JP5974296B2 - 調理容器及び自動製パン機 - Google Patents

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Description

本発明は、主として一般家庭で使用される自動製パン機の調理容器及び自動製パン機に関する。
近年、米粒などの穀物粒から直接パンを製造する自動製パン機が普及してきている。この種の自動製パン機としては、例えば、特許文献1(特開2011−45414号公報)に開示されたものがある。
特許文献1には、調理容器の底部に設けたブレード回転軸と、ブレード回転軸に対し回転不能に取り付けられた粉砕ブレード(ミル羽根ともいう)と、混練ブレード(練り羽根ともいう)を備えたドーム状カバーと、ドーム状カバーとブレード回転軸とを連結又は非連結状態にするクラッチとを備える自動製パン機が開示されている。
特許文献1の自動製パン機においては、クラッチによりドーム状カバーとブレード回転軸とが非連結状態にされた状態でブレード回転軸が回転されたとき、粉砕ブレードのみが回転する。この粉砕ブレードの回転により、調理容器に入れられた穀物粒を粉砕して製パン原料を製造することができる。一方、クラッチによりドーム状カバーとブレード回転軸とが連結状態にされた状態でブレード回転軸が回転されたとき、粉砕ブレード及び混練ブレードが回転する。この粉砕ブレード及び混練ブレードの回転により、調理容器内の製パン原料とドライイーストなどの副材料とを混練してパン生地を製造することができる。特許文献1の自動製パン機は、このようにして製造したパン生地を調理容器内に入れたまま焼成することにより、パンを焼き上げるように構成されている。
特開2011−45414号公報
特許文献1の自動製パン機においては、把手と焼成室との間の空間が少なく、パン生地焼成後、ミトンを装着したまま把手を掴み取り出しにくいという課題がある。
また、把手の高さが焼成室上部より下の位置にあるため、パンが膨らんだ際、パンが邪魔になり、把手を掴むことが出来ないとう課題がある。
また、特許文献1の自動製パン機においては、調理容器の把手を固定する箇所が存在せず、調理容器を洗った後に乾燥するために逆さにする場合、把手が邪魔になり、そのままでは逆さの状態を維持できず、その結果、十分に調理容器を乾燥できないという課題がある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、請求項に記載の発明は、機器本体の内部に設けられた焼成室内に収納される調理容器であり、前記調理容器は、把手を二段階の位置で止める第1の規制部と第2の規制部とを有し、前記第1の規制部は、勾配を有する第1斜面と、前記調理容器の上面に対して略垂直な平面である第1側面とを有し、前記第2の規制部は、前記調理容器の上面と略平行な面である第2上面と、前記調理容器の上面に対して略垂直な平面である第2側面とを有し、前記第1規制部の表面から垂直な方向に突出するように第2規制部が形成され、前記調理容器の把手は、前記第1の規制部に位置する状態では、前記調理容器と前記把手との間でミトンを挿入可能な空間が形成され、前記第2の規制部で停止した状態では、前記調理容器を逆さにして載置した際に、前記調理容器が倒れない程度の角度で開き、前記把手は、前記第1の規制部で止まっている状態よりも第2の規制部で止まっている状態の方が把手の回転が規制されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1記載の発明において、調理容器の把手が、第1規制部と第2規制部のいずれかの位置に規制されている状態で、前記調理容器を前記焼成室内に収納すると、前記把手が機器本体に接触しないように、前記把手と前記機器本体との間に空間が形成されていることを特徴とする。
本発明によると、パン生地焼成後ミトンを装着したまま把手を容易に掴み取り出すことが可能である。
また、本発明によると、調理容器を洗った後に乾燥するために逆さにする場合、調理容器が倒れない程度の角度で把手を固定することが可能であるため、容易に調理容器を乾燥することが可能である。
本発明の実施例にかかる自動製パン機の斜視図である。 図1の自動製パン機の蓋体を開けた状態を示す斜視図である。 図1の自動製パン機の断面図である。 図1の自動製パン機のインバータモータに関連する部品の構成を示す断面図である。 図1の自動製パン機が備える羽根ユニットの斜視図である。 本実施例である調理容器の斜視図である。 図6に示す調理容器の把手取付部分の拡大斜視図である。 図7に示す把手取付部分をA方向から見た図である。 図8に示す把手取付部分をB方向から見た図である。
