JP5975927B2 - 動画メディア再生装置 - Google Patents

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Description

この発明は、DVDやBD(Blu−ray Discは、登録商標;以下記載を省略する)などの動画メディアに記録された動画コンテンツを再生する動画メディア再生装置に関する。
従来の動画メディア再生装置は、動画メディアに記録された動画コンテンツを再生する際に、動画コンテンツについての本編再生、チャプタサーチ、字幕や言語設定、特典映像再生などを選択するメニュー画面が表示されて、本編再生が自動的に開始されない場合が多い。しかしながら、車載用の動画メディア再生装置では、ユーザが運転などに注力する必要があるため、ユーザが行うべき操作ができる限り少ないことが望まれ、自動的に本編再生が開始される方がよい。
従来から、メニュー画面を表示した際に本編再生が自動的に選択・実行されるよう構成された動画コンテンツがある。このような動画コンテンツを構築するためには、メニュー画面と本編とを明確に特定する必要がある。
例えば、特許文献1には、BDMV(Blu−ray Disc Movie)規格でメニュー画面の判定を行う方法が開示されている。この方法においては、BDMV規格の動画メディアのタイトルが、HDMV(High Definition Movie)タイトルとBD−J(Blu−ray Disc Java)(Javaは、登録商標;以下記載を省略する)タイトルの排他的な2通りがある。
ここで、HDMVタイトルでは、トップメニューとしてタイトル番号“0”を使用することが定められている。このため、HDMVタイトルの場合、動画コンテンツの再生中であっても、タイトル番号を調べることにより、トップメニューのメニュー画面であるかどうかを知ることができる。なお、トップメニューとは、例えば映画などの動画コンテンツである場合、本編再生、チャプタサーチ、字幕や言語設定、特典映像再生などを選択するメニュー画面である。
また、特許文献1では、BD−Jのメディアの場合において、ムービープレイリストの構造を解析し、同じプレイアイテムが複数回繰り返されていれば、メニュー状態、すなわちメニュー画面を表示している状態であると判定している。
国際公開第2011/001661号
特許文献1に代表される従来の技術では、ムービープレイリストで同じプレイアイテムが繰り返されていることを判定基準としている。
しかしながら、メニュー画面とプレイアイテムの繰り返し回数との間には直接的な対応関係はないため、プレイアイテムの繰り返し回数では、メニュー画面であることを的確に判定できない。例えば、同じプレイアイテムが20回以上繰り返されても、メニュー画面であるという保証はなく、1回しかプレイリストが含まれていないからといって、メニュー画面でないと断定できる保証はない。
また、“次に再生するタイトルの選択が可能な画面”をメニュー画面と定義した場合、BD−Jは、プログラミング言語Javaによってコンテンツの定義が可能な極めて柔軟な規格であるため、上記定義に合致する画面をBD−Jで実現する方法は複数ある。
例えば、画面の背景動画には、プレイアイテムではなく、Javaによるグラフィック表示を採用することも可能である。この点から判断しても、メニュー画面をコンテンツの構成のみから確実に判定する方法には限界がある。
このように動画メディアの規格ではメニュー画面と本編とが明確に特定できないため、動画コンテンツの仕様に応じた方法で本編を自動的に再生することが困難であるという課題があった。例えば、メニュー画面を表示した際に、本編再生ではなく、チャプター1が選択されており、チャプター1が再生された後にメニュー画面に戻るといった仕様の動画コンテンツを考える。この場合、単にメニュー画面を表示した際に選択されている項目を実行するだけでは、チャプター1が再生される。また、チャプター1の再生が完了した際にメニュー画面に戻るため、チャプター2の再生を指示するための操作を行わなければ、全編を再生できない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、本編再生を開始するまでの操作仕様に応じて確実に本編を自動再生することができる動画メディア再生装置を得ることを目的とする。
