JP5967461B1 - 紫外線硬化型粘着剤組成物、及び、粘着シート - Google Patents

紫外線硬化型粘着剤組成物、及び、粘着シート Download PDF

Info

Publication number
JP5967461B1
JP5967461B1 JP2016519896A JP2016519896A JP5967461B1 JP 5967461 B1 JP5967461 B1 JP 5967461B1 JP 2016519896 A JP2016519896 A JP 2016519896A JP 2016519896 A JP2016519896 A JP 2016519896A JP 5967461 B1 JP5967461 B1 JP 5967461B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensitive adhesive
adhesive composition
ultraviolet curable
mass
meth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016519896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016092970A1 (ja
Inventor
まり子 綱島
まり子 綱島
昌幸 岩窪
昌幸 岩窪
大地 尉夫
尉夫 大地
綱島 啓次
啓次 綱島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
DIC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DIC Corp filed Critical DIC Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP5967461B1 publication Critical patent/JP5967461B1/ja
Publication of JPWO2016092970A1 publication Critical patent/JPWO2016092970A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/67Unsaturated compounds having active hydrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J11/00Features of adhesives not provided for in group C09J9/00, e.g. additives
    • C09J11/02Non-macromolecular additives
    • C09J11/06Non-macromolecular additives organic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J175/00Adhesives based on polyureas or polyurethanes; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J175/04Polyurethanes
    • C09J175/14Polyurethanes having carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J7/00Adhesives in the form of films or foils
    • C09J7/20Adhesives in the form of films or foils characterised by their carriers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

本発明が解決しようとする課題は、金属板やガラス板等の高極性な被着体への密着性及び耐湿熱白化性に優れる紫外線硬化型粘着剤組成物を提供することである。本発明は、ポリオール(a1)とポリイソシアネート(a2)と水酸基を2個以上有する(メタ)アクリル化合物(a3)との反応物であり、末端に水酸基を有するウレタン樹脂(A)、及び、光重合開始剤(B)を含有することを特徴とする紫外線硬化型粘着剤組成物、及び前記紫外線硬化型粘着剤組成物の硬化物層を有することを特徴とする粘着シートを提供するものである。本発明の紫外線硬化型粘着剤組成物は、熱架橋及び紫外線硬化を併用し得るものであり、金属板やガラス板等の高極性な被着体への密着性及び耐湿熱白化性に優れるものである。