第1の発明では、機器本体の内部に設けられた焼成室内に収納される調理容器であり、前記調理容器は、把手を二段階の位置で止める第1の規制部と第2の規制部とを有し、前記第1の規制部は、勾配を有する第1斜面と、前記調理容器の上面に対して略垂直な平面である第1側面とを有し、前記第2の規制部は、前記調理容器の上面と略平行な面である
第2上面と、前記調理容器の上面に対して略垂直な平面である第2側面とを有し、前記第1規制部の表面から垂直な方向に突出するように第2規制部が形成され、前記調理容器の把手は、前記第1の規制部に位置する状態では、前記調理容器と前記把手との間でミトンを挿入可能な空間が形成され、前記第2の規制部で停止した状態では、前記調理容器を逆さにして載置した際に、前記調理容器が倒れない程度の角度で開き、前記把手は、前記第1の規制部で止まっている状態よりも第2の規制部で止まっている状態の方が把手の回転が規制されることを特徴とする。
の発明では、第1の発明において、調理容器の把手が、第1規制部と第2規制部のいずれかの位置に規制されている状態で、前記調理容器を前記焼成室内に収納すると、前記把手が機器本体に接触しないように、前記把手と前記機器本体との間に空間が形成されていることを特徴とする。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明の実施例にかかる自動製パン機の全体構成について説明する。図1は、本実施例にかかる自動製パン機の斜視図であり、図2は、当該自動製パン機の蓋体を開けた状態を示す斜視図である。図3は、本実施例にかかる自動製パン機の断面図である。図4は、本実施例にかかる自動製パン機の一部拡大断面図である。
図1〜3において、本実施例にかかる自動製パン機1は、略直方体形状の機器本体10を備えている。機器本体10の上面の一部には、操作部20が設けられている。
操作部20は、操作キー群と、表示部とによって構成されている。操作キー群には、例えば、スタートキー、取り消しキー、タイマーキー、予約キー、パンの調理コースなどを選択する選択キー等が含まれる。調理コースには、例えば、米粒を出発原料に用いてパンを製造するコース、米粉を出発原料に用いてパンを製造するコース、小麦粉を出発原料に用いてパンを製造するコースなどが含まれる。表示部は、例えば、液晶表示パネル等によって構成され、時間、操作キー群によって設定された内容、エラー等を表示するものである。
機器本体10の内部には、焼成室30が設けられている。焼成室30は、上面が開口した箱形状に形成されている。焼成室30の内部には、パン生地、ケーキ、餅などの調理材料を収容する調理容器40が着脱自在に収納される。
また、焼成室30の内部には、図3に示すように、調理容器40を加熱する加熱部の一例であるシーズヒータ31と、焼成室30内の温度を検知する温度検知部の一例である温度センサ32とが設けられている。
シーズヒータ31は、焼成室30に収容された調理容器40の下部を、隙間を空けて包囲するように配置されている。温度センサ32は、焼成室30内の平均的な温度を検知することができるように、シーズヒータ31から少し離れた位置に配置されている。
焼成室30の上面開口部は、機器本体10の上部に設けられた蓋50によって開閉される。蓋50は、機器本体10の上方後部(図3の右上側)に設けられたヒンジ部10Aに回動自在に取り付けられている。蓋50は、蓋本体51と、外蓋52とを備えている。蓋本体51には、グルテンやドライイーストなどの粉状の副材料を収容する副材料容器53と、レーズン、ナッツなどの比較的体積の大きな副材料を収容する副材料容器54とが取り付けられている。副材料容器53,54は、調理容器40の上方に配置されている。外蓋52は、副材料容器53,54の上部開口部を開閉可能に取り付けられている。
副材料容器53の底壁は、開閉板53aで構成されている。開閉板53aは、副材料容器53内の副材料を調理容器40内に投入することができるように回動可能に構成されている。同様に、副材料容器54の底壁は、開閉板54aで構成されている。開閉板54aは、副材料容器54内の副材料を調理容器40内に投入することができるように回動可能に構成されている。開閉板53a,54aの開閉のタイミングは、後述する制御部90により制御される。
また、焼成室30の底壁30aの略中心部には、調理容器支持部11が設けられている。調理容器支持部11は、図4に示すように、略筒状に形成され、焼成室30の底壁30aから下方に離れるに従って、内径が段階的に小さくなるように形成されている。調理容器支持部11の外周面の下端部には、ベアリング12を介して第1のプーリ61が設けられている。