この発明に係る動画メディア再生装置は、動画メディアに記録された動画コンテンツを再生する動画メディア再生装置において、動画メディアの検索キー情報を取得する検索キー情報取得部と、動画コンテンツごとの本編再生を開始するまでの操作仕様に応じて作成され、本編再生を自動的に行う自動再生スクリプトの中から、検索キー情報に対応する自動再生スクリプトを検索するスクリプト検索部と、スクリプト検索部により取得された自動再生スクリプトを実行するスクリプト実行部と、スクリプト検索部の検索結果として得られた自動再生スクリプトを、検索キー情報に対応付けて記憶するスクリプト記憶部とを備え、スクリプト検索部は、検索キー情報に対応付けて自動再生スクリプトを記憶するスクリプトサーバと通信を行う機能を有し、検索キー情報に基づいて自動再生スクリプトを検索する際に、スクリプトサーバへのアクセス速度がスクリプト記憶部へのアクセス速度よりも劣っている場合には、スクリプト記憶部の検索を行い、スクリプト記憶部に対応する自動再生スクリプトがない場合に、スクリプトサーバから自動再生スクリプトを検索することを特徴とする。
この発明によれば、本編再生を開始するまでの操作仕様に応じて確実に本編を自動再生することができるという効果がある。
メニュー画面の例を示す図である。 メニュー画面の他の例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る動画メディア再生装置の構成を示すブロック図である。 ディスク検索キーの例を示す図である。 自動再生スクリプトの例を示す図である。
実施の形態1.
DVD−VideoやBDMVなどの規格においては、動画のみならず、メニュー画面などのインタラクティブな操作が可能な箇所をコンテンツの中に設定することが可能である。例えば、メニュー画面上に配置したボタンを押下する操作に対して様々な処理内容を定義でき、ボタン押下でボタンごとに設定した動画コンテンツの再生に移行(ジャンプ)することなどの処理が設定できる。
DVD−VideoやBDMVのコンテンツでは、コンテンツの冒頭部分にメニュー画面を挿入し、このメニュー画面上に下記の(1)〜(3)のコンテンツのそれぞれに対応したボタン表示を行い、いずれかのボタンを押下する操作によって対応するコンテンツが再生されるように構成されている場合が多い。
(1)動画(映画など)の本編の全編を再生する“本編再生”
(2)各チャプターを再生する“チャプター1”〜“チャプターn”
(3)特典映像を再生する“特典映像”
また、上記規格においては、上述したボタンが現在選択されていることを示す“フォーカス”という概念がある。
“フォーカス”は、メニュー画面を表示した際に、メニュー画面上に存在するいずれかのボタンがフォーカスされるように設定される。
図1は、メニュー画面の例を示す図である。図1に示すメニュー画面100おいては、“タイトル”欄100aが例えば映画のタイトルを表す背景文字が記載される欄である。
また、“本編再生”、“チャプター1”、“チャプター2”、“特典映像”がそれぞれ記載されたオーバル形状で囲まれた部分がボタン100b〜100eに相当する。
図1では、“本編再生”のボタン100bがフォーカスされており、これを視認し易くするためにオーバル形状の線が太線で表されている。
ユーザは、リモートコントローラ(以下、リモコンと記載する)などの操作入力装置を用いて、フォーカスの位置を移動させることが可能である。例えば、リモコンには、通常“上”、“下”、“右”、“左”、“決定”といった物理的なボタンが配置されており、“上”、“下”、“右”、“左”の各ボタンでフォーカスの位置を移動させて、“決定”ボタンでフォーカスした画面上のボタンを活性化(押下)する。
図1の場合では、“本編再生”ボタン100bがフォーカスされているが、リモコンの“下”ボタンを押下することで、メニュー画面上でフォーカスの位置が下方向に移動し、“チャプター1”ボタン100cがフォーカスされることになる。
図2は、メニュー画面の他の例を示す図であり、“チャプター1”ボタン100cがフォーカスされている場合を示している。“チャプター1”ボタン100cのオーバル形状が太線となっており、“本編再生”を含む他のボタン100b,100d,100eではオーバル形状が細線で描画されている。これにより、ユーザは、“チャプター1”ボタン100cがフォーカスされていることを視認することができる。この状態で、リモコンの“決定”ボタンを押下すると、“チャプター1”の再生が開始される。
