JP5910527B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、スタッドピンが設けられた空気入りタイヤに関する。
従来より、氷雪路用タイヤでは、タイヤトレッド部(以降、トレッド部という)にスタッドピンが埋め込まれ、氷上路面においてグリップが発揮できるようになっている。
一般に、スタッドピンは、トレッド部に設けられたスタッドピンの埋め込み用の穴に埋め込まれる。このとき、タイヤ転動中に路面から受ける制駆動力や横力によってスタッドピンが上記穴から抜け落ちることがないようにスタッドピンは穴径を拡張して穴にきつく埋め込まれる。
このような状況下、トレッド部に、タイヤ周方向とタイヤ幅方向に延びる溝で区切られて配列されかつスタッドピンが埋め込まれた複数のブロックを有する空気入りスタッドタイヤにおいて、制駆動時やコーナリング時のタイヤのすべりによるスタッドピンの抜けを改善し、該スタッドタイヤの高い性能を長期間にわたって維持することができる空気入りスタッドタイヤが知られている(特許文献1)。
当該空気入りスタッドタイヤは、トレッド部に、タイヤ周方向とタイヤ幅方向に延びる溝で区切られて配列されかつスタッドピンが埋め込まれた複数のブロックを有する空気入りスタッドタイヤである。該ブロックの踏面にはサイプが設けられているとともに、該スタッドピンの周辺域にはサイプが存在しない領域を有しかつ該サイプが存在しない領域には該スタッドピン中心点から放射する直線方向に対して交差する方向に直線状または/および曲線状を呈して延在する深さ3mm〜7.5mmのスタッドピン周囲スリットが設けられる。
特開2008−230259号公報
ところで、スタッドピンを用いた氷雪路用タイヤは、氷上路面のみ転動するのではなく、氷上路面に比べて路面の表面が硬いコンクリート路面やアスファルト路面上をも転動するため、スタッドピンの抜け落ちが比較的多い。
上記空気入りスタッドタイヤでも、コンクリート路面やアスファルト路面上において、制駆動時やコーナリング時にタイヤが路面から受ける力によってスタッドピンの抜け(以降、ピン抜けという)が多く発生する場合がある。このため、上記空気入りスタッドタイヤにおいても、ピン抜けをより一層改善することが求められる。
そこで、本発明は、スタッドピンが設けられた空気入りタイヤにおいて、氷上性能を少なくとも維持しつつ、従来に比べてスタッドピンの抜け落ちが少ない空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、空気入りタイヤである。当該空気入りタイヤは、
スタッドピンの埋め込み用の穴が複数設けられたタイヤトレッド部と、
前記穴に埋め込まれた複数のスタッドピンと、を有する。
前記穴は、前記穴の深さ方向に筒状に延びる穴胴体部を含む。
前記穴胴体部の側壁には、前記穴の深さ方向に延びる細溝が設けられている。
このとき、前記細溝が前記穴の深さ方向に延びる長さをdとして、前記穴胴体部が前記穴の深さ方向に延びる長さをDとしたとき、d/Dは0.2以上である、ことが好ましい。
また、前記穴胴体部の断面は、円筒形状をなしており、前記穴胴体部の断面形状における直径をAmmとし、前記細溝の溝深さをammとしたとき、a/Aは、0.1〜0.5である、ことが好ましい。
前記穴胴体部の断面は、円筒形状をなしており、前記穴胴体部の断面形状における直径をAmmとし、前記細溝の溝幅をbmmとしたとき、b/Aは、0.1〜0.5である、ことが好ましい。
前記細溝の延びる方向は、前記穴の深さ方向である場合の他に、前記穴の深さ方向に対して傾斜していてもよい。この場合、前記細溝の一方の端部における、前記穴胴体部の側壁の周上位置が、前記細溝の他方の端部における周上位置に対して45度以内でずれている、ことが好ましい。
前記穴胴体部の側壁には、前記細溝の他に、さらに、前記穴の深さ方向に延びる別の細溝が少なくとも1つ以上設けられている、ことも同様に好ましい。
前記細溝の断面形状は、三角形状、四角形状、半円弧形状である、ことが好ましい。
また、前記穴胴体部の断面は一定であり、前記穴は、前記穴胴体部に対してトレッド表面側に前記穴胴体部の断面に比べて断面の広い踏面部を有する、ことが好ましい。
また、前記穴胴体部の断面は、前記穴の断面の中で最も狭い、ことが好ましい。
