JP5903741B2 - エレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置 - Google Patents

エレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置 Download PDF

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Description

本発明はエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置に関し、より詳しくは、複数のワイヤロープが懸垂されて駆動するワイヤロープにおいて、滑車(pulley)により懸垂されている多数のワイヤロープが曲げと伸びのような往復動の機械的な運動により各々のワイヤロープの長さ変形により長さの差が発生する場合、直ちに変動された長さが補正できるようにしたエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置に関する。
一般に、懸垂された各々の独立したワイヤロープによりエレベーターカーを往復動移送する過程で多数の独立したワイヤロープ間の張力の不均衡が発生するようになる。
このような張力の不均衡を周期的に管理しており、このように周期的な点検と管理を行うといってもエレベーターが設けられた現場の温度とエレベーター運転回数によってその変化がリアルタイム発生するため、次の点検時まで不均衡は続けて進行される。
このような不均衡の進行は滑車の片摩耗を発生させて滑車の円周率の差が発生し、円周率の差は独立したワイヤーの移送距離の差を発生させて滑車駆動時、ワイヤロープにスリップが発生して縦振動及び横振動を誘発させてエレベーターカーに直接的な振動の原因を発生するようになる問題点があった。
また、これによって付随的なエレベーターの故障の原因として作用してエレベーターカーの寿命と乗車感を低下させる問題点が発生した。
本発明は、上記の従来技術の問題点を解消するために案出したものであって、滑車(pulley)により懸垂されている多数のエレベーターワイヤロープが曲げと伸びのような往復動の機械的な運動により各々のワイヤロープの長さの差が発生し、これは1つの荷重に複数個のワイヤロープが受ける力の不均衡をもたらすことによって、ワイヤロープ相互間の張力の不均衡を発生するようになる場合、このような不均衡を直ちに解消するために張力を均等化させることができるようにしたエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を提供することをその目的とする。
上記の本発明の目的は、内側に収容空間が形成された本体、第1乃至第4ワイヤロープと連結され、上記本体の内に設けられた張力調節手段、上記張力調節手段を貫通して上記本体100の内側に水平に回転可能に結合された主軸、上記張力調節手段に連結された第1乃至第4ワイヤロープが外接するように上記本体の内に回転可能に結合された第1乃至第4案内ローラを含み、上記張力調節手段は、上記主軸に結合され、外周面に第1ワイヤロープが巻き取られた第1回転手段、上記主軸に結合され、外周面に第2ワイヤロープが巻き取られ、上記第1回転手段に連動して同一方向に回転される第2回転手段、上記主軸に結合され、外周面に第3ワイヤロープが巻き取られ、上記第2回転手段に連動し、かつ反対方向に回転される第3回転手段、及び上記主軸に結合され、外周面に第4ワイヤロープが巻き取られ、上記第3回転手段に連動し、かつ反対方向に回転される第4回転手段を含むことを特徴とする、エレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置により達成できる。
上記第1回転手段は、主軸に結合され、外周面に第1ワイヤロープが巻き取られ、内側に円板が形成された第1プーリ、第1内歯車が内周面に形成され、上記第1プーリの一側内周面に一部分が嵌合される第1リングギア、上記第1プーリの円板の前面に結合された多数の第1遊星ギアと、上記円板の後面に結合され、上記第1遊星ギアと歯車が半分のみ結合される多数の第2遊星ギアとから構成された第1遊星ギア部、及び上記第1遊星ギアの残りの歯車と結合されるように内周面に内歯車が形成され、上記第1プーリの他側に結合される第1外部リングギアを含むことを特徴とする。
上記第2回転手段は主軸に結合される円板が形成され、外面に第2ワイヤロープが巻き取られ、第1リングギアの残りの部分が嵌合される第2プーリ、第2内歯車が内周面に形成され、上記第2プーリの一側内周面に一部分のみ嵌合される第2リングギア、及び上記第2プーリの円板の前面に結合され、上記第1内歯車と歯車の一部分のみ結合された多数の第3遊星ギアと、上記円板の後面に結合され、上記第3遊星ギアと歯車の一部のみ結合される多数の第4遊星ギアとから構成された第2遊星ギア部を含むことを特徴とする。
上記第3回転手段は、主軸に結合される円板が形成され、外面に第3ワイヤロープが巻き取られ、第2リングギアの残りの部分が嵌合される第3プーリ、第3内歯車が内周面に形成され、上記第3プーリの一側内周面に一部分のみ嵌合される第3リングギア、及び上記第3プーリの円板の前面に結合され、上記第2内歯車と歯車の一部のみ結合される多数の第5遊星ギアと、上記円板の後面に結合され、上記第5遊星ギアと歯車の一部のみ結合される多数の第6遊星ギアとから構成された第3遊星ギア部を含むことを特徴とする。
上記第4回転手段は主軸に結合される円板が形成され、外面に第4ワイヤロープが巻き取られ、第3リングギアの残りの部分が嵌合される第4プーリ、上記第4プーリの円板の前面に結合され、上記第3内歯車と歯車の一部分のみ結合される多数の第7遊星ギアと、上記円板の後面に結合され、上記第7遊星ギアと歯車の一部分のみ結合される多数の第8遊星ギアで構成された第4遊星ギア部、及び上記第8遊星ギアの残りの歯車と結合されるように内周面に内歯車が形成され、上記第1リングギアの他側の内周面に結合される第2外部リングギアを含むことを特徴とする。
上記第1乃至第4プーリは、外周面に上記第1乃至第4ワイヤロープが挿入されるロープ溝が形成された縁部材と、上記縁部材の内側に形成され、主軸と結合される円板を含み、上記円板の外周部と縁部材の内周部との間には第1乃至第3リングギアが半分のみ挿入できるようにリング溝が円板の前・後面に一定深さに形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、エレベーターワイヤロープの長さの差が発生する場合、不均衡を直ちに解消して張力をリアルタイム自動で均等化させることができるので、安全性を向上させることができ、耐久性及び信頼性が向できる効果がある。
