JP5958067B2 - 電源装置、電源制御方法および電動車両 - Google Patents

電源装置、電源制御方法および電動車両 Download PDF

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Description

本開示は、例えば電池の充電に使用される電源装置および電源制御方法、並びに電源装置によって充電される電池が搭載される電動車両に関する。
電池を充電するための電源回路として、例えば降圧型のスイッチング電源回路が使用される。電源回路の一例として、第1および第2のスイッチング素子を直列に制御し、これらのスイッチング素子の接続点にインダクタンス素子を介してコンデンサが接続され、インダクタンス素子およびコンデンサの接続点から出力端子が導出される構成が知られている。第1および第2のスイッチング素子がほぼ逆相でスイッチング動作される。ほぼ逆相とは、通常、二つのスイッチング素子が共にオフとなるデッドバンドが存在するからである。
かかる電源回路において、第1および第2のスイッチング素子の直列回路は、電源および接地間に挿入される。電源側の第1のスイッチング素子がハイサイドと称され、接地側の第2のスイッチング素子がローサイドと称される。通常、第1および第2のスイッチング素子としては、MOS(Metal Oxide Semiconductor)FET(Field Effect Transistor)またはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor):絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)が使用される。
ハイサイドの第1のスイッチング素子が故障し、素子が短絡すると、入力電源の電圧と電源回路が流すことができる最大電流が出力の電池に供給されることになる。負荷が電池の場合、過大電圧および過大電流が電池に印加される問題が発生する。
このような問題の対策としてヒューズを使用することが考えられる。ヒューズは、定格以上の電流が流れると、電流が流れることによって発生するジュール熱によって溶断するものである。しかしながら、リチウムイオン二次電池を充電するための電源回路は、過電流の危険を回避するために、電流制限機能を有しており、最大電流が規定されている。
このような場合、最大電流と充電時の電流との差が大きくならず、通常の充電時には、ヒューズが溶断しないで、且つ最大電流でヒューズが溶断するようにヒューズの特性を設定することが難しい。
例えば特許文献1には、インバータのスイッチング素子が短絡故障した場合に電動機の巻線焼損を防止することが可能な電動機駆動装置が記載されている。特許文献1では、インバータが故障したとき、インバータを停止させた状態で、負荷電流の大きさと極性に応じてインバータのスイッチング素子のうちどのスイッチング素子が短絡故障したのかを検出し、検出結果に応じて、所定のスイッチング素子を所定のタイミングでオンすることによってヒューズを溶断するように制御している。
特開2011−223788号公報
上述した特許文献1では、異常時に負荷(交流電動機)自身が発電し、自身の部品の損傷を防止することを目的としている。そのために、電動機駆動装置の出力側にヒューズを挿入している。したがって、特許文献1では、ヒューズが溶断するまで、負荷自身が自分の回路部品を損傷し続ける問題がある。
したがって、本開示は、ハイサイドの第1のスイッチング素子が短絡する異常時に、負荷例えば電池に対して異常な電流/電圧が印加されることを防止することができる電源装置、電源制御方法および電動車両の提供を目的とする。
上述の課題を解決するために、本開示は、
電源を供給する入力電源と、
出力電流を制限する電流制限素子と、
入力電源と並列に接続され、入力電源から供給される最大電流より大きい放電電流を電流制限素子に流すために設けられる蓄電素子と、
第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とが直列に接続され、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とがほぼ差動的にスイッチング動作を行う降圧型スイッチング電源における第2のスイッチング素子と並列に接続される保護用スイッチング素子と、
