JP5832390B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1により、本実施形態における画像形成装置としてのコピー機1における全体構造を説明する。図1は、コピー機1の各構成要素の配置を説明するための図である。
なお、コピー機1の説明において、副走査方向Xをコピー機1の「左右方向」ともいい、主走査方向Y(図1を貫く方向)をコピー機1の「前後方向」ともいう。コピー機1の上下方向Zは、副走査方向X及び主走査方向Yと直交する。
図1に示すように、画像読取装置300は、原稿Gの画像を読み取る読取部301と、読取部301の上方側に配置され読取部301に原稿Gを搬送する原稿搬送部70と、を備える。
第1読取面302A及び第2読取面302Bは、副走査方向X及び主走査方向Yと直交する方向に拡がる。
装置本体Mは、所定の画像情報に基づいて用紙Tに所定のトナー画像を形成する画像形成部GKと、用紙Tを画像形成部GKに給紙すると共にトナー画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部KHとを有する。
装置本体Mにおける外形は、筐体としてのケース体BDにより構成される。
まず、画像形成部GKについて説明する。
画像形成部GKにおいては、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に沿って順に、上流側から下流側に順に、帯電部10a、10b、10c、10dによる帯電、レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dによる露光、現像器16a、16b、16c、16dによる現像、中間転写ベルト7及び1次転写ローラー37a、37b、37c、37dによる1次転写、除電器12a、12b、12c、12dによる除電、及びドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dによるクリーニングが行われる。
また、画像形成部GKにおいては、中間転写ベルト7、2次転写ローラー8及び対向ローラー18による2次転写、並びに定着部9による定着が行われる。
図1に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する2個の給紙カセット52が上下に配列されて配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの筐体から水平方向に引き出し可能に構成される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置板60の上に積層された状態で収容される。載置板60に載置された用紙Tは、給紙カセット52における用紙送り出し側の端部(図1において左側の端部)に配置されるカセット給紙部51により搬送路Lに送り出される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラー対63とからなる重送防止機構を備える。
第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。
第1分岐部Q1は、後処理搬送路Lcが第3搬送路L3から分岐する分岐部である。第1分岐部Q1には、整流部材58が設けられている。整流部材58は、定着部9から搬出された用紙Tの搬送方向を、第1排紙部50aに向かう第3搬送路L3又は第2排紙部50bに向かう後処理搬送路Lcに整流させる(切り換える)。
第2排紙部50bにおける開口側には、後処理装置(図示せず)が連結される。後処理装置は、画像形成装置(コピー機1)から排出される用紙の後処理(ステープル、パンチ等)を行うものである。
なお、各搬送路の所定位置には用紙検出用のセンサーが配置される。
図1に示すように、装置本体Mの左側面側(図1において左側)には、主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbが主に上下方向に延びるように並列している。装置本体Mの左側面側(図1において左側)には、装置本体Mの側面の一部を形成するように、カバー体40が設けられている。カバー体40は、その下端部において、支点軸43を介して装置本体Mに連結されている。支点軸43は、その軸方向が主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbを横断する方向に沿って配設されている。カバー体40は、支点軸43を中心として閉位置(図1に示す位置)と開位置(図示せず)との間を回動自在に構成されている。
また、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第2のカバー部42は、その内面側(装置本体M側)が主搬送路L1〜L3の一部を形成している。
更に、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第1のカバー部41の内面側と第2のカバー部42の外面側とが、戻り搬送路Lbの少なくとも一部を形成している。つまり、戻り搬送路Lbは、第1のカバー部41と第2のカバー部42との間に形成されている。