本発明の第1実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面組立斜視図である。 本発明の第1実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す正断面図である。 本発明の第1実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す正断面図である。 本発明の第1実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置のうち、‘第1回転手段’を示す図である。 本発明の第1実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置のうち、‘第1回転手段’の他の形態を示す図である。 本発明の第1実施形態の変形された実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面組立斜視図である。 本発明の第1実施形態の変形された実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面組立斜視図である。 本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す結合された部分正断面図である。 本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面分解斜視図である。 上記図11の一部を抜粋した分解斜視図及び組み立てられた正断面図である。 上記図11の一部を抜粋した分解斜視図及び組み立てられた正断面図である。 本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置の他の実施形態を示す結合正断面図である。 本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置の他の実施形態を示す半断面分解斜視図である。 本発明の第3実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面組立斜視図である。 本発明の第3実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す結合された正断面図である。 本発明の第3実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面分解斜視図である。 本発明の第4実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面組立斜視図である。 本発明の他の実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明すれば、次の通りである。
次に、本発明の第1実施形態を図1乃至図5に従って説明する。
図1は本発明の第1実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面組立斜視図、図2は本発明の第1実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面分解斜視図、図3及び図4は本発明の第1実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す正断面図、図5は本発明の第1実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置のうち、‘第1回転手段’を示す図、図6は本発明の第1実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置のうち、‘第1回転手段’の他の形態を示す図である。
図1乃至図5に示すように、本発明の第1実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置A1は、内側に収容空間が形成された本体100、エレベーターワイヤロープR1〜R4と連結され、上記本体100の内に設けられた張力調節手段、上記張力調節手段を貫通して上記本体100の内側に水平に回転可能に結合された主軸200、及び上記張力調節手段に連結されたエレベーターワイヤロープR1〜R4が外接するように上記本体100の内に回転可能に結合された第1乃至第4案内ローラB1〜B4を含む。
上記張力調節手段は、上記主軸200に結合され、外周面に第1ワイヤロープR1が巻き取られた第1回転手段1、上記主軸200に結合され、外周面に第2ワイヤロープR2が巻き取られ、上記第1回転手段1に連動して回転される第2回転手段2、上記主軸200に結合され、外周面に第3ワイヤロープR3が巻き取られ、上記第2回転手段2に連動して回転される第3回転手段3、及び上記主軸200に結合され、外周面に第4ワイヤロープR4が巻き取られ、上記第3回転手段3に連動して回転される第4回転手段4を含む。
第1回転手段1は、主軸200に結合され、外周面に第1ワイヤロープR1が巻き取られ、内側に円板が形成された第1プーリ11、第1内歯車L11が内周面に形成され、上記第1プーリ11の一側内周面に一部分が嵌合される第1リングギアL1、上記第1プーリ11の円板の前面に結合された多数の第1遊星ギア101と、上記円板の後面に結合され、上記第1遊星ギア101と歯車が半分のみ結合される多数の第2遊星ギア102とから構成された第1遊星ギア部10、及び上記第1遊星ギア101の残りの歯車と結合されるように内周面に内歯車L50が形成され、上記第1プーリ11の他側に結合される第1外部リングギアL5を含む。
上記円板は、前・後面に各々第1及び第2遊星ギア101、102が埋め込まれるようにギア結合溝H5が形成され、各ギア結合溝H5には第1及び第2遊星ギア101、102が回転可能に結合されるように軸ピンが形成される。
上記ギア結合溝H5は、円板の前・後面に多数形成されるが、相互交互に形成されることによって、各ギア結合溝H5に結合された第1及び第2遊星ギア101、102の部分的な歯結合を可能にする。
そして、円板の外面には第1及び第2遊星ギア101、102が離脱しないようにするために蓋板114が付着される。
以下に説明される第2乃至第4回転手段2〜4で言及される円板も同一であるので重複説明は省略する。
前述したように、上記第1遊星ギア101及び第2遊星ギア102は、その外周面の歯車が半分ずつ噛み合って結合される。
また、第2遊星ギア102はその外周面の歯車が第1遊星ギア101と半分が結合されると共に、第1リングギアL1の第1内歯車L11と残りの半分の歯車結合される。
そして、第1遊星ギア101はその外周面の歯車の半分は第2遊星ギア102と結合され、歯車の残りの半分は第1外部リングギアL5の内歯車L50と結合される。
第2回転手段2は主軸200に結合される円板が形成され、外面に第2ワイヤロープR2が巻き取られ、第1リングギアL1の残りの部分が嵌合される第2プーリ22、第2内歯車L22が内周面に形成され、上記第2プーリ22の一側内周面に一部分のみ嵌合される第2リングギアL2、上記第2プーリ22の円板の前面に結合され、上記第1内歯車L11と歯車の一部のみ結合された多数の第3遊星ギア203と、上記円板の後面に結合され、上記第3遊星ギア203及び第2リングギアL2と歯車結合される多数の第4遊星ギア204とから構成された第2遊星ギア部20を含む。