上述の空気入りタイヤは、氷上性能を少なくとも維持しつつ、従来に比べてスタッドピンの抜け落ちを少なくすることができる。
本実施形態の空気入りタイヤの断面を示すタイヤ断面図である。 本実施形態の空気入りタイヤのトレッドパターンを平面上に展開したトレッドパターンの一部の平面展開図である。 本実施形態におけるスタッドピンと埋め込み用の穴を示す図である。 (a),(b)は、図2に示す穴の形状を説明する図である。 (a),(b)は本実施形態の空気入りタイヤに設けられるスタッドピンの埋め込み用の穴の変形例を示す図である。
(タイヤの全体説明)
以下、本実施形態の空気入りタイヤについて説明する。図1は、本実施形態の空気入りタイヤ(以降、タイヤという)10の断面を示すタイヤ断面図である。タイヤ10は、トレッド部にスタッドピンが埋め込まれたスタッドタイヤである。
タイヤ10は、例えば、乗用車用タイヤである。乗用車用タイヤは、JATMA YEAR BOOK 2010(日本自動車タイヤ協会規格)のA章に定められるタイヤをいう。この他、B章に定められる小型トラック用タイヤおよびC章に定められるトラック及びバス用タイヤに適用することもできる。また、ETRTO(The European Tyre and Rim Technical Organisation)やTRA(The Tire and Rim Association, Inc)で規定されるタイヤにも適用することもできる。
以降で具体的に説明する各パターン要素の寸法の数値は、乗用車用タイヤにおける数値例であり、本発明である空気入リタイヤはこれらの数値例に限定されない。
以降で説明するタイヤ周方向とは、タイヤ回転軸を中心にタイヤ10を回転させたとき、トレッド面の回転する方向をいい、タイヤ径方向とは、タイヤ回転軸に対して直交して延びる放射方向をいい、タイヤ径方向外側とは、タイヤ回転軸からタイヤ径方向に離れる側をいう。タイヤ幅方向とは、タイヤ回転軸方向に平行な方向をいい、タイヤ幅方向外側とは、タイヤ10のタイヤセンターラインCLから離れる両側をいう。
(タイヤ構造)
タイヤ10は、骨格材として、カーカスプライ層12と、ベルト層14と、ビードコア16とを有し、これらの骨格材の周りに、トレッドゴム部材18と、サイドゴム部材20と、ビードフィラーゴム部材22と、リムクッションゴム部材24と、インナーライナゴム部材26と、を主に有する。
カーカスプライ層12は、一対の円環状のビードコア16の間を巻きまわしてトロイダル形状を成した、有機繊維をゴムで被覆したカーカスプライ材12a,12bを含む。図1に示すタイヤ10では、カーカスプライ層12は、カーカスプライ材12a,12bで構成されているが、1つのカーカスプライ材で構成されてもよい。カーカスプライ層12のタイヤ径方向外側に2枚のベルト材14a,14bで構成されるベルト層14が設けられている。ベルト層14は、タイヤ周方向に対して、所定の角度、例えば20〜30度傾斜して配されたスチールコードにゴムを被覆した部材であり、下層のベルト材14aが上層のベルト材14bに比べてタイヤ幅方向の幅が広い。2層のベルト材14a,14bのスチールコードの傾斜方向は互いに逆方向である。このため、ベルト材14a,14bは、交錯層となっており、充填された空気圧によるカーカスプライ層12の膨張を抑制する。
ベルト層14のタイヤ径方向外側には、トレッドゴム部材18が設けられ、トレッドゴム部材18の両端部には、サイドゴム部材20が接続されてサイドウォール部を形成している。トレッドゴム部材18は2層のゴム部材で構成され、タイヤ径方向外側に設けられる上層トレッドゴム部材18aとタイヤ径方向内側に設けられる下層トレッドゴム部材18bとを有する。サイドゴム部材20のタイヤ径方向内側の端には、リムクッションゴム部材24が設けられ、リムクッションゴム部材24は、タイヤ10を装着するリムと接触する。ビードコア16のタイヤ径方向外側には、ビードコア16の周りに巻きまわす前のカーカスプライ層12の部分と、ビードコア16の周りに巻きまわしたカーカスプライ層12の巻きまわした部分との間に挟まれるようにビードフィラーゴム部材22が設けられている。タイヤ10とリムとで囲まれる空気を充填するタイヤ空洞領域に面するタイヤ10の内表面には、インナーライナゴム部材26が設けられている。