なお、上述したようなメニュー画面100は、DVD−VideoやBDMVなどの動画メディアの全てに表示されるものではなく、再生を開始するとそのまま本編が再生されるコンテンツも存在する。
また、メニュー画面100を表示する場合であっても、メニュー画面100が表示されるまでの時間は動画コンテンツによって異なり、動画コンテンツが所定の時間再生されてからメニュー画面100が表示されるよう構成されている動画コンテンツも少なくない。
メニュー画面100は、ユーザの利便性のために、動画コンテンツの制作者が作成するものであるが、その反面、ユーザの多くは、動画コンテンツの本編を視聴することを目的としている場合が多い。
本編を視聴することだけを目的とするユーザにとっては、メニュー画面100に対して操作を行うことなく、本編の再生が開始されることが望ましく、リモコン操作が必要であると不便さを感じる。
特に、車載用の動画メディア再生装置では、運転に注力する必要があるため、ユーザが操作を行う必要を最小限に抑えたい要求が強い。
しかしながら、上述したようにメニュー画面100が表示されるかどうかは動画コンテンツの制作者によって決定され、ユーザがメニュー画面100を非表示とすることは困難である。このため、従来から本編を自動的に再生する機能を有した動画メディア再生装置が提案されている。例えば、DVD−Videoを再生する際に、メニュー画面100に一定時間留まった場合、リモコンの“決定”ボタンが押下されなくても、“決定”ボタンが押下された場合に相当する処理を自動的に行う。
より具体的に説明すると、DVD−Video規格では、ボタンを画面上に配置可能なメニュー画面と、ボタンを配置できず、動画が継続して再生される本編部分とが、規格上それぞれ、メニュードメイン、タイトルドメインと呼ばれている。
現在、コンテンツ中のメニュードメイン、タイトルドメインのいずれを再生中であるかは、動画メディア再生装置が判定可能である。
そこで、メニュードメインの再生が一定時間(例えば、30秒)継続した場合、自動的にリモコンの“決定”ボタンが押下された場合と同様の処理を行う。これにより、図1のようなメニュー画面100が30秒以上続いた場合に、“本編再生”ボタン100bが選択されて活性化された場合と同様の処理、すなわち本編の再生が開始されることになる。
なお、DVD−Videoのコンテンツによっては、再生処理を行うと、直ちに本編の再生が開始されるように構成されているものもあり、この場合には、メニュードメインに相当する画面が存在しない。このため、上述のようなドメイン判定などの動作は行わず、本編の再生が開始される。
上述したように、DVD−Video規格では、再生処理を開始すると、図1のようにメニュー画面100で“本編再生”がフォーカスされる場合あるいは直ちに本編の再生が開始される形式のコンテンツがある。このようなコンテンツは、ユーザの操作を最小限に抑えて本編を再生したいユーザにとっては、好適である。
しかしながら、コンテンツによっては、メニュー画面を表示した際に、図2のように“本編再生”がフォーカスされていない場合もあり得る。この場合は、メニュードメインの再生が一定時間継続すると、“チャプター1”が選択されて活性化された場合と同様の処理、すなわちチャプター1の再生が開始されることになる。
また、コンテンツによっては、チャプター1の再生が完了した後に、再びコンテンツをユーザに選択させるためにメニュー画面に戻るものもある。この場合には、上述のようにチャプター1の再生が自動的に開始され、これが完了すると、再びメニュー画面に戻り、リモコン操作なしには、チャプター2以降を再生することができない。
なお、DVD−Video規格では、メニュードメインおよびタイトルドメインから、メニュー画面が表示されているか、どのタイトルのコンテンツがフォーカスされているかを判定することが可能であったが、BDMV規格では、メニュードメインとタイトルドメインとの区別が規格上曖昧である。このため、BDMVでは、DVD−Videoと同様にメニュー画面が表示されているかどうかを判定することができない。
