JP2014033330A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えばカバンやポケット等の見えない位置にある携帯端末装置に対して、着信に伴って発生している音を誤操作の虞なく、簡単・速やかに停止させることができる技術を提供する。
【解決手段】携帯端末装置1は、着信に伴って発生している音を所定の条件下で停止させる音停止機能を有する。携帯端末装置1は、当該装置1に物体が近接しているか否かを検出可能とする検出部17と、検出部17における検出結果に基づいて前記音停止機能に関する切り替え制御を行う制御部10と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機等に代表される携帯端末装置に関する。
従来の携帯電話機の中には、電話着信があった場合に特定のキーを操作すると、当該着信に対して応答や拒否を行うことなく、着信音(報知音)やバイブレータの振動(以下、バイブ振動と記載する)をとりあえず停止させるという機能(一般に「クイックサイレント機能」と呼称される)を有するものがある。このような機能を備える携帯電話機を携帯している者は、例えば図書館や会議室等の静粛を要求される場所に居た場合に、即座に着信音やバイブ振動を停止させ、一旦部屋の外に出る等して着信に対する応答や拒否を行えるので便利である。
しかしながら、例えば静寂な場所において急に着信音が発生した場合、ユーザは、その音に驚いたり、周囲の視線が気になったりして、冷静さを多少欠いてしまうことが想像される。また、着信時の応答や拒否の操作と比較して、音の発生のみ停止させるという機能(上述のクイックサイレント機能)は、「まれに必要になる」という程度であるので、ユーザがその操作に慣れていないことが多い。更に、応答や拒否については、その操作を行うための物理的なキーに、操作に対応する直感的なアイコン(例えば受話器マーク等)がプリントされているのが一般的であるが、音の発生のみ停止させるキーについては、同様の配慮が施されているケースは少ない。
このような状況のために、音の発生のみを停止させるキーを正確に認識して、それを押下するという操作は、ユーザにとって意外に困難な操作である。とりわけ、着信があったときに携帯電話機がカバンやポケットの中に収納されていた場合、ユーザは、すぐに携帯電話機を視認することができない。この結果、即座に音の発生を停止させようとすると、手探りで操作を行うことになってしまい、正しいキー操作を行うことが、より一層困難になってしまう。
特許文献1には、筐体の複数の面に、着信音停止機能を有する圧電型スイッチを設けた携帯電話機が開示されている。この携帯電話機は、筐体を単に握るだけで素早く、確実に着信を停止させられる。このために、カバンやポケット等の目に見えない場所に収納された携帯電話機の着信音を即座に停止させるのに有利な構成である。
また、特許文献2には、例えば、端末装置の向き、及び、端末装置の正面への物体の近接の有無から端末装置の正面が下向きとなっているか否かを判断して、電話等の着信があった時に着信音を鳴らすか否かを切り替えられる携帯端末装置が開示されている。この携帯端末装置では、ユーザは、静粛を要求される場所に居る場合には、予め着信音が鳴らないようにできるために便利である。
その他、電話着信に関わる技術ではないが、予定した時間になると音が鳴ったり、バイブ振動が起こったりするアラーム機能を備える装置において、アラーム動作時に、画面の不特定の場所を押圧すると、瞬時に音の発生やバイブ振動を停止させる機能を有する装置がある。
特開2001−358804号公報 特開2012−33997号公報
ところで、携帯電話機の分野では、近年、小型化と表示画面の大型化が進められ、表示画面と操作箇所が一体化したスマートフォンと呼称される携帯端末装置が主流になりつつある。スマートフォンは、その操作が画面上に表示されるボタンに触れることで行われるのが通常である。このために、スマートフォンにおいては、物理的な操作キー(画面外に設けられる操作キー)は必要最小限設けられるか、場合によっては全く設けられない。物理的な操作キーが搭載されている場合でも、従来型の携帯電話機と比較してそのサイズが小さかったり、端末装置の側面にのみ備え付けられたりする場合が多い。
このようなスマートフォンに、特別な専用デバイスを設けないことを前提として、着信時における着信音やバイブ振動のみを停止させる機能を備えつけようとすると、例えば、以下の2種類の方法が考えられる。
