JP5875936B2 - 分光センサ - Google Patents

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Description

本発明は、分光センサに関する。
従来の分光センサとして、所定の波長範囲の光を入射位置に応じて選択的に透過させる光学フィルタ部と、光学フィルタ部を透過した光を検出する光検出基板と、を備えるものが知られている。例えば、特許文献1及び2に記載された分光センサでは、光学フィルタ部が光検出基板の受光面に対応するように設けられており、光学フィルタ部の全体が光検出基板の受光面に入射させるべき光を透過させるフィルタ領域として機能している。
特開2006−58301号公報 特表平2−502490号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載された分光センサでは、光学フィルタ部の全体が光検出基板の受光面に入射させるべき光を透過させるフィルタ領域として機能しているため、光学フィルタ部の側面が何らかの悪影響を受けると、直ちにフィルタ特性が劣化するおそれがある。また、光学フィルタ部の側面から光学フィルタ部内にノイズ光が容易に進入するおそれがある。
そこで、本発明は、光検出基板の受光面に入射させるべき光を透過させるフィルタ領域のフィルタ特性が劣化するのを防止することができ、しかも、当該フィルタ領域にノイズ光が進入するのを抑制することができる分光センサを提供することを目的とする。
本発明の分光センサは、キャビティ層並びにキャビティ層を介して対向する第1及び第2のミラー層を有し、所定の波長範囲の光を第1のミラー層側から第2のミラー層側に入射位置に応じて選択的に透過させる干渉フィルタ部と、干渉フィルタ部を透過した光が入射する受光面を有し、受光面に入射した光を検出する光検出基板と、を備え、干渉フィルタ部は、受光面と交差する所定の方向から見た場合に、受光面に対応する第1のフィルタ領域と、所定の方向から見た場合に、第1のフィルタ領域を包囲する環状の第2のフィルタ領域と、を有し、光検出基板が有する配線のパッド部は、所定の方向から見た場合に第2のフィルタ領域に含まれるように複数設けられており、第2のフィルタ領域には、パッド部を外部に露出させるための貫通孔が形成されており、パッド部のそれぞれには、貫通孔を介してワイヤが接続されている。
この分光センサでは、光検出基板の受光面に入射させるべき光を透過させる第1のフィルタ領域が、受光面と交差する所定の方向から見た場合に、環状の第2のフィルタ領域によって包囲されている。これにより、第1のフィルタ領域が第2のフィルタ領域によって保護されるので、第1のフィルタ領域のフィルタ特性が劣化するのを防止することができる。しかも、パッド部とワイヤとを接続するための貫通孔が第2のフィルタ領域に形成されている。これにより、当該所定の方向から見た場合に、貫通孔の内側を通る第1のフィルタ領域周囲の環状の領域に第2のフィルタ領域の一部が一続きで存在することになるので、パッド部とワイヤとを接続するための貫通孔が形成されていても、当該一部がフィルタとして好適に機能し、第1のフィルタ領域にノイズ光が進入するのを抑制することができる。
ここで、貫通孔は、パッド部ごとに複数形成されていてもよい。この構成によれば、隣り合う貫通孔間の領域にも、第2のフィルタ領域の一部が存在することになるので、第1のフィルタ領域にノイズ光が進入するのをより一層抑制することができる。
また、第1のフィルタ領域においては、第1のミラー層と第2のミラー層との間の所定の方向における距離が変化しており、第2のフィルタ領域においては、第1のミラー層と第2のミラー層との間の所定の方向における距離が一定となっていてもよい。この構成によれば、第2のフィルタ領域を透過し得る光の波長範囲が更に狭められるので、第1のフィルタ領域にノイズ光が進入するのをより一層抑制することができる。なお、一定とは、完全に一定の場合だけでなく、製造誤差等の範囲内で略一定の場合を含む意味である。
また、分光センサは、少なくとも第2のフィルタ領域に入射する光を透過させる光学フィルタ部を更に備え、光学フィルタ部を透過する光の波長範囲と、第2のフィルタ領域を透過する光の波長範囲とは、互いに異なっていてもよい。この構成によれば、光学フィルタ部と第2のフィルタ領域との協働により、光学フィルタ部及び第2のフィルタ領域の両方を透過し得る光の波長範囲が更に狭められるので、第1のフィルタ領域にノイズ光が進入するのをより一層抑制することができる。
