JP5896504B2 - 架線運搬装置、およびその架線配索方法 - Google Patents
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Description
前記ホールバック・ドラム、前記メイン・ドラム、及び前記スラックプリング・ドラムのそれぞれが、並列に配索される1対のドラムで構成され、
前記メイン・ドラムにおける一方のドラムが、前記ホールバック・ドラムにおける一方のドラムに対し、前記メイン・ドラムによる前記メイン・ラインの捲取・繰出方向が前記ホールバック・ドラムによる前記ホールバック・ラインの捲取・繰出方向と逆向きになるように第1のクラッチ手段を介して接続され、
前記メイン・ドラムにおける他方のドラムが、前記スラックプリング・ドラムにおける一方のドラムに対し、前記メイン・ドラムによる前記メイン・ラインの捲取・繰出方向が前記スラックプリング・ドラムによる前記スラックプリング・ラインの捲取・繰出方向と同じ向きになるように第2のクラッチ手段を介して接続され、
前記第1のクラッチ手段を介した接続状態及び前記第2のクラッチ手段を介した接続状態において、前記ホールバック・ドラム、前記メイン・ドラム、及び前記スラックプリング・ドラムのそれぞれが前記モータによって互いに同期して回転駆動される
ことを特徴とする。
前記ホールバック・ドラムと、前記メイン・ドラムと、前記スラックプリング・ドラムとは個別のモータの駆動力により回転可能に設けられ、前記ホールバック・ドラムと前記メイン・ドラム、および前記メイン・ドラムと前記スラックプリング・ドラムとの間を油圧クラッチ手段を介してそれぞれ接離自在に接続し、
前記ホールバック・ドラム、前記メイン・ドラム、及び前記スラックプリング・ドラムのそれぞれが、並列に配索される1対のドラムで構成され、
前記メイン・ドラムにおける一方のドラムが、前記ホールバック・ドラムにおける一方のドラムに対し、前記メイン・ドラムによる前記メイン・ラインの捲取・繰出方向が前記ホールバック・ドラムによる前記ホールバック・ラインの捲取・繰出方向と逆向きになるように第1のクラッチ手段を介して接続され、
前記メイン・ドラムにおける他方のドラムが、前記スラックプリング・ドラムにおける一方のドラムに対し、前記メイン・ドラムによる前記メイン・ラインの捲取・繰出方向が前記スラックプリング・ドラムによる前記スラックプリング・ラインの捲取・繰出方向と同じ向きになるように第2のクラッチ手段を介して接続され、
前記第1のクラッチ手段を介した接続状態及び前記第2のクラッチ手段を介した接続状態において、前記ホールバック・ドラム、前記メイン・ドラム、及び前記スラックプリング・ドラムのそれぞれが前記モータによって互いに同期して回転駆動されるように構成されており、
前記第1のクラッチ手段が分離され、かつ前記第2のクラッチ手段が分離された状態で、前記ホールバック・ドラム、前記メイン・ドラム、及び前記スラックプリング・ドラムのそれぞれを前記モータによって個別に回転駆動することで、前記ホールバック・ライン、前記メイン・ライン、及び前記スラックプリング・ラインの緊張度を調整する第1工程と、
前記第1のクラッチ手段が接続され、かつ前記第2のクラッチ手段が接続された状態で、前記ホールバック・ドラム、前記メイン・ドラム、及び前記スラックプリング・ドラムのそれぞれを前記モータにより互いに同期して回転駆動することで前記搬器を移動する第2工程と、
を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項12に記載の発明は、請求項11において、前記ホイスト・ラインは、前記吊ドラムに対して前記搬器に固定される供給側の第1分割索と捲取側の第2分割索とに区分され、
前記ホイスト・ラインの供給側の前記第1分割索の一端を前記搬器に固定する工程と、