(1)物理的なキーに、着信時における着信音やバイブ振動のみを停止させる操作を割り当てる。
(2)画面上に表示されるボタンに、着信時における着信音やバイブ振動のみを停止させる操作を割り当てる。
しかしながら、スマートフォンでは物理的なキーの操作が従来型の携帯電話機に比べて難しいことや、数少ない物理的なキーを当該機能に割り当てるのが困難といった事情があるために、(1)の方法は好ましい対応とは言えない。また、(2)の方法では、物理的な凹凸が感じられないので、スマートフォンがカバンに収納されている場合等に、手探りで着信音等の停止をするのは難しいといった問題がある。
また、スマートフォンに特許文献1の技術を適用することも考えられるが、装置の厚みが厚くなるといった問題や、筐体に圧電スイッチを別途設ける必要があるために製造コストが高くなるといった問題がある。
また、スマートフォンに特許文献2の技術を適用することも考えられるが、特許文献2の構成は、例えば着信音等が発生してしまった後に、即座に着信音等のみを停止させるという技術を提供するものではない。すなわち、電話着信時には、常に着信音やバイブ振動が発生するようにしておきたいユーザにとっては、特許文献2の構成は好ましいものとは言えない。
また、上述した、アラーム動作時に画面の不特定の場所を押圧すると、瞬時に鳴動音が停止される機能を、スマートフォンに適用することも考えられる。しかしながら、アラーム機能によって音やバイブ振動が発生している場合に、ユーザが装置に対して行う操作は音等の発生を停止させることに絞られる。一方、電話着信によって着信音等が発生している状況では、着信に応答したり、着信を拒否したりする等、ユーザが装置に対して行う操作は複数想定される。このために、スマートフォンにおいては、着信が表示される画面上に、着信に対する応答や拒否等を行うためのボタンが表示されることが望まれる。このために、画面の不特定の場所を押圧すると、瞬時に音等の発生が停止されるという機能は、スマートフォンに対して単純に適用し難い。
以上の点に鑑みて、本発明の目的は、例えばカバンやポケット等の見えない位置にある携帯端末装置に対して、着信に伴って発生している音を誤操作の虞なく、簡単・速やかに停止させることができる技術を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の携帯端末装置は、着信に伴って発生している音を所定の条件下で停止させる音停止機能を有する携帯端末装置であって、当該装置に物体が近接しているか否かを検出可能とする検出部と、前記検出部における検出結果に基づいて、前記音停止機能に関する動作モードの切り替え処理を行う制御部と、を備える構成(第1の構成)になっている。なお、着信に伴って発生している音に、着信を知らせる報知音(着信音)のみならず、バイブ振動に伴って音が発生している場合には、その音も含む趣旨である。
本構成の携帯端末装置は、検出部を利用して携帯端末装置が置かれている状況を判断して、音停止機能に関する動作モードの切り替え処理が行われる構成になっている。このために、本構成によれば、例えばカバンやポケット等の見えない位置にある携帯端末装置に対して、着信に対する応答や拒否等を行うことなく、音停止機能によって音のみを停止するという動作を、誤操作なく、簡単・速やかに実現することが可能になる。
上記第1の構成の携帯端末装置において、前記制御部は、前記検出結果によって物体が近接していると判断される場合には、前記音停止機能が発揮される第1のモードを選択し、前記検出結果によって物体が近接していないと判断される場合には、前記音停止機能を発揮させない第2のモードを選択する構成(第2の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、例えば、携帯端末装置がカバンやポケットの中に存在する場合等、特に、音停止機能の発揮が必要な場合に限って当該機能を発揮させる構成であり、使い勝手がよい。
上記第2の構成の携帯端末装置において、前記第1のモードにおいては、所定の範囲内のいずれの位置が押圧された場合でも、前記着信に伴って発生している音が停止され、前記第2のモードにおいては、前記所定の範囲内にある特定の操作ボタンが押圧された場合にのみ、当該特定の操作ボタンに対応した動作が行われる構成(第3の構成)とするのが好ましい。本構成によれば、例えば、携帯端末装置がカバンやポケットの中に存在する場合等において、着信に対する応答や拒否を行うことなく、音停止機能によって音のみを停止するという動作を、誤操作なく、簡単・速やかに行える。
