JP5965306B2 - トランスミッションの潤滑構造 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン等の原動機に設けられるトランスミッションの潤滑構造に関する。
特許文献1には、駆動歯車と従動歯車とを有する歯車対を備えるトランスミッションが記載されている。このトランスミッションでは、クランクウェブに付着した潤滑液が、クランクウェブの回転時に遠心力で飛ばされて歯車対に供給される。また、遠心力で飛ばされた潤滑液の一部がクランクケースの横壁に付着し、この潤滑液が、横壁に設けられた突起から滴下して歯車対に供給される。
特開2009−24618号公報
特許文献1に記載されたトランスミッションでは、潤滑液を、遠心力で飛ばしたり、突起から滴下させたりすることで歯車対に供給していたので、駆動歯車と従動歯車とが噛み合う噛合い部に対して潤滑液を十分に供給することが困難であり、特にエンジン出力が大きい場合には、歯車対が摩耗し易いという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、歯車対の摩耗をより効果的に抑制できる、トランスミッションの潤滑構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るトランスミッションの潤滑構造は、駆動歯車と従動歯車とを有する歯車対を備えるトランスミッションを潤滑液により潤滑するトランスミッションの潤滑構造であって、前記歯車対に潤滑液を供給する潤滑液供給部を備え、前記潤滑液供給部は、前記歯車対のうち噛み合いを開始する部分へ潤滑液を直接噴き付ける噴射ノズルを有する。
この構成では、歯車対のうち噛み合いを開始する部分へ潤滑液を直接噴き付けるので、歯車対のうち噛み合いを終了する部分へ潤滑液を噴き付ける場合よりも歯車対の噛合い部へ潤滑液を集中的に供給でき、潤滑不足となることを防止できる。
本発明によれば、上記の構成により、駆動歯車と従動歯車とが噛み合う噛合い部に対して潤滑液を十分に供給することが可能であり、歯車対の摩耗を抑制できる。
実施形態に係るトランスミッションの潤滑構造を用いたエンジンを備える自動二輪車の構成を示す右側面図である。 実施形態に係るトランスミッションの潤滑構造を用いたエンジンの構成を示す右側面図である。 実施形態に係るトランスミッションの潤滑構造の主要部の構成を示す斜視図である。 潤滑液供給部の取付け構造を示す分解斜視図である。 図5(A)は潤滑液供給部の構成を示す正面図であり、図5(B)は潤滑液供給部の構成を示す背面図である。
以下に、本発明に係るトランスミッションの潤滑構造の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で用いる各方向は、自動二輪車に乗った運転者から見た方向であり、左右方向は車幅方向と一致する。
図1は、実施形態に係るトランスミッションの潤滑構造10(図2)を用いたエンジンEを備える自動二輪車12の構成を示す右側面図である。図1に示すように、自動二輪車12は、車体フレーム14と車体フレーム14に搭載されたエンジンEと、車体フレーム14の前部においてフロントフォーク16で支持された前輪18と、車体フレーム14の後部においてスイングアーム20で支持された後輪22とを有している。また、自動二輪車12は、前輪18を操舵するために運転者Rによって左右に揺動されるステアリングハンドル24と、ステアリングハンドル24の後方に配置された燃料タンク26と、燃料タンク26の後方に配置されたシート28とを有している。エンジンEは、燃料タンク26の下方に配置されており、図2に示すトランスミッションの潤滑構造10は、エンジンEに設けられている。
