JP5935988B2 - 車両用給電システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両用給電システムに係わり、特に、モータルームに配置され、車輪を駆動する電気モータと、モータルームの前方又は後方に離間して配置され、電気モータに電力を供給するバッテリと、を有する車両に搭載され、バッテリから車両外に電力を供給するための車両用給電システム関する。
従来より、電気自動車やハイブリッド自動車等、バッテリから電気モータに電力を供給し、この電気モータにより車輪を駆動する車両が知られている。
これらの電気自動車やハイブリッド自動車において、近年では、バッテリから車両外に電力を供給するための車両用給電システムも提案されている。例えば、接続装置を介して車両と住宅内の電力線との間において電力を授受可能なように構成された電力システムが知られている(特許文献1)。
また、駐車スペースに設置された電力供給設備を介して電気自動車のバッテリから外部系統設備に電力を供給する電力供給システムも知られている(特許文献2)。
特開2008−054439号公報 特開2007−252117号公報
ところで、電力供給設備等の外部設備を介することとすると、給電を行う場所が限られてしまう。外部設備を介さずに、任意の場所で給電を行うためには、バッテリから供給される直流電流を商用電源電圧(例えば100V)の交流電流に変換するインバータや、バッテリからインバータへの直流電流の供給を切替える切替装置(ジャンクションボックス)等の電装品を、車両に搭載する必要がある。
この場合、バッテリに接続されたジャンクションボックスや、バッテリとジャンクションボックスとを接続する電力ケーブルには、高電圧(例えば300V)の電流がバッテリから通電される。このため、例えば車両の衝突時に、これらのジャンクションボックスや電力ケーブルが損傷し、ジャンクションボックス内部の高電圧回路や電力ケーブルの導線が露出すると、これらの露出した高電圧回路や導線への接触、あるいは車体構造への漏電等により、感電事故が発生する可能性がある。
しかしながら、上述したような従来のシステムにおいては、バッテリから車両外に電力を供給するために必要な各種電装品の構成や具体的な配置については何ら考慮されていない。従って、上述したジャンクションボックスや電力ケーブル等、高電圧の電流がバッテリから通電される電装品が、衝突時においても安全性が確保されるように、適切に配置されない可能性があった。このように、従来の車両用給電システムにおいては、衝突事故発生時の安全性に関して更なる向上の余地があった。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、電力供給設備等の外部設備を介することなく、車両のバッテリから家電製品に電力を直接供給可能であって、且つ、衝突時の安全性を向上させることができる車両用給電システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明によれば、車両用給電システムは、モータルームに配置され、車輪を駆動する電気モータと、車両の車体後部に位置するモータルームの前方又は車両の車体前部に位置するモータルームの後方に離間して配置され、電気モータに電力を供給するバッテリと、を有する車両に搭載され、バッテリから車両外に電力を供給するための車両用給電システムであって、モータルームに配置された箱状の剛性部材と、バッテリから供給される直流電流を交流電流に変換するインバータと、インバータにより変換された交流電流の車両外への供給を制御する制御装置と、バッテリからインバータへの直流電流の供給を切替える切替装置とを有し、切替装置は、モータルーム内において、剛性部材の上方又は下方において、剛性部材の前端よりも後方且つ剛性部材の後端よりも前方に配置されることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、車両の衝突時に、車体の構成部材が切替装置に向かって変形した場合においても、まず剛性部材によって衝撃が吸収されるため、衝突時に切替装置が損傷する可能性を低減することができ、衝突時の安全性を向上させることができる。
また、切替装置と共に車両に搭載されている箱状の電装品や各種装置等を剛性部材として用いることができ、切替装置を保護するための新たな剛性部材を設けることなく、車両の衝突時に切替装置が損傷する可能性を低減することができ、衝突時の安全性を向上させることができる。
また、車両の衝突時に、一層確実に剛性部材によって切替装置を保護することができ、衝突時の安全性を一層向上させることができる。