そこで、この発明では、動画コンテンツの構造によらず、その本編を自動的に再生する自動再生スクリプトを用いることによって、動画コンテンツにおける本編再生を開始するまでの操作仕様に応じて確実に本編を自動再生することができるようにしたものである。
図3は、この発明の実施の形態1に係る動画メディア再生装置の構成を示すブロック図である。図1に示す動画メディア再生装置1は、動画メディアであるディスクdから記録信号を読み出して動画データを再生する装置であり、ディスク読み取り部2、ストリーム再生部3、表示出力部4、赤外線認識部5、再生制御部6、検索キー情報取得部7、スクリプト検索部8、スクリプト記憶部9およびスクリプト実行部10を備えて構成される。
ディスク読み取り部2は、ディスクdから記録信号を読み出して、ストリームデータとして出力するディスク読み取り部であり、例えばディスクdから記録信号を読み出すための光ピックアップ、ディスクdを回転駆動させるモータおよび光ピックアップを駆動させる駆動部などを備えて構成される。
ストリーム再生部3は、ディスク読み取り部2から入力したストリームデータを音声、映像、その他の制御データに分離して音声および映像を復号して出力用音声データおよび出力用映像データに変換する機能を有する。なお、BD−JにおけるJavaの実行は、このストリーム再生部3によって行われる。
表示出力部4は、出力用音声データを音声出力し、出力用映像データを映像として表示する出力部である。
赤外線認識部5は、ユーザが操作するリモコンからの赤外線信号を入力して操作信号を認識し、この操作信号を再生制御部6に出力する。
再生制御部6は、操作信号に従ってディスク読み取り部2およびストリーム実行部3を制御し、再生、停止、早送り、イジェクトなどの動作を行う。
検索キー情報取得部7は、再生中のディスクd(商品)に特有な情報(検索キー情報)を、ディスク読み取り部2および再生制御部6を介してディスクdから読み取る機能を有する。ここで、検索キー情報として使用可能な情報としては、ディスクdの品番のようにディスクごとに固有な情報ではなく、商品としてのディスクdを識別するための情報である。ただし、品番情報自体は、ディスクdの中に書き込まれていない場合が多いので、ここでは、ディスクdを識別可能な情報を使用する。例えば、BDMVにおいては、Disc_ID(ディスクID)、Organization_ID、タイトル数、各タイトルの再生時間(秒)などを検索キー情報として用いることができる。
図4は、検索キー情報の例を示す図である。ここで、Disc_ID(ディスクID)は、特定の動画コンテンツを格納した動画メディア(ディスクd)を識別する識別子である。また、Organization_ID(組織ID)は、動画コンテンツの制作者や動画メディア(ディスクd)の製造者を識別する情報である。なお、Disc_IDと、Organization_IDの詳細は、例えば、特開2008−310379号公報に記載されている。
Disc_IDおよびOrganization_IDがあれば、タイトル数、タイトル再生時間を示す情報がなくても、ディスクdを特定することはできる。
しかしながら、Disc_IDまたはOrganization_IDは同一であるが、動画コンテンツの内容が異なる場合があることを考慮して、タイトル数およびタイトル再生時間も検索キー情報に含める。なお、図4において、タイトル再生時間1〜4では、タイトルの再生時間がそれぞれ10秒、20秒、5000秒、1000秒となっている。なお、図4に示すような表形式では、タイトルの数だけ、タイトル再生時間のフィールドが必要となる。
タイトル数はディスクdごとに異なるため、固定長のデータを作成する際には不都合となる。しかしながら、実際には、例えば、タイトル1〜4の再生時間のみを検索キー情報として使用する構成とすれば、固定長のデータとして扱うことが可能である。
ただし、タイトル数が4に満たない場合には、存在しないタイトルのタイトル再生時間は、0として扱えばよい。
検索キー情報取得部7は、図4のような検索キー情報を、ディスク読み取り部2および再生制御部6を介してディスクdから読み取り取得する。
スクリプト検索部8は、動画コンテンツごとの本編再生を開始するまでの操作仕様に応じて作成され、本編再生を自動的に行う自動再生スクリプトの中から、検索キー情報に対応する自動再生スクリプトを検索する機能を有する。
