JP5892100B2 - ワイヤハーネス - Google Patents

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本発明は、分岐構造を有する電線束の本線部を覆う保護チューブを備えるワイヤハーネスに関する。
自動車などの車両に搭載されるワイヤハーネスにおいて、分岐構造を有する電線束は、複数の電線を含む本線部とその本線部から分岐した電線を含む支線部とを有する。
また、特許文献1,2に示されるように、分岐構造を有する電線束を備えるワイヤハーネスが、本線部の周囲を覆うコルゲートチューブを備える場合がある。特許文献1,2に示されるワイヤハーネスにおいて、コルゲートチューブは、本線部における支線部の分岐部を含む領域の周囲を覆う。コルゲートチューブは、可撓性を有する保護チューブの一例であり、本線部の長手方向に沿う切れ目が形成されている。
コルゲートチューブが本線部における分岐部を含む領域の周囲を覆う場合、支線部がコルゲートチューブの切れ目から延び出た状態となる。そのため、コルゲートチューブにおける切れ目を臨む一対の縁部が支線部と擦れることに起因する支線部の損傷を防ぐ必要がある。
特許文献1に示されるワイヤハーネスにおいては、分岐用保護部材が、コルゲートチューブにおける支線部が延び出る部分に取り付けられる。特許文献1に示される分岐用保護部材は、コルゲートチューブの一対の縁部が嵌め入れられる溝が形成されたフランジ部と、支線部を支える分岐ガイド部とを有している。
一方、特許文献2に示されるワイヤハーネスにおいては、分岐構造を有する保護部材が電線束の分岐部を覆い、コルゲートチューブがその保護部材の外側から本線部を覆う。
実開平5−23722号公報 特開2007−288972号公報
特許文献1,2に示されるワイヤハーネスにおいて、電線束の分岐部に取り付けられる保護部材は、本線部及び支線部の曲げやすさを阻害する。電線束が曲げにくいと、ワイヤハーネスの敷設の作業性が悪化する。
さらに、特許文献1,2に示されるワイヤハーネスにおいては、電線束の太さに応じて大きさの異なる保護部材を用意する必要がある。昨今、電線束の太さの違いへの適応性を高め、ワイヤハーネスのコストを低減することが望まれている。
本発明は、電線束の本線部における分岐部を含む領域が可撓性を有する保護チューブで覆われる場合に、電線束の曲げやすさを阻害せずに支線部の損傷を防止でき、電線束の太さの違いへの適応性に優れたワイヤハーネスを提供することを目的とする。
第1態様に係るワイヤハーネスは、以下に示される各構成要素を備える。
(1)第1の構成要素は、複数の電線を含む本線部と該本線部から分岐した電線を含む支線部とを有する電線束である。
(2)第2の構成要素は、上記本線部における上記支線部の分岐部を含む領域の周囲を覆い上記本線部の長手方向に沿う切れ目が形成された可撓性を有する保護チューブである。
(3)第3の構成要素は、上記支線部に巻き付いたバンド部及び該バンド部の一端に連なり上記バンド部を上記支線部の太さに応じた長さで上記支線部に巻き付いた環状に保持するバンド保持部を有するバンド式保護具である。このバンド式保護具の表面には、上記保護チューブにおける上記切れ目を臨む一対の縁部各々の内側面及び外側面に対向する一対の段差部が形成されている。
第2態様に係るワイヤハーネスは、第1態様に係るワイヤハーネスの一態様である。第2態様に係るワイヤハーネスにおいて、上記バンド式保護具の上記バンド保持部は、以下に示される枠部及び係合部を有する。上記枠部は、上記バンド部の一端に連なりその一端の延長方向に平行に貫通するバンド通し孔の縁部をなす部分である。上記係合部は、上記枠部の上記バンド通し孔に通された上記バンド部の一部と係り合うことにより上記バンド部を環状に保持する部分である。そして、上記バンド部は上記枠部における上記バンド部の一端に繋がる側からその反対側へ上記バンド通し孔に通されている。
第3態様に係るワイヤハーネスは、第2態様に係るワイヤハーネスの一態様である。第3態様に係るワイヤハーネスにおいて、上記一対の段差部は上記バンド部の表面及び上記枠部の表面に形成されている。