Description

本発明は、高極性な被着体への密着性及び耐湿熱白化性に優れる紫外線硬化型粘着剤組成物に関する。
粘着剤製品は、作業性の良さから、主に工業分野での用途拡大を続けており、今後も伸長が期待されている。特に、紫外線硬化型粘着剤は、熱硬化型粘着剤では必須工程であるエージング時間が不要であることから、高生産性が期待でき、需要拡大が確実視されている。
前記紫外線硬化型粘着剤としては、例えば、末端に(メタ)アクリロイル基を有するウレタンアクリレート、アクリル単量体及び光重合開始剤を含有する無溶剤型粘着剤組成物を用いて得られた粘着剤が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
しかしながら、前記粘着剤では金属板やガラス板等の高極性の被着体への密着性が不良であることや、耐湿熱白化性が不良であるとの問題点があった。
特開2006−104296号公報
本発明が解決しようとする課題は、金属板やガラス板等の高極性な被着体への密着性及び耐湿熱白化性に優れる紫外線硬化型粘着剤組成物を提供することである。
本発明は、ポリオール(a1)とポリイソシアネート(a2)と水酸基を2個以上有する(メタ)アクリル化合物(a3)との反応物であり、末端に水酸基を有するウレタン樹脂(A)、及び、光重合開始剤(B)を含有することを特徴とする紫外線硬化型粘着剤組成物、及び前記紫外線硬化型粘着剤組成物の硬化物層を有することを特徴とする粘着シートを提供するものである。
本発明の紫外線硬化型粘着剤組成物は、金属板やガラス板等の高極性な被着体への密着性及び耐湿熱白化性に優れるものである。本発明の紫外線硬化型粘着剤組成物は、医療用、文具用、光学部材用等の様々な分野の粘着シートとして好適に使用することができる。
本発明の紫外線硬化型粘着剤組成物は、ポリオール(a1)とポリイソシアネート(a2)と水酸基を2個以上有する(メタ)アクリル化合物(a3)との反応物であり、末端に水酸基を有するウレタン樹脂(A)、及び、光重合開始剤(B)を含有するものである。
前記ウレタン樹脂(A)は、末端に高極性な水酸基を有するため、高極性な被着体への優れた密着性を発現することができる。特に、分子末端はフレキシビリティが高く、密着性への寄与が大きいと考えられる。また、前記ウレタン樹脂(A)は、その製造中に前記(a3)が有する2個以上の水酸基がポリイソシアネート(a2)と反応し分子鎖中に取り込まれるため、ウレタン樹脂(A)の分子内に(メタ)アクリロイル基が存在することとなる。よって、この(メタ)アクリロイル基は紫外線照時にウレタン樹脂(A)間で架橋するため、架橋密度の向上により優れた耐湿熱白化性を発現することができる。
前記ポリオール(a1)としては、例えば、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリエステルポリオール、ポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、ポリアクリルポリオール、ダイマージオール、ポリイソプレンポリオール等を用いることができる。これらのポリオールは単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの中でも、その骨格により非常に優れた耐湿熱白化性が得られる点から、ポリエーテルポリオール及び/又はポリカーボネートポリオールを含有することが好ましい。
前記ポリエーテルポリオールとしては、例えば、ポリオキシエチレンポリオール、ポリオキシプロピレンポリオール、ポリオキシテトラメチレンポリオール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオール、ポリオキシエチレンポリオキシテトラメチレンポリオール、ポリオキシプロピレンポリオキシテトラメチレンポリオール等を用いることができる。これらのポリエーテルポリオールは単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの中でも、耐湿熱白化性、及び、柔軟性をより一層向上できる点から、ポリオキシエチレンポリオール、ポリオキシプロピレンポリオール及びポリオキシテトラメチレンポリオールからなる群より選ばれる1種以上のポリエーテルポリオールを用いることが好ましい。
前記ポリカーボネートポリオールとしては、例えば、炭酸エステル及び/又はホスゲンと、2個以上の水酸基を有する化合物とを反応させて得られるものを用いることができる。
前記炭酸エステルとしては、例えば、メチルカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルカーボネート、ジエチルカーボネート、シクロカーボネート、ジフェニルカーボネート等を用いることができる。これらの炭酸エステルは単独で用いても2種以上を併用してもよい。
また、前記2個以上の水酸基を有する化合物としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,5−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,5−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール、1,11−ウンデカンジオール、1,12−ドデカンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2−メチル−1,8−オクタンジオール等の脂肪族ポリオール;1,2−シクロブタンジオール、1,3−シクロペンタンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、シクロヘプタンジオール、シクロオクタンジオール、ヒドロキシプロピルシクロヘキサノール等の脂環式ポリオール;ビスフェノールA、ビスフェノールF、4,4’−ビフェノール等の芳香族ポリオールなどを用いることができる。これらの化合物は単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの中でも、カッティング性(裁断時に糊残りがない)をより一層向上できる点から、脂肪族ポリオール及び/又は脂環式ポリオールを用いることが好ましく、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノールからなる群より選ばれる1種以上の化合物を用いることがより好ましい。
前記ポリオール(a1)の数平均分子量としては、耐湿熱白化性、柔軟性及び、機械的強度の点から、500〜7,000の範囲であることが好ましく、700〜4,000の範囲がより好ましく、800〜3,000の範囲が更に好ましい。なお、前記ポリオール(a1)の数平均分子量は、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)法により、下記条件で測定した値を示す。
測定装置:高速GPC装置(東ソー株式会社製「HLC−8220GPC」)
カラム:東ソー株式会社製の下記のカラムを直列に接続して使用した。
「TSKgel G5000」(7.8mmI.D.×30cm)×1本
「TSKgel G4000」(7.8mmI.D.×30cm)×1本
「TSKgel G3000」(7.8mmI.D.×30cm)×1本
「TSKgel G2000」(7.8mmI.D.×30cm)×1本
検出器:RI(示差屈折計)
カラム温度:40℃
溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
流速:1.0mL/分
注入量:100μL(試料濃度0.4質量%のテトラヒドロフラン溶液)
標準試料:下記の標準ポリスチレンを用いて検量線を作成した。
(標準ポリスチレン)
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン A−500」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン A−1000」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン A−2500」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン A−5000」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−1」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−2」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−4」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−10」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−20」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−40」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−80」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−128」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−288」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−550」