降圧型スイッチング電源の出力を検出する検出回路と、
を有し、
第1のスイッチング素子が短絡することにより検出回路が所定値以上の出力を検出する場合に、第2のスイッチング素子のスイッチング動作を継続させつつ保護用スイッチング素子を動作させることにより蓄電素子の両端を第1のスイッチング素子および保護用スイッチング素子を通じて短絡させて、電流制限素子に放電電流を流すことによる電流制限を行う電源装置である。
また、本開示は、
電源を供給する入力電源と、出力電流を制限する電流制限素子と、入力電源と並列に接続され、入力電源から供給される最大電流より大きい放電電流を電流制限素子に流すために設けられる蓄電素子と、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とが直列に接続され、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とがほぼ差動的にスイッチング動作を行う降圧型スイッチング電源における第2のスイッチング素子と並列に接続される保護用スイッチング素子と、降圧型スイッチング電源の出力を検出する検出回路とを有する電源装置における電源制御方法であり、
第1のスイッチング素子が短絡することにより検出回路が所定値以上の出力を検出する場合に、第2のスイッチング素子のスイッチング動作を継続させつつ保護用スイッチング素子を動作させることにより蓄電素子の両端を第1のスイッチング素子および保護用スイッチング素子を通じて短絡させて、電流制限素子に放電電流を流すことによる電流制限を行う電源制御方法である
本開示によれば、スイッチング素子が短絡する異常時に、ヒューズを確実に溶断させて負荷に異常な電流/電圧が印加されることを防止することができる。
本開示を適用できる電源回路の一例の接続図である。 電源回路において生じる問題点を説明するための接続図である。 本開示の第1の実施の形態の接続図である。 本開示の第1の実施の形態の動作を説明するための接続図である。 本開示の第2の実施の形態の接続図である。 本開示の第3の実施の形態の接続図である。 本開示の応用例の第1の例のブロック図である。 本開示の応用例の第2の例のブロック図である。
以下に説明する実施の形態は、本開示の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかしながら、本開示の範囲は、以下の説明において、特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの実施の形態に限定されないものとする。
以下の説明は、下記の順序にしたがってなされる。
<1.本開示を適用できる電源回路とその問題点>
<2.第1の実施の形態>
<3.第2の実施の形態>
<4.第3の実施の形態>
<5.応用例>
<6.変形例>
<1.本開示を適用できる電源回路とその問題点>
「電源回路」
図1を参照して本開示を適用できる降圧型スイッチング電源回路の一例について説明する。図1において、破線で囲んで示すのが電源回路1の全体を示す。電源回路1に対して入力電源2から直流電源が供給される。入力電源2は、例えばスイッチング電源回路によって商用電源から生成される定電圧源の構成とされている。電源回路1の出力電圧は、入力電源2からの入力電圧に比してより低いので、降圧型スイッチング電源回路と称される。
入力電源2と並列に、スイッチング素子3および4の直列回路が接続される。スイッチング素子3および4としては、MOSFET、IGBT等が使用される。スイッチング素子3が高い電圧の側に接続されるので、ハイサイドと称され、スイッチング素子4が電圧の低い側に接続されるので、ローサイドと称される。スイッチング素子3および4に対する駆動信号が制御IC(Integrated Circuit)5から供給される。
制御IC5は、スイッチング素子3とスイッチング素子4とを差動的にスイッチングさせるための逆位相のスイッチング信号が供給される。すなわち、一方のスイッチング素子がオンの場合に、他方のスイッチング素子がオフとなるように動作する。さらに、スイッチング素子3および4が同時にオンとなることを防ぐために、両方のスイッチング素子がオフとなるデッドバンドがスイッチング信号のレベル変化のタイミング付近に設定される。スイッチング信号の周波数またはデューティ比によって入力側から出力側に伝送されるエネルギーが制御される。すなわち、周波数が高いか、またはデューティ比が大きいほど伝送されるエネルギーが大きくなる。スイッチング信号の周波数は、例えば50kHz程度とされる。