また、本発明において、好ましくは、切替装置は、車両に前後方向に沿って設けられている左右一対のサイドフレームと、車幅方向に沿って左右一対のサイドフレームを連結するように設けられている前後一対のクロスメンバとによって囲まれた領域に配置されている。
このように構成された本発明においては、車両の衝突時には、これらのサイドフレームやクロスメンバが変形することにより衝撃が吸収されるので、切替装置が損傷を受けることを防止でき、衝突時の安全性を一層向上させることができる。
また、本発明において、好ましくは、剛性部材は、バッテリから供給される直流電流を交流電流に変換して電気モータに供給するモータ用インバータ、又は、バッテリを充電するバッテリチャージャである。
このように構成された本発明においては、車両の衝突時に、車体の構成部材が切替装置に向かって変形した場合においても、まずモータ用インバータ又はバッテリチャージャによって衝撃が吸収されるため、衝突時に切替装置が損傷する可能性を低減することができ、衝突時の安全性を向上させることができる。
また、本発明において、好ましくは、バッテリと切替装置とを接続する電力ケーブルを有し、電力ケーブルは、バッテリと切替装置との間に配索されている。
このように構成された本発明においては、電力ケーブルは、バッテリの前方に配置された切替装置の更に前方に突出しないように、又は、バッテリの後方に配置された切替装置の更に後方に突出しないように配索されているので、車両の衝突時に、変形した車体の構成部材等によって電力ケーブルが損傷する可能性を低減することができ、衝突時の安全性を向上させることができる。
本発明による車両用給電システムによれば、電力供給設備等の外部設備を介することなく、車両のバッテリから家電製品に電力を直接供給可能であって、且つ、衝突時の安全性を向上させることができる。
本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の全体構造を示す概略平面図である。 本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の概略ブロック図である。 本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の前部構造を示す概略平面図である。 本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の前部構造を示す図3のIV−IV矢視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による車両用給電システムを説明する。
まず、図1により、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両について説明する。図1は、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の全体構造を示す概略平面図である。
図1に示すように、本実施形態による車両用給電システムを搭載する車両1は、動力源としてモータユニットを搭載する電気自動車である。この車両1の車室フロアの下方における車体中央部には、前後方向に延びる左右一対のフロアサイドフレーム2a、2bが設けられている。また、左側フロアサイドフレーム2aの更に左側に、前後方向に延びる左側サイドシル4aが形成され、右側フロアサイドフレーム2bの更に右側に、前後方向に延びる右側サイドシル4bが形成されている。
また、車両1の車体前部(車室の前方)にあるモータルーム6の車幅方向両側には、左右一対のフロントサイドフレーム8a、8bが、左右のフロアサイドフレーム2a、2bの前端から前方に延びるように設けられている。更に、モータルーム6の前後においてこれらの左右一対のフロントサイドフレーム8a、8bを連結するように、車幅方向に沿って前後一対のフロントクロスメンバ10a、10bが設けられている。
また、車両1の車体後部(即ち車室の後方)の車幅方向両側には、左右一対のリアサイドフレーム12a、12bが、サイドシル4a、4bの後端から後方に延びるように設けられている。更に、これらの左右一対のリアサイドフレーム12a、12bを連結するように、車幅方向に沿ってリアクロスメンバ14が設けられている。
更に、車体の中央部から後部にかけて、バッテリ搭載フレーム16が設けられている。バッテリ搭載フレーム16は、左右のフロアサイドフレーム2a、2bの間を前後方向に延びる前側搭載部16aと、この前側搭載部16aの後端において車幅方向両側に延びる後側搭載部16bとを有しており、これらの前側搭載部16aと後側搭載部16bとによって、平面視がほぼT字状となるように形成されている。バッテリ18は、車室フロアの下方において、このバッテリ搭載フレーム16上に搭載される。