この他に、タイヤ10は、ベルト層14のタイヤ径方向外側からベルト層14を覆う、有機繊維をゴムで被覆したベルトカバー層28を備える。
タイヤ10は、このようなタイヤ構造を有するが、本発明の空気入りタイヤのタイヤ構造は、図1に示すタイヤ構造に限定されない。
(トレッドパターン)
図2は、タイヤ10のトレッドパターン30を平面上に展開したトレッドパターンの一部の平面展開図である。タイヤ10は図2に示されるように、タイヤ周方向の一方の向きを示す回転方向Rが指定されている。回転方向Rの向きは、タイヤ10のサイドウォール表面に設けられた数字、記号等によって表示され指定されている。
図2に示されるように、トレッドパターン30は、傾斜溝32と横断溝34を主に有する。
傾斜溝32は、タイヤセンターラインCLの両側においてそれぞれ回転方向とは反対側に進むにつれて(図2中上方向に進むにつれて)タイヤ幅方向外側に延びるように、タイヤ周方向に対して傾斜した溝である。傾斜溝32は、パターンエンドEに到達することなく、途中で閉塞している。傾斜溝32は、タイヤ周方向に所定の間隔で複数設けられている。
横断溝34は、タイヤセンターラインCLの両側においてそれぞれ回転方向Rとは反対側へ進むにつれて、タイヤ幅方向外側に向かい、さらに、両側のパターンエンドEまで延びるようにタイヤ周方向に対して傾斜した溝である。横断溝34は、タイヤ周方向に所定の間隔で複数設けられている。
傾斜溝32のタイヤ周方向に対する傾斜角度は、タイヤ幅方向の同じ位置において、横断溝34のタイヤ周方向に対する傾斜角度に比べて小さい。このため、横断溝34は、傾斜溝32と交差する。
傾斜溝32及び横断溝34の溝幅は、例えば5.0mm〜15.0mmであり、溝深さは7〜10mmである。
傾斜溝32及び横断溝34は所定の間隔をおいて繰り返し配置されていので、タイヤセンターラインCLを中心とするセンター領域にタイヤ周方向に連続的に延びる中央陸部36が傾斜溝32及び横断溝34によって区画されて形成されている。また、傾斜溝32のタイヤ幅方向外側に複数のブロック38からなる外側陸部40が傾斜溝32及び横断溝34によって区画されて形成されている。すなわち、傾斜溝32を挟んで中央陸部36のタイヤ幅方向外側に位置する陸部が、外側陸部40である。
中央陸部36及び外側陸部40には、それぞれタイヤ幅方向に延びる複数本のサイプ42,44が設けられている。サイプ42,44はその大部分がトレッド表面外側から見たときジグザグ形状をなしているが、一部が直線状になっていてもよい。サイプ42,44のトレッド表面外側から見たときのサイプ形状は特に制限されない。また、サイプ42,44はトレッド外表面よりもタイヤ径方向内側の部分においてサイプの厚さ方向に凹凸をなす3次元構造を有するものであってもよい。
本実施形態でいうサイプとは、厚さが1.5mm以下であり、深さが5.0〜9.0mmの溝状のものをいい、傾斜溝32及び横断溝34等の溝と、寸法から区別され得る。
傾斜溝32は、タイヤセンターラインCLに向かって凸となるように僅かに湾曲して、タイヤ幅方向外側に向かって傾斜して延びている。また、傾斜溝32は、少なくとも2本の横断溝34と交差している。ここで、「交差する」とは2つの溝が互い突き抜けた状態をいう。つまり、図2では傾斜溝32は2本の横断溝34と交差している。傾斜溝32のタイヤ幅方向外側の端部32aは外側陸部40の領域内に位置し、タイヤ幅方向内側の端部32bは中央陸部10の領域内に位置している。また、傾斜溝32の溝幅はタイヤ幅方向外側の端部32aから内側の端部32bに向かって徐々に増大している。
横断溝34は、回転方向Rとは反対側の方向に向かって凸となるように僅かに湾曲してタイヤ幅方向外側に延びている。横断溝34はパターンエンドEまで延在する一方、タイヤ幅方向内側の端部34bは中央陸部36の領域内又は傾斜溝32の領域内に位置する。ここで、横断溝34のタイヤ幅方向内側の端部34bが傾斜溝32内に位置するとは、横断溝34が傾斜溝32に連通しているが、傾斜溝32を突き抜けていないことをいう。すなわち、端部34bが中央陸部36の領域内に位置する横断溝34と、端部34bが傾斜溝32内に位置する横断溝34とが、タイヤ周方向に交互に配置されている。図2では中央陸部36の領域内に端部34bが位置する横断溝34と傾斜溝32内に端部34bが位置する横断溝34とが1つおきに配置されているが、中央陸部36の領域内に端部34bが位置する2つの横断溝34と傾斜溝32内に端部34bが位置する1つの横断溝34とを交互に配置したり、中央陸部36の領域内に端部34bが位置する1つの横断溝34と傾斜溝32内に端部34bが位置する2つの横断溝34とを交互に配置してもよい。
