JP6127813B2 - 蓄電装置、蓄電システムおよび蓄電装置の制御方法 - Google Patents

蓄電装置、蓄電システムおよび蓄電装置の制御方法 Download PDF

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Description

本開示は、例えば、2次電池の電圧を使用して電源を立ち上げる蓄電装置、蓄電システムおよび蓄電装置の制御方法に関する。
リチウムイオン二次電池などの用途が太陽電池、風力発電などの再生可能なエネルギーシステムと組み合わせた電力貯蔵用蓄電装置、自動車用蓄電池、家庭用電気機器などに拡大している。近年では、大出力を発生するために、1または複数の蓄電モジュール(組電池などとも称される)を接続した蓄電装置が使用される。蓄電モジュールは、例えば、1または複数の電池ブロックが外装ケースに収納されることで形成される。電池ブロックは、蓄電素子の一例である単位電池(単電池やセルとも称される。以下の説明では、単に電池と適宜称する)が複数個接続されることで形成される。
下記特許文献1には、かかる蓄電装置の電池を使用して起動を行う蓄電装置が記載されている。
特開2013−21778号公報
特許文献1に記載の蓄電装置は、電池の電圧が低い場合には、外部の電圧を利用して起動を行うことが記載されている。しかしながら、所定値以上の外部の電圧があることを検出して起動を行うので、複数の蓄電装置が並列接続されている場合には、他の蓄電装置からの電圧があるために、所望のタイミングで蓄電装置を停止させることができないおそれがあった。
したがって、本開示は、蓄電装置を並列接続したシステムにおいても、蓄電装置を停止させることができる蓄電装置、蓄電システムおよび蓄電装置の制御方法を提供することにある。
開示は、外部との接続のための第1の外部端子および第2の外部端子と、
充放電可能な蓄電部と、
蓄電部の正極側と第1の外部端子との間に配される第1の電源ラインと、
蓄電部の負極側と第2の外部端子との間に配される第2の電源ラインと、
第1および第2の電源ラインとそれぞれ接続され、動作状態において、制御回路に対して出力電圧を供給する電源回路と、
電源回路の動作状態と不動作状態とを制御する電源制御回路と、
蓄電部と並列に接続され、蓄電部の電圧から形成された第1の制御信号を電源制御回路に対して供給し、電源回路を動作状態とする第1の制御信号生成回路と、
第1の外部端子および第2の外部端子に印加される外部電圧の立ち上がりに対応する第の制御信号を電源制御回路に供給して電源回路を所定時間動作状態とする第の制御信号生成回路と、
電源回路の出力電圧が供給される制御回路によって電源回路を継続的に動作状態とする第の制御信号を生成する第の制御信号生成回路と
を備える蓄電装置である。
開示は、
複数の蓄電装置の並列接続を含む蓄電システムであって、
蓄電装置のそれぞれは、
外部との接続のための第1の外部端子および第2の外部端子と、
充放電可能な蓄電部と、
蓄電部の正極側と第1の外部端子との間に配される第1の電源ラインと、
蓄電部の負極側と第2の外部端子との間に配される第2の電源ラインと、
第1および第2の電源ラインとそれぞれ接続され、動作状態において、制御回路に対して出力電圧を供給する電源回路と、
電源回路の動作状態と不動作状態とを制御する電源制御回路と、
蓄電部と並列に接続され、蓄電部の電圧から形成された第1の制御信号を電源制御回路に対して供給し、電源回路を動作状態とする第1の制御信号生成回路と、
第1の外部端子および第2の外部端子に印加される外部電圧の立ち上がりに対応する第の制御信号を電源制御回路に供給して電源回路を所定時間動作状態とする第の制御信号生成回路と、
電源回路の出力電圧が供給される制御回路によって電源回路を継続的に動作状態とする第の制御信号を生成する第の制御信号生成回路とを備える
蓄電システムである。
少なくとも一つの実施形態によれば、外部の電圧によって蓄電装置を起動する構成とした場合に、制御部によって蓄電装置を停止させることができない問題を解決できる。
蓄電装置の構成の一例を示すブロック図である。 蓄電装置の構成の他の例を示すブロック図である。 蓄電システムの具体的な構成の一例を示すブロック図である。 本開示の第1の実施の形態のブロック図である。 蓄電システムの起動時における処理の一例を示すフローチャートである。 蓄電システムの停止時における処理の一例を示すフローチャートである。 外部電源立ち上げ部の一例の接続図である。 第1の実施の形態の変形例を示すブロック図である。 本開示の第2の実施の形態のブロック図である。 過大電圧および過小電圧を検出する検出回路の一例の接続図である。 本開示における蓄電システムの応用例を説明するためのブロック図である。 本開示における蓄電システムの他の応用例を説明するためのブロック図である。
以下、実施の形態について説明する。なお、説明は、以下の順序で行う。
<1.第1の実施の形態>
<2.第1の実施の形態の変形例>
<3.第2の実施の形態>
<4.変形例>
<5.応用例>
なお、以下に説明する実施の形態は、好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本開示の範囲は、以下の説明において、特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの実施の形態に限定されないものとする。
<1.第1の実施の形態>
「蓄電モジュールの概略」
大出力を発生するために多数の蓄電素子、例えば電池セルを使用する場合には、一例として、複数の蓄電ユニット(以下、蓄電モジュールと称する)を接続し、複数の蓄電モジュールに対して共通に制御装置を設ける構成が採用される。蓄電モジュールは、外装ケース内に収納される、電池ブロックとモジュールコントローラとを組み合わせた単位である。電池ブロックは、例えば、8本の円筒状のリチウムイオン二次電池を並列接続したものである。蓄電モジュールの外装ケース内で、例えば、16個の電池ブロックが直列に接続されている。なお、電池ブロックの個数および接続形態は、適宜、変更できる。さらに、リチウムイオン二次電池以外の二次電池が使用されてもよい。