また、モータルーム6において、左右一対のフロントサイドフレーム8a、8bの間に且つ前後一対のフロントクロスメンバ10a、10bの間に、駆動輪20(図1の例では左右の前輪)を駆動するモータユニット22が搭載されている。更に、モータ用インバータ24、ジャンクションボックス26、及び、バッテリチャージャ28が、左右一対のフロントサイドフレーム8a、8bの間に且つ前後一対のフロントクロスメンバ10a、10bの間に配置されている。モータルーム6におけるこれらの電装品の配置の詳細については後述する。
車体後部(例えばトランクルーム)には、インバータ30と、コントロールボックス32とが設置される。これらのインバータ30及びコントロールボックス32は、例えば、車体後部のフロアに形成された凹部の中に収納される。インバータ30とジャンクションボックス26とを接続する電力ケーブル34は、車室フロアの下面側において、バッテリ18に沿って配索される。
また、車体の後部左側面には、充電レセプタクル36が設けられている。この充電レセプタクル36は、充電ケーブル38を介してバッテリチャージャ28に接続されている。充電ケーブル38は、電力ケーブル34と共に、車室フロアの下面側において、バッテリ18に沿って配索される。
次に、図2により、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の電気的構成を説明する。図2は、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の概略ブロック図である。
図2に示すように、ジャンクションボックス26は、バッテリ18、モータ用インバータ24、及びインバータ30に接続され、バッテリ18からモータ用インバータ24及びインバータ30への高電圧(例えば300V)の直流電流の供給を切替える。例えば、ジャンクションボックス26は、車両1に搭載された各種システムを制御する車両制御モジュール(VCM:Vehicle Control Module)の制御に基づき、バッテリ18からモータ用インバータ24及びインバータ30に直流電流を供給させ、あるいはバッテリ18からモータ用インバータ24及びインバータ30への直流電流の供給を遮断する。
モータ用インバータ24は、ジャンクションボックス26を介してバッテリ18から供給される直流電流を交流電流に変換し、モータユニット22に供給する。このモータユニット22により発生される駆動力は、トランスアクスル等の動力伝達機構を介して駆動輪20に伝達される。
バッテリチャージャ28は、車両1の外部の電源(例えば100V又は200Vの家庭用電源)から充電レセプタクル36及び充電ケーブル38を介して供給された電力により、バッテリ18を充電する。即ち、充電スタンド等の外部電源から引き出された充電コードの先端に設けられた充電プラグを、充電レセプタクル36に接続することにより、充電ケーブル38及びバッテリチャージャ28を介してバッテリ18が充電される。
インバータ30は、電力ケーブル34を介してジャンクションボックス26に接続されている。このインバータ30は、バッテリ18からジャンクションボックス26及び電力ケーブル34を介して供給される直流電流を、商用電源電圧(例えば100V)の交流電流に変換し、コントロールボックス32に出力する。
コントロールボックス32はインバータ30に接続されており、インバータ30により変換された交流電流の車両外への供給を制御する。また、コントロールボックス32には、コンセントが設けられている。インバータ30からコントロールボックス32に供給された交流電流は、このコンセントを介して車両外の家電製品等に直接供給される。
次に、図3及び図4により、モータルーム6における電装品の配置の詳細について説明する。図3は、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の前部構造を示す概略平面図であり、図4は、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の前部構造を示す図3のIV−IV矢視図である。
図3及び図4に示すように、モータルーム6内に配置されたモータユニット22の前上方且つ前側のフロントクロスメンバ10aの後方には、左右のフロントサイドフレーム8a、8bの間を車幅方向に延びる前側ステー40が設けられている。この前側ステー40の両端は、左右のフロントサイドフレーム8a、8bに固定されている。また、モータユニット22の後上方且つ後側のフロントクロスメンバ10bの前方には、左右のフロントサイドフレーム8a、8bの間を車幅方向に延びる後側ステー42が設けられている。この後側ステー42の両端は、左右の前輪のサスペンションタワー44に固定されている。モータユニット22の上方において、これらの前側ステー40と後側ステー42との間に、モータ用インバータ24、バッテリチャージャ28、及びジャンクションボックス26が取り付けられている。