前記ポリオール(a1)には、必要に応じて水酸基を有する数平均分子量50〜400の範囲の鎖伸長剤を併用してもよい。
前記水酸基を有する鎖伸長剤としては、前記2個以上の水酸基を有する化合物と同様のものを用いることができる。中でも、適度な鎖長のハードセグメントをウレタン樹脂(A)に導入でき、非常に優れた耐湿熱白化性が得られる点から、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、及び1,4−シクロヘキサンジメタノールからなる群より選ばれる1種以上の化合物を用いることがより好ましい。
前記ポリイソシアネート(a2)としては、例えば、キシリレンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート等の芳香族ポリイソシアネート;ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ジイソシアナートメチルシクロヘキサン、テトラメチルキシリレンジイソシアネート等の脂肪族又は脂環式ポリイソシアネートなどを用いることができる。これらのポリイソシアネートは単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの中でも、機械的強度、粘着物性及び透明性をより一層向上できる点から、脂環式ポリイソシアネートを用いることが好ましく、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート及びジイソシアナートメチルシクロヘキサンからなる群より選ばれる1種以上のポリイソシアネートを用いることがより好ましい。
前記水酸基を2個以上有する(メタ)アクリル化合物(a3)は、ウレタン樹脂(A)の分子内に(メタ)アクリロイル基を導入する目的で用いるものである。ウレタン樹脂に(メタ)アクリロイル基を導入する方法としては、水酸基又はイソシアネートを1個有する(メタ)アクリル化合物を用いる方法があるが、この場合にはウレタン樹脂(A)の末端にしか(メタ)アクリロイル基を導入することができないため、架橋密度をそれ以上増加させることができず、所望の耐湿熱白化性が得られない。一方、本発明のように前記(メタ)アクリル化合物(a3)を用いた場合には、ウレタン樹脂(A)間の架橋密度を増加させることができるため、水分の侵入を防ぎ優れた耐湿熱白化性が得られる。
前記(メタ)アクリル化合物(a3)としては、例えば、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、3,4−ジヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンモノ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート等を用いることができる。これらの化合物は単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの中でも、良好な紫外線硬化性を有し、優れた耐湿熱白化性が得られる点から、水酸基を2個及び(メタ)アクリロイル基を1個有する(メタ)アクリル化合物を用いることが好ましく、グリセリンモノ(メタ)アクリレート及び/又は3,4−ジヒドロキシブチル(メタ)アクリレートを用いることがより好ましい。
前記(メタ)アクリル化合物(a3)の使用量としては、紫外線硬化性、及び耐湿熱白化性の点から、前記ポリオール(a1)100質量部に対して、0.1〜30質量部の範囲であることが好ましく、0.5〜10質量部の範囲がより好ましい。
前記ウレタン樹脂(A)の製造方法としては、例えば、無溶剤下で、前記ポリオール(a1)と前記(メタ)アクリル化合物(a3)とを仕込み、次いで前記ポリイソシアネート(a2)を供給し、混合、反応させることによって製造する方法等を用いることができる。前記反応は、例えば20〜120℃の条件下で30分〜24時間行うことが好ましい。
前記ウレタン樹脂(A)は優れた高極性な被着体への密着性を得るうえで、末端に好ましくは2個以上の水酸基を有するものである。前記ウレタン樹脂(A)を製造する際の、前記ポリオール(a1)と前記ポリイソシアネート(a2)と前記(メタ)アクリル化合物(a3)との反応は、前記ポリオール(a1)が有する水酸基及び前記(メタ)アクリル化合物(a3)が有する水酸基の合計量と、ポリイソシアネート(a2)の有するイソシアネート基とのモル比[水酸基の合計量/イソシアネート基]=1.01〜3の範囲で行うことが、ウレタン樹脂(A)の分子量と制御でき、かつ高極性な被着体への密着性をより一層向上できることから好ましく、1.1〜2の範囲であることがより好ましい。
ウレタン樹脂(A)を製造する際には、必要に応じて重合禁止剤、ウレタン化触媒等を用いてもよい。
前記重合禁止剤としては、例えば、3,5−ビスターシャリーブチル−4−ヒドロキシトルエン、ハイドロキノン、メチルハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル(メトキノン)、パラターシャリーブチルカテコールメトキシフェノール、2,6−ジターシャリーブチルクレゾール、フェノチアジン、テトラメチルチウラムジスルフィド、ジフェニルアミン、ジニトロベンゼン等を用いることができる。これらの重合禁止剤は単独で用いても2種以上を併用してもよい。
前記ウレタン化触媒としては、例えば、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、N−メチルモルホリン等の含窒素化合物;酢酸カリウム、ステアリン酸亜鉛、オクチル酸錫等の金属塩;ジブチルチンラウレート、ジルコニウムテトラアセチルアセトネート等の有機金属化合物などを用いることができる。これらのウレタン化触媒は単独で用いても2種以上を併用してもよい。
前記ウレタン樹脂(A)中における(メタ)アクリロイル基の含有量としては、良好な紫外線硬化による優れた耐湿熱白化性が得られ点から、0.01〜2mol/kgの範囲であることが好ましく、0.03〜0.5mol/kgの範囲であることがより好ましい。
前記ウレタン樹脂(A)中のウレタン結合の質量割合としては、水素結合により良好なカッティング性、粘着物性及び耐湿熱白化性が得られる点から、ウレタン樹脂(A)の全量中4〜20質量%の範囲であることが好ましく、5〜15質量%の範囲であることがより好ましい。なお、前記ウレタン樹脂(A)のウレタン結合量は、前記ウレタン樹脂(A)の原料の合計質量に対する、前記原料中に占めるウレタン結合構造の質量割合を示す。
前記ウレタン樹脂(A)の重量平均分子量としては、カッティング性、粘着物性及び高極性な被着体への密着性をより一層向上できる点から、5,000〜100,000の範囲であることが好ましく、15,000〜50,000の範囲がより好ましい。なお、前記ウレタン樹脂(A)の重量平均分子量は、前記ポリオール(a1)の数平均分子量と同様に測定して得られた値を示す。
前記光重合開始剤(B)は、光照射や加熱等によってラジカルを発生し、前記ウレタン樹脂(A)のラジカル重合を開始させるものである。
