JP5900225B2 - 圧入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧入装置に関する。
従来、この種の圧入装置としては、周囲枠の上方向中間部に水平に支持された基台に対して第1方向(Y方向)に移動自在な第1ワーク支持プレートと、第1ワーク支持プレートに対して第2方向(X方向)に移動自在な第2ワーク支持プレートと、ベアリングを支持する圧入側アダプタと、基台の下側に配置されて圧入側アダプタを上方向に押し出す圧入側ロッドと、バックアップ側アダプタと、基台の上側に配置されてバックアップ側アダプタを下方向に押し出すバックアップロッドとを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、第2ワーク支持プレートにワークが取り付けられた状態で、ワークのベアリング取付穴を挟んで圧入側アダプタとバックアップ側アダプタとが取付軸線上で並ぶようワークをXY方向に移動させて、その状態でバックアップ側アダプタを下側に押し出してベアリング取付穴の上面を押圧すると共に圧入側アダプタを上側に押し出してワークの取付穴にベアリングを圧入している。
特許第4722766号公報
上述の圧入装置では、ワークはXY方向に移動可能であるが、圧入側アダプタや支持側アダプタはXY方向に移動不能であることから、ワークにおけるベアリング取付穴の位置によっては、ワークのXY方向の移動距離が大きくなる。このため、装置のXY方向の寸法をある程度大きくする必要があった。
本発明の圧入装置は、装置の小型化を図ることを主目的とする。
本発明の圧入装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の圧入装置は、
ワークの被圧入部に圧入部品を圧入する圧入装置であって、
前記ワークを支持した状態で回転可能な支持回転手段と、
前記支持回転手段の上側に配置される上側ヘッドと、
前記支持回転手段の上側に配置され、前記上側ヘッドを前記支持回転手段の回転面に平行な直線方向にスライドさせると共に下降させる上側ヘッド移動手段と、
前記支持回転手段の下側に配置される下側ヘッドと、
前記支持回転手段の下側に配置され、前記下側ヘッドを該支持回転手段を挟んで該下側ヘッドが前記上側ヘッドに対向可能なよう前記上側ヘッドのスライド方向に平行な直線方向にスライドさせると共に上昇させる下側ヘッド移動手段と、
を備え、
前記上側ヘッドと前記下側ヘッドとのうち少なくとも一方に前記圧入部品が装着された状態で、前記上側ヘッドと前記被圧入部と前記下側ヘッドとが上下方向に揃うよう前記支持回転手段を回転させると共に前記上側ヘッドおよび前記下側ヘッドをスライドさせて、その状態で、前記上側ヘッドと前記下側ヘッドとを前記ワーク側に向けて上下方向に移動させて前記被圧入部に前記圧入部品を圧入する、
ことを特徴とする。
この本発明の圧入装置では、ワークを支持した状態で回転可能な支持回転手段と、支持回転手段の上側に配置される上側ヘッドと、支持回転手段の上側に配置され上側ヘッドを支持回転手段の回転面に平行な直線方向にスライドさせると共に下降させる上側ヘッド移動手段と、支持回転手段の下側に配置される下側ヘッドと、支持回転手段の下側に配置され下側ヘッドを支持回転手段を挟んで下側ヘッドが上側ヘッドに対向可能なよう上側ヘッドのスライド方向に平行な直線方向にスライドさせると共に上昇させる下側ヘッド移動手段と、を設ける。そして、上側ヘッドと下側ヘッドとのうち少なくとも一方に圧入部品が装着された状態で、上側ヘッドと被圧入部と下側ヘッドとが上下方向に揃うよう支持回転手段を回転させると共に上側ヘッドおよび下側ヘッドをスライドさせて、その状態で、上側ヘッドと下側ヘッドとをワーク側に移動させて被圧入部に圧入部品を圧入する。これにより、ワークを上下方向に直交する第1方向や上下方向および第1方向に直交する第2方向に移動させるが上側ヘッドおよび下側ヘッドを第1方向や第2方向に移動させない構成に比して、上側ヘッドと被圧入部と下側ヘッドとを上下方向に揃える際にワークの移動距離が大きくなるのを抑制することができる。この結果、装置の小型化(具体的には、回転支持手段の回転面に平行でかつ上側ヘッドや下側ヘッドのスライド方向に直交する方向の小型化)を図ることができる。ここで、「上側ヘッドと下側ヘッドとのうち少なくとも一方に圧入部品が装着された状態」は、上側ヘッドに圧入部品が装着されたが下側ヘッドに圧入部品が装着されていない状態,上側ヘッドに圧入部品が装着されていないが下側ヘッドに圧入部品が装着された状態,上側ヘッドと下側ヘッドとに共に圧入部品が装着された状態をいう。
こうした本発明の圧入装置において、前記上側ヘッド移動手段は、前記支持回転手段の回転軸を通過する直線方向に前記上側ヘッドを移動させる手段であり、前記下側ヘッド移動手段は、前記支持回転手段の回転軸を通過する直線方向に前記下側ヘッドを移動させる手段である、ものとすることもできる。