上記第3の構成の携帯端末装置は、操作ボタンが表示される表示画面を備え、前記所定の範囲内は、前記表示画面内である構成(第4の構成)であるのが好ましい。本構成は、スマートフォンに好適な構成である。
上記第1から第4のいずれかの構成の携帯端末装置は、操作ボタンが表示される表示画面を備え、前記検出部は、前記表示画面に物体が近接しているか否かを検出する構成(第5の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、検出部に要するコストを抑制しつつ、狙いの効果を得やすい。
上記第1から第5のいずれかの構成の携帯端末装置において、前記検出部には、少なくとも近接センサが含まれている構成(第6の構成)とするのが好ましい。例えば、近接センサは、スマートフォンに標準搭載されることが考えられ、上述の便利な機能を導入するに際してコストが上昇するのを抑制できる。なお、検出部には、照度センサやタッチパネルが含まれてもよい。
本発明によると、例えばカバンやポケット等の見えない位置にある携帯端末装置に対して、着信に伴って発生している音を誤操作の虞なく、簡単・速やかに停止させることができる技術を提供できる。より詳細に説明すると、本発明の携帯端末装置においては、当該装置がカバンやポケット等の見えない位置にあっても、ユーザは、着信に伴って発生している音を、表示画面にタッチするだけで(すなわち簡単に)即座に停止可能である。また、本発明の携帯端末装置においては、当該装置がカバンやポケットの中等にある場合には、表示画面中に表示される操作ボタンは無効なものとして扱われるようにできるので、着信に伴って発生している音を停止させるに際して誤操作(例えば着信応答や拒否のボタンを押してしまう)の虞がない。
本発明の実施形態に係る携帯端末装置の構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係る携帯端末装置が有する音停止機能に関わる動作フローを示すフローチャート 本発明の実施形態に係る携帯端末装置が有する音停止機能を説明するための模式図で、第1のモードが選択される場合の図 本発明の実施形態に係る携帯端末装置が有する音停止機能を説明するための模式図で、第2のモードが選択される場合の図
以下、本発明の携帯端末装置の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明の携帯端末装置の具体例としては、携帯電話機、PHS(Personal Handy-Phone System)端末、スマートフォン(多機能携帯電話或いは多機能PHS)等が挙げられる。また、本発明は、例えばスマートフォンに好適である。
<携帯端末装置の構成概要>
図1は、本発明の実施形態に係る携帯端末装置1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、携帯端末装置1は、制御部10と、記憶部11と、第1の操作部12aを含む表示部12と、第2の操作部13と、通信部14と、音声入出力部15と、バイブレータ部16と、近接検出部17と、を備える。
制御部10は、例えば複数のマイクロプロセッサで構成され、携帯端末装置1を構成する各部の動作を制御する。この制御部10は、各種の処理を行う上での中枢部分として機能する。制御部10の制御処理によって、通話、メールの送受信、及び、インターネット接続処理等を含む通信処理が可能になっている。また、制御部10は、近接検出部17における検出結果に基づいて、着信に伴って発生している音を停止させる音停止機能に関する動作モードの切り替え処理も行う。なお、着信に伴って発生している音には、着信を知らせる報知音(着信音)のみならず、バイブ振動に伴って音が発生している場合には、その音も含む趣旨である。
記憶部11は、制御部10が各種の処理を実行する際に必要となるプログラムやデータを記憶する。記憶部11には、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)が含まれる。
表示部12は、例えば液晶ディスプレイ等、公知の表示装置を含む。また、表示部12は、表示装置と組み合わされた位置入力装置を含み、タッチパネルとしての機能を発揮できるようになっている。換言すると、表示部12の表示画面12aは、ユーザが携帯端末装置1を操作するための操作部(第1の操作部12a)としての機能を備える構成になっている。表示部12の表示画面12aには、操作用のボタンが表示されるようになっており、表示画面12aに表示されるボタンを押すことによって、携帯端末装置1に各種の指示を行える。なお、タッチパネルは、例えば静電容量方式や抵抗膜方式等、公知の方式で構成すればよい。
第2の操作部13は、携帯端末装置1を構成する筐体(不図示)の外面側に設けられるボタン等の物理キーである。物理キーの数は、1つでも良いが、複数含まれてもよい。ユーザは、第2の操作部13を用いて携帯端末装置1に指示を行える。ただし、本実施形態では、第2の操作部13に含まれる物理キーの数は少数に限られ、第1の操作部12aがメインの操作部になっている。
通信部14は、不図示のアンテナを含み、無線電波を介して基地局と無線通信を行う。通信部14は、受信時には、基地局からアンテナを介して受信した電波を復調し、復調して得られた受信データを所定の通信プロトコルに基づいて制御部10に送る。また、通信部14は、送信時には、制御部10から送られてくる送信データを変調して、アンテナを介して基地局に送信する。
音声入出力部15には、マイクとスピーカ(いずれも不図示)が含まれる。マイクによって集音された音声信号は、所定の符号化処理が行われた後、通信部14へと出力される。また、通信部14から与えられた音声データは、復号化処理された後に、スピーカへ出力され、スピーカによって音声として再生される。スピーカは、携帯端末装置1に電話着信やメール着信があった場合に、そのことを知らせる報知音(着信音)も出力する。
バイブレータ部16は、携帯端末装置1に振動を発生させるために備えられる。バイブレータ部16は、例えば、電話着信やメール着信があった場合に、制御部10の制御処理の下、振動を発生させる。
近接検出部17は、携帯端末装置1に物体が近接しているか否かを検出するために設けられている。近接検出部17は、例えば静電容量方式、超音波方式、誘導形等の公知の構成の中から選択された近接センサであってよい。なお、近接検出部17を構成する近接センサの数は、1つでもよいが、複数であってもよい。また、近接検出部17は、特に限定する趣旨ではないが、表示部12の表示画面に物体が接近しているか否かを検出できるように設けるのが好ましい。本実施形態の近接検出部17は、そのように設けられている。
<音停止機能について>
本実施形態の携帯端末装置1の構成概要は、以上のようである。ところで、携帯端末装置1は、着信に伴って発生している音を所定の条件下で即座に停止させる音停止機能を有し、当該音停止機能に関する構成に特徴を有する。以下、この特徴的な構成について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る携帯端末装置1が有する音停止機能に関わる動作フローを示すフローチャートである。また、図3は、本発明の実施形態に係る携帯端末装置1が有する音停止機能を説明するための模式図で、第1のモードが選択される場合の図である。また、図4は、本発明の実施形態に係る携帯端末装置1が有する音停止機能を説明するための模式図で、第2のモードが選択される場合の図である。なお、図3及び図4における符号Oは、何らかの物体である。主に、図2〜図4を参照しながら、携帯端末装置1が備える音停止機能について説明する。
携帯端末装置1が待ち受け状態にある場合(図3及び図4における(a)に示す状態が該当する)に、電話着信が発生する(ステップS1)。携帯端末装置1の制御部10は、通信部14から取得した情報によって電話着信を検知すると、音声入出力部15が備えるスピーカ(それとは別のスピーカでもよい)を用いて着信音を発生させる(ステップS2)。この際、制御部10は、表示部12の表示画面12aに、電話をかけてきた相手の電話番号や氏名等を適宜表示するとともに、当該着信に対する対応を選択させるボタンを表示させる。図3及び図4における(b)の状態が、この状態に該当する。これらの図においては、着信に対する応答を選択させるボタン表示が、応答(電話に出る)と拒否(電話に出ない)の2種類となっている。この他、着信に対する応答を保留するための操作ボタン等が表示されてもよい。
なお、電話着信があった場合の状況として、ユーザの装置設定状況によっては、着信音とともにバイブ振動が発生する状況や、着信音が鳴らず、バイブ振動のみが発生するという状況も想定されるが、説明の簡単化のために、以下では、原則として、着信音が鳴っている状況を前提に話を進める。着信音とともにバイブ振動が発生する状況や、着信音が鳴らず、バイブ振動のみが発生する場合も、処理動作は同様である。
着信音を発生させた後、制御部10は、ユーザが、着信音の発生に伴って表示部12の表示画面(タッチパネル面)に対してタッチ操作を行ったか否かを確認する(ステップS3)。ユーザがタッチ操作を行っていない場合には(ステップS3でNo)、制御部10は、着信音を継続して鳴らさせる(ステップS4)。一方、ユーザがタッチ操作を行った場合には(ステップS3でYes)には、制御部10は、近接検出部17から得られる情報に基づいて、表示画面12aのすぐ近くに何らかの物体が近接しているか否かを確認する(ステップS5)。
表示画面12aのすぐ近くに何らかの物体が近接していると判断される場合(ステップS5でYes)、ユーザが表示画面12aを視認できないと考えられるので、制御部10は着信音(バイブ振動が発生している場合にはバイブ振動)を停止させる(ステップS6)。このステップS6における動作は、本発明の第1のモードに従った動作である。第1のモードでは、図3における(c)及び(d)に示すように、ユーザが表示画面12a内のいずれの位置をタッチ(押圧)した場合でも、着信音を停止させる。なお、この第1のモードでは、ユーザが押圧した位置に操作ボタンが存在していても、その操作ボタンに対する動作が行われることはない。また、表示画面12aのすぐ近くに何らかの物体が近接している状況としては、例えば携帯端末装置1がカバンやポケットの中に入れられた状況が挙げられる。
一方、表示画面12aのすぐ近くに何らかの物体が近接していないと判断される場合(ステップS5でYes)、ユーザが表示画面12aを視認できると考えられるので、制御部10は音停止機能を発揮させない第2のモードを選択する。詳細には、制御部10は、ユーザのタッチ箇所(表示画面12a内のタッチ箇所)に特定の操作ボタンがあるか否かを確認する(ステップS7)。ここで、特定の操作ボタンの種類としては、例えば、着信応答ボタン、着信拒否ボタン、応答保留ボタン(応答して保留状態とするボタン)等が挙げられる。特定の操作ボタンは、一種類でもよいが、複数種類であってもよい。
タッチ箇所に特定の操作ボタンがない場合(ステップS7でNo)、制御部10は、音停止機能を発揮させることなく、着信音がなった状態を継続させる(ステップS4へと進む)。なお、この状態は、図4における(c)に示す状態が該当する。
一方、タッチ箇所に特定の操作ボタンがある場合(ステップS7でYes)、制御部10は、この場合も上述の音停止機能(応答等を行うことなく音のみ停止させる機能)は発揮させないが、特定の操作ボタンに対応した動作を実行させる(ステップS8)。具体例を挙げると(図4における(d)の状態参照)、タッチ箇所に着信拒否ボタンがある場合、制御部10は、着信拒否動作を実行させる。詳細には、制御部10は、着信音を停止させ、待ち受け状態へと移行する処理を行う。タッチ箇所に着信応答ボタンがある場合、制御部10は、着信応答動作を実行させる。詳細には、制御部10は、着信音を停止させ、通話処理を実行させる。
なお、ステップS6によって取り敢えず着信音を停止したユーザは、例えば、携帯端末装置1を持って場所を移動する等して、着信応答や着信拒否の判断をできる。そして、この状態では、通常、表示画面12aに物体が近接していない状況になっており、制御部10は、上述の第2のモードを選択するために、ユーザが、特定の操作ボタン(着信応答ボタンや着信拒否ボタン)を押圧した場合に、当該特定の操作ボタンに対応した動作が実行される。
本実施形態の携帯端末装置1においては、当該装置がカバンやポケットの中等にあって表示画面12aの確認が困難な状況においても、ユーザは、電話着信に伴って発生している音(着信音やバイブ振動に伴う音)を、表示画面12aにタッチするだけで(すなわち簡単に)即座に停止できる。また、当該装置がカバンやポケットの中等にある場合には、表示画面12a中に表示される操作ボタンは無効なものとして扱われるように構成されているので、電話着信に伴って発生している音を停止させるに際して誤操作(例えば着信応答や拒否のボタンを押してしまう)の虞がない。
また、携帯端末装置1においては、上述した音停止機能を備える構成が、例えばスマートフォンに標準装備されるものと考えられるデバイス(例えば近接検出部17も含まれる)を使用して実現されている。このために、本実施形態の携帯端末装置1は製造コスト面においても有利な構成であると言える。