スイッチング素子3および4の接続中点にインダクタンス素子6の一端が接続される。インダクタンス素子6の他端が抵抗7を介してコンデンサ8の一方の電極と接続されると共に、電源回路1の一方の出力端子9aとして導出される。電源回路1の一方の出力端子9aが逆流防止用のダイオード10を順方向に介して負荷例えば電池11の正極側と接続される。電池11の負極側が電源回路1の他方の出力端子9bと接続される。電池11は、例えばリチウムイオン二次電池である。
ハイサイドのスイッチング素子3がオンし、ローサイドのスイッチング素子4がオフすると、スイッチング素子3、インダクタンス素子6および抵抗7を介して流れる電流によってコンデンサ8が充電される。同時に、インダクタンス素子3にエネルギーが蓄積される。次に、ハイサイドのスイッチング素子3がオフし、ローサイドのスイッチング素子4がオンすると、インダクタンス素子6に蓄えられたエネルギーによって、抵抗7、コンデンサ8およびスイッチング素子4を介して電流が流れ、コンデンサ8が充電される。この動作を繰り返すことによって、コンデンサ8の電圧、すなわち、出力電圧が生成される。なお、図1において破線で示すように、スイッチング素子4に代えてダイオード4’を使用することもできる。但し、スイッチング素子4を使用する方が効率を良くすることができる。
抵抗7は、出力電流検出用の抵抗である。抵抗7の両端に出力電流に応じた電圧降下が発生する。この抵抗7の両端電圧が制御IC5にフィードバックされる。制御IC5は、抵抗7の電圧降下が一定となるように、スイッチング信号の周波数またはデューティ比を制御し、その結果、出力電流が一定とされる。さらに、電源回路1の出力電圧が抵抗12および抵抗13によって分圧される。抵抗12および13の接続点の電圧が制御IC5にフィードバックされる。 制御IC5は、分圧電圧が一定となるように、スイッチング信
号の周波数またはデューティ比を制御し、その結果、出力電圧が一定とされる。なお、電流/電圧の検出信号をフィードバックする場合に、トランス、ホトカプラ等の絶縁部を介するようにしても良い。
本開示の実施の形態では、負荷が電池11とされている。電池11がリチウムイオン二次電池の場合、電源回路1は、充電制御部としての機能を有する。すなわち、電源回路1は、定電流充電と定電圧充電とを組合せたCC・CV(Constant Current Constant Voltage:定電流定電圧)充電方式でもって電池11を充電する。充放電の制御は、制御IC5によってなされる。電源回路1は、電池11が単一の電池の場合には例えば4.2Vの出力電圧を発生する。なお、電池11は、複数のリチウムイオン二次電池のセルとコントローラとを組み合わせて約51Vの電圧を発生する電池システムであっても良い。
リチウムイオン二次電池の場合、3段階でもって電池11が充電される。単一の電池11の場合、最初の段階は、電池11の電圧が所定電圧例えば3V未満の場合になされる初期充電である。電池11の電圧は、抵抗12および13の接続点から検出される。電圧が3V以上の場合には、初期充電が省略される。初期充電において、所定の時間経過しても電圧が3Vまで上昇しない場合には、異常として充電動作が終了される。
次に、予め電源回路1が流すことができる最大電流例えば1.0Aの定電流によって電池11を充電する。所謂急速充電がなされる。この場合、抵抗7によって検出される出力電流の値が使用されて定電流制御がなされる。そして、充電によって電池電圧(内部起電力)が上昇し、電池11の電圧が所定電圧例えば電池電圧が4.2Vに達すると、電源回路1が定電圧制御の動作に切り換わり、次第に充電電流が減少する。定電圧制御のために、抵抗12および13の接続点から検出される電圧が使用される。そして、充電電流が設定された充電終了検出値に達したことを検出すると、充電終了が検出される。
上述した電源回路1を使用する電源装置を簡略化して図2Aに示す。ハイサイドのスイッチング素子3が故障して短絡し、定電流回路が故障した場合、図2Bに示すように、入力電源2が供給可能な最大出力電流Imax が電池11を充電し続けることになる。しかも、入力電源2の開放電圧が電池11に印加され続けることになる。入力電源2の開放電圧は、電池11の定格充電電圧以上である。したがって、電池11にとって過大な電流/電圧が印加される問題がある。