図2は、実施形態に係るトランスミッションの潤滑構造10を用いたエンジンEの構成を示す右側面図である。図2に示すように、エンジンEは、シリンダ30を有するシリンダブロック32と、シリンダブロック32の上端部に接続されたシリンダヘッド34と、シリンダブロック32の下端部に接続されたケース36と、ケース36の下端部に接続されたオイルパン38とを備えている。また、エンジンEは、シリンダ30内を摺動するピストン40と、ピストン40にコンロッド42を介して連結されたクランクシャフト44と、クランクシャフト44から出力される回転動力を変速するトランスミッション46と、トランスミッション46に潤滑液を供給するトランスミッションの潤滑構造10とを備えている。
図2に示すように、ケース36は、側面(本実施形態では右側面)にケース開口48を有するケース本体50と、ケース開口48を塞ぐようにケース本体50に着脱可能に取付けられた蓋体52とを有している。そして、クランクシャフト44、トランスミッション46およびトランスミッションの潤滑構造10が、ケース本体50の内部に収容されている。つまり、ケース36は、クランクシャフト44を収容するクランクケースの機能と、トランスミッション46を収容するミッションケースの機能とを有している。クランクシャフト44は、ケース本体50の内部の前部に、その回転軸が左右方向に延びるように配置されており、クランクシャフト44には、クランクギア54が取付けられている。トランスミッション46は、クランクシャフト44の後方に配置されており、トランスミッションの潤滑構造10は、トランスミッション46のさらに後方に配置されている。
図3は、トランスミッションの潤滑構造10の主要部の構成を示す斜視図である。図3に示すように、トランスミッション46は、クランクシャフト44(図2)と平行に延びる入力軸部56および出力軸部58と、入力軸部56に取付けられた複数(本実施形態では5つ)の駆動歯車60a〜60eと、出力軸部58に取付けられた複数(本実施形態では5つ)の従動歯車62a〜62eとを有している。複数の駆動歯車60a〜60eと複数の従動歯車62a〜62eとが1対1で噛み合うことにより、ギア比が異なる複数(本実施形態では5つ)の歯車対64a〜64eが構成されている。入力軸部56は出力軸部58の前上方に配置されており、各駆動歯車60a〜60eは、これらに対応する従動歯車62a〜62eよりも小径に形成されている。これにより、各駆動歯車60a〜60eの後方であって、各従動歯車62a〜62eの上方には、潤滑液供給部72を配置するスペースが構成されている。各従動歯車62a〜62eと出力軸部58との間には、各従動歯車62a〜62eを出力軸部58に接続したり、出力軸部58から切り離したりするための動力伝達機構(図示省略)が設けられている。この動力伝達機構は、複数の歯車対64a〜64eのうちのいずれか1つを出力軸部58に接続したとき、残りの4つを出力軸部58から切り離すように構成されている。
図2に示すように、複数の歯車対64a〜64e(図3)は、1つの歯車ユニット66を構成するように、入力軸部56および出力軸部58(すなわち駆動歯車60a〜60eおよび従動歯車62a〜62eのそれぞれの軸部)と共にベースプレート68に搭載されている。そして、この歯車ユニット66が、入力軸部56および出力軸部58が延びる方向(軸方向)からケース開口48を通して着脱可能なように、いわゆるカセットミッションとしてケース36のケース本体50に取付けられている。本実施形態では、ベースプレート68が、ボルト等の締結具(図示省略)を用いてケース本体50に締結されている。
図2に示すように、トランスミッション46の入力軸部56には、クランクギア54に噛み合うクラッチギア70が取付けられており、クランクシャフト44の回転動力が、クランクギア54およびクラッチギア70を介して入力軸部56に入力される。そして、この回転動力が、複数の歯車対64a〜64eのうちのいずれか1つで減速されて出力軸部58から出力され、後輪22(図1)に伝達される。