モータ用インバータ24は、ほぼ箱状に形成された剛性部材としてのインバータケース24aと、このインバータケース24a内に収容されたインバータ回路とを有している。このモータ用インバータ24は、モータユニット22の上方に配置され、インバータケース24aの前端が前側ステー40に固定され、インバータケース24aの後端が後側ステー42に固定される。
バッテリチャージャ28は、ほぼ箱状に形成された剛性部材としてのバッテリチャージャケース28aと、このバッテリチャージャケース28a内に収容された充電回路とを有している。このバッテリチャージャ28は、モータユニット22の上方においてモータ用インバータ24に隣接して配置され、バッテリチャージャケース28aの前端が前側ステー40に固定され、バッテリチャージャケース28aの後端が後側ステー42に固定される。
ジャンクションボックス26は、モータユニット22の上方且つバッテリチャージャ28の下方に配置され、板状のブラケット26aを介して前側ステー40と後側ステー42とに固定される。ジャンクションボックス26の前後方向の長さは、バッテリチャージャ28の前後方向の長さよりも短くなるように形成されている。
また、ジャンクションボックス26は、電力ケーブル46によってバッテリ18と接続されており、この電力ケーブル46を介してバッテリ18から高電圧(例えば300V)の直流電流が供給される。電力ケーブル46は、これらのバッテリ18とジャンクションボックス26との間に配索されている。より詳細には、電力ケーブル46の一端は、バッテリ18の前端に設けられた接続端子18aに接続され、電力ケーブル46の他端は、ジャンクションボックス26の後端に設けられた接続端子26bに接続されている。そして、電力ケーブル46は、これらのバッテリ18の接続端子18aとジャンクションボックス26の接続端子26bとの間を結ぶように配索される。
次に、上述した本実施形態の車両用電力供給システムによる作用効果を説明する。
先ず、車両用電力供給システムは、バッテリ18から供給される直流電流を交流電流に変換するインバータ30と、インバータ30により変換された交流電流の車両外への供給を制御するコントロールボックス32と、を有するので、電力供給設備等の外部設備を介することなく、車両1のバッテリ18から家電製品に電力を直接供給することができる。
また、ジャンクションボックス26は、モータルーム6内において、箱状に形成された剛性部材としてのバッテリチャージャ28の下方に配置されているので、車両1の衝突時に、フロントサイドフレーム8a、8bやフロントクロスメンバ10a、10bがジャンクションボックス26に向かって変形した場合においても、まずバッテリチャージャ28によって衝撃が吸収されるため、ジャンクションボックス26を保護するための新たな剛性部材を設けることなく、ジャンクションボックス26が損傷する可能性を低減することができ、衝突時の安全性を向上させることができる。
また、ジャンクションボックス26の前後方向の長さは、バッテリチャージャ28の前後方向の長さよりも短くなるように形成されているので、衝突時に、一層確実にバッテリチャージャ28によってジャンクションボックス26を保護することができる。
また、ジャンクションボックス26は、左右一対のフロントサイドフレーム8a、8bと、車幅方向に沿ってフロントサイドフレーム8a、8bを連結するように設けられている前後一対のフロントクロスメンバ10a、10bとによって囲まれた領域に配置されている。従って、車両1の衝突時には、まず、これらのフロントサイドフレーム8a、8bやフロントクロスメンバ10a、10bが変形することにより衝撃が吸収されるので、ジャンクションボックス26が損傷を受けることを防止でき、衝突時の安全性を向上させることができる。
また、電力ケーブル46は、ジャンクションボックス26の前方に突出しないように配索されているので、車両1の前面衝突時にモータルーム6内に前方から侵入してくる部材(例えば変形したフロントクロスメンバ10a、10b等)によって電力ケーブル46が損傷する可能性を低減することができ、衝突時の安全性を向上させることができる。
最後に、本発明による実施形態の変形例について説明する。
図3及び図4においては、ジャンクションボックス26がバッテリチャージャ28の下方に配置されている場合について説明したが、ジャンクションボックス26がバッテリチャージャ28の上方に配置されるようにしてもよい。