前記光重合開始剤(B)としては、例えば、4−フェノキシジクロロアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、2−メチル−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−1−プロパノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン等のアセトフェノン化合物;ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル等のベンゾイン化合物;ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド、3,3’−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン化合物;チオキサントン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサントン、2−メチルチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン等のチオキサントン化合物;4,4’−ジメチルアミノチオキサントン(別名=ミネラーズケトン)、4,4’−ジエチルアミノベンゾフェノン、α−アシロキシムエステル、ベンジル、メチルベンゾイルホルメート(「バイアキュア55」)、2−エチルアンスラキノン等のアンスラキノン化合物;2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイド等のアシルフォスフィンオキサイド化合物;3,3’,4,4’−テトラ(tert−ブチルオパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、アクリル化ベンゾフェノン等を用いることができる。これらの光重合開始剤は単独で用いても2種以上を併用してもよい。
前記光重合開始剤(B)としては、粘着物性、紫外線硬化性及び耐湿熱白化性をより一層向上できる点から、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド及びビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイドからなる群より選ばれる1種以上の光重合開始剤を用いることが好ましく、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイドがより好ましい。
前記光重合開始剤(B)の使用量としては、粘着物性、紫外線硬化性及び耐湿熱白化性をより一層向上できる点から、前記ウレタン樹脂(A)100質量部に対して、0.01〜20質量部の範囲であることが好ましく、0.1〜15質量部の範囲がより好ましい。
本発明の紫外線硬化型粘着剤組成物は、必要に応じてその他の添加剤を含有してもよい。
前記その他の添加剤としては、例えば、有機溶剤、シランカップリング剤、酸化防止剤、光安定剤、防錆剤、チキソ性付与剤、増感剤、重合禁止剤、レベリング剤、粘着付与剤、帯電防止剤、難燃剤等を用いることができる。これらの添加剤は単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの中でも、被着体への塗工性及び作業性の点から有機溶剤を含有することが好ましい。また、本発明の紫外線硬化型粘着剤組成物が耐湿熱後に高い粘着物性を要求される用途に使用される場合には、シランカップリング剤を含有することが好ましい。また、本発明の紫外線硬化型粘着剤組成物が高い耐湿熱黄変性を要求される用途に使用される場合には、酸化防止剤及び光安定剤を含有することが好ましい。
前記有機溶剤としては、例えば、トルエン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、ヘキサン、アセトン、シクロヘキサノン、3−ペンタノン、アセトニトリル、プロピオニトリル、イソブチロニトリル、バレロニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド等を用いることができる。これらの有機溶剤は単独で用いても2種以上を併用してもよい。
前記有機溶剤を用いる場合の使用量としては、乾燥性及び塗工性をより一層向上できる点から、紫外線硬化型粘着剤組成物中60質量%以下であることが好ましく、5〜50質量%の範囲がより好ましい。
前記シランカップリング剤としては、例えば、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン等のエポキシ基を有するシランカップリング剤;2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルメチルジメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルメチルジエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロピルトリメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロピルメチルジメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロピルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロピルメチルジエトキシシラン等の脂環エポキシ基を有するシランカップリング剤;ビニルトリクロルシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、p−スチリルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、シリコーンアルコキシオリゴマーなどを用いることができる。これらのシランカップリング剤は単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの中でも、耐湿熱後の粘着力をより一層向上できる点から、エポキシ基を有するシランカップリング剤及び/又は脂環エポキシ基を有するシランカップリング剤を用いることが好ましく、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン及び3−グリシドキシプロピルトリエトキシシランからなる群より選ばれる1種以上のシランカップリング剤を用いることがより好ましい。
前記シランカップリング剤を用いる場合の使用量としては、耐湿熱後の粘着力をより一層向上できる点から、前記ウレタン樹脂(A)100質量部に対して、0.01〜10質量部の範囲であることが好ましく、0.05〜5質量部の範囲がより好ましく、0.05〜1質量部の範囲が更に好ましい。
前記酸化防止剤としては、熱劣化で発生するラジカルの捕捉するヒンダードフェノール化合物(一次酸化防止剤)、及び、熱劣化で発生する過酸化物を分解するリン化合物、イオウ化合物(二次酸化防止剤)等を用いることができる。
前記ヒンダードフェノール化合物としては、例えば、トリエチレングリコール−ビス−[3−(3−t−ブチル−5−メチル−4ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、オクタデシル[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、チオジエチレンビス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ベンゼンプロパン酸−3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシ−C7−C9側鎖アルキルエステル、4,6−ビス(ドデシルチオメチル)−o−クレゾール、N−フェニルベンゼンアミンと2,4,4−トリメチルペンテンとの反応生成物、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、3,9−ビス[2−〔3−(t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ〕−1,1−ジメチルエチル]2,4,8,10−テトラオキサスピロ〔5・5〕ウンデカン、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、2,5−ジ−tert−アミルハイドロキノン等を用いることができる。これらの化合物は単独で用いても2種以上を併用してもよい。