蓄電モジュールは、外装ケースを備える。外装ケースは、高い熱伝導率および輻射率を有する材料を用いることが望ましい。高い伝導率および輻射率を有する材料を用いることにより、外装ケースにおける優れた放熱性を得ることができる。優れた放熱性を得ることで、外装ケース内の温度上昇を抑制できる。さらに、外装ケースの開口部を最小限または、廃止することができ、高い防塵防滴性を実現できる。外装ケースは、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金、銅、銅合金等の材料が使用される。
「蓄電装置の概略」
蓄電モジュールが複数個、使用されて構成される蓄電装置の概略について説明する。図1は、蓄電装置の一例を示す。蓄電装置では、N個の蓄電モジュールMOD1〜MODNが直列に接続される。蓄電モジュールの接続個数および接続形態は、適宜変更できる。蓄電モジュールMOD1〜MODNが絶縁部ISを介してインターフェースバスBSと接続されている。
各蓄電モジュールMODには、モジュールコントローラCNTと外部のインターフェースバスBSとの間を接続するために絶縁インターフェースIFが設けられている。この絶縁インターフェースIFが蓄電モジュールMODとインターフェースバスBSとの間の絶縁を受け持っている。さらに、各モジュールコントローラCNTが全体の制御装置(以下、出力コントローラと適宜称する。)ICNTと接続され、出力コントローラICNTが充電管理、放電管理、劣化抑制等のための管理を行う。
蓄電モジュール内のバス、並びに蓄電モジュールMOD1〜MODNと出力コントローラICNTとを接続するバスBSとしては、シリアルインターフェースが使用される。シリアルインターフェースとしては、具体的にSMバス(System Management Bus )等が使用される。例えばI2Cバスを使用することができる。I2Cバスは、SCL(シリアルクロック)と双方向のSDA(シリアル・データ)の2本の信号線で通信を行う同期式のシリアル通信である。
各蓄電モジュールMODのコントローラCNTと出力コントローラICNTとが通信を行う。すなわち、各蓄電モジュールMODの内部状態の情報を出力コントローラICNTが受け取り、各蓄電モジュールMODの充電処理および放電処理が管理される。出力コントローラICNTがN個の蓄電モジュールMODの直列接続の出力を負荷に対して供給する。蓄電モジュールMOD同士が接続可能とされている。一つの蓄電モジュールMODの出力電圧を例えば51.2Vとし、N=1〜N=16の場合では、(略50V〜略800V)の出力電圧が発生する。
図2は、蓄電装置の他の例を示す。他の例では、N個の蓄電モジュールMOD1〜MODNが直列に接続される。蓄電モジュールMOD1〜MODNのそれぞれは、蓄電モジュールMODの間を絶縁する絶縁インターフェースを有する。絶縁インターフェースの一例であるホトカプラIFS1〜IFSNを通じて各蓄電モジュールMODのモジュールコントローラCNTが上位或いは下位の蓄電モジュールMODとの間の通信、または外部の出力コントローラICNTとの間の通信を行う。
最下位の蓄電モジュールMOD1に対して出力コントローラICNTが接続される。出力コントローラICNTは、電池システムの全体を制御する。各蓄電モジュールMODの内部状態の情報を出力コントローラICNTが受け取り、各蓄電モジュールMODに対する充電電流、並びに放電電流を供給および遮断することによって、各蓄電モジュールMODの充電および放電が制御される。出力コントローラICNTからの制御信号は、例えば、下位の蓄電モジュールMODを介して上位の蓄電モジュールMODに伝送される。
上述した複数の蓄電モジュールと出力コントローラICNTとで構成される蓄電装置をストリングと呼ぶ。N個のストリングST1〜STNを図3に示すように、並列接続して電源システムが構成される。一例として、各ストリングは、16個の蓄電モジュールMOD1〜MOD16と出力コントローラICNTとからなる。
ストリングST1〜STNの出力電力端子を並列に接続するパワーラインLpwが設けられ、パワーラインLpwを通じて外部に電力(電圧EB+)が取り出される。ストリングST1〜ST4の出力コントローラICNTが通信回線ラインLcom を通じて互いに接続される。通信回線ラインLcom として、CAN、RS485等が使用される。通信回線ラインLcom がシステムコントロールユニットSYCに接続される。システムコントロールユニットSYCは、ストリングST1〜STNからなる蓄電部を制御する。さらに、システムコントロールユニットSYCが図示しない外部のコントローラに対して接続される。
「蓄電装置の構成」
図4を参照して、蓄電装置(ストリング)の具体的な構成の一例について説明する。図4では、通信回線ライン等の通信用の構成については、図示を適宜、省略している。蓄電装置における電池部BTは、例えば16個の蓄電モジュールMOD1〜MOD16が接続されることで構成される。接続される蓄電モジュールMODの個数は、用途に応じて適宜設定される。なお、図示は省略しているが、個々の電池の電圧を検出してSOC(State Of Charge)を算出する電池モニタが電池部BTに設けられていてもよい。電池モニタによ
って検出された電池の電圧値やSOC等の情報が出力コントローラICNTの制御部11に供給されるようにしてもよい。
電池部BTに、制御装置の一例である出力コントローラICNTが接続される。出力コントローラICNTにおける制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)
から構成されるマイクロコンピュータである。制御部11に対して、図示しないROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等が接続される。制御部11は、RAMをワークメモリとして使用して、ROMに記憶されたプログラムに従った制御を行う。制御部11は、例えば、電池モニタから供給される情報を使用して、電池部BTを管理する各種の制御を行う。
電池部BTの正極側と外部出力用の正の端子T1との間に、正の電源ラインL1が配され、電池部BTの負極側と外部出力用の負の端子T2との間に、負の電源ラインL2が配される。端子T1および端子T2は、パワーラインLpwと接続され、図3に示すように、パワーラインLpwを介して他のストリング(図4では図示を省略)と並列接続される。例えばパワーラインLpwに対しては、外部の出力制御部41を介して、電源42および負荷43の少なくとも一方が接続される。電源42が接続されているときは、電源42によって電池部BTが充電される。負荷43が接続されているときは、電池部BTの電力が負荷43に供給される。
