JP5930200B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5930200B2
JP5930200B2 JP2012185040A JP2012185040A JP5930200B2 JP 5930200 B2 JP5930200 B2 JP 5930200B2 JP 2012185040 A JP2012185040 A JP 2012185040A JP 2012185040 A JP2012185040 A JP 2012185040A JP 5930200 B2 JP5930200 B2 JP 5930200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
toner
density
toner image
transparent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012185040A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014044236A (ja
Inventor
徳山 篤人
篤人 徳山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2012185040A priority Critical patent/JP5930200B2/ja
Publication of JP2014044236A publication Critical patent/JP2014044236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5930200B2 publication Critical patent/JP5930200B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
例えば、特許文献1には、電子写真プロセスにより転写体上に画像を形成する画像形成装置が示されている。この画像形成装置は、感光体上に作成された基準トナー像の付着量を測定する測定手段と、複数の転写材上に同等なトナー像を形成するプロセスパラメータについて定めたオフセットテーブルとを備えている。
また、特許文献2には、イエロートナーによる偽造識別パターンを付加した各色のパッチ画像の濃度に基づき、各色のトナーの画像形成条件を設定する画像形成装置が示されている。
特許第3460432号公報 特許第4447871号公報
本発明は、透明トナーの重なりの有無にかかわらず濃度が安定した画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る画像形成装置は、
トナー像の形成を受けて形成されたトナー像を保持する、配列された複数の像保持体と、
上記複数の像保持体に沿って延在し、周回移動しながらこの複数の像保持体上に保持されたトナー像の転写を受ける帯状体と、
上記帯状体の、上記複数の像保持体に沿って延在する部分の移動方向についてこの複数の像保持体のうちの最上流に配置された第1の像保持体上に、透明トナーによるトナー像を形成するとともに、この移動方向下流側に向かってこの第1の像保持体に隣接する第2の像保持体以降の各像保持体上に、この各像保持体に応じた色のトナーによるトナー像を形成する像形成部と、
上記帯状体上に転写された濃度調整用のトナー像の濃度を、上記複数の像保持体のうちの上記移動方向最下流側に配置された像保持体よりもさらに下流側において検知する濃度検知部と、
上記第2の像保持体上に形成するトナー像の濃度調整用として、この第2の像保持体上に濃度調整用として形成したトナー像のみからなる第1の濃度調整トナー像と、上記第1の像保持体上に濃度調整用として形成した透明トナーによるトナー像に上記第2の像保持体上に濃度調整用として形成したトナー像を上記帯状体上で重ねた第2の濃度調整トナー像との双方を形成させてこの双方の濃度をそれぞれ検知させる調整用トナー像形成制御部と、
上記双方の濃度検知結果に基づいて、上記像形成部に、上記第1の像保持体上への透明トナーによるトナー像の形成と上記第2の像保持体上への画像データに基づくトナー像の形成との双方を伴って用紙上に画像を形成する光沢モードにおける、この第2の像保持体上に形成されトナー像に起因する用紙上の色の濃度が、上記第1の像保持体上への透明トナーによるトナー像の形成を伴わない点が上記光沢モードと異なる非光沢モードにおける、この第2の像保持体上に形成されトナー像に起因する用紙上の色の濃度に近づくように濃度を上昇させたトナー像を、この第2の像保持体上に形成させる濃度制御部とを備えたことを特徴とする。

請求項2に係る画像形成装置は、上記調整用トナー像形成制御部が、上記第2の濃度調整トナー像について、上記第1の像保持体上に形成される透明トナーによるトナー像の平均的な層厚が異なる複数種類の第2の濃度調整用トナー像を形成し、上記第1の濃度調整トナー像を検知させるとともに、この複数種類の第2の濃度調整用トナー像それぞれの濃度を検知させるものであって、
上記濃度制御部は、上記第1の濃度調整トナー像および上記複数種類の第2の濃度調整用トナー像の濃度検知結果に基づいて、濃度が調整されたトナー像を上記第2の像保持体上に形成させるものであることを特徴とする。
請求項1に係る画像形成装置は、本構成を有していない場合と比較して、透明トナーの重なりの有無によらず、第2の像保持体による色の濃度が安定する。
請求項2に係る画像形成装置は、本構成を有していない場合と比較して、透明トナーの濃度によらず、第2の像保持体による色の濃度が安定する。
