JP5918053B2 - 無線通信端末 - Google Patents
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Description
本発明は、ディスプレイと、ディスプレイに重ねて配置されたタッチパネルと、スリープ状態を解除するスリープ解除キーとを備えた無線通信端末に関する。
近年、画像を表示するディスプレイに、接触(以下、タッチと称する)によりユーザ入力を検出するタッチパネルを重ねて配置したタッチパネルディスプレイを搭載したスマートフォン等の無線通信端末の普及が加速している。タッチパネルディスプレイに限らず、ディスプレイは、一般にその大きさが大きくなるほど消費電力が大きくなる。特に、スマートフォンのように大画面のタッチパネルディスプレイを備えるような無線通信装置では、かかるタッチパネルディスプレイにおいて、通話に必要な電力の50%近い電力が消費される傾向がある。故に、通話時間を長くするためにはタッチパネルディスプレイによる消費電力を削減する必要があり、特にバッテリ残量が少ない場合には、通話時間を少しでも長くするべく、タッチパネルディスプレイにおける不要な電力消費をより一層削減する必要が生じる。
例えば特許文献1では、物理キーにテレビのショートカット機能を付与している。これによれば、テレビのアプリケーションを起動する際にタッチパネルディスプレイ上での操作が不要になるため、タッチパネルディスプレイを動作(表示)させることなくテレビのアプリケーションを起動することができる。したがって、タッチパネルディスプレイにおける消費電力を削減することができる。また従来から、端末装置の操作が不得手な高齢者等を対象とした無線通信装置では、物理キー(ハードウェアキー)に通話先のショートカット機能を付与しており、このような構成によってもディスプレイを動作させることなく予め指定した通話先に発信動作を行うことができ、ディスプレイにおける消費電力を削減可能である。
しかしながら、上記のようにアプリケーションや通話先のショートカットをハードウェアキーによって実現する構成であると、設定したいショートカットの数だけハードウェアキーが必要になり、端末のデザインやコスト面において課題が生じる。特にスマートフォンのように大画面のタッチパネルディスプレイを備えるような無線通信装置では、筐体の一面の大部分をタッチパネルディスプレイが占めることなるため、物理キーの設置数には限界がある。
ここで、スマートフォンのように通話可能な無線通信端末においては、通常時はもちろんのこと、緊急時に最も必要とされる機能は通話機能である。したがって、物理キーの設置数に制限がある場合であっても、通話機能(通話先)のショートカット機能を備えていることが望まれる。このため、タッチパネルディスプレイ上に通話先のショートカット(アイコン)を設けることが行われているが、この方法であると、発信動作を行うためにはタッチパネルディスプレイを動作させなくてならず、上述したようにタッチパネルディスプレイにおいて電力を消費してしまう。
本発明は、このような課題に鑑み、通話先ごとのハードウェアキーの割当を不要としながらも、タッチパネルディスプレイを動作させることなく発信動作を行うことが可能な無線通信端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる無線通信端末の代表的な構成は、ディスプレイと、ディスプレイに重ねて配置されたタッチパネルと、スリープ状態を解除するスリープ解除キーとを備えた無線通信端末において、タッチパネルに対するタッチに特定の通信先が割り当てられていて、スリープ解除キーを押した後の所定時間内に、タッチパネルをタッチすることにより、ディスプレイをオフにしたままで割り当てられた通信先に発信を開始することを特徴とする。
上記タッチパネルは複数の領域に論理的に分割されていて、各領域に通信先を割り当て可能であるとよい。
上記課題を解決するために、本発明にかかる無線通信端末の他の構成は、ディスプレイと、ディスプレイに重ねて配置されたタッチパネルと、スリープ状態を解除するスリープ解除キーと、近接センサ、モーションセンサ、または指紋センサのいずれか1つを備えた無線通信端末において、センサによる特定の検出結果に対して特定の通信先が割り当てられていて、スリープ解除キーを押した後の所定時間内に、センサに特定の検出結果を与えることにより、ディスプレイをオフにしたままで割り当てられた通信先に発信を開始することを特徴とする。
本発明によれば、通話先ごとのハードウェアキーの割当を不要としながらも、タッチパネルディスプレイを動作させることなく発信動作を行うことが可能な無線通信端末を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