電源42は、電力供給網の交流電力(商用電源)を整流して形成された直流電源、または再生可能なエネルギーを利用した発電装置(ソーラパネル、風力発電装置等)である。負荷43は、例えば、家庭内の電子機器であり、通常、蓄電装置の直流電力が交流電力に変換されて電子機器に供給される。負荷43は、蓄電装置の用途に応じて適宜設定できる。出力制御部41は、端子T1およびT2(パワーラインLpw)に電源42および負荷43の何れを接続するかを制御する。
例えば、ソーラパネルを電源42として使用する場合、その発電量は、天候、時間帯等で変動する。したがって、ソーラパネルの発電量が多い昼間には、ソーラパネルの出力によって蓄電装置の電池部BTの電池が充電されるとともに、ソーラパネルからの出力が負荷43に供給される。そして、夜間には、ソーラパネルが発電しないので、負荷43に対しては、蓄電装置の電池部BTの電池から電力が供給される。このような制御が出力制御部41によって行われる。但し、この制御は、一例であって、負荷43の電力消費量を考慮したり、商用電源の利用が組み合わされ、より複雑な制御がなされる。
正の電源ラインL1および負の電源ラインL2の一方、例えば正の電源ラインL1に対して充電制御スイッチ12および放電制御スイッチ13が挿入される。これらのスイッチとしては、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)等の半導体スイッチを使用することができる。充電制御スイッチ12と並列に放電電流に対して順方向にダイオード12aが接続される。放電制御スイッチ13と並列に充電電流に対して順方向にダイオード13aが接続される。
充電制御スイッチ12および放電制御スイッチ13のそれぞれは、制御部11からのコントロール信号によってオンまたはオフされる。すなわち、充放電時には充電制御スイッチ12と放電制御スイッチ13とがオンされる。放電停止時には放電制御スイッチ13がオフされる。このとき充電電流は、ダイオード13aおよび充電制御スイッチ12を通じて電池部BTの電池に供給されるので充電は可能である。充電停止時には、充電制御スイッチ12がオフされる。このとき放電電流は、ダイオード12aおよび放電制御スイッチ13を通じて負荷43に供給される。なお、充電制御スイッチ12および放電制御スイッチ13は、負の電源ラインL2に挿入されても良い。
制御部11に対して、制御電源部の一例であるDC−DCコンバータ14から動作用の電源電圧(例えば+12V)が供給される。DC−DCコンバータ14には、充電制御スイッチ12と放電制御スイッチ13の間の電源ラインL1から入力電圧が供給される。したがって、DC−DCコンバータ14に対しては、電池部BTからの電圧のみならず、端子T1およびT2に接続される電源42からの電圧EB+も入力可能とされている。
DC−DCコンバータ14は、動作状態において、DC−DCコンバータ14に供給される電圧から、制御部11を動作させる電源電圧を生成する。そして、DC−DCコンバータ14は、生成した電源電圧を制御部11に供給する。DC−DCコンバータ14が不動作状態、すなわちDC−DCコンバータ14が動作していない状態では、制御部11に対して電源電圧が供給されない。DC−DCコンバータ14の−側が制御スイッチ15を介して、負の電源ラインL2に接続される。なお、制御電源部はDC−DCコンバータに限られることはなく、シリーズレギュレータなどの他の構成でもよい。
電源制御回路の一例である制御スイッチ15は、例えば、2個のスイッチング素子15aとスイッチング素子15bとからなる。スイッチング素子15aおよびスイッチング素子15bは、例えば、MOSFET、IGBT等によって構成される。スイッチング素子15aおよびスイッチング素子15bは、それぞれのゲートに対して閾値以上の電圧が印加されることで、それぞれ動作する。閾値は適宜設定できるが、例えば、6Vとされる。スイッチング素子5aおよびスイッチング素子5bの動作電圧の閾値を異なる値にしてもよい。
制御スイッチ15は、DC−DCコンバータ14の動作状態を制御する。例えば、制御スイッチ15の第1の状態でDC−DCコンバータ14が動作状態とされ、制御スイッチ15の第2の状態でDC−DCコンバータ14が不動作状態とされる。ここで、制御スイッチ15の第1の状態とは、例えば、スイッチング素子15aおよびスイッチング素子15bの少なくとも一方がオンしている状態である。第2の状態とは、例えば、スイッチング素子15aおよびスイッチング素子15bがともにオフしている状態である。なお、制御スイッチ15の構成は適宜変更でき、制御スイッチ15の構成に応じて、第1および第2の状態を適宜、設定できる。
制御スイッチ15のスイッチング素子15aに対して、電源立上部16から制御信号として電圧Von1が供給される。電源立上部16は、電池部BTの正極側と充電制御スイッチ12との間の電源ラインL1に接続され、−側が負の電源ラインL2に接続されている。すなわち、電源立上部16には、電池部BTの電池からの電圧が供給される。電源立上部16は、電池部BTの電圧に対応する第1の制御信号としての電圧Von1を生成し、生成したVon1がスイッチング素子15aに供給される。
電源立上部16は、さらに、スイッチSW1を介して負の電源ラインL2に接続されている。スイッチSW1は、蓄電装置を起動または停止させる操作に応じてオン/オフする。スイッチSW1は、例えば、蓄電装置を起動させるとオフし、蓄電装置を停止(シャットダウン)させるとオンする。スイッチSW1のオン/オフに応じて、電源立上部16に対して電池部BTの電池からの電圧が供給または停止される。例えば、スイッチSW1がオフしているときに、電源立上部16に対して電池部BTの電池からの電圧が供給され、スイッチSW1がオンしているときに、電源立上部16に対して電池部BTからの電圧の供給が停止する。
制御スイッチ15のスイッチング素子15bに対して、制御信号としての電圧Von2が、スイッチSW3、ダイオード17aおよびスイッチSW2を介して供給される。電圧Von2は、DC−DCコンバータ14が出力する電圧である。電圧Von2は、スイッチング素子15bをオンにしてDC−DCコンバータ14を継続的に動作状態とするための第の制御信号である。
