)。しかしながら、例えば、目標駐車位置Pptarを左右の一方のみ(特に左側通行の国では左側のみ、右側通行の国では右側のみ)について設定可能とする場合、開始ボタン118a、118bの一方のみを用いることも可能である。
さらに、表示画面100中の表示以外における入力手段(例えば、表示画面100以外の部位(例えば、ステアリング68)に設けられる専用操作ボタン)を用いて目標駐車位置Pptarまでの誘導開始の指令を入力することも可能である。
10…車両(自車) 12…駐車支援装置
18…駐車支援ECU(制御装置)
30f、30rr、30l、30rt…カメラ(撮像手段)
42l、42r…サイドドア(可動部)
44l、44r…サイドミラー(可動部) 46…タッチパネル(表示装置)
116a、116b…駐車種類選択タブ(操作画像)
118a、118b…自動操舵開始ボタン(誘導開始画像)
124…自動検出ボタン 134…候補位置画像(操作画像)
Ig…俯瞰画像 Is…周辺画像
Ppc…候補位置 Pptar…目標駐車位置

Claims (3)

  1. 車両の側部に設置され、前記車両の側方を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で取得された周辺画像に基づいて前記車両の駐車支援を行う制御装置と
    を備える駐車支援装置であって、
    前記制御装置は、
    目標駐車位置を設定する目標駐車位置設定制御と、
    設定された前記目標駐車位置まで自動操舵にて前記車両の誘導を行う誘導制御と
    を実行し、
    前記撮像手段は、前記車両の側部における可動部に設置され、
    前記制御装置は、
    前記撮像手段が正常位置にあることを検出した場合、前記車両の誘導開始を指令する誘導開始画像を選択可能に表示し、
    前記可動部の移動に伴って前記撮像手段が前記駐車支援を行うための正常位置にないことを検出したとき、前記誘導開始画像を選択不可能に表示した状態で、前記自動操舵による前記車両の誘導を禁止する
    ことを特徴とする駐車支援装置。
  2. 請求項1記載の駐車支援装置において、
    前記制御装置は、前記可動部としてのサイドドアが開いていることを検出したとき、対応するエラーメッセージを表示した状態で、前記車両の誘導を禁止する
    ことを特徴とする駐車支援装置。
  3. 請求項1又は2に記載の駐車支援装置において、
    前記制御装置は、前記可動部としてのサイドミラーが閉じていることを検出したとき、対応するエラーメッセージを表示した状態で、前記車両の誘導を禁止する
    ことを特徴とする駐車支援装置。
JP2013209701A 2013-10-04 2013-10-04 駐車支援装置 Active JP5977724B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013209701A JP5977724B2 (ja) 2013-10-04 2013-10-04 駐車支援装置
CN201410513870.9A CN104512408B (zh) 2013-10-04 2014-09-29 停车辅助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013209701A JP5977724B2 (ja) 2013-10-04 2013-10-04 駐車支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015074265A JP2015074265A (ja) 2015-04-20
JP5977724B2 true JP5977724B2 (ja) 2016-08-24

Family

ID=52999463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013209701A Active JP5977724B2 (ja) 2013-10-04 2013-10-04 駐車支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5977724B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7059459B2 (ja) * 2017-04-28 2022-04-26 ダイハツ工業株式会社 駐車支援装置
JP7385412B2 (ja) * 2019-09-25 2023-11-22 株式会社Subaru 自動運転システム
JP7230769B2 (ja) * 2019-10-11 2023-03-01 トヨタ自動車株式会社 駐車支援装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006219112A (ja) * 2005-01-13 2006-08-24 Denso Corp 車両の運転支援装置
JP2006224873A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Denso Corp 車両周辺監視装置
JP2010042727A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Nissan Motor Co Ltd 車両用周囲状況提示装置
JP5303356B2 (ja) * 2009-05-21 2013-10-02 本田技研工業株式会社 車両の駐車支援システム
JP2013193490A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015074265A (ja) 2015-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5872517B2 (ja) 車両周辺表示装置
JP5982750B2 (ja) 駐車支援装置及び駐車支援方法
US8035531B2 (en) Parking support device
EP1462342B1 (en) Parking assist apparatus and parking assist method for vehicle
US20180327028A1 (en) Parking assistance device, parking assistance method, and parking assistance program
JP5852076B2 (ja) 車両周辺表示装置
JP5790306B2 (ja) 駐車支援装置及び駐車支援方法
JP6318204B2 (ja) 駐車出庫支援装置
JP5855622B2 (ja) 駐車支援装置
US11591022B2 (en) Parking assistance device, parking assistance method, and non-transitory computer readable medium
JP5844329B2 (ja) 駐車支援装置
JP5977724B2 (ja) 駐車支援装置
JP6040766B2 (ja) 駐車支援装置
JP5844330B2 (ja) 駐車支援装置
JP6014569B2 (ja) 駐車支援装置
JP5737061B2 (ja) 駐車モード選択装置
JP2020044888A (ja) 駐車支援装置、車両、駐車支援方法及びプログラム
US20230205405A1 (en) Control device and moving object
US20240109415A1 (en) Control device and moving body
US20230202462A1 (en) Control device and moving object
US20230311658A1 (en) Control device and moving object
US20230202503A1 (en) Control device and moving object
JP5659914B2 (ja) 駐車支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5977724

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250