前記リン化合物としては、例えば、トリフェニルホスフィン、ビス(2,4−ジ−tert−ブチル−6−メチルフェニル)=エチル=ホスフィット、トリフェニルホスファイト、トリスノニルフェニルホスファイト、トリス(2,4−ジブチルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジブチル−5−メチルフェニル)ホスファイト、トリス〔2−第三ブチル−4−(3−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニルチオ)−5−メチルフェニル〕ホスファイト、トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト、トリデシルホスファイト、オクチルジフェニルホスファイト、ジ(デシル)モノフェニルホスファイト、ジ(トリデシル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ジ(ノニルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,4−ジブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,6−ジブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,4,6−トリブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,4−ジクミルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、テトラ(トリデシル)イソプロピリデンジフェノールジホスファイト、テトラ(トリデシル)−4,4’−n−ブチリデンビス(2−ブチル−5−メチルフェノール)ジホスファイト、ヘキサ(トリデシル)−1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−ブチルフェニル)ブタントリホスファイト、テトラキス(2,4−ジブチルフェニル)ビフェニレンジホスホナイト、9,10−ジハイドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナンスレン−10−オキサイド、2,2’−メチレンビス(4,6−ブチルフェニル)−2−エチルヘキシルホスファイト、2,2’−メチレンビス(4,6−ブチルフェニル)−オクタデシルホスファイト、2,2’−エチリデンビス(4,6−ジブチルフェニル)フルオロホスファイト、トリス(2−〔(2,4,8,10−テトラキスブチルジベンゾ〔d,f〕〔1,3,2〕ジオキサホスフェピン−6−イル)オキシ〕エチル)アミン、2−エチル−2−ブチルプロピレングリコールと2,4,6−トリブチルフェノールのホスファイト等を用いることができる。これらの化合物は単独で用いても2種以上を併用してもよい。
前記イオウ化合物としては、例えば、ジドデシル−3,3’−チオプロピオネート、ジラウリル−3,3’−チオジプロピオネート、ラウジリルチオジチオネート、ジトリデシル−3,3’−チオジプロピオネート、ジミリスチル−3,3’−チオジプロピオネート、ジステアリル−3,3’−チオジプロピオネート、テトラキス−メチレン−3−ラウリルチオプロピオネートメタン、ジステアリル−3,3’−メチル−3,3’−チオジプロピオネート、ラウリルステアリル−3,3’−チオジプロピオネート、ビス[2−メチル−4−(3−n−アルキルチオプロピオニルオキシ)−5−t−ブチルフェニル]スルフィド、β−ラウリルチオプロピオネート、2−メルカプトベンゾイミダゾール、2−メルカプト−5−メチルベンゾイミダゾール、ジオクタデシル−3,3’−チオジプロチオネート等を用いることができる。これらの化合物は単独で用いても2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、粘着力及び耐湿熱黄変性をより一層向上できる点から、リン化合物を用いることが好ましく、トリフェニルホスフィン、ビス(2,4−ジ−tert−ブチル−6−メチルフェニル)=エチル=ホスフィット及びトリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイトからなる群より選ばれる1種以上の酸化防止剤を用いることがより好ましく、トリフェニルホスフィン、ビス(2,4−ジ−tert−ブチル−6−メチルフェニル)=エチル=ホスフィットを用いることがより好ましい。
前記酸化防止剤を用いる場合の使用量としては、耐湿熱黄変性をより一層向上できる点から、前記ウレタン樹脂(A)100質量部に対して、0.01〜10質量部の範囲であることが好ましい。
前記光安定剤は、光劣化で発生するラジカルを捕捉するものであり、例えば、チオール化合物、チオエーテル化合物、ヒンダードアミン化合物等のラジカル捕捉剤;ベンゾフェノン化合物、ベンゾエート化合物等の紫外線吸収剤などを用いることができる。これらの光安定剤は単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの中でも、耐湿熱黄変性をより一層向上できる点から、ヒンダードアミン化合物を用いることが好ましい。
前記ヒンダードアミン化合物としては、例えば、シクロヘキサンと過酸化N−ブチル2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジンアミン−2,4,6−トリクロロ1,3,5−トリアジンとの反応生成物と2−アミノエタノールとの反応生成物、デカン二酸ビス(2,2,6,6−テトラメチル−1−(オクチルオキシ)−4−ピペリジニル)エステル、1,1−ジメチルエチルヒドロペルオキシドとオクタンの反応生成物等のアミノエーテル基を有するヒンダードアミン化合物;N−アセチル−3−ドデシル−1−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)ピロリジン−2,5−ジオン等のN−アセチル系ヒンダードアミン化合物;ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)=デカンジオアート、ビス(1,2,2,6,6,−ペンタメチル−4−ピペリジル){[3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシフェニル]メチル}ブチルマロネート、コハク酸ジメチル・1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物、プロバンジオイックアシッド[{4−メトキシフェニル}メチレン]−ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)エステルのN−アルキルヒンダードアミン化合物等を用いることができる。これらの化合物は単独で用いても2種以上を併用してもよい。
前記光安定剤を用いる場合の使用量としては、耐湿熱黄変性をより一層向上できる点から、前記ウレタン樹脂(A)100質量部に対して、0.01〜10質量部の範囲であることが好ましい。
本発明の紫外線硬化型粘着剤組成物の粘度としては、塗工性及び作業性の点から、500〜30,000mPa・sの範囲であることが好ましく、1,000〜20,000mPa・sの範囲がより好ましい。なお、前記粘度は、25℃でB型粘度計にて測定した値を示す。
本発明の粘着シートの製造方法としては、例えば、前記紫外線硬化型粘着剤組成物を被着体に塗工し、必要に応じて乾燥し、その後紫外線硬化することにより製造する方法が挙げられる。
前記被着体としては、例えば、プラスチック基材、フレキシブルプリント基材、これらの基材に離型処理を施した基材やITO(酸化インジウム錫)を蒸着した基材;ガラス板、鋼板、亜鉛鋼板、ブリキ板、アルミニウム板等の高極性な基材を用いることができる。なお、粘着層の両面にはそれぞれ同一の基材を用いても別々の基材を用いてもよい。
前記プラスチック基材としては、例えば、アクリル樹脂、PC(ポリカーボネート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、変性PPE(ポリフェニレンエーテル)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、COP(シクロオレフィンポリマー)、TAC(トリアセチルセルロース)等を原料として得られるプラスチックフィルム、反射防止フィルム、防汚フィルム、タッチパネルを構成する透明導電膜のフィルム等を用いることができる。
前記紫外線硬化型粘着剤組成物を前記基材に塗工する方法としては、例えば、アプリケーター、ロールコーター、ナイフコーター、グラビアコーター等を使用して塗布する方法が挙げられる。前記塗工後は、乾燥を行う場合は得られた積層体を乾燥機等に入れ、例えば温度50〜130℃の範囲で、1〜30分乾燥させる方法が挙げられる。
その後、紫外線照射することにより粘着シートが得られるが、前記紫外線照射する方法としては、例えば、キセノンランプ、キセノン−水銀ランプ、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ等の公知の紫外線光照射装置を用いる方法が挙げられる。
前記紫外線の照射量としては、好ましくは0.05〜5J/cm、より好ましくは0.1〜3J/cm、特に好ましくは0.3〜1.5J/cmの範囲であることがよい。なお、紫外線の照射量は、GSユアサ株式会社製UVチェッカー「UVR−N1」を用いて300〜390nmの波長域において測定した値を基準とする。
以上の方法にして得られる粘着シートの厚さとしては、使用される用途に応じて適宜決定されるが、例えば10〜500μmの範囲である。
以上、本発明の紫外線硬化型粘着剤組成物は、熱架橋及び紫外線硬化を併用し得るものであり、金属板やガラス板等の高極性な被着体への密着性及び耐湿熱白化性に優れるものである。
従って、本発明の紫外線硬化型粘着剤組成物は、医療用、文具用、光学部材用等の様々分野で好適に使用することができる。
以下、実施例を用いて、本発明をより詳細に説明する。