スイッチSW2は、蓄電装置を起動または停止させる操作に応じてオン/オフし、スイッチSW1のオン/オフに連動する。スイッチSW1とスイッチSW2とが、独立してオン/オフしてもよい。スイッチSW2は、例えば、蓄電装置を起動させるときにオンし、蓄電装置を停止(シャットダウン)させるときにオフする。スイッチSW2がオフされることで、蓄電装置を安全かつ確実に停止させることができる。
スイッチSW3は、制御部11によってオン/オフが制御されるスイッチである。スイッチSW3は、蓄電装置がシャットダウン状態では、例えば、オフしている。スイッチSW3は、蓄電装置が起動して制御部11が動作したときに、制御部11の制御によってオンされる。
さらに、電池部BTの残容量が少ないことに起因して、電源立上部16によってスイッチング素子15aをオンできない場合に、外部電源の電圧によってスイッチング素子15bをオンさせる構成とされている。
蓄電装置が起動されると、スイッチSW1がオフするとともに、スイッチSW2がオンする。ここで、電池部BTの残容量が少ないと、電源立上部16によって電圧Von1を形成することができず、スイッチング素子15aがオンしない。スイッチング素子15aがオンしないため、DC−DCコンバータ14が動作状態にならない。そこで、端子T1および端子T2(パワーラインLpw)を介して電圧EB+が印加された場合に、外部電源立ち上げ部18によって電圧Von3を生成する。電圧Von3は、第の制御信号であって、スイッチング素子15bをオンとし、DC−DCコンバータ14を比較的短時間動作状態とする。
電圧Von3がダイオード17bを介してスイッチング素子15bに供給される。ダイオード17bと、上述したダイオード17aとがOR回路を形成する。ダイオード17aおよびダイオード17bの何れか一方にハイレベルの信号が入力されると、ハイレベルの信号がスイッチSW2に供給される。
蓄電装置の起動時には、スイッチSW3がオフされていることから、ダイオード17bを介してハイレベルの信号が供給されたか否かが判断される。スイッチSW2は、起動時にオンされていることから、ハイレベルの信号がスイッチSW2を介してスイッチング素子15bに供給される。スイッチング素子15bは、供給されたハイレベルの信号によってオンされる。
スイッチング素子15bがオンすることで、DC−DCコンバータ14の1次側に電圧が発生し、DC−DCコンバータ14が動作状態になる。DC−DCコンバータ14の1次側に発生した電圧がDC−DCコンバータ14の2次側に供給される。2次側に供給された電圧が、電源電圧として制御部11に供給される。制御部11は、供給された電源電圧に応じて動作する。制御部11は、例えば、充電制御スイッチ12をオンする。充電制御スイッチ12がオンされることで、電源42からの電圧によって電池部BTを充電することができる。
このように、電池部BTの残容量が少ない場合でも、端子T1および端子T2を介して外部から供給される電圧EB+を使用してスイッチング素子15bをオンさせ、DC−DCコンバータ14を動作状態にすることができる。
上述した外部電源立ち上げ部18は、外部端子に適正な電圧EB+が印加された瞬間のエッジを検出して、立ち上げのための制御信号(電圧Von3)を出力するようになされている。そして、起動後に、蓄電装置の電池部BTに何らかの問題があると制御部11が判断した場合には、電源42の有無と無関係にその蓄電装置のみをシャットダウンすることができる。若し、外部の電圧EB+があることを検出して蓄電装置を立ち上げる構成の場合では、図3に示すように、他の蓄電装置が並列接続されている蓄電システムでは、電圧EB+が印加された状態が継続するために、当該蓄電装置をシャットダウンすることができない問題が生じる。その結果、当該蓄電装置の電池部BTが過放電状態となるような事態が生じる可能性がある。本開示の第1の実施の形態では、外部電源立ち上げ部18が電圧EB+を検出した瞬間だけ電圧Von3を出力するので、かかる問題を回避できる。
「蓄電装置の起動動作」
蓄電装置の電池部BTの電圧を利用してなされる起動動作の一例について、図5のフローチャートを参照して説明する。蓄電装置の電源がオフの状態では、例えば、スイッチSW1がオン、スイッチSW2がオフ、スイッチSW3がオフの状態とされている。さらに、充電制御スイッチ12および放電制御スイッチ13は、例えば、オフされている。
ステップS1では、蓄電装置の電源がオンされ、蓄電装置が起動される。蓄電装置の電源をオンするには、例えば、ユーザによって、スイッチ等の操作部が操作されることによってなされる。ユーザの操作に限らず、蓄電装置の電源が自動的にオンされてもよい。蓄電装置の電源がオンされると、処理がステップS2に進む。
ステップS2において、蓄電装置の電源をオンする操作に応じて、スイッチSW1がオフする。スイッチSW1のオフに連動して、スイッチSW2がオンする。そして、処理がステップS3に進む。
スイッチSW1がオフすると、電圧Von1がスイッチング素子15aのゲートに印加され、スイッチング素子15aがオンする。そして、処理がステップS4に進む。
ステップS4では、スイッチング素子15aがオンすることで、DC−DCコンバータ14の1次側に電圧が発生し、DC−DCコンバータ14が動作状態になる。DC−DCコンバータ14の1次側に発生した電圧が2次側に供給され、供給された電圧が電源電圧として制御部11に供給される。供給された電源電圧によって制御部11が動作する。そして、処理がステップS5に進む。
ステップS5では、制御部11によって放電制御スイッチ13がオンされる。放電制御スイッチ13がオンされることにより、放電制御スイッチ13と端子T1との間の接続点と、負の電源ラインL2との間に、電池部BTの電圧が発生する。また、DC−DCコンバータ14の2次側から制御信号としてVon2が形成される。そして、処理がステップS6に進む。
ステップS6では、スイッチSW3が制御部11によってオンされる。スイッチSW3がオンされることで、電圧Von2がスイッチSW3およびスイッチSW2を介して、スイッチング素子15bのゲートに供給される。電圧Von2は、例えば、15Vである。そして、処理がステップS7に進む。