図4は、潤滑液供給部72の取付け構造を示す分解斜視図である。図4に示すように、トランスミッションの潤滑構造10は、ケース36と、ケース36内で歯車対64a〜64e(図2)に潤滑液を供給する潤滑液供給部72とを備えている。ケース36は、上記の通り、ケース本体50と蓋体52(図2)とを有している。ケース本体50の後部の上面には、ノズル保持部74を固定するためにケース本体50の内壁面から歯車対64a〜64eへ向けて突出する突出部51(図2)が形成されており、この突出部51には、潤滑液供給部72のノズル保持部74が締結される締結面76a〜76cが形成されている。締結面76a〜76cには、ボルト78a〜78cが螺合される雌ねじ80a〜80cが形成されている。また、ケース本体50の側壁部50aの内部には、潤滑液が流れるケース側通路82が形成されており、ケース側通路82の下流側の第1開口83が締結面76bに形成されている。ケース側通路82の上流側の開口(図示省略)は、配管およびオイルフィルタ等(図示省略)を介してポンプ(図示省略)の吐出口に接続されている。本実施形態では、噴射ノズル84a〜84eから噴射される潤滑液の噴射圧を高めるために、オイルクーラを通過していない潤滑液がケース側通路82に流される。冷却のためにオイルクーラを通過した潤滑液がケース側通路82に流されてもよい。
図3に示すように、潤滑液供給部72は、各歯車対64a〜64eのうち噛み合いを開始する部分Pへ潤滑液を直接噴き付ける噴射ノズル84a〜84eと、ケース36内で噴射ノズル84a〜84eを保持するノズル保持部74とを有している。各噴射ノズル84a〜84eは、複数の歯車対64a〜64eのそれぞれと1対1で対応するように、入力軸部56および出力軸部58に対して平行方向に並んで設けられている。本実施形態では、各噴射ノズル84a〜84eがイモネジ(図示省略)によって実現されている。つまり、図示しないが、各噴射ノズル84a〜84eは、筒状のノズル本体を有しており、ノズル本体の外周面には、雄ねじが形成されている。ノズル本体の内部の空間は、噴射方向に延びる直線状の噴射通路となっており、この噴射通路によって潤滑液が直線状(ビーム状)に導かれる。
図3に示す複数の噴射ノズル84a〜84eのそれぞれの吐出量は、対応する歯車対64a〜64eのギア比や使用頻度等に応じて定められている。例えば、使用頻度が高い歯車対に対応する噴射ノズルの吐出量は、使用頻度が低い歯車対に対応する噴射ノズルの吐出量よりも大きくなるように定められてもよい。この場合には、使用頻度が高い歯車対の損傷を防ぐことができる。例えば、低速の歯車対に対応する噴射ノズルの吐出量は、高速の歯車対に対応する噴射ノズルの吐出量よりも大きくなるように定められてもよい。この場合には、伝達トルクが大きい歯車対の損傷を防ぐことができる。なお、各噴射ノズル84a〜84eの吐出量は、それらの噴射通路(図示省略)の口径を変えることで調整されてもよい。
図3に示す複数の噴射ノズル84a〜84eのそれぞれの噴射角度は、これらに対応する歯車対64a〜64e(図3)の噛み合いを開始する部分P(図3)へ潤滑液を噴き付けるように、個別に定められている。図2に示すように、入力軸部56および出力軸部58のそれぞれの中心を含む仮想平面Qを想定したとき、複数の噴射ノズル84a〜84e(図3)のうち少なくとも1つは、各駆動歯車60a〜60e(図3)とこれらに対応する従動歯車62a〜62e(図3)との間に、仮想平面Qに対して側面視で直交する方向から潤滑液を噴き付けるように構成されている。
図5(A)は潤滑液供給部72の構成を示す正面図であり、図5(B)は潤滑液供給部72の構成を示す背面図である。本実施形態では、図3に示す状態の潤滑液供給部72を後下方から見た図を正面図とし、前上方から見た図を背面図としている。図5(B)に示すように、ノズル保持部74は、左右方向に延びる保持部本体86を有しており、保持部本体86の背面には、ケース36(図4)に設けられた締結面76a〜76c(図4)に締結される少なくとも1つ(本実施形態では4つ)の被締結面88a〜88dが形成されている。そして、被締結面88a〜88cのそれぞれには、ボルト78a〜78c(図4)が挿通される貫通孔90a〜90cが、保持部本体86を貫通するように形成されている。