調理容器支持部11の下部の中心穴には、略円筒形の第3のワンウェイクラッチ13が設けられている。第3のワンウェイクラッチ13の内側には、略円筒形の本体側練り軸16Aが垂直方向に延在するように設けられている。第3のワンウェイクラッチ13は、本体側練り軸16Aの正方向(例えば、時計回り)の回転を許容する一方、本体側練り軸16Aの逆方向(例えば、反時計回り)の回転を規制するように構成されている。
本体側練り軸16Aの外周下部には、第2のワンウェイクラッチ15が設けられている。第2のワンウェイクラッチ15は、第1のプーリ61と係合するように設けられている。第2のワンウェイクラッチ15は、第1のプーリ61が正方向に回転するとき、本体側練り軸16Aを正方向に回転させる一方、第1のプーリ61が逆方向に回転するとき、本体側練り軸16Aが逆方向に回転しないように本体側練り軸16Aの回転を規制するように構成されている。
本体側練り軸16Aの内部には、略円柱状の本体側ミル軸14Aが垂直方向に延在するように設けられている。本体側ミル軸14Aは、本体側練り軸16Aに対して相対回転可能に設けられている。本体側ミル軸14Aの下端部には、第2のプーリ62が固定されている。
また、焼成室30の外側であって機器本体10の内部には、モータの一例であるインバータモータ70が設けられている。インバータモータ70は、出力軸71の単位時間当たりの回転数及び回転方向(正方向、逆方向)を自在に変更することができるモータである。
インバータモータ70の出力軸71の外周上部には、第3のプーリ63が固定されている。第3のプーリ63と第1のプーリ61には、第1のベルト65が架け回されている。インバータモータ70が駆動されて出力軸71が回転するとき、当該出力軸71の回転力は、第3のプーリ63、第1のベルト65を介して第1のプーリ61に伝達される。
また、インバータモータ70の出力軸71の外周下部には、ベアリング67を介して第4のプーリ64が設けられている。第4のプーリ64と第2のプーリ62には、第2のベルト66が架け回されている。
また、インバータモータ70の出力軸71の外周面において第3のプーリ63と第4のプーリ64との間には、第1のワンウェイクラッチ68が設けられている。第1のワンウェイクラッチ68は、出力軸71が逆方向に回転するとき、第4のプーリ64を逆方向に回転させる一方、出力軸71が正方向に回転するとき、第4のプーリ64が正方向に回転しないように第4のプーリ64の回転を規制する。
また、本体側ミル軸14Aの上端部には、本体側コネクタ17Aが固定されている。本体側コネクタ17Aは、略円柱形の容器側ミル軸14Bの下端部に固定された容器側コネクタ17Bと係合可能に構成されている。本体側コネクタ17Aと容器側コネクタ17Bとが係合した状態で、本体側ミル軸14Aが回転したとき、容器側ミル軸14Bが回転する。
また、本体側練り軸16Aの上端部には、係合片16Aaが設けられている。係合片16Aaは、略円筒形の容器側練り軸16Bの下端部に固定された係合片16Baと係合可能に構成されている。本体側練り軸16Aが回転するとき、係合片16Aaが係合片16Baに係合し、容器側練り軸16Bが回転する。
容器側ミル軸14Bは、容器側練り軸16Bの内側に円筒形の軸受け18を介して設けられている。容器側ミル軸14Bと容器側練り軸16Bとは、調理容器40が焼成室30内にセットされたとき、調理容器40の底部の中心部に設けられた貫通穴を通じて調理容器40内に突出するように設けられている。
調理容器40の底部には、図3に示すように、有底筒状の凹部41が形成されている。また、調理容器40の底部外面には、容器側練り軸16Bを取り囲むように筒状の台座42が設けられている。調理容器40は、台座42が調理容器支持部11に載置され、本体側コネクタ17Aと容器側コネクタ17Bとが係合されることで焼成室30内にセットされる。一方、調理容器40は、本体側コネクタ17Aと容器側コネクタ17Bとの係合が外されることで、焼成室30内から取り外すことができる。なお、台座42は、調理容器40とは別に形成してもよいし、調理容器40と一体的に形成してもよい。
容器側ミル軸14B及び容器側練り軸16Bの調理容器40の内部に突出する部分には、羽根ユニット80が着脱自在に取り付けられている。
羽根ユニット80は、キャップ81と、ミル羽根82と、ドーム状カバー83と、練り羽根84と、セーフティカバー85とを備えている。
キャップ81は、容器側ミル軸14Bの先端部に着脱自在に設けられている。ミル羽根82は、キャップ81の外周面から外方に突出するように設けられている。ミル羽根82は、米粒などの穀物粒を粉砕して製パン原料を製造するための羽根である。調理容器40が焼成室30内にセットされるとともにキャップ81が容器側ミル軸14Bに取り付けられた状態において、ミル羽根82は、概ね調理容器40の凹部41内に位置するように設けられている。ミル羽根82の具体的構成や好ましい形状等については、後で詳しく説明する。