また理解を容易にするために、以下に説明する実施形態では、無線通信端末として携帯電話(スマートフォンとも称される。以下、携帯電話100と称する。)を例示するが、これに限定するものではない。本発明は、後述するようにディスプレイ122およびそれに重ねて配置されるタッチパネル124からなるタッチパネルディスプレイ120ならびに携帯電話100のスリープ状態を解除するスリープ解除キー(本実施形態においては電源ボタン130)を備え、且つ音声通話可能な無線通信端末であれば如何なるものにも適用可能であり、例えばPHS端末に本発明を適用してもよい。
図1は、本実施形態にかかる携帯電話100を説明する図であり、図1(a)は本実施形態の携帯電話100の外観斜視図であり、図1(b)は後述するタッチパネル124における通信先の割当について説明する図である。図2は、本実施形態の携帯電話100の機能ブロック図である。図2に示すように、本実施形態の携帯電話100は制御部110を有する。かかる制御部110は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により携帯電話100全体の機能を管理および制御し、例えば記憶部(不図示)に記憶されているプログラムを用いて通話機能やメール送受信機能等を実行する。
図1(a)に示すように、携帯電話100の表面102aにはディスプレイ122が配設されている。ディスプレイ122は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)等で構成され、写真画像やアプリケーションの動作画面、通話における通話先や発信元などの情報をユーザに対して表示する。またディスプレイ122には、透明の素材で形成され、ユーザの指の接触(タッチ)を検出するタッチパネル124(図2参照)がかかるディスプレイ122を視認可能に重畳されている。これにより、ディスプレイ122およびタッチパネル124によってタッチパネルディスプレイ120が構成され、それを、ユーザの指の接触によりユーザ入力を受け付ける入力部として機能させることができる。
なお、タッチパネル124によるユーザ入力の検知方式としては、静電容量式でもよいし、感圧式であってもよい。また本実施形態においては、タッチパネル124を含むタッチパネルディスプレイ120を入力部として例示したが、それに加えて、キーボード、十字キー、ジョイスティック等の可動スイッチを入力部として更に備えてもよい。
携帯電話100の側面102bには、ハードウェアキーからなる電源ボタン130が配設されている。この電源ボタン130を押下することにより、携帯電話100の電源のオン/オフが切り替えられる。また本実施形態では、電源ボタン130は、タッチパネルディスプレイ120のスリープ状態を解除するスリープ解除キーとしても機能する。したがって、電源ボタン130を押下することにより、タッチパネルディスプレイ120のスリープ状態を解除する、すなわちタッチパネルディスプレイ120の表示状態のオン/オフを切り替えることが可能である。なお、本実施形態では電源ボタン130をスリープ解除キーとして機能させる構成を例示したが、これに限定するものではなく、電源ボタン130以外に別途ハードウェアキーからなるスリープ解除キーを設ける構成としてもよい。
音声入力部142は、マイク等の音声認識手段で構成され、通話時に入力されたユーザの音声を携帯電話100内で処理可能な電気信号に変換する。音声出力部144は、スピーカ等で構成され、携帯電話100(無線通信部)で受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力する。また音声出力部144は、着信音、操作音、アラーム音等も出力することもできる。無線通信部146は、CDMA(Code Division Multiple Access)やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、TDMA/TDD(PHSやGSM(登録商標))等の無線通信方式を通じて基地局(不図示)との無線通信を確立し、通信相手との音声通信やWebサーバとのデータ通信を行う。
撮像部152は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の映像素子で構成され、静止画や動画を撮影する。発光部154は、LED(Light Emitting Diode)、EL発光体、サブLCD、その他の照光可能な電子部品から構成され、光を照射する(発光する)。