第4態様に係るワイヤハーネスは、第1態様から第3態様のいずれかに係るワイヤハーネスの一態様である。第4態様に係るワイヤハーネスにおいて、上記一対の段差部は、上記バンド式保護具の表面に形成された一連の溝である。
第5態様に係るワイヤハーネスは、第1態様から第3態様のいずれかに係るワイヤハーネスの一態様である。第5態様に係るワイヤハーネスにおいて、上記一対の段差部は、上記バンド部の表面に2列に並んで形成された複数の突起部を含む。
上記の各態様においては、支線部に巻き付けられたバンド部を有するバンド式保護具が、保護チューブにおける切れ目を臨む一対の縁部が支線部と擦れることに起因する支線部の損傷を防ぐ。
また、バンド式保護具の表面には、保護チューブにおける切れ目を臨む一対の縁部各々の内側面及び外側面に対向する一対の段差部が形成されている。一対の段差部は、保護チューブにおける一対の縁部がバンド式保護具から外れることを防ぐ。そのため、バンド部に対する保護チューブの位置ずれを見込んでバンド部の幅を広くする必要がない。従って、比較的幅の狭いバンド部が支線部に巻き付けられるだけであるため、電線束の曲げやすさは阻害されない。なお、切れ目を臨む一対の縁部は、切れ目の両側の縁部のことである。
また、バンド式保護具のバンド保持部は、バンド部を支線部の太さに応じた長さで支線部に巻き付いた環状に保持する。そのため、支線部の太さに応じて大きさの異なるバンド式保護具を用意する必要がない。即ち、上記の各態様におけるバンド式保護具は、電線束の太さの違いへの適応性に優れている。
また、第2態様において、バンド式保護具のバンド部は、バンド保持部の枠部におけるバンド部の一端に繋がる側からその反対側へバンド通し孔に通されている。この場合、バンド式保護具は、支線部の直径に近い厚みの状態で保護チューブの切れ目に挟み込まれる。そのため、保護チューブの切れ目における支線部が延び出た部分において、過大な隙間が生じることを回避できる。
また、第3態様において、保護チューブの位置ずれを防ぐ一対の段差部は、バンド式保護具におけるバンド部及び枠部の各々の表面に形成されている。この場合、一対の段差部が形成された範囲が広くなり、保護チューブの位置ずれをより確実に防ぐことができる。
また、第4態様において、一対の段差部は、バンド式保護具の表面に形成された一連の溝である。この場合、バンド式保護具の構造がシンプルとなる点で好適である。
また、第5態様において、一対の段差部は、バンド部の表面に2列に並んで形成された複数の突起部を含む。この場合、バンド部の柔軟性を損なわずに一対の段差部の高さ、即ち、複数の突起部の高さを高くすることができる。一対の段差部の高さを高くすることにより、保護チューブの位置ずれをより確実に防ぐことができる。
実施形態に係るワイヤハーネス1の斜視図である。 ワイヤハーネス1の支線部の正面図である。 ワイヤハーネス1が備えるバンド式保護具3の斜視図である。 バンド式保護具3のバンド保持部32の断面図である。 バンド式保護具3が取り付けられた電線束の斜視図である。 ワイヤハーネス1に適用可能な応用例に係るバンド式保護具3Aの斜視図である。
以下、添付の図面を参照しながら実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。
まず、図1,2を参照しつつ、実施形態に係るワイヤハーネス1の概略構成について説明する。ワイヤハーネス1は、自動車などの車両に搭載される。図1,2に示されるように、ワイヤハーネス1は、電線束90、保護チューブ2及びバンド式保護具3を備えている。
<電線束>
図5に示されるように、電線束90は分岐構造を有する。即ち、電線束90は、束ねられた複数の電線9を含む本線部91と本線部91から分岐した電線9を含む支線部92とを有する。電線9は、線状の導体とその周囲を覆う絶縁被覆とを有する絶縁電線である。
なお、図1,5に示される例では、支線部92は複数の電線9を含む。しかしながら、支線部92が1本の電線9であることも考えられる。
<保護チューブ>