[合成例1]
<ウレタン樹脂(A−1)の合成>
攪拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計を備えた反応容器に、ポリプロピレングリコール(数平均分子量;1,000、以下「PPG」と略記する。)を194質量部、1,4−シクロヘキサンジメタノール(以下「CHDM」と略記する。)を39.4質量部、グリセリンモノメタクリレート(日油株式会社「ブレンマーGLM」、以下「GLM」と略記する。)を5.5質量部、2,6−ジ−ターシャリーブチル−クレゾールを1質量部、p−メトキシフェノールを0.5質量部添加した。反応容器内温度が40℃になるまで昇温した後、イソホロンジイソシアネート(以下「IPDI」と略記する。)を109質量部添加した。そこで、ジオクチルスズジネオデカネート0.1質量部添加し、1時間かけて80℃まで昇温した。その後、80℃で12時間ホールドし、全てのイソシアネート基が消失していることを確認後、冷却しウレタン樹脂(A−1)を得た。得られたウレタン樹脂(A−1)は、重量平均分子量が40,400、アクリロイル基の含有量が0.1mol/kgであった。
[合成例2]
<ウレタン樹脂(A−2)の合成>
撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計を備えた反応容器に、ポリオキシテトラメチレングリコール(数平均分子量;1,000、以下「PTMG」と略記する。)を259質量部、1,4−ブタンジオール(以下、「1,4BG」と略記する。)を19質量部、GLMを6.2質量部、2,6−ジ−ターシャリーブチル−クレゾールを1質量部、p−メトキシフェノールを0.5質量部添加した。反応容器内温度が40℃になるまで昇温した後、IPDIを110質量部添加した。そこで、ジオクチルスズジネオデカネート0.1質量部添加し、1時間かけて80℃まで昇温した。その後、80℃で12時間ホールドし、全てのイソシアネート基が消失していることを確認後、冷却しウレタン樹脂(A−2)を得た。得られたウレタン樹脂(A−2)は、重量平均分子量が56,000、アクリロイル基の含有量が0.1mol/kgであった。
[合成例3]
<ウレタン樹脂(A−3)の合成>
撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計を備えた反応容器に、ポリカーボネートポリオール(旭化成ケミカルズ株式会社製「デュラネートT5651」、数平均分子量;1,000、以下「PC」と略記する。)を256質量部、CHDMを33質量部、GLMを3.2質量部、2,6−ジ−ターシャリーブチル−クレゾールを1質量部、p−メトキシフェノールを0.5質量部添加した。反応容器内温度が40℃になるまで昇温した後、IPDIを109質量部添加した。そこで、ジオクチルスズジネオデカネート0.1質量部添加し、1時間かけて80℃まで昇温した。その後、80℃で12時間ホールドし、全てのイソシアネート基が消失していることを確認後、冷却しウレタン樹脂(A−3)を得た。得られたウレタン樹脂(A−3)は、重量平均分子量が39,500、アクリロイル基の含有量が0.05mol/kgであった。
[合成例5]
<ウレタン樹脂(A−4)の合成>
撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計を備えた反応容器に、PPGを217質量部、CHDMを27.5質量部、GLMを15.3質量部、2,6−ジ−ターシャリーブチル−クレゾールを1質量部、p−メトキシフェノールを0.5質量部添加した。反応容器内温度が40℃になるまで昇温した後、IPDIを110質量部添加した。そこで、ジオクチルスズジネオデカネート0.1質量部添加し、1時間かけて80℃まで昇温した。その後、80℃で12時間ホールドし、全てのイソシアネート基が消失していることを確認後、冷却しウレタン樹脂(A−4)を得た。得られたウレタン樹脂(A−4)は、重量平均分子量が42,000、アクリロイル基の含有量が0.25mol/kgであった。
[実施例1]
<紫外線硬化型粘着剤組成物の調製>
攪拌機、還流冷却管、温度計を備えた反応容器に、前記ウレタン樹脂(A−1)100質量部、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル−フォスフィンオキサイド(以下「(B−1)」と略記する。)を0.5質量部、デカン二酸ビス(2,2,6,6−テトラメチル−1−(オクチルオキシ)−4−ピペリジニル)エステルを0.5質量部、トリフェニルフォスフィン0.5質量部を順次添加し、均一になるまで撹拌した。その後、200メッシュ金網で濾過し、紫外線硬化型粘着剤組成物を得た。
[実施例2〜4]
用いるウレタン樹脂(A)の種類を表1に示す通りに変更した以外は実施例1と同様にして紫外線硬化型粘着剤組成物を得た。
[比較合成例1]
<ウレタン樹脂(A’−1)の合成>
攪拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計を備えた反応容器に、PPGを205質量部、CHDMを42質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート(以下「HEA」と略記する。)1.3質量部、2,6−ジ−ターシャリーブチル−クレゾールを0.5質量部、p−メトキシフェノール0.1質量部を添加した。反応容器内温度が40℃になるまで昇温した後、IPDIを110質量部添加した。そこで、ジオクチルスズジネオデカネート0.1質量部添加し、1時間かけて80℃まで昇温した。その後、80℃で12時間ホールドし、全てのイソシアネート基が消失していることを確認後、冷却しウレタン樹脂(A’−1)を得た。得られたウレタン樹脂(A’−1)は、重量平均分子量が29,000、アクリロイル基の含有量が0.03mol/kgであった。
[比較例1]
ウレタン樹脂(A−1)の代わりに、比較合成例1で得られたウレタン樹脂(A’−1)を用いた以外は、実施例1と同様にして紫外線硬化型組成物を得た。
[各種被着体への密着性の評価方法]
表面に離型処理された厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(離型PET50)の表面に、有機溶剤乾燥後の膜厚が100μmとなるように実施例及び比較例で得られた紫外線硬化型粘着剤脂組成物を塗布し、80℃乾燥機中で3分間乾燥させた後に厚さ100μmのPETフィルムを貼り合せた。次いで、離型PETを剥離し、被着体であるガラス板及び鋼板に2kgローラー×2往復で貼り合せ、PETフィルム透過後のUV−A領域の波長の積算光量が1J/cmとなるように紫外線照射し、試験片を得た。次いで、得られた試験片をクロスカット法(JISK5600−5−6−1999)により、各種被着体に対する密着性を以下の基準で評価した。なお、前記クロスカット試験では、ポリエステル粘着テープ(日東電工株式会社製「N0.31B」)を使用した。
「T」;被着体上に残存した粘着剤層のマス目が100個であった。
「F」;被着体上に残存した粘着剤層のマス目が99個以下であった。
[耐湿熱白化性の評価方法]
表面に離型処理された厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(離型PET50)の表面に、有機溶剤乾燥後の膜厚が100μmとなるように実施例及び比較例で得られた紫外線硬化型粘着剤脂組成物を塗布し、80℃乾燥機中で3分間乾燥させた後に離型PETを貼り合せた。これを縦50mm、横40mmに裁断した。その後、ガラス板透過後のUV−A領域の波長の積算光量が1J/cmとなるように紫外線照射し、粘着シートを有する積層体を得、試験片とした。該試験片のヘイズ(%)を濁度計「NDH5000」(日本電色工業(株)製)にて、JISK7361−1−1997に準じて測定した。次いで、得られた試験片を85℃、85%RHの条件下で100時間放置した後(以下、「耐湿熱試験後」と略記する。)、23℃、50%RHの雰囲気下で取り出した。取り出し後、10分以内にヘイズ(%)を濁度計「NDH5000」(日本電色工業(株)製)にて、JISK7361−1−1997に準じて測定し、耐湿熱白化性を以下のように評価した。
「T」:耐湿熱試験前後のヘイズ(%)値の差が1%未満である。
「F」:耐湿熱試験前後のヘイズ(%)値の差が1%以上である。
Figure 0005967461
本発明の紫外線硬化型粘着剤組成物である実施例1〜5は、耐湿熱白化性、並びに、高極性な被着体であるガラス板及び鋼板に対する密着性に優れることが分かった。
一方、比較例1は、(メタ)アクリル化合物(a3)の代わりにHEAを用いて、末端にアクリロイル基を導入したウレタン樹脂を用いた態様であるが、耐湿熱白化性が不良であり、また、ガラス板及び鋼板に対する密着性も不良であった。