前記第1分割索と前記第2分割索とは、前記吊ドラムに対して対向側の各一端が固着手段により着脱可能に固定される工程と、
前記第1分割索と前記第2分割索とは、該固着端から少なくとも1捲き以上が前記吊ドラムに捲回される工程とにより、前記第2工程に先立って前記ホイスト・ラインの吊下長さを長短調整可能に設けた
ことを特徴とする。
前記第1分割索と前記第2分割索との対向端に設けた平面略T字状の係止片を前記吊ドラムの周面に設けた被係合孔の開口部を介して該開口部の奥に設けた幅広の摺動溝内に摺動し、前記被係合孔内に前記係止片を係入後に前記被係合孔を閉止板により閉止、固定することより前記吊ドラムに対向側の各一端を固着手段により着脱可能に固定する工程と、
前記第1分割索と前記第2分割索とは、該固着端から少なくとも1捲き以上が前記吊ドラムに捲回される工程とにより、前記第2工程に先立って前記ホイスト・ラインの吊下長さを長短調整可能に設けた
ことを特徴とする。
また、本発明の請求項1及び請求項11に記載の発明によれば、モータを同期して同方向に回転駆動させて搬器の移動を行い、被運搬物の架線運搬を行う時点においてクラッチ手段を介してホールバック・ドラムとメイン・ドラムとを、またメイン・ドラムとスラックプリング・ドラムとは連結されて一体に回転され、2個所におけるインターロックが完成され、動力の馬力回生が行われることにより各ドラム間で力の補完を達成でき、ホールバック・ライン、メイン・ライン、スラックプリング・ラインを寸分の狂いがなく適正にかつ応答性が良く動作することができる。このため、動力の伝達ロスを省き、回生することにより、原動力が小さい馬力で大きな荷重の運搬作業を行うことができ、高速運転可能になり操作性、作業性が飛躍的に向上できる。
また、本発明の請求項9に記載の発明によれば、請求項5おいて、前記固着手段が、前記第3分割索と前記第4分割索との対向端に設けられた平面略T字状の係止片と、前記方向変換ドラムの周面に、前記係止片が略合致して挿入可能な開口部が設けられると共に、該開口部の奥には前記係止片が周方向に摺動可能になって係止可能に連設された幅広の摺動溝よりなる被係合孔と、前記被係合孔内に前記係止片を係入後に前記被係合孔を閉止、固定する閉止板と、よりなる。
これらにより、先ず、搬器に被運搬物を吊下げるためのホイスト・ラインを搬器に取付けたり、メイン・ライン、およびスラックプリング・ラインを方向変換ドラムに取付けるのには、区分されたホイスト・ラインの供給側の第1分割索の一端を搬器に固定し、この第1分割索の他端と第2分割索の対向端に設けられたり、または第3分割索と、第4分割索の対向端に設けられた平面略T字状の係止片を、吊ドラムの周面に設けられた被係合孔の開口部に合致させて挿入したり、または方向変換ドラムの周面に設けられた被係合孔の開口部に合致させて挿入し、その後、前記係止片を前記開口部の奥に設けた幅広の摺動溝内に摺動させ、係止する。それから、被係合孔から係止片が不用意に抜け出さないように、閉止板により被係合孔を塞いで閉止、固定することにより、搬器に被運搬物を吊下げるためのホイスト・ラインの索張り作業や、または方向変換ドラムに対するメイン・ライン及びスラックプリング・ラインの索張り作業を容易かつ確実に行うことができ、また、分解も容易かつ確実に行え、保守・管理に便利である。
以下、図1乃至図5に従って本発明の実施の形態の具体例を説明する。