保護チューブ2は、可撓性を有する筒状の部材である。保護チューブ2は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、又はポリアミド(PA)などの合成樹脂の部材である。
図1,2に示される保護チューブ2は、長手方向において交互に凹凸をなす筒状に形成されたコルゲートチューブである。コルゲートチューブは、長手方向において交互に凹凸をなす構造を有することにより、高い柔軟性を有している。
保護チューブ2は、電線束90の本線部91における支線部92の分岐部を含む領域の周囲を覆う。また、保護チューブ2には、その全長に亘って本線部91の長手方向に沿う切れ目21が形成されている。電線束90の本線部91は、切れ目21から保護チューブ2内に挿入される。
そして、図1に示されるように、電線束90の支線部92が、保護チューブ2の切れ目21から延び出た状態となっている。そのため、保護チューブ2における切れ目21を臨む一対の縁部22が支線部92と擦れることに起因する支線部92の損傷を防ぐ必要がある。なお、切れ目21を臨む一対の縁部22は、保護チューブ2における切れ目21の両側の縁部のことである。
なお、保護チューブ2が、その両端部において不図示の粘着テープによって電線束90の本線部91に対して固定されることも考えられる。
<バンド式保護具>
バンド式保護具3は、保護チューブ2における一対の縁部22が支線部92と擦れることに起因する支線部92の損傷を防ぐための保護具である。バンド式保護具3は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、又はポリアミド(PA)などの合成樹脂の部材である。
バンド式保護具3は、バンド部31及びバンド保持部32を有している。バンド部31は、柔軟性を有する帯状の部分である。ワイヤハーネス1において、バンド部31は、支線部92に巻き付いている。
図3,4に示されるように、バンド保持部32は、バンド部31の第一端311に連なって形成されている。バンド保持部32は、バンド部31を支線部92の太さに応じた長さで支線部92に巻き付いた環状に保持する。なお、図3において電線束90の支線部92が仮想線(二点鎖線)で描かれている。
図3,4に示されるように、本実施形態におけるバンド保持部32は、枠部321及び係合部322を有する。枠部321は、バンド部31の第一端311に連なり、その第一端311の延長方向に平行に貫通するバンド通し孔320の縁部をなす部分である。
係合部322は、枠部321のバンド通し孔320に通されたバンド部31の一部と係り合うことによりバンド部31を環状に保持する部分である。図4に示される例では、係合部322は、枠部321におけるバンド通し孔320側の面に形成された突起部である。
突起した係合部322は、バンド部31の一方の面に形成された凹部313と係り合うことによってバンド部31を環状に保持する。複数の凹部313が、バンド部31の長手方向において並んで形成されている。
バンド保持部32の係合部322がバンド部31における複数の凹部313のいずれかと選択的に係り合うことにより、バンド部31は、支線部92の太さに応じた長さで支線部92に巻き付いた環状に保持される。なお、バンド部31におけるバンド保持部32からはみ出た余剰部は切除される。
係合部322がバンド部31における複数の凹部313のいずれかと選択的に係り合うためには、係合部322が凹部313の深さ分だけ変位してバンド部31から一時的に離れる必要がある。
図3に示される例では、枠部321における係合部322が形成された部分の両側に一対の切れ込み323が形成されている。即ち、枠部321における係合部322が形成された部分が片持ち梁状となっている。これにより、枠部321における係合部322が形成された部分が弾性変形しやすくなる。その結果、係合部322が凹部313の深さ分だけ変位してバンド部31から一時的に離れる状態になりやすくなる。
図4に示されるように、バンド部31は枠部321におけるバンド部31の第一端311に繋がる側からその反対側へバンド通し孔320に通されている。そのため、バンド部31における第一端311と第二端312とは概ね平行に同じ方向を向いている。