Claims (5)

  1. ポリオール(a1)とポリイソシアネート(a2)と水酸基を2個以上有する(メタ)アクリル化合物(a3)との反応物であり、末端に水酸基を有するウレタン樹脂(A)、及び、光重合開始剤(B)として2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイドを含有することを特徴とする紫外線硬化型粘着剤組成物。
  2. 前記ポリオール(a1)が、ポリエーテルポリオール及び/又はポリカーボネートポリオールを含有するものである請求項1記載の紫外線硬化型粘着剤組成物。
  3. 前記(メタ)アクリル化合物(a3)が、グリセリンモノ(メタ)アクリレート及び/又は3,4−ジヒドロキシブチル(メタ)アクリレートである請求項1記載の紫外線硬化型粘着剤組成物。
  4. 前記ウレタン樹脂(A)中における(メタ)アクリロイル基の含有量が、0.01〜2mol/kgの範囲である請求項1記載の紫外線硬化型粘着剤組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載の紫外線硬化型粘着剤組成物の硬化物層を有することを特徴とする粘着シート。
JP2016519896A 2014-12-08 2015-10-29 紫外線硬化型粘着剤組成物、及び、粘着シート Active JP5967461B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014247912 2014-12-08
JP2014247912 2014-12-08
PCT/JP2015/080554 WO2016092970A1 (ja) 2014-12-08 2015-10-29 紫外線硬化型粘着剤組成物、及び、粘着シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5967461B1 true JP5967461B1 (ja) 2016-08-10
JPWO2016092970A1 JPWO2016092970A1 (ja) 2017-04-27