図5(A)および(B)に示すように、保持部本体86の内部には、潤滑液が流れるノズル側通路92が形成されている。ノズル側通路92は、入力軸部56および出力軸部58(図3)に対して略平行に延びるように保持部本体86の全長に亘って形成された本通路94と、本通路94から前下方に延びて形成された複数(本実施形態では5つ)の分岐通路96a〜96eとを有している。本通路94の左右方向両端部には、潤滑液の漏れを防止する封止部材98が嵌合されており、図5(B)に示す被締結面88dには、ノズル側通路92の上流側の第2開口99が形成されている。そして、第2開口99から本通路94に向けて導入通路100が形成されており、導入通路100と本通路94とが分岐部102で連通されている。
図5(A)および(B)に示すように、ノズル側通路92の下流側の端部、すなわち各分岐通路96a〜96eの下流側の端部には、噴射ノズル84a〜84eが挿入される挿入孔104a〜104eが形成されている。各挿入孔104a〜104eの内周面には、雌ねじが形成されており、この雌ねじに各噴射ノズル84a〜84eの雄ねじが螺合されている。複数の噴射ノズル84a〜84eが並んで配置される保持部本体86の側面がノズル面106である。
図5(A)および(B)に示すように、本通路94は、保持部本体86の右端面から分岐部102に向かうにつれてノズル面106に近接するように形成された第1傾斜部94aと、保持部本体86の左端面から分岐部102に向かうにつれてノズル面106に近接するように形成された第2傾斜部94bとを有している。複数の噴射ノズル84a〜84eのうち3つの噴射ノズル84b〜84dの噴射方向は、ノズル面106に直交する方向に設定されている。最も右側に配置された噴射ノズル84aの噴射方向は、ノズル面106に直交する方向に対して右側に傾斜するように設定されている。最も左側に配置された噴射ノズル84eの噴射方向は、ノズル面106に直交する方向に対して左側に傾斜するように設定されている。また、潤滑液供給部72をノズル面106から見たとき、最も右側の噴射ノズル84aは、貫通孔90aと重なるように配置されており、最も左側の噴射ノズル84eは、貫通孔90cと重なるように配置されている。
図4に示すように、潤滑液供給部72をケース36の内部に取付ける際には、図5(B)に示すノズル保持部74の被締結面88a〜88dがケース36の締結面76a〜76cに当接される。また、ノズル保持部74の貫通孔90a〜90cにボルト78a〜78cが挿通され、これらのボルト78a〜78cが雌ねじ80a〜80cに螺合される。被締結面88d(図5(B))が締結面76bに締結されると、ノズル側通路92の上流側の第2開口99(図5(B))がケース側通路82の下流側の第1開口83に連通される。この状態では、被締結面88d(図5(B))が締結面76bに密接しているので、第2開口99(図5(B))および第1開口83の周囲から潤滑液が漏れることがない。複数の歯車対64a〜64eのいずれか1つ以上が、ギア比が異なる他の歯車対に交換される場合や、歯車ユニット66が、歯車対のギア比が異なる他の歯車ユニットに交換される場合には、潤滑液供給部72も同時に交換される。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、上記構成により以下の各効果を奏することができる。すなわち、図3に示すように、各歯車対64a〜64eのうち噛み合いを開始する部分Pへ潤滑液を直接噴き付けるようにしているので、歯車対64a〜64eのうち噛み合いを終了する部分へ潤滑液を噴き付ける場合よりも歯車対64a〜64eの噛合い部へ潤滑液を集中的に供給でき、潤滑不足となることを防止できる。
図3に示す各噴射ノズル84a〜84eは、潤滑液を直線状(ビーム状)に噴射するので、潤滑液を各歯車対64a〜64eのうち噛み合いを開始する部分Pへピンポイントで噴き付けることができ、少量の潤滑液で十分な潤滑効果を得ることができる。したがって、潤滑液の容量が大きくなることを抑制でき、自動二輪車12の軽量化を図ることができる。