また、第1のフィルタ領域におけるキャビティ層と、第2のフィルタ領域におけるキャビティ層とは、連続して形成されていてもよい。この構成によれば、キャビティ層を強度的にも特性的にも安定化させることができる。
また、第1のフィルタ領域における第1のミラー層と、第2のフィルタ領域における第1のミラー層とは、連続して形成されており、第1のフィルタ領域における第2のミラー層と、第2のフィルタ領域における第2のミラー層とは、連続して形成されていてもよい。この構成によれば、第1及び第2のミラー層を強度的にも特性的にも安定化させることができる。
また、第2のフィルタ領域は、受光面に平行な方向から見た場合に、第1のフィルタ領域を含んでいてもよい。この構成によれば、受光面に垂直な方向に沿って何らかの外力が作用しても、当該外力が第2のフィルタ領域によって受け止められて、第1のフィルタ領域にダメージが与えられるのを防止することができる。
また、所定の方向は、受光面に垂直な方向であってもよい。この構成によれば、分光センサの構造を単純化することができる。
本発明によれば、光検出基板の受光面に入射させるべき光を透過させるフィルタ領域のフィルタ特性が劣化するのを防止することができ、しかも、当該フィルタ領域にノイズ光が進入するのを抑制することができる分光センサを提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態の分光センサの縦断面図である。 図1のII−II線に沿っての一部断面図である。 図1の分光センサのパッド部の周辺部分の拡大縦断面図である。 図1の分光センサの製造方法を説明するための縦断面図である。 図1の分光センサの製造方法を説明するための縦断面図である。 図1の分光センサの製造方法を説明するための縦断面図である。 図1の分光センサの製造方法を説明するための縦断面図である。 図1の分光センサの製造方法を説明するための縦断面図である。 図1の分光センサの製造方法を説明するための縦断面図である。 図1の分光センサの変形例の縦断面図である。 図1の分光センサの変形例の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態の分光センサの縦断面図である。 図12の分光センサの製造方法を説明するための縦断面図である。 図12の分光センサの製造方法を説明するための縦断面図である。 図12の分光センサの製造方法を説明するための縦断面図である。 図12の分光センサの製造方法を説明するための縦断面図である。 図12の分光センサの変形例の縦断面図である。 図12の分光センサの変形例の縦断面図である。 本発明の他の実施形態の分光センサの縦断面図である。 図19のXX−XX線に沿っての一部断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1に示されるように、第1の実施形態の分光センサ1Aは、干渉フィルタ部20Aと、光検出基板30と、干渉フィルタ部20A及び光検出基板30を収容するパッケージ2と、を備えている。パッケージ2は、樹脂等により直方体箱状に形成されており、高さ方向における一方の側(干渉フィルタ部20A及び光検出基板30に対する光の入射側)に開口している。なお、以下の説明では、パッケージ2の長さ方向をX軸方向とし、パッケージ2の幅方向をY軸方向とし、パッケージ2の高さ方向をZ軸方向とする。
光検出基板30は、パッケージ2内において底壁2a上に固定されている。干渉フィルタ部20Aは、カップリング層3を介して光検出基板30上に接合されている。干渉フィルタ部20A上には、光学フィルタ層(光学フィルタ部)4が形成されており、光学フィルタ層4上には、保護膜5が形成されている。一例として、カップリング層3は、原料ガスとしてTEOS(Tetraethyl Orthosilicate,Tetraethoxysilane)を用いた成膜処理によって形成されたシリコン酸化膜であり、その厚さは数十nm〜数十μm程度である。また、光学フィルタ層4は誘電体多層膜や有機カラーフィルタ(カラーレジスト)であり、その厚さは数十nm〜数十μm程度である。また、保護膜5はSiO等からなり、その厚さは数十nm〜数十μm程度である。