このように、トレッドパターン30は、複数本のサイプ42を備えると共にタイヤ周方向に連続的に延びるリブ状の中央陸部36を、タイヤセンターラインCLを中心とするトレッド部のセンター領域に配置している。したがって、タイヤ周方向に溝によって分断されて配置されたブロックとは異なり、中央陸部36では、サイプ42で区切られたトレッドゴム部材の塊り(ブロック)が、路面から受ける横力あるいは制駆動力によって倒れ込みに難い。このため、路面とタイヤ10との間で凝着摩擦力が増大して氷上性能を向上することができる。
このようなトレッドパターン30において、傾斜溝32よりもタイヤ幅方向外側に位置する外側陸部40のトレッド表面にスタッドピンの埋め込み用の穴46が複数設けられている。穴46のそれぞれに、スタッドピン48(図3参照)が埋め込まれる。図2では、スタッドピン48は図示されておらず、スタッドピン48の埋め込みに合わせて穴の大きさが拡張された状態で穴46が示されている。
(スタッドピン及び穴)
図3は、スタッドピン48と穴46を示す図である。
スタッドピン48の埋め込み用の穴46は、タイヤ製造工程中のタイヤ加硫時、トレッドパターンの一部として形成されるように、穴46に対応する凸部がタイヤ金型に予め形成されてもよいし、あるいは、タイヤ加硫後にドリルで穴46が設けられてもよい。穴48の直径は、スタッドピン48の直径に比べて小さく、図示されない専用装置を用いて穴46内にスタッドピン48を圧入することにより、スタッドピン48が穴46に埋め込まれる。
上記トレッドパターン30によれば、タイヤセンターラインCLの両側に設けられる傾斜溝32と横断溝34によって区画された外側陸部40が形成されるので、外側陸部40において穴46をタイヤ幅方向に分散させることができる。しかし、図2に示すトレッドパターン30のパターン形状及び図2に示すスタッドピン48の埋め込み用の穴46の位置は一例であり、トレッドパターン30の形状及び穴46の位置は特に制限されない。
トレッド部に設けられるスタッドピン48の埋め込み用の穴46の位置は、外側陸部40の領域内であって、タイヤ幅方向の位置として少なくとも7箇所、好ましくは、7〜10箇所、設定することが好ましい。この場合、設定されたタイヤ幅方向の各位置に穴46を分散して配置することが好ましい。これにより、タイヤ幅方向に分散した穴46に埋め込まれたスタッドピン48が、タイヤ転動時、雪面及び氷面を引っ掻くことになるので、氷上での制駆動力が安定して向上する。
図3に示すようにスタッドピン48は、円盤状の基部48aが穴46の底部46aに収まるように穴46が拡張されて埋め込まれる。スタッドピン48の先端部48bは、スタッドピン48が穴46に埋め込まれたとき、トレッド部表面から0.7〜1.2mm突出するように、スタッドピン48の高さ及び穴46の深さが設定されている。穴46は、図3に示すように、穴46の底部からフランジ部46a、胴体部46b及び踏面部46cを有する。
図4(a),(b)は、図2に示す穴46の形状を説明する図である。図4(b)は、図4(a)に示すX−X’断面図である。
穴46のフランジ部46a、胴体部46c、踏面部46bは、いずれも断面が円形状をしており、フランジ部46a及び踏面部46bは、胴体部46cから遠ざかるほど円形状の直径は大きくなっている。このように、胴体部46cの断面は一定であり、一方、踏面部46bは、穴胴体部46cに対してトレッド表面側に位置し、胴体部46bの断面に比べて断面が広いことが、スタッドピン48の抜けを抑制する点で好ましい。さらに、胴体部46cの断面は、穴46の断面の中で最も狭いことが好ましい。フランジ部46aには、スタッドピン48の基部48aが嵌入される。本実施形態では、フランジ部46a、踏面部46b、胴体部46cの断面は、いずれも円形状であるが、円形状に限らず、四角形、5角形あるいは6角形等の多角形形状であってもよい。