このような問題に対処するために、図2Cに示すように、ヒューズFを入力電源2と電池11との間に挿入することが考えられる。しかしながら、入力電源2の最大電流Imax
が通常動作時(充電時)の出力電流との差が大きくないと、異常時にのみヒューズFを溶断させることが難しい。さらに、入力電源2が電流制限機能を持っている場合には、出力電流が制限され、ヒューズFを溶断させるのに充分な電流を発生できない場合もある。本開示は、以下に述べるように、かかる問題点を解消することができるものである。
<2.第1の実施の形態>
本開示の第1の実施の形態は、図3に示すように、入力電源2と並列に比較的大容量のコンデンサ21が接続される。但し、入力電源2自体に大容量のコンデンサが接続されている場合、当該コンデンサを利用するようにしても良い。電源回路1は、図1に示すのと同様の構成を有している。
さらに、ローサイドのスイッチング素子4と並列に保護用スイッチング素子22が接続される。保護用スイッチング素子22としては、MOSFET、IGBT等が使用される。さらに、出力電流を検出するための電流検出回路23が設けられる。電流検出回路23が所定値以上の電流を検出する場合に、保護用スイッチング素子22をオンとする制御信号が電流検出回路23から出力される。電流検出回路23が検出する電流値は、例えばスイッチング素子3の短絡時に入力電源2から供給される最大電流Imax である。
保護用スイッチング素子22がオンすると、コンデンサ21が短絡されることになり、コンデンサ21の放電電流Idが流れる。したがって、ヒューズFに対しては、(Imax
+Id)が流れ、ヒューズFが溶断される。本開示の第1の実施の形態では、下記の関係が成立する。
(制御された充電電流の最大値<Imax <<Id)
この関係によって、ヒューズFが電流Imax によって溶断される必要はなく、ヒューズFの定数(定格)の設定が容易となる。なお、電流検出回路23が最大電流Imax を検出することが必要となるが、電流値の検出の精度は、ヒューズFの溶断する電流値の精度に比して高いものとできる。したがって、充電電流の最大値と最大電流Imax との差が比較的少なくとも誤動作のおそれを少なくできる。
図4A〜図4Dを参照して本開示の第1の実施の形態の保護動作について説明する。図4では、電源回路1を使用する充電回路を簡略化して示す。ハイサイドのスイッチング素子3が故障して短絡し、定電流回路が故障した場合、図4Aに示すように、入力電源2の最大出力電流Imax が流れ、この最大出力電流Imax が電流検出回路23によって検出される。
電流検出回路23が最大出力電流Imax を検出すると、保護用スイッチング素子22をオンとする制御信号が電流検出回路23から出力され、図4Bに示すように、保護用スイッチング素子22がオンする。したがって、電池11に対して過大電流/過大電圧が供給されることを防止できる。
さらに、図4Cに示すように、コンデンサ21の両端がスイッチング素子3および保護用スイッチング素子23を通じて短絡されるので、入力電源2の最大電流に加えて大きな放電電流がヒューズFを流れる。したがって、図4Dに示すように、ヒューズFが溶断される。このように、コンデンサ21が短絡されることによって大電流が流れるので、最大出力電流Imax のみをヒューズFに流す場合と比較してヒューズFを確実に溶断させることができる。しかも、本開示では、入力電源2と負荷との間に短絡部分(保護用スイッチング素子25が入るので、ヒューズFの溶断を待つまでもなく、負荷に対する異常な電流/電圧の印加状態を解除することができる。
なお、ローサイドのスイッチング素子4は、上述した動作中でもスイッチング動作を行っている。スイッチング素子4がオンとなる期間は、短時間であるので、スイッチング素子4のオンによってヒューズFを溶断させるのに必要な電流を流すことはできない。
<3.第2の実施の形態>
図5を参照して本開示の第2の実施の形態について説明する。電源回路1は、図1に示すのと同様の構成を有している。第2の実施の形態において、第1の実施の形態における電流検出回路23に代えて、出力電圧が所定値以上となることを検出する電圧検出回路24が設けられている。電圧検出回路24が所定値以上の電圧を検出する場合に、保護用スイッチング素子22をオンとする制御信号が電圧検出回路24から出力される。電圧検出回路24が検出する電圧値は、例えばスイッチング素子3の短絡時に入力電源2から供給される最大電圧Vmax である。