光検出基板30は、X軸方向を長手方向とし且つZ軸方向を厚さ方向とする矩形板状の半導体基板31を有する半導体受光素子である。半導体基板31において一方の側の表面31aを含む部分には、受光部32が形成されている。受光部32は、Y軸方向に延在するライン状のフォトダイオードがX軸方向に沿って一次元に配列されたフォトダイオードアレイである。受光部32は、干渉フィルタ部20Aを透過した光が入射する受光面32aを有しており、光検出基板30は、受光面32aに入射した光を検出するように構成されている。一例として、半導体基板31の厚さは数十μm〜数百μm程度である。また、受光部32のX軸方向の長さは数百μm〜数十mm程度であり、受光部32のY軸方向の幅は数μm〜数十mm程度である。なお、光検出基板30は、他の半導体受光素子(C−MOSイメージセンサ、CCDイメージセンサ、赤外線イメージセンサ等)であってもよい。
半導体基板31の表面31aには、受光部32に対して電気信号を入出力するための配線33のパッド部33aが形成されている。更に、半導体基板31の表面31aには、受光部32及び配線33を覆うように保護膜34が形成されており、保護膜34上には、干渉フィルタ部20A側の表面がCMP(Chemical Mechanical Polishing)により平坦化された平坦化層35が形成されている。一例として、保護膜34はSiO等からなり、その厚さは数十nm〜数十μm程度である。また、平坦化層35はSiO等からなり、その厚さは数十nm〜数十μm程度である。
干渉フィルタ部20Aは、キャビティ層21並びにキャビティ層21を介して対向する第1及び第2のミラー層22,23を有している。干渉フィルタ部20Aは、所定の波長範囲の光を第1のミラー層22側から第2のミラー層23側に入射位置に応じて選択的に透過させるLVF(Linear Variable Filter)である。一例として、キャビティ層21は、シリコンの熱酸化処理によって形成されたシリコン酸化膜(SiO膜)であり、その厚さは数十nm〜数十μm程度である。また、各ミラー層22,23は、SiO、SiN、TiO、Ta、Nb、Al、MgF、Si、Ge等の誘電体多層膜からなるDBR(Distributed Bragg Reflector)層であり、その厚さは数十nm〜数十μm程度である。
図1及び図2に示されるように、干渉フィルタ部20Aは、第1のフィルタ領域24、第2のフィルタ領域25、及び接続領域26を有している。第1のフィルタ領域24は、Z軸方向(受光面32aに垂直な方向)から見た場合に、光検出基板30の受光面32aに対応している。つまり、第1のフィルタ領域24及び受光面32aは、Z軸方向から見た場合にそれらの一方が他方を含む(X軸方向の長さ及びY軸方向の幅の少なくとも一方が互いに等しい場合を含む)ように形成されている。第2のフィルタ領域25は、Z軸方向から見た場合に、接続領域26を介して第1のフィルタ領域24を環状(ここでは、矩形環状)に包囲している。また、第2のフィルタ領域25は、Z軸方向に垂直な方向(受光面32aに平行な方向)から見た場合に、第1のフィルタ領域24を含んでいる。一例として、接続領域26の幅は数μm〜1mm程度である。
図1に示されるように、第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の表面21aは、XY平面に平行となっている。一方、第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の裏面21bは、X軸方向における裏面21bの一端21cがX軸方向における裏面21bの他端21dよりも受光面32aを含む平面(例えば、半導体基板31の表面31a)から離れるように、XY平面に対して傾斜している。一例として、第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の厚さは、X軸方向における一方の側に向かって数十nm〜数μm程度の範囲で漸減している。