また、ジャンクションボックス26を、剛性部材としてのモータ用インバータ24や他の電装品の下方又は上方に配置してもよい。この場合、ジャンクションボックス26の前後方向の長さは、剛性部材の前後方向の長さよりも短くなるように形成されていることが望ましい。
更に、ジャンクションボックス26を、剛性部材としてのバッテリチャージャ28やモータ用インバータ24等の後方に配置してもよい。この場合においても、車両1の衝突時に、フロントサイドフレーム8a、8bやクロスメンバがジャンクションボックス26に向かって変形した際、まずバッテリチャージャ28やモータ用インバータ24等の剛性部材が衝撃を吸収するため、ジャンクションボックス26が損傷する可能性を低減することができる。
また、図1乃至図4においては、車両1の車体前部(車室の前方)にモータルーム6がある場合について例示したが、車両1の車体後部(車室の後方)にモータルーム6がある車両1についても、上述した実施形態と同様に本発明を適用することができる。この場合、車体中央部のバッテリ18の後方に位置するモータルーム6の前後において、左右一対のリアサイドフレーム12a、12bを連結するように、車幅方向に沿って前後一対のリアクロスメンバが設けられているものとする。これらの左右一対のリアサイドフレーム12a、12bと、車幅方向に沿って左右一対のサイドフレームを連結するように設けられている前後一対のリアクロスメンバとによって囲まれた領域に、モータ用インバータ24やバッテリチャージャ28が配置され、剛性部材としてのこれらのモータ用インバータ24やバッテリチャージャ28の上方、下方、又は前方にジャンクションボックス26が配置される。これにより、上述した実施形態と同様に、車両1の衝突時には、まず、リアサイドフレーム12a、12bやリアクロスメンバ、あるいは剛性部材としてのバッテリチャージャ28又はモータ用インバータ24等によって衝撃が吸収されるので、ジャンクションボックス26が損傷を受けることを防止できる。
また、動力源としてモータユニット22及びエンジンを搭載するハイブリッド自動車についても、上述した実施形態と同様に本発明を適用することができる。
1 車両
2a、2b フロアサイドフレーム
4a、4b サイドシル
6 モータルーム
8a、8b フロントサイドフレーム
10a、10b フロントクロスメンバ
12a、12b リアサイドフレーム
14 リアクロスメンバ
16 バッテリ搭載フレーム
16a 前側搭載部
16b 後側搭載部
18 バッテリ
18a 接続端子
20 駆動輪
22 モータユニット
24 モータ用インバータ
24a インバータケース
26 ジャンクションボックス
26a ブラケット
26b 接続端子
28 バッテリチャージャ
28a バッテリチャージャケース
30 インバータ
32 コントロールボックス
34、46 電力ケーブル
36 充電レセプタクル
38 充電ケーブル
40 前側ステー
42 後側ステー
44 サスペンションタワー

Claims (4)

  1. モータルームに配置され、車輪を駆動する電気モータと、車両の車体後部に位置する上記モータルームの前方又は車両の車体前部に位置する上記モータルームの後方に離間して配置され、上記電気モータに電力を供給するバッテリと、を有する車両に搭載され、上記バッテリから車両外に電力を供給するための車両用給電システムであって、
    上記モータルームに配置された箱状の剛性部材と、
    上記バッテリから供給される直流電流を交流電流に変換するインバータと、
    上記インバータにより変換された交流電流の車両外への供給を制御する制御装置と、
    上記バッテリから上記インバータへの直流電流の供給を切替える切替装置とを有し、
    上記切替装置は、上記モータルーム内において、上記剛性部材の上方又は下方において、上記剛性部材の前端よりも後方且つ上記剛性部材の後端よりも前方に配置されることを特徴とする車両用給電システム。
  2. 上記切替装置は、上記車両に前後方向に沿って設けられている左右一対のサイドフレームと、車幅方向に沿って上記左右一対のサイドフレームを連結するように設けられている前後一対のクロスメンバとによって囲まれた領域に配置されている請求項に記載の車両用給電システム。
  3. 上記剛性部材は、上記バッテリから供給される直流電流を交流電流に変換して上記電気モータに供給するモータ用インバータ、又は、上記バッテリを充電するバッテリチャージャである請求項1又は2に記載の車両用給電システム。
  4. 上記バッテリと上記切替装置とを接続する電力ケーブルを有し、
    上記電力ケーブルは、上記バッテリと上記切替装置との間に配索されている請求項1乃至のいずれか1項に記載の車両用給電システム。
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