第3回転手段3は主軸200に結合される円板の形成され、外面に第3ワイヤロープR3が巻き取られ、第2リングギアL2の残りの部分が嵌合される第3プーリ33、第3内歯車L33が内周面に形成され、上記第3プーリ33の一側内周面に一部分のみ嵌合される第3リングギアL3、及び上記第3プーリ33の円板の前面に結合され、上記第2内歯車L22と歯車の一部のみ結合される多数の第5遊星ギア305と、上記円板の後面に結合され、上記第5遊星ギア305及び第3リングギアL3と歯車結合される多数の第6遊星ギア306とから構成された第3遊星ギア部30を含む。
第4回転手段4は主軸200に結合される円板が形成され、外面に第4ワイヤロープ40が巻き取られ、第3リングギアL3の残りの部分が嵌合される第4プーリ14、上記第4プーリ44の円板の前面に結合され、上記第3内歯車L33と歯車の一部分のみ結合される多数の第7遊星ギア407と、上記円板の後面に結合され、上記第7遊星ギア407と歯車の一部分のみ結合される多数の第8遊星ギア408とから構成された第4遊星ギア部40、及び上記第8遊星ギア408の残りの歯車と結合されるように内周面に内歯車L60が形成され、上記第1リングギアL1の他側の内周面に結合される第2外部リングギアL6を含む。
第1乃至第4プーリ11、22、33、44は、外周面に上記第1ワイヤロープR1が挿入されるロープ溝118が形成された縁部材116と、上記縁部材116の内側に形成され、上記主軸200と結合される円板112とを含む。
また、上記円板112の外周部と縁部材116の内周部との間には、第1乃至第3リングギアL1〜L3が結合できるように内側に凹入されてリング溝Hが前・後面に一定深さに形成される。
上記リング溝Hは、第1乃至第3リングギアL1〜L3が半分のみ挿入できるようにその深さを設定することが好ましい。
第1プーリ11に結合された第1及び第2遊星ギア101、102、第2プーリ22に結合された第3及び第4遊星ギア203、204、第3プーリ33に結合された第5及び第6遊星ギア305、306、第4プーリ44に結合された第7及び第8遊星ギア407、408は、各プーリの円板の前・後面に各々形成されたギア結合溝H5に挿入されて結合され、円板の外面に蓋板114が付着される。
また、上記第1及び第2遊星ギア101、102、第3及び第4遊星ギア203、204、第5及び第6遊星ギア305、306、第7及び第8遊星ギア407、408は、歯車の一部が円板の外側に突出してリング溝Hに突き出るように結合されることによって、第1乃至第4プーリ11、22、33、44のリング溝Hに結合された第1乃至第3リングギアL1、L2、L3の内歯車L11、L22、L33と結合できる。
そして、第1乃至第4プーリ11、22、33、44は、主軸200と別に自由に回転できるように主軸200に結合されたベアリング7に結合される。
一方、上記第1及び第3ワイヤロープR1、R3と第2及び第4ワイヤロープR2、R4は相反するように巻き取られる。
即ち、図1及び図2に示すように、第1及び第3ワイヤロープR1、R3は、第1及び第3プーリ11、33の外周面の前方に形成された固定ホール40に係止具50が固定された後、時計反回り方向に巻き取られた後、上部の第1及び第3案内ローラB1、B3に据置されたままに上方に向けて、第1及び第3ワイヤロープR1、R3の上端はメインワイヤロープ500と連結される。
第2及び第4ワイヤロープR2、R4は、第2及び第4プーリ22、44の外周面の後方に形成された固定ホール40に係止具50が固定された後、時計方向に巻き取られた後、上部の第2及び第4案内ローラB2、B4に据置されたままに上方に向けて、第2及び第4ワイヤロープR2、R4の上端はメインワイヤロープ500と連結される。
第1乃至第4ワイヤロープR1〜R4の上端とメインワイヤロープ500との連結は、ねじ結合式の連結具Cによりなされる。したがって、連結具Cの締結により第1乃至第4ワイヤロープR1〜R4とメインワイヤロープ500との結合及び分離が可能になる。
第1乃至第4プーリ11、22、33、44は、外周面に形成されたロープ溝118の一部位に第1ワイヤロープR1の端部が固定できるように固定ホール40が形成され、第1ワイヤロープR1の端部には上記固定ホール40にかかる係止具50が形成される。
固定ホール40は、第1ワイヤロープR1が挿入されるように入口は直径が大きく、出口は小さくなるようにしてテーパ付けるように形成される。
上記係止具50は第1ワイヤロープR1の端部に付着され、上記固定ホール40に挿入されるようにテーパ付けた形状である。
上記固定ホール40及び係止具50は、第2乃至第4プーリ22、33、44及び第2乃至第4ワイヤロープR2〜R4にも共に適用され、これに対する重複説明は省略する。
一方、図6に示すように、第1乃至第4プーリ11、22、33、44は、外周面に形成されたロープ溝118がロープを2回巻き取ることができるように、2すじに形成されることもできる。
勿論、2すじ以上の多数のすじに形成されることもできることは当然で、このようにロープを多数のすじに巻き取ることによって、高揚程のエレベーターにおけるロープ間の多くの変率に十分対応できる。
そして、第1乃至第8遊星ギア101、102、203、204、305、306、407、408は、一定の厚さを有するスパーギアで形成される。
特に、図3に示すように、第1及び第2遊星ギア101、102は、その外面に形成された歯車が半分のみ結合される。
同様に、第3及び第4遊星ギア203、204、第5及び第6遊星ギア305、306、第7及び第8遊星ギア407、408も各々一対をなし、かつその各々の外面に形成された歯車が互いに半分ずつ結合されるように設定される。
第1乃至第3リングギアL1〜L3は、第1乃至第4プーリ11、22、33、44と回転可能に結合できるようにするために、第1乃至第3リングギアL1〜L3の外周面と第1乃至第4プーリ11、22、33、44の内周面との間に各々ニードルベアリング6が取り付けられる。
また、第1及び第2外部リングギアL1、L6も第1及び第4プーリ11、44と回転可能に結合できるように第1及び第2外部リングギアL1、L6の外周面と第1及び第4プーリ11、44の内周面との間に各々ニードルベアリング6が取り付けられる。
上記第1乃至第3リングギアL1〜L3は一定の長さの幅を有し、内周面には第2、第4、第6遊星ギア203、204、306が結合されるように第1乃至第3内歯車L11、L22、L33が形成される。
第1及び第2外部リングギアL1、L6も内周面に内歯車L50、L60が形成されて第1及び第8遊星ギア101、408と結合され、本体100とボルト8により結合されることによって、第1及び第8遊星ギア101、408の公転時、これに影響を受けないが、第1及び第8遊星ギア101、408と結合された第2及び第7遊星ギア102、407の回転を一層増加させる役割をする。