保護用スイッチング素子22がオンすると、コンデンサ21が短絡されることになり、コンデンサ21の放電電流Idが流れる。したがって、ヒューズFに対しては、(Imax
+Id)が流れ、ヒューズFが溶断される。本開示の第2の実施の形態では、降圧型の電源回路1であるので、(制御された充電電圧の最大値(例えば4.2V)<Vmax )の関係がある。この関係によって、電圧検出時にヒューズFに大きな電流を流すことができる。したがって、ヒューズFの定数(定格)の設定が容易となる。このように、コンデンサ21が短絡されることによって大電流が流れるので、最大出力電流Imax のみをヒューズFに流す場合と比較してヒューズFを確実に溶断させることができる。
<4.第3の実施の形態>
本開示の第3の実施の形態について、図6を参照して説明する。電源回路1は、図1に示すのと同様の構成を有している。第3の実施の形態において、制御IC5に対して、「制御信号入力によって、ローサイドのスイッチング素子4を強制的にオンする機能」を追加する。図6では、第1の実施の形態における電流検出回路23を設け、電流検出回路23が所定値以上の電流を検出する時に発生する例えばハイレベルとなる制御信号を制御IC5に供給している。
この電流検出回路23の電流検出時に発生する制御信号によって、制御IC5がスイッチング素子4を強制的にオンとする。その結果、最大出力電流Imax およびコンデンサ21の放電電流Idを加算した電流がスイッチング素子3および4を通じて流れ、ヒューズFが溶断される。なお、電流検出回路23の代わりに第2の実施の形態における電圧検出回路24を設け、電圧検出回路24の検出信号を制御IC5に供給するようにしても良い。
第3の実施の形態は、第1および第2の実施の形態と同様に、異常発生時にヒューズFを確実に溶断させることができる。さらに、保護用スイッチング素子を設ける必要がない利点がある。
<5.応用例>
「応用例としての住宅における蓄電システム」
本開示を住宅用の蓄電システムに適用した例について、図7を参照して説明する。例えば住宅101用の蓄電システム100においては、火力発電102a、原子力発電102b、水力発電102c等の集中型電力系統102から電力網109、情報網112、スマートメータ107、パワーハブ108等を介し、電力が蓄電装置103に供給される。これと共に、家庭内発電装置104等の独立電源から電力が蓄電装置103に供給される。蓄電装置103に供給された電力が蓄電される。蓄電装置103を使用して、住宅101で使用する電力が給電される。住宅101に限らずビルに関しても同様の蓄電システムを使用できる。
住宅101には、発電装置104、電力消費装置105、蓄電装置103、各装置を制御する制御装置110、スマートメータ107、各種情報を取得するセンサー111が設けられている。各装置は、電力網109および情報網112によって接続されている。発電装置104として、太陽電池、燃料電池等が利用され、発電した電力が電力消費装置105および/または蓄電装置103に供給される。電力消費装置105は、冷蔵庫105a、空調装置105b、テレビジョン受信機105c、風呂105d等である。さらに、電力消費装置105には、電動車両106が含まれる。電動車両106は、電気自動車106a、ハイブリッドカー106b、電気バイク106cである。
蓄電装置103の充電装置に対して、上述した本開示の電源装置が適用される。蓄電装置103は、二次電池又はキャパシタから構成されている。例えば、リチウムイオン電池によって構成されている。リチウムイオン電池は、定置型であっても、電動車両106で使用されるものでも良い。スマートメータ107は、商用電力の使用量を測定し、測定された使用量を、電力会社に送信する機能を備えている。電力網109は、直流給電、交流給電、非接触給電の何れか一つまたは複数を組み合わせても良い。
各種のセンサー111は、例えば人感センサー、照度センサー、物体検知センサー、消費電力センサー、振動センサー、接触センサー、温度センサー、赤外線センサー等である。各種センサー111により取得された情報は、制御装置110に送信される。センサー111からの情報によって、気象の状態、人の状態等が把握されて電力消費装置105を自動的に制御してエネルギー消費を最小とすることができる。さらに、制御装置110は、住宅101に関する情報をインターネットを介して外部の電力会社等に送信することができる。