ドーム状カバー83は、ミル羽根82を上方から覆うように形成されている。ドーム状カバー83には、図5に示すように、ドーム状カバー83の内側の空間とドーム状カバー83の外側の空間とを連通する複数の窓部83aが設けられている。ミル羽根82の回転により製造された製パン原料は、複数の窓部83aを通じてドーム状カバー83の内側の空間とドーム状カバー83の外側の空間に排出される。
練り羽根84は、ドーム状カバー83の外面に垂直方向に立設するように設けられている。練り羽根84は、調理容器40内の製パン原料を混練してパン生地を製造するための羽根である。
セーフティカバー85は、ドーム状カバー83の下端部に取り付けられ、ミル羽根82を下方から覆うように形成されている。また、セーフティカバー85は、その一部が容器側練り軸16Bの内面に嵌合するように、容器側練り軸16Bに取り付けられている。容器側練り軸16Bが回転するとき、セーフティカバー85、ドーム状カバー83、及び練り羽根84が一体的に回転する。調理容器40が焼成室30内にセットされるとともにセーフティカバー85が容器側練り軸16Bに取り付けられた状態において、ミル羽根82は、概ね調理容器40の凹部41よりも上方に位置するように設けられている。また、セーフティカバー85には、調理容器40内に入れられた米粒や水などの材料をドーム状カバー83内に取り込むための開口部(図示せず)が設けられている。
また、機器本体10の操作部20の下方には、各部の駆動を制御する制御部90が設けられている。制御部90には、複数の調理コースに対応する調理シーケンスが記憶されている。調理シーケンスとは、浸水、ミル、冷却、練り、発酵、焼成などの各製造工程を順に行うにあたって、各製造工程においてシーズヒータ31の通電時間、温調温度、インバータモータ70の回転方向、回転速度、開閉板53a,54aの開閉のタイミングなどが予め決められている調理の手順のプログラムをいう。制御部90は、操作部20にて選択された特定の調理コースに対応する調理シーケンスと温度センサ32の検知温度に基づいて、インバータモータ70、シーズヒータ31、開閉板53a,54aの駆動を制御する。
図6は、調理容器40を上斜め方向から見た斜視図である。図6において、調理容器40は、把手100を備えており、使用者はミトン等を手に嵌めた後にこの把手100を掴むことにより、調理容器40を自動製パン機本体に着脱することが可能である。
また、調理容器40は、左右に把手100を取付けるための取付部材101を有しており、図7はこの取付部材を拡大した斜視図である。図7に示すように、取付部材101は、中央に把手100を回動可能に取付けるための穴部102を有しており、この穴部102に把手100が取付けられている。
この取付部材101は、左右に第1規制部103と第2規制部104を有しており、把手100を第1規制部103と第2規制部104の二段階で動きを規制することが可能である。第1規制部103は、その上面に約45度(例えば、30度〜50度の間)の勾配を有する第1斜面105と、その側面に、調理容器40の上面に対して略垂直な平面である第1側面106とを有している。尚、この第1斜面105と第1側面106は、この取付部材101の穴部102が形成されている面に一体的に形成されている。
尚、第1側面106は、勾配が多少(例えば1度)あっても構わない。
一方、第1規制部103の表面(取付部材101の穴部102が形成されている面)から垂直な方向に突出するように、第2規制部104が形成されており、この第2規制部104も第1規制部103と同様に取付部材101と一体的に形成されている。
第2規制部104は上面に調理容器40の上面と略平行な面である第2上面107と、その側面に、調理容器40の上面に対して略垂直な平面である第2側面108とを有している。
尚、第2上面107と第2側面108は、傾斜(勾配)が多少(例えば1〜7度)あっても構わない。
調理容器40を自動製パン機本体の焼成室内に装着した状態では、把手100を第1斜面105に置くことにより(第1の状態)、把手100を約26度の角度で維持することが可能である。
この状態では、把手100は、約26度の角度で開いているために使用者は用意にミトンの嵌めた手を把手100と調理容器40の上面との間に入れることが可能である。このため、使用者はミトンを嵌めた状態でも用意に調理容器40を本体から外すことが可能である。