また、噴射ノズル84a〜84eで潤滑液を噴射するようにしているので、潤滑液供給部72と歯車対64a〜64eとの間隔を長くすることができ、潤滑液供給部72の配置の自由度を向上できる。また、従来のように重力を用いて潤滑液を滴下する場合には、入力軸部56および出力軸部58が上下に並ぶと、潤滑液を噛合い部へ導くことが難しい。本実施形態では、噴射ノズル84a〜84eで潤滑液を噴射するようにしているので、入力軸部56および出力軸部58が上下に並ぶ場合や、上方から見て噛合い部が上側の歯車で隠れる場合でも、潤滑液を噛合い部へ好適に導くことができる。すなわち、歯車の軸配置や形状にかかわらずに、歯車の潤滑を施すことができる。
図3に示すように、複数の噴射ノズル84a〜84eのそれぞれが、複数の歯車対64a〜64eのそれぞれと1対1で対応するように設けられているので、各噴射ノズル84a〜84eのサイズや向きを、対応する歯車対64a〜64eに適するように個別に定めることができる。
図3に示すように、潤滑液供給部72が各駆動歯車60a〜60eの後方であって、各従動歯車62a〜62eの上方に配置されているので、省スペース化を図りながらケース36内に潤滑液供給部72を配置できる。また、各噴射ノズル84a〜84eは、潤滑液を上方から下方に向けて噴射するように構成されているので、遠い位置まで潤滑液を導くことができる。
図4に示すように、ノズル保持部74の被締結面88a〜88d(図5(B))をケース36の締結面76a〜76cに締結したとき、噴射ノズル84a〜84eの噴射方向が定まるので、被締結面88a〜88d(図5(B))および締結面76a〜76cを高精度に形成することにより、噴射方向を高精度に定めることができ、噴射方向のバラツキを抑えることができる。
図4に示すように、締結面76a〜76cに被締結面88a〜88d(図5(B))を締結する作業と、ケース側通路82の下流側の第1開口83にノズル側通路92の上流側の第2開口99を連通させる作業とを同時に行うことができるので、これらの作業性を向上できる。
図4に示すように、締結面76bに被締結面88d(図5(B))を密接させているので、第1開口83および第2開口99の周囲から潤滑液が漏れるのを防止できる。また、ボルト78a〜78cの締結方向が、第1開口83と第2開口99とを接続する方向と一致しているので、第1開口83と第2開口99とを強固に接続でき、これらの周囲から潤滑液が漏れるのをより効果的に防止できる。さらに、ケース側通路82は、ケース本体50の側壁部50aの内部に形成されているので、別途ホースを形成する場合に比べて潤滑液の漏れを防止できるとともに、部品点数を低減できる。
図5(A),(B)に示すように、複数の噴射ノズル84a〜84eのそれぞれの噴射角度は、これらに対応する歯車対64a〜64eの噛み合いを開始する部分P(図3)へ潤滑液を噴き付けるように個別に定められているので、複数の歯車対64a〜64eのそれぞれの噛合い部に向けて潤滑液を効率よく噴射できる。
図5(A)および(B)に示すように、最も右側に配置された噴射ノズル84aの噴射方向は、ノズル面106に直交する方向に対して右側に傾斜するように定められており、最も左側に配置された噴射ノズル84eの噴射方向は、ノズル面106に直交する方向に対して左側に傾斜するように定められているので、本通路94の長さよりも長い範囲に潤滑液を噴き付けることができ、保持部本体86の小型化を図ることができる。
図5(A)および(B)に示すように、潤滑液供給部72をノズル面106から見たとき、噴射ノズル84a,84eが貫通孔90a,90cと重なるように配置されているので、噴射ノズル84a,84eが貫通孔90a,90cと重ならないように配置されている場合に比べて、保持部本体86の小型化を図ることができる。
図5(A)および(B)に示すように、各噴射ノズル84a〜84eは、保持部本体86のノズル面106に配置されており、ノズル側通路92は、保持部本体86の内部に形成されているので、ノズル側通路92を構成する部材がノズル面106と歯車対64a〜64eとの間に配置されることがなく、各噴射ノズル84a〜84eとこれらに対応する歯車対64a〜64eとの距離を短くすることができる。