第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21の表面21a及び裏面21bは、XY平面に平行となっている。受光面32aを含む平面から第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21の表面21aまでのZ軸方向における距離(以下、単に「距離」といった場合には「Z軸方向における距離」を意味する)は、受光面32aを含む平面から第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の表面21aまでの距離と等しくなっている。一方、受光面32aを含む平面から第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21の裏面21bまでの距離は、受光面32aを含む平面から第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の裏面21bの他端21dまでの距離と等しくなっている。一例として、第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21の厚さは、700nm程度である。
接続領域26におけるキャビティ層21の表面21a及び裏面21bは、XY平面に平行となっている。受光面32aを含む平面から接続領域26におけるキャビティ層21の表面21aまでの距離は、受光面32aを含む平面から第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の表面21aまでの距離と等しくなっている。一方、受光面32aを含む平面から接続領域26におけるキャビティ層21の裏面21bまでの距離は、受光面32aを含む平面から第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の裏面21bの一端21cまでの距離と等しくなっている。一例として、接続領域26におけるキャビティ層21の厚さは、500nm程度である。
以上のように、キャビティ層21は、第1のフィルタ領域24、第2のフィルタ領域25及び接続領域26に渡って、連続して形成されている。そして、第1のフィルタ領域24、第2のフィルタ領域25及び接続領域26におけるキャビティ層21の表面21aは、面一となっている。一方、第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の裏面21bと、接続領域26におけるキャビティ層21の裏面21bとの間には、一端21cで最小(ここでは、0)となり且つ他端21dで最大となる高さを有する段差が形成されている。また、第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21の裏面21bと、接続領域26におけるキャビティ層21の裏面21bとの間には、一定の高さを有する段差が形成されている。
また、第1のミラー層22は、第1のフィルタ領域24、第2のフィルタ領域25及び接続領域26に渡って、キャビティ層21の表面21aに連続して形成されている。一方、第2のミラー層23は、第1のフィルタ領域24、第2のフィルタ領域25及び接続領域26に渡って、キャビティ層21の裏面21b及び段差の縦面(蹴上げ面)に連続して形成されている。そして、第1のフィルタ領域24においては、第1のミラー層22と第2のミラー層23との間の距離が変化している。また、第2のフィルタ領域25においては、第1のミラー層22と第2のミラー層23との間の距離が一定となっている。
図1及び図2に示されるように、光検出基板30が有する配線33のパッド部33aは、Z軸方向から見た場合に第2のフィルタ領域25に含まれるように、半導体基板31の表面31aに複数形成れている。より具体的には、パッド部33aは、X軸方向における表面31aの両端領域のそれぞれにおいて、Y軸方向に沿って複数並設されている。図1及び図3に示されるように、第2のフィルタ領域25には、パッド部33aを外部に露出させるための貫通孔6がパッド部33aごとに複数形成されている。各貫通孔6は、保護膜34、平坦化層35、カップリング層3、第2のフィルタ領域25(すなわち、キャビティ層21並びに第1及び第2のミラー層22,23)、光学フィルタ層4及び保護膜5をZ軸方向に沿って貫通し、パッド部33aの一部(全部であってもよい)を外部に露出させている。なお、図1と図3とでは縦横比が異なっているが、これは、図1において各層の厚さを強調しているためであり、図1よりも図3のほうが実際の縦横比に近いものとなっている。