また、本発明の圧入装置において、前記支持回転手段は、前記ワークを支持する支持手段と、昇降可能で且つ該支持手段を回転させる昇降回転手段と、を備える手段であり、前記上側ヘッド移動手段は、前記上側ヘッドが装着される第1ヘッドテーブルと、該第1ヘッドテーブルをスライドさせる第1スライド手段と、該第1ヘッドテーブルを昇降させる第1昇降手段と、を備える手段であり、前記下側ヘッド移動手段は、前記下側ヘッドが装着される第2ヘッドテーブルと、該第2ヘッドテーブルをスライドさせる第2スライド手段と、該第2ヘッドテーブルを昇降させる第2昇降手段と、を備える手段である、ものとすることもできる。この場合、前記支持手段は、前記ワークを支持するパレットと、前記パレットを搬送する搬送台と、を有する手段である、ものとすることもできる。また、前記昇降回転手段は、前記搬送台の下側に配置され、上昇して前記搬送台および前記パレットを支持し、その状態で回転する手段である、ものとすることもできる。
圧入装置10の構成の概略を示す構成図である。 圧入装置10の構成の概略を示す構成図である。 パレット回転移動機構40周辺の構成の概略を示す構成図である。 パレット20周辺の構成の概略祖示す構成図である。 上側圧入ヘッド61の構成の概略を示す構成図である。 上側ヘッド移動機構70周辺の構成の概略を示す構成図である。 下側圧入ヘッド81の一部の構成の概略を示す構成図である。 下側ヘッド移動機構90周辺の構成の概略を示す構成図である。 圧入工程における各工程を示す工程図である。 工程S110の様子を示す説明図である。 工程S130の様子を示す説明図である。 工程S150の様子を示す説明図である。 変形例の上側開口被圧入部101aおよび下側開口被圧入部101bにベアリング108を圧入する様子を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1および図2は、圧入装置10の構成の概略を示す構成図であり、図3は、パレット回転移動機構40周辺の構成の概略を示す構成図であり、図4は、パレット20周辺の構成の概略祖示す構成図であり、図5は、上側圧入ヘッド61の構成の概略を示す構成図であり、図6は、上側ヘッド移動機構70周辺の構成の概略を示す構成図であり、図7は、下側圧入ヘッド81の一部の構成の概略を示す構成図であり、図8は、下側ヘッド移動機構90周辺の構成の概略を示す構成図である。なお、図2は、図1の圧入装置10をA−A面から見た構成図に相当する。また、図1や図2では、図示の都合上、パレット回転移動機構40の一部などの図示を省略した。さらに、図4,図6,図8は、それぞれ、パレット20周辺,上側ヘッド移動機構70,下側ヘッド移動機構90を上側から見た上面図に相当する。
実施例の圧入装置10は、自動変速機を収容するためのケースなどのワーク100の被圧入部101に圧入部品としてのベアリング108を圧入する圧入工程を行なう際に用いられる装置であり、図1および図2に示すように、架台11と、架台11の上下方向(鉛直方向)の略中央でワーク100を支持するパレット20と、パレット20(ワーク100)を回転させるパレット回転移動機構40と、上側ヘッド60と、架台11におけるパレット20より上側に配置されて上側ヘッド60をパレット20(ワーク100)の回転面に平行な直線方向(図1の左右方向)にスライドさせると共に下降させる上側ヘッド移動機構70と、下側ヘッド80と、架台11におけるパレット20より下側に配置されて下側ヘッド80をパレット20の回転面に平行かつ上側ヘッド60のスライド方向に平行かつパレット20を挟んで下側ヘッド80が上側ヘッド60に対向可能な直線方向(図1の左右方向)にスライドさせると共に上昇させる下側ヘッド移動機構90と、を備える。
パレット20は、上面に上側に突出する複数の突出部21が形成されており、これらの突出部21によってワーク100を支持できるようになっている。また、パレット20は、架台11の上下方向(鉛直方向)の略中央の載置部15に載置された搬送台30に取り付けられて図示しないモータによって回転駆動される複数のローラ31に載置され、圧入工程の前工程の終了後に、複数のローラ31の回転駆動によって架台11の上下方向(鉛直方向)の略中央(図1,図2参照)且つ搬送台30の略中央(図4参照)に搬入され、圧入工程の終了後に複数のローラ31の回転駆動によって圧入装置10の外部に搬出される。パレット20および搬送台30には、中央に穴22,32が形成されており、下側ヘッド80が上昇するときに通過できるようになっている。
