JP5974196B1 - ねじ部材、締結部材およびダーツ - Google Patents

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Abstract

【課題】ゆるみ止め効果を有し、かつ他のねじ部材と締結する際に大きな力が必要とならない、もしくは締結の際の力(摩擦力)を設計によって調節できるねじ部材を提供する。【解決手段】途中に複数の分断部14が形成された不連続な螺旋状のねじ山15を有し、分断部14に挟まれたねじ山15の不連続部の少なくとも一つが、ねじ山15の両側のフランクのうち一方のフランクのフランク角が基準山形の対応するフランクのフランク角よりも小さくされ、かつこのフランクの少なくとも一部が基準山形の対応するフランクよりも外側とされたゆるみ止め部18である、ねじ部材。【選択図】図1

Description

本発明は、ねじ部材、ねじ部材を備えた締結部材およびダーツに関する。
ダーツゲームに用いられるダーツ(投げ矢)は、プレイヤーが指で持つ部分となる金属製のバレルと、バレルの先端側に取り付けられたポイント(ティップ)と、バレルの後端側に取り付けられたシャフトと、シャフトに取り付けられたフライト(矢羽)とから構成される。ダーツには、ポイントが金属製であるハードダーツと、ポイントがプラスチック製であるソフトダーツとがある。また、シャフトやフライトは、プラスチック製であることが多い。
プラスチック製であるポイント、シャフトおよびフライトは、ダーツボードに刺さる際や床に落ちる際の衝撃によって破損しやすい。そのため、ダーツは、ポイント、バレル、シャフトおよびフライトに容易に分解できるようにされ、ポイント、シャフトおよびフライトを交換できるようにされていることが多い。そして、ポイントとバレル、バレルとシャフトとは、通常、それぞれに設けられたねじ部によって着脱可能に締結されている。
しかし、ねじ部による締結では、ダーツの投てきを繰り返すうちに、ねじ部による締結がゆるみやすいという問題がある。ダーツの場合、メーカーによってバレルのねじ山の幅等が微妙に違っているため、ポイントやシャフトのねじ山は、様々なメーカーのバレルに合うように基準山形に対して遊びが大きめになるように設計されることがあり、この場合は特にゆるみやすい。ねじ部による締結がゆるむと、ゲーム中にプレイヤーがゆるみを気にするようになり、プレイヤーの集中力が削がれることがある。
ねじ部による締結がゆるみにくいダーツとしては、下記のものが提案されている。
(1)バレルのねじ穴にねじ込まれたシャフトのねじ軸を、ねじ穴から外れる方向に押し返す付勢部材を、ねじ穴内に備えたダーツ(特許文献1)。
(2)バレルのねじ穴にねじ込まれるねじ軸を有するポイントおよびシャフトの座面に、弾性変形によってねじが外れる方向にバレルを押し返す突起が設けられたダーツ(特許文献2)。
(1)、(2)のダーツとも、一方の部材が他方の部材をねじが外れる方向に押し返すことによって、ねじ軸のねじ山とねじ穴のねじ山との間で大きな摩擦力を発生させ、ねじ部による締結のゆるみを防止しようというものである。
しかし、(1)のダーツでは、ねじ穴内に付勢部材を設ける必要があり、ダーツの製造コストが高くなる。(2)のダーツでは、バレルが突起に圧接している状態ではゆるみ止め効果があるものの、バレルが突起から少しでも離れると、ゆるみ止め効果が失われる。
ダーツに関するものではないものの、ねじ部による締結がゆるみにくい締結部材としては、例えば、下記のものが提案されている。
(3)一方のねじ部材のねじ山の両側のフランクのうち一方のフランクのフランク角を、他方のねじ部材(基準山形)のねじ山のフランクのフランク角よりも小さくした締結部材(特許文献3、4)。
(4)一方のねじ部材のねじ山の頂にスリットを形成して、一方のねじ部材のねじ山の両側のフランクのフランク角を、他方のねじ部材(基準山形)のねじ山のフランクのフランク角よりも小さくした締結部材(特許文献5、6)。