近接センサ162は、超音波、ミリ波、マイクロ波、静電容量、磁気等を利用した素子からなり、携帯電話100への物体(本実施形態ではユーザの手)の接近を検出する。モーションセンサ164は、例えばピエゾ抵抗型MEMS(Micro Electro echanical System)等からなる3軸加速度センサであって、XYZ軸の3方向の加速度を検知し、検知した加速度によって携帯電話100の重力方向、すなわち携帯電話100の姿勢を検出する。指紋センサ166は、取得した指紋画像と、予め登録された指紋画像とを照合することによりユーザ認証を行う。
なお、近接センサ162に代えて、照度センサ、近接照度センサ、物理キー等を採用することも可能である。またモーションセンサ164としては、静電容量型や熱検知型等の加速度センサや、携帯電話100におけるXY軸の2方向の加速度を検知する加速度センサ、地磁気センサやジャイロスコープセンサを用いてもよい。指紋センサ166としては、静電容量式、電界検知式、光学式、感熱式、感圧式のいずれを採用してもよい。
本実施形態の特徴として、携帯電話100では、タッチパネル124(タッチパネルディスプレイ120)に対するタッチに特定の通信先を割り当てる。図1(b)に示すように、本実施形態では、タッチパネル124(タッチパネルディスプレイ120)を、縦方向において複数の領域124a・124b・124cに論理的に分割し、各領域124a・124b・124cそれぞれに通信先を割り当てている。通信先としては、音声通話における通話先を例示することができ、例えば領域124aには自宅の電話番号(宛先1)、領域124bには会社の電話番号(宛先2)、領域124cには家族の携帯電話番号(宛先3)というように割り当て可能である。
なお、本実施形態においてはタッチパネル124を3つの領域に分割する場合を例示したが、これに限定するものではなく、2つの領域や4つ以上の領域に分割してもよいし、分割しない構成としてもよい。分割方向についても、横方向であってもよいし、縦横両方向において分割してもよい。また本実施形態では音声通話における通信先を割り当てる場合を例示したが、これにおいても限定されず、通信先としては、例えばメールアドレスや危険信号の送信先を割り当てることも可能である。
そして、制御部110は、スリープ解除キーである電源ボタン130を押した後の所定時間内にタッチパネルがタッチされることにより、ディスプレイ122(タッチパネルディスプレイ120)をオフにしたままで割り当てられた通信先に発信を開始する。以下、その詳細についてフローチャートを用いて説明する。
図3は、本実施形態にかかる携帯電話100の動作を説明するフローチャートである。図3に示すように、携帯電話100のスリープ状態において(ステップS202)、電源ボタン130が押下されるまでは(ステップS204のNO)、携帯電話100のスリープ状態が継続される。スリープ状態において電源ボタン130が押下されると(ステップS204のYES)、携帯電話100のスリープ状態が解除される(ステップS205)。ただしこのとき、ディスプレイ122はオフの状態を維持していて、タッチパネル124のみがオンとなる。その後、タッチパネル124へのタッチが検出されなかった場合(S206のNO)、制御部110は、タッチパネル124へのタッチの検出待ちを所定時間継続する(ステップS208のYES)。
所定時間内にタッチパネル124へのタッチが検出されなかったら(ステップS208のNO)、制御部110は、ディスプレイ122をオンにし(ステップS210)、携帯電話100は通常の待ち受け状態に入る(ステップS212)。すなわち本実施形態の携帯電話100では、電源ボタン130の押下によりスリープ状態が解除された後、所定時間内はディスプレイ122がオフになっている。そして、ステップS210においてディスプレイ122がオンになり、ステップS212において通常の待ち受け状態に入ることにより、ディスプレイ122とタッチパネル124とが同期した通常の画面操作が可能となり、タッチパネルディスプレイ120を入力部として機能させることができる。
一方、電源ボタン130の押下によりスリープ状態が解除された後(ステップS204のYES、ステップS205)、タッチパネル124へのタッチが検出されたら(ステップS206のYES)、制御部110は、タッチパネル124においてタッチが検出された領域(領域124a・124b・124c)に割り当てられている通信先への発信を行う(ステップS214)。このとき携帯電話100では、上述したように所定時間内でのタッチパネル124へのタッチが検出されなかった場合(ステップS208のNO)にディスプレイ122がオンになるため(ステップS210)、所定時間内におけるタッチパネル124が検出され通信先への発信が行われる際には(ステップS206のYES、ステップS214)、ディスプレイ122は当然にしてオフの状態である。