図6および図7に示すものは、本発明の架線運搬装置の実施形態2である。この実施形態2では、前記搬器2に設けられる方向変換ドラム6が、前段(図示では上方)に設置される第1溝付ドラム6Aと、後段(図示では下方)に設置される第2溝付ドラム6Bとにより構成され、前記メイン・ライン7、および前記スラックプリング・ライン8に使用される索材は、一端がメイン・ドラムD2,D′2に捲回され、他端がスラックプリング・ドラムD3,D′3に捲回される1本の索材を2つ折りした略中間部分を第1溝付ドラム6Aおよび第2溝付ドラム6Bに複数回づつ捲回することにより、メイン・ライン7側に第3分割索24と、スラックプリング・ライン8側に第4分割索25とをそれぞれ配索するという構成であるほかは、前記実施形態1の架線運搬装置の発明、および架線配索方法の発明と同様の構成である。
図8、および図9に示すものは、本発明の架線運搬装置の実施形態3である。この実施形態3では、前記第1溝付ドラム6Aおよび第2溝付ドラム6Bが、基板部50Aと該基板部50Aに対してヒンジ51,51を介して外側に枢動可能に枢着されている可動板部50Bとにより搬器2の少なくとも一方の側板50を構成する前記可動板部50Bに回転軸J1,J2の一端が着脱可能に取付けられるという構成であるほかは、前記実施形態1、前記実施形態2と同様の構成である。
図10は本発明の架線運搬装置の実施形態4であり、この実施形態4では、ホールバック・ドラムD1,D′1、前記メイン・ドラムD2,D′2、スラックプリング・ドラムD3,D′3の1対のドラム13a,13b;13′a,13′b;13″a,13″bを溝付きの1対の溝付ドラムを用いている点が前記実施形態1と異なり、その他は前記実施形態1と同様の構成である。
図11に示すものは木発明の実施形態5であり、この実施形態5では、ホールバック・ライン5の捲取りおよび繰出しを行うためのホールバック・ドラムD1、D′1のうち、ホールバック・ドラムD′1に発電機40を接続したことにより搬器2のホイスト・ライン11に縛束した被運搬物Wを所望の目的地まで移送する時にホールバック・ライン5が捲回されたり、繰出されるホールバック・ドラムD1、D′1が回転する時に発電機40を回転して発電を行い、充電機41に充電される電力を、被運搬物Wを目的地に移送し、荷降ろしを行った後の空になった搬器2を集材のために再び集材地まで移送する場合に、モータM1を駆動してホールバック・ドラムD1にホールバック・ライン5を捲取るのに利用することができる。こうして、エネルギーの有効活用をはかることができる。
2 搬器
3 上側架線部
4 定滑車
5 ホールバック・ライン
6 方向変換ドラム
7 メイン・ライン
8 スクラックプリング・ライン
9 動力伝達部品
10 吊ドラム
11 ホイスト・ライン
12A クラッチ手段
12B クラッチ手段
13a ドラム
13b ドラム
13′a ドラム
13′b ドラム
13″a ドラム
13″b ドラム
26 係止片
27 開口部
28 摺動溝
29 被係合孔
30 閉止板
D1 ホールバック・ドラム
D′1 ホールバック・ドラム
D2 メイン・ドラム
D′2 メイン・ドラム
D3 スラックプリング・ドラム
D′3 スラックプリング・ドラム
M1 モータ
M2 モータ
M3 モータ
K 固着手段
W 被運搬物
Claims (16)
- 搬器を移送可能に支持する上側架線部を有し、所望間隔をおいて設置される定滑車に捲回されることにより前記搬器の後部に一端が結着されたホールバック・ラインを捲取可能になすホールバック・ドラムと、搬器に設けた方向変換ドラムに所望複数回捲回わされるメイン・ラインの一端側を捲取可能に設けたメイン・ドラムと、前記メイン・ラインの他端側のスラックプリング・ラインが捲回わされるスラックプリング・ドラムと、前記方向変換ドラムに対して動力伝達部品を介して回転可能に前記搬器に連係して設ける吊ドラムに一端が捲取可能に固定され、被運搬物を吊上げ可能に搬器から吊下げられるホイスト・ラインとを備え、前記ホールバック・ドラムと、前記メイン・ドラムと、前記スラックプリング・ドラムとは個別のモータの駆動力により回転可能に設けられ、前記ホールバック・ドラムと前記メイン・ドラム、および前記メイン・ドラムと前記スラックプリング・ドラムとの間を油圧クラッチ手段を介してそれぞれ接離自在に接続し、
前記ホールバック・ドラム、前記メイン・ドラム、及び前記スラックプリング・ドラムのそれぞれが、並列に配索される1対のドラムで構成され、
前記メイン・ドラムにおける一方のドラムが、前記ホールバック・ドラムにおける一方のドラムに対し、前記メイン・ドラムによる前記メイン・ラインの捲取・繰出方向が前記ホールバック・ドラムによる前記ホールバック・ラインの捲取・繰出方向と逆向きになるように第1のクラッチ手段を介して接続され、
前記メイン・ドラムにおける他方のドラムが、前記スラックプリング・ドラムにおける一方のドラムに対し、前記メイン・ドラムによる前記メイン・ラインの捲取・繰出方向が前記スラックプリング・ドラムによる前記スラックプリング・ラインの捲取・繰出方向と同じ向きになるように第2のクラッチ手段を介して接続され、
前記第1のクラッチ手段を介した接続状態及び前記第2のクラッチ手段を介した接続状態において、前記ホールバック・ドラム、前記メイン・ドラム、及び前記スラックプリング・ドラムのそれぞれが前記モータによって互いに同期して回転駆動される
ことを特徴とする架線運搬装置。 - 前記ホールバック・ドラムは、前記メイン・ドラムと前記スラックプリング・ドラムに対して数倍速の移動速度にてラインを捲取可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の架線運搬装置。
- 前記ホイスト・ラインが、その一端を捲取可能に前記搬器に固定される供給側の第1分割索と、捲取側の第2分割索とに区分され、前記第1分割索と前記第2分割索とは前記吊ドラムに対して対向側の各一端が固着手段により着脱可能に固着されるとともに、前記固着端から少なくとも1捲き以上が前記吊ドラムに捲回されていることにより、該ホイスト・ラインの吊下長さを長短調整可能に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の架線運搬装置。
- 前記吊ドラムが、左右および中間部に設置した3つのフランジにより供給側の第1吊ドラム部と、該第1吊ドラム部に軸長方向に一体に連設される捲取側の第2吊ドラム部とよりなる2つの区分域に分割され、前記ホイスト・ラインは、一端が前記搬器に固定され、必要な所望長さを捲取可能に複数回前記第1吊ドラム部に捲回され、他端側が前記固着手段により着脱可能に固着される供給側の第1分割索と、一端が前記固着手段により前記第2吊ドラム部に着脱可能に固着されて少なくとも1回以上が捲回された捲取側の第2分割索とにより構成されることにより、前記ホイスト・ラインの吊下長さを長短調整可能に設けたことを特徴とする請求項3に記載の架線運搬装置。
- 前記メイン・ライン側に配索される第3分割索、および前記スラックプリング・ライン側に配索される第4分割索の対向端が、方向変換ドラムに固着手段により着脱可能に固着されるとともに、該記固着端から少なくとも1捲き以上が方向変換ドラムに捲回されることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の架線運搬装置。
- 前記搬器に設けられる方向変換ドラムが、前段に設置される第1溝付ドラムと、後段に設置される第2溝付ドラムとの複数段に構成され、前記メイン・ライン、および前記スラックプリング・ラインに使用される索材は、前記メイン・ライン側に配索される第3分割索と、前記スラックプリング・ライン側に配索される第4分割索とに区分されて前記第1溝付ドラムと、前記第2溝付ドラムとに捲回されることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の架線運搬装置。
- 前記第1溝付ドラムおよび第2溝付ドラムが、基板部と該基板部に対してヒンジを介して外側に枢動可能に枢着されている可動板部とにより搬器の少なくとも一方の側板を構成する前記可動板部に回転軸の一端が着脱可能に取付けられることを特徴とする請求項6に記載の架線運搬装置。
- 前記固着手段が、前記第1分割索と前記第2分割索との対向端に設けられた平面略T字状の係止片と、前記吊ドラムの周面に、前記係止片が略合致して挿入可能な開口部が設けられると共に、該開口部の奥には前記係止片が周方向に摺動可能になって係止可能に連設された幅広の摺動溝よりなる被係合孔と、前記被係合孔内に前記係止片を係入後に前記被係合孔を閉止、固定する閉止板と、よりなることを特徴とする請求項3に記載の架線運搬装置。
- 前記固着手段が、前記第3分割索と前記第4分割索との対向端に設けられた平面略T字状の係止片と、前記方向変換ドラムの周面に、前記係止片が略合致して挿入可能な開口部が設けられると共に、該開口部の奥には前記係止片が周方向に摺動可能になって係止可能に連設された幅広の摺動溝よりなる被係合孔と、前記被係合孔内に前記係止片を係入後に前記被係合孔を閉止、固定する閉止板と、よりなることを特徴とする請求項5に記載の架線運搬装置。
- 前記メイン・ドラム及び前記スラックプリング・ドラムは、並列に対向して配索される1対の溝付ドラムにより形成され、該溝付ドラム相互はチェーンおよびスプロケット、またはベルトおよびプーリ等の動力伝達部品を介して互いに同期して回転自在に連結されることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の架線運搬装置。
- ホールバック・ドラムにより一端が捲取可能に設けられ、所定間隔をおいて定滑車に捲回されて搬器に他端が固定されることにより、前記搬器を移送可能に支持したホールバック・ラインと、メイン・ドラムに一端が捲取可能に設けられ、前記搬器に設けられた方向変換ドラムに所望複数回捲回されるメイン・ラインと、スラックプリング・ドラムに他端が捲取可能に設けられ、前記メイン・ラインの他端側に配されるスラックプリング・ラインと、前記方向変換ドラムに対して動力伝達部品を介して回転可能に前記搬器に連繋して設けた吊ドラムに一端が捲取可能に固定され、被運搬物を吊上げ可能に搬器から吊下げられるホイスト・ラインと、を備える架線運搬装置の架線配索方法において、
前記ホールバック・ドラムと、前記メイン・ドラムと、前記スラックプリング・ドラムとは個別のモータの駆動力により回転可能に設けられ、前記ホールバック・ドラムと前記メイン・ドラム、および前記メイン・ドラムと前記スラックプリング・ドラムとの間を油圧クラッチ手段を介してそれぞれ接離自在に接続し、
前記ホールバック・ドラム、前記メイン・ドラム、及び前記スラックプリング・ドラムのそれぞれが、並列に配索される1対のドラムで構成され、
前記メイン・ドラムにおける一方のドラムが、前記ホールバック・ドラムにおける一方のドラムに対し、前記メイン・ドラムによる前記メイン・ラインの捲取・繰出方向が前記ホールバック・ドラムによる前記ホールバック・ラインの捲取・繰出方向と逆向きになるように第1のクラッチ手段を介して接続され、
前記メイン・ドラムにおける他方のドラムが、前記スラックプリング・ドラムにおける一方のドラムに対し、前記メイン・ドラムによる前記メイン・ラインの捲取・繰出方向が前記スラックプリング・ドラムによる前記スラックプリング・ラインの捲取・繰出方向と同じ向きになるように第2のクラッチ手段を介して接続され、
前記第1のクラッチ手段を介した接続状態及び前記第2のクラッチ手段を介した接続状態において、前記ホールバック・ドラム、前記メイン・ドラム、及び前記スラックプリング・ドラムのそれぞれが前記モータによって互いに同期して回転駆動されるように構成されており、
前記第1のクラッチ手段が分離され、かつ前記第2のクラッチ手段が分離された状態で、前記ホールバック・ドラム、前記メイン・ドラム、及び前記スラックプリング・ドラムのそれぞれを前記モータによって個別に回転駆動することで、前記ホールバック・ライン、前記メイン・ライン、及び前記スラックプリング・ラインの緊張度を調整する第1工程と、
前記第1のクラッチ手段が接続され、かつ前記第2のクラッチ手段が接続された状態で、前記ホールバック・ドラム、前記メイン・ドラム、及び前記スラックプリング・ドラムのそれぞれを前記モータにより互いに同期して回転駆動することで前記搬器を移動する第2工程と、
を有することを特徴とする架線運搬装置の架線配索方法。 - 前記ホイスト・ラインは、前記吊ドラムに対して前記搬器に固定される供給側の第1分割索と捲取側の第2分割索とに区分され、
前記ホイスト・ラインの供給側の前記第1分割索の一端を前記搬器に固定する工程と、
前記第1分割索と前記第2分割索とは、前記吊ドラムに対して対向側の各一端が固着手段により着脱可能に固定される工程と、
前記第1分割索と前記第2分割索とは、該固着端から少なくとも1捲き以上が前記吊ドラムに捲回される工程とにより、前記第2工程に先立って前記ホイスト・ラインの吊下長さを長短調整可能に設けた
ことを特徴とする請求項11に記載の架線運搬装置の架線配索方法。 - 前記ホイスト・ラインは、前記吊ドラムに対して前記搬器に固定される供給側の第1分割索と捲取側の第2分割索とに区分され、
前記ホイスト・ラインの供給側の前記第1分割索の一端を前記搬器に固定する工程と、
前記第1分割索と前記第2分割索との対向端に設けた平面略T字状の係止片を前記吊ドラムの周面に設けた被係合孔の開口部を介して該開口部の奥に設けた幅広の摺動溝内に摺動し、前記被係合孔内に前記係止片を係入後に前記被係合孔を閉止板により閉止、固定することより前記吊ドラムに対向側の各一端を固着手段により着脱可能に固定する工程と、
前記第1分割索と前記第2分割索とは、該固着端から少なくとも1捲き以上が前記吊ドラムに捲回される工程とにより、前記第2工程に先立って前記ホイスト・ラインの吊下長さを長短調整可能に設けた
ことを特徴とする請求項11に記載の架線運搬装置の架線配索方法。 - 前記吊ドラムが、左右および中間部に設置した3つのフランジにより供給側の第1吊ドラム部と、該第1吊ドラム部に軸長方向に一体に連設される捲取側の第2吊ドラム部とよりなる2つの区分域に分割され、前記ホイスト・ラインは、一端が前記搬器に固定され、必要な所望長さを捲取可能に複数回前記第1吊ドラム部に捲回され、他端側が前記固着手段により着脱可能に固着される供給側の第1分割索と、一端が前記固着手段により前記第2吊ドラム部に着脱可能に固着されて少なくとも1回以上が捲回された捲取側の第2分割索とにより構成されることにより、前記ホイスト・ラインの吊下長さを長短調整可能に設けたことを特徴とする請求項12または13に記載の架線運搬装置の架線配索方法。
- 前記搬器に設けられる方向変換ドラムが、前段に設置される第1溝付ドラムと、後段に設置される第2溝付ドラムの複数段に構成され、前記メイン・ライン、および前記スラックプリング・ラインに使用される索材は、前記メイン・ライン側に配索される第3分割索と、前記スラックプリング・ライン側に配索される第4分割索とに区分されて前記第1溝付ドラムと、前記第2溝付ドラムとに捲回されることを特徴とする請求項11〜14の何れかに記載の架線運搬装置の架線配索方法。
- 前記第1溝付ドラムおよび第2溝付ドラムが、基板部と該基板部に対してヒンジを介して枢動可能に枢着されている可動板部とにより搬器の少なくとも一方の側板を構成する前記可動板部に回転軸の一端が着脱可能に取付けられることを特徴とする請求項15に記載の架線運搬装置の架線配索方法。
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