(3)、(4)の締結部材とも、一方のねじ部材と他方のねじ部材とを締結した際に一方のねじ部材のねじ山が他方のねじ部材のねじ山に当接し、弾性変形することによって、一方のねじ部材のねじ山と他方のねじ部材のねじ山との間で大きな摩擦力を発生させ、ねじ部による締結のゆるみを防止しようというものである。
特開2007−289217号公報 特開2011−110413号公報 特開平8−177839号公報 国際公開第2010/092817号 特開昭58−28008号公報 特開2003−42130号公報
しかし、(3)、(4)の締結部材とも、ねじ山が螺旋状に連続しているため、ねじ山全体を弾性変形させようとすると、大きな力が必要となる。そのため、締結時に大きなトルクが必要となり、ねじ部材同士を締結させにくいという問題がある。
本発明は、ゆるみ止め効果を有し、かつ他のねじ部材と締結する際に大きな力が必要とならない、もしくは締結の際の力(摩擦力)を設計によって調節できるねじ部材;ならびに、ねじ部による締結がゆるみにくく、かつ部材同士を締結する際に大きな力が必要とならない、もしくは締結の際の力(摩擦力)を設計によって調節できる締結部材およびダーツを提供する。
本発明は、下記の態様を有する。
<1>途中に複数の分断部が形成された不連続な螺旋状のねじ山を有し;前記分断部に挟まれた前記ねじ山の不連続部の少なくとも一つが、ねじ山の両側のフランクのうち一方のフランクのフランク角が基準山形の対応するフランクのフランク角よりも小さくされ、かつ前記一方のフランクの少なくとも一部が基準山形の対応するフランクよりも外側とされ、かつ前記ねじ山の両側のフランクのうち他方のフランクと基準山形の対応するフランクとの間の全体に隙間が形成されるように、前記他方のフランクが基準山形の対応するフランクよりも内側とされたゆるみ止め部である、ねじ部材。
<2>前記不連続部の少なくとも一つが、追い側フランクのフランク角が基準山形の追い側フランクのフランク角よりも小さくされ、かつ前記追い側フランクの少なくとも一部が基準山形の追い側フランクよりも外側とされた第1のゆるみ止め部であり;前記不連続部の少なくとも一つが、進み側フランクのフランク角が基準山形の進み側フランクのフランク角よりも小さくされ、かつ前記進み側フランクの少なくとも一部が基準山形の進み側フランクよりも外側とされた第2のゆるみ止め部である、前記<1>のねじ部材。
<3>前記ゆるみ止め部の螺旋方向の両端に、端に向かうにしたがって山の高さが低くされた傾斜部が設けられている、前記<1>または<2>のねじ部材。
<4>おねじ部材と;前記おねじ部材と着脱可能に締結されるめねじ部材とを備え;前記おねじ部材およびめねじ部材のいずれか一方または両方が、前記<1>〜<3>のいずれかのねじ部材である、締結部材。
<5>バレルと;前記バレルの第1の端部に締結されたポイントと;前記バレルの第2の端部に締結されたシャフトと;前記シャフトに取り付けられたフライトとを備え;前記ポイント、前記バレルおよび前記シャフトのうちの少なくとも1つが、前記<1>〜<3>のいずれかのねじ部材である、ダーツ。
本発明のねじ部材は、ゆるみ止め効果を有し、かつ他のねじ部材と締結する際に大きな力が必要とならない、もしくは締結の際の力(摩擦力)を設計によって調節できる。
本発明の締結部材およびダーツは、ねじ部による締結がゆるみにくく、かつ部材同士を締結する際に大きな力が必要とならない、もしくは締結の際の力(摩擦力)を設計によって調節できる。
本発明のねじ部材の一実施形態例におけるねじ部付近を示す側面図である。 図1のねじ山付近を拡大した拡大図である。 本発明のねじ部材の一実施形態例であるおねじ部材のねじ軸を、めねじ部材のねじ穴にねじ込む際のねじ山の様子を示す断面図である。 本発明のねじ部材の一実施形態例であるおねじ部材のねじ軸を、めねじ部材のねじ穴に完全にねじ込んで座面側から荷重がかかった際のねじ山の様子を示す断面図である。 ソフトダーツを分解した様子を示す斜視図である。 本発明のダーツにおけるポイントの一実施形態例を示す側面図である。
以下の用語の定義は、本明細書および特許請求の範囲にわたって適用される。
