JP5939998B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
耐久後では、感光体ドラムの膜厚が薄くなるため、初期と比べて、感光体ドラムの静電容量が変化する。これにより、図9(B)に示すように、耐久後の静電コントラスト(矢印D2参照)は、初期の静電コントラスト(矢印D1参照)に比べて高くなる。さらに、飽和トナー量は、静電コントラストが高くなるのに応じて、初期に比べて高くなる。このため、上限としての飽和トナー量までトナーが供給可能になるため、初期の後端たまり(矢印E1参照)に比べて、耐久後の後端たまり(矢印E2参照)の濃度は濃くなる。すなわち、耐久後では、後端たまりは、顕著になる。
なお、コピー機1の説明において、副走査方向Xをコピー機1の「左右方向」ともいい、主走査方向Y(図1を貫く方向)をコピー機1の「前後方向」ともいう。コピー機1の上下方向Zは、副走査方向X及び主走査方向Yと直交する。
図1に示すように、画像読取装置300は、蓋部材70と、原稿Gの画像を読み取る読取部301と、を備える。
蓋部材70は、読取部301に対して不図示の連結部により開閉可能に連結されている。蓋部材70は、後述する読取面302Aを保護する機能を有する。
装置本体Mは、所定の画像情報に基づいて用紙Tに所定のトナー画像を形成する画像形成部GKと、用紙Tを画像形成部GKに給紙すると共にトナー画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部KHとを有する。
装置本体Mにおける外形は、筐体としてのケース体BDにより構成される。
まず、画像形成部GKについて説明する。
画像形成部GKにおいては、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に沿って順に、上流側から下流側に順に、帯電部10a、10b、10c、10dによる帯電、レーザースキャナーユニット4a、4b、4c、4dによる露光、現像装置16a、16b、16c、16dによる現像、中間転写ベルト7及び1次転写ローラー37a、37b、37c、37dによる1次転写、除電器12a、12b、12c、12dによる除電、及びドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dによるクリーニングが行われる。
また、画像形成部GKにおいては、中間転写ベルト7、2次転写ローラー8及び対抗ローラー18による2次転写、並びに定着部9による定着が行われる。
図1に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する2個の給紙カセット52が上下に積み重ねた状態で配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの筐体から水平方向に引き出し可能に構成される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置板60の上に積層された状態で収容される。載置板60に載置された用紙Tは、給紙カセット52における用紙送り出し側の端部(図1において左側の端部)に配置されるカセット給紙部51により搬送路Lに送り出される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラー対63からなる重送防止機構を備える。
第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。
第1分岐部Q1は、後処理搬送路Lcが第3搬送路L3から分岐する分岐部である。第1分岐部Q1には、整流部材58が設けられている。整流部材58は、定着部9から搬出された用紙Tの搬送方向を、第1排紙部50aに向かう第3搬送路L3又は第2排紙部50bに向かう後処理搬送路Lcに整流させる(切り換える)。
第2排紙部50bにおける開口側には、後処理装置(図示せず)が連結される。後処理装置は、画像形成装置(コピー機1)から排出される用紙の後処理(ステープル、パンチ等)を行うものである。
なお、各搬送路の所定位置には用紙検出用のセンサーが配置される。
図1に示すように、装置本体Mの左側面側(図1において左側)には、主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbが主に上下方向に延びるように並列している。装置本体Mの左側面側(図1において左側)には、装置本体Mの側面の一部を形成するように、カバー体40が設けられている。カバー体40は、その下端部において、支点軸43を介して装置本体Mに連結されている。支点軸43は、その軸方向が主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbを横断する方向に沿って配設されている。カバー体40は、支点軸43を中心として閉位置(図1に示す位置)と開位置(図示せず)との間を回動自在に構成されている。
また、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第2のカバー部42は、その内面側(装置本体M側)が主搬送路L1〜L3の一部を形成している。
さらに、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第1のカバー部41の内面側と第2のカバー部42の外面側とが、戻り搬送路Lbの少なくとも一部を形成している。つまり、戻り搬送路Lbは、第1のカバー部41と第2のカバー部42との間に形成されている。
図2は、現像装置16a及び感光体ドラム2aを示す図である。図3は、現像ローラー150の表面に所定厚さのトナー層193が形成される様子を示す図である。
具体的には、図2及び図3に示すように、現像装置16aは、トナー192及び磁性キャリア191を含む二成分現像剤190を収容する現像容器110と、現像容器110の内部に配置される攪拌ローラー120a、120bと、攪拌ローラー120aの垂直方向における上方に配置される磁気ローラー130と、磁気ローラー130の側方(図2において左側)に磁気ローラー130に近接して配置される層厚規制ブレード140と、層厚規制ブレード140の垂直方向における上方に配置されるカバー部材141と、磁気ローラー130に対向して配置される現像ローラー150と、バイアス印加部260と、制御部270と、を備える。磁気ローラー130は、本発明の「現像剤担持体」の一実施形態に対応する。現像ローラー150は、本発明の「トナー担持体」の一実施形態に対応する。