本発明の画像形成装置の一実施形態を示す構成図である。 制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。 中間転写ベルト上のトナーが中間転写ベルト上から離脱する様子を説明する模式図である。 特色のトナーを中間転写ベルト上に転写した場合に、目的外の各部材に付着するトナーの量の一例を示すグラフである。 図1に示す画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態を示す構成図である。
図1に示す画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)に加え、透明(クリア)および特色の各色毎に、画像形成部10Y,10M,10C,10K,10W,10Xを並列的に配置してなるタンデム型のカラープリンタである。画像形成装置1は、単色の画像をプリントすることができるほか、6種類のトナー像からなるフルカラーの画像をプリントすることができる。トナーカートリッジ18W,18X,18Y,18M,18C,18Kには、各色のトナーが収容されている。ここで特色とは、画像形成装置1のユーザが任意に指定する色である。特色は、例えば紫やオレンジ色等であり、企業のイメージ色として単色で用いられる場合が多い。また、透明(クリア)トナーは、定着後は、ほぼ無色透明であり、他の色の上あるいは直接用紙の上に載って光沢を付与するためのものである。透明トナーには、着色剤である顔料は含まれておらず、結着樹脂や外添剤等に相当する成分は他の色のトナーと同様に含まれている。
6つの画像形成部10W,10X,10Y,10M,10C,10Kは、ほぼ同様の構成を有しているため、これらを代表してクリアに対応する画像形成部10Wを取り上げて説明する。画像形成部10Wは、感光体ドラム11W、帯電器12W、露光器13W、現像装置14W、および感光体クリーナ16Wを備えている。
感光体ドラム11Wは円筒状の基体表面に感光体層が設けられたものであり、表面に形成される像を保持して円筒の軸周りである矢印A方向に回転する。帯電器12W、露光器13W、現像装置14W、一次転写装置20W、および感光体クリーナ16Wは、感光体ドラム11Wの周囲に矢印Aの方向の順に配置されている。
帯電器12Wは、感光体ドラム11Wの表面を帯電させる装置である。帯電器12Wは、感光体ドラム11Wの表面に接触する帯電ロールである。帯電器12Wには、現像装置14Wにおけるトナーと同極性の電圧が印加されており、接触する感光体ドラム11Wの表面を帯電させる。露光器13Wは、感光体ドラム11Wの表面に露光光を照射して露光する装置である。露光器13Wは、画像形成装置1外部から供給される画像データに応じたレーザ光を発光し、レーザ光で感光体ドラム11Wを走査する。レーザ光による露光で、感光体ドラム11Wの表面には静電潜像が形成される。現像装置14Wは、現像剤を用いて感光体ドラム11Wの表面を現像する。現像装置14Wにはトナーカートリッジ18Wからトナーが供給される。現像装置14Wは、磁性キャリアとトナーが混合された現像剤を撹拌することでトナーおよび磁性キャリアを帯電し、帯電したトナーで感光体ドラム11W表面を現像する。感光体ドラム11W上の静電潜像へのトナーの付着量は、現像装置14Wに供給される現像バイアスに応じて調整される。
中間転写ベルト30を挟んで感光体ドラム11Wに対向する位置には、一次転写装置20Wが設けられている。一次転写装置20Wは中間転写ベルト30に接触して回転するロールであり、感光体ドラム11Wに対する転写電位が印加されることで、感光体ドラム11W上のトナー像を中間転写ベルト30に転写する。感光体クリーナ16Wは、感光体ドラム11Wの表面のうち、一次転写装置20Wで転写が行われた部分に残ったトナー等の不要物を除去することによって、感光体ドラム11Wの表面を清掃する。
画像形成装置1には、中間転写ベルト30、濃度検知装置40、定着装置60、用紙搬送部80、および制御部90も備えられている。中間転写ベルト30は、ベルト支持ロール31A〜31Nに架け渡された無端のベルトである。中間転写ベルト30は、6つの感光体ドラム11W〜11Kに沿って延在しており、感光体ドラム11W〜11Kおよび二次転写装置50を経由する矢印Bの方向に周回移動する。中間転写ベルト30が、6つの感光体ドラム11W〜11Kに沿って移動する方向を、移動方向Bとも称する。中間転写ベルト30は、感光体ドラム11W〜11K状に保持されたトナー像の転写を受ける。中間転写ベルト30は、これら各色のトナー像を保持しながら移動する。
本実施形態の画像形成装置1では、画像の鮮明さ、およびリトラクト動作の観点から、ブラックの感光体ドラム11Kが移動方向Bについて最下流に配置される。また、透明のトナーは用紙上では他のトナーの上に積層されるため、透明の感光体ドラム11Wは、移動方向Bについて最上流に配置される。また、透明および特色の感光体ドラム11W,11Xは、画像形成装置1に対して後付のオプションとして並べて装着される場合がある。したがって、本実施形態の画像形成装置1では、特色の感光体ドラム11Xは、移動方向Bについて最上流にある透明の感光体ドラム11Wに隣接して配置される。
濃度検知装置40は、中間転写ベルト30に対向して配置されている。濃度検知装置40は、移動方向Bで、6つの感光体ドラム11W〜11Kのいずれよりも下流側に配置されている。濃度検知装置40は、中間転写ベルト30に転写されたトナー像の濃度(トナー付着量)を測定する。濃度検知装置40は、例えば、中間転写ベルト30に向けて光を照射する図示しない照射部と、中間転写ベルト30で反射した反射光量を検出する図示しない検出部とを有するセンサである。