以下、図2を参照して本発明の第1実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置A1の作動関係について説明する。
第1乃至第4ワイヤロープR1〜R4のうちのいずれか1つが先に作動する場合、それに結合された第1乃至第4回転手段1〜4のうちのいずれか1つが先に作動され、その他の残りの回転手段もギアに連結されているので、力の伝達により順次に作動される。
以下の説明において、第1ワイヤロープR1が上方に引っ張られ、これに連動して第1回転手段1が作動される実施形態を説明することにし、各構成要素の回転方向を矢印で図示し、図面上、左方を前方と定める。
まず、第1実施形態A1の第1回転手段1の作動について説明する。
第1ワイヤロープR1が上方に引っ張られると、第1プーリ11が時計反回り方向に回転され、第1プーリ11に結合された第1遊星ギア101及び第2遊星ギア102が同時に時計反回り方向に公転される。
この際、第1遊星ギア101は固定状態の第1外部リングギアL5と結合されいるので、公転と同時に時計方向の自転を行う。
第1遊星ギア101と結合された第2遊星ギア102は時計反回り方向に自転される。
上記第2遊星ギア102に結合された第1リングギアL1は、第2遊星ギア102の時計反回り方向の自転に連動して時計反回り方向に回転される。
この際、第1リングギアL1は第1遊星ギア101の公転と第2遊星ギア102の自転とが加えられることで、回転速度が一層速くなる。
次に、第1実施形態A1の第2回転手段2の作動について説明する。
上記第1リングギアL1が時計反回り方向に回転されるので、これに結合された第3遊星ギア203も時計反回り方向に自転及び公転するようになり、第3遊星ギア203の公転に伴われて第2プーリ22が時計反回り方向に回転されることによって、第2ワイヤロープR2を下降させる。
即ち、第2ワイヤロープR2はその端部が第2プーリ22の後方に固定されているので、第2プーリ22が時計反回り方向に回転されれば、第2ワイヤロープR2が巻かれながら引っ張られて下降する。
一方、第3遊星ギア203と結合された第4遊星ギア204は、第2プーリ22の回転方向と同一な時計反回り方向に公転するが、自転方向は時計方向に回転する。
この際、第4遊星ギア204の自転速度は第2プーリ22の公転速度より速いので、第2リングギアL2を時計方向に速く回転させるようになる。
次に、第1実施形態A1の第3回転手段3の作動について説明する。
第2リングギアL2が時計方向に高速回転されるので、第5遊星ギア305も時計方向に公転しながら、併せて時計方向に自転する。
第5遊星ギア305の公転に伴われて第3プーリ33が時計方向に回転されることによって、第3ワイヤロープR3を下降させる。
第3ワイヤロープR3は、端部が第3プーリ33の前方に固定されているので、第3プーリ33が時計方向に回転されれば、第3ワイヤロープR3が巻かれながら下降する。
一方、第5遊星ギア305と結合された第6遊星ギア306は第3プーリ33の回転方向と同一な時計方向に公転するが、自転方向は時計反回り方向に回転する。
この際、第6遊星ギア306の自転速度は第3プーリ33の公転速度より速いので、第3リングギアL3を時計反回り方向に速く回転させる。
次に、第1実施形態A1の第4回転手段4の作動について説明する。
第3リングギアL3が時計反回り方向に回転されるので、これに結合された第7遊星ギア407が時計反回り方向に公転及び自転を行うようになる。
第7遊星ギア407に結合された第8遊星ギア408は時計反回り方向に公転するが、時計方向に自転する。
第8遊星ギア408は第2外部リングギアL6と結合されいるが、第2外部リングギアL6は本体100とボルト締結により固定された状態であるので、第4プーリ44を時計反回り方向に回転するようにして、結果的に第4プーリ44に巻かれた第4ワイヤロープR4を巻く方向に回転するようになる。
一方、図7は本発明の第1実施形態の変形された実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面組立斜視図、図8は本発明の第1実施形態の変形された実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面分解斜視図である。
図7及び図8に示すように、本発明の第1実施形態の変形された実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置A1−2は、第1及び第2外部リングギアL1、L6が主軸200に伴って回転可能にする。
即ち、第1及び第2外部リングギアL1、L6を本体100と固定させず、主軸200に結合された状態に置くことで、第1及び第8遊星ギア101、408の回転に連動して回転されるようにする。
主軸200と第1及び第2外部リングギアL1、L6との固定は、通常のキーKの結合によりなされる。
即ち、主軸200に溝を掘り、第1及び第2外部リングギアL1、L6の中央通孔の内周面にも溝を形成した後、上記2つの溝にキーKを抑止嵌合させて固定させるようになる。
したがって、主軸200の回転に伴って第1及び第2外部リングギアL1、L6も回転されることができ、このような第1及び第2外部リングギアL1、L6の回転により第1乃至第4プーリ11、22、33、44まで連動される機械的な作動時間、即ち有機的な応答速度を速くすることができる。
次に、本発明の第2実施形態を図9乃至図11に基づいて説明する。
第2実施形態は、リングギアを排除し、サンギアを適用させる。
図9は本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面組立斜視図、図10は本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す結合された部分正断面図、図11は本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面分解斜視図、図12a及び図12bは上記図11で一部を抜粋した分解斜視図及び組み立てられた正断面図である。
図9乃至図12bに示すように、本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置A2は、内側に収容空間が形成された本体100、エレベーターワイヤロープR1〜R4と連結され、上記本体100の内に設けられた張力調節手段、上記張力調節手段を貫通して上記本体100の内側に水平に回転可能に結合された主軸200、上記張力調節手段に連結されたエレベーターワイヤロープR1〜R4が外接するように上記本体100の内に回転可能に結合された第1乃至第4案内ローラB1〜B4を含む。