パレット回転移動機構40は、図1〜図4に示すように、パレット20や搬送台30を回転させるための回転テーブル41と、回転テーブル41を回転自在に支持する昇降ベース45と、昇降ベース45(回転テーブル41)を昇降させる昇降駆動源50と、回転テーブル41を回転させる回転駆動源55と、を備える。回転テーブル41は、複数の突出部42が上面に形成されており、パレット20が搬送台30の略中央に搬入されている状態で上昇したときに、これらの突出部42がパレット20や搬送台30に形成された図示しない複数の穴に挿通するようになっている。また、この回転テーブル41は、下面に転がり部材43が取り付けられており、この転がり部材43が昇降ベース45の上面に形成された環状のガイド部46に沿って転がることによって回転できるようになっている。回転テーブル41や昇降ベース45には、パレット20や搬送台30と同様に、中央に穴44,47が形成されており、下側ヘッド80が上昇するときに通過できるようになっている。昇降駆動源50は、モータや、モータからのからの動力を鉛直方向(図2および図3の上下方向)の動力に変換して昇降ベース45に伝達するボールねじなどを備える。回転駆動源55は、モータや、モータからの動力を回転テーブル41に伝達するギヤなどを備える。
このパレット回転移動機構40では、昇降駆動源50によって昇降ベース45および回転テーブル41を一体に上昇させて複数の突出部42をパレット20や搬送台30の複数の穴に挿通させることにより、パレット20や搬送台30の回転テーブル41に対する位置決めを行なうことができる。そして、その状態から昇降ベース45,回転テーブル41,搬送台30,パレット20を一体に更に若干上昇させることにより、搬送台30を架台11の載置部15から持ち上げることができる。更に、その状態で、回転駆動源55によって回転テーブル41,搬送台30,パレット20,ワーク100を一体に回転させる(図4の破線矢印参照)ことにより、ワーク100の被圧入部101を回転軸O(図4参照)の回りの任意の位置に移動させることができる。
上側ヘッド60は、上側ヘッド移動機構70の上側ヘッドテーブル71に着脱可能となっており、未使用時には、上側ヘッドホルダ68に保持されている。上側ヘッド60としては、実施例では、圧入工程の実行時に圧入側のヘッドとして用いられる上側圧入ヘッド61や非圧入側(バックアップ側)のヘッドとして用いられる上側バックアップヘッド66を用いるものとした。上側圧入ヘッド61は、図5に示すように、下側から見たときに断面が円形状の本体部62と、本体部62の外周部に設けられてベアリング108を把持可能であると共に本体部62の軸方向に摺動可能な把持部63と、を備える。上側バックアップヘッド66は、把持部を備えない点を除いて、上側圧入ヘッド61の本体部62と同様の形状に形成されている。上側圧入ヘッド61や上側バックアップヘッド66の詳細な形状や大きさは、被圧入部101やベアリング108の形状や大きさなどに応じて設計される。なお、上側圧入ヘッド61や上側バックアップヘッド66の数は、1つずつに限定されるものではなく、被圧入部101やベアリング108の数に応じた数とすればよい。この上側ヘッド60は、上側ヘッドホルダ68がスライドしたり回転したりするなどして上側ヘッドテーブル71に着脱される。
上側ヘッド移動機構70は、図1,図2,図6に示すように、架台11におけるパレット20より上側に配置されると共に下端部に設けられたヘッド着脱部72に上側ヘッド60が着脱される上側ヘッドテーブル71と、上側ヘッドテーブル71を昇降させる昇降駆動源74と、上側ヘッドテーブル71を回転テーブル41の回転面に平行な直線方向(図1および図6の左右方向)にスライドさせる上側ヘッドスライド駆動源77と、を備える。架台11の上部の上側基台12には、上側ヘッド60の軸中心が回転テーブル41の回転軸O(図4および図6参照)を通過するよう図1および図6の左右方向を長手とする長穴13が形成されると共にこの長穴13の長手方向に沿ってレール14が敷設されている。上側ヘッドテーブル71は、下面の凹部73がレール14に嵌ることによって上側基台12に支持されると共に図1および図6の左右方向にスライド可能となっている。このときに上側ヘッド60の軸中心が取り得る範囲(またはそれを鉛直方向に投影したもの)をスライド軌跡Lとして図4および図6に示した。昇降駆動源74は、モータや、モータからの動力を鉛直方向(図1および図2の上下方向)の動力に変換して上側ヘッドテーブル71に伝達するボールねじなどを備える。上側ヘッドスライド駆動源77は、モータや、モータからの動力を図6の左右方向の動力に変換して上側ヘッドテーブル71に伝達するボールねじなどを備える。
この上側ヘッド移動機構70では、上側ヘッド60が上側ヘッドテーブル71に装着された状態で、上側ヘッドスライド駆動源77によって上側ヘッド60を図1および図6の左右方向にスライドさせることができ、昇降駆動源74によって上側ヘッド60を下降させることができる。
下側ヘッド80は、下側ヘッド移動機構90の下側ヘッドテーブル91に着脱可能となっており、未使用時には、下側ヘッドホルダ88に保持されている。下側ヘッド80としては、実施例では、圧入工程の実行時に圧入側のヘッドとして用いられる下側圧入ヘッド81や非圧入側(バックアップ側)のヘッドとして用いられる下側バックアップヘッド86を用いるものとした。下側圧入ヘッド81は、図7に示すように、上側にベアリング108を載置する載置部82が形成されており、その他については、上側圧入ヘッド61の本体部62や上側バックアップヘッド66を上下反転させたものと同様の形状に形成されている。下側バックアップヘッド86は、上側バックアップヘッド66を上下反転させたものと同様に形成されている。下側圧入ヘッド81や下側バックアップヘッド86の詳細な形状や大きさは、上側圧入ヘッド61や上側バックアップヘッド66と同様に、被圧入部101やベアリング108の形状や大きさなどに応じて設計される。なお、下側圧入ヘッド81や下側バックアップヘッド86の数も、1つずつに限定されるものではなく、被圧入部101やベアリング108の数に応じた数とすればよい。この下側ヘッド80は、下側ヘッドホルダ88がスライドしたり回転したりするなどして下側ヘッドテーブル91に着脱される。
下側ヘッド移動機構90は、図1,図2,図8に示すように、架台11におけるパレット20より下側に配置されると共に上端部に設けられたヘッド着脱部92に下側ヘッド80が着脱される下側ヘッドテーブル91と、下側ヘッドテーブル91を昇降させる昇降駆動源94と、下側ヘッドテーブル91を回転テーブル41の回転面に平行かつ上側ヘッド60のスライド方向に平行かつ下側ヘッド80が上側ヘッド60に対向可能な直線方向(図1および図8の左右方向)にスライドさせるスライド駆動源97と、を備える。架台11の中央より若干下側の下側基台16には、下側ヘッド80の軸中心が回転テーブル41の回転軸O(図4および図8参照)を通過すると共に長穴13に平行となる(長穴13の鉛直下側となる)よう図1および図6の左右方向を長手とする長穴17が形成されると共にこの長穴17の長手方向に沿ってレール18が敷設されている。下側ヘッドテーブル91は、下面の凹部93がレール18に嵌ることによって下側基台16に支持されると共に図1および図8の左右方向にスライド可能となっている。したがって、上述の図4および図6のスライド軌跡Lおよび図8のスライド軌跡Lは、上側ヘッド60および下側ヘッド80の軸中心が取り得る範囲(またはそれを鉛直方向に投影したもの)で鉛直方向に見たときには一致する。昇降駆動源94は、モータや、モータからの動力を鉛直方向(図1および図2の上下方向)の動力に変換して下側ヘッドテーブル91に伝達するボールねじなどを備える。スライド駆動源97は、モータや、モータからの動力を図8の左右方向の動力に変換して下側ヘッドテーブル91に伝達するボールねじなどを備える。
この下側ヘッド移動機構90では、下側ヘッド80が下側ヘッドテーブル91に装着された状態で、スライド駆動源97によって下側ヘッド80を図1および図8の左右方向にスライドさせることができ、昇降駆動源94によって下側ヘッド80を上昇させることができる。
次に、こうして構成された実施例の圧入装置10を用いて圧入工程を行なう際の動作について説明する。実施例では、ワーク100に上側が開口された被圧入部101(以下、上側開口被圧入部101aという)と下側が開口された被圧入部101(以下、下側開口被圧入部101bという)とが1つずつ形成されており、上側開口被圧入部101a,下側開口被圧入部101bの順にベアリング108を圧入する場合について説明する。
図9は、圧入工程における各工程を示す工程図である。圧入工程では、まず、搬送台30のローラ31の回転駆動によって、ワーク100を支持するパレット20を搬送台30の略中央に搬入する(工程S100)。そして、昇降駆動源50によって、昇降ベース45および回転テーブル41を一体に上昇させて、回転テーブル41にパレット20および搬送台30を保持させる(工程S110)。図10は、工程S110の様子を示す説明図である。工程S110では、工程S100が完了した状態(図10(a))から、昇降ベース45および回転テーブル41を一体に上昇させて、回転テーブル41の複数の突出部42をパレット20や搬送台30の複数の穴に挿通させる(図10(b))。これにより、パレット20や搬送台30の回転テーブル41に対する位置決めが行なわれる。そして、更に、昇降ベース45,回転テーブル41,搬送台30,パレット20を一体に若干上昇させて、搬送台30を架台11の載置部15から持ち上げる(図10(c))。これにより、搬送台30は、回転テーブル41によって保持される状態となる。