上記説明したように本実施形態の携帯電話100によれば、タッチパネル124(タッチパネルディスプレイ120)に対するタッチに特定の通信先を割り当て、スリープ解除状態における所定時間内でのタッチパネル124へのタッチを検出することで、通信先ごとのハードウェアキーを必要とすることなく通信先への発信が可能となる。換言すれば、電源ボタン130の押下によりスリープ状態が解除された後の所定時間内は、タッチパネル124は、通信先への発信の仮想的なショートカットキーとして機能する。そして、この発信動作時にはディスプレイ122(タッチパネルディスプレイ120)はオフの状態であるため、タッチパネルディスプレイ120における消費電力を抑制することができる。したがって、抑制した分の電力により、通話時間や待ち受け時間をより長時間確保することが可能となる。
なお、上記説明した実施形態では、ステップS210においてディスプレイ122を表示する際に、ステップS208における所定時間の経過をトリガーとしたが、これに限定するものではない。例えばステップS208では電源ボタン130の再押下(2回目の押下)の有無を検出し、電源ボタン130の2回目の押下が検出されることによりステップS210においてディスプレイ122を表示する構成としてもよい。
またステップS204においてスリープ状態が解除されてから、ステップS208において所定時間が経過するまでの間、すなわちタッチパネル124へのタッチの検出待ちをしている間に、微量な電力で点灯可能な発光部154を点灯させておいてもよい。これにより、携帯電話100がタッチパネル124へのタッチの検出待ちをしている状態であることをユーザに通知可能である。
更に、上述した実施形態では、ステップS206においてタッチパネル124へのタッチが検出されたら、ステップS214において通信先への発信が行われる構成を例示したが、これに限定するものではない。例えばステップS206においてタッチパネル124へのタッチが検出されたら、制御部110は、一時的にディスプレイ122をオンにして、タッチが検出された領域に割り当てられている通信先をかかるディスプレイ122に表示してもよい(通信先確認)。また通信先を表示した後に、実際に発信するか否かの選択(発信許可)を入力させる画面を表示させてもよい。ただし、消費電力の削減という目的に鑑みると、通信先や発信許可の表示後には、再度ディスプレイ122をオフにすることが好ましい。
ここで、上記説明したように本実施形態の携帯電話100は、近接センサ162、モーションセンサ164および指紋センサ166を備える。これらのセンサのうち少なくとも1つのセンサによる特定の検出結果に対して特定の通信先を割り当て、電源ボタン130(スリープ解除キー)を押した後の所定時間内に、かかるセンサに特定の検出結果を与えることにより、ディスプレイ122をオフにしたままで割り当てられた通信先に発信を開始する構成としてもよい。以下、その詳細について、近接センサ162による特定の検出結果に対して特定の通信先が割り当てた場合を例示して説明する。
図4は、近接センサ162による特定の検出結果について説明する図である。電源ボタン130の押下によりスリープ状態が解除された後の所定時間内に、例えば図4に示すように、近接センサ162においてユーザの手170(対象物)の接近を検出した回数を、特定の検出結果とすることができる。そして、近接センサ162においてこの特定の検出結果を得たことを契機として、制御部110が、その特定の検出結果に対して割り当てられた通信先に発信を開始する。これにより、上述したタッチパネル124を用いた際と同様の効果を得ることができる。すなわち、近接センサ162等のセンサを、通信開始時のショートカットとして機能させることが可能である。またこのような構成であれば、例えば所定時間内にユーザの手170(対象物)の接近を検出した回数それぞれに対して、異なる通信先を割り当てることも可能である。
更に、上述したように近接センサ162、モーションセンサ164および指紋センサ166等のセンサによる特定の検出結果によって通信先に発信を開始する構成であれば、以下に説明するように、通常の待ち受け状態においてもそれらのセンサを通信開始時のショートカットとして機能させることもできる。図5は、通常の待ち受け時において特定の検出結果によって通信先への発信を行う際のフローチャートである。
図5に示すように、携帯電話100の待ち受け状態(ディスプレイがオンの状態)において(ステップS302)、上述した特定の検出結果(所定時間内における複数回の接近)が近接センサ162で検出されたら(ステップS304のYES)、制御部110は、かかる特定の検出結果に割り当てられている通信先をディスプレイ122に表示する(ステップS306)。続いて制御部110は、その通信先に発信するか否かを入力させる選択画面を表示する(ステップS308)。