張力調節手段は上記主軸200に結合され、外周面に第1ワイヤロープR1が巻き取られた第1回転手段1、上記主軸200に結合され、外周面に第2ワイヤロープR2が巻き取られ、上記第1回転手段1に連動して同一方向または反対方向に回転される第2回転手段2、上記主軸200に結合され、外周面に第3ワイヤロープR3が巻き取られ、上記第2回転手段2に連動し、かつ反対方向または同一方向に回転される第3回転手段3、及び上記主軸200に結合され、外周面に第4ワイヤロープR4が巻き取られ、上記第3回転手段3に連動し、かつ反対方向または同一方向に回転される第4回転手段4を含む。
第1回転手段1は外周面に第1ワイヤロープR1が巻き取られ、内側に貫通孔H31を有する円板112が形成された第1プーリ11、上記第1プーリ11の円板112の前面に結合される多数の第1遊星ギア101と、上記円板112の後面に結合され、上記第1遊星ギア101と外周面の歯車が半分のみ結合される多数の第2遊星ギア102とから構成された第1遊星ギア部10、主軸200が内部に結合され、上記第1プーリ11の中心部に形成された装着部Tの外部に結合され、上記貫通孔H31に挿入されて上記第2遊星ギア102と結合される第1サンギアS1、及び主軸200に回転可能に結合され、上記貫通孔H31に挿入されて上記第1遊星ギア101の残りの歯車と結合される第1外部サンギアS5を含む。
第2回転手段2は外周面に第2ワイヤロープR2が巻き取られ、内側に貫通孔H32を有する円板112が形成された第2プーリ22、上記第2プーリ22の円板112の前面に結合され、上記第1サンギアS1と歯車の一部とが結合される多数の第3遊星ギア203と、上記円板112の後面に結合され、上記第3遊星ギア203と歯車の一部のみ結合される多数の第4遊星ギア204とから構成された第2遊星ギア部20、及び主軸200が内部に結合され、上記第2プーリ22の中心部に形成された装着部Tの外部に結合され、上記貫通孔H32に挿入されて上記第4遊星ギア204と歯車の一部のみ結合される第2サンギアS2を含む。
第3回転手段3は外周面に第3ワイヤロープR3が巻き取られ、内側に貫通孔H33を有する円板112が形成された第3プーリ33、上記第3プーリ33の円板112の前面に結合され、上記第2サンギアS2と歯車の一部とが結合される多数の第5遊星ギア305と、上記円板112の後面に結合され、上記第5遊星ギア305と歯車の一部のみ結合される多数の第6遊星ギア306とから構成された第3遊星ギア部30、及び主軸200が内部に結合され、上記第3プーリ33の中心部に形成された装着部Tの外部に結合され、上記貫通孔H33に挿入されて上記第6遊星ギア306と歯車の一部のみ結合される第3サンギアS3を含む。
上記第3サンギアS3の結合関係について図12a及び図12bを参照して詳細に説明すると、上記装着部Tは上記第3プーリ33の中心部に形成される円筒形状の突出部であり、内側の通孔の内周面にベアリングTBが取り付けられ、上記ベアリングTBに主軸が200が結合される。
また、装着部Tの外周面にニードルベアリング6が結合され、上記ニードルベアリング6に第3サンギアS3が結合される。
上記第1及び第2サンギアS1、S2及び後述する第4サンギアS4も上記第3サンギアS3の結合構造と同一であるので、これに対する重複説明は省略する。
第4回転手段4は外周面に第4ワイヤロープR4が巻き取られ、内側に貫通孔H34を有する円板112が形成された第4プーリ44、上記第4プーリ44の円板112の前面に結合され、上記第3サンギアS3と歯車の一部のみ結合される多数の第7遊星ギア407と、上記円板112の後面に結合され、上記第7遊星ギア407と歯車の一部のみ結合される多数の第8遊星ギア408とから構成された第4遊星ギア部40、及び主軸200が内部に結合され、上記第4プーリ44の中心部に形成された装着部Tの外部に結合され、上記貫通孔H34に挿入されて上記第8遊星ギア408と歯車の一部のみ結合される第2外部サンギアS6を含む。
以下、本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置A2の作動関係を図11を参照して説明する。
以下、説明において、回転方向を矢印で図示した。
まず、第2実施形態A2の第1回転手段1の作動について説明する。
第1ワイヤロープR1が上方に引っ張られると、第1プーリ11が時計反回り方向に回転され、その内部の円板112に取り付けられた第1及び第2遊星ギア101、102が時計反回り方向に公転するようになる。
第1遊星ギア101は本体100に固定された第1外部サンギアS5の外周に乗って公転しながら、同時に時計反回り方向に自転する。
第1遊星ギア101と歯車により噛み合った第2遊星ギア102は時計方向に自転するようになり、第2遊星ギア102の歯車と噛み合った第1サンギアS1は時計反回り方向に回転される。
この際、第1サンギアS1の回転速度は第1プーリ11の回転速度より2倍速い。
次に、第2実施形態A2の第2回転手段2の作動について説明する。
以後、上記第1サンギアS1の時計反回り方向の回転により第3遊星ギア203が時計方向に自転しながら時計反回り方向に公転する。
以後、第3遊星ギア203と歯車により噛み合った第4遊星ギア204が時計反回り方向に自転されながら、併せて時計反回り方向の公転もするようになり、第4遊星ギア204の公転に伴われて第2プーリ22が時計反回り方向に回転されることによって、第2ワイヤロープR2を下降させる。
即ち、第2ワイヤロープR2はその端部が第2プーリ22の後方に固定されているので、第2プーリ22が時計反回り方向に回転されれば、第2ワイヤロープR2が巻かれながら引っ張られて下降する。
一方、第4遊星ギア204と歯車により噛み合った第2サンギアS2は時計方向に回転され、第2プーリ22の公転速度より速く回転される。
次に、第2実施形態A2の第3回転手段3の作動について説明する。
上記第2サンギアS2と歯車により噛み合った第5遊星ギア305が時計反回り方向に自転しながら時計方向に公転され、上記第5遊星ギア305と歯車により噛み合った第6遊星ギア306が時計方向に自転されると同時に、時計方向に公転するようになって、第3プーリ33が時計方向に回転されることによって、第3ワイヤロープR3が下方に引っ張られる。
第3ワイヤロープR3は端部が第3プーリ33の前方に固定されているので、第3プーリ33が時計方向に回転されれば、第3ワイヤロープR3が巻かれながら引っ張られて下降する。
一方、第5遊星ギア305と結合された第6遊星ギア306は、第3プーリ33の回転方向と同一な時計方向に公転及び自転する。
この際、第6遊星ギア306の自転速度は第3プーリ33の公転速度より速いので、第3サンギアS3を時計反回り方向に速く回転させるようになる。
次に、第2実施形態A2の第4回転手段4の作動について説明する。
第3サンギアS3が時計反回り方向に回転されるので、これに結合された第7遊星ギア407が時計方向に自転しながら時計反回り方向に公転され、第7遊星ギア407と結合された第8遊星ギア408が時計反回り方向に自転及び公転するようになる。
