JP4722766B2 - 圧入部品取付装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ベアリング等の圧入部品をワークへ圧入するための装置に関する。
この種類の装置として、ワークを挟んで上下にバックアップシリンダと圧入シリンダを配置し、それぞれの伸縮ロッドをワークへ向かって伸ばし、バックアップシリンダの伸縮ロッドでワークを押圧し、圧入シリンダの伸縮ロッド先端にて圧入部品をワークの圧入部へ圧入するようにしたものがある。
特開平4−269128号公報
上記のようにシリンダを用いた圧入装置の場合は、シリンダによる伸縮ロッドの伸び出し速度及び押圧荷重が一定であるため、圧入部品の圧入時直前における速度や荷重の微調整ができず、バックアップ側の押圧荷重が大きくなり過ぎるとワークを変形させ、圧入側の圧入荷重が大きくなり過ぎるとワークを浮き上がらせて圧入不足を生じる。また、エアシリンダ等の流体圧を用いると、流体圧が高くなるにつれて僅かに戻るバックラッシが生じるので、これによる圧入不足も生じるおそれがある。
さらに、複数の圧入部品を圧入する場合は、それぞれに対応する複数のシリンダで一度に圧入する多軸装置がある。このような多軸装置においては装置自体が大型かつ複雑になるとともに、複数の取付部間における微妙な寸法差に基因するかじりを生じることがある。しかも多くの治具を同時にセットする必要があるためセット作業が大変になり、そのうえこれら多数の治具の保管スペースも大きなものが要求される。本願は係る課題の解決を目的とする。
上記課題を解決するため、圧入部品取付装置に係る請求項1の発明は、圧入部品の被圧入部を備えたワークの一面側をバックアップ部材で押圧し、他面側から圧入部品を圧入部材により被圧入部へ圧入するようにした圧入部品取付装置において、
前記バックアップ部材の押圧動作及び圧入部材の圧入動作をそれぞれサーボモータで行い、これら各サーボモータは、前記バックアップ部材及び圧入部材の各動作速度並びに前記圧入部材による圧入荷重及び前記バックアップ部材による押圧荷重をそれぞれ変化させるとともに、
前記圧入部材及び前記バックアップ部材側にそれぞれ設けられた荷重検出装置により圧入荷重及び押圧荷重を常時検出し、この検出荷重に基づいて前記押圧荷重を前記圧入荷重にバランスするように追随変化させ、前記押圧荷重を前記圧入荷重に追随させて常時一致するように前記各サーボモータを制御するようにしたことを特徴とする。
請求項の発明は上記請求項1において、前記バックアップ部材は、別体のバックアップ側アダプタを介して押圧し、前記圧入部材は別体の圧入側アダプタを介して前記圧入部品を圧入することを特徴とする。
請求項の発明は上記請求項において、前記バックアップ側アダプタ及び圧入側アダプタがそれぞれ複数種類のものを支持部材上へ着脱自在に支持され、支持部材を移動させることにより、任意の一つを選択することを特徴とする。
請求項の発明は上記請求項において、前記バックアップ側アダプタの支持部材が、前記バックアップ側アダプタを当初位置へ戻すバネ手段を備え、前記バックアップ部材で前記ワークを押圧するとき、前記バネ手段に抗して前記バックアップ側アダプタをワークへ向かって移動させ、前記ワークを開放するとき、前記バネ手段により前記バックアップ側アダプタを当初位置へ戻すことを特徴とする。
請求項の発明は上記請求項1において、前記圧入部品の前被記圧入部に対する圧入開始に先立って、予め前記ワークを固定していたロックを一時的に解除して、位置決めを微調整することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、バックアップ部材及び圧入部材をそれぞれサーボモータで駆動させるようにしたので、それぞれの動作速度並びに押圧荷重及び圧入荷重を自由にコントロールできるようになる。このため、位置決めを正確にしたり、ワークの変形を防止でき、さらに圧入時の浮き上がりを防止できる。また、確実に圧入することができ、従来のエアシリンダ等の流体圧を用いた場合におけるようなバックラッシによる圧入不足を回避できる。したがって圧入作業の精度を高めることができる。
また、圧入部材による圧入荷重及びバックアップ部材による押圧荷重をそれぞれ変化させるとともに、押圧荷重を圧入荷重にバランスするように追随変化させ、押圧荷重を圧入荷重に追随させて常時一致するように制御できるので、押圧荷重と圧入荷重のアンバランスに基因するワークの変形を防止しつつ圧入できる。しかもサーボモータにより荷重バランスを容易に実現できる。