「ねじ部材」とは、その一部にねじをもった部品をいう。おねじをもったねじ部材をおねじ部材、めねじをもったねじ部材をめねじ部材という。
「ねじ部」とは、ねじ部材におけるおねじの部分(ねじ軸)またはめねじの部分(ねじ穴)をいう。
「おねじ」とは、ねじ山が円筒または円すいの外面にあるねじをいう。
「めねじ」とは、ねじ山が円筒または円すいの内面にあるねじをいう。
「ねじ山」とは、2つの隣り合ったフランク間の実体部分をいう。
「ねじ溝」とは、2つの隣り合ったフランク間のくぼみの空間部分をいう。
「フランク」とは、ねじ山の山の頂とねじ溝の谷底とを連絡する面をいう。
「フランク角」とは、ねじの軸線を含んだ断面形において測った個々のフランクが、軸線に直角な直線となす角をいう。
「ねじ山の角度」とは、ねじの軸線を含んだ断面形において測った隣り合う二つのフランクがなす角度をいう。
「進み側フランク」とは、ねじ込みの際、ねじ部材の進行方向に対面するフランクをいう。
「追い側フランク」とは、進み側フランクの反対側のフランクをいう。
「圧力側フランク」とは、ねじ込まれて荷重がかかった際、直接荷重を受ける側のフランクをいう。
「遊び側フランク」とは、圧力側フランクの反対側のフランクをいう。
「山の頂」とは、ねじ山の両側のフランクを連絡する面をいう。
「谷底」とは、ねじ溝の両側のフランクを連絡する面をいう。
「座面」とは、ねじ部材の締付けのとき直接力を受ける面の部分をいう。ただし,ねじのフランクを除く。
「基準山形」とは、軸線を含む断面において、めねじとおねじとが共有する理論上の寸法と角度とで定義されるねじの理論上のねじ山形状をいう。例えば、一般用メートルねじの基準山形は、日本工業規格JIS B 0205−1:2001(対応国際規格ISO 68−1:1998)に規定されており、ねじ山の角度60゜、フランク角が30゜のねじ山形状である。メートル台形ねじの基準山形は、日本工業規格JIS B 0216−1:2013(対応国際規格ISO 2901:1993)に規定されており、ねじ山の角度30゜、フランク角が15゜のねじ山形状である。管用平行ねじの基準山形は、日本工業規格JIS B 0202:1999(対応国際規格ISO 228−1:1994)に規定されており、ねじ山の角度55゜、フランク角が27.5゜のねじ山形状である。
ねじに関する用語の定義は、日本工業規格JIS B 0101:2013「ねじ用語」(対応国際規格ISO 1891:2009、ISO 5408:2009)に準ずる。
<ねじ部材>
本発明のねじ部材は、途中に複数の分断部が形成された不連続な螺旋状のねじ山を有するものである。
本発明のねじ部材においては、分断部に挟まれたねじ山の不連続部の少なくとも一つがゆるみ止め部とされている。
ゆるみ止め部においては、ねじ山の両側のフランクのうち少なくとも一方のフランクのフランク角が、基準山形の対応するフランクのフランク角よりも小さくされている。また、基準山形の対応するフランクのフランク角よりも小さくされているフランクの少なくとも一部が、基準山形の対応するフランクよりも外側とされている。
以下、本発明のねじ部材が、プラスチック製のおねじ部材である場合の一例について図面を参照しながら説明する。
(一実施形態例)
図1は、本発明のねじ部材(おねじ部材)の一実施形態例におけるねじ部(ねじ軸)付近を示す側面図である。図2は、図1のねじ山付近を拡大した拡大図である。
おねじ部材1は、部材本体10と、部材本体10において座面11となる面から突設されたねじ軸12とを有する。
ねじ軸12は、円筒13と、円筒13の外周に設けられた、途中に複数の分断部14が形成された不連続な螺旋状のねじ山15を有する。
ねじ山15は、座面11側またはねじ先17側から延びる、最初の分断部14で分断されるまでの連続部15aと、ねじ軸12の中央付近に存在する、分断部14に挟まれた比較的長尺の長尺不連続部15bと、連続部15aおよび長尺不連続部15bの間に存在する、分断部14に挟まれた比較的短尺の複数の短尺不連続部15cとを有する。これらのうち短尺不連続部15cが、ゆるみ止め部18とされる。