そして、発信許可が入力されたら(ステップSS308のYES)、制御部110は、ディスプレイ122をオフにした後に(ステップS310)、その特定の検出結果に割り当てられている通信先への発信を行う(ステップS312)。なお、近接センサ162において上述した特定の検出結果が検出されるまでは(ステップS304のNO)、携帯電話100の待ち受け状態が継続され(ステップS302)、選択画面表示時に通信先に発信しない旨のユーザ入力があった場合(ステップS308のNO)は、携帯電話100は待ち受け状態に戻る(ステップS302)。
上述した構成によれば、通常の待ち受け状態においても、近接センサ162、モーションセンサ164および指紋センサ166等のセンサを、通信開始時のショートカットとして機能させることができる。したがって、通信先ごとのショートカットとしてのハードウェアキーの数を減らすことができるため、ハードウェアキーの配置に纏わる端末のデザインやコスト面における課題を解決することができる。
なお、本実施形態では、近接センサ162において上述した特定の検出結果が検出された後に(ステップS304のYES)、通信先表示(ステップS306)および発信許可表示(ステップS308)を行ったが、これらのステップは必ずしも含まれていなくてもよい。また上記構成では、通信先への発信(ステップS312)の前にディスプレイ122をオフにしている(ステップS310)。これにより、ディスプレイ122を表示させる必要のない発信動作時における消費電力の削減が図れる。ただし、これにおいても限定されず、ディスプレイ122をオフにせずに発信動作を行うことも可能である。
更に、上記構成では、近接センサ162、モーションセンサ164および指紋センサ166のうち、近接センサを用いる場合を例示したが、モーションセンサ164および指紋センサ166による特定の検出結果に対して特定の通信先を割り当ててもよい。この場合、モーションセンサ164では、例えば所定時間内に携帯電話100が何回振られたかを特定の検出結果とし、指紋センサ166では、例えばユーザの両手の10本の指のうち、所定の指の指紋を検知したことを特定の検出結果とすることができる。また近接センサ162、モーションセンサ164および指紋センサ166以外にも、音声入力部142を用い、かかる音声入力部142によって検出された所定の音声に対して特定の通信先を割り当てることも可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、ディスプレイと、ディスプレイに重ねて配置されたタッチパネルと、スリープ状態を解除するスリープ解除キーとを備えた無線通信端末として利用可能である。
100…携帯電話、102a…表面、102b…側面、110…制御部、120…タッチパネルディスプレイ、122…ディスプレイ、124…タッチパネル、124a…領域、124b…領域、124c…領域、130…電源ボタン、142…音声入力部、144…音声出力部、146…無線通信部、152…撮像部、154…発光部、162…近接センサ、164…モーションセンサ、166…指紋センサ、170…手
Claims (3)
- ディスプレイと、前記ディスプレイに重ねて配置されたタッチパネルと、スリープ状態を解除するスリープ解除キーとを備えた無線通信端末において、
前記タッチパネルに対するタッチに特定の通信先が割り当てられていて、
前記スリープ解除キーを押した後の所定時間内に、前記タッチパネルをタッチすることにより、前記ディスプレイをオフにしたままで割り当てられた通信先に発信を開始することを特徴とする無線通信端末。 - 前記タッチパネルは複数の領域に論理的に分割されていて、各領域に通信先を割り当て可能であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
- ディスプレイと、前記ディスプレイに重ねて配置されたタッチパネルと、スリープ状態を解除するスリープ解除キーと、近接センサ、モーションセンサ、または指紋センサのいずれか1つを備えた無線通信端末において、
前記センサによる特定の検出結果に対して特定の通信先が割り当てられていて、
前記スリープ解除キーを押した後の所定時間内に、前記センサに前記特定の検出結果を与えることにより、前記ディスプレイをオフにしたままで割り当てられた通信先に発信を開始することを特徴とする無線通信端末。
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