請求項の発明によれば、バックアップ部材が別体のバックアップ側アダプタを介してワークを押圧し、圧入部材が別体の圧入側アダプタを介して圧入部品を圧入するので、圧入部品及び被圧入部のサイズや被圧入部の高さ等が変化しても、バックアップ部材及び圧入部材のストロークを一定とし、バックアップ側アダプタ及び圧入側アダプタを変化させるだけで、バックアップ部材及び圧入部材をそれぞれ1種類にできる。したがって複数の圧入部品及び被圧入部に対してバックアップ部材及び圧入部材を共通に使用でき、装置を1軸の簡単な構造にすることができる。また、バックアップ部材及び圧入部材の各ストロークを短くすることにより高精度な作業が可能になり、装置サイズをコンパクトにできる。
請求項の発明によれば、バックアップ側アダプタ及び圧入側アダプタをそれぞれ複数種類用意して支持部材上へ支持させたので、支持部材を移動させることにより、任意の一つを選択することができる。
このため、圧入部材及びバックアップ部材を各1軸とする1軸形式の圧入部品取付装置であっても、複数種類の圧入部品を効率よく圧入できる。
そのうえ、1軸形式にすることにより、従来の多軸装置と比べて、複数の取付部間における微妙な寸法差に基因するかじりを防止でき、作業精度が向上する。また、多軸装置におけるように、多くの治具を定規板上の種々異なる多数の所定ケ所へ同時にセットしておく必要がないから、治具のセット作業が容易になるとともに、これら多数の治具の保管スペースを小さくすることができる。
請求項の発明によれば、バックアップ側アダプタの支持部材はバネ手段により当初位置へ戻されるようになっているので、不使用時のバックアップ側アダプタを簡単な機構で常時初期位置へ自動的に戻すことができる。しかも複数のバックアップ側アダプタを使用する場合には、これらを初期位置へ整列させておくことができる。
請求項の発明によれば、圧入部品の圧入開始に先立って、予めワークを固定していたロックを一時的に解除するので、圧入部品の被圧入部に対する位置決めを微調整して位置決めをさらに正確にすることができ、かじりを生じないようにすることができる。
以下、図面に基づいて、ベアリングの圧入装置として構成された一実施例を説明する。図1は実施例装置の概略正面図である。以下の説明において、左右・上下の各方向は本図を基準とし、紙面に対して垂直な方向を前後方向と言うことにする。またワーク等の移動方向をXYZからなる直交3軸にて表現するとき、左右方向をX方向、前後方向をY方向、上下方向をZ方向とする。
この装置は、周囲枠1の上方向中間部に基台2が水平に支持され、その中央部に開口3が設けられている。基台2上には、前後方向に設けられている第1レール4を介して第1ワーク支持プレート5が水平に支持され、開口3上方となる中央に開口6が設けられている。第1ワーク支持プレート5はY方向へ移動自在であり、この移動は後述するように、基台2上に支持されている第1サーボモータ8により行われる。
第1ワーク支持プレート5上には、前後へ平行に設けられた第2レール10を介して第2ワーク支持プレート11が支持され、第2サーボモータ12によりX方向へ移動自在となっている。第2サーボモータ12は第1ワーク支持プレート5上に支持され、X方向と平行に配置されたボールネジ13の回転により第2ワーク支持プレート11が移動するようになっている。14は、ボールネジ13の先端側を回転自在に支持するブラケットであり、第1ワーク支持プレート5上に支持される。
第2ワーク支持プレート11上には、ワーク16が取付けられる。ワーク16には後述する複数のベアリング取付穴が設けられている。
ワーク2の取付けは、第2ワーク支持プレート11に上方へ突出して設けられている基準ピン(図示省略)へワーク16の基準穴(図示省略)を嵌合することにより、迅速に行われ、ワーク16を第2ワーク支持プレート11上へ簡単に位置決めできる。
この位置決め状態は、図示省略のロック機構によりロックすることで固定でき、ワーク16の第2ワーク支持プレート11に対する取付位置が不動になる。またロックを解除すると、ワーク2が第2ワーク支持プレート11上を任意方向へ移動自在になる。
第2ワーク支持プレート11の上へロックされたワーク16の位置は、第1サーボモータ8と第2サーボモータ12によりX・Y方向位置を自在に調整可能であり、圧入対象のベアリング取付穴(被圧入部、後述)の中心を取付軸線C上へ移動させることができる。
基台2と第1ワーク支持プレート5の間には、開口3の上方を覆うように、ベアリングセット部材17が第3レール18を介して基台2上に支持されている。ベアリングセット部材17にはベアリング20が圧入側アダプタ21を介して支持されている。圧入側アダプタ21は、下方に配置された圧入ロッド22により押し上げられてベアリング20をワーク16のベアリング取付穴へ圧入される。