図4(a),(b)に示すように、胴体部46cの側壁には、穴46の深さ方向に平行に延びる細溝52が設けられている。細溝52が設けられることにより、スタッドピン48の表面と接触する胴体部46cの側壁に細溝52によるエッジ成分ができる。このため、スタッドピン48が胴体部46cの側壁に対して回転しようとしても、部分的に上記エッジ成分が回転を阻止しようとするように作用する。細溝52の断面形状は、三角形状、四角形状、半円弧形状であることが好ましい。さらに、U字形状、V字形状であってもよい。しかし、細溝52の断面形状は特に限定されない。胴体部46cに設けられる細溝52の溝深さaは、例えば0.1mm〜0.9mm、好ましくは0.3〜0.7mmである。細溝52の溝深さa(図4(b)参照)が0.1mmより小さい場合、細溝52を胴体部46cの側壁に設けることが製作上難しくなる。細溝52の溝深さaが0.9mmを越える場合、外側陸部40の穴46周りのブロック剛性が低下してスタッドピン48のピン抜けが生じやすくなる。
また、細溝52の溝幅b(図4(b)参照)は、例えば0.1mm〜0.9mm、好ましくは、0.3〜0.7mmである。細溝52の溝幅bが0.1mmより小さい場合、細溝52を胴体部46cの側壁に設けることが製作上難しくなる。細溝52の溝幅bが0.9mmを越える場合、外側陸部40の穴46周りのブロック剛性が低下してスタッドピン48のピン抜けが生じやすくなる。
従来、制駆動力あるいは横力を路面から受けたスタッドピンは、スタッドピンを埋め込んだ穴の中で穴の側壁からの摩擦力に抗して回転することにより、徐々にタイヤ径方向外側に移動し易くなり、最終的にスタッドピンが穴から抜けやすくなる。このため、本実施形態では、穴46の胴体部46bの側壁にスタッドピン48の回転を阻止しようとするエッジ成分を細溝52により形成することにより、スタッドピン48は穴46から抜け難くなる。その結果、氷上性能を少なくとも維持し、さらには向上させることができる。また、スタッドピン48は、穴46の中で回転が抑制されるので、穴46から抜けようとするスタッドピンが少なくなり、氷上路面をスタッドピン46が引っ掻く力は低下し難い。このため、氷上性能を向上させることができる。
スタッドピン48の孔46からの抜けを効率よく抑制しつつ、氷上性能を向上させるには、細溝52が穴46の深さ方向に延びる長さをd(図4(a)参照)として、胴体部46cの穴46の深さ方向に延びる長さをD(図4(a)参照)としたとき、d/Dは0.2以上であることが好ましい。d/Dが0.2未満であると、エッジ成分が少なくなり、スタッドピン48のピン抜けが生じやすくなる。
また、胴体部46cの断面は、円筒形状をなしており、胴体部46cの断面形状における直径をAmmとし、細溝52の溝深さをammとしたとき、a/Aは、0.1〜0.5であることが、スタッドピン48の孔46からの抜けを効率よく抑制しつつ、氷上性能を向上させる点で、より好ましい。a/Aが0.1未満の場合、エッジ成分の効果が小さくなり、スタッドピン48が抜けやすくなる。a/Aが0.5を越える場合、穴46の周りの外側陸部40のブロック剛性が低下して、スタッドピン48が抜けやすくなる。
また、胴体部46cの断面は、円筒形状をなしており、胴体部46cの断面形状における直径をAmmとし、細溝52の溝幅をbmmとしたとき、b/Aは、0.1〜0.5であることが、スタッドピン48の孔46からの抜けを効率よく抑制しつつ、氷上性能を向上させる点で、同様に好ましい。b/Aが0.1未満の場合、エッジ成分の効果が小さくなり、スタッドピン48が抜けやすくなる。b/Aが0.5を越える場合、穴46の周りの外側陸部40のブロック剛性が低下して、スタッドピン48が抜けやすくなる。
(変形例1)
図5(a),(b)は、変形例1のスタッドピン48用の穴46の形状を示す図である。
図5(b)は、胴体部46c上に設けられた細溝52の両端部の周上位置を示している。
図4(a),(b)に示すスタッドピン48の穴46は、胴体部46cの深さ方向に平行に延びるが、本変形例1では、細溝52の延びる方向は、胴体部46cの深さ方向に対して傾斜している。また、細溝52の一方の端部における、胴体部46cの側壁の周上位置が、細溝52の他方の端部における周上位置に対して45度以内でずれている。すなわち、細溝52の両端部の胴体部46cの周上の位置ずれθ(図5(b)参照)が45度以下である。このような形態であっても、従来に比べてスタッドピンの抜け落ちが少なく、氷上性能が向上する。