パワーハブ108によって、電力線の分岐、直流交流変換等の処理がなされる。制御装置110と接続される情報網112の通信方式としては、UART(Universal Asynchronous Receiver-Transceiver:非同期シリアル通信用送受信回路)等の通信インターフェー
スを使う方法、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、Wi−Fi等の無線通信規格によるセンサーネットワークを利用する方法がある。Bluetooth方式は、マルチメディア通信に適用され、一対多接続の通信を行うことができる。ZigBeeは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) 802.15.4の物理層を使用するものである。IEEE802.15.4は、PAN(Personal Area Network) またはW(Wireless)PANと呼ばれる短距離無線ネットワーク規格の名称である。
制御装置110は、外部のサーバ113と接続されている。このサーバ113は、住宅101、電力会社、サービスプロバイダーの何れかによって管理されていても良い。サーバ113が送受信する情報は、たとえば、消費電力情報、生活パターン情報、電力料金、天気情報、天災情報、電力取引に関する情報である。これらの情報は、家庭内の電力消費装置(たとえばテレビジョン受信機)から送受信しても良いが、家庭外の装置(たとえば、携帯電話機等)から送受信しても良い。これらの情報は、表示機能を持つ機器、たとえば、テレビジョン受信機、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)等に、表
示されても良い。
各部を制御する制御装置110は、CPU(Central Processing Unit )、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等で構成され、この例では、蓄電装置103に格納されている。制御装置110は、蓄電装置103、家庭内発電装置104、電力消費装置105、各種センサー111、サーバ113と情報網112により接続され、例えば、商用電力の使用量と、発電量とを調整する機能を有している。なお、その他にも、電力市場で電力取引を行う機能等を備えていても良い。
以上のように、電力が火力102a、原子力102b、水力102c等の集中型電力系統102のみならず、家庭内発電装置104(太陽光発電、風力発電)の発電電力を蓄電装置103に蓄えることができる。したがって、家庭内発電装置104の発電電力が変動しても、外部に送出する電力量を一定にしたり、または、必要なだけ放電するといった制御を行うことができる。例えば、太陽光発電で得られた電力を蓄電装置103に蓄えると共に、夜間は料金が安い深夜電力を蓄電装置103に蓄え、昼間の料金が高い時間帯に蓄電装置103によって蓄電した電力を放電して利用するといった使い方もできる。
なお、この例では、制御装置110が蓄電装置103内に格納される例を説明したが、スマートメータ107内に格納されても良いし、単独で構成されていても良い。さらに、蓄電システム100は、集合住宅における複数の家庭を対象として用いられてもよいし、複数の戸建て住宅を対象として用いられてもよい。
「応用例としての車両における蓄電システム」
本開示を車両用の蓄電システムに適用した例について、図8を参照して説明する。図8に、シリーズハイブリッドシステムを採用するハイブリッド車両の構成の一例を概略的に示す。シリーズハイブリッドシステムはエンジンで動かす発電機で発電された電力、あるいはそれを電池に一旦貯めておいた電力を用いて、電力駆動力変換装置で走行する車である。
このハイブリッド車両200には、エンジン201、発電機202、電力駆動力変換装置203、駆動輪204a、駆動輪204b、車輪205a、車輪205b、電池208、車両制御装置209、各種センサ210、充電口211が搭載されている。電池208の充電装置に対して、上述した本開示の電源装置が適用される。