複数のゆるみ止め部18の一部が、第1のゆるみ止め部18aとされ、残部が、第2のゆるみ止め部18bとされる。
第1のゆるみ止め部18aは、追い側フランク21a(圧力側フランク)のフランク角α1が基準山形Bの追い側フランク22aのフランク角α2よりも小さくされている。
第1のゆるみ止め部18aは、進み側フランク21b(遊び側フランク)のフランク角β1が基準山形Bの進み側フランク22bのフランク角β2よりも小さくされている。
第1のゆるみ止め部18aは、追い側フランク21aが、基準山形Bの追い側フランク22aよりも外側とされている。
第1のゆるみ止め部18aは、進み側フランク21bが、基準山形Bの進み側フランク22bよりも内側となるように、谷底23と同じ高さにおける幅が基準山形Bの幅よりも狭くされている。
第2のゆるみ止め部18bは、第1のゆるみ止め部18aと同様に、追い側フランク21a(圧力側フランク)のフランク角α1が基準山形Bの追い側フランク22aのフランク角α2よりも小さくされている。
第2のゆるみ止め部18bは、第1のゆるみ止め部18aと同様に、進み側フランク21b(遊び側フランク)のフランク角β1が基準山形Bの進み側フランク22bのフランク角β2よりも小さくされている。
第2のゆるみ止め部18bは、第1のゆるみ止め部18aとは逆に、進み側フランク21bが、基準山形Bの進み側フランク22bよりも外側とされている。
第2のゆるみ止め部18bは、第1のゆるみ止め部18aとは逆に、追い側フランク21aが、基準山形Bの追い側フランク22aよりも内側となるように、谷底23と同じ高さにおける幅が基準山形Bの幅よりも狭くされている。
第1のゆるみ止め部18aの螺旋方向の両端部には、ねじ先17側に少し曲げられるとともに、端に向かうにしたがって山の高さが低くされた傾斜部19aが設けられている。
第2のゆるみ止め部18bの螺旋方向の両端部には、座面11側に少し曲げられるとともに、端に向かうにしたがって山の高さが低くされた傾斜部19bが設けられている。
第1のゆるみ止め部18aのフランク角α1は、基準山形Bのフランク角α2よりも小さければよく、ゆるみ止め効果を十分に発揮させる点から、フランク角α2の半分以下が好ましい。
第2のゆるみ止め部18bのフランク角β1は、基準山形Bのフランク角β2よりも小さければよく、ゆるみ止め効果を十分に発揮させる点から、フランク角β2の半分以下が好ましい。
谷底23と同じ高さにおけるゆるみ止め部18の幅は、ゆるみ止め部18の強度の保持と弾性変形のしやすさのバランスの点から、谷底23と同じ高さにおける基準山形Bの幅の30〜60%が好ましい。
(作用機序)
おねじ部材1が、ゆるみ止め効果を有する理由は下記のとおりである。
第1のゆるみ止め部18aにおいては、α1<α2とし、かつ追い側フランク21aが基準山形Bの追い側フランク22aよりも外側とされている。そのため、図3に示すように、おねじ部材1のねじ軸12を、基準山形にしたがってねじ山35が設計されためねじ部材3のねじ穴32に、矢印方向にねじ込む際は、ねじ込む前は一点鎖線にあった第1のゆるみ止め部18aの追い側フランク21aが、めねじ部材3のねじ山35の追い側フランク41aに当接し、弾性変形する。弾性変形した第1のゆるみ止め部18aは、これに当接するねじ山35を押し返そうとするため、第1のゆるみ止め部18aとねじ山35との間で大きな摩擦力が発生する。
第2のゆるみ止め部18bにおいては、β1<β2とし、かつ進み側フランク21bが基準山形Bの進み側フランク22bよりも外側とされている。そのため、図3に示すように、おねじ部材1のねじ軸12を、基準山形にしたがってねじ山35が設計されためねじ部材3のねじ穴32に、矢印方向にねじ込む際は、ねじ込む前は一点鎖線にあった第2のゆるみ止め部18bの進み側フランク21bが、めねじ部材3のねじ山35の進み側フランク41bに当接し、弾性変形する。弾性変形した第2のゆるみ止め部18bは、これに当接するねじ山35を押し返そうとするため、第2のゆるみ止め部18bとねじ山35との間で大きな摩擦力が発生する。
