JP5903966B2 - 画像検査装置、画像形成装置及び画像検査装置の制御方法 - Google Patents

画像検査装置、画像形成装置及び画像検査装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像検査装置及び画像検査方法に関し、特に、予め所定の画像が印刷された紙面上に対して画像形成装置によって形成された画像の検査に関する。
従来、印刷物の検品は人手によって行われてきたが、近年オフセット印刷の後処理として、検品を行う装置が用いられている。このような検品装置では、印刷物の読取り画像の中から良品のものを人手によって選択して読み取ることにより基準となるマスター画像を生成し、このマスター画像と検査対象の印刷物の読取画像の対応する部分を比較し、これらの差分の程度により印刷物の欠陥を判別している。
しかし、近年普及が進んでいる電子写真などの無版印刷装置は少部印刷を得意としており、バリアブル印刷など毎ページ印刷内容の異なるケースも多く、オフセット印刷機のように印刷物からマスター画像を生成して比較対象とすることは非効率である。この問題に対応するため、印刷データからマスター画像を生成することが考えられる。これにより、バリアブル印刷に効率的に対応可能である。
白紙の用紙に画像を形成する場合は、上述したようなマスター画像と用紙上に形成された画像を読み取った読取画像とを比較することによって検査が可能である。これに対して、枠線やフォーマットの文章等、予め決められた画像(以降、プレプリント画像)が印刷された用紙に対して、用紙毎に異なるデータ(以降、可変データとする)が出力される場合(以降、プレプリント印刷とする)、上述したような単純な比較では適切な検査を行うことはできない。なぜなら、プレプリント印刷の場合、マスター画像は可変データのみの画像であるが、読取画像にはプレプリント画像と可変データの画像とが含まれるからである。
このようなプレプリント印刷の場合における画像の検査方法として、プレプリント画像と可変データとを合成してマスター画像を生成することにより、プレプリント画像と可変データの画像とを含むマスター画像を生成して比較を行う方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、読取画像のうちプレプリント画像の部分をマスクすることにより、可変データのみの読取画像を生成し、可変データのみのマスター画像と比較する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。更に、読取画像とプレプリント画像との差分を取り、更に可変データとの差分を取ることによって可変データの画像の検査を行う方法が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
搬送される用紙に対して画像を形成する画像形成装置の場合、レジストずれと呼ばれる、用紙に対する画像のずれが発生する。通常、このレジストずれは目視でほとんど認識不可能な数画素程度であるが、上述したように対応する画素同士を比較する画像の検査においては、数画素のずれによって検査結果に大きな影響がある。
そのため、マスター画像と読取画像とで対応した画素同士を比較して画像を検査する際、マスター画像と読取画像との位置合わせを行うことが必要である。白紙の用紙に画像形成出力を行う場合であれば、読取画像全体とマスター画像全体との位置合わせを行えばよい。
しかしながら、プレプリント印刷の場合、レジストずれが発生すると、プレプリント画像に対する可変データの画像の位置がずれることとなる。即ち、マスター画像と読取画像とで画像そのものが異なるものとなり、画像全体の位置を調整するだけでは両画像が重なる状態にはならず、位置合わせが困難となる。また、欠陥を検出した場合に、その欠陥がプレプリント画像の欠陥なのか可変データの画像の欠陥なのかを自動的に判別することができず、ユーザへ詳細な欠陥の内容を通知することが出来ない等、その後の対応において利便性が低い。
また、特許文献2に開示された技術の場合、プレプリント部分を正確にマスクすることができれば問題ないが、マスクが不正確でプレプリント部分が残ってしまうと、その部分が欠陥として誤検知されてしまう。また、プレプリント部分と可変データ部分とが非常に近接している場合や重なっている場合、可変データ部分までマスクされてしまう可能性があり、この場合も欠陥の誤検知が発生する。
特許文献3に開示された技術の場合、特許文献2と同様の課題に加えて、処理時間や装置コストの問題がある。即ち、複数回の差分演算を行うため、その分の処理に要する時間が長くなる。また、プレプリント画像及び可変データの画像夫々についてマスター画像を保持しておく必要があると共に、複数段階の差分データを保持する必要もあるため、そのために搭載するべきメモリサイズが大きくなる。また、処理時間短縮のために、複数の差分演算を並列して行う場合、その分処理ロジックを搭載する必要がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、画像形成出力による出力結果を読み取った画像とマスター画像とを比較することによる画像の検査において、フォーマットとなる画像が予め印刷された用紙に対して更に画像形成出力を行う場合に、簡易な構成において正確な画像の位置合わせを可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、予め所定の画像が印刷された紙面上に対して画像形成装置による画像形成出力がされて生成された原稿を、読取装置により読み取って生成された読取画像の検査を行う画像検査装置であって、前記画像形成装置が画像形成出力を実行するための出力対象画像と、前記予め紙面上に印刷された所定の画像である印刷済み画像とを取得し、夫々の画像を合成して前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成する検査用画像生成部と、前記検査用画像の生成に際して、前記検査用画像を構成する画素毎に、その画素が前記出力対象画像に含まれる情報の一部であるか、前記印刷済み画像に含まれる情報の一部であるかを示す属性情報を生成する属性情報生成部と、前記検査用画像のうち、前記出力対象画像に含まれる情報の一部である画素のみに基づいて前記検査用画像と前記読取画像との第一の位置合わせを行い、前記印刷済み画像に含まれる情報の一部である画素のみに基づいて前記検査用画像と前記読取画像との第二の位置合わせを行う位置合わせ処理部と、前記第一の位置合わせ結果及び第二の位置合わせ結果の少なくとも一方を用いて位置合わせされた前記検査用画像と前記読取画像とを比較して検査を行う画像検査部とを含むことを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、予め所定の画像が印刷された紙面上に対