圧入ロッド22はスライダ23と一体化され、スライダ23は左右一対のレール24に案内されて上下へ移動自在である。スライダ23及び後述するその駆動機構は周囲枠1の底部上に設けられた支持枠27へ固定される。
ワーク16上方には、スライダ32が上下移動自在に設けられ、先端部へ取付けられているバックアップロッド33を取付軸線C上で一体に上下移動させる。スライダ32は上下方向へ設けられている左右一対のレール34の上を移動する。スライダ32及び後述するその駆動機構は、基台2の上方に設けられた支持枠36に支持されている。
スライダ32の下方には、バックアップ側アダプタ38が配置され、アダプタセット部材40へ支持されている。バックアップ側アダプタ38及びアダプタセット部材40は複数設けられ、共通の支持プレート41に対してそれぞれが各別に上下動自在となるよう支持されている(図中の符号38・40はそれぞれの一部を例示している)。
支持プレート41は、全体が第6サーボモータ42で駆動されるボールネジ43により左右方向へ設けられたレール44上をX方向へ移動自在であり、レール44は支柱34へ水平に支持された横部材37上に設けられる。ボールネジ43はレール44のX方向へ延びるスライド溝44a内に収容されている。
ボールネジ43はレール44の左側端部へ支持された第6サーボモータ42で駆動される。レール44は支持枠36へ水平に支持された横部材37上に設けられている。45は支持プレート41と一体のスライダであり、レール44上を移動自在である。
支持プレート41をX方向へ移動させることにより、選択された特定のアダプタセット部材40をバックアップロッド33の下方へ移動させ、ここに支持されているバックアップ側アダプタ38の中心を取付軸線C上へ位置決めさせるようになっている。
図2は装置の要部側面図である。開口3には複数種類の圧入側アダプタ21(図中の符号は一部を例示する)が臨むようになっており、この開口3の下方かつ取付軸線C上に位置する圧入ロッド22は、スライダ23と一体化され、スライダ23はレール24上を第4サーボモータ25にて上下へ移動される。スライダ23にはスライドナット23aが一体に設けられ、スライドナット23aは上下方向に配置されたボールネジ26上を移動自在になっている。
なお、1回の圧入作業に用いる圧入ロッド22は1本だけであり、圧入作業を1軸形式で行うようになっている。
ボールネジ26は第4サーボモータ25にて正逆自在に回転駆動され、ボールネジ24の正逆回転により、スライドナット23aを介してスライダ23を上下へ移動させる。第4サーボモータ25は回転軸をボールネジ26と平行に上下方向へ配置され、下端部に設けられた駆動プーリ25aとボールネジ26の下端部に設けられた従動プーリ26aとの間に巻き掛けられたベルト28を介してボールネジ26をベルト駆動する。
開口3の上方かつ取付軸線C上に配置されたバックアップロッド33と一体のスライダ32は、ボールネジ31を介して第5サーボモータ30で駆動される。上下方向へ長く配置されたボールネジ31上にはスライダ32と一体のスライドナット32aが設けられ、ボールネジ31の回転によりスライダ32の先端部へ取付けられているバックアップロッド33を取付軸線C上で上下移動させる。1回の圧入作業に用いるバックアップロッド33は1本だけであり、圧入作業を1軸形式で行うようになっている。
第5サーボモータ30は回転軸をボールネジ31と平行に上下方向へ配置され、上端部に設けられた駆動プーリ30aとボールネジ31の上端部に設けられた従動プーリ31aとの間に巻き掛けられたベルト35を介してボールネジ31をベルト駆動する。このボールネジ31が回転するとその軸上をスライドナット32aが正逆転に応じて上下移動し、このスライドナット32aと一体のスライダ32が左右一対のレール34に案内されて上下動する。
スライダ32の下方には、ストローク調整用のアダプタである、バックアップ側アダプタ38が配置される。バックアップ側アダプタ38は寸法の異なる複数種類がアダプタセット部材40へ支持されている。アダプタセット部材40は略L字形の部材であり、各バックアップ側アダプタ38毎に複数設けられ、共通の支持プレート41に対してそれぞれが各別に上下動自在となるよう支持されている。
特定のバックアップ側アダプタ38が取付軸線C上に位置決めされると、下方へ伸びるバックアップロッド33によってバックアップ側アダプタ38と共に下方へ押し出され、バックアップ側アダプタ38の先端でワーク16における特定のベアリング取付穴の上面であるバックアップ部16aを押圧し、ワーク16を第2ワーク支持プレート11上へ押し付けるようになっている。