したがって、第8遊星ギア408の時計反回り方向の公転により第4プーリ44が時計反回り方向に回転されることによって、第4ワイヤロープR4が下方に引っ張られる。
上記した本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置A2は、上記第1及び第2外部サンギアS5、S6は本体100にボルト8の締結により固定される。
しかしながら、第1及び第2外部サンギアS5、S6は本体100と固定させず、主軸200に固定させることもできる。
図13は本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置の他の実施形態を示す結合正断面図であり、図14は本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置の他の実施形態を示す半断面分解斜視図である。
図13及び図14に示すように、本発明の第2実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置の他の実施形態A2−2は、第2実施形態A2と同一であるが、主軸200と第1及び第2外部サンギアS5、S6の固定は通常のキーKの結合によりなされたことに差異点がある。
即ち、上記差異点とは、主軸200にキー溝K2を形成し、第1及び第2外部サンギアS5、S6の中央通孔の内周面にもキー溝K3を形成した後、上記2つのキー溝K2、K3にキーK1を抑止嵌合させて固定させるものである。
したがって、本発明の第2実施形態の他の実施形態A2−2に対する作動関係は第2実施形態A2と大同小異であるので、その詳細な説明は省略する。
但し、上記差異点により第1及び第2外部サンギアS5、S6はその各々に結合された主軸200を回転させることができるようになる。
したがって、第1プーリ11の変化に第2乃至第4プーリ22〜44が速く対応することができる長所がある。
次に、本発明の第3実施形態を図15乃至図17を参照して説明する。
上記第3実施形態はサンギアの中間に円板が回転可能に結合された構造である。
図15は本発明の第3実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面組立斜視図、図16は本発明の第3実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す結合された正断面図、図17は本発明の第3実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面分解斜視図である。
図15乃至図17に示すように、本発明の第3実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置A3の構成は前述した第2実施形態A2と大同小異であるので、各構成要素に対する重複説明は省略する。
但し、第3実施形態A3と第2実施形態A2との差異点は、第1乃至第3サンギアS1a、S2a、S3aの形状が変更される。
即ち、第1乃至第3サンギアS1a、S2a、S3aは、外周面の中間部位に滑らかな回転面S103a、S203a、S303aが形成され、上記回転面S103a、S203a、S303aの両側に第1歯車S101a、S201a、S301a及び第2歯車S102a、S202a、S302aが各々形成される。
上記第1歯車S101a、S201a、S301a及び第2歯車S102a、S202a、S302aは各々遊星ギアの歯車と噛み合って結合される。
即ち、第1サンギアS1aの第1歯車S101aには第2遊星ギア102が結合され、第2歯車S102aには第3遊星ギア203が結合される。
第2サンギアS2aの第1歯車S201aには第4遊星ギア204が結合され、第2歯車S202aには第5遊星ギア305が結合される。
第3サンギアS3aの第1歯車S301aには第6遊星ギア306が結合され、第2歯車S302aには第7遊星ギア407が結合される。
そして、上記第1乃至第4プーリ11、22、33、44の蓋板114、224、334、444の中心孔にベアリングBaが結合され、上記ベアリングBaの内側に第1乃至第3サンギアS1a、S2a、S3a及び第1及び第2外部サンギアS5a、S6aが結合される。
特に、ベアリングBaは表面が滑らかな回転面S103a、S203a、S303a及び回転面S503a、S603aに結合されて第1乃至第3サンギアS1a、S2a、S3a及び第1及び第2外部サンギアS5a、S6aが円滑に回転できる。
次に、本発明の第4実施形態を図18に基づいて説明する。
図18は、本発明の第4実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す半断面組立斜視図である。
前述した第1乃至第3実施形態A1〜A3、A1−2、A2−2に図示された第1乃至第8遊星ギア101、102、203、204、305、306、407、408はスパーギア形状からなる。
しかしながら、必ずスパーギアのみに限定されず、図16に示すように、直径が相異する2重構造のスパーギア形状にも変形実施できる。
図17に示すように、第1乃至第8遊星ギア101、102、203、204、305、306、407、408は、直径の大きい大ギアLRと直径の小さい小ギアが重畳して一体形成されて段差を有する二重スパーギアで形成される。
また、第1遊星ギア101と第2遊星ギア102の歯車の噛み合いは第1遊星ギア101の小ギアSRと第2遊星ギア102の小ギアSRとの間の結合によりなされる。
同様に、第3及び第4遊星ギア203、204、第5及び第6遊星ギア305、306、第7及び第8遊星ギア407、408の結合関係も各々の小ギアSR同士結合される。
勿論、各遊星ギア対の大ギアLR同士も結合できることは当然である。
したがって、このように第1乃至第8遊星ギア101、102、203、204、305、306、407、408の小ギアSR同士の結合または大ギアLR同士の結合により回転速度の変化を誘発することができ、このような回転速度の変化により第1乃至第4プーリ11、22、33、44の巻取速度に変化を与えるようになる。
前述した本発明の第1乃至第4実施形態の説明の前提条件として4個のワイヤロープとそれに各々結合された4個の回転手段を具備した4個の回転手段を説明したが、ワイヤロープの個数及びそれに従属した回転手段の個数は必ず4個に限定されず、より多い個数の奇数または偶数からなることができることを明らかにする。
また、前述した実施形態は多数の回転手段の間の有機的な作動を第1ワイヤロープが最初作動され、それに従動されて第2乃至第4ワイヤロープが作動される関係を説明したが、最初の作動順序は定まっておらず、ランダムに選択されることができ、これに従動される各回転手段の作動は大同小異であるので、このような作動例を一々説明しないことにする。
一方、図19及び図20は本発明の他の実施形態に従うエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置を示す断面図である。