して画像形成装置による画像形成出力がされて生成された原稿を、読取装置により読み取って生成された読取画像の検査を行う画像検査方法であって、前記画像形成装置が画像形成出力を実行するための出力対象画像と、前記予め紙面上に印刷された所定の画像である印刷済み画像とを取得し、夫々の画像を合成して前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成して記憶媒体に格納し、前記検査用画像の生成に際して、前記検査用画像を構成する画素毎に、その画素が前記出力対象画像に含まれる情報の一部であるか、前記印刷済み画像に含まれる情報の一部であるかを示す属性情報を生成して記憶媒体に格納し、前記検査用画像のうち、前記出力対象画像に含まれる情報の一部である画素のみに基づいて前記検査用画像と前記読取画像との第一の位置合わせを行って位置合わせ結果を記憶媒体に格納し、前記印刷済み画像に含まれる情報の一部である画素のみに基づいて前記検査用画像と前記読取画像との第二の位置合わせを行って位置合わせ結果を記憶媒体に格納し、前記第一の位置合わせ結果及び第二の位置合わせ結果の少なくとも一方を用いて位置合わせされた前記検査用画像と前記読取画像とを比較して検査を行うことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成出力による出力結果を読み取った画像とマスター画像とを比較することによる画像の検査において、フォーマットとなる画像が予め印刷された用紙に対して更に画像形成出力を行う場合に、簡易な構成において正確な画像の位置合わせが可能となる。
本発明の実施形態に係る検査装置を含む画像形成システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るプリントエンジン及び検査装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るマスター画像生成部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るマスター画像の生成態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る属性情報プレーンと画像情報とを示す図である。 本発明の実施形態に係る属性情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る属性情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る比較検査動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る位置合わせ処理の態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る属性情報に応じた位置合わせ処理の態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る位置合わせ結果の情報を示す図である。 本発明の実施形態に係る基準点の抽出範囲を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る比較検査動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る比較検査動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、枠線等のフォーマットとなる画像であるプレプリント画像が予め印刷された用紙(以降、プレプリント用紙とする)に対して、帳票データ等の可変データの画像を出力するプレプリント印刷について、出力結果を検査する検査装置を含む画像形成システムについて説明する
図1は、本実施形態に係る画像形成システムの全体構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システムは、DFE(Digital Front End)1、エンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4を含む。DFE1は、受信した印刷ジョブに基づいて印刷出力するべき画像データのビットマップデータを生成し、生成したビットマップデータをエンジンコントローラ2に出力する。
エンジンコントローラ2は、DFE1から受信したビットマップデータに基づいてプリントエンジン3を制御して画像形成出力を実行させると共に、ビットマップデータをマスター画像用の可変データとして検査装置4へ入力する。プリントエンジン3は、エンジンコントローラ2の制御に従い、ビットマップデータに基づいて画像形成出力を実行すると共に、出力した用紙を読取装置で読み取って生成した読取画像データを検査装置4に入力する。また、本実施形態に係るプリントエンジン3は、画像検査の準備として、プレプリント用紙をスキャンすることによりプレプリント画像を生成して検査装置4に入力する。
検査装置4は、エンジンコントローラ2から入力された可変データとプレプリント画像とに基づき、プリントエンジン3の出力結果を検査するためのマスター画像を生成する。そして、検査装置4は、プリントエンジン3から入力された読取画像を上記生成したマスター画像と比較することにより、出力結果の検査を行う画像検査装置である。本実施形態に係る検査装置4は、マスター画像を生成する際、夫々の画素毎に可変データの要素かプレプリント画像の要素かを示す属性情報を生成する。これが、本実施形態に係る要旨の1つである。
ここで、本実施形態に係るプリントエンジン3及び検査装置4の機能ブロックを構成するハードウェア構成について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る検査装置4のハードウェア構成を示すブロック図である。図2においては、検査装置4のハードウェア構成を示すが、プリントエンジン3についても同様である。
図2に示すように、本実施形態に係る検査装置4は、一般的なPC(Personal Computer)やサーバ等の情報処理装置と同様の構成を有する。即ち、本実施形態に係る検査装置4は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス90を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60、操作部70及び専用デバイス80が接続されている。
CPU10は演算手段であり、検査装置4全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。