中間転写ベルト30は、本発明にいう帯状体の一例に相当する。また、6つの画像形成部10W〜10Kが備える6つの感光体ドラム11W〜11Kは、本発明にいう複数の像保持体の一例に相当し、6つの画像形成部10W〜10Kのうち、感光体ドラム11W〜11K以外の部分は、本発明にいう像形成部の一例に相当する。また、6つの感光体ドラム11W〜11Kのうち、移動方向Bについて最上流に配置されたクリアの感光体ドラム11Wが、本発明にいう第1の像保持体の一例に相当し、移動方向Bに向かって透明(クリア)の感光体ドラム11Wに隣接する特色の感光体ドラム11Xが本発明にいう第2の像保持体の一例に相当する。
二次転写装置50は、ベルト支持ロール31A〜31Nの一つであるバックアップロール31Lとの間に中間転写ベルト30および用紙Pを挟んで回転するロールである。二次転写装置50は、トナーの帯電極性とは逆極性の電圧が印加されることで、中間転写ベルト30上のトナー像を用紙Pに転写する。
定着装置60は、トナー像を用紙P上に定着させる装置である。定着装置60は、加熱ロール61および加圧ロール62を備えており、加熱ロール61内には加熱器が配置されている。加熱ロール61および加圧ロール62は、定着前のトナー像が形成された用紙Pを挟んで通過させることによりトナーを加熱・加圧して、トナー像を用紙P上に定着させる。
用紙搬送部80は、用紙Pを、二次転写装置50および定着装置60を経由する用紙搬送路Rに沿って搬送する。用紙搬送部80は、取出ロール81、搬送ロール82、レジストレーションロール84、および排出ロール86を備えている。取出ロール81は用紙収容器Tに収容された用紙Pを取り出し、搬送ロール82は取り出された用紙Pを搬送する。レジストレーションロール84は用紙Pを二次転写装置50に搬送し、排出ロール86は、用紙Pを外部に排出する。
制御部90は、画像形成装置1の各部を制御する装置である。制御部90は、画像形成制御部91と、調整用トナー像形成制御部92とを有する。
図2は、制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。
制御部90は、コンピュータであり、CPU901、記憶部902、操作部903、および入出力部(I/O部)904を備えている。記憶部902には、CPU901が実行するプログラムが記憶されている。演算装置であるCPU901がプログラムを実行することで、図1に示す画像形成制御部91および調整用トナー像形成制御部92の機能が実現する。また、記憶部902には、演算の結果や、画像形成装置1の各部の動作を調整するためのプロセスパラメータが記憶されている。操作部903は、画像形成装置1のユーザの操作を受ける。I/O部904は、画像形成装置1の各部に対し信号の入出力を行う。制御部90で実現される画像形成制御部91および調整用トナー像形成制御部92については、後に説明する。
図1に示す画像形成装置1の基本動作を説明すると、透明(クリア)の画像形成部10Wでは、感光体ドラム11Wが矢印A方向に回転駆動され、感光体ドラム11Wの表面が帯電器12Wによって帯電する。露光器13Wは、感光体ドラム11Wに、画像信号中の各色に対応するデータに応じた露光光をそれぞれ照射する。露光器13Wは、外部から供給される画像信号のうちのクリアに対応する画像信号に基づく露光光を感光体ドラム11Wの表面に照射することで、感光体ドラム11Wの表面に静電潜像を形成する。現像装置14Wには、トナーカートリッジ18Wからクリアのトナーが供給される。現像装置14Wは、感光体ドラム11Wの静電潜像を透明トナーで現像することで、トナー像を形成する。感光体ドラム11Wは、表面に形成された透明(クリア)のトナー像を保持して回転する。感光体ドラム11Wの表面に形成されたトナー像は、一次転写装置20Wによって中間転写ベルト30に転写される。転写後、感光体ドラム11Wに残留したトナーは、感光体クリーナ16Wによって除去される。
中間転写ベルト30は、矢印B方向に巡回移動している。クリア以外の色に対応する画像形成部10X,10Y,10M,10C,10Kは、画像形成部10Wと同様、それぞれの色に対応するトナー像を形成し、トナー像を中間転写ベルト30に重ねて転写していく。
用紙収容器Tからは、用紙Pが取出ロール81によって取り出される。用紙Pは、搬送ロール82およびレジストレーションロール84によって、用紙搬送路Rを二次転写装置50に向かう矢印C方向に搬送される。レジストレーションロール84は、用紙Pを、中間転写ベルト30上にトナー像が転写されるタイミングに基づいて二次転写装置50に送り込む。二次転写装置50は、中間転写ベルト30のトナー像を用紙Pに転写する。トナー像が転写された用紙Pは二次転写装置50から定着装置60に搬送され、用紙P上に転写されたトナー像が定着される。このようにして、用紙P上に画像が形成される。画像が形成された用紙Pは排出ロール86によって画像形成装置1の外部に排出される。二次転写装置50による転写後、中間転写ベルト30に残留したトナーは、ベルトクリーナ70によって除去される。
画像形成装置1において、カラーの画像は、移動方向Bに移動する中間転写ベルト30上に、感光体ドラム11W〜11K上のトナー像が順次転写されていくことで形成される。ブラックの感光体ドラム11K以外の感光体ドラム11W〜11Cから転写されたトナー像は、中間転写ベルト30の移動に伴い、下流側に配置された他の感光体ドラム(11X〜11C)を通過する。例えば、特色の感光体ドラム11Xから転写された特色のトナー像は、中間転写ベルト30の移動に伴い、4つの感光体ドラム11Y〜11Kを通過する。中間転写ベルト30上に転写されたトナー像が、下流側の感光体ドラム(11Y〜11K)と接触するとき、トナー像の一部のトナーが、接触した感光体ドラムに付着して中間転写ベルト30から離脱する(リトランスファー)。感光体ドラム11W〜11Kのそれぞれと中間転写ベルト30との間には、感光体ドラム上の帯電トナーを中間転写ベルト30に転写する転写電位が付与されている。しかし、トナーの各粒子の帯電量は均一ではなく帯電量には差があり、また、上流側の感光体ドラムから中間転写ベルト30に転写されたトナーは、転写の影響で帯電量の分布(差)が広がっており、帯電量が減少しているトナーの含有率が増えてくる傾向にある。このため、トナー像の一部のトナーが電界に反して中間転写ベルト30から離脱する。また、転写ニップによる圧力により圧力転写の作用を受けトナー層の最上層部が中間転写ベルト30に載ったトナー層から離脱する。これら二つの作用によって中間転写ベルト30上のトナーは、感光体ドラムとの接触回数が多いほど、中間転写ベルト30上に留まる量が減少していく。トナーの減少は、画像上では典型的には、像の痩せや色の薄れとして現れる。
ここで、先に説明したように、透明トナーは、用紙P上で定着される場合に、他の色のトナー像の上に積層されることで光沢を付与する(光沢モード)。中間転写ベルト30上におけるトナーの積層順は、用紙上の積層順とは逆になるため、中間転写ベルト30上では、透明トナーのトナー像の上に他の色のトナー像が転写される。
図3は、中間転写ベルト30上のトナーが中間転写ベルト30上から離脱する様子を説明する模式図である。図3には、イエローの感光体ドラム11Y付近が拡大して示されている。
透明トナーTWのトナー像の上に転写されたトナー像のトナー(ここでは特色トナーTX)は、直接中間転写ベルト30上に直接転写されたトナー像のトナーと比べて、中間転写ベルト30上から離れやすい傾向を有する。すなわち、下流の感光体ドラムに接触した場合に、感光体ドラムに付着しやすく、結果として像の痩せが生じやすい傾向を有する。
図4は、特色のトナーを中間転写ベルト上に転写した場合に、その下流で、目的外の各部材に付着するトナーの量(つまり、トナー像から離脱するトナーの量)の一例を示すグラフである。図4には、特色のトナーを中間転写ベルト上に直接転写した場合(非光沢モード)と、透明トナーによるトナー像の上に転写した場合(光沢モード)の双方について、特色のトナーの各部への付着量が示されている。
特色のトナーは、特色の感光体ドラム11Wだけでなく、その下流の感光体ドラム11X〜11Kに付着することで、特色のトナー像から離脱する。透明トナーによるトナー像の上に転写した場合の方が、直接中間転写ベルト30上に転写した場合に比べて、付着量(離脱)が多い。なお、図4のグラフで「ベルト」とあるのは、二次転写装置50による、中間転写ベルト30から用紙Pへの転写のときに、中間転写ベルト30上に付着すなわち残留するトナーの量を示している。「ベルト」では、透明のトナーが無い場合と比べて、透明のトナーがある場合の方が、付着量(残留量)が少ない。これは、中間転写ベルト30上に透明のトナーが載り、その上に特色のトナーが載った場合には、二次転写装置50の位置で、下層にある透明のトナーの一部が中間転写ベルト30上に残留するものの、透明のトナーの上にある特色のトナーはほぼすべてが用紙P上に転写されるためである。これは、特色トナーと中間転写ベルト30の間に透明トナーが挟まることで、中間転写ベルト30と特色のトナーとの付着力が弱まるためと考えられる。
ただし、二次転写における中間転写ベルト30上への付着量(残留量)は、感光体ドラム11Y〜11Kへの付着量の合計(小計)に比べて小さい。このため、用紙P上の画像の画質に影響する付着の総計としては、透明のトナーがある場合が、無い場合よりも大きい。
なお、図4のグラフでは示さないが、中間転写ベルト30上のトナーが接触する下流側の感光体ドラム自体に現像によってトナー像が形成されている場合、この感光体ドラム上のトナー像と重なる領域については、中間転写ベルト30上のトナーはこの感光体ドラムに付着しにくい傾向がある。感光体ドラム上のトナーが、この感光体ドラムと、中間転写ベルト30上のトナーとの間に介在するからである。ただし、特色は一般的に、単体で所望の色を発色するものであり、他の有彩色(Y,M,C)のような、異色どうしの合成の機会が少ない。したがって、特色の感光体ドラム11X上から中間転写ベルト30上に転写された特色のトナー像の上に、さらに下流の感光体ドラム11Y〜11Kからのトナー像が転写される機会は少ない。また、特色の感光体ドラム11Xから転写されたトナー像は、他の感光体ドラム11Y〜11Kからのトナー像と比べて、下流側の感光体ドラム11Y〜11Kに接触する回数が多い。なお、回数については、透明の感光体ドラム11Xからのトナー像が最も多いのであるが、透明トナーは光沢に寄与するものであり、他の色のトナーと比べて、画像への影響が無視できる程度に小さい。したがって、本実施形態において、下流側の感光体ドラム11Y〜11Kへの付着の影響を最大に受けるのは、特色トナーのトナー像である。また、透明トナーの有無による影響が最大なのは、各色のうち特色のトナー像である。本実施形態では、外部からの画像データによらずに形成するパッチ像によって、透明トナーの有無による調整を行う。
[画像形成動作]
図5は、図1に示す画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。
画像形成装置1の各部の動作は、制御部90によって制御される。制御部90は、外部から画像データが供給されてくると(ステップS11でYes)、画像データに付随して供給される設定指示、および画像形成装置1における操作部903(図2参照)の指示操作を読み出す。ここで、用紙としてエンボス紙を使用する場合、または、全面光沢を付すことが指示されている場合には(ステップS12でYes)、画像データの内容にかかわらず、透明(クリア)トナーの強制使用を指定する(ステップS13)。エンボス紙は、普通紙と比べて表面の凹凸が大きいため、二次転写において、中間転写ベルト30上から用紙上へのトナーの転写率が低い。すなわち、二次転写装置50を通過後の中間転写ベルト30にトナーが付着(残留)し易い。先に説明したように、画像の全面に亘って透明トナーによるトナー像を形成する、すなわち、中間転写ベルト30上で透明トナーの上に有色のトナーを積層することにより、有色のトナーが用紙に移る量を増加させることができる。したがって、エンボス紙に転写される有色のトナーの量が、普通紙の場合の量に近づく。
次に、制御部90は、使用するトナーに応じて、リトラクト動作を行う(ステップS14)。例えば、ブラックのみを用いる白黒画像の場合には、黒の一次転写装置20K以外のすべての一次転写装置20W,20X,20Y,20M,20Cを、退避すなわち感光体ドラム11W〜11Cから離れる向きに移動させる。また、退避させる一次転写装置20W〜20Cの上流および下流に配置されたベルト支持ロール31B〜31Fについても退避させる。これによって、中間転写ベルト30が不使用の感光体ドラム11W〜11Cから離れるため、不要な摩耗が低減される。なお、リトラクト動作は、特色の一次転写装置20Xのみ、および透明の一次転写装置20Wのみについても独立に実行され得る。ただし、以降は、6つの感光体ドラム11W〜11Kすべてが中間転写ベルト30に接している場合の動作を説明する。
次に、制御部90の調整用トナー像形成制御部92は、パッチを形成する(ステップS15)。パッチ像は、外部からの画像データによらず形成されるトナー像であり、プロセスパラメータ設定のための測定用である。したがって、用紙Pへは転写されない。調整用トナー像形成制御部92は、透明トナー以外の有色トナーの画像形成部10X,10Y,10M,10C,10Kに、予め定めた複数の像密度を有するトナー像(パッチ像)を、対応する感光体ドラム11X〜11K上に形成させる。このとき、透明トナーの画像形成部10Wには、トナー像は形成させない(非光沢モード)。ここで、特色の画像形成部10Xが感光体ドラム11X上に形成する透明トナーによるパッチ像が、本発明にいう第1の濃度調整トナー像の一例に相当する。
次に、制御部90の調整用トナー像形成制御部92は、パッチ濃度測定を行う(ステップS16)。調整用トナー像形成制御部92は、ステップS15で形成させたパッチ像の濃度(付着量)を濃度検知装置40に測定させる。このステップで、透明トナーの上に重ならない状態において、感光体ドラムを通過した後の中間転写ベルト30上での各色のトナー像の濃度が測定される。
次に、調整用トナー像形成制御部92は、パッチ濃度の測定結果に基づき、非光沢モードのプロセスパラメータを設定する(ステップS17)。調整用トナー像形成制御部92は、各色のトナー像の濃度のバランス補正を行う。より具体的には、測定された色のパッチ濃度と、基準の濃度との差に応じて、当該色の現像装置14の現像バイアス(の絶対値)を調整する。調整用トナー像形成制御部92は、設定したプロセスパラメータを記憶する。このステップの処理によって、各色の濃度のバランスが調整される。
調整用トナー像形成制御部92は、特色および透明トナーの双方を使用する場合には(ステップS18でYes)、特色と透明トナーとを組み合わせたパッチ像を形成する(光沢モード)(ステップS19)。より詳細には、一方では、透明の画像形成部10Wが感光体ドラム11W上に透明トナーによるパッチ像を形成し、中間転写ベルト30上に転写させる。他方では、特色の画像形成部10Xが感光体ドラム11X上に特色トナーによるパッチ像を形成し、中間転写ベルト30上の、透明トナーによるパッチ像の上に重ねて転写させる。この結果、特色トナーによるパッチ像は、例えば図3に示すように、中間転写ベルト30との間に、透明トナーによるパッチ像を敷いた状態となる。このステップでは、感光体ドラム11W上の透明トナーによるパッチ像について、平均的な層厚が異なる複数種類のパッチ像を作成する。より詳細には、複数種類のパッチ像の作成において像密度を異ならせる。ここで、特色の画像形成部10W,10Xが感光体ドラム11W,11X上に形成する透明トナーと特色トナーによるパッチ像が、本発明にいう第2の濃度調整トナー像の一例に相当する。
次に、調整用トナー像形成制御部92は、パッチ濃度測定を行う(ステップS21)。調整用トナー像形成制御部92は、上記ステップS18で形成させた、特色と透明トナーとを組み合わせたパッチ像の濃度を濃度検知装置40に測定させる。このステップでは、透明トナーの上に重なった特色トナーのトナー像が、感光体ドラムを通過した後における特色のトナー像の濃度が測定される。
次に、制御部90の画像形成制御部91は、ステップS21の光沢モードでのパッチ濃度の測定結果、およびステップS16の非光沢モードでのパッチ濃度の測定結果に基づきプロセスパラメータを設定し(ステップS22)、画像データに基づいて画像の形成を行う(ステップS23)。画像形成は、指定された枚数まで行う(ステップS24)。
ステップS22で、画像形成制御部91は、特色の画像形成部10Xについてのプロセスパラメータの一部として、透明のトナー像と特色のトナー像とが重なる光沢モードのプロセスパラメータを設定する。このパラメータは、光沢モードにおいて、画像データに基づいて形成した特色のトナー像に起因する用紙上の色の濃度が、非光沢モードにおいて、同じ画像データに基づいて形成した特色のトナー像(つまり透明トナーによるトナー像の形成を伴わない点が異なる)に起因する用紙上の色の濃度に近づくように調整する。
より詳細には、画像形成制御部91は、光沢モードにおけるプロセスパラメータとして光沢モードに適用する現像バイアスを設定する。先に説明したように、光沢モードでは、中間転写ベルト30上に透明トナーによるトナー像が載り、その上に特色トナーによるトナー像が載るので、下流側の感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kへの特色トナーの付着量は、非光沢モードの場合と比べて多い。すなわち、光沢モードにおいて用紙上に転写される特色トナーの量は、非光沢モードの場合と比べて少ない。したがってこれらのトナー量の差に応じ、光沢モードにおけるプロセスパラメータは、非光沢モードのプロセスパラメータよりも、感光体ドラム11Wに形成されるトナー像のトナー量が増加するように変更される。パッチ濃度の測定は、用紙ではなく、中間転写ベルト30に対向した濃度検知装置40によって行われる。このため、測定値には、二次転写装置50による、中間転写ベルト30から用紙Pへの転写のときに、中間転写ベルト30上に残留するトナーの量の差(図4のグラフにおいて「ベルト」に対応する部分の差)が反映されない。したがって、光沢モードにおけるプロセスパラメータは、二次転写で中間転写ベルト30上に残留するトナーの量の差(試験器等で予め測定する)を見込んで補償した量に設定する。また、ステップS17における、非光沢モードの測定結果に基づくプロセスパラメータの調整で、他の色のトナーとのバランスを取るために、非光沢モード特色のプロセスパラメータを修正した場合には、この修正量に応じて、ステップS22における光沢モードのプロセスパラメータも補正する。
また、このステップでは、透明トナーによるトナー像の像密度が異なる複数種類のパッチ像の測定結果に応じて、各像密度ごとにプロセスパラメータを設定する。光沢モードと非光沢モードにおける濃度の差は、形成するトナー像(パッチ像)の像密度に応じて異なり、非線形の関係を有する。本実施形態では、複数の像密度ごとにプロセスパラメータが設定される。したがって、透明トナーの濃度に拘わらず、特色の濃度が安定する。
画像形成制御部91は、ステップS23の画像形成で、画像データに基づき用紙に画像を形成する。画像形成制御部91は、画像データが特色の使用を表している部分では、特色の感光体ドラム11Xに、この画像データに応じたトナー像を形成させる。また、画像形成制御部91は、画像データが透明トナーの使用を表している場合、または、ステップS13において透明(クリア)トナーの強制使用が指定されている場合には、透明の感光体ドラム11Wに、この画像データに応じたトナー像を形成させる。
画像形成のステップS23で、画像形成制御部91は、透明の感光体ドラム11Wへの透明トナーによるトナー像の形成および特色の感光体ドラム11X上へのトナー像の形成を伴って画像を形成する光沢モードの場合には、ステップS22で設定した光沢モードのプロセスパラメータを用いて、画像を形成する。なお、感光体ドラム11Wに形成する透明トナーの像密度に応じたプロセスパラメータを用いる。また、画像形成制御部91は、透明の感光体ドラム11Wへの透明トナーによるトナー像の形成を伴わずに、特色の感光体ドラム11X上へのトナー像の形成を行う非光沢モードの場合には、ステップS17で設定した非光沢モードのプロセスパラメータを用いて、画像を形成する。
先に説明したように、特色のトナー像は、中間転写ベルト30上で他の感光体ドラム11Y〜11Kと接触する回数が多く、また、単色で用いられる場合が多い。この結果、光沢モードか非光沢モードかによって、さらには、透明トナーによるトナー像の像密度によって他の感光体ドラム11Y〜11Kに付着して失われるトナーの量が異なる。しかし、本実施形態では、光沢モード応じたパラメータ、および非光沢モードに応じたパラメータが、画像データに基づく画像形成において使い分けられる。また、光沢モード応じたパラメータとして透明トナーによるトナー像の像密度に応じたパラメータが使い分けられる。したがって、光沢モードで、画像データに基づいて用紙上に形成される特色のトナー像の濃度は、非光沢モードで同じ画像データに基づいて用紙上に形成される特色のトナー像の濃度に近づく。よって、光沢モードと非光沢モードとのモードの違いに亘って、濃度が安定化し、光沢モードに起因した像の痩せが回避される。
なお、上述した実施形態では、設定するプロセスパラメータの例として、現像装置14の現像バイアスが示されている。ただし、設定するプロセスパラメータは、例えば、画像データの補正用データであってもよい。より詳細には、画像データに含まれる、特色のトナー像形成のためのデータに、補正のために乗じる係数(またば像密度に対応する係数テーブル)をプロセスパラメータとし、光沢モード/非光沢モードそれぞれのパッチ像測定結果に基づいて、光沢モードおよび非光沢モード係数を設定する。この場合、1枚の画像中でも、光沢モードが適用される部分と非光沢モードが適用される部分とに対し、モードに対応したパラメータが適用される。
また、上述した実施形態では、本発明にいう第2の像保持体の例として、特色の感光体ドラム11Xが示されている。ただし、本発明はこれに限られるものではなく、第2の像保持体は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアンのいずれかであってもよい。また、上述した実施形態では、本発明にいう複数の像保持体の例として、6つの感光体ドラム11W〜11Kが示されている。ただし、本発明はこれに限られるものではなく、像保持体は、例えば、4つであってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう調整用トナー像形成制御部の機能の例として、ステップS15で形成した非光沢モードのパッチ像の濃度を測定するステップS16の濃度測定と、ステップS19で形成した光沢モードのパッチ像の濃度を測定するステップS21の濃度測定とが示されている。ただし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、非光沢モードおよび光沢モードのパッチ像の形成と、濃度測定は光沢モード・非光沢モードをまとめて1度に行うものでもよい。
であってもよい。
また、上述した実施形態では、画像形成装置の例としてプリンタが示されている。ただし、本発明にいう画像形成装置はプリンタに限られず、例えば、複写機やファクシミリであってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう像保持体の例としてロール状の感光体が示されている。ただし、本発明にいう像保持体はこれに限られず、例えばベルト状の部材であってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう潜像形成部の例として、帯電ロールおよびレーザ露光器による構成が示されている。ただし、本発明にいう潜像形成部はこれに限られず、例えば、帯電ロールに代えてコロトロンやスコロトロンといったコロナ放電器を有するものであってもよく、レーザ露光器に代えて複数の発光ダイオードからなるアレイを有するものであってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう画像形成部の例として帯電ロールとレーザ露光器と現像器との組合せが示されている。ただし、本発明にいう画像形成部はこれに限られず、例えば、電極アレイによって画像に応じた電位を像保持体に直接に付与するものであってもよく、また、像保持体上の画像に対応する位置を狙ってトナーを直接に付着させるものであってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう像保持体の例として感光体が示されている。ただし、本発明にいう像保持体は感光体に限られず、例えば、画像に応じた電位が電極から直接付与されるものであってもよく、また、電位の付与無しに画像に対応する位置にトナーが付着されるものであってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう被転写体の例として用紙が示されている。ただし、本発明はこれに限られるものではなく、被転写体は画像が形成される記録媒体であればよく、例えば、樹脂製のシートでもよい。
1 画像形成装置
10W,10X,10Y,10M,10C,10K 画像形成部
11W,11X,11Y,11M,11C,11K 感光体ドラム
12W 帯電器
13W 露光器
14W 現像装置
20W,20X,20Y,20M,20C,20K 一次転写装置
30 中間転写ベルト
40 濃度検知装置
50 二次転写装置
60 定着装置
90 制御部
91 画像形成制御部
92 調整用トナー像形成制御部

Claims (2)

  1. トナー像の形成を受けて形成されたトナー像を保持する、配列された複数の像保持体と、
    前記複数の像保持体に沿って延在し、周回移動しながら該複数の像保持体上に保持されたトナー像の転写を受ける帯状体と、
    前記帯状体の、前記複数の像保持体に沿って延在する部分の移動方向について、該複数の像保持体のうちの最上流に配置された第1の像保持体上に、透明トナーによるトナー像を形成するとともに、該移動方向下流側に向かって該第1の像保持体に隣接する第2の像保持体以降の各像保持体上に、該各像保持体に応じた色のトナーによるトナー像を形成する像形成部と、
    前記帯状体上に転写された濃度調整用のトナー像の濃度を、前記複数の像保持体のうちの前記移動方向最下流側に配置された像保持体よりもさらに下流側において検知する濃度検知部と、
    前記第2の像保持体上に形成するトナー像の濃度調整用として、該第2の像保持体上に濃度調整用として形成したトナー像のみからなる第1の濃度調整トナー像と、前記第1の像保持体上に濃度調整用として形成した透明トナーによるトナー像に前記第2の像保持体上に濃度調整用として形成したトナー像を前記帯状体上で重ねた第2の濃度調整トナー像との双方を形成させて該双方の濃度をそれぞれ検知させる調整用トナー像形成制御部と、
    前記双方の濃度検知結果に基づいて、前記像形成部に、前記第1の像保持体上への透明トナーによるトナー像の形成と前記第2の像保持体上への画像データに基づくトナー像の形成との双方を伴って用紙上に画像を形成する光沢モードにおける、該第2の像保持体上に形成されトナー像に起因する用紙上の色の濃度が、前記第1の像保持体上への透明トナーによるトナー像の形成を伴わない点が前記光沢モードと異なる非光沢モードにおける、該第2の像保持体上に形成されトナー像に起因する用紙上の色の濃度に近づくように濃度を上昇させたトナー像を、該第2の像保持体上に形成させる濃度制御部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記調整用トナー像形成制御部は、前記第2の濃度調整トナー像について、前記第1の像保持体上に形成される透明トナーによるトナー像の平均的な層厚が異なる複数種類の第2の濃度調整用トナー像を形成し、前記第1の濃度調整トナー像を検知させるとともに、該複数種類の第2の濃度調整用トナー像それぞれの濃度を検知させるものであって、
    前記濃度制御部は、前記第1の濃度調整トナー像および前記複数種類の第2の濃度調整用トナー像の濃度検知結果に基づいて、濃度が調整されたトナー像を前記第2の像保持体上に形成させるものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2012185040A 2012-08-24 2012-08-24 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5930200B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012185040A JP5930200B2 (ja) 2012-08-24 2012-08-24 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012185040A JP5930200B2 (ja) 2012-08-24 2012-08-24 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014044236A JP2014044236A (ja) 2014-03-13
JP5930200B2 true JP5930200B2 (ja) 2016-06-08

Family

ID=50395563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012185040A Expired - Fee Related JP5930200B2 (ja) 2012-08-24 2012-08-24 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5930200B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017021145A (ja) 2015-07-09 2017-01-26 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2018189812A (ja) * 2017-05-08 2018-11-29 株式会社リコー 画像形成装置
JP2019184642A (ja) * 2018-04-02 2019-10-24 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012048060A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Canon Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014044236A (ja) 2014-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7616909B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
US10585376B2 (en) Image forming apparatus using test chart for adjusting transfer voltage
CN109976120B (zh) 图像形成设备和图像形成方法
JP4794226B2 (ja) 画像形成装置
JP5271052B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP5930200B2 (ja) 画像形成装置
JP2006235391A (ja) 画像形成装置
JP5115589B2 (ja) 画像形成装置
JP4347208B2 (ja) 画像形成装置及びその制御値の設定方法
JP2015212771A (ja) 画像形成装置
JP2002062713A (ja) 画像形成装置
JP2002258546A (ja) 画像形成装置
JP2006251508A (ja) 画像形成装置
JP2012189918A (ja) 画像形成装置
JP4717957B2 (ja) 画像形成装置
JP2003131501A (ja) 画像形成装置における転写条件設定方法、画像形成装置、プログラム及び記録媒体
JP2013205431A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP7119389B2 (ja) 画像形成装置
JP2018040990A (ja) 画像形成装置、画像形成方法
JP2017182032A (ja) 画像形成装置
JP5333178B2 (ja) 画像形成装置
JP7215279B2 (ja) 画像形成装置
JP4638994B2 (ja) タンデム式画像形成装置
JP2002055535A (ja) 画像形成装置
US9874837B2 (en) Charging mechanism and image forming apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160419

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5930200

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees