JP5911794B2 - ウェビング巻取装置。 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のシートベルト装置を構成するウェビング巻取装置に関する。
下記特許文献1に記載の開示されたウェビング巻取装置では、過負荷クラッチを構成する過負荷クラッチリングの内部テーパの内周面とスプール(特許文献1では「シートベルトスピンドル」と称している」に一体的に接続される外部テーパの外周面との摩擦によって駆動モータの回転力をスプールに伝えている。
駆動モータの回転力とは反対方向の回転力がスプールに入力された場合、その相対回転の回転力が上記の内部テーパの内周面と外部テーパの外周面との最大摩擦力を超えると、内部テーパ及び外部テーパの一方が他方に対して滑る。これにより、駆動モータとスプールとの間での回転伝達を遮断する。
特表2007−527817号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、内部テーパの内周面と外部テーパの外周面との間の最大摩擦力をどのように設定しているのかが不明であり、一定の相対回転力で回転伝達を遮断することが困難である。
本発明は、上記事実を考慮して、スプールとモータとの間の相対回転の回転力が一定の大きさで回転伝達を遮断でき、しかも、その調整が容易なウェビング巻取装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係るウェビング巻取装置は、巻取方向に回転することでウェビングを巻取るスプールと、モータと、前記スプールの軸方向側方で前記スプールに対して同軸的に相対回転可能に設けられて、前記モータの駆動力が伝えられることにより回転すると共に、前記スプールの軸方向に前記スプールに圧接した状態で前記スプールとの間の摩擦で回転を前記スプールに伝える回転伝達部材と、前記回転伝達部材の前記スプールとは反対側に設けられて前記回転伝達部材を前記スプール側へ付勢する付勢部材と、前記スプールに対して直接又は間接的に一体に設けられた雌ねじ部に対して前記回転伝達部材の前記スプールとは反対側から前記回転伝達部材を貫通した先端側が螺合すると共に、前記雌ねじ部への螺入量に応じて前記付勢部材の前記回転伝達部材とは反対側に設けられた押圧部が前記スプール側へ移動して前記付勢部材を前記回転伝達部材側へ押圧する調節ねじと、を備えている。
請求項1に記載の本発明に係るウェビング巻取装置では、モータが作動すると、モータの回転力が回転伝達部材に伝えられて回転伝達部材が回転する。回転伝達部材は付勢部材によってスプールの軸方向側方からスプール側へ付勢され、この付勢力の大きさに応じた摩擦がスプールとの間に作用する。このため、回転伝達部材の回転はスプールに伝えられ、スプールを回転させる。このときのスプールの回転方向が巻取方向であれば、ウェビングがその長手方向基端側からスプールに巻取られる。
一方、回転伝達部材が巻取方向に回転している状態で、例えば、ウェビングが引っ張られ、スプールに巻取方向とは反対の引出方向への回転力が付与されることにより、この相対回転の回転力が回転伝達部材とスプールとの間の最大摩擦力を超えると、回転伝達部材とスプールとの間に相対回転が生じる。これにより、例えば、回転伝達部材とモータとの間に設けられる減速ギヤ等に過大な負荷がかかることを防止又は抑制できる。
ここで、本発明において上記の最大摩擦力は、付勢部材が回転伝達部材を付勢する付勢力に対応した大きさとなる。付勢部材は回転伝達部材と調節ねじの押圧部との間に介在しており、調節ねじの先端側がスプールに直接又は間接的に一体に設けられた雌ねじ部への螺入量に応じて調節ねじの押圧部と回転伝達部材との間隔の大きさが決まる。このため、調節ねじによって付勢部材が付勢力の大きさを調節でき、これにより、回転伝達部材とスプールとの間の最大摩擦力を容易に調節できる。
請求項2に記載の本発明に係るウェビング巻取装置は、請求項1に記載の本発明において、前記スプール及び前記回転伝達部材の一方に対して同軸的に前記一方に形成されて、前記一方の中心軸線に沿って前記一方から離間するにつれて外径寸法が小さくなる円錐台形状の凸部と、前記スプール及び前記回転伝達部材の他方に対して同軸的に前記他方に形成されると共に、前記凸部が入り込んで前記凸部の外周面が周方向に一様に内周面に当接する円錐台形状の凹部と、を備えている。
請求項2に記載の本発明に係るウェビング巻取装置では、スプール及び回転伝達部材の一方に円錐台形状の凸部が同軸的に形成され、他方に円錐台形状の凹部が同軸的に形成される。凸部は凹部の内側に入り込み、その外周面が凹部の内周面に対して周方向に一様に当接する。この凸部の外周面と凹部の内周面との摩擦により、回転伝達部材の回転がスプールに伝えられ、凸部の外周面と凹部の内周面との間の最大摩擦力を超える相対回転力がスプールと回転伝達部材との間に生じると、回転伝達部材とスプールとの間に相対回転が生じる。
ここで、凸部及び凹部はスプール及び回転伝達部材に対して同軸的な円錐台形状であるため、凸部の外周面が凹部の内周面に当接することにより調芯され、回転伝達部材がスプールに対して同軸的に並ぶ。
以上、説明したように、本発明に係るウェビング巻取装置では、スプールとモータとの間の相対回転の回転力が一定の大きさで回転伝達を遮断でき、しかも、その調整を容易に行える。
本発明の一実施の形態に係るウェビング巻取装置の全体構成を示す分解斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るウェビング巻取装置の要部の正面断面図で、(A)は組み立て前の状態を示し、(B)は組み立て状態を示す。 回転伝達部材とスプールを構成するベースとの関係を示す分解斜視図である。 スプールを構成するベースとスプール本体との関係を示す分解斜視図である。 回転伝達部材とスプールとの関係の変形例を示す分解斜視図である。 回転伝達部材とスプールとの関係の別の変形例を示す分解斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るウェビング巻取装置のクラッチ機構の構成を拡大した側面図である。 クラッチ機構の連結状態を示す図7に対応した側面図である。 干渉片をギヤボックスに装着した状態を示す斜視図である。
<本実施の形態の構成>
図1には本発明の一実施の形態に係るウェビング巻取装置10の全体構成が分解斜視図により示されている。
この図に示されるように、ウェビング巻取装置10は、例えば、車両の骨格部材や補強部材等の車体構成部材に固定されるフレーム12を備えている。フレーム12は車体への取付状態で略車両前後方向に沿って互いに対向する脚板14、16を備えている。
これらの脚板14、16の間にはスプール17を構成するスプール本体18が設けられている。スプール本体18は軸方向が脚板14と脚板16との対向方向に沿った略円筒形状に形成されている。このスプール本体18には長尺帯状に形成されたウェビング20の長手方向基端部が係止されている。スプール本体18は、その中心軸線周りの一方である巻取方向に回転することで、ウェビング20をその長手方向基端側から巻取って格納し、例えば、乗員が身体にウェビング20を装着するにあたってウェビング20を引っ張ると、スプール本体18に巻取られているウェビング20が引出されつつ、巻取方向とは反対の引出方向にスプール本体18が回転する。
図2の(A)及び(B)に示されるように、スプール本体18の内側にはスプール本体18と共にスプール17を構成すると共に、エネルギー吸収手段を構成するトーションシャフト30が設けられている。トーションシャフト30は軸方向がスプール本体18の軸方向に沿った棒状の部材とされている。トーションシャフト30は、脚板14側の端部よりも脚板16側でスプール本体18に対する同軸的な相対回転が規制された状態でスプール本体18に連結されている。
また、図1に示されるように、脚板14の脚板16とは反対側にはロック手段としてのロック機構22のハウジング24が脚板14に取り付けられている。詳細な図示は省略するが、上記のトーションシャフト30の脚板14側の端部は、ロック機構を構成する回転体としてのロックベースにスプール本体18の中心軸線周りの相対回転が規制された状態で繋がっており、直接又は間接的にハウジング24に支持されている。
さらに、トーションシャフト30の脚板14側の端部は、このロックベースに係合していることによりロックベースに対してスプール本体18の中心軸線に沿った脚板16側への移動が規制されている。ロックベースはスプール本体18に対して同軸的に相対回転可能にスプール本体18の脚板16側の端部に嵌挿され、スプール本体18によって脚板16側への移動が規制される。このため、トーションシャフト30はロックベースを介して間接的にスプール本体18に対する脚板16側への移動が規制される。
ハウジング24の内側には、車両が急減速状態になった場合に作動し、作動することでトーションシャフト30の脚板14側の端部が引出方向へ回転することを規制する所謂「VSIR機構」を構成する各種部品や、引出方向へのトーションシャフト30の回転加速度が所定の大きさを超えた場合に作動し、作動することでトーションシャフト30の脚板14側の端部が引出方向へ回転することを規制する所謂「WSIR機構」を構成する各種部品が収容されている。
さらに、脚板14の脚板16とは反対側には強制引張手段としてのプリテンショナ26が設けられている。プリテンショナ26は車両急減速状態で作動し、作動することで、上記のトーションシャフト30の脚板14側の端部又はスプール本体18に対して巻取方向への回転力を付与して、スプール本体18を強制的に巻取方向へ回転させる。
一方、脚板14と脚板16との間のスプール本体18の下側にはモータ40が設けられている。モータ40は図示しない制御手段としてのECUを介して車両に搭載されたバッテリーと、車両の前方で走行する他の車両や、車両前方の障害物までの距離を測定するレーダ装置等の前方監視装置に電気的に接続されている。前方監視装置から出力された電気信号に基づき、車両の前方で走行する他の車両や車両前方の障害物までの距離が一定値未満になったとECUが判定すると、ECUがモータ40を作動させる。モータ40は出力軸42の軸方向がスプール本体18の軸方向と同じ向きとされており、出力軸42の先端側は脚板16に形成された図示しない透孔を通過して脚板16の外側(脚板16の脚板14とは反対側)に突出している。
さらに、脚板16の脚板14とは反対側には駆動力伝達機構50が設けられている。駆動力伝達機構50は脚板16の脚板14とは反対側で脚板16に取り付けられたギヤボックス52を備えている。ギヤボックス52は脚板16とは反対側へ向けて開口した凹形状に形成されている。このギヤボックス52の底部には孔部54が形成されており、脚板16の孔部を通過したモータ40の出力軸42が孔部54を通過してギヤボックス52の内側に入り込んでいる。
ギヤボックス52に入り込んだ出力軸42の先端側には、外歯で平歯のギヤ56が出力軸42に対して同軸的且つ一体的に取り付けられている。このギヤ56の側方では、ギヤボックス52の底部に支持軸58が形成されている。支持軸58は軸方向が出力軸42の軸方向と同じ向きとされている。この支持軸58には二段ギヤ60が支持軸58周りに回転自在に支持されている。
二段ギヤ60は外歯で平歯の大径ギヤ62を備えている。大径ギヤ62はギヤ56よりも大径で且つギヤ56よりも歯数が多く設定されておりギヤ56に噛み合っている。大径ギヤ62の軸方向側方には、大径ギヤ62よりも小径とされた外歯で平歯の小径ギヤ64が大径ギヤ62に対して同軸的且つ一体的に形成されている。この二段ギヤ60の回転半径方向側方では、ギヤボックス52の底部に支持軸68が形成されている。
支持軸68は軸方向が出力軸42や支持軸58の軸方向と同じ向きとされている。この支持軸68には二段ギヤ70が支持軸68周りに回転自在に支持されている。二段ギヤ70は外歯で平歯の大径ギヤ72を備えている。大径ギヤ72は小径ギヤ64よりも大径で且つ小径ギヤ64よりも歯数が多く設定されており小径ギヤ64に噛み合っている。大径ギヤ72の軸方向側方には、大径ギヤ72よりも小径とされた外歯で平歯の小径ギヤ74が大径ギヤ72に対して同軸的且つ一体的に形成されている。
この二段ギヤ70の回転半径方向側方では、ギヤボックス52の底部に支持軸78が形成されている。支持軸78は軸方向が出力軸42や支持軸58、68の軸方向と同じ向きとされている。この支持軸78には外歯で平歯のギヤ80が支持軸78周りに回転自在に支持されている。ギヤ80は小径ギヤ74よりも大径で且つ小径ギヤ74よりも歯数が多く設定されており小径ギヤ74に噛み合っている。
ギヤ80の回転半径方向側方にはクラッチ90が設けられている。クラッチ90は入力ギヤ92を備えている。入力ギヤ92は底壁部94を備えている。底壁部94には円孔96が形成されている。円孔96に対応してギヤボックス52に底部にはリング状の支持部98が形成されている。円孔96は入力ギヤ92の底部から脚板14とは反対側へ向けて立設されている。また、支持部98は、その中心軸線が上記のスプール本体18の中心軸線に対して略同軸となるように形成されている。
この支持部98は円孔96を貫通しており、底壁部94、すなわち、入力ギヤ92を支持部98の中心軸線周りに回転自在に支持している。底壁部94の外周部には、外歯で平歯のギヤ部100が形成されている。ギヤ部100は、底壁部94の円孔96に対して同軸的に形成されていると共に、上記のギヤ80よりも大径で、しかも、ギヤ80よりも歯数が多く、ギヤ80に噛み合っている。上記のように、ギヤ80は、二段ギヤ70、60を介してモータ40の出力軸42に設けられたギヤ56に機械的に連結されているため、モータ40が作動し、その駆動力で出力軸42が回転すると、出力軸42の回転が減速されてギヤ部100に伝わり、ギヤ部100、すなわち、入力ギヤ92が回転する。
一方、ギヤ部100の内側には一対の支持軸102が設けられている。各支持軸102は軸方向が円孔96の軸方向と同じ向きとされ、入力ギヤ92の底壁部94から脚板16とは反対側へ向けて突出形成されている。これらの支持軸102は、円孔96の中心を介して互いに対向するように形成されている。これらの支持軸102には連結パウル110が設けられている。各連結パウル110には円孔112が形成されている。円孔112には上記の支持軸102が通過しており、各連結パウル110は、対応する円孔112によって円孔112の中心軸線周りに回動可能に支持されている。
ギヤ部100の内側には回転伝達部材としてのラチェットギヤ114がスプール本体18に対して同軸的に設けられている。図2及び図3に示されるように、このラチェットギヤ114のスプール本体18側には凸部116が形成されている。凸部116はラチェットギヤ114に対して同軸の円錐台形状に形成されており、スプール本体18側へ向けて漸次外径寸法が小さくなっている。このラチェットギヤ114とスプール本体18との間にはスプール本体18と共にスプール17を構成するベース118が設けられている。
ベース118はスプール本体18に対して同軸の略円柱形状に形成されている。ベース118には円錐台形状の凹部120がベース118に対して同軸的に形成されている。凹部120の内周形状は上記の凸部116に対して相似形状で、図2の(B)に示されるように、ベース118のラチェットギヤ114と対向する側の面における凹部120の開口直径寸法は、ラチェットギヤ114における凸部116の基端部の直径寸法よりも小さい。このため、凹部120の内側に凸部116が入り込んだ状態では、凸部116の基端部よりも先端側の外周面が凹部120の内周面に摺接する。これにより、ラチェットギヤ114がベース118に対して同軸的に支持される。
図4に示されるように、ベース118のスプール本体18側の端面からは複数のピン130がベース118の軸方向と同方向へ向けて突出形成されている。これらのピン130に対応してスプール本体18の端面には複数の円孔132が形成されている。これらの円孔132にピン130が嵌挿されることで、スプール本体18に対するベース118の相対回転が規制される。
なお、本実施の形態では、スプール本体18に対する相対回転が規制されたベース118に凹部120を形成した構成であったが、例えば、図5に示されるように、スプール本体18に凹部120を形成し、この凹部120にラチェットギヤ114に形成した凸部116を入り込ませる構成としてもよい。また、本実施の形態では、回転伝達部材としてのラチェットギヤ114に凸部116を形成した構成であったが、例えば、図6に示されるように、ラチェットギヤ114に凹部120を形成し、スプール本体18のラチェットギヤ114側の端部に凸部116を形成してもよい。
図1に示されるように、上記のラチェットギヤ114にはその中心軸線に沿って貫通する透孔134が形成されており、また、ベース118にはその中心軸線に沿って貫通する透孔136が形成されている。これらの透孔134、136にはラチェットギヤ114のベース118とは反対側から調節ねじとしてのスクリュー182が貫通している。このスクリュー182の先端には雄ねじ部184が形成されており、図2の(A)に示されるトーションシャフト30のスプール本体18との連結部分に形成された雌ねじ部186に螺合している。
図1に示されるように、このスクリュー182の軸方向中間部には押圧部としてのフランジ部188が形成されている。このフランジ部188と上記のラチェットギヤ114との間には付勢部材としてのスプリングワッシャ190が設けられている。スクリュー182の雄ねじ部184をトーションシャフト30の雌ねじ部186に螺合させると、雌ねじ部186の内側への雄ねじ部184の進入量に応じてフランジ部188とラチェットギヤ114との間隔が決まり、この間隔に応じてフランジ部188がスプリングワッシャ190をスクリュー182及びラチェットギヤ114の軸方向に弾性変形させる。このように弾性変形したスプリングワッシャ190がラチェットギヤ114をベース118側へ押圧し、ラチェットギヤ114の凸部116の外周面がベース118の凹部120の内周面に圧接される。
また、スクリュー182においてフランジ部188を介して雄ねじ部184が形成された方とは反対側には連結軸192が雄ねじ部184に対して同軸的に形成されており、後述するスプリングハウジング172の内側に入り込んでいる。
一方、図1に示されるように、上記のラチェットギヤ114の外周部には外歯のラチェット歯が形成されている。図7に示されるように、このラチェットギヤ114のラチェット歯に対応して、上記の連結パウル110には噛合部122が形成されている。
連結パウル110は円孔112を貫通する支持軸102周りの一方へ回動することで、図8に示されるように、噛合部122がラチェットギヤ114の外周部へ接近して、ラチェットギヤ114のラチェット歯に噛合部122が噛み合う。ラチェットギヤ114のラチェット歯に噛合部122が噛み合った状態で入力ギヤ92が支持部98周りに巻取方向に回転すると、入力ギヤ92と共に巻取方向に回転する連結パウル110の噛合部122がラチェットギヤ114を巻取方向に押圧して、ラチェットギヤ114を入力ギヤ92と共に巻取方向に回転させる。
ここで、一方の支持軸102に対して他方の支持軸102は、入力ギヤ92の回転中心周りに180度ずれた状態で形成されている。これに対して、ラチェットギヤ114に形成された外歯のラチェット歯は奇数とされている。このため、一方の支持軸102に支持された連結パウル110の噛合部122がラチェットギヤ114のラチェット歯に噛み合うと、他方の支持軸102に支持された連結パウル110の噛合部122は、ラチェットギヤ114の回転周方向に沿ったラチェット歯の斜面の中間部に接してラチェット歯に噛み合わない。このような構成では、ラチェット歯の形成間隔の半分の角度だけラチェットギヤ114が回転すれば、何れかの連結パウル110の噛合部122がラチェットギヤ114のラチェット歯に噛み合う。
なお、本実施の形態では、上記のようにラチェットギヤ114のラチェット歯の数を奇数に設定すると共に、両方の支持軸102を入力ギヤ92の回転中心周りに180度ずれた状態で形成することによって何れかの連結パウル110の噛合部122がラチェットギヤ114のラチェット歯に噛み合う構成とした。ラチェットギヤ114のラチェット歯の数や連結パウル110を支持する支持軸102の形成位置がこのような態様に限定されるものではない。
したがって、両方の連結パウル110の噛合部122がラチェットギヤ114の各ラチェット歯に略同時に噛み合うようにラチェットギヤ114のラチェット歯の数や連結パウル110を支持する支持軸102の形成位置等を設定してもよい。また、本実施の形態は2つの連結パウル110を有する構成であったが、連結パウル110を3つ以上備える構成であってもよいし、連結パウル110を1つしか設けない構成であってもよい。
一方、図7に示されるように、上記の支持軸102に対する入力ギヤ92の回転周方向に沿った引出方向側では、底壁部94に支持ピン124が形成されている。これらの支持ピン124の各々にはリターンスプリング126が取り付けられている。リターンスプリング126は中間部がコイル状とされた捩じりコイルばねで、その一端は底壁部94に形成された図示しない係止部に係止されている。これに対して、リターンスプリング126の他端側は連結パウル110のスプリング当接部128に圧接しており、支持軸102周りの他方、すなわち、噛合部122をラチェットギヤ114の外周部から離間させる向きに連結パウル110を付勢している。
また、クラッチ90は一対の干渉片140を備えている。図9に示されるように、干渉片140は基部142を備えている。基部142は幅方向が干渉片140の高さ方向、更に言えばスプール本体18の軸方向に沿った細幅の板状に形成されている。この基部142に対応して上記のギヤボックス52の底部には外側保持リング146と内側保持リング148とが形成されている。
これらの外側保持リング146及び内側保持リング148は上記の支持部98に対して同軸のリング状に形成されており、脚板16とは反対側へ向けてギヤボックス52の底部から立設されている。上記の干渉片140の基部142は、この外側保持リング146と内側保持リング148との間に入り込んでいると共に、そのばね性によって外側保持リング146の内周部や内側保持リング148の外周部に圧接している。
また、基部142の幅方向一端部(すなわち、基部142が外側保持リング146と内側保持リング148との間に入り込んだ状態で支持部98の底部とは反対側の基部142の幅方向端部)における基部142の長手方向中央側からは干渉部152が延出されている。図7及び図8に示されるように、干渉部152に対応して入力ギヤ92の底壁部94には透孔154が形成されている。透孔154は支持軸102に支持された連結パウル110の噛合部122の近傍に形成されている。外側保持リング146と内側保持リング148との間に基部142が配置された干渉片140は、干渉部152が透孔154を通過しており、特に干渉片140の初期状態では入力ギヤ92の回転周方向に沿った噛合部122の巻取方向側で干渉部152が噛合部122と対向している。
一方、図1に示されるように、ギヤボックス52の脚板16とは反対側の開口端側には閉止板162が設けられている。閉止板162は図示しないボルトやねじ等の締結手段によってギヤボックス52に一体的に取り付けられている。ギヤボックス52に取り付けられた閉止板162は、ギヤボックス52の脚板16とは反対側の開口を閉止して、二段ギヤ60、70、80や入力ギヤ92(クラッチ90)の脱落を規制している。また、ギヤボックス52に取り付けられた閉止板162は、ギヤボックス52の開口を閉止するのみならず、入力ギヤ92における連結パウル110やリターンスプリング126を収容している側を閉止しており、入力ギヤ92内からの連結パウル110やリターンスプリング126の脱落を規制している。
さらに、閉止板162には閉止板162の厚さ方向に貫通した透孔164が形成されており、上述したスクリュー182の連結軸192が透孔164を通過して閉止板162の外側に突出している。閉止板162の外側(閉止板162のギヤボックス52とは反対側)にはスプリングハウジング172が設けられている。
スプリングハウジング172はギヤボックス52に一体的に連結されている。透孔164を通過した連結軸192はスプリングハウジング172の内側に入り込んでいる。スプリングハウジング172内には図示しないスプリング支持体がスプリングハウジング172内に形成された図示しない軸受けに回転自在に支持されており、連結軸192はこのスプリング支持体に対する相対回転が規制された状態でスプリング支持体に連結されている。
このスプリング支持体にはスプリングハウジング172内に設けられた図示しない渦巻きばねの渦巻方向内側の端部が係止されている。この渦巻きばねの渦巻き方向外側の端部はスプリングハウジング172に直接又は間接的に係止され、渦巻き方向内側の端部がスプリングハウジング172に入り込んだ連結軸192に直接又は間接的に係止されている。
この渦巻きばねは、連結軸192が引出方向に回転すると巻締められ、連結軸192を巻取方向に付勢する。通常の状態でスプール本体18から引出されたウェビング20をスプール本体18に巻取らせて格納する際には、この渦巻きばねの付勢力でスプール本体18を巻取方向に回転させる。
<本実施の形態の作用、効果>
次に、本ウェビング巻取装置10の動作の説明を通して本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
本ウェビング巻取装置10では、前方監視装置から出力された電気信号に基づき、車両の前方で走行する他の車両や、車両前方の障害物までの距離が一定値未満になったとECUが判定すると、ECUがモータ40を通電してモータ40を作動させる。モータ40が作動することで出力軸42が回転すると、出力軸42に設けられたギヤ56が出力軸42の回転を二段ギヤ60の大径ギヤ62に伝えて二段ギヤ60を回転させる。さらに、二段ギヤ60の小径ギヤ64は二段ギヤ70の大径ギヤ72に噛み合っているので、二段ギヤ60の回転は二段ギヤ70に伝えられて二段ギヤ70が回転する。この二段ギヤ70の回転は、小径ギヤ74に噛み合うギヤ80に伝えられ、更に、ギヤ80に噛み合うギヤ部100に減速して伝えられ、これにより、入力ギヤ92が巻取方向に回転する。
入力ギヤ92が巻取方向に回転することで、入力ギヤ92の底壁部94に形成された支持軸102が巻取方向に回転し、これにより、支持軸102に支持されている連結パウル110が入力ギヤ92と共に巻取方向に回転する。ここで、上記のように、連結パウル110を構成する噛合部122の巻取方向側には、初期状態での干渉片140の干渉部152が位置しているので、入力ギヤ92と共に連結パウル110が巻取方向に回転すると噛合部122が干渉部152に当接して干渉部152を巻取方向に押圧する。
干渉片140は自らの弾性に抗して基部142が湾曲した状態で外側保持リング146と内側保持リング148の間に入り込んで外側保持リング146と内側保持リング148とに圧接している。このため、基部142と外側保持リング146との接触部分及び基部142と内側保持リング148との接触部分における最大静止摩擦力を上回る大きさの力で基部142が押圧されないと、基部142が外側保持リング146と内側保持リング148との間を、その周方向に移動することはない。
このため、この状態では連結パウル110の噛合部122が干渉片140の干渉部152からの押圧反力を受けることでリターンスプリング126の付勢力に抗して支持軸102周りに回動し、噛合部122はラチェットギヤ114の外周部に接近する。各連結パウル110が上記のように回動することで、図8に示されるように、一方の連結パウル110の噛合部122がラチェットギヤ114のラチェット歯に噛み合うと、噛合部122がラチェットギヤ114のラチェット歯を巻取方向に押圧する。
さらに、この状態では、連結パウル110はこれ以上の回動が規制されているため、連結パウル110の噛合部122が干渉片140の干渉部152を押圧し続けることで干渉片140の干渉部152に付与される巻取方向への押圧力が基部142と外側保持リング146との接触部分及び基部142と内側保持リング148との接触部分における最大静止摩擦力を上回ると、干渉片140は外側保持リング146と内側保持リング148とに案内されて巻取方向に回転する。
これにより、入力ギヤ92が巻取方向に更に回転し、巻取方向への入力ギヤ92の回転が連結パウル110を介してラチェットギヤ114に伝わり、ラチェットギヤ114を巻取方向に回転させる。このラチェットギヤ114の回転は、凸部116の外周面とベース118の凹部120の内周面との摩擦によりベース118に伝えられ、ベース118が巻取方向に回転する。ベース118は複数のピン130がスプール本体18の円孔132に嵌挿されていることによりスプール本体18に対する相対回転が規制されている。このため、ベース118の巻取方向への回転はスプール本体18に伝わり、スプール本体18を巻取方向に回転させる。このようにスプール本体18が巻取方向に回転することで、ウェビング20がスプール本体18に巻取られ、車両の乗員の身体に装着されているウェビング20の僅かな弛み、所謂「スラック」が除去される。
このように、本実施の形態は、モータ40の駆動力によるラチェットギヤ114の回転を、ラチェットギヤ114の凸部116の外周面とベース118の凹部120の内周面との間の摩擦でベース118、ひいては、スプール本体18に伝えてスプール本体18を巻取方向に回転させる構成である。このようなモータ40の駆動状態でスプール本体18がウェビング20をそれ以上巻取ることができなくなり(すなわち、スプール本体18の巻取方向への回転が規制され)、これにより、凹部120の内周面と凸部116の外周面との間の最大摩擦力を超える巻取方向への回転力がラチェットギヤ114に付与されると、凹部120の内周面に対して凸部116の外周面が滑るようにベース118に対してラチェットギヤ114が巻取方向に相対回転し、ラチェットギヤ114とベース118との間で回転力の伝達が遮断される。これによって、スプール本体18がそれ以上巻取方向に回転することを防止又は抑制できる。