図2に示すように、噴射ノズル84a〜84e(図3)のうち少なくとも1つは、入力軸部56および出力軸部58のそれぞれの中心を含む仮想平面Qに対して側面視で直交する方向から潤滑液を噴き付けるように構成されているので、その噴射ノズルでは、駆動歯車と従動歯車との間の所定部分に、それらの接線方向から潤滑液をピンポイントで正確に噴き付けることができる。
図2に示すように、歯車ユニット66は、入力軸部56および出力軸部58が延びる方向(軸方向)からケース開口48を通して着脱可能なように、ケース36のケース本体50に取付けられているので、歯車ユニット66を取外した状態で潤滑液供給部72を着脱することができ、メンテナンス性を向上できる。
図2に示すように、ケース本体50の後部の上面には、ケース本体50の内壁面から歯車対64a〜64eへ向けて突出する突出部51が形成されており、この突出部51にノズル保持部74が固定されているので、ノズル保持部74の大型化を防いでその取付強度を抑えることができ、ボルト78a〜78cの本数を少なくすることができる。
図2に示すように、潤滑液供給部72は、歯車対64a〜64eを挟んでシリンダブロック32側とは反対側のケース36の壁に設けられているので、つまり、潤滑液供給部72とシリンダブロック32とは、歯車対64a〜64eを挟んで互いに反対側に設けられているので、バランサやスタータモータ等のエンジン関連部品(図示省略)と潤滑液供給部72との干渉を防いで、設計の自由度を向上できる。
[変形例]
図2に示すケース36のケース本体50は、第1分割部と第2分割部とに分割可能なように構成されてもよい。この場合には、第1分割部の第1当接面に溝が形成され、第2分割部の第2当接面が平坦に形成され、溝開口が第2当接面で塞がれることによって潤滑液の通路が形成されてもよい。この構成では、ケース本体50に潤滑液の通路を簡単かつ正確に形成することができる。
図3に示す噴射ノズル84a〜84eは、各歯車対64a〜64eを構成する駆動歯車60a〜60eおよび従動歯車62a〜62eのうち直径が小さい方に対して潤滑液を噴き付けるように構成されてもよい。この構成では、直径が小さい方、すなわち回転数が大きい方の歯車に対して潤滑液を噴き付けるので、潤滑液の飛散を促すことができ、噛合い部の全体に潤滑液を供給し易い。
図3に示す噴射ノズル84a〜84eは、各歯車対64a〜64eを構成する駆動歯車60a〜60eおよび従動歯車62a〜62eのうち直径が大きい方に対して潤滑液を噴き付けるように構成されてもよい。この構成では、潤滑液の飛散を抑制できるので、噛合い部に潤滑液を集中的に供給し易い。
図3に示す各噴射ノズル84a〜84eの噴射方向は、各歯車対64a〜64eの噛合い部に潤滑液が向かうように、互いに異なって設定されてもよい。例えば、従動歯車62a〜62eのうち直径が大きいものについては、直径が小さいものよりも入力軸部56寄りに噴射方向が設定されてもよい。また、従動歯車62a〜62eのうち直径が小さいものについては、直径が大きいものよりも出力軸部58寄りに噴射方向が設定されてもよい。言換えると、減速比が大きい歯車対に対応する噴射ノズルの噴射方向は、減速比が小さい歯車対に対応する噴射ノズルの噴射方向よりも入力軸部56寄りに噴射方向が設定されてもよい。
図3に示す潤滑液供給部72の噴射位置、すなわち噴射ノズル84a〜84eの位置は、トランスミッション46の後方でなくてもよい。つまり、歯車対64a〜64eが前側で噛み合いを開始する場合には、トランスミッション46の前方の噴射位置にある噴射ノズル84a〜84eから潤滑液が噴射されてもよい。駆動歯車60a〜60eおよび従動歯車62a〜62eが前後に並んで配置され、歯車対64a〜64eが上側(または下側)で噛み合いを開始する場合には、トランスミッション46の上方(または下方)の噴射位置にある噴射ノズル84a〜84eから潤滑液が噴射されてもよい。