<その他>
以上に示した実施形態に係る携帯端末装置1は、本発明の例示にすぎず、実施形態で示した構成は、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更されてよい。
例えば、以上に示した実施形態では、表示画面12aに何らかの物体が近接しているか否かを判断するに際して、近接センサで構成される近接検出部17からの情報を使用する構成とした。しかし、本発明の範囲は、この構成に限定される趣旨ではない。例えば、近接センサからの情報ではなく、タッチパネルからの情報を使用して表示画面12aに何らかの物体が近接しているか否かが判断されてもよい。この場合、タッチパネルによって、表示画面12aの複数箇所に接触が発生していると判断される場合や、表示画面12aの広い範囲で接触が発生していると判断される場合に、表示画面12aに何らかの物体が接近していると判断できる。
また、例えば、近接センサからの情報ではなく、照度センサからの情報を使用して表示画面12aに何らかの物体が近接しているか否かが判断されてもよい。この場合、例えば、照度センサによって表示画面12aに入射する光の量を検出できるように構成し、入射光量によって、表示画面12aに何らかの物体が接近しているか否かを判断してもよい。
また、表示画面12aに何らかの物体が近接しているか否かは、複数種類の検出情報を利用して判断されても良い。すなわち、例えば、近接センサから得られる情報とタッチパネルから得られる情報とを組み合わせて、物体が近接しているか否かを判断する構成や、近接センサから得られる情報と照度センサから得られる情報とを組み合わせて、物体が近接しているか否かを判断する構成等が採用されてもよい。このように構成することで、表示画面12aに何らかの物体が近接しているか否かの判断をより正確なものにできる。
1 携帯端末装置
10 制御部
12a 表示画面
17 近接検出部

Claims (6)

  1. 着信に伴って発生している音を所定の条件下で停止させる音停止機能を有する携帯端末装置であって、
    当該装置に物体が近接しているか否かを検出可能とする検出部と、
    前記検出部における検出結果に基づいて、前記音停止機能に関する動作モードの切り替え処理を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記制御部は、
    前記検出結果によって物体が近接していると判断される場合には、前記音停止機能が発揮される第1のモードを選択し、
    前記検出結果によって物体が近接していないと判断される場合には、前記音停止機能を発揮させない第2のモードを選択することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記第1のモードにおいては、所定の範囲内のいずれの位置が押圧された場合でも、前記着信に伴って発生している音が停止され、
    前記第2のモードにおいては、前記所定の範囲内にある特定の操作ボタンが押圧された場合にのみ、当該特定の操作ボタンに対応した動作が行われることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 操作ボタンが表示される表示画面を備え、
    前記所定の範囲内は、前記表示画面内であることを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装置。
  5. 操作ボタンが表示される表示画面を備え、
    前記検出部は、前記表示画面に物体が近接しているか否かを検出することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の携帯端末装置。
  6. 前記検出部には、少なくとも近接センサが含まれていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の携帯端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016103756A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 シャープ株式会社 端末装置、制御方法、および制御プログラム

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