攪拌ローラー120a、120bは、現像容器110に収容された二成分現像剤190を攪拌する。攪拌された二成分現像剤190には、摩擦により静電気が発生し、磁性キャリア191はマイナスに帯電し、本実施形態において、トナー192はプラスに帯電する。また、静電気力により、トナー192は、磁性キャリア191に付着する。
すなわち、磁気ローラー130は、所定方向に回転可能であって磁気ローラー130の表面を構成する磁気スリーブ131と、磁気スリーブ131の内部に配置された複数の磁気ローラー磁極部材132〜137と、を備える。
磁気スリーブ131は、円筒形状であり、非磁性部材により構成される。磁気スリーブ131は、図2に示す矢印Bの方向に回転駆動される。磁気スリーブ131には、後述のバイアス印加部260により、所定の第1バイアス電圧V1が印加される。
第1磁気ローラー磁極部材132は、磁気ローラー130における後述する現像スリーブ151に最も近接する部分に対応して配置される。第1磁気ローラー磁極部材132は、外側(磁気スリーブ131の周面側)にN極が位置するように配置される。
言い換えると、現像ローラー磁極部材152と第1磁気ローラー磁極部材132とは、現像スリーブ151と磁気スリーブ131とが最も近接する領域を挟んで、互いに対向して配置される。
なお、濃度センサー280が配置される位置は、上記の例に限定されることはない。例えば、濃度センサー280は、中間転写ベルト7に対向して配置されていてもよい。
濃度処理部271は、各濃度センサー280から出力された電圧信号を受け付けると、その電圧信号の電圧値に基づいてトナー画像におけるトナーの濃度を取得する。
第1変化量は、初期飽和トナー量と耐久後の飽和トナー量との間の変化量である。図4及び図5に例示する場合、第1変化量(ΔTD)は、0.1(=1.5−1.4)である。そして、現像ローラー150に印加される直流電圧と第1変化量との関係(図6参照)に、上記の第1変化量0.1を当てはめると、直流電圧は、100Vになる。ここで、図6に示す関係は、予め設定される。
すなわち、本実施形態のコピー機1は、所定のタイミングで、現像ローラー150から感光体ドラム2a、2b、2c、2dに供給されるトナーの量を調整するために、磁気ローラー130及び現像ローラー150それぞれに印加される電圧を可変するようバイアス印加部260を制御して、可変された電圧に応じて複数のトナー画像を形成させる。さらに、コピー機1は、濃度センサー280及び濃度処理部271によって測定された、複数のトナー画像についてのトナー濃度に基づいて飽和トナー量を取得し、飽和トナー量と初期値としての初期飽和トナー量とに基づいて、感光体ドラム2a、2b、2c、2dと現像ローラー150との間の現像バイアス条件を調整する。これにより、コピー機1は、耐久後においても、後端たまりが顕著になるのを抑えることができる。すなわち、コピー機1は、ソリッド画像において、耐久後の後端たまりの濃度を初期の後端たまりの濃度と同程度にすることができる。また、コピー機1は、狙い以上にトナーを現像することがなくなるために、トナー消費量の増加を抑えることができる。
本実施形態のコピー機1は、トナー画像に発生する後端たまりが初期に比べ耐久後に悪化するのを抑制する。しかし、本実施形態の用途は、後端たまりの悪化を抑制することに限定されることはない。
また、本実施形態のコピー機1は、中間転写ベルト7を介して用紙Tにトナー画像を転写している(間接転写方式)が、この形態に限定されることはなく、感光体ドラムに形成されたトナー画像を直接に用紙Tに転写してもよい(直接転写方式)。
また、本実施形態のコピー機1は、用紙Tの両面を印刷する構成であるが、これに限定されることはなく、用紙の片面を印刷する構成であってもよい。
また、本発明の画像形成装置によってトナー画像が定着される被転写材は用紙Tに限定されることはなく、例えば、OHP(オーバーヘッドプロジェクター)シート等のフィルムシートであってもよい。
Claims (3)
- トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体からトナーが供給されて、そのトナーを担持するトナー担持体と、
表面に静電潜像が形成されると共に、前記トナー担持体から供給されたトナーによって前記静電潜像が現像されて、トナー画像が形成される像担持体と、
トナー画像におけるトナーに関する値を測定する測定部と、
前記現像剤担持体及び前記トナー担持体それぞれに電圧を印加するバイアス印加部と、
前記バイアス印加部を制御するバイアス制御部と、を備え、
前記バイアス制御部は、
所定のタイミングで、前記トナー担持体から前記像担持体に供給されるトナーの量を調整するために、前記現像剤担持体及び前記トナー担持体それぞれに印加される電圧を可変するよう前記バイアス印加部を制御して、可変された電圧に応じて複数のトナー画像を形成させると共に、
前記測定部によって測定された、前記複数のトナー画像についての前記トナーに関する値に基づいて飽和トナー量を取得し、前記飽和トナー量と初期値としての初期飽和トナー量とに基づいて、前記像担持体と前記トナー担持体との間の現像バイアス条件を調整し、
前記現像バイアス条件の調整は、
前記初期飽和トナー量と前記飽和トナー量との間の変化量と、
所定の濃度のトナー画像を得る場合の、前記現像剤担持体に印加される電圧と、前記トナー担持体に印加される電圧と、の電圧差の変化量と、
に基づいて調整することである
画像形成装置。 - 前記現像バイアス条件の調整は、前記トナー担持体に印加される直流電圧を調整することである
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記所定のタイミングは、前記像担持体の累積駆動時間に基づいて定められる
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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