こうして回転テーブル41にパレット20および搬送台30を保持させると、ワーク100の上側開口被圧入部101a,上側圧入ヘッド61,下側バックアップヘッド86が上下方向(鉛直方向)に揃うようそれぞれの位置合わせを行なう(工程S120)。この工程では、ワーク100については、回転駆動源55によって、上側開口被圧入部101aがスライド軌跡L上となるよう、回転テーブル41,搬送台30,パレット20,ワーク100を一体に回転させる(図4参照)。また、上側圧入ヘッド61については、上側ヘッドホルダ68によって上側ヘッドテーブル71に装着して、その状態で、上側ヘッドスライド駆動源77によって、上側圧入ヘッド61が上側開口被圧入部101aの鉛直上側となるよう図6の左右方向にスライドさせる(図6参照)。さらに、下側バックアップヘッド86については、下側ヘッドホルダ88によって下側ヘッドテーブル91に装着して、その状態で、スライド駆動源97によって、下側バックアップヘッド86が上側開口被圧入部101aの鉛直下側となるよう図8の左右方向にスライドさせる(図8参照)。これにより、図1や図2に示すように、上側圧入ヘッド61とワーク100の上側開口被圧入部101aと下側バックアップヘッド86とを上下方向(鉛直方向)に揃えることができる。
実施例では、ワーク100が回転可能となると共に上側圧入ヘッド61および下側バックアップヘッド86が直線方向にスライド可能となるよう圧入装置10を構成するものとしたから、ワーク100は第1方向(X方向)やそれに直行する第2方向(Y方向)に移動可能だが上側圧入ヘッド61や下側バックアップヘッド86が第1方向や第2方向に移動不能に圧入装置を構成する比較例に比して、上側圧入ヘッド61とワーク100の上側開口被圧入部101aと下側バックアップヘッド86とを上下方向(鉛直方向)に揃える際にワーク100の移動距離が大きくなるのを抑制することができる。この結果、圧入装置10の小型化、具体的には、回転テーブル41の回転面に平行でかつ上側ヘッド60や下側ヘッド80のスライド方向に直交する方向(図の左右方向)の小型化を図ることができる。
続いて、上側開口被圧入部101aにベアリング108を圧入する(工程S130)。図11は、この工程の様子を示す説明図である。この工程では、工程S120が完了した状態(図11(a))から、昇降駆動源94によって、下側バックアップヘッド86を上昇させてワーク100における上側開口被圧入部101aより下側バックアップヘッド86側のバックアップ位置102aに当接させる又は当接する直前で停止させる(図11(b))。そして、その状態で、昇降駆動源74によって、上側圧入ヘッド61を下降させて、上側開口被圧入部101aの周縁にベアリング108を接触させ、その後は、上側圧入ヘッド61による鉛直下向きの力によって、上側開口被圧入部101aにベアリング108を圧入する(図11(c))。このとき、上側圧入ヘッド61の把持部63は、その下端部がワーク100の上側開口被圧入部101aの周囲の壁面などに当接して鉛直上側に移動する。なお、ワーク100における上側開口被圧入部101aの軸方向が鉛直方向(ベアリング108の圧入方向)に対して若干傾いているときには、上側圧入ヘッド61が下降して、ワーク100がベアリング108(上側圧入ヘッド61)と下側バックアップヘッド86とによって狭圧されたときに、その狭圧力によって鉛直方向となるよう修正されることになる。これにより、上側開口被圧入部101aやベアリング108にかじりが生じないように、上側開口被圧入部101aにベアリング108を圧入することができる。そして、昇降駆動源74によって上側圧入ヘッド61を上昇させると共に昇降駆動源94によって下側バックアップヘッド86を下降させて、上側圧入ヘッド61と下側バックアップヘッド86とを工程S130を行なう直前の位置に戻す(図11(d))。そして、上側ヘッドスライド駆動源77によって、上側圧入ヘッド61を工程S120を行なう直前(上側ヘッドテーブル71に装着する直前)の位置にスライドさせて、上側ヘッドホルダ68によって、上側ヘッドテーブル71から取り外すと共に、スライド駆動源97によって、下側圧入ヘッド81を工程S120を行なう直前(下側ヘッドテーブル91に装着する直前)の位置にスライドさせて、下側ヘッドホルダ88によって、下側ヘッドテーブル91から取り外す。
次に、ワーク100の下側開口被圧入部101b,上側バックアップヘッド66,下側圧入ヘッド81が上下方向(鉛直方向)に揃うようそれぞれの位置合わせを行なう(工程S140)。この工程では、ワーク100については、工程S120と同様に、回転駆動源55によって、下側開口被圧入部101bがスライド軌跡L上となるよう、回転テーブル41,搬送台30,パレット20,ワーク100を一体に回転させる(図4参照)。また、上側バックアップヘッド66については、上側ヘッドホルダ68によって上側ヘッドテーブル71に装着して、その状態で、工程S120と同様に、上側ヘッドスライド駆動源77によって、上側バックアップヘッド66が下側開口被圧入部101bの鉛直上側となるよう図6の左右方向にスライドさせる(図6参照)。さらに、下側圧入ヘッド81については、下側ヘッドホルダ88によって下側ヘッドテーブル91に装着して、その状態で、工程S120と同様に、スライド駆動源97によって、下側圧入ヘッド81が下側開口被圧入部101bの鉛直下側となるよう図8の左右方向にスライドさせる(図8参照)。これにより、工程S120と同様に、上側バックアップヘッド66とワーク100の下側開口被圧入部101bと下側圧入ヘッド81とを上下方向(鉛直方向)に揃えることができる。