把手100が第1斜面105上に位置する状態で、更に使用者が把手100を調理容器40側に押し込むことにより、把手100がその弾性力により、第1斜面105下方の第1規制部103の側面に乗り上げ、更に把手100を押し込むとついには、把手100が第2規制部104の第2上面107上で止まる。
この状態(第2の状態)では、把手100はその弾性力により第1規制部103の側面方向に広がるように力が加わっていると共に、第2上面107により把手100がより下方に回転することが規制される。
このように、把手100が単に第1斜面105上に乗っている状態に比べ、把手100が第2上面107上に位置する状態では、把手100の回転がより規制される。
把手100が第1斜面105上に乗っている状態では、使用者が調理容器40を逆さにすると、把手100は容易に回転し、把手100は地面と垂直な方向に宙ぶらりんとなる。一方、把手100が第2上面107上に位置する状態では、使用者が調理容器40を逆さにしても、把手100の弾性力により把手100が第1規制部103の側面に当たる方向に伸びているため、把手100は回転せずに、第2上面107上に位置している状態を維持する。
このため、把手100が第2上面107上に位置する状態で、使用者が調理容器40を乾燥させるために逆さまにしても、把手100は回転せず、調理容器40は地面に対して約7度の角度で傾いた状態を維持することが可能である。即ち、調理容器40が倒れず、使用者は容易に調理容器40を乾燥させることが可能である。しかも、調理容器40が斜めに傾いた状態で逆さまで置かれているために、調理容器の上面と地面との間に隙間ができ、外部からの風を容易に調理容器内部に導くことができ、効率よく調理容器40内部を乾燥することが可能である。
本発明にかかる調理容器と自動製パン機は、容易に調理容器を自動製パン機本体に着脱可能であると共に、容易にお手入れを行うことが可能であるため、特に一般家庭で使用される調理容器と自動製パン機として有用である。
1 自動製パン機
10 機器本体
10A ヒンジ部
11 調理容器支持部
12 ベアリング
13 第3のワンウェイクラッチ
14A 本体側ミル軸
14B 容器側ミル軸
15 第2のワンウェイクラッチ
16A 本体側練り軸
16Aa 係合片
16B 容器側練り軸
16Ba 係合片
17A 本体側コネクタ
17B 容器側コネクタ
18 軸受け
20 操作部
30 焼成室
30a 底壁
31 シーズヒータ(加熱部)
32 温度センサ
40 調理容器
41 凹部
42 台座
50 蓋
51 蓋本体
52 外蓋
53,54 副材料容器
53a,54a 開閉板
61 第1のプーリ
62 第2のプーリ
63 第3のプーリ
64 第4のプーリ
65 第1のベルト
66 第2のベルト
67 ベアリング
68 第1のワンウェイクラッチ
70 インバータモータ
71 出力軸
80 羽根ユニット
81 キャップ
82 ミル羽根
83 ドーム状カバー
83a 窓部
84 練り羽根
85 セーフティカバー
90 制御部
100 把手
101 取付部材
102 穴部
103 第1規制部
104 第2規制部
105 第1斜面
106 第1側面
107 第2上面
108 第2側面

Claims (2)

  1. 機器本体の内部に設けられた焼成室内に収納される調理容器であり、
    前記調理容器は、把手を二段階の位置で止める第1の規制部と第2の規制部とを有し、
    前記第1の規制部は、勾配を有する第1斜面と、前記調理容器の上面に対して略垂直な平面である第1側面とを有し、
    前記第2の規制部は、前記調理容器の上面と略平行な面である第2上面と、前記調理容器の上面に対して略垂直な平面である第2側面とを有し、
    前記第1規制部の表面から垂直な方向に突出するように第2規制部が形成され、
    前記調理容器の把手は、前記第1の規制部に位置する状態では、前記調理容器と前記把手との間でミトンを挿入可能な空間が形成され、前記第2の規制部で停止した状態では、前記調理容器を逆さにして載置した際に、前記調理容器が倒れない程度の角度で開き、
    前記把手は、前記第1の規制部で止まっている状態よりも第2の規制部で止まっている状態の方が把手の回転が規制されることを特徴とする調理容器。
  2. 調理容器の把手が、第1規制部と第2規制部のいずれかの位置に規制されている状態で、前記調理容器を前記焼成室内に収納すると、前記把手が機器本体に接触しないように、前記把手と前記機器本体との間に空間が形成されていることを特徴とする請求項1記載の自動製パン機。
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