ステップS7では、ゲートに電圧Von2が供給されることで、スイッチング素子15bがオンする。スイッチング素子15bがオンすることで、スイッチング素子15aがオフした場合でも、DC−DCコンバータ14に電池部BTの電圧が供給される。つまり、スイッチング素子15bに電圧Von2が供給され、スイッチング素子15bがオンすることで、DC−DCコンバータ14の動作状態が保持される。そして、処理がステップS8に進む。
ステップS8では、所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、処理がステップS8に戻り、ステップS8の処理が繰り返される。所定時間が経過すると、処理がステップS9に進む。
ステップS9では、スイッチング素子15aがオフする。所定時間が経過すると、スイッチング素子15aのゲートに供給される電圧Von1のレベルが閾値を下回り、スイッチング素子15aがオフする。スイッチング素子15aがオフしても、スイッチング素子15bがオンしているため、DC−DCコンバータ14の動作状態が保持される。
「蓄電装置の停止動作」
次に、蓄電装置の停止動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。ステップS11では、蓄電装置の電源がオフされ、蓄電装置が停止される。蓄電装置の電源をオフするには、例えば、ユーザによって、スイッチ等の操作部が操作されることによってなされる。ユーザの操作に限らず、蓄電装置の電源が自動的にオフされてもよい。蓄電装置の電源がオフされると、処理がステップS12に進む。
ステップS12では、蓄電装置がオフされることでスイッチSW1がオンする。スイッチSW1がオンすることに連動して、スイッチSW2がオフする。なお、ステップS12においてスイッチSW1が既にオンされている場合には、スイッチSW2のみがオフされる。処理がステップS13に進む。
ステップS13では、スイッチング素子15bがオフする。すなわち、ステップS12においてスイッチSW2がオフされることで、スイッチング素子15bへの電圧Von2の供給が停止し、スイッチング素子15bがオフする。ここで、上述したように、スイッチング素子15aは、蓄電装置が起動してから所定時間、経過した後にオフしている。したがって、スイッチング素子15aおよびスイッチング素子15bがオフの状態となる。処理がステップS14に進む。
ステップS14では、スイッチング素子15aおよびスイッチング素子15bがオフすることから、DC−DCコンバータ14が不動作状態になる。DC−DCコンバータ14が不動作状態になることで、DC−DCコンバータ14から制御部11に対する電源電圧の供給が停止する。そして、処理がステップS15に進む。
ステップS15では、DC−DCコンバータ14からの電源電圧の供給が停止することによって、制御部11の動作が停止する。なお、制御部11の動作が停止する前に、制御部11の制御によって、充電制御スイッチ12、放電制御スイッチ13およびスイッチSW3がオフされてもよい。
以上、説明したように、外部電源がない場合でも蓄電装置が有する電池部BTの電圧によってDC−DCコンバータ14を立ち上げ、制御部11を動作させることができる。第1の実施の形態では、電池部BTの電圧が低下し、電源立上部16によってスイッチング素子15aをオンできない場合に、外部電源立ち上げ部18の電圧Von3によってスイッチング素子15bをオンさせることができる。
「外部電源立ち上げ部の一例」
図7を参照して外部電源立ち上げ部18の一例について説明する。端子T1(正の電源ラインL1)およびT2(負の電源ラインL2)間に外部電源(電圧EB+)が印加される。ラインL1およびL2間に抵抗R1およびR2の直列回路と、抵抗R3およびツェナーダイオードZD1の直列回路とが接続される。
抵抗R1およびR2の接続点の電圧が比較器CMP1の+側入力端子に供給される。抵抗R3およびツェナーダイオードZD1の接続点の電圧が比較器CMP1の+側電源端子に供給される。比較器CMP1の−側電源端子がラインL2に接続されている。ツェナーダイオードZD1で発生する電圧が抵抗R4およびR5の直列回路に供給され、抵抗R4およびR5の接続点の電圧が比較器CMP1の−側入力端子に供給される。
抵抗R1〜R5のそれぞれの値およびツェナーダイオードZD1のツェナー電圧が適切な値に選定される。外部からの電圧EB+が適正な値の場合に、比較器CMP1がハイレベルの出力を発生する。すなわち、蓄電装置が他の蓄電装置が接続されているパワーラインLpwに対して接続される瞬間に、電圧EB+が立ち上がり、比較器CMP1の出力がローレベルからハイレベルに立ち上がる。若し、電圧EB+が適正な値より小さい場合には、比較器CMP1の出力がハイレベルに立ち上がらない。
比較器CMP1の出力がコンデンサC、抵抗R6、ダイオード17b、スイッチSW2を介してスイッチング素子15b(例えばIGBT)の制御電極に供給される。なお、図7では、ダイオード17aについては省略されている。
コンデンサCによって交流結合の構成としているので、比較器CMP1の出力がローレベルからハイレベルに立ち上がる瞬間のみ、正の電圧Von3が発生する。この電圧Von3によってスイッチング素子15bがオンする。したがって、スイッチング素子15bが接続されたDC−DCコンバータ14が動作状態となり、蓄電装置が起動する。なお、立ち上がりエッジで発生する正の電圧Von3のパルス幅をより広げるようにコンデンサ等を追加しても良い。
外部電源立ち上げ部18から出力されるVon3は、短時間例えば数秒後にローレベルとなる。上述したように、DC−DCコンバータ14が動作状態となると、制御部11が動作状態となり、スイッチSW3がオンとされる。スイッチSW3を介してDC−DCコンバータ14から出力される電圧Von2(第の制御信号)がダイオード17aおよびスイッチSW2を介してスイッチング素子15bに供給される。したがって、スイッチング素子15bのオン状態が継続する。
<2.第1の実施の形態の変形例>
第1の実施の形態では、パワーラインLpwには、比較的高い電圧(例えば800V)が印加されている。制御部11には、図4では省略されているが、通信回線ラインLcom が接続される。通信回線ラインLcom は、一般的に人の手によって制御部本体に接続/離脱されることがある。したがって、制御部11は、高圧側と絶縁されることが安全上好ましい。
図8に示すように、制御部11と充電制御スイッチ12との間に絶縁部19aが挿入され、制御部11と放電制御スイッチ13との間に絶縁部19bが挿入される。制御部11とスイッチSW3との間に絶縁部19cおよび絶縁部19dが挿入される。DC−DCコンバータ14の1次側(高圧側)と2次側(低圧側)とは、その内部で絶縁されているので、外部に絶縁部を設ける必要がない。このように、制御部11を高圧側と絶縁することによって、安全性を高くすることができる。なお、絶縁部19a〜19dとしては、ホトカプラを使用する構成、トランスを使用する構成等を使用できる。
<3.第2の実施の形態>
上述した外部の電圧EB+が適正な値に比して極めて高い場合には、その電圧がDC−DCコンバータ14に入力されるので、非常に危険である。一方、外部の電圧EB+が適正な値に比して低い場合には、その低い電圧で起動してしまうと、システムが不安定となるおそれがある。第2の実施の形態では、かかる点を考慮して、図9に示すように、放電制御スイッチ13と並列に制御されているダイオード13aをスイッチ23に置き換え、電圧EB+が適正な範囲の値の場合のみ、スイッチ23をオンとする。
過大電圧および過小電圧を検出する検出回路21の検出出力が絶縁部22を介して供給される制御信号によって、スイッチ23のオン/オフが制御される。すなわち、検出回路21が外部の電圧EB+が適正な値でないことを検出すると、スイッチ23がオフとされ、EB+が適正な値の場合には、スイッチ23がオンとされる。したがって、適正でない値の電圧がDC−DCコンバータ14に印加されることを防止することができる。
検出回路21は、例えば図10に示す構成とされている。外部の電圧EB+が供給されるラインL1およびL2間に抵抗R11およびR12の直列回路と、抵抗R13およびR14の直列回路と、抵抗R15およびツェナーダイオードZD2の直列回路とが挿入される。抵抗R12およびR14は、必要に応じて半固定抵抗器とされている。ツェナーダイオードZD2と並列に抵抗R16およびR17の直列回路が接続されている。
比較器CMP2および比較器CMP3が設けられている。比較器CMP2の+側入力端子に抵抗R13およびR14の接続点の電圧が入力され、その−側入力端子に抵抗R16およびR17の接続点の電圧が入力される。比較器CMP4の+側入力端子に抵抗R11およびR12の接続点の電圧が入力され、その−側入力端子に抵抗R16およびR17の接続点の電圧が入力される。比較器CMP2およびCMP3のそれぞれの電源電圧としてツェナーダイオードZD2で発生するツェナー電圧が使用される。
比較器CMP2およびCMP3は、+側入力端子に入力される電圧が−側入力端子に入力される電圧より大きい場合にハイレベルの出力を発生し、そうでない場合にローレベルの出力を発生する。比較器CMP2の出力がPチャンネル型のMOSFET24のソースに供給される。MOSFET24のゲートとラインL2の間に抵抗R18およびR19の直列回路が挿入される。比較器CMP3の出力が抵抗R18およびR19の接続点に供給される。
MOSFET24のソースが抵抗R20を介してラインL2に接続されると共に、絶縁部22に入力される。絶縁部22は、例えばトランスを使用して絶縁を行う構成とされている。トランスの2次コイルの一端がスイッチ23を構成するIGBTのゲートに接続され、2次コイルの他端がIGBTのエミッタに接続される。IGBTのゲート・エミッタ間に所定電圧例えば+15Vが印加されると、IGBTがオンとなる。トランスの2次コイルの両端をゲートおよびエミッタにそれぞれ接続することによって、IGBTのゲート・エミッタ間に印加される電圧を+15Vのように低いものを使用して、数百Vの高電圧をスイッチングすることができる。
上述した検出回路21において、各抵抗の値を適切に設定することによって、電圧EB+が過小電圧の場合では、CMP2およびCMP3の出力が共にローレベルとなる。したがって、MOSFET24がオフであり、MOSFET24の出力がローレベルとなり、スイッチ23(IGBT)がオフである。したがって、過小な電圧がDC−DCコンバータ14に供給されることが防止される。
電圧EB+が適正な電圧の場合では、比較器CMP2の出力がハイレベルとなり、比較器CMP3の出力がローレベルとなる。したがって、MOSFET24がオンとなり、その出力がハイレベルとなる。ハイレベルが絶縁部22に供給され、スイッチ23(IGBT)がオンとなる。したがって、適正な電圧がDC−DCコンバータ14に供給され、DC−DCコンバータ14が安定に動作する。
電圧EB+が過大電圧の場合では、比較器CMP2および比較器CMP3の両出力がハイレベルとなる。したがって、MOSFET24がオフであり、その出力がローレベルとなる。したがって、スイッチ23(IGBT)がオフとなる。したがって、過大電圧がDC−DCコンバータ14に供給され、DC−DCコンバータ14が故障するおそれを防止することができる。
<4.変形例>
以上、本開示の複数の実施形態について説明したが、本開示は、上述した実施形態に限られることなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態等における回路素子の種類、回路素子の抵抗値等の特性、および回路素子の配置は一例であり、本開示の主旨を逸脱しない範囲で適宜、変更することができる。
本開示における上述した処理の順序は、技術的な矛盾が生じない範囲において適宜変更できる。例えば、図6において、ステップS5とステップS6の処理の順序が反対でもよく、処理がパラレルに行われるようにしてもよい。
<5.応用例>
以下、蓄電装置の応用例について説明する。なお、蓄電装置の応用例は、以下に説明する応用例に限られることはない。
「応用例としての住宅における蓄電装置」
本開示を住宅用の蓄電装置に適用した例について、図11を参照して説明する。例えば住宅101用の蓄電装置100においては、火力発電102a、原子力発電102b、水力発電102c等の集中型電力系統102から電力網109、情報網112、スマートメータ107、パワーハブ108等を介し、電力が蓄電装置103に供給される。これと共に、家庭内発電装置104等の独立電源から電力が蓄電装置103に供給される。蓄電装置103に供給された電力が蓄電される。蓄電装置103を使用して、住宅101で使用する電力が給電される。住宅101に限らずビルに関しても同様の蓄電装置を使用できる。
住宅101には、発電装置104、電力消費装置105、蓄電装置103、各装置を制御する制御装置110、スマートメータ107、各種情報を取得するセンサ111が設けられている。各装置は、電力網109および情報網112によって接続されている。発電装置104として、太陽電池、燃料電池、風車等が利用され、発電した電力が電力消費装置105および/または蓄電装置103に供給される。電力消費装置105は、冷蔵庫105a、空調装置105b、テレビジョン受信機105c、風呂105d等である。さらに、電力消費装置105には、電動車両106が含まれる。電動車両106は、電気自動車106a、ハイブリッドカー106b、電気バイク106cである。電動車両106は、電動アシスト自転車等でもよい。
蓄電装置103は、二次電池又はキャパシタから構成されている。例えば、リチウムイオン二次電池によって構成されている。リチウムイオン二次電池は、定置型であっても、電動車両106で使用されるものでも良い。この蓄電装置103に対して、上述した本開示の蓄電装置が適用可能とされる。1または複数の蓄電装置が適用可能である。スマートメータ107は、商用電力の使用量を検出し、検出された使用量を、電力会社に送信する機能を備えている。電力網109は、直流給電、交流給電、非接触給電の何れか一つまたは複数を組み合わせても良い。
各種のセンサ111は、例えば人感センサ、照度センサ、物体検知センサ、消費電力センサ、振動センサ、接触センサ、温度センサ、赤外線センサ等である。各種センサ111により取得された情報は、制御装置110に送信される。センサ111からの情報によって、気象の状態、人の状態等が把握されて電力消費装置105を自動的に制御してエネルギー消費を最小とすることができる。さらに、制御装置110は、住宅101に関する情報を、インターネットを介して外部の電力会社等に送信することができる。
パワーハブ108によって、電力線の分岐、直流交流変換等の処理がなされる。制御装置110と接続される情報網112の通信方式としては、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter:非同期シリアル通信用送受信回路)等の通信インタフェース
を使う方法、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、Wi−Fi等の無線通信規格によるセンサネットワークを利用する方法がある。Bluetooth(登録商標)方式は、マルチメディア通信に適用され、一対多接続の通信を行うことができる。ZigBeeは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) 802.15.4の物理層を使用するものである。IEEE802.15.4は、PAN(Personal
Area Network) またはW(Wireless)PANと呼ばれる短距離無線ネットワーク規格の名称である。
制御装置110は、外部のサーバ113と接続されている。このサーバ113は、住宅101、電力会社、サービスプロバイダーの何れかによって管理されていても良い。サーバ113が送受信する情報は、たとえば、消費電力情報、生活パターン情報、電力料金、天気情報、天災情報、電力取引に関する情報である。これらの情報は、家庭内の電力消費装置(たとえばテレビジョン受信機)から送受信しても良いが、家庭外の装置(たとえば、携帯電話機等)から送受信しても良い。これらの情報は、表示機能を持つ機器、たとえば、テレビジョン受信機、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)等に、表
示されても良い。
各部を制御する制御装置110は、CPU、RAM、ROM等で構成され、この例では、蓄電装置103に格納されている。制御装置110は、蓄電装置103、家庭内発電装置104、電力消費装置105、各種センサ111、サーバ113と情報網112により接続され、例えば、商用電力の使用量と、発電量とを調整する機能を有している。なお、その他にも、電力市場で電力取引を行う機能等を備えていても良い。
以上のように、電力が火力発電102a、原子力発電102b、水力発電102c等の集中型電力系統102のみならず、家庭内発電装置104(太陽光発電、風力発電)の発電電力を蓄電装置103に蓄えることができる。したがって、家庭内発電装置104の発電電力が変動しても、外部に送出する電力量を一定にしたり、または、必要なだけ放電するといった制御を行うことができる。例えば、太陽光発電で得られた電力を蓄電装置103に蓄えると共に、夜間は料金が安い深夜電力を蓄電装置103に蓄え、昼間の料金が高い時間帯に蓄電装置103によって蓄電した電力を放電して利用するといった使い方もできる。
なお、この例では、制御装置110が蓄電装置103内に格納される例を説明したが、スマートメータ107内に格納されても良いし、単独で構成されていても良い。さらに、蓄電装置100は、集合住宅における複数の家庭を対象として用いられてもよいし、複数の戸建て住宅を対象として用いられてもよい。
「応用例としての車両における蓄電装置」
本開示を車両用の蓄電装置に適用した例について、図12を参照して説明する。図12に、本開示が適用されるシリーズハイブリッドシステムを採用するハイブリッド車両の構成の一例を概略的に示す。シリーズハイブリッドシステムはエンジンで動かす発電機で発電された電力、あるいはそれをバッテリーに一旦貯めておいた電力を用いて、電力駆動力変換装置で走行する車である。
このハイブリッド車両200には、エンジン201、発電機202、電力駆動力変換装置203、駆動輪204a、駆動輪204b、車輪205a、車輪205b、バッテリー208、車両制御装置209、各種センサ210、充電口211が搭載されている。バッテリー208に対して、上述した本開示の蓄電装置が適用される。蓄電装置が1または複数適用される。
ハイブリッド車両200は、電力駆動力変換装置203を動力源として走行する。電力駆動力変換装置203の一例は、モータである。バッテリー208の電力によって電力駆動力変換装置203が作動し、この電力駆動力変換装置203の回転力が駆動輪204a、204bに伝達される。なお、必要な個所に直流−交流(DC−AC)あるいは逆変換(AC−DC変換)を用いることによって、電力駆動力変換装置203が交流モータでも直流モータでも適用可能である。各種センサ210は、車両制御装置209を介してエンジン回転数を制御したり、図示しないスロットルバルブの開度(スロットル開度)を制御したりする。各種センサ210には、速度センサ、加速度センサ、エンジン回転数センサなどが含まれる。
エンジン201の回転力は発電機202に伝えられ、その回転力によって発電機202により生成された電力をバッテリー208に蓄積することが可能である。
図示しない制動機構によりハイブリッド車両が減速すると、その減速時の抵抗力が電力駆動力変換装置203に回転力として加わり、この回転力によって電力駆動力変換装置203により生成された回生電力がバッテリー208に蓄積される。
バッテリー208は、ハイブリッド車両の外部の電源に接続されることで、その外部電源から充電口211を入力口として電力供給を受け、受けた電力を蓄積することも可能である。
図示しないが、二次電池に関する情報に基いて車両制御に関する情報処理を行なう情報処理装置を備えていても良い。このような情報処理装置としては、例えば、電池の残量に関する情報に基づき、電池残量表示を行う情報処理装置などがある。
なお、以上は、エンジンで動かす発電機で発電された電力、或いはそれをバッテリーに一旦貯めておいた電力を用いて、モータで走行するシリーズハイブリッド車を例として説明した。しかしながら、エンジンとモータの出力がいずれも駆動源とし、エンジンのみで走行、モータのみで走行、エンジンとモータ走行という3つの方式を適宜切り替えて使用するパラレルハイブリッド車に対しても本開示は有効に適用可能である。さらに、エンジンを用いず駆動モータのみによる駆動で走行する所謂、電動車両に対しても本開示は有効に適用できる。
11・・・・制御部
14・・・・DC−DCコンバータ
15・・・・制御スイッチ
15a・・・スイッチング素子
15b・・・スイッチング素子
16・・・・電源立上部
18・・・・外部電源立ち上げ部
19a〜19d、22・・・絶縁部
21・・・過大電圧および過小電圧を検出する検出回路
T1・・・・正の端子
T2・・・・負の端子
L1・・・・正の電源ライン
L2・・・・負の電源ライン

Claims (6)

  1. 外部との接続のための第1の外部端子および第2の外部端子と、
    充放電可能な蓄電部と、
    前記蓄電部の正極側と前記第1の外部端子との間に配される第1の電源ラインと、
    前記蓄電部の負極側と前記第2の外部端子との間に配される第2の電源ラインと、
    前記第1および第2の電源ラインとそれぞれ接続され、動作状態において、制御回路に対して出力電圧を供給する電源回路と、
    前記電源回路の動作状態と不動作状態とを制御する電源制御回路と、
    前記蓄電部と並列に接続され、前記蓄電部の電圧から形成された第1の制御信号を前記電源制御回路に対して供給し、前記電源回路を動作状態とする第1の制御信号生成回路と、
    前記第1の外部端子および第2の外部端子に印加される外部電圧の立ち上がりに対応する第の制御信号を前記電源制御回路に供給して前記電源回路を所定時間動作状態とする第の制御信号生成回路と、
    前記電源回路の出力電圧が供給される前記制御回路によって前記電源回路を継続的に動作状態とする第の制御信号を生成する第の制御信号生成回路と
    を備える蓄電装置。
  2. 前記第の制御信号生成回路は、
    前記外部電圧を基準電圧と比較する比較器と、
    前記外部電圧が前記基準電圧より大の場合に出力される前記比較器の出力を微分する微分回路と
    を有する請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記制御回路と高電圧の部分との間に絶縁回路を配置する請求項1に記載の蓄電装置。
  4. 前記外部電圧の前記電源回路に対する供給路に対してスイッチ素子を挿入し、
    前記外部電圧の値が適正な範囲の場合にのみ前記スイッチ素子を介して前記外部電圧が前記電源回路に供給される請求項1に記載の蓄電装置。
  5. 複数の蓄電装置の並列接続を含む蓄電システムであって、
    前記蓄電装置のそれぞれは、
    外部との接続のための第1の外部端子および第2の外部端子と、
    充放電可能な蓄電部と、
    前記蓄電部の正極側と前記第1の外部端子との間に配される第1の電源ラインと、
    前記蓄電部の負極側と前記第2の外部端子との間に配される第2の電源ラインと、
    前記第1および第2の電源ラインとそれぞれ接続され、動作状態において、制御回路に対して出力電圧を供給する電源回路と、
    前記電源回路の動作状態と不動作状態とを制御する電源制御回路と、
    前記蓄電部と並列に接続され、前記蓄電部の電圧から形成された第1の制御信号を前記電源制御回路に対して供給し、前記電源回路を動作状態とする第1の制御信号生成回路と、
    前記第1の外部端子および第2の外部端子に印加される外部電圧の立ち上がりに対応する第の制御信号を前記電源制御回路に供給して前記電源回路を所定時間動作状態とする第の制御信号生成回路と、
    前記電源回路の出力電圧が供給される前記制御回路によって前記電源回路を継続的に動作状態とする第の制御信号を生成する第の制御信号生成回路とを備える
    蓄電システム。
  6. 外部との接続のための第1の外部端子および第2の外部端子と、
    充放電可能な蓄電部と、
    前記蓄電部の正極側と前記第1の外部端子との間に配される第1の電源ラインと、
    前記蓄電部の負極側と前記第2の外部端子との間に配される第2の電源ラインと、
    前記第1および第2の電源ラインとそれぞれ接続され、動作状態において、制御回路に対して出力電圧を供給する電源回路と、
    前記電源回路の動作状態と不動作状態とを制御する電源制御回路とを備える蓄電装置の制御方法であって、
    前記蓄電部と並列に接続され、前記蓄電部の電圧から第1の制御信号を生成し、前記第1の制御信号を前記電源制御回路に対して供給して前記電源回路を動作状態とし、
    前記第1の外部端子および第2の外部端子に印加される外部電圧の立ち上がりに対応する第の制御信号を生成し、前記第の制御信号を前記電源制御回路に対して供給して前記電源回路を所定時間動作状態とし、
    前記制御回路によって第の制御信号を生成し、前記第の制御信号によって、前記電源回路を継続的に動作状態とする
    蓄電装置の制御方法。
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