ワーク16は第2ワーク支持プレート11を前方へ移動させることにより、取付軸線Cから外れた位置で第2ワーク支持プレート11へ着脱でき、第2ワーク支持プレート11を後方へ移動させると、選択された特定のベアリング取付穴を取付軸線C上に位置させることができる。複数のベアリング取付穴に対応して複数種類が一列に支持されているベアリング20及び圧入側アダプタ21(それぞれの符号指示は一部のみを例示する)も後述するように前後方向へ移動して、選択されたベアリング取付穴に対応するものが取付軸線C上に位置決めされる。
図3は実施例装置の要部概略平面図である。但しこの図は、第1及び第2ワーク支持プレート5及び11の平面視形状を主体に示し、アダプタセット部材40(仮想線で示す)より上方のバックアップロッド33乃至第5サーボモータ30等のバックアップ機構を省略してある。
アダプタセット部材40は複数がX方向へ横一列に並んでおり、それぞれの下端部にバックアップ側アダプタ38が支持されている。支持プレート41がX方向へ移動して、選択された一つのアダプタセット部材40及びこれに支持されたバックアップ側アダプタ38の中心を取付軸線C上になるよう選択位置決めする。
支持プレート41は、一体のスライダ45がボールネジ43の正逆回転により左右方向へ移動されることによりX方向に移動自在である。ボールネジ43はレール44の左側端部へ支持された第6サーボモータ42で駆動される。レール44は支持枠36へ水平に支持された横部材37上に設けられている。
一対の第1レール4、ボールネジ50,51並びにベアリングセット部材17は、それぞれY方向へ長く配置されかつ互いに平行してX方向へ並列配置される。
ボールネジ50上に設けられたスライダ52は、連結部7を介して第1ワーク支持プレート5側へ連結され、ボールネジ50の回転により、第1ワーク支持プレート5と共にY方向へ移動する。この第1ワーク支持プレート5のY方向移動に対応して第1ワーク支持プレート5の中央には開口6がY方向へ長く形成されている。53はブラケットであり、ボールネジ50を基台2上へ回転自在に支持する。
ボールネジ51上に設けられたスライダ55は連結腕56にてベアリングセット部材17へ連結され、第3サーボモータ18で駆動されたボールネジ51の回転により、ベアリングセット部材17と共にY方向へ移動する。
54はボールネジ51を基台2上へ回転自在に支持するブラケットである。
ベアリングセット部材17は、第3サーボモータ19によりY方向へ移動自在になっている、長方形の長尺板状部材であり、開口6の下方へ重なるように配置され、寸法が種々に異なるベアリング20(符号は一部を例示)を一例にY方向へ整列させて支持している。ベアリングセット部材17をY方向へ移動させることにより、開口6内にて選択された特定のベアリング20の中心が取付軸線C(図1・2参照)へ一致するよう位置決めされる。
一対の第2レール10及びボールネジ13は、それぞれX方向へ長く配置されかつ互いに平行してY方向へ並列配置され、ボールネジ13上に設けられたスライダ15は第2ワーク支持プレート11へ連結され、第2サーボモータ12によるボールネジ13の回転により第2ワーク支持プレート11と共にX方向へ移動する。第2ワーク支持プレート11の中央には、開口11aが設けられている。この開口11aはワーク16のベアリング取付穴を取付軸線Cに一致させたとき、他の開口6及び基台2の開口3と重なり、これらの開口を通してベアリング20を下方からワーク16へ取付け可能にしている。
第2ワーク支持プレート11上には、略記したワーク16が支持されている。ワーク16には寸法の異なる複数のベアリング取付穴60が設けられている。各ベアリング取付穴60は、開口3、6及び11aの上に位置し、第1サーボモータ8及び第2サーボモータ12を制御することにより、第1ワーク支持プレート5をX方向、第2ワーク支持プレート11をY方向へ調節し、一つづつ選択してその中心が取付軸線Cと一致するように移動させることができる。
これらの各サーボモータは、図示省略の制御装置にて駆動制御される。制御装置はコンピュータ制御され、特定のベアリング取付穴を選択すると、予め登録されている中心の座標位置、取付高さ、内径、圧入時のストローク及びここへ圧入されるベアリングのサイズ等の諸データに基づいて、各サーボモータを適切に駆動制御するようになっている。また、ワーク16の第2ワーク支持プレート11に対するロックも制御する。