(変形例2)
図4(a),(b)及び図5(a),(b)に示す穴46の細溝52は、胴体部46cに1つしか設けられないが、変形例2では、穴46の胴体部46cに細溝52以外に、別の細溝52が少なくとも1つ以上設けられる。この場合、いずれの細溝52は、穴46の深さ方向に平行に真っ直ぐ延びてもよいし、図5(a),(b)に示すように、穴46の深さ方向に傾斜してもよい。細溝52が穴46の深さ方向に対して傾斜する場合、細溝52の傾斜角度は、お互いに異なってもよい。このような形態であっても、従来に比べてスタッドピンの抜け落ちが少なく、氷上性能が向上する。胴体部46cの側壁に設ける細溝52の数は、特に限定されないが、数が多い場合、穴46周りの外側陸部40のブロック剛性が低下して、スタッドピン48のピン抜けが生じやすくなる。このため、胴体部46cの側壁に設ける細溝52の数は、2〜4であることが好ましい。
[実施例]
本実施形態のタイヤ10の効果を調べるために、種々の寸法の穴46がトレッド部に設けられたタイヤ10を用いて、スタッドピン48の抜け落ち(耐ピン抜け性)とタイヤ10の氷上性能(氷上路面における制動性能)を調べた。評価の際には、2000ccクラスの乗用車(前輪駆動車)にタイヤ10を装着して乗用車を走行させてタイヤの評価を行った。
評価に用いたタイヤ10は、図1に示すタイヤ構造を有し、図2に示すトレッドパターン30を有するタイヤである。穴46の胴体部46cの形状を変更した実施例1〜19のタイヤと従来例のタイヤがそれぞれ4本ずつ作製された。作製したタイヤ10のタイヤサイズは205/55R16である。タイヤ10は、JATMA YEAR BOOK 2010に規定されるリムに組まれ、JATMA YEAR BOOK 2010中の空気圧−負荷能力対応表に示される最大負荷能力に対応する空気圧がタイヤ10に充填された。タイヤ10の負荷荷重は2名乗車相当の荷重とした。
氷上路面の走行では、スタッドピン48の抜けは殆ど起こらないため、アスファルト路面及びコンクリート路面を含む乾燥路面を10000km走行させた後、トレッド部から抜け落ちたスタッドピン48の数を数えた。評価は、抜け落ちた数の逆数を用い、後述する従来例の値を100として指数で表した。指数の値が大きいほど、スタッドピン48の抜け落ちが少なく、耐ピン抜け性が高いことを示す。
また、走行速度40km/時から乗用車にフルブレーキで制動をかけたときの氷上路面での制動距離を複数回測定しその平均値を求め、氷上性能とした。評価は、後述する従来例の上記測定値の平均値を100として指数で表した。指数の値が大きいほど、氷上性能(制動性能)が高いことを示す。
(従来例、実施例1〜5)
従来例は、スタッドピン48用の穴には、細溝52が設けられない例である。実施例1〜4は、胴体部46cの穴46の深さ方向に延びる長さDを8mmとし、胴体部46cの断面形状における円形状の直径Aを2mmとし、細溝52の溝深さaを0.5mmとし、溝幅bを0.5mmとした。
下記表1に実施例1〜4の仕様と、従来例及び実施例1〜4の評価結果とを示す。
Figure 0005910527
表1の評価結果からわかるように、細溝52が設けられない従来例に対して、細溝52が設けられた実施例1〜4はいずれも、氷上性能を少なくとも維持しつつ、耐ピン抜け性が向上する。特に、d/Dが0.2以上である場合、耐ピン抜け性及び氷上性能が従来例対比向上する。この点で、d/Dが0.2以上であることが好ましい。d/Dの上限は1.0である。
(実施例5〜9)
実施例5〜9は、D=8mm、A=2mm、b=0.5mmとし、d/Dを0.4に、b/Aを0.25に固定し、a/Aを0.08から0.52まで変化させた例である。下記表2に各実施例の仕様と評価結果を示す。
Figure 0005910527
表2の評価結果からわかるように、a/Aが0.1〜0.5である実施例6〜8は、耐ピン抜け性及び氷上性能の少なくとも一方が、実施例5,9対比向上する。これより、a/Aが0.1〜0.5であることが好ましい。
(実施例7、10〜13)
実施例10〜13は、D=8mm、A=2mmとし、d/Dを0.4に、a/Aを0.25に固定し、b/Aを0.08から0.52まで変化させた例である。下記表3に各実施例の仕様と評価結果を示す。
Figure 0005910527
表3の評価結果からわかるように、b/Aが0.1〜0.5である実施例7,11,12は、耐ピン抜け性及び氷上性能の少なくとも一方が、実施例10,13対比向上する。これより、b/Aが0.1〜0.5であることが好ましい。
(実施例14〜19)
実施例14、15は、図5(a),(b)に示す例である。実施例16〜19は、細溝52を2つ設けた例である。実施例14〜19ではいずれもD=8mm、A=2mmとした。下記表4に各実施例の仕様と評価結果を示す。
Figure 0005910527
表4の評価結果からわかるように、細溝両端部の周上の位置ずれθが45度以内の実施例14,15はいずれも、耐ピン抜け性及び氷上性能が向上した。また、細溝52を2本設けた実施例16〜19も、耐ピン抜け性及び氷上性能が向上した。
以上の評価結果より、本実施形態及びその変形例の効果は明らかである。
10 空気入りタイヤ
12 カーカスプライ層
12a,12b カーカスプライ材
14 ベルト層
14a,14b ベルト材
16 ビードコア
18 トレッドゴム部材
18a 上層トレッドゴム部材
18b 下層トレッドゴム部材
20 サイドゴム部材
22 ビードフィラーゴム部材
24 リムクッションゴム部材
26 インナーライナゴム部材
28 ベルトカバー層
30 トレッドパターン
32 傾斜溝
36 中央陸部
38 ブロック
40 外側陸部
42,44 サイプ
46 穴
46a 底部
46b 踏面部
46c 胴体部
48 スタッドピン
48a 基部
52 細溝

Claims (9)

  1. 空気入りタイヤであって、
    スタッドピンの埋め込み用の穴が複数設けられたタイヤトレッド部と、
    前記穴に埋め込まれた複数のスタッドピンと、を有し、
    前記穴の内径は、前記スタッドピンの外径よりも小さく、
    前記穴は、前記穴の深さ方向に筒状に延びる穴胴体部を含み、
    前記穴胴体部の側壁には、深さ方向に前記タイヤトレッド部の表面から離れた位置に、前記穴の深さ方向に延びる細溝が設けられている、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記細溝が前記穴の深さ方向に延びる長さをdとして、前記穴胴体部が前記穴の深さ方向に延びる長さをDとしたとき、d/Dは0.2以上である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記穴胴体部の断面は、円筒形状をなしており、前記穴胴体部の断面形状における直径をAmmとし、前記細溝の溝深さをammとしたとき、a/Aは、0.1〜0.5である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記穴胴体部の断面は、円筒形状をなしており、前記穴胴体部の断面形状における直径をAmmとし、前記細溝の溝幅をbmmとしたとき、b/Aは、0.1〜0.5であ、請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記細溝の延びる方向は、前記穴の深さ方向に対して傾斜しており、前記細溝の一方の端部における、前記穴胴体部の側壁の周上位置が、前記細溝の他方の端部における周上位置に対して45度以内でずれている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記穴胴体部の側壁には、前記細溝の他に、さらに、前記穴の深さ方向に延びる別の細溝が少なくとも1つ以上設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記細溝の断面形状は、三角形状、四角形状、半円弧形状である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記穴胴体部の断面は一定であり、前記穴は、前記穴胴体部に対してトレッド表面側に前記穴胴体部の断面に比べて断面の広い踏面部を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記穴胴体部の断面は、前記穴の断面の中で最も狭い、請求項1〜8のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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