図19に示すように、2すじのエレベーターワイヤロープRa、Rbが本体100の上部に形成された通孔120を通じて引き込まれた後、プーリ11に外接した後、下部に端部が各々固定されたものであって、案内ローラのない形態である。
図20に示すように、2すじのエレベーターワイヤロープRa、Rbが本体100の上部に形成された通孔120を通じて引き込まれた後、プーリ11に外接した後、下部に端部が各々固定されたものであって、エレベーターワイヤロープRa、Rb毎に案内ローラBが取り付けられた形態である。
したがって、案内ローラBはないこともあり、1つまたはその以上の多数個が取り付けられることができる。
たとえ本発明が前述した好ましい実施形態と関連して説明されたが、発明の要旨と範囲から逸脱することなく、多様な修正及び変形が可能であることは当業者であれば容易に認識できるものであり、このような変更及び修正は全て添付した請求の範囲に属することは自明である。

Claims (21)

  1. 内側に収容空間が形成された本体と、
    第1乃至第4ワイヤロープと連結され、前記本体の内に設けられた張力調節手段と、
    前記張力調節手段を貫通して前記本体の内側に水平に回転可能に結合された主軸とを含み、
    前記張力調節手段は、前記主軸に結合され、外周面に第1ワイヤロープが巻き取られた第1回転手段、前記主軸に結合され、外周面に第2ワイヤロープが巻き取られ、前記第1回転手段に連動して回転される第2回転手段、前記主軸に結合され、外周面に第3ワイヤロープが巻き取られ、前記第2回転手段に連動して回転される第3回転手段と、
    前記主軸に結合され、外周面に第4ワイヤロープが巻き取られ、前記第3回転手段に連動して回転される第4回転手段とを含み、
    前記第1回転手段は、
    外周面に前記第1ワイヤロープが巻き取られるロープ溝が形成された縁部材と、前記縁部材の内側に形成され、主軸と結合され、第1外部リングギア及び第1リングギアが部分的に挿入されるようにリング溝が前・後面に各々形成された円板で構成された第1プーリと、
    第1内歯車が内周面に形成され、前記第1プーリの一側内周面に一部分が嵌合される前記第1リングギアと、
    前記第1プーリの円板の前面に結合される多数の第1遊星ギアと、前記円板の後面に結合され、前記第1遊星ギアと歯車が半分のみ結合される多数の第2遊星ギアとから構成された第1遊星ギア部と、
    前記第1遊星ギアの歯車と結合されるように内周面に内歯車が形成され、前記第1プーリの円板の前面リング溝に結合される前記第1外部リングギアとを含み、
    前記第1及び第2遊星ギアは一定厚さを有するスパーギアまたは直径の大きい大ギアと直径の小さい小ギアとが一体となった二重スパーギアからなることを特徴とする、エレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置
  2. 前記第2回転手段は、
    外周面に第2ワイヤロープが巻き取られるロープ溝が形成された縁部材と、前記縁部材の内側に形成され、主軸と結合され、前記第1リングギア及び第2リングギアが部分的に挿入されるリング溝が前・後面に各々形成された円板で構成された第2プーリと、
    第2内歯車が内周面に形成され、前記第2プーリの一側内周面に一部分が嵌合される前記 第2リングギアと、
    前記第2プーリの円板の前面に結合され、第1内歯車と歯車の一部のみ結合された多数の第3遊星ギアと、前記第2プーリの円板の後面に結合され、前記第3遊星ギア及び前記第2リングギアと歯車結合される多数の第4遊星ギアとから構成された第2遊星ギア部とを含み、
    前記第3及び第4遊星ギアは一定厚さを有するスパーギアまたは直径の大きい大ギアと直径の小さい小ギアが一体となった二重スパーギアからなることを特徴とする、請求項1に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  3. 前記第3回転手段は、
    外周面に第3ワイヤロープが巻き取られるロープ溝が形成された縁部材と、前記縁部材の内側に形成され、主軸と結合され、前記第2リングギア及び第3リングギアが部分的に挿入されるリング溝が前・後面に各々形成された円板で構成された第3プーリと、
    第3内歯車が内周面に形成され、前記第3プーリの一側内周面に一部分のみ嵌合される前記第3リングギアと、
    前記第3プーリの円板の前面に結合され、第2内歯車と歯車の一部のみ結合される多数の第5遊星ギアと、前記第3プーリの円板の後面に結合され、前記多数の第5遊星ギア及び前記第3リングギアと歯車結合される多数の第6遊星ギアとから構成された第3遊星ギア部を含み、
    前記第5及び第6遊星ギアは一定厚さを有するスパーギアまたは直径の大きい大ギアと直径の小さい小ギアが一体となった二重スパーギアからなることを特徴とする、請求項1に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  4. 前記第4回転手段は、
    外周面に第4ワイヤロープが巻き取られるロープ溝が形成された縁部材と、前記縁部材の内側に形成され、主軸と結合され、前記第3リングギア及び第2外部リングギアが部分的に挿入されるリング溝が前・後面に各々形成された円板で構成された第4プーリと、
    前記第4プーリの円板の前面に結合され、前記第3リングギアの第3内歯車と歯車の一部分のみ結合される多数の第7遊星ギアと、前記第4プーリの円板の後面に結合され、前記第7遊星ギアと歯車の一部分のみ結合される多数の第8遊星ギアとから構成された第4遊星ギア部と、
    前記第8遊星ギアの残りの歯車と結合されるように内周面に内歯車が形成され、前記第4プーリの円板の後面リング溝に結合される前記第2外部リングギアを含み、
    前記第7及び第8遊星ギアは一定の厚さを有するスパーギアまたは直径の大きい大ギアと直径の小さい小ギアが一体となった二重スパーギアからなることを特徴とする、請求項1に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  5. 前記ロープ溝の一部位に第1乃至第4ワイヤロープの端部が固定できるように固定ホールが形成され、
    前記第1乃至第4ワイヤロープの端部には前記固定ホールにかかるように係止具が形成されたことを特徴とする、請求項1乃至4のうち、いずれか1項に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  6. 前記固定ホールは、入口は直径が大きく、出口は小さくなってテーパに形成され、