続いて、下側開口被圧入部101bにベアリング108を圧入する(工程S150)。図12は、この工程の様子を示す説明図である。この工程では、工程S140が完了した状態(図12(a))から、昇降駆動源74によって、上側バックアップヘッド66を下降させてワーク100における下側開口被圧入部101bより上側バックアップヘッド66側のバックアップ位置102bに当接させる又は当接後にバックアップヘッド66によってワーク100を若干押し下げる(図12(b))。そして、その状態で、昇降駆動源94によって、下側開口被圧入部101bの周縁にベアリング108と接触する直前の高さまで下側圧入ヘッド81を上昇させる。その後は、上側バックアップヘッド66を更に下降させることによって、ワーク100を押し下げながら下側開口被圧入部101bにベアリング108を圧入する(図12(c))。なお、ワーク100における下側開口被圧入部101aの軸方向が鉛直方向(ベアリング108の圧入方向)に対して若干傾いているときには、下側圧入ヘッド81が上昇して、ワーク100が上側バックアップヘッド66とベアリング108(下側圧入ヘッド81)とによって狭圧されたときに、その狭圧力によって鉛直方向となるよう修正されることになる。これにより、下側開口被圧入部101bやベアリング108にかじりが生じないように、下側開口被圧入部101bにベアリング108を圧入することができる。そして、昇降駆動源74によって上側バックアップヘッド66を上昇させると共に昇降駆動源94によって下側バックアップヘッド86を下降させて、上側バックアップヘッド66と下側圧入ヘッド81とを工程S150を行なう直前の位置に戻す(図12(d))。そして、上側ヘッドスライド駆動源77によって、上側バックアップヘッド66を工程S140を行なう直前(上側ヘッドテーブル71に装着する直前)の位置にスライドさせて、上側ヘッドホルダ68によって、上側ヘッドテーブル71から取り外すと共に、スライド駆動源97によって、下側圧入ヘッド81を工程S140を行なう直前(下側ヘッドテーブル91に装着する直前)の位置にスライドさせて、下側ヘッドホルダ88によって、下側ヘッドテーブル91から取り外す。
こうして上側開口被圧入部101aへのベアリング108の圧入と下側開口被圧入部101bへのベアリング108の圧入とが完了すると、回転駆動源55によって回転テーブル41を回転させて回転テーブル41の回転位置を工程S120を行なう直前(回転テーブル41の回転を開始する直前)の回転位置に戻し、その状態で、昇降駆動源50によって回転テーブル41を下降させて回転テーブル41によるパレット20および搬送台30の保持を解除させる(工程S160)。そして、搬送台30のローラ31の回転駆動によってパレット20を搬送台30から装置外部に搬出して(工程S170)、圧入工程を終了する。
以上説明した実施例の圧入装置10では、ワーク100を支持するパレット20を回転させるパレット回転移動機構40や、上側ヘッド60をパレット20(ワーク100)の回転面に平行な直線方向にスライドさせると共に下降させる上側ヘッド移動機構70,下側ヘッド80をパレット20の回転面に平行かつ上側ヘッド60のスライド方向に平行かつ下側ヘッド80が上側ヘッド60に対向な直線方向にスライドさせると共に上昇させる下側ヘッド移動機構90を設ける。そして、上側ヘッド60,下側ヘッド80の組み合わせを、上側圧入ヘッド61,下側バックアップヘッド86の組み合わせまたは上側バックアップヘッド66,下側圧入ヘッド81の組み合わせとして、上側ヘッド60とワーク100の被圧入部101と下側ヘッド80とが上下方向(鉛直方向)に揃うようパレット20(ワーク100)を回転させると共に上側ヘッド60および下側ヘッド80をスライドさせて、その状態で、上側ヘッド60と下側ヘッド80とをワーク100側に移動させて被圧入部101にベアリング108を圧入する。これにより、ワーク100を上下方向(鉛直方向)に直交する第1方向や上下方向および第1方向に直交する第2方向に移動させるが上側ヘッド60および下側ヘッド80を第1方向や第2方向に移動させない構成に比して、上側圧入ヘッド61とワーク100の上側開口被圧入部101aと下側バックアップヘッド86とを上下方向(鉛直方向)に揃える際にワーク100の移動距離が大きくなるのを抑制することができる。この結果、圧入装置10の小型化、具体的には、回転テーブル41の回転面に平行でかつ上側ヘッド60や下側ヘッド80のスライド方向に直交する方向(図の左右方向)の小型化を図ることができる。