また、図3に示されるように、バンド式保護具3の表面には、保護チューブ2における切れ目21を臨む一対の縁部22各々の内側面及び外側面に対向する一対の段差部33が形成されている。
即ち、図1,2に示されるように、保護チューブ2の一対の縁部22は、支線部92が内側から外側へ延び出た部分において、バンド式保護具3における一対の段差部33の間に嵌り込んでいる。
図1〜3に示される例では、一対の段差部33は、バンド式保護具3の表面に形成された一連の溝である。また、図1に示される例では、一対の段差部33はバンド部31の表面及び枠部321の表面に形成されている。一対の段差部33は、バンド部31の一方の面に形成されており、複数の凹部313はバンド部31の他方の面に形成されている。
また、枠部321における一対の段差部33は、相反する2つの面各々に形成される。即ち、枠部321の一方の面における一対の段差部33は、バンド部31の第一端311付近に形成された一対の段差部33の延長線上に形成されている。また、枠部321の他方の面における一対の段差部33は、バンド部31におけるバンド通し孔320に通された部分の付近に形成された一対の段差部33の延長線上に形成されている。
<効果>
ワイヤハーネス1において、支線部92に巻き付けられたバンド部31を有するバンド式保護具3が、保護チューブ2における一対の縁部22が支線部92と擦れることに起因する支線部92の損傷を防ぐ。
また、バンド式保護具3の表面に形成された一対の段差部33は、保護チューブ2における一対の縁部22がバンド式保護具3から外れることを防ぐ。そのため、バンド部31に対する保護チューブ2の位置ずれを見込んでバンド部31の幅を広くする必要がない。従って、比較的幅の狭いバンド部31が支線部92に巻き付けられるだけであるため、電線束90の曲げやすさは阻害されない。
また、バンド式保護具3のバンド保持部32は、バンド部31を支線部92の太さに応じた長さで支線部92に巻き付いた環状に保持する。そのため、支線部92の太さに応じて大きさの異なるバンド式保護具3を用意する必要がない。即ち、バンド式保護具3は、電線束90の太さの違いへの適応性に優れている。
また、バンド式保護具3のバンド部31は、バンド保持部32の枠部321におけるバンド部31の第一端311に繋がる側からその反対側へバンド通し孔320に通されている。この場合、図2に示されるように、バンド式保護具3は、支線部92の直径に近い厚みの状態で保護チューブ2の切れ目21に挟み込まれる。そのため、保護チューブ2の切れ目21における支線部92が延び出た部分において、過大な隙間が生じることを回避できる。
また、図3に示される例では、保護チューブ2の位置ずれを防ぐ一対の段差部33は、バンド式保護具3におけるバンド部31及び枠部321の各々の表面に形成されている。この場合、一対の段差部33が形成された範囲が広くなり、保護チューブ2の位置ずれをより確実に防ぐことができる。
また、一対の段差部33が、バンド式保護具3の表面に形成された一連の溝であれば、バンド式保護具3の構造がシンプルとなる点で好適である。
<応用例>
次に、図6を参照しつつ、ワイヤハーネス1に適用可能な応用例に係るバンド式保護具3Aについて説明する。図6はバンド式保護具3Aの斜視図である。なお、図6において電線束90の支線部92が仮想線(二点鎖線)で描かれている。図6において、図1〜5に示される構成要素と同じ構成要素には同じ参照符号が記されている。
バンド式保護具3Aは、バンド式保護具3と比較して一対の段差部の構造のみが異なる。以下、バンド式保護具3Aにおけるバンド式保護具3と異なる点についてのみ説明する。
図6に示されるように、バンド式保護具3Aにおいて、枠部321の表面には一対の第一段差部33が形成されており、バンド部31の表面には一対の第二段差部33Aが形成されている。
一対の第一段差部33は、枠部321の表面に形成された一連の溝である。一方、一対の第二段差部33Aは、バンド部31の表面に2列に並んで形成された複数の突起部である。一対の第二段差部33Aを構成する複数の突起部は、バンド部31の幅方向において対向する一対の突起部がバンド部31の長手方向において間隔を空けて並ぶ状態で形成されている。