さらに、第4サーボモータ25及び第5サーボモータ30については、圧入時における圧入ロッド21及びバックアップロッド33の各ストローク変化やワーク16へ接触したときの荷重変化により制御する。また、予め圧入ロッド21及びバックアップロッド33側へロードセル等の荷重検出装置を設け、圧入荷重及び押圧荷重を常時検出してコンピュータ側へフィードバックさせ、圧入荷重及び押圧荷重がバランスするように制御する。
図4は、ワーク16に設けたベアリング圧入部のうちの一つに対する拡大断面である。第2ワーク支持プレート11上に位置決めされたワーク16には、ベアリング取付穴60が設けられ、ここに圧入されたベアリング20は、ストッパ段部をなす底部61で位置決め固定される。底部61には軸穴62が貫通し、ここにベアリング20の内周が臨むようになっている。63はベアリング取付穴60の入り口側を拡開するように形成されたテーパー部である。
ベアリング取付穴60上方に配置されたアダプタセット部材40に支持されるバックアップ側アダプタ38は、上端部外周にフランジ64が設けられ、上面中央に上方へ開放された位置決め凹部64aが設けられている。この位置決め凹部64a内には、上方から伸びてくるバックアップロッド33の先端突部33aが嵌合するようになっている。
バックアップ側アダプタ38の下部は筒状の本体部65をなし、アダプタセット部材40から所定の長さLで下方へ突出する。この長さLはバックアップ部16aの高さHが個々に変化しても、バックアップロッド33の下降ストロークSが一定になるように設定されており、第2ワーク支持プレート11とアダプタセット部材40間の距離をDとすれば、
D=L+S+H(D、Sは一定)である。
ストロークSは、バックアップロッド33が初期位置から最も下降したときの先端位置までの移動距離でもある。
ワーク16及び第2ワーク支持プレート11の下方に配置されたベアリングセット部材17には貫通穴66が設けられ、ここに圧入側アダプタ21が上方から差し込みで支持され、この圧入側アダプタ21の上端部にベアリング20が支持されている。貫通穴66の周囲には圧入側アダプタ21の上部に形成されたフランジ67が当接して抜け止めされ、フランジ67上にベアリング20を支持する。圧入側アダプタ21の先端に形成された突部68はベアリング20の内周穴20a内へ入って位置決めする。
圧入側アダプタ21は、その上端部にて種々に寸法が異なるベアリング20をそれぞれ支持するとともに、後述する圧入側のストロークが一定になるよう圧入対象に応じて長さが個々に変化している。各圧入側アダプタ21はベアリングセット部材17へ各別に設けられた貫通穴へ上方からに抜き差し自在に差し込まれて支持され、下方に配置された圧入ロッド22により押し上げられてワーク16のベアリング取付穴60へ圧入される。
ベアリングセット部材17に支持された圧入側アダプタ21は、貫通穴66から上方へ抜け出し自在であり、下方から圧入ロッド22を押し上げ、その細くなった先端22aを圧入側アダプタ21の下端部に形成された凹部69へ嵌合して位置決めし、この状態でさらに圧入ロッド22を押し上げると、圧入側アダプタ21をベアリングセット部材17から離して上方へ持ち上げ、第2ワーク支持プレート11の開口11a等を通過させて、ベアリング20をベアリング取付穴60内へ圧入することができる。
このとき、ワーク16に対してその上面側であるバックアップ部16aへバックアップ側アダプタ38から押圧荷重F1を加え、その反対面となるベアリング取付穴60内へ圧入側アダプタ21側から圧入荷重F2を加え、かつ押圧荷重F1及び圧入荷重F2をバランス変化させるようになっている。
押圧荷重F1及び圧入荷重F2は、荷重検出装置により検知でき、この荷重検知に基づき、制御装置(図示省略)により、各サーボモータの駆動をコントロールして、押圧荷重F1及び圧入荷重F2を自在に制御するようになっている。詳細は後述する。
図5は、アダプタセット部材40及びその近傍部分を拡大して示す図である。
アダプタセット部材40はL字形の部材であり、共通の支持プレート41上へ複数が独立して上下移動可能かつ一体化して左右方向移動するように設けられている。すなわち各アダプタセット部材40は共通の支持プレート41に対して個々に上下動自在に支持され、バックアップロッド33の上下動に追随して上下へ移動する。
アダプタセット部材40は、縦部材46と横部材70とでL字形をなし、縦部材46はスライダ47で支持プレート41の上下方向に設けられているレール41aへ上下方向移動自在に取付けられる。縦部材46と支持プレート41の間にはコイルスプリング等の適宜バネ手段48が設けられる。