I/F50は、バス90と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが検査装置4の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが検査装置4に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
専用デバイス80は、プリントエンジン3や検査装置4において、専用の機能を実現するためのハードウェアであり、プリントエンジン3の場合は、紙面上に画像形成出力を実行するプロッタ装置や、紙面上に出力された画像を読み取る読取装置である。また、検査装置4の場合は、高速に画像処理を行うための専用の演算装置である。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10の制御に従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るプリントエンジン3や検査装置4の機能を実現する機能ブロックが構成される。
図3は、本実施形態に係るプリントエンジン3及び検査装置4の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係るプリントエンジン3は、印刷処理部301及び読取装置302を含む。また、検査装置4は、読取画像取得部401、マスター画像生成部402、検査制御部403及び比較検査部404を含む。
印刷処理部301は、エンジンコントローラ2から入力されるビットマップデータを取得し、印刷用紙に対して画像形成出力を実行し、印刷済みの用紙を出力する。本実施形態に係る印刷処理部301は、電子写真式の一般的な画像形成機構によって実現される。読取装置302は、印刷処理部301によって印刷が実行されて出力された印刷用紙の紙面上に形成された画像を読み取り、読取データを検査装置4に出力する。また、読取装置302は、上述したように、プレプリント用紙をスキャンすることによりプレプリント画像を生成して検査装置4に出力する。
読取画像取得部401は、プリントエンジン3において印刷用紙の紙面上が読取装置302によって読み取られて生成された画像情報を取得し、比較検査部404に検査対象の画像として入力する。また、読取画像取得部401は、読取装置302から取得したプレプリント画像をマスター画像生成部402に入力する。
マスター画像生成部402は、上述したようにエンジンコントローラ2から入力された可変データ及び読取画像取得部401から入力されたプレプリント画像を取得し、上記検査対象の画像と比較するための検査用画像であるマスター画像を生成する。この際、マスター画像生成部402は、上述したように、マスター画像を構成する夫々の画素が、プレプリント画像に基づくものか可変データに基づくものかを示す属性データを、画像データと同様のデータ構成、即ち、夫々の画素データが配列されたデータ構成で生成する。マスター画像生成部402に含まれる機能の詳細及びマスター画像生成処理においては後に詳述する。
検査制御部403は、検査装置4全体の動作を制御する制御部であり、検査装置4に含まれる各構成は検査制御部403の制御に従って動作する。比較検査部404は、読取画像取得部401から入力される読取画像とマスター画像生成部402が生成したマスター画像とを比較し、意図した通りの画像形成出力が実行されているか否かを判断する画像検査部である。本実施形態に係る比較検査部404は、比較検査の際、上述した属性データに基づいてマスター画像と読取画像との位置合わせを行うと共に、属性データに応じた態様で比較検査を実行する。
次に、マスター画像生成部402に含まれる機能の詳細について図4を参照して説明する。図4は、マスター画像生成部402内部の構成を示すブロック図である。図4に示すように、マスター画像生成部402は、少値多値変換処理部421、解像度変換処理部422、色変換処理部423及び画像合成処理部424を含む。尚、本実施形態に係るマスター画像生成部402は、図2において説明した専用デバイス80、即ち、ハードウェアによって実現される。
少値多値変換処理部421は、有色/無色で表現された二値画像に対して少値/多値変換処理を実行して多値画像を生成する。本実施形態に係る可変データは、プリントエンジン3に入力するための情報であり、プリントエンジン3はCMYK(Cyan,Magenta,Yellow,blacK)各色二値の画像に基づいて画像形成出力を実行する。これに対して検査対象の画像である読取画像は、RGB(Red,Green,Blue)各色多階調の多値画像であるため、少値多値変換処理部421により先ず二値画像が多値画像に変換される。多値画像としては、例えばCMYK各8bitで表現された画像を用いることができる。
尚、本実施形態においては、プリントエンジン3がCMYK各色二値の画像に基づいて画像形成出力を実行する場合を例とし、マスター画像生成部402に少値多値変換処理部421が含まれる場合を例とするが、これは一例である。即ち、プリントエンジン3が多値画像に基づいて画像形成出力を実行する場合は、少値多値変換処理部421は省略可能である。
解像度変換処理部422は、少値多値変換処理部421によって生成された多値画像の解像度を、検査対象の画像である読取画像の解像度に合わせるように解像度変換を行う。本実施形態においては、読取装置302は200dpiの読取画像を生成するため、解像度変換処理部422は、少値多値変換処理部421によって生成された多値画像の解像度を200dpiに変換する。
色変換処理部423は、解像度変換処理部422によって解像度が変換された画像を取得して色変換を行う。上述したように、本実施形態に係る読取画像はRGB形式の画像であるため、色変換処理部423は、解像度変換処理部422によって解像度変換された後のCMYK形式の画像をRGB形式に変換する。これにより、画素毎にRGB各色8bit(合計24bit)で表現された200dpiの多値画像が生成され、この画像が可変データのマスター画像として用いられる。
画像合成処理部424は、本実施形態の要旨に係る構成であり、図5に示すように、読取画像取得部401から入力されたプレプリント画像と、少値多値変換処理部421、解像度変換処理部422及び色変換処理部423によって生成された可変データのマスター画像(以降、可変マスター画像とする)とを合成して最終的なマスター画像を生成する。即ち、画像合成処理部424は、検査用画像生成部として機能する。
図5に示すように、可変マスター画像及びプレプリント画像には、文字や枠線等の図形が表示された部分と、空白の部分とがある。そして、マスター画像においては、可変マスター画像及びプレプリント画像の両方が表示されることとなる。ここで、合成により1つの画像となった場合、もはや夫々の画像が可変マスター画像に基づく描画か、プレプリント画像に基づく描画か判断することはできない。