    前記係止具は前記固定ホールに結合されるようにテーパ形状であることを特徴とする、請求項5に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  7. 前記第1及び第2ワイヤロープは相互相反するように巻き取られ、前記第3及び第4ワイヤロープは相互相反するように巻き取られたことを特徴とする、請求項1に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  8. 前記第1外部リングギアは本体または主軸に結合されることを特徴とする、請求項1に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  9. 前記第2外部リングギアは本体または主軸に結合されることを特徴とする、請求項4に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  10. 内側に収容空間が形成された本体と、
    第1乃至第4ワイヤロープと連結され、前記本体の内に設けられた張力調節手段と、
    前記張力調節手段を貫通して前記本体の内側に水平に回転可能に結合された主軸と、
    前記張力調節手段は、前記主軸に結合され、外周面に第1ワイヤロープが巻き取られた第1回転手段と、
    前記主軸に結合され、外周面に第2ワイヤロープが巻き取られ、前記第1回転手段に連動して回転される第2回転手段と、
    前記主軸に結合され、外周面に第3ワイヤロープが巻き取られ、前記第2回転手段に連動して回転される第3回転手段と、
    前記主軸に結合され、外周面に第4ワイヤロープが巻き取られ、前記第3回転手段に連動して回転される第4回転手段とを含み、
    前記第1回転手段は、
    外周面に第1ワイヤロープが巻き取られ、内側に貫通孔を有する円板が形成された第1プーリと、
    前記第1プーリの円板の前面に結合される前記多数の第1遊星ギアと、前記円板の後面に結合され、前記多数の第1遊星ギアと外周面の歯車が半分のみ結合される前記多数の第2遊星ギアとから構成された前記第1遊星ギア部と、
    主軸が内部に結合され、前記第1プーリの中心部に形成された装着部の外部に結合され、前記貫通孔に挿入されて前記多数の第2遊星ギアと結合される第1サンギアと、
    前記第1プーリの貫通孔に挿入されて前記第1遊星ギアと歯車の一部とが結合される第1外部サンギアと、
    を含むことを特徴とする、エレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  11. 前記第2回転手段は、
    外周面に第2ワイヤロープが巻き取られ、内側に貫通孔を有する円板が形成された第2プーリと、
    前記第2プーリの円板の前面に結合され、前記第1サンギアと歯車の一部とが結合される前記多数の第3遊星ギアと、前記円板の後面に結合され、前記第3遊星ギアと歯車の一部のみ結合される前記多数の第4遊星ギアとから構成された前記第2遊星ギア部と、
    主軸が内部に結合され、前記第2プーリの中心部に形成された装着部の外部に結合され、前記貫通孔に挿入されて前記第4遊星ギアと歯車の一部のみ結合される第2サンギアと、
    を含むことを特徴とする、請求項10に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  12. 前記第3回転手段は、
    外周面に第3ワイヤロープが巻き取られ、内側に貫通孔を有する円板が形成された第3プーリと、
    前記第3プーリの円板の前面に結合され、前記第2サンギアと歯車の一部とが結合される前記多数の第5遊星ギアと、前記円板の後面に結合され、前記第5遊星ギアと歯車の一部のみ結合される前記多数の第6遊星ギアとから構成された前記第3遊星ギア部と、
    主軸が内部に結合され、前記第3プーリの中心部に形成された装着部の外部に結合され、前記貫通孔に挿入されて前記第6遊星ギアと歯車の一部のみ結合される第3サンギアと、
    を含むことを特徴とする、請求項10に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  13. 前記第4回転手段は、
    外周面に第4ワイヤロープが巻き取られ、内側に貫通孔を有する円板が形成された第4プーリと、
    前記第4プーリの円板の前面に結合され、前記第3サンギアと歯車の一部のみ結合される前記多数の第7遊星ギアと、前記円板の後面に結合され、前記第7遊星ギアと歯車の一部のみ結合される前記多数の第8遊星ギアとから構成された前記第4遊星ギア部と、
    前記第4プーリの貫通孔に挿入されて前記第8遊星ギアと歯車の一部のみ結合される第2外部サンギアと、
    を含むことを特徴とする、請求項10に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  14. 前記第1外部サンギアは本体または主軸に結合されることを特徴とする、請求項10に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  15. 前記第2外部サンギアは本体または主軸に結合されることを特徴とする、請求項13に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  16. 前記第1サンギアは外周面の中間部位に滑らかな回転面が形成され、
    前記回転面の両側に第1歯車及び第2歯車が各々形成されたことを特徴とする、請求項10に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  17. 前記第2サンギアは外周面の中間部位に滑らかな回転面が形成され、
    前記回転面の両側に第1歯車及び第2歯車が各々形成されたことを特徴とする、請求項11に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  18. 前記第3サンギアは外周面の中間部分に滑らかな回転面が形成され、
    前記回転面の両側に第1歯車及び第2歯車が各々形成されたことを特徴とする、請求項12に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  19. 前記第1外部サンギアは外周面の一部分は歯車が形成され、残りの部分は滑らかな回転面が形成されたことを特徴とする、請求項14に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  20. 前記第2外部サンギアは外周面の一部分は歯車が形成され、残りの部分は滑らかな回転面が形成されたことを特徴とする、請求項15に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
  21. 前記張力調節手段に連結された第1乃至第4ワイヤロープが外接するように前記本体の内に回転可能に結合される第1乃至第4案内ローラをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のエレベーターワイヤロープ張力自動均等化装置。
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