例えば、スクリプト検索部8は、検索キー情報に基づいてスクリプト記憶部9から自動再生スクリプトを検索する。また、スクリプト検索部8が、通信網11を介して外部と通信を行う機能を有する場合には、通信網11を介してスクリプトサーバ12と通信を行う。
スクリプトサーバ12は、検索キー情報に対応付けて自動再生スクリプトを記憶する記憶部12aを有している。スクリプト検索部8は、スクリプトサーバ12向けの問い合わせ情報として図4に示したような検索キー情報を含む検索情報を作成し、この問い合わせ情報で記憶部12aを検索する。この検索結果として、自動再生スクリプトを得る。
検索結果の自動再生スクリプトは、スクリプト記憶部9に記憶される。
スクリプト実行部10は、スクリプト検索部8によって取得された自動再生スクリプトをスクリプト記憶部9から読み出して実行する機能を有する。
図5は、自動再生スクリプトの例を示す図である。この自動再生スクリプトは、動画コンテンツごとの本編再生を開始するまでの操作仕様に応じて作成され、本編再生を自動的に行うものであり、図5ではASCIIテキスト形式で表されている。
ここで、図5の自動再生スクリプトは、本編再生を開始するまでの操作仕様が動画メディア再生装置1にディスクdが挿入されてから20秒後に図2に示したメニュー画面100を表示する動画コンテンツに対応するものと仮定する。
すなわち、スクリプト実行部10が、この自動再生スクリプトを実行することにより、まず、動画メディア再生装置1にディスクdが挿入されてから21秒間の待ち状態となる(“Wait 21”に相当する)。この後21秒が経過すると、スクリプト実行部10は、リモコンの“上”ボタンが押下された場合と同様のイベント(Press “Up”に相当する)を、再生制御部6を介してストリーム再生部3に送信する。
次に、スクリプト実行部10は、リモコンの“上”ボタンが押下の後に開放された場合と同様のイベント(Release “Up”に相当する)を、再生制御部6を介してストリーム再生部3に送信する。
次いで、スクリプト実行部10は、リモコンの“Enter(決定)”ボタンが押下された場合と同様のイベント(Press “Enter”に相当する)を、再生制御部6を介してストリーム再生部3に送信する。
最後に、スクリプト実行部10は、リモコンの“Enter(決定)”ボタンが押下の後に開放された場合と同様のイベント(Release “Enter”に相当する)を、再生制御部6を介してストリーム再生部3に送信する。
なお、“上”ボタンの押下と開放、“決定”ボタンの押下と開放といったイベントは、BDMV規格で定められており、ディスクdに格納される動画コンテンツのメニュー画面も、これらのイベントによって動作するように制作される。
また、上述した21秒間は、メニュー画面が表示される20秒間に対して1秒分の余裕を持って自動再生を開始するようにスクリプトを作成したことを想定している。
スクリプト実行部10は、図5に示した自動再生スクリプトを読み込んで実行すると、まず、ディスクdの挿入のタイミングからスクリプト実行までの時間を差し引いて21秒間の待ち合わせを行い、上述のイベントを再生制御部6に送信する。これらのイベントが再生制御部6を介してストリーム再生部3に送信される。
ストリーム再生部3は、再生制御部6を介してイベント処理を行うことにより、“上”ボタンの押下と開放で“本編再生”ボタン100bにフォーカスが移動して、“決定”ボタンの押下と開放で“本編再生”ボタン100bがメニュー画面100上で押下される。この結果、本編再生が開始される。
上述したように、この発明では、市場に既に出回っているディスクdに格納される動画コンテンツのそれぞれに対して、自動再生スクリプトを作成しておく必要がある。これは相応の労力が必要となるが、スクリプトサーバ12を業界団体で運営する、もしくは、ユーザの有志から自動再生スクリプトを募るなどの方法により、自動再生スクリプトを得ることは可能である。
なお、上記実施の形態1では、検索キー情報の取得後にスクリプトサーバ12の記憶部12aを検索する場合を示したが、スクリプトサーバ12を検索する前にスクリプト記憶部9を検索するように構成してもよい。