このように、おねじ部材1のゆるみ止め部18と、めねじ部材3のねじ山35とが、追い側フランク間および進み側フランク間の両方で大きな摩擦力を発生させる。そのため、おねじ部材1のねじ軸12のめねじ部材3のねじ穴32へのねじ込みを途中で止めても、ねじ軸12およびねじ穴32による締結のゆるみは十分に抑えられる。
また、図4に示すように、おねじ部材1のねじ軸12をめねじ部材3のねじ穴32に完全にねじ込んでおねじ部材1の座面11側およびねじ穴32の座面側から矢印方向に荷重がかかった際にも、おねじ部材1のゆるみ止め部18と、めねじ部材3のねじ山35とが、圧力側フランク(追い側フランク)間および遊び側フランク(進み側フランク)間の両方で大きな摩擦力を発生させる。そのため、おねじ部材1のねじ軸12をめねじ部材3のねじ穴32に完全にねじ込んでも、ねじ軸12およびねじ穴32による締結のゆるみは十分に抑えられる。
おねじ部材1が、めねじ部材3と締結する際に大きな力が必要とならない理由は下記のとおりである。
ねじ山15が、途中に複数の分断部14が形成された不連続なものとされ、かつ不連続部をゆるみ止め部18としているため、従来のゆるみ止め効果を有するねじ部材のようにねじ山全体を弾性変形させる必要がなく、ゆるみ止め部18を弾性変形させやすい。そのため、おねじ部材1とめねじ部材3と締結する際に大きな力が必要とならず、ねじ部材同士を締結させやすい。
また、第1のゆるみ止め部18aにおいては、進み側フランク21bが基準山形Bの進み側フランク22bよりも内側とされている。そのため、進み側フランク21bと基準山形Bの進み側フランク22b(ねじ山35の進み側フランク41b)との間には、大きな隙間が形成されている。その結果、第1のゆるみ止め部18aは、進み側フランク21bとねじ山35の進み側フランク41bとの間の隙間に向かって弾性変形しやすくなる。
また、第1のゆるみ止め部18aにおいては、谷底23と同じ高さにおける幅が基準山形Bの幅よりも狭くされている。そのため、第1のゆるみ止め部18aは、さらに弾性変形しやすくなる。
また、第2のゆるみ止め部18bにおいては、追い側フランク21aが基準山形Bの追い側フランク22aよりも内側とされている。そのため、追い側フランク21aと基準山形Bの追い側フランク22a(ねじ山35の追い側フランク41a)との間には、大きな隙間が形成されている。その結果、第2のゆるみ止め部18bは、追い側フランク21aとねじ山35の追い側フランク41aとの間の隙間に向かって弾性変形しやすくなる。
また、第2のゆるみ止め部18bにおいては、谷底23と同じ高さにおける幅が基準山形Bの幅よりも狭くされている。そのため、第2のゆるみ止め部18bは、さらに弾性変形しやすくなる。
また、第1のゆるみ止め部18aの螺旋方向の両端部に傾斜部19aが設けられ、第2のゆるみ止め部18bの螺旋方向の両端部に傾斜部19bが設けられているため、ねじ軸12とねじ穴32とを相対的に回転させながらおねじ部材1のねじ軸12をめねじ部材3のねじ穴32にねじ込む際に、ゆるみ止め部18とめねじ部材3のねじ山35との抵抗が少なくなり、ねじ軸12とねじ穴32とがスムーズに回転できる。
また、ねじ山15は、連続部15aおよび長尺不連続部15bを有するため、連続部15aおよび長尺不連続部15bにおいてねじ山15の強度が保たれる。そのため、おねじ部材1のねじ軸12をめねじ部材3のねじ穴32から引き抜く方向に大きな力が加わっても、ねじ山15が破損しにくく、ねじ軸12がねじ穴32から抜けることがない。
(他の実施形態)
なお、本発明のねじ部材は、途中に複数の分断部が形成された不連続な螺旋状のねじ山を有し、分断部に挟まれたねじ山の不連続部の少なくとも一つが、ねじ山の両側のフランクのうち一方のフランクのフランク角が基準山形の対応するフランクのフランク角よりも小さくされ、かつこのフランクの少なくとも一部が基準山形の対応するフランクよりも外側とされたゆるみ止め部であるものであればよく、図示例のおねじ部材1に限定されない。