これに対して、本実施形態に係る画像合成処理部424は、可変マスター画像とプレプリント画像とを合成してマスター画像を生成する際、マスター画像を構成する夫々の画素毎に、その画素によって描画される画像の要素が可変マスター画像の描画か、プレプリント画像の描画かを示す属性情報を生成し、RGB各色のプレーンとは別に属性情報プレーンとして保持する。可変マスター画像の描画とは、可変データ画像において表示される情報の一部であり、プレプリント画像の描画とは、プレプリント画像において表示される情報の一部であるということができる。
このような属性情報プレーンの生成に際しては、夫々の画素の画素値を確認する処理が必要となり、負荷の高い処理となる。これに対して、本実施形態においては、画像合成処理部424が可変マスター画像とプレプリント画像とを合成してマスター画像を生成する際に、夫々の画素について属性情報プレーンを生成する。上記可変マスター画像とプレプリント画像とを合成してマスター画像を生成する処理には、必ず夫々の画素の画素値を参照する処理が含まれるため、その参照結果を用いることにより、夫々の画素についての画素値を参照する処理を追加で発生させることなく、効率的に属性情報プレーンを生成することが可能である。
尚、上記属性情報プレーン生成の効率化の趣旨は、マスター画像生成処理における可変マスター画像及びプレプリント画像の夫々の画素値の参照結果を用いることである。従って、上述したように画像合成処理部424がマスター画像の生成処理に加えて属性情報プレーンを生成する他、画像合成処理部424が上記画素値の参照結果を出力し、その参照結果に基づいて他のモジュールが属性情報プレーンを生成しても良い。この際、属性情報プレーンを生成するモジュールは、上記画素値の参照結果を取得可能であれば、マスター画像生成部402内部及びマスター画像生成部402外部のいずれにも設けることが可能である。
図6は、マスター画像のプレーン構成を模式的に示す図である。即ち、画像合成処理部424は、属性情報生成部として機能する。
図6に示すように、本実施形態に係るマスター画像は、RGB各色の画像情報プレーンと、上述した属性情報が保持される属性情報プレーンとを含む。尚、このような属性情報プレーンは、本来の画像情報のフォーマットの外部情報として保持することが可能であるが、一般的なビットマップデータのフォーマットに含まれる予備プレーンを用いることも可能である。
図7(a)は、本実施形態に係る属性情報プレーンの構成を示す図である。図7(a)に示すように、本実施形態に係る属性情報プレーンにおいては、夫々の画素に対応した属性情報Pxxが、マスター画像を構成する画素の位置に対応して縦横方向にマトリクス状に配置されて構成されている。尚、図7(b)に示すように、属性情報Pxxがマスター画像を構成する画素のライン毎に順番に配置された情報形式とすることも可能である。
次に、図8を参照して、本実施形態に係る属性情報Pxxの内容について説明する。図8に示すように、本実施形態に係る属性情報Pxxは、8ビット(1バイト)のビット列であり、1ビット目がプレプリント画像に含まれる画素であるか否かを示す“プレプリント画像識別ビット”として用いられ、2ビット目が可変マスター画像に含まれる画素であるか否かを示す“可変マスター画像識別ビット”として用いられる。夫々のビットは“0”であれば「描画無し」、“1”であれば「描画あり」を示す。
尚、同一の画素においてプレプリント画像と可変マスター画像との両方が重なっている場合、上記両方のビットが“1”となり描画が重なっていることが示される。他方、いずれの画像もない場合は、いずれのビットも“0”となり、空白であることが示される。また、8ビット中の残りの6ビットについては、他の属性情報を割り当てても良いし、1バイトで4画素分の属性情報を保持するようにしても良い。
画像合成処理部424は、図5に示すように画像の合成処理を実行する際に、夫々の画素毎に図8に示すような属性情報Pxxを生成する。夫々の画素が描画の一部であるか否かの判断は、夫々の画像を構成する画素毎にその濃度に基づいて行うことが可能である。上述したように、画像合成処理部424が処理する段階での可変マスター画像及びプレプリント画像は、RGB各8ビットで合計24ビットの画像である。その24ビットによって表現される画像の濃度が所定の濃度よりも濃ければ、そこには描画があると判断することが可能であり、元となる画像がプレプリント画像であれば“プレプリント画像識別ビット”を、可変マスター画像であれば“可変マスター画像識別ビットを”それぞれ“1”とする。
このようにしてマスター画像生成部402によってマスター画像が生成されると、検査制御部403の制御に従い、比較検査部404によって読取画像とマスター画像との位置合わせが行われた上で、その位置合わせ結果に応じて画像の比較検査が実行される。この際、比較検査部404は、マスター画像と共に生成された属性情報に基づき、プレプリント画像と可変マスター画像とで個別に位置合わせを行う。これにより、読取画像においてレジストずれによりプレプリント画像と可変データの画像とで位置が数画素単位でずれていたとしても、そのずれに影響されることなく位置合わせを行うことが可能であり、これが本実施形態に係る要旨の1つである。
図9を参照して、本実施形態に係る比較検査部404の動作について説明する。図9に示すように、比較検査部404は、まず検査制御部403からマスター画像を取得し(S901)、マスター画像から基準点を抽出する(S902)。基準点とは、画像の位置合わせにおいて基準の位置となる1つ若しくは複数の画素である。基準点抽出の態様としては、マスター画像においてトンボのような印刷物上の基準となる図形が含まれる場合、トンボの図形パターンと、トンボが表示されるべき予測位置を示す情報とに基づき、その予測位置周辺の画像のパターンマッチングによりトンボの位置を求めて基準点とすることができる。
また、マスター画像がトンボを含まない画像であれば、マスター画像に対してラプラシアンフィルタのようなエッジ検出フィルタと、コーナー検出フィルタとを適用することにより、画像のコーナーを画像の特徴点として抽出し、抽出された点を基準点とすることも可能である。
このようにして基準点を抽出すると、比較検査部404は、抽出された基準点に基づいて位置合わせ処理を開始する。本実施形態に係る比較検査部404は、位置合わせ処理において、まず可変マスター画像に基づいて位置合わせを行い、その位置合わせ結果を記憶媒体に保持する(S903)。また、比較検査部404は、プレプリント画像に基づいて位置合わせを行い、その位置合わせ結果を記憶媒体に保持する(S904)。尚、S903とS904との順序はどちらが先でもよく、双方を並列して処理しても良い。
ここで、S903、S904における位置合わせの具体的態様について、図10を参照して説明する。図10の“マスター画像”は、マスター画像の一部を示している。位置合わせ処理においては、図中“窓サイズ”として示されているように、S902において抽出された基準点Oを中心とした所定範囲の画像が、マッチングパターンとして用いられる。