各パッド部33aには、貫通孔6を介してワイヤ7が接続されている。一例として、ワイヤ7は、Auからなり、その一端のボール部7aが超音波振動を与えられながらパッド部33aの表面に熱圧着されたものである。貫通孔6の内面とボール部7aとの間には、ボール部7aの接触によって第2のフィルタ領域25等にダメージが与えられるのを防止するために、隙間が設けられている。ワイヤ7の他端は、パッケージ2の底壁2aを介して、底壁2aの外面に設けられた実装用のパッド部8に接続されている。
以上のように構成された分光センサ1Aでは、パッケージ2の開口を介してパッケージ2内に光が入射すると、保護膜5を透過した光のうち干渉フィルタ部20Aの第1のフィルタ領域24に入射させるべき所定の波長範囲の光のみが、光学フィルタ層4によって透過させられる。このとき、光学フィルタ層4を透過する光の波長範囲と、干渉フィルタ部20Aの第2のフィルタ領域25を透過する光の波長範囲とは、互いに異なっている。一例として、光学フィルタ層4を透過する光の波長範囲は800nm〜1000nmであり、第2のフィルタ領域25を透過する光の波長範囲は800nm以下及び1000nm以上である。
光学フィルタ層4を透過した光が第1のフィルタ領域24に入射すると、第1のフィルタ領域24においては、所定の波長範囲の光が入射位置に応じて選択的に透過させられる。そして、第1のフィルタ領域24を透過した光は、カップリング層3、平坦化層35及び保護膜34を透過して、光検出基板30の受光面32aに入射する。このとき、光検出基板30の受光部32の各チャネルに入射する光の波長は、入射位置でのキャビティ層21の厚さ、並びに第1及び第2のミラー層22,23の材料及び厚さによって、一意に決定される。これにより、光検出基板30では、受光部32のチャネルごとに異なる波長の光が検出される。
以上説明したように、分光センサ1Aでは、光検出基板30の受光面32aに入射させるべき光を透過させる第1のフィルタ領域24が、Z軸方向から見た場合に、環状の第2のフィルタ領域25によって包囲されている。これにより、第1のフィルタ領域24が第2のフィルタ領域25によって保護されるので、第1のフィルタ領域24のフィルタ特性が劣化するのを防止することができる。加えて、光検出基板30における受光部32周囲の領域を保護することもできる。しかも、パッド部33aとワイヤ7とを接続するための貫通孔6がパッド部33aごとに第2のフィルタ領域25に複数形成されている。これにより、Z軸方向から見た場合に、貫通孔6の内側を通る第1のフィルタ領域24周囲の環状の領域に第2のフィルタ領域25の一部が一続きで存在することになる(図2参照)。更に、隣り合う貫通孔6,6間の領域にも第2のフィルタ領域25の一部が存在することになる(図2参照)。従って、パッド部33aとワイヤ7とを接続するための貫通孔6が形成されていても、当該第2のフィルタ領域25の一部がフィルタとして好適に機能し、第1のフィルタ領域24にノイズ光が進入するのを抑制することができる。
また、第2のフィルタ領域25においては、第1のミラー層22と第2のミラー層23との間の距離が一定となっている。これにより、第2のフィルタ領域25を透過し得る光の波長範囲が更に狭められるので、様々な波長のノイズ光が第1のフィルタ領域24に進入するのをより一層抑制することができる。
また、第1のフィルタ領域24に入射する光だけでなく第2のフィルタ領域25に入射する光を透過させる光学フィルタ層4が設けられているが、光学フィルタ層4を透過する光の波長範囲と、第2のフィルタ領域25を透過する光の波長範囲とが、互いに異なっている。これにより、光学フィルタ層4と第2のフィルタ領域25とが協働して、光学フィルタ層4及び第2のフィルタ領域25の両方を透過し得る光の波長範囲が更に狭められるので、第1のフィルタ領域24にノイズ光が進入するのをより一層抑制することができる。
また、第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21と、第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21とが、連続して形成されている。これにより、キャビティ層21を強度的にも特性的にも安定化させることができる。