また、実施例の圧入装置10では、上側ヘッド60,下側ヘッド90を、上側ヘッドテーブル71,下側ヘッドテーブル91に対して着脱可能とする。これにより、ワーク100に被圧入部101が複数ある場合や、複数種類のワーク100を用いる場合に、上側ヘッド60,下側ヘッド90の交換を容易に行なうことができる。
さらに、実施例の圧入装置10では、上側ヘッド60の軸中心が回転テーブル41の回転軸Oを通過するよう上側基台12の長穴13,レール14および上側ヘッド移動機構70を設けると共に、下側ヘッド80の軸中心が回転テーブル41の回転軸Oを通過するよう下側基台16の長穴17,レール18および下側ヘッド移動機構90を設ける。これにより、ワーク100の被圧入部101が回転テーブル41の回転軸Oに十分に近いときでも、ワーク100の回転により、被圧入部101をスライド軌跡L上に移動させることができる。
実施例の圧入装置10では、上側開口被圧入部101aにベアリング108を圧入する際には、下側バックアップヘッド86を上昇させてバックアップ位置102aに当接させるか或いは当接する直前で停止させる。そして、その状態で、上側圧入ヘッド61を下降させてワーク100を押し下げながら上側開口被圧入部101aにベアリング108を圧入するものとしたが、上側圧入ヘッド61を下降させて上側開口被圧入部101aの周縁にベアリング108を接触させ、その状態で、下側バックアップヘッド86を上昇させてワーク100を押し上げながら上側開口被圧入部101aにベアリング108を圧入するものとしてもよい。
実施例の圧入装置10では、下側開口被圧入部101bにベアリング108を圧入する際には、下側バックアップヘッド86を上昇させてバックアップ位置102bに当接させるか或いは当接する直前で停止させる。そして、その状態で、上側バックアップヘッド66を下降させてワーク100を押し下げながら下側開口被圧入部101bにベアリング108を圧入するものとしたが、下側圧入ヘッド81を上昇させて下側開口被圧入部101bの周縁にベアリング108を接触させ、さらに、下側圧入ヘッド81を上昇させてベアリング108を押し上げながら下側開口被圧入部101bにベアリング108を圧入するものとしてもよい。
実施例の圧入装置10では、上側ヘッド60の軸中心が回転テーブル41の回転軸Oを通過するよう上側基台12の長穴13,レール14および上側ヘッド移動機構70を設けると共に、下側ヘッド80の軸中心が回転テーブル41の回転軸Oを通過するよう下側基台16の長穴17,レール18および下側ヘッド移動機構90を設けるものとしたが、上側ヘッド60の軸中心が回転テーブル41の回転軸Oから若干ずれた所定位置を通過するよう上側基台12の長穴13,レール14および上側ヘッド移動機構70を設けると共に、下側ヘッド80の軸中心が所定位置を通過するよう下側基台16の長穴17,レール18および下側ヘッド移動機構90を設けるものとしてもよい。なお、この場合、ワーク100の被圧入部102が回転テーブル41の回転軸Oに近すぎると、被圧入部102がスライド上に移動しないことがあるため、その点を踏まえてワーク100をパレット20に支持させる必要がある。
実施例の圧入装置10では、上側開口被圧入部101a,下側開口被圧入部101bの順にベアリング108を圧入する場合について説明したが、下側開口被圧入部101b,上側開口被圧入部101aの順にベアリング108を圧入するものとしてもよい。また、上側開口被圧入部101aや下側開口被圧入部101bが複数ある場合には、どの順序でベアリング108を圧入するものとしてもよい。
実施例の圧入装置10では、ワーク100に上側開口被圧入部101aと下側開口被圧入部101bとが1つずつ形成されている場合について説明したが、上側開口被圧入部101aだけが形成されているものとしてもよいし、下側開口被圧入部101bだけが形成されているものとしてもよい。前者の場合には、図9の圧入工程における工程S120,S130を実行しないものとすればよく、後者の場合には、図9の圧入工程における工程S140,S150を実行しないものとすればよい。