スクリプトサーバ12へのアクセス速度が、ローカルに存在するスクリプト記憶部9へのアクセス速度よりも劣っている場合には、先にスクリプト記憶部9を検索し、所望の自動再生スクリプトが見つからない場合に限ってスクリプトサーバ12を検索する。
このようにすることで、動画メディア再生装置1の平均したアクセス性能が向上するとともに、動画メディア再生装置1がモバイル環境において通信が困難な場所(無線通信圏外エリア)に存在する場合における動作性能が向上する。
以上のように、この実施の形態1によれば、動画メディアの検索キー情報を取得する検索キー情報取得部7と、動画コンテンツごとの本編再生を開始するまでの操作仕様に応じて作成され、本編再生を自動的に行う自動再生スクリプトの中から、検索キー情報に対応する自動再生スクリプトを検索するスクリプト検索部8と、スクリプト検索部8により取得された自動再生スクリプトを実行するスクリプト実行部10とを備える。
このように構成することで、本編再生を開始するまでの操作仕様に応じて確実に本編を自動再生することができる。例えば、単にリモコンの“決定”ボタンを押下する処理だけでは、本編を再生しないような動画コンテンツに対しても、この動画コンテンツにおいて本編再生を開始するまでの操作仕様に応じて、適切に待ち合わせやフォーカス位置制御が行われ、本編再生を実施することができる。
また、この実施の形態1によれば、スクリプト検索部8が、検索キー情報に対応付けて自動再生スクリプトを記憶するスクリプトサーバ12と通信を行う機能を有し、検索キー情報に基づいてスクリプトサーバ12から自動再生スクリプトを検索する。
この構成において、スクリプトサーバ12に様々な動画コンテンツに対応する自動再生スクリプトを記憶・管理させておくことで、様々な動画コンテンツに対応する自動再生スクリプトを得ることができる。
さらに、この実施の形態1によれば、検索キー情報に対応付けて自動再生スクリプトを記憶するスクリプト記憶部9を備え、スクリプト検索部8が、検索キー情報に基づいて自動再生スクリプトを検索する際にスクリプト記憶部9の検索を行い、スクリプト記憶部9に対応する自動再生スクリプトがない場合に、スクリプトサーバ12から自動再生スクリプトを検索する。このようにすることで、既にスクリプト記憶部9に記憶された自動再生スクリプトが存在する場合、通信網11の応答速度または通信接続の状況に影響されずに自動再生スクリプトを得ることが可能である。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 動画メディア再生装置、2 ディスク読み取り部、3 ストリーム再生部、4 表示出力部、5 赤外線認識部、6 再生制御部、7 検索キー情報取得部、8 スクリプト検索部、9 スクリプト記憶部、10 スクリプト実行部、11 通信網、12 スクリプトサーバ、12a 記憶部、100 メニュー画面、100a タイトル欄、100b〜100e ボタン。

Claims (1)

  1. 動画メディアに記録された動画コンテンツを再生する動画メディア再生装置において、
    前記動画メディアの検索キー情報を取得する検索キー情報取得部と、
    動画コンテンツごとの本編再生を開始するまでの操作仕様に応じて作成され、本編再生を自動的に行う自動再生スクリプトの中から、前記検索キー情報に対応する前記自動再生スクリプトを検索するスクリプト検索部と、
    前記スクリプト検索部により取得された前記自動再生スクリプトを実行するスクリプト実行部と
    前記スクリプト検索部の検索結果として得られた前記自動再生スクリプトを、前記検索キー情報に対応付けて記憶するスクリプト記憶部とを備え
    前記スクリプト検索部は、
    前記検索キー情報に対応付けて前記自動再生スクリプトを記憶するスクリプトサーバと通信を行う機能を有し、
    前記検索キー情報に基づいて前記自動再生スクリプトを検索する際に、前記スクリプトサーバへのアクセス速度が前記スクリプト記憶部へのアクセス速度よりも劣っている場合には、前記スクリプト記憶部の検索を行い、前記スクリプト記憶部に対応する前記自動再生スクリプトがない場合に、前記スクリプトサーバから前記自動再生スクリプトを検索する
    ことを特徴とする動画メディア再生装置。
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