図10の“読取画像”は、読取画像の一部であって“マスター画像”に対応する範囲の画像を示している。また、“読取画像”においては、“マスター画像”において“窓サイズ”が配置されている範囲が一点鎖線によって示されている。位置合わせ処理においては、“窓サイズ”によって切り取られる画像をマッチングパターンとして、図中“検索範囲”として示される範囲内を、縦横方向に動かしながら、パターンが一致する位置を検索する処理が実行される。図10の例においては、パターンが一致する位置が右上方向にずれている状態を示している。
比較検査部404は、パターンマッチングを行う際、マスター画像側で基準点Oを中心とした“窓サイズ”から抽出したマッチングパターンを読取画像の“検索範囲”内に重ね、夫々対応する画素同士の濃度の差分を計算する。このような差分の計算を、“検索範囲”内を縦横に1画素ずつずらしながら繰り返し実行し、夫々計算された差分がゼロ若しくはゼロに近ければ、パターンが一致していることを示している。図10の例の場合、“読取画像”において表示されている一点鎖線の範囲から右上にずれて表示されている破線の範囲にマッチングパターンを重ねて差分を計算した場合に差分が最も小さく、理想的にはゼロになるはずである。
しかしながら、印刷処理部301による画像形成出力においてレジストずれが発生し、プレプリント画像と可変データ画像との位置が僅かにでもずれてしまった場合、プレプリント画像と可変マスター画像とからなるマッチングパターンと、“読取画像”における対応する画像とが完全に一致しなくなってしまう。このような課題に対応するために、本実施形態に係る要旨は、属性情報Pxxを参照することにより、プレプリント画像と可変マスター画像とで別個にパターンマッチングを行うことにある。
即ち、プレプリント画像による位置合わせを行う場合は、属性情報Pxxの“プレプリント画像識別ビット”が“1”となっている画素のみ差分データの算出を行い、その他の画素は無視する。このような処理によって、プレプリント画像に含まれる描画の一部である画素のみに基づく位置合わせを実現することができる。
他方、可変マスター画像による位置合わせを行う場合は、“可変マスター画像識別ビット”が“1”となっている画素のみ差分データの算出を行い、その他の画素は無視する。このような処理によって、可変マスター画像に含まれる描画の一部である画素のみに基づく位置合わせを実現することができる。このような処理により、“読取画像”において上述したようなレジストずれが発生し、プレプリント画像と可変データ画像とで位置ずれが発生していても、好適に位置合わせを行うことが可能となる。即ち、比較検査部404が位置合わせ処理部として機能する。
図11は、プレプリント画像と可変マスター画像とで別個にパターンマッチングを行うことを概念的に示す図である。図10において“窓サイズ”で示される範囲の画像が、図11において“マスター画像”で示されるような画像である場合を考える。プレプリント画像は、例えば枠線等であり、“プレプリント画像識別ビット”が“1”となっている画素のみを参照すると、図11の“プレプリント画像”のように、枠線のみが抽出される。即ち、“プレプリント画像識別ビット”が“1”となっている画素のみを差分データの算出対象とする場合、その他の部分の画像とは無関係に、“プレプリント画像”に示すような枠線のコーナーとの位置合わせが行われる。
他方、可変マスター画像は、帳票等において枠線内に表示される文字や数字等であり、“可変マスター画像識別ビット”が“1”となっている画素のみを参照すると、図11の“可変マスター画像”のように、文字のみが抽出される。即ち、“可変マスター画像識別ビット”が“1”となっている画素のみを差分データの算出対象とする場合、その他の部分の画像とは無関係に、“可変マスター画像”に示すような文字の一部との位置合わせが行われる。
このようにして実行された夫々の位置合わせ結果は、図12に示すように、プレプリント画像、可変マスター画像夫々の場合の位置合わせ結果として、RAM20等の記憶媒体に保持される。尚、位置合わせ結果として生成される情報は、画像を縦横方向、即ちX軸方向、Y軸方向に動かす画素数の値を示す情報である。更に、上述したように、位置合わせ処理においては、図10に示す検索範囲内の全体において、マッチングパターンを重ねた上で差分値が求められ、差分値が最も低い重ね合わせの位置が位置合わせ結果として選択される。そのため、位置合わせ結果の情報には最も低かった差分値の値が含まれる。この差分値の値は、夫々の位置合わせ結果の正確度を示す情報として用いられる。
可変マスター画像及びプレプリント画像の夫々において位置合わせが完了すると、比較検査部404は、夫々において求められた位置合わせ結果のうち、一方を正式な位置合わせ結果として選択する(S905)。本実施形態に係るS905においては、より確実性の高い位置合わせ結果を選択すると言う趣旨から、図12に示すように位置合わせ結果に含まれる差分値の値がより低い方を正式な位置合わせ結果として選択する。
このようにして最終的な位置合わせ結果が選択されると、比較検査部404は、選択した位置合わせ結果を適用してマスター画像と読取画像との位置合わせを行い、両画像の比較検査を行う(S906)。即ち、比較検査部404が画像検査部として機能する。比較検査において、比較検査部404は、マスター画像と読取画像とを比較し、差分画像を出力する。この際、比較検査部404は、マスター画像を構成する画素と読取画像を構成する画素とで、対応する位置の画素の画素値を減算して差分を抽出する。
画像形成出力が正確に実行され、且つ上記の位置合わせが好適に実行されていれば、マスター画像と読取画像との差異は少なく、その結果画像を構成する画素の階調値はほとんど同じ値になり、上記減算した結果の差はゼロに近くなる。他方、画像形成出力が意図したとおりに実行されていなければ、画素の階調値に差異が生じ、上記減算した結果の差がゼロに近い値にならない。
比較検査部404は、このようにして生成された差分の値について、予め定められた所定の閾値と比較することにより欠陥判定を行う。この処理は、RGB夫々のプレーンごとに閾値を設定し、算出された差分と比較しても良いし、RGB夫々のプレーンについての差分に基づいて明度、色相、彩度全体の色のずれを算出し、その値に対して設定された閾値との比較により欠陥を判定しても良い。このような比較の結果、生成された差分の値が、閾値を超えていれば、比較検査部404は、読取画像に欠陥ありと判定する。このような処理により、本実施形態に係る比較検査部404による動作が完了する。