図2は、現像器16a及び感光体ドラム2aについて説明するための図である。
攪拌ローラー120a、120bは、現像容器110に収容されたトナーを攪拌する。
磁気ローラー130は、攪拌されたトナーを現像ローラー150に供給する。
飛散トナー捕捉カバー141は、現像器16aのケース体の一部を構成する部材である。飛散トナー捕捉カバー141は、層厚規制ブレード140の上方に配置されて、トナーが現像器16aの外部へ飛散することを抑制する。
現像ローラー150の表面には、磁気ローラー130から供給されるトナーを担持して、トナー層が形成される。現像ローラー150には、電圧印加部401から直流及び交流が重畳されたバイアス電圧が印加される。現像ローラー150は、そのバイアス電圧が印加されることにより、表面に担持されるトナーが感光体ドラム2aに移動するため、感光体ドラム2aに形成された静電潜像を現像する。
コピー機1は、上述した構成に加えて、記憶部403と、情報読出部405と、制御部406と、を備える。
なお、制御部406は、上述したように回転速度に基づいて攪拌ローラー120a,120bを制御する代わりに、回転数に基づいて攪拌ローラー120a,120bを制御してもよい。
すなわち、本実施形態のコピー機1は、第1トナーを収容するトナーカートリッジ5から第2トナーを収容するトナーカートリッジ5に交換された場合に、入れ替わり率に応じてトナーを攪拌する速度を変更する。これにより、現像器16に収容されるトナーは、十分に混合される。よって、コピー機1は、第1トナーと第2トナーとが現像器16に混在する場合でも、用紙Tに形成される画像の画質を安定させることができる。
本実施形態のコピー機1は、カラーコピー機であるが、この形態に限定されることはなく、モノクロコピー機であってもよい。
また、本実施形態のコピー機1は、中間転写ベルト48を介して用紙Tにトナー画像を転写している(間接転写方式)が、この形態に限定されることはなく、感光体ドラムに形成されたトナー画像を直接に用紙Tに転写してもよい(直接転写方式)。
また、本実施形態のコピー機1は、用紙Tの両面を印刷可能な構成であるが、これに限定されることはなく、用紙の片面のみを印刷可能な構成であってもよい。
また、本発明の画像形成装置によってトナー画像が定着される被転写材は用紙Tに限定されることはなく、例えば、OHP(オーバーヘッドプロジェクター)シート等のフィルムシートであってもよい。
Claims (5)
- 表面に形成された静電潜像がトナーで現像されることにより、前記表面にトナー画像が形成される像担持体と、
トナーカートリッジから供給されたトナーを攪拌ローラーによって攪拌し、攪拌したトナーを前記像担持体に供給する現像部と、
トナーとしての第1トナーを収容するトナーカートリッジから、前記第1トナーとは種類の異なるトナーとしての第2トナーを収容するトナーカートリッジに交換された場合における、前記現像部内の前記第1トナーが前記第2トナーに入れ替わるときの入れ替わり率に関する情報が記憶される記憶部と、
前記第1トナーを収容するトナーカートリッジから前記第2トナーを収容するトナーカートリッジに交換された場合に、
前記記憶部に記憶される、用紙にトナー画像が転写されることによりその用紙に画像が形成される割合である印字率、及び画像形成枚数に応じた入れ替わり率であって、温度及び湿度に応じた補正値で補正した前記入れ替わり率に応じて、前記記憶部に記憶される前記攪拌ローラーの回転速度の調整値に関する情報を参照することにより調整値を取得し、前記調整値に基づいてトナーを攪拌する速度を変更するよう前記現像部を制御する制御部と、
を備える画像形成装置。 - 前記制御部は、前記入れ替わり率が小さい場合に、トナーを攪拌する速度を速くするよう前記現像部を制御する
請求項1に記載の画像形成装置。 - 更に、前記現像部に収容されるトナーとキャリアの重量比(トナー/キャリア)に応じた補正値で補正した前記入れ替わり率に応じて、前記記憶部に記憶される前記攪拌ローラーの回転速度の調整値に関する情報を参照することにより前記調整値を取得する
請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記温度及び湿度に応じた前記補正値は、温度が低く、且つ、湿度が低い場合には、入れ替わり率を小さくする値とし、温度が高く、且つ、湿度が高い場合には、入れ替わり率を大きくする値とする
請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記現像部に収容されるトナーとキャリアの重量比(トナー/キャリア)が小さい場合には、前記補正値は、入れ替わり率を小さくする値とし、トナーとキャリアの重量比(トナー/キャリア)が大きい場合には、前記補正値は、入れ替わり率を大きくする値とする
請求項3に記載の画像形成装置。
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