バックアップロッド33が下方へ移動すると、横部材70に当接してこれを押し下げることにより、バネ手段48に抗しながら、アダプタセット部材40を下方へ連行移動し、バックアップロッド33が上方へ後退するときは、アダプタセット部材40をバネ手段48の復元力により上方へ移動させて初期位置へ戻すようになっている。
横部材70は、縦部材46の下端部に水平方向へ張り出すように設けられ、バックアップ側アダプタ38を着脱構造に嵌合支持する。横部材70に支持されたバックアップ側アダプタ38は、中心が取付軸線Cに一致し、バックアップロッド33が下方へ移動すると、先端突部33aがバックアップ側アダプタ38の位置決め凹部64aに嵌合し、バックアップ側アダプタ38と一体となってアダプタセット部材40を下方移動させるようになっている。
支持プレート41の背面には一体のスライダ45が設けられ、その中央部に形成されたスライドナット部45aがレール44のレール溝44a内へ嵌合している。スライドナット部45aはボールネジ43の外周に係合し、ボールネジ43の正逆回転により、スライダ45と一体に移動自在である。
図6はアダプタセット部材40の平面形状を示す。アダプタセット部材40の下端を構成する横部材70の中央にはバックアップ側アダプタ38を嵌合する取付嵌合穴71が設けられ、この取付嵌合穴71を半割するように基部72とキャップ部73に分離され、キャップ部73を基部72へボルト74で着脱自在になっている。キャップ部73を基部72へ取付ければ、バックアップ側アダプタ38を固定でき、キャップ部73を外せばバックアップ側アダプタ38を交換できる。
バックアップ側アダプタ38は、バックアップロッド33の長さ及びストロークSを一定にした状態で、ワーク16における押圧部の高さHの変化に対応して押圧できるようにするためのものであり(図4参照)、その長さLは各押圧部の高さHの変化に対応して変化するよう種々設けられている。
次に、ベアリングの圧入手順を説明する。図7は圧入作業における各工程を示す。なお、本図は圧入手順を原理的に示す概略図であり、ワーク16、ベアリング20、圧入側アダプタ21及びバックアップ側アダプタ38はそれぞれ模式的に表示してある。図中のAは圧入開始前の状態である。ワーク16のベアリング取付穴60を挟んで、圧入側アダプタ21に取付けられたベアリング20とバックアップ側アダプタ38が上下に配置される。
Bはバックアップ側位置決め状態であり、まず、第5サーボモータ30の駆動によりバックアップ側アダプタ38を下降させてバックアップ部16aへ当接させる。このとき当初は高速で下降させ、予め設定されているストロークになると押圧部直前で寸止めし、その後、低速で下降させてバックアップ側アダプタ38がバックアップ部16aへ当接すると、サーボモータの負荷電流が増大するので、これを検知した段階でバックアップ側アダプタ38の下降を停止する。この間、圧入側アダプタ21側は停止させておく。
Cはベアリング20の圧入開始工程を示し、第4サーボモータ25の駆動により、圧入側アダプタ21を予め設定されている所定ストロークまで高速で押し上げ、ベアリング取付穴60直前位置へ到達すると、ストローク管理によって、上昇速度を低速に切換えて押し上げを継続し、ベアリング20をベアリング取付穴60のテーパー部63へ入れる。
ベアリング20がテーパー部63へ接触すると次第に圧入荷重が増大しながらテーパー部63に案内されてベアリング取付穴60の内部へ向かう。この段階で、第2ワーク支持プレート11に対してワーク16を位置決めしていたロックを一時的に解除する。これにより、ベアリング20とベアリング取付穴60の中心位置が若干ずれていても、双方の中心が一致するようにワーク16側が位置修正され、ベアリング20とベアリング取付穴60の各中心が一致する。
Dは圧入完了工程であり、C工程の位置決め修正後、ロック解除状態のままさらにベアリング20をベアリング取付穴60内へ押し込む。このとき双方の中心が一致してカジリが生じないので、ベアリング20を一気に圧入する。圧入が完了すると圧入荷重が極大値になるので圧入を終了する。この極大値Dを確認することにより、圧入を確実にすることができ、従来のようなバックラッシによる圧入不足を回避できる。
なお、C及びD工程において、圧入荷重が変化し、この変化にバックアップ側の押圧荷重が均衡するよう追随変化する。この荷重バランスは、予め圧入ロッド21及びバックアップロッド33側へ設けられているロードセル等の荷重検出装置にて、圧入荷重及び押圧荷重を常時検出し、圧入開始後における圧入荷重の変化に対して、これとバランスする押圧荷重を生じるように第5サーボモータ30の駆動を制御して、バックアップ側アダプタ38からバックアップ部16aへ加える押圧荷重を追随変化させて、圧入荷重と押圧荷重が常時一致するよう制御する。