また、第1のフィルタ領域24における第1のミラー層22と、第2のフィルタ領域25における第1のミラー層22とが、連続して形成されており、第1のフィルタ領域24における第2のミラー層23と、第2のフィルタ領域25における第2のミラー層23とが、連続して形成されている。これにより、第1及び第2のミラー層22,23を強度的にも特性的にも安定化させることができる。
また、第2のフィルタ領域25が、Z軸方向に垂直な方向から見た場合に、第1のフィルタ領域24を含んでいる。これにより、Z軸方向に沿って何らかの外力が作用しても、当該外力が第2のフィルタ領域25によって受け止められて、第1のフィルタ領域24にダメージが与えられるのを防止することができる。
次に、上述した分光センサ1Aの製造方法について説明する。なお、以下の各工程は、分光センサ1Aに対応する部材が複数形成されたウェハを用いて実施してもよく、その場合には、最後に分光センサ1Aごとにウェハをダイシングし、干渉フィルタ部20Aが接合された光検出基板30に個片化する。
まず、図4の(a)に示されるように、シリコン基板50の一方の主面50a及び他方の主面50bに熱酸化処理を施すことにより、シリコンからなるハンドル基板51の一方の主面51a及び他方の主面51bにシリコン酸化膜52を形成し、ハンドル基板51の一方の主面51a又は他方の主面51bに形成されたシリコン酸化膜52を表面層53とする。ここでは、ハンドル基板51の一方の主面51aに形成されたシリコン酸化膜52を表面層53とする。
続いて、図4の(b)に示されるように、表面層53上にレジスト層54を塗布し、図5の(a)に示されるように、キャビティ層21をエッチングにより形成するためにレジスト層54をパターニングする。続いて、図5の(b)に示されるように、レジスト層54をマスクとして、ハンドル基板51上に設けられた表面層53をエッチング(エッチバック)することにより、キャビティ層21を形成する。
続いて、図6の(a)に示されるように、キャビティ層21上に第2のミラー層23を形成する。第2のミラー層23を形成するに際しては、イオンプレーティング法、蒸着法、スパッタ法等により成膜し、必要に応じて、ホトエッチ及びリフトオフ、或いはエッチングによるパターニングを行う。続いて、図6の(b)に示されるように、第2のミラー層23を覆うようにシリコン酸化膜を形成し、その表面をCMPにより平坦化してカップリング層3を形成する。
続いて、図7の(a)に示されるように、光検出基板30の平坦化層35の表面にカップリング層3の表面をダイレクトボンディング(表面活性化接合等)する。続いて、図7の(b)に示されるように、研削、研磨、エッチング等を施すことにより、シリコン酸化膜52及びハンドル基板51を除去する。
続いて、図8の(a)に示されるように、ハンドル基板51が除去されることにより露出したキャビティ層21上に、第2のミラー層23と同様の方法で第1のミラー層22を形成する。これにより、第1のミラー層22と第2のミラー層23とがキャビティ層21を介して対向し、干渉フィルタ部20Aが形成される。
続いて、図8の(b)に示されるように、第1のミラー層22上に光学フィルタ層4を形成し、図9の(a)に示されるように、光学フィルタ層4上に保護膜5を形成する。光学フィルタ層4を誘電体多層膜で形成する場合には、イオンプレーティング法、蒸着法、スパッタ法等による成膜、並びに、ホトエッチ及びリフトオフ、或いはエッチングによるパターニングを行う。また、光学フィルタ層4を有機カラーフィルタで形成する場合には、ホトレジストのように露光・現像等でパターニングする。
続いて、図9の(b)に示されるように、光検出基板30のパッド部33aに対応する部分にエッチングを施すことにより、貫通孔6を形成する。続いて、図1に示されるように、干渉フィルタ部20Aが接合された光検出基板30をパッケージ2の底壁に2aに固定する。続いて、貫通孔6を介してワイヤ7の一端をパッド部33aに接続すると共に、パッケージ2の底壁2aを介してワイヤ7の他端をパッド部8に接続し、分光センサ1Aを得る。
なお、第1の実施形態の分光センサ1Aにおいて、図10に示されるように、パッケージ2の