Family

ID=56107165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016519896A Active JP5967461B1 (ja) 2014-12-08 2015-10-29 紫外線硬化型粘着剤組成物、及び、粘着シート

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5967461B1 (ja)
TW (1) TW201627455A (ja)
WO (1) WO2016092970A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6618038B2 (ja) * 2016-06-29 2019-12-11 荒川化学工業株式会社 粘着剤組成物
JPWO2019073979A1 (ja) * 2017-10-11 2020-11-26 セメダイン株式会社 光硬化性粘着剤組成物、及び接着方法
WO2020246529A1 (ja) * 2019-06-06 2020-12-10 Dic株式会社 粘着剤組成物及び表面保護フィルム
CN110256973B (zh) * 2019-07-23 2021-12-07 韦尔通(厦门)科技股份有限公司 一种双固化硅烷改性聚醚胶及其制备方法、使用方法和一种电器产品

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111105A (ja) * 2006-10-06 2008-05-15 Dainippon Ink & Chem Inc プラスチック基材用カチオン重合性接着剤、それを用いた積層体及び偏光板
JP2008169319A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Dic Corp 接着剤用硬化型樹脂組成物
JP2009280776A (ja) * 2008-04-25 2009-12-03 Toyo Ink Mfg Co Ltd 感圧式接着剤組成物及び感圧式接着フィルム
WO2010147090A1 (ja) * 2009-06-15 2010-12-23 東洋インキ製造株式会社 ウレタン樹脂、活性エネルギー線硬化性接着剤、及び太陽電池用裏面保護シート
JP2012067278A (ja) * 2010-08-27 2012-04-05 Sanyo Chem Ind Ltd ドライラミネート用接着剤
JP2012111852A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd (メタ)アクリロイル基を有するウレタン樹脂及び該ウレタン樹脂を含有する活性エネルギー線硬化性接着剤、並びに太陽電池用裏面保護シート
WO2012081243A1 (ja) * 2010-12-15 2012-06-21 東洋インキScホールディングス株式会社 活性エネルギー線硬化性接着剤、並びに太陽電池用裏面保護シート
JP2013166877A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Nitto Denko Corp 放射線硬化型粘着剤組成物の製造方法、該製造方法で得られた放射線硬化型粘着剤組成物、および、該粘着剤組成物を用いた粘着シート
JP2014128920A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 高耐久機能性成型シート及びそれを用いて得られる加飾成型品
JP2014196412A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 Dic株式会社 紫外線硬化型粘着剤組成物及び粘着剤

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111105A (ja) * 2006-10-06 2008-05-15 Dainippon Ink & Chem Inc プラスチック基材用カチオン重合性接着剤、それを用いた積層体及び偏光板
JP2008169319A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Dic Corp 接着剤用硬化型樹脂組成物
JP2009280776A (ja) * 2008-04-25 2009-12-03 Toyo Ink Mfg Co Ltd 感圧式接着剤組成物及び感圧式接着フィルム
WO2010147090A1 (ja) * 2009-06-15 2010-12-23 東洋インキ製造株式会社 ウレタン樹脂、活性エネルギー線硬化性接着剤、及び太陽電池用裏面保護シート
JP2012067278A (ja) * 2010-08-27 2012-04-05 Sanyo Chem Ind Ltd ドライラミネート用接着剤
JP2012111852A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd (メタ)アクリロイル基を有するウレタン樹脂及び該ウレタン樹脂を含有する活性エネルギー線硬化性接着剤、並びに太陽電池用裏面保護シート
WO2012081243A1 (ja) * 2010-12-15 2012-06-21 東洋インキScホールディングス株式会社 活性エネルギー線硬化性接着剤、並びに太陽電池用裏面保護シート
JP2013166877A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Nitto Denko Corp 放射線硬化型粘着剤組成物の製造方法、該製造方法で得られた放射線硬化型粘着剤組成物、および、該粘着剤組成物を用いた粘着シート
JP2014128920A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 高耐久機能性成型シート及びそれを用いて得られる加飾成型品
JP2014196412A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 Dic株式会社 紫外線硬化型粘着剤組成物及び粘着剤

Also Published As

Publication number Publication date
TW201627455A (zh) 2016-08-01
WO2016092970A1 (ja) 2016-06-16
JPWO2016092970A1 (ja) 2017-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5967340B1 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物、紫外線硬化型粘着シートの製造方法、及び積層体の製造方法
JP5822052B1 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物、粘着フィルム、及び、粘着フィルムの製造方法
JP5641382B1 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物及び粘着剤
JP5896262B1 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物、及び、粘着フィルム
JP5943230B2 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物、粘着フィルム、及び、粘着フィルムの製造方法
JP5967461B1 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物、及び、粘着シート
JP5725393B1 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物、粘着剤及び粘着フィルム
JP5822051B1 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物、粘着フィルム、及び、粘着フィルムの製造方法
JP6155927B2 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物、粘着剤及び粘着フィルム
WO2015198775A1 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物、粘着フィルム、及び、粘着フィルムの製造方法
JP6593147B2 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物
JP6745581B2 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物、紫外線硬化型粘着シート、及び、積層体
JP6120073B2 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物、粘着剤及び粘着フィルム
JP6524655B2 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物、紫外線硬化型粘着シート、及び、積層体
JP5967341B1 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物、紫外線硬化型粘着シートの製造方法、及び、積層体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20160523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160622

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5967461

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250