例えば、本発明のねじ部材は、おねじ部材であっても、めねじ部材であってもよい。ゆるみ止め部を形成しやすい点からは、おねじ部材であることが好ましい。
本発明のねじ部材は、プラスチック製であってもよく、金属製であってもよい。ゆるみ止め部を形成しやすい点およびゆるみ止め部が弾性変形しやすい点からは、プラスチック製であることが好ましい。
ゆるみ止め部は、第1のゆるみ止め部および第2のゆるみ止め部のいずれか一方のみであってもよい。第1のゆるみ止め部および第2のゆるみ止め部のいずれか一方のみであっても、ゆるみ止め部と他のねじ部材のねじ山との間で大きな摩擦力が発生するため、ゆるみ止め効果が十分に発揮される。
また、ゆるみ止め部の傾斜部は、必ずしも設けなくてもよい。
また、ねじ山15の長尺不連続部15bは、必ずしも設けなくてもよい。
さらに、本発明のねじ部材は、締結の際の力(摩擦力)をゆるみ止め部の設計等によって調節できる。例えば、ゆるみ止め部のフランクのフランク角を変えたり、谷底と同じ高さにおけるゆるみ止め部の幅を変えたり、ねじ部材の材質の硬さを変えたりすることによって、ゆるみ止め部と他のねじ部材のねじ山との間で発生する摩擦力を所望の大きさにすることができる。
<締結部材>
本発明の締結部材は、ねじ部材と;おねじ部材と着脱可能に締結されるめねじ部材とを備え;おねじ部材およびめねじ部材のいずれか一方または両方が本発明のねじ部材であるものである。ゆるみ止め部を形成しやすい点からは、おねじ部材が本発明のねじ部材であり、めねじ部材が基準山形にしたがってねじ山が設計されたものめねじ部材であることが好ましい。
締結部材としては、ボルトとナットとの組み合わせをはじめ、ねじ部によって複数の部材が容易に組み立ておよび分解できるようにされた物品、例えば、スポーツ・遊技用品(ダーツ等)、玩具、日用品、組み立て家具、電気製品、機械等が挙げられる。
以下、本発明の締結部材が、ダーツである場合の一例について図面を参照しながら説明する。
(ダーツ)
図5は、ソフトダーツを分解した様子を示す斜視図である。
ダーツ50は、プレイヤーが指で持つ部分となる金属製のバレル51と、バレル51の第1の端部に締結されるポイント52(ティップ)と、バレル51の第2の端部に締結されるシャフト53と、シャフト53の後半部分に取り付けられるフライト54(矢羽)とから構成される。
バレル51の第1の端部には第1のねじ穴55が設けられ、第2の端部には第2のねじ穴56が設けられている。
ポイント52の後端側には、バレル51の第1のねじ穴55にねじ込まれるねじ軸57が設けられている。
シャフト53の先端側には、バレル51の第2のねじ穴56にねじ込まれるねじ軸58が設けられている。
シャフト53の後半部分には、フライト54が挿入されるスリット59が設けられている。
本発明のダーツにおいては、ポイント52として、本発明のねじ部材を用いる。
図6は、本発明のダーツにおけるポイントの一実施形態例を示す側面図である。
本発明のねじ部材であるポイント52は、円錐形のポイント本体60と、ポイント本体60の円錐の底面から突設されたねじ軸12(ねじ軸57)とを有する。
以下、ポイント52において、図1および図2と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
(作用機序)
以上説明した本発明の締結部材(ダーツ)にあっては、ゆるみ止め効果を有し、かつ他のねじ部材と締結する際に大きな力が必要とならないねじ部材(ポイント等)を備えたものであるため、ねじ部による締結がゆるみにくく、かつ部材同士を締結する際に大きな力が必要とならない。
(他の実施形態)
なお、本発明の締結部材は、おねじ部材と;おねじ部材と着脱可能に締結されるめねじ部材とを備え、おねじ部材およびめねじ部材のいずれか一方または両方が、本発明のねじ部材であるものであればよい。