このように、本実施形態に係る検査装置4においては、マスター画像の生成に際して、夫々の画素毎にプレプリント画像に含まれる描画か、可変データ画像に含まれる描画かを示す属性情報を生成するため、プレプリント画像と可変データ画像とが合成されたマスター画像において、プレプリント画像に含まれる描画か、可変データ画像に含まれる描画かを判断することが可能である。そのため、プレプリント画像と可変データ画像とを夫々別個に保持する必要がなく、メモリ領域を削減することが可能であると共に、プレプリント印刷においても好適に画像の位置合わせを行うことが可能となる。
尚、上述したように、読取画像においてレジストずれが発生している場合、読取画像においては、プレプリント画像に対する可変データ画像の位置がずれているため、マスター画像と読取画像とは完全に同一の画像にはならない。そして、位置合わせ結果としてプレプリント画像と可変マスター画像とのいずれか一方を用いるため、他方の画像の位置がずれることとなる。その結果、ずれた画像については差分値が算出されることとなる。
このような問題に対しては、例えば閾値の設定により解決することが可能である。即ち、少なくとも一方の画像については好適に位置合わせが実行され、画像に欠陥が無ければ差分値は低くなるため、他方の画像について算出される差分値を許容する程度の閾値を設定することにより解決することが可能である。
また、OCR(Optical Character Recognition)による文字認識結果に基づいて比較検査を行う場合、レジストずれ程度の位置ずれは問題にならない。従って、本実施形態に係る効果をより好適に発揮することができる。
また、上記実施形態においては、図9のS902において任意の方法で基準点を抽出するものとして説明した。しかしながら、可変データ画像は、ページ毎に内容が表示される位置及び量が異なり不安定であるため、基準点が必ず抽出できるとは限らない。これに対して、プレプリントデータはフォーマットが既知であるため、基準点はプレプリントデータから抽出することが好ましい。これにより、より安定した精度の高い位置合わせを全てのページに対して行うことが可能である。
この場合、比較検査部404は、図9のS902において、マスター画像を構成する画素のうち、属性情報Pxxにおいて“プレプリント画像識別ビット”が“1”である画素のみを対象として基準点抽出を行う。これにより、基準点は必ずプレプリント画像から抽出されることとなる。
また、S903、S904においては、図10において説明したように、マスター画像から抽出された基準点を中心とした画像パターンを、読取画像の対応する位置周辺からマッチングによって抽出することにより位置合わせを行う場合を例として説明した。この際、マッチングの処理として、重ね合わせた画素同士の差分値が最も低い位置をマッチング位置とするが、この差分値に閾値を設け、閾値を下回る差分値が算出されない場合は、マッチングエラーとしても良い。
これは、読取画像において基準点周辺の画像パターンに欠陥が有る場合を示している。即ち、読取画像側の基準点周辺の画像に結果が有る場合、パターンマッチングを行っても、画像の欠陥によって同一の画像パターンが存在しないため、低い差分値が算出されない。そのような場合にまで、差分値の最も低い重ね合わせ位置をマッチング位置としてしまうと、誤った位置合わせが行われてしまう。
これに対して、位置合わせ時のパターンマッチングにおける差分値に閾値を設け、この閾値を下回る差分値でなければマッチングを認めないこととすれば、上記課題を解決することができる。また、このような場合、S905、S906の処理をキャンセルすることができ、より早い段階で画像の欠陥を検知することが可能となる。
また、基準点の抽出に際しては、例えば図13のA〜Fに示すように、画像の端部の領域から行うことが好ましい。これは、抽出された基準点は、画像の収縮を補正するためのスケールとしても用いられるためである。従って、上述したように、基準点は“プレプリント画像識別ビット”が“1”である画素から抽出することが好ましいが、図13のA〜Fの領域から“プレプリント画像識別ビット”が“1”である画素が抽出されない場合、“可変マスター画像識別ビット”が“1”である画素から抽出しても良い。
また、属性情報Pxxの“プレプリント画像識別ビット”及び“可変マスター画像識別ビット”の値に応じて、S906における比較検査の内容を変えることも可能である。図14は、そのような場合の比較検査の詳細を示すフローチャートである。図14に示すように、比較検査部404は、差分値を算出する画素毎に、属性情報Pxxを参照し、“プレプリント画像識別ビット”が“1”であるか否かを確認する(S1401)。その結果、“プレプリント画像識別ビット”が“1”であれば(S1401/YES)、比較検査部404は、プレプリント画像用の検査方法として定められた方法Aと、そのパラメータAを設定し(S1402)、差分値の算出を実行する(S1403)。
他方、“プレプリント画像識別ビット”が“1”でなく(S1401/NO)、“可変マスター画像識別ビット”の値が“1”であれば(S1404/YES)、比較検査部404は、可変データ画像用の検査方法として定められた方法Bと、そのパラメータBを設定し(S1405)、差分値の算出を実行する(S1403)。
“プレプリント画像識別ビット”が“1”でなく(S1401/NO)、“可変マスター画像識別ビット”の値も“1”でなければ(S1404/NO)、比較検査部404は、空白の検査方法として定められた方法Cと、そのパラメータCを設定し(S1406)、差分値の算出を実行する(S1403)。
このように、属性情報Pxxに基づいて検査方法を決定する具体例としては、例えば、プレプリントデータの検査は、欠け、かすれ等、マスター画像には存在するが、読取画像には存在しない有色画素の検知を目的とした検査を設定することが好ましい。これは、図14の方法Aであり、読取画像の画素値からマスター画像の画素値を減算することにより値を求める方法である。
また、可変データ画像の検査は、欠け、かすれに加えて、汚れに対応した検査を行うことが好ましい。汚れとは、即ち、マスター画像には存在しないが、読取画像に存在する有色画素である。これは、マスター画像の画素値から読取画像の画素値を減算することにより値を求める方法である。即ち、可変データ画像の場合に選択される方法Bは、上記方法Aに加えて、汚れ検知のための検査を含む。また、空白の検査は、汚れのみに対応した検査を行うことが好ましい。即ち、空白の場合に選択される方法Cは、汚れ検知のための検査のみの方法である。
また、パラメータA〜Cは、例えば、算出された差分値に適用される閾値の値である。即ち、プレプリントデータの検査に用いられるパラメータAの閾値は、可変データ画像の検査に用いられるパラメータBの閾値よりも緩くし、可変データ画像の検査においてはより厳しく欠陥画素を判断するようにする。
この他、プレプリント画像については、予め適切に印刷されているものと判断し、比較検査そのものをキャンセルしても良い。また、可変データ画像については、画素毎の比較演算ではなく、OCRによる文字情報の認識検査のみとすることも可能である。
更に、本実施形態に係る属性情報プレーンを用いることにより、プレプリント画像と可変マスター画像とを別々に保持することなく、プレプリント画像と可変データ画像との夫々について別個の位置合わせ結果を適用して比較検査を行うことが可能である。そのような例について、図15を参照して説明する。
図15は、プレプリント画像と可変データ画像との夫々について別個の位置合わせ結果を適用して比較検査を行う場合の比較検査部404の動作を示すフローチャートである。図15に示すように、S1504までは、図9のS904までと同様の処理が実行される。プレプリント画像及び可変マスター画像夫々について位置合わせを行って位置合わせ結果を保持すると、比較検査部404は、可変データ画像について比較検査を行う(S1505)。次いで、比較検査部404は、プレプリント画像について比較検査を行う(S1506)。尚、S1505とS1506との順序はどちらが先でもよく、双方を並列して処理しても良い。
S1505において、比較検査部404は、S906について説明したのと同様に、マスター画像と読取画像との比較差分値を算出する。この際、適用する位置合わせ結果は、S1503において算出した可変マスター画像についての位置合わせ結果である。また、比較差分値の算出は、属性情報Pxxにおいて、“可変マスター画像識別ビット”の値が“1”となっている画素のみである。
また、S1506において、比較検査部404は、S906について説明したのと同様に、マスター画像と読取画像との比較差分値を算出する。この際、適用する位置合わせ結果は、S1504において算出したプレプリント画像についての位置合わせ結果である。また、比較差分値の算出は、属性情報Pxxにおいて、“プレプリント画像識別ビット”の値が“1”となっている画素のみである。
このような処理により、可変データ画像の欠陥検査においては、可変データ画像についての位置合わせ結果に基づき、可変データ画像のみを対象として、プレプリント画像に影響されることなく比較検査を行うことができる。同様に、プレプリント画像の欠陥検査においては、プレプリント画像についての位置合わせ結果に基づき、プレプリント画像のみを対象として、可変データ画像に影響されることなく比較検査を行うことができる。
尚、図15に示す方法においては、空白部分が検査されないこととなる。このような課題は、読取画像の画素のうち、S1505及びS1506において検査されなかった画素について、汚れの検査を行うことにより解決することができる。S1505及びS1506において検査されなかった画素(以降、非検査画素とする)は、換言すると、属性情報Pxxにおいて“プレプリント画像識別ビット”及び“可変データ画像識別ビット”のいずれも“1”ではない画素であるが、夫々の検査において異なる位置合わせ結果に基づいて位置合わせが行われているため、属性情報プレーンの各属性情報Pxxをそのまま適用することはできない。
即ち、非検査画素は、読取画像を構成する画素のうち、可変マスター画像による位置合わせ結果に基づいて位置合わせされた状態で属性情報Pxxの“可変データ画像識別ビット”が“0”であって、且つプレプリント画像による位置合わせ結果に基づいて位置合わせされた状態で属性情報Pxxの“プレプリント画像識別ビット”が“0”である画素である。このような画素について、汚れ検査、即ち、マスター画像には存在しないが、読取画像に存在する有色画素を検索することにより、上記課題を解決することが可能である。
また、S1503及びS1504の処理が完了した時点で、可変マスター画像及びプレプリント画像夫々についての属性情報Pxxに基づいて読取画像についての属性情報Pxx´を生成しても良い。即ち、マスター画像において“プレプリント画像識別ビット”が“1”である画素について、S1504の位置合わせ結果に基づいて位置合わせを行った上で、読取画像において対応する画素の属性情報の“プレプリント画像識別ビット”を“1”とする。また、マスター画像において“可変マスター画像識別ビット”が“1”である画素について、S1503の位置合わせ結果に基づいて位置合わせを行った上で、読取画像において対応する画素の属性情報の“可変マスター画像識別ビット”を“1”とする。
このようにして生成された読取画像の属性情報Pxx´において“プレプリント画像識別ビット”及び“可変マスター画像識別ビット”のいずれも“0”である画素は、空白画素であるため、上述した非検査画素、即ち空白部分の判定は、読取画像について生成された属性情報において、“プレプリント画像識別ビット”及び“可変マスター画像識別ビット”のいずれもが“0”である画素を選択すれば良く、処理を簡略化することが可能となる。
また、欠陥検査の比較照合の結果出力について、プレプリントデータなのか可変データなのかで、出力内容を切り換えることも可能となる。例えば、「プレプリントデータに汚れがありました」、「可変データに汚れがありました」といったメッセージを出力することができ、ユーザによりわかりやすいメッセージを伝えることが可能となる。
また、上記実施形態においては、マスター画像及び読取画像夫々について、RGB形式の画像として画素値の差分を求めて比較検査を行う場合を例として説明した。この場合、高濃度範囲と低濃度範囲とでは、数値の差と人の目視による濃度認識の差の程度に差があるため、欠陥画素の判定を効率的に行うには、高濃度範囲と低濃度範囲とで、画素濃度の差分に対する閾値を変えることが好ましい。これに対して、画像をRGB形式からLab形式に変換して検査を行うことにより、どの濃度範囲においても一定の閾値で判断することが可能となる。
また、上記実施形態においては、プレプリント印刷を前提として説明したが、本実施形態に係る属性情報Pxxを用いる態様は、通常の白紙に対する画像形成出力においても有意な効果を得ることができる。即ち、出力対象画像に基づいてマスター画像を生成する際、出力対象画像において有色である画素について、表示されている情報の一部であることを示す属性情報を生成する。このような属性情報は、各画素1ビットで可能である。
そして、読取画像との比較検査においては、上記属性情報を参照することにより、検査用画像を構成する画素のうち、表示されている情報の一部である画素のみについて比較検査を行うことにより、比較検査のための演算量を減らして比較検査に要する時間を短縮することが可能となる。帳票等の文字情報が主となる画像の場合、画像の大部分が空白部分であるため、このような態様は特に有意義である。
また、上記実施形態においては、図8に示すように、2ビットによって属性情報を示す場合を例として説明した。この他、例えば1ビットによって可変データの描画かプレプリント画像の描画かを示すことも可能である。この場合、例えば、空白も含めて全体をプレプリント画像を示す“0”とした上で、可変データに含まれる画素について“1”を設定することにより実現可能である。