ハイブリッド車両200は、電力駆動力変換装置203を動力源として走行する。電力駆動力変換装置203の一例は、モータである。電池208の電力によって電力駆動力変換装置203が作動し、この電力駆動力変換装置203の回転力が駆動輪204a、204bに伝達される。なお、必要な個所に直流−交流(DC−AC)あるいは逆変換(AC−DC変換)を用いることによって、電力駆動力変換装置203が交流モータでも直流モータでも適用可能である。各種センサ210は、車両制御装置209を介してエンジン回転数を制御したり、図示しないスロットルバルブの開度(スロットル開度)を制御したりする。各種センサ210には、速度センサ、加速度センサ、エンジン回転数センサなどが含まれる。
エンジン201の回転力は発電機202に伝えられ、その回転力によって発電機202により生成された電力を電池208に蓄積することが可能である。
図示しない制動機構によりハイブリッド車両が減速すると、その減速時の抵抗力が電力駆動力変換装置203に回転力として加わり、この回転力によって電力駆動力変換装置203により生成された回生電力が電池208に蓄積される。
電池208は、ハイブリッド車両の外部の電源に接続されることで、その外部電源から充電口211を入力口として電力供給を受け、受けた電力を蓄積することも可能である。
図示しないが、二次電池に関する情報に基いて車両制御に関する情報処理を行なう情報処理装置を備えていても良い。このような情報処理装置としては、例えば、電池の残容量に関する情報に基づき、電池残容量表示を行う情報処理装置などがある。
なお、以上は、エンジンで動かす発電機で発電された電力、或いはそれを電池に一旦貯めておいた電力を用いて、モーターで走行するシリーズハイブリッド車を例として説明した。しかしながら、エンジンとモーターの出力がいずれも駆動源とし、エンジンのみで走行、モーターのみで走行、エンジンとモーター走行という3つの方式を適宜切り替えて使用するパラレルハイブリッド車に対しても本開示は有効に適用可能である。さらに、エンジンを用いず駆動モータのみによる駆動で走行する所謂、電動車両に対しても本開示は有効に適用可能である。
<6.変形例>
以上、本開示の実施の形態について具体的に説明したが、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の実施の形態において挙げた構成、方法、工程、形状、材料および数値などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程、形状、材料および数値などを用いても良い。
図1は、降圧型スイッチング電源回路の一例であって、他の構成の電源回路を使用しても良い。さらに、コンデンサ21の代わりに電池を接続しても良い。さらに、電池以外の負荷に電源を供給する場合に対しても本開示を適用することができる。その場合には、逆流防止用ダイオード10を省略することができる。
なお、本開示は、以下のような構成も取ることができる。
(1)
電源を供給する入力電源と、
出力電流を制限する電流制限素子と、
出力を検出する検出回路とを有し、
前記検出回路が所定値以上の出力を検出する場合に、保護用スイッチング素子を動作させて前記電流制限素子による電流制限を行う電源装置。
(2)
前記入力電源と並列に蓄電素子が接続され、
前記保護用スイッチング素子が動作する時に、前記蓄電素子の出力を前記電流制限素子に供給し、前記電流制限素子による電流制限を行う(1)に記載の電源装置。
(3)
第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とが直列に接続され、前記第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とがほぼ差動的にスイッチング動作を行う降圧型スイッチング電源の前記出力に対して前記保護用スイッチング素子が接続される(1)(2)の何れかに記載の電源装置。
(4)
第1のスイッチング素子とダイオードとが直列に接続され、前記第1のスイッチング素子と前記ダイオードとがほぼ差動的にスイッチング動作を行う降圧型スイッチング電源の前記出力に対して前記保護用スイッチング素子が接続される(1)(2)の何れかに記載の電源装置。
(5)
前記第2のスイッチング素子と並列に前記保護用スイッチング素子を接続する(3)に記載の電源装置。
(6)
前記第2のスイッチング素子を前記保護用スイッチング素子として使用する(3)に記載の電源装置。
(7)
前記検出回路が所定値以上の出力電流を検出する(1)(2)(3)(4)の何れかに記載の電源装置。
(8)
前記検出回路が所定値以上の出力電圧を検出する(1)(2)(3)(4)の何れかに記載の電源装置。
(9)
出力に電池が接続され、前記電池を充電するようになされる(1)(2)(3)(4)(6)(7)の何れかに記載の電源装置。
(10)
出力に前記電池の放電を阻止する方向にダイオードが接続される(9)に記載の電源装置。
(11)
入力電源から電源を供給し、
電流制限素子によって出力電流を制限し、
検出回路によって出力を検出し、
前記検出回路によって所定値以上の出力を検出する場合に、保護用スイッチング素子を動作させて前記電流制限素子による電流制限を行う電源制御方法。
(12)
(1)に記載の電源装置によって充電される電池が搭載される電動車両。
1・・・電源回路
2・・・入力電源
3,4・・・スイッチング素子
5・・・制御用IC
11・・・電池
21・・・コンデンサ
22・・・保護用スイッチング素子
23・・・電流検出回路
24・・・電圧検出回路

Claims (7)

  1. 電源を供給する入力電源と、
    出力電流を制限する電流制限素子と、
    前記入力電源と並列に接続され、前記入力電源から供給される最大電流より大きい放電電流を前記電流制限素子に流すために設けられる蓄電素子と、
    第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とが直列に接続され、前記第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とがほぼ差動的にスイッチング動作を行う降圧型スイッチング電源における前記第2のスイッチング素子と並列に接続される保護用スイッチング素子と、
    前記降圧型スイッチング電源の出力を検出する検出回路と、
    を有し、
    前記第1のスイッチング素子が短絡することにより前記検出回路が所定値以上の出力を検出する場合に、前記第2のスイッチング素子のスイッチング動作を継続させつつ前記保護用スイッチング素子を動作させることにより前記蓄電素子の両端を前記第1のスイッチング素子および前記保護用スイッチング素子を通じて短絡させて、前記電流制限素子に前記放電電流を流すことによる電流制限を行う電源装置。
  2. 前記検出回路が所定値以上の出力電流を検出する請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記検出回路が所定値以上の出力電圧を検出する請求項1に記載の電源装置。
  4. 出力に電池が接続され、前記電池を充電するようになされる請求項1乃至のいずれかに記載の電源装置。
  5. 出力に前記電池の放電を阻止する方向にダイオードが接続される請求項に記載の電源装置。
  6. 電源を供給する入力電源と、出力電流を制限する電流制限素子と、前記入力電源と並列に接続され、前記入力電源から供給される最大電流より大きい放電電流を前記電流制限素子に流すために設けられる蓄電素子と、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とが直列に接続され、前記第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とがほぼ差動的にスイッチング動作を行う降圧型スイッチング電源における前記第2のスイッチング素子と並列に接続される保護用スイッチング素子と、前記降圧型スイッチング電源の出力を検出する検出回路とを有する電源装置における電源制御方法であり、
    前記第1のスイッチング素子が短絡することにより前記検出回路が所定値以上の出力を検出する場合に、前記第2のスイッチング素子のスイッチング動作を継続させつつ前記保護用スイッチング素子を動作させることにより前記蓄電素子の両端を前記第1のスイッチング素子および前記保護用スイッチング素子を通じて短絡させて、前記電流制限素子に前記放電電流を流すことによる電流制限を行う電源制御方法。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載の電源装置によって充電される電池が搭載される電動車両。
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