バンド式保護具3Aがワイヤハーネス1に適用された場合、保護チューブ2の一対の縁部22は、支線部92が内側から外側へ延び出た部分において、バンド式保護具3Aにおける一対の段差部33,33Aの間に嵌り込む。
また、枠部321におけるバンド通し孔320側の面には、一対の第二段差部33Aを構成する突起部が通過可能な溝320Aが形成されている。これにより、突起部が形成されたバンド部31をバンド通し孔320に通すことができる。
バンド式保護具3Aがワイヤハーネス1に適用された場合も、バンド式保護具3がワイヤハーネス1に適用される場合と同様の効果が得られる。
また、バンド式保護具3Aが採用される場合、バンド部31の柔軟性を損なわずに一対の第二段差部33Aの高さ、即ち、複数の突起部の高さを高くすることができる。一対の第二段差部33Aの高さを高くすることにより、保護チューブ2の位置ずれをより確実に防ぐことができる。
<その他>
ワイヤハーネス1において、保護チューブ2がコルゲートチューブ以外の可撓性を有するチューブであってもよい。
また、バンド式保護具3,3Aにおいて、一対の段差部がバンド部31の表面にのみ形成されていることも考えられる。
なお、本発明に係るワイヤハーネスは、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1 ワイヤハーネス
2 保護チューブ
3,3A バンド式保護具
9 電線
21 切れ目
22 保護チューブの縁部
31 バンド部
32 バンド保持部
33 一対の段差部(第一段差部、溝)
33A 一対の第二段差部(複数の突起部)
90 電線束
91 本線部
92 支線部
311 バンド部の第一端
312 バンド部の第二端
313 バンド部の凹部
320 バンド通し孔
321 枠部
322 係合部
320A 枠部の溝

Claims (5)

  1. 複数の電線を含む本線部と該本線部から分岐した電線を含む支線部とを有する電線束と、
    前記本線部における前記支線部の分岐部を含む領域の周囲を覆い前記本線部の長手方向に沿う切れ目が形成された可撓性を有する保護チューブと、
    前記支線部に巻き付いたバンド部及び該バンド部の一端に連なり前記バンド部を前記支線部の太さに応じた長さで前記支線部に巻き付いた環状に保持するバンド保持部を有し、表面に前記保護チューブにおける前記切れ目を臨む一対の縁部各々の内側面及び外側面に対向する一対の段差部が形成されたバンド式保護具と、を備えるワイヤハーネス。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスであって、
    前記バンド式保護具の前記バンド保持部は、
    前記バンド部の一端に連なり該一端の延長方向に平行に貫通するバンド通し孔の縁部をなす枠部と、
    前記枠部の前記バンド通し孔に通された前記バンド部の一部と係り合うことにより前記バンド部を環状に保持する係合部と、を有し、
    前記バンド部は前記枠部における前記バンド部の一端に繋がる側からその反対側へ前記バンド通し孔に通されている、ワイヤハーネス。
  3. 請求項2に記載のワイヤハーネスであって、
    前記一対の段差部は前記バンド部の表面及び前記枠部の表面に形成されている、ワイヤハーネス。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のワイヤハーネスであって、
    前記一対の段差部は、前記バンド式保護具の表面に形成された一連の溝である、ワイヤハーネス。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のワイヤハーネスであって、
    前記一対の段差部は、前記バンド部の表面に2列に並んで形成された複数の突起部を含む、ワイヤハーネス。
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