また、本発明のダーツは、ポイント、バレルおよびシャフトのうちの少なくとも1つが、本発明のねじ部材であるものであればよく、図示例のダーツ50に限定されない。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図6に示すポイント52に対応する金型を作製し、この金型を用いてプラスチックを成形し、複数のポイント52を製造した。
様々な国のメーカーのバレル、すなわち、1)ユニコーン社製のバレル、2)ハローズ社製のバレル、3)ターゲット社製のバレル、4)ウィンマウ社製のバレル、5)ダイナスティー社製のバレル、6)モンスター社製のバレル、7)グリーンルーム社製のバレル、8)ディーエムシー社製のバレル、9)トリニダート社製のバレル、10)プーマ社製のバレルを用意した。
ポイント52を各バレルにねじ込み、締結させた。さらに、シャフトおよびフライトを取り付けてダーツとした後、ダーツの投てきを繰り返した。10社のバレルのいずれを用いた場合であっても、ポイント52とバレルとの締結がゆるむことはなかった。
本発明のねじ部材は、ボルト、ナット等として、また、スポーツ・遊技用品(ダーツ等)、玩具、日用品、組み立て家具、電気製品、機械等に用いられるねじ部材として有用である。
1 おねじ部材
3 めねじ部材
10 部材本体
11 座面
12 ねじ軸
13 円筒
14 分断部
15 ねじ山
15a 連続部
15b 長尺不連続部
15c 短尺不連続部
17 ねじ先
18 ゆるみ止め部
18a 第1のゆるみ止め部
18b 第2のゆるみ止め部
19a 傾斜部
19b 傾斜部
21a 追い側フランク
21b 進み側フランク
22a 追い側フランク
22b 進み側フランク
23 谷底
32 ねじ穴
35 ねじ山
41a 追い側フランク
41b 進み側フランク
50 ダーツ
51 バレル
52 ポイント
53 シャフト
54 フライト
55 第1のねじ穴
56 第2のねじ穴
57 ねじ軸
58 ねじ軸
59 スリット
60 ポイント本体
B 基準山形
α1 フランク角
α2 フランク角
β1 フランク角
β2 フランク角

Claims (5)

  1. 途中に複数の分断部が形成された不連続な螺旋状のねじ山を有し、
    前記分断部に挟まれた前記ねじ山の不連続部の少なくとも一つが、ねじ山の両側のフランクのうち一方のフランクのフランク角が基準山形の対応するフランクのフランク角よりも小さくされ、かつ前記一方のフランクの少なくとも一部が基準山形の対応するフランクよりも外側とされ、かつ前記ねじ山の両側のフランクのうち他方のフランクと基準山形の対応するフランクとの間の全体に隙間が形成されるように、前記他方のフランクが基準山形の対応するフランクよりも内側とされたゆるみ止め部である、ねじ部材。
  2. 前記不連続部の少なくとも一つが、追い側フランクのフランク角が基準山形の追い側フランクのフランク角よりも小さくされ、かつ前記追い側フランクの少なくとも一部が基準山形の追い側フランクよりも外側とされた第1のゆるみ止め部であり、
    前記不連続部の少なくとも一つが、進み側フランクのフランク角が基準山形の進み側フランクのフランク角よりも小さくされ、かつ前記進み側フランクの少なくとも一部が基準山形の進み側フランクよりも外側とされた第2のゆるみ止め部である、請求項1に記載のねじ部材。
  3. 前記ゆるみ止め部の螺旋方向の両端に、端に向かうにしたがって山の高さが低くされた傾斜部が設けられている、請求項1または2に記載のねじ部材。
  4. おねじ部材と、
    前記おねじ部材と着脱可能に締結されるめねじ部材とを備え、
    前記おねじ部材およびめねじ部材のいずれか一方または両方が、請求項1〜3のいずれか一項に記載のねじ部材である、締結部材。
  5. バレルと、
    前記バレルの第1の端部に締結されたポイントと、
    前記バレルの第2の端部に締結されたシャフトと、
    前記シャフトに取り付けられたフライトとを備え、
    前記ポイント、前記バレルおよび前記シャフトのうちの少なくとも1つが、請求項1〜3のいずれか一項に記載のねじ部材である、ダーツ。
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