また、モータ40が上記のように駆動した状態で、ウェビング20を装着した乗員が車両前方側へ慣性移動すると、ウェビング20が引っ張られて、スプール本体18が巻取方向とは反対の引出方向に回転する。このような場合に、モータ40からラチェットギヤ114に伝わった巻取方向への回転力と、スプール本体18からベース118に伝わった引出方向への回転力との和が、上記の最大摩擦力を超えると、凹部120の内周面に対して凸部116の外周面が滑るようにベース118に対してラチェットギヤ114が巻取方向に相対回転し、ラチェットギヤ114とベース118との間で回転力の伝達が遮断される。これにより、ラチェットギヤ114からモータ40側における駆動力伝達機構50の二段ギヤ60、70等の各ギヤ列の歯に大きな荷重が作用することを防止又は抑制できる。これにより、駆動力伝達機構50を構成する各ギヤの機械的強度を特別に高く設定しなくてもよく、小型化や軽量化が可能になる。
ところで、本実施の形態において凹部120の内周面と凸部116の外周面との間の最大摩擦力は、凹部120の内周面や凸部116の外周面の面の状態(粗さ等)と、凹部120の内周面に凸部116の外周面を圧接させる押圧力の大きさによって決まる。ここで、本実施の形態において凹部120の内周面に凸部116の外周面を圧接させる押圧力は、スプリングワッシャ190がラチェットギヤ114をベース118側へ押圧する弾性力である。この弾性力の大きさは、フランジ部188とラチェットギヤ114との間隔によって決まるが、この間隔は、トーションシャフト30の雌ねじ部186に対するスクリュー182の雄ねじ部184の螺入量により決まる。このため、凹部120の内周面に凸部116の外周面を圧接させる押圧力を予め定められた大きさに容易に調節できる。
なお、上記の効果を得るだけであれば、ラチェットギヤ114に凸部116を形成したり、ベース118に凹部120を形成したりすることなく、スプリングワッシャ190の付勢力(弾性力)でラチェットギヤ114のベース118側の端面をベース118のラチェットギヤ114側の端面に押し付ければよい。
しかしながら、本実施の形態では、上記のようにベース118に対して同軸とされた円錐台形状の凹部120の内周面にラチェットギヤ114に対して同軸とされた凸部116の外周面が圧接することにより、ベース118に対してラチェットギヤ114が同軸となるように調芯することができるという効果もある。
10 ウェビング巻取装置
17 スプール
20 ウェビング
40 モータ
114 ラチェットギヤ(回転伝達部材)
116 凸部
120 凹部
182 スクリュー(調節ねじ)
184 雄ねじ部
186 雌ねじ部
190 スプリングワッシャ(付勢部材)

Claims (2)

  1. 巻取方向に回転することでウェビングを巻取るスプールと、
    モータと、
    前記スプールの軸方向側方で前記スプールに対して同軸的に相対回転可能に設けられて、前記モータの駆動力が伝えられることにより回転すると共に、前記スプールの軸方向に前記スプールに圧接した状態で前記スプールとの間の摩擦で回転を前記スプールに伝える回転伝達部材と、
    前記回転伝達部材の前記スプールとは反対側に設けられて前記回転伝達部材を前記スプール側へ付勢する付勢部材と、
    前記スプールに対して直接又は間接的に一体に設けられた雌ねじ部に対して前記回転伝達部材の前記スプールとは反対側から前記回転伝達部材を貫通した先端側が螺合すると共に、前記雌ねじ部への螺入量に応じて前記付勢部材の前記回転伝達部材とは反対側に設けられた押圧部が前記スプール側へ移動して前記付勢部材を前記回転伝達部材側へ押圧する調節ねじと、
    を備えるウェビング巻取装置。
  2. 前記スプール及び前記回転伝達部材の一方に対して同軸的に前記一方に形成されて、前記一方の中心軸線に沿って前記一方から離間するにつれて外径寸法が小さくなる円錐台形状の凸部と、
    前記スプール及び前記回転伝達部材の他方に対して同軸的に前記他方に形成されると共に、前記凸部が入り込んで前記凸部の外周面が周方向に一様に内周面に当接する円錐台形状の凹部と、
    を備える請求項1に記載のウェビング巻取装置。
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