図3に示す噴射ノズル84a〜84eは、ノズル保持部74に対して着脱可能に取付けられてもよい。この構成では、ギア比の調整等のために駆動歯車60a〜60eおよび従動歯車62a〜62eを交換する場合でも、噴射ノズル84a〜84eを交換することで、適切な位置に潤滑液を噴き付けることができる。
図3に示す噴射ノズル84a〜84eは、潤滑液を直線状(ビーム状)に噴射するように構成されているが、噴射ノズルは、潤滑液を拡散状(スプレー状)に噴射するように構成されてもよい。この場合には、潤滑液をより広い範囲に噴き付けることができる。また、噴射ノズル84a〜84eは、ノズル保持部74に代わる部材またはケース36に対して一体的に形成されてもよい。この場合には、部品点数を削減でき、製造コストを低減できる。さらに、図3に示すトランスミッション46は、複数の歯車対64a〜64eを有しているが、歯車対の数は1つだけでもよい。
図4に示す第1開口83と図5(B)に示す第2開口99との接続部には、Oリングが設けられてもよい。この構成では、潤滑液の漏れをより確実に防止できる。また、図4に示すケース側通路82は、ケース36の側壁部50aの内部に形成されているが、ケース側通路82の少なくとも一部は、管状部材(ホース等)で形成されて、ケース36の外部に配置されてもよい。
本発明のトランスミッションの潤滑構造は、特に、歯車に負荷のかかりやすいエンジン、例えば、排気量が250cc以上の高排気量型、高回転域で出力トルクが大きくなる高回転型、過給型などのエンジンに好適に用いられる。例えば、加速性能の高い自動二輪車などのレジャービィークル車両に搭載されるエンジンに好適に用いられる。
本発明のトランスミッションの潤滑構造は、ディーゼル車やエタノール車などのガソリン車以外の内燃機関を搭載する車両にも用いることができ、駆動輪を駆動させる駆動源として電動モータを搭載する車両にも用いることができる。また、自動二輪車の他、三輪車両や四輪車両等にも用いることができる。
P… 噛み合いを開始する部分
10… トランスミッションの潤滑構造
64a〜64e… 歯車対
72… 潤滑液供給部
84b〜84d… 噴射ノズル

Claims (2)

  1. 駆動歯車と従動歯車とを有する歯車対と前記駆動歯車及び前記従動歯車のそれぞれの軸部とを備えるトランスミッションを潤滑液により潤滑するトランスミッションの潤滑構造であって、
    前記歯車対に潤滑液を供給する潤滑液供給部と、
    前記歯車対を収容するケースと、を備え、
    前記潤滑液供給部は、前記歯車対のうち噛み合いを開始する部分へ潤滑液を直接噴き付ける噴射ノズルと、前記ケース内で前記噴射ノズルを保持するノズル保持部とを有し、
    前記ケースに設けられた締結面に締結される被締結面が前記潤滑液供給部に設けられ、
    前記締結面は、前記軸部に対して略平行に延び
    前記ケースには、潤滑液が流れるケース側通路が形成されており、
    前記ノズル保持部には、潤滑液が流れるノズル側通路が形成されており、
    前記ケース側通路の下流側の第1開口が前記締結面に形成されており、
    前記ノズル側通路の上流側の第2開口が前記第1開口と連通するように前記被締結面に形成され、
    前記被締結面が前記締結面に締結される方向は、前記第1開口と前記第2開口とを接続する方向と一致している、トランスミッションの潤滑構造。
  2. 前記ケースは、ケース開口を有するケース本体と、前記ケース開口を塞ぐように前記ケース本体に着脱可能に取付けられた蓋体とを有しており、
    前記歯車対は、前記駆動歯車および前記従動歯車のそれぞれの前記軸部と共に歯車ユニットを構成しており、
    前記歯車ユニットは、前記軸部のそれぞれの軸方向から前記ケース開口を通して着脱可能なように前記ケース本体に取付けられている、請求項に記載のトランスミッションの潤滑構造。
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