実施例の圧入装置10では、ワーク100に、上側開口被圧入部101aや下側開口被圧入部101bが形成されているものとしたが、上側開口被圧入部101aと下側開口被圧入部101bとがワーク100の裏表の対応する位置に形成されている(パレット20に支持されるときに上下方向の揃う位置に形成されている)ものとしてもよい。この場合に上側開口被圧入部101aおよび下側開口被圧入部101bにベアリング108を圧入する様子を図13に示す。この場合、ベアリング108がセットされた上側圧入ヘッド61,ベアリング108がセットされた下側圧入ヘッド81,上側開口被圧入部101aおよび下側開口被圧入部101bが上下方向(鉛直方向)に揃うようパレット20(ワーク100)を回転させると共に上側圧入ヘッド61および下側圧入ヘッド81をスライドさせる。そして、その状態(図13(a))で、上側圧入ヘッド61と下側圧入ヘッド81とをワーク100側に移動させて、上側開口被圧入部101aと下側開口被圧入部101bとにベアリング108を圧入する(図13(b))。そして、上側バックアップヘッド66を上昇させると共に下側バックアップヘッド86を下降させる(図13(c))。
実施例の圧入装置10では、圧入部品として、ベアリング108を用いるものとしたが、アウターレースやノックピンなどを用いるものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、パレット20と搬送台30とパレット回転移動機構40とが「支持回転手段」に相当し、上側ヘッド60が「上側ヘッド」に相当し、上側ヘッド移動機構70が「上側ヘッド移動手段」に相当し、下側ヘッド80が「下側ヘッド」に相当し、下側ヘッド移動機構90が「下側ヘッド移動手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、圧入装置の製造産業などに利用可能である。
10 圧入装置、11 架台、12 上側基台、13 長穴、14 レール、15 戴置部、16 下側基台、17 長穴、18 レール、20 パレット、21 突出部、22 穴、30 搬送台、31 ローラ、40 パレット回転移動機構、41 回転テーブル、42 突出部、43 転がり部材、44 穴、45 昇降ベース、46 ガイド部、50 昇降駆動源、55 回転駆動源、60 上側ヘッド、61 上側圧入ヘッド、62 本体部、63 把持部、66 上側バックアップヘッド、68 上側ヘッドホルダ、70 上側ヘッド移動機構、71 上側ヘッドテーブル、72 ヘッド着脱部、73 凹部、74 昇降駆動源、77 上側ヘッドスライド駆動源、80 下側ヘッド、81 下側圧入ヘッド、82 戴置部、86 下側バックアップヘッド、90 下側ヘッド移動機構、91 下側ヘッドテーブル、92 ヘッド着脱部、93 凹部、94 昇降駆動源、97 スライド駆動源、100 ワーク、101 被圧入部、101a 上側開口被圧入部、101b 下側開口被圧入部、102a,102b バックアップ位置、108 ベアリング。

Claims (3)

  1. ワークの被圧入部に圧入部品を圧入する圧入装置であって、
    前記ワークを支持した状態で回転可能な支持回転手段と、
    前記支持回転手段の上側に配置される上側ヘッドと、
    前記支持回転手段の上側に配置され、前記上側ヘッドを前記支持回転手段の回転面に平行な直線方向にスライドさせると共に下降させる上側ヘッド移動手段と、
    前記支持回転手段の下側に配置される下側ヘッドと、
    前記支持回転手段の下側に配置され、前記下側ヘッドを該支持回転手段を挟んで該下側ヘッドが前記上側ヘッドに対向可能なよう前記上側ヘッドのスライド方向に平行な直線方向にスライドさせると共に上昇させる下側ヘッド移動手段と、
    を備え、
    前記上側ヘッドと前記下側ヘッドとのうち少なくとも一方に前記圧入部品が装着された状態で、前記上側ヘッドと前記被圧入部と前記下側ヘッドとが上下方向に揃うよう前記支持回転手段を回転させると共に前記上側ヘッドおよび前記下側ヘッドをスライドさせて、その状態で、前記上側ヘッドと前記下側ヘッドとを前記ワーク側に向けて上下方向に移動させて前記被圧入部に前記圧入部品を圧入する、
    ことを特徴とする圧入装置。
  2. 請求項1記載の圧入装置であって、
    前記上側ヘッド移動手段は、前記支持回転手段の回転軸を通過する直線方向に前記上側ヘッドを移動させる手段であり、
    前記下側ヘッド移動手段は、前記支持回転手段の回転軸を通過する直線方向に前記下側ヘッドを移動させる手段である、
    圧入装置。
  3. 請求項1または2記載の圧入装置であって、
    前記支持回転手段は、前記ワークを支持する支持手段と、昇降可能で且つ該支持手段を回転させる昇降回転手段と、を備える手段であり、
    前記上側ヘッド移動手段は、前記上側ヘッドが装着される第1ヘッドテーブルと、該第1ヘッドテーブルをスライドさせる第1スライド手段と、該第1ヘッドテーブルを昇降させる第1昇降手段と、を備える手段であり、
    前記下側ヘッド移動手段は、前記下側ヘッドが装着される第2ヘッドテーブルと、該第2ヘッドテーブルをスライドさせる第2スライド手段と、該第2ヘッドテーブルを昇降させる第2昇降手段と、を備える手段である、
    圧入装置。
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