Eは圧入終了工程であり、第4サーボモータ25及び第5サーボモータ30をそれぞれ逆回転させて、圧入ロッド22を下降させ、バックアップロッド33を上昇させることにより、圧入側アダプタ21及びバックアップ側アダプタ38をそれぞれ下方及び上方へ後退させ、ワーク16から離すと、ベアリング20だけがワーク16のベアリング取付穴60内へ圧入されて残り、圧入作業が終了する。
上記E工程以後は、ワーク16のXY位置を調整し直して、別のベアリング取付穴60を選択し、さらにこれに対応するバックアップ側アダプタ38及びベアリング20を選択するため、アダプタセット部材40及びベアリングセット部材17を移動させてそれぞれを選択位置決めする。その後、Aから再び各工程を反復することにより全ベアリング取付穴60に対する各ベアリング20の圧入をそれぞれ1軸形式(圧入ロッド22及びバックアップロッド33が各1本の形式)による圧入操作で行うことができる。
図8は圧入荷重と押圧荷重の変化を示すグラフであり、縦軸に荷重、横軸に時間をとってある。このグラフに明らかなように、バックアップ側の押圧荷重が微少時間の遅れで圧入荷重に追随変化し、圧入荷重と押圧荷重が常時ほぼ一致するようになっている。荷重曲線にはC,D2つのピークがあり、Cは図7のC工程、Dは同D工程にそれぞれ相当する。
このグラフに特徴的なことは、圧入荷重と押圧荷重がほぼ一致するよう変化することであり、これはサーボモータの採用により実現できたものである。図中の直線aは従来のエアシリンダ等による圧入時の荷重変化を示し、時間とともに荷重が比例して直線的に増加し、本願発明におけるような曲線的変化、すなわち圧入速度や荷重の自在な変化を期待できない。
しかも、従来のエアシリンダによる場合のようなバックラッシによる戻りがないので確実な圧入が可能になる。そのうえ圧入荷重と押圧荷重を常時バランスさせることにより、押圧荷重側が大きいときに発生するワークの変形を防止し、カジリ等の不具合発生を確実に防止でき、また圧入荷重側が大きいときに発生する浮き上がりによる圧入不良やワークに対する割れ等を防止する。
次に、本実施例の作用を説明する。ベアリング20の圧入とバックアップをサーボモータで行うことにより、それぞれの動作速度及び荷重を自由にコントロールできるようになる。このため、図8に示すように、押圧荷重を圧入荷重に追随させて常時一致するようバランスさせる制御ができるので、ワーク16の変形を防止しつつ圧入できる。しかも、圧入速度を自在に変化させることができるので、上記荷重バランスの実現を容易にする。
特に、図8においてC,D2カ所のピークを形成するように荷重を不規則に変化させることができ、ピークCではベアリング20のベアリング取付穴60に対する位置決めを正確にすることができる。このとき、ワーク16のロックを一時的に解除することにより、ベアリング20とベアリング取付穴60の位置決めをさらに正確にすることができ、かじりを生じないようにすることができる。
そのうえ、ピークDではベアリング20の圧入完了を確認できる。このようにベアリング20をサーボモータで圧入するので、確実に圧入することができ、従来のようなエアシリンダ等の流体圧を用いた場合のようにバックラッシによる圧入不足を回避でき、圧入作業の精度を高めることができる。
また、ベアリング20取付部の高さ変化に応じて、寸法の異なる圧入側アダプタ21及びバックアップ側アダプタ38を設けたので、第4及び第5サーボモータ25及び30の各のボールネジ26及び31を一定長さにでき、かつ可及的に短くできるので、高精度な作業が可能になる。しかも装置サイズ、特に上下方向をコンパクトにできる。
さらに、ベアリングセット部材17及びアダプタセット部材40には、ベアリング20が一体化された圧入側アダプタ21及びバックアップ側アダプタ38が、それぞれサイズ等を異にする複数の組み合わせからなる一列に並べた状態で支持されているから、それぞれを長さ方向へ移動させることにより、取付対象のベアリング取付穴60に対応したベアリング20と圧入側アダプタ21及びバックアップ側アダプタ38を選択して取付軸線Cの上へ移動させることができる。このため、圧入ロッド22及びバックアップロッド33を各1軸だけであるが、複数のベアリング20を次々と効率よく圧入できる。
したがって、複数のベアリングを一度に圧入する多軸装置と比べて、複数の取付部間における微妙な寸法差に基因するかじりを防止でき、作業精度が向上する。また、複数同時圧入のように、多くの治具を定規板上の種々異なる多数の所定ケ所へ同時にセットしておく必要がないから、治具のセット作業が容易になるとともに、治具の保管スペースは、比較的小さなバックアップ側アダプタ38や圧入側アダプタ21を収容できれば足りるから、これら多数の治具の保管スペースを小さくすることができる。
しかも、第2ワーク支持プレート11等の支持プレートへ従来のように治具をセットするとすれば、支持プレート自体の重量がかなりあるため、機種が変わるたびにこの支持プレートを変更することになり、重量の大きな部材の交換を余儀なくされていたが、このような多大の労力を要するプレート交換作業を不要として作業者の労力を軽減できる。
また、アダプタセット部材40は独立して上下動する複数で構成し、それぞれがバックアップロッド33に伴って下降した後、バックアップロッド33が上方へ戻ると、バネ手段48により初期位置へ戻るようになっているので、不使用時のバックアップ側アダプタ38を、簡単な機構で常時初期位置へ自動的に戻して整列させておくことができ、複数のアダプタセット部材40を一体化して移動させ、次回におけるバックアップ側アダプタ38の選択を容易にする。
なお、本願発明は上記の実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、ベアリングの圧入のみではなく、オイルシールなどの他の圧入部品に対する圧入に使用できる。また、第4及び第5サーボモータ25及び30はそれぞれ各ボールネジに対する駆動形式を、ベルト駆動ではなく直接駆動してもよい。
実施例装置の概略正面図 実施例装置の要部概略側面図 実施例装置の要部概略平面図 ベアリング圧入部の拡大断面図 バックアップロッド部分の拡大断面図 アダプタセット部材の平面 圧入工程を概略的に示す図 圧入荷重と押圧荷重の変化を示すグラフ
符号の説明
2:基台、3:開口、4:第1レール、5:第1ワーク支持プレート、8:第1サーボモータ、10:第2レール、11:第2ワーク支持プレート、12:第2サーボモータ、13:ボールネジ、16:ワーク、17:ベアリングセット部材、19:第3サーボモータ、20:ベアリング、21:圧入側アダプタ、22:圧入ロッド、25:第4サーボモータ、26:ボールネジ、30:第5サーボモータ、31:ボールネジ、33:バックアップロッド、38:バックアップ側アダプタ、40:アダプタセット部材、48:バネ手段 60:ベアリング取付穴


Claims (5)

  1. 圧入部品(20)の被圧入部を備えたワーク(16)の一面側をバックアップ部材(38)で押圧し、他面側から圧入部品(20)を圧入部材(21)により被圧入部へ圧入するようにした圧入部品取付装置において、
    前記バックアップ部材(38)の押圧動作及び圧入部材(21)の圧入動作をそれぞれサーボモータ(25・30)で行い、これら各サーボモータ(25・30)は、前記バックアップ部材(38)及び圧入部材(21)の各動作速度並びに前記圧入部材(21)による圧入荷重及び前記バックアップ部材(38)による押圧荷重をそれぞれ変化させるとともに、
    前記圧入部材(21)及び前記バックアップ部材(38)側にそれぞれ設けられた荷重検出装置により圧入荷重及び押圧荷重を常時検出し、この検出荷重に基づいて前記押圧荷重を前記圧入荷重にバランスするように追随変化させ、前記押圧荷重を前記圧入荷重に追随させて常時一致するように前記各サーボモータ(25・30)を制御するようにしたことを特徴とする圧入部品取付装置。
  2. 前記バックアップ部材は、別体のバックアップ側アダプタを介して押圧し、前記圧入部材は別体の圧入側アダプタを介して前記圧入部品を圧入することを特徴とする請求項1に記載した圧入部品取付装置。
  3. 前記バックアップ側アダプタ及び圧入側アダプタはそれぞれ複数種類のものが支持部材上へ着脱自在に支持され、支持部材を移動させることにより、任意の一つを選択することを特徴とする請求項の圧入部品取付装置。
  4. 前記バックアップ側アダプタの支持部材は、前記バックアップ側アダプタを当初位置へ戻すバネ手段を備え、前記バックアップ部材で前記ワークを押圧するとき、前記バネ手段に抗して前記バックアップ側アダプタをワークへ向かって移動させ、前記ワークを開放するとき、前記バネ手段により前記バックアップ側アダプタを当初位置へ戻すことを特徴とする請求項の圧入部品取付装置。
  5. 前記圧入部品の前記被圧入部に対する圧入開始に先立って、予め前記ワークを固定していたロックを一時的に解除して、位置決めを微調整することを特徴とする請求項1の圧入部品取付装置。
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