1 DFE
2 エンジンコントローラ
3 プリントエンジン
4 検査装置
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 専用デバイス
90 バス
301 印刷処理部
302 読取装置
401 読取画像取得部
402 マスター画像生成部
403 検査制御部
404 比較検査部
421 少値多値変換処理部
422 解像度変換処理部
423 色変換処理部
424 画像合成処理部
特開平3−281276号公報 特開平11−78183号公報 特開2005−41122号公報

Claims (9)

  1. 予め所定の画像が印刷された紙面上に対して画像形成装置による画像形成出力がされて生成された原稿を、読取装置により読み取って生成された読取画像の検査を行う画像検査装置であって、
    前記画像形成装置が画像形成出力を実行するための出力対象画像と、前記予め紙面上に印刷された所定の画像である印刷済み画像とを取得し、夫々の画像を合成して前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成する検査用画像生成部と、
    前記検査用画像の生成に際して、前記検査用画像を構成する画素毎に、その画素が前記出力対象画像に含まれる情報の一部であるか、前記印刷済み画像に含まれる情報の一部であるかを示す属性情報を生成する属性情報生成部と、
    前記検査用画像のうち、前記出力対象画像に含まれる情報の一部である画素のみに基づいて前記検査用画像と前記読取画像との第一の位置合わせを行い、前記印刷済み画像に含まれる情報の一部である画素のみに基づいて前記検査用画像と前記読取画像との第二の位置合わせを行う位置合わせ処理部と、
    前記第一の位置合わせ結果及び第二の位置合わせ結果の少なくとも一方を用いて位置合わせされた前記検査用画像と前記読取画像とを比較して検査を行う画像検査部とを含むことを特徴とする画像検査装置。
  2. 前記位置合わせ処理部は、
    前記検査用画像において特徴となる基準点を抽出し、
    前記第一の位置合わせにおいては、前記基準点周囲の画像のうち前記出力対象画像に含まれる情報の一部である画素によって構成される画像のみを前記読取画像において検索することにより前記検査用画像と前記読取画像との位置合わせを行い、
    前記第二の位置合わせにおいては、前記基準点周囲の画像のうち前記印刷済み画像に含まれる情報の一部である画素によって構成される画像のみを前記読取画像において検索することにより前記検査用画像と前記読取画像との位置合わせを行うことを特徴とする請求項1に記載の画像検査装置。
  3. 前記位置合わせ処理部は、前記検査用画像のうち、前記印刷済み画像に含まれる情報の一部である画素から前記基準点を抽出することを特徴とする請求項2に記載の画像検査装置。
  4. 前記位置合わせ処理部は、前記検査用画像を構成する所定範囲の画素と前記読取画像とを重ね合わせ、重なった画素の画素値の差分を算出し、前記所定範囲の画素について算出された差分の和がもっとも少ない重ね合わせの位置を位置合わせ結果として選択すると共に、前記最も少ない差分の値を前記位置合わせの正確度を示す情報として保持し、
    前記画像検査部は、前記正確度を示す情報に基づいて前記第一の位置合わせ結果及び前記第二の位置合わせ結果のうち適用する位置合わせ結果を選択することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の画像検査装置。
  5. 前記画像検査部は、前記検査用画像のうち前記出力対象画像に含まれる情報の一部である画素について、前記第一の位置合わせ結果を適用して前記検査用画像と前記読取画像とを比較して検査を行うことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の画像検査装置。
  6. 前記画像検査部は、前記検査用画像のうち前記印刷済み画像に含まれる情報の一部である画素について、前記第二の位置合わせ結果を適用して前記検査用画像と前記読取画像とを比較して検査を行うことを特徴とする請求項1乃至3並びに請求項5のいずれかに記載の画像検査装置。
  7. 前記画像検査部は、前記読取画像を構成する画素のうち、前記第一の位置合わせ結果を適用して前記出力対象画像に含まれる情報の一部である画素について検査された画素及び前記第二の位置合わせ結果を適用して前記出力対象画像に含まれる情報の一部である画素について検査された画素以外の画素について、空白画素としての検査を行うことを特徴とする請求項5または6に記載の画像検査装置。
  8. 前記画像検査装置は、
    前記第一の位置合わせ結果を適用した結果、前記検査用画像の画素のうち前記出力対象画像に含まれる情報の一部である画素の比較対象となる前記読取画像の画素について、前記出力対象画像に含まれる情報の一部であることを示す属性情報を生成し、
    前記第二の位置合わせ結果を適用した結果、前記検査用画像の画素のうち前記印刷済み画像に含まれる情報の一部である画素の比較対象となる前記読取画像の画素について、前記印刷済み画像に含まれる情報の一部であることを示す属性情報を生成して、前記読取画像の属性情報を生成することを特徴とする請求項1乃至3並びに請求項5ないし7いずれか1項に記載の画像検査装置。
  9. 予め所定の画像が印刷された紙面上に対して画像形成装置による画像形成出力がされて生成された原稿を、読取装置により読み取って生成された読取画像の検査を行う画像検査方法であって、
    前記画像形成装置が画像形成出力を実行するための出力対象画像と、前記予め紙面上に印刷された所定の画像である印刷済み画像とを取得し、夫々の画像を合成して前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成して記憶媒体に格納し、
    前記検査用画像の生成に際して、前記検査用画像を構成する画素毎に、その画素が前記出力対象画像に含まれる情報の一部であるか、前記印刷済み画像に含まれる情報の一部であるかを示す属性情報を生成して記憶媒体に格納し、
    前記検査用画像のうち、前記出力対象画像に含まれる情報の一部である画素のみに基づいて前記検査用画像と前記読取画像との第一の位置合わせを行って位置合わせ結果を記憶媒体に格納し、
    前記印刷済み画像に含まれる情報の一部である画素のみに基づいて前記検査用画像と前記読取画像との第二の位置合わせを行って位置合わせ結果を記憶媒体に格納し、
    前記第一の位置合わせ結果及び第二の位置合わせ結果の少なくとも一方を用いて位置合わせされた前記検査用画像と前記読取画像とを比較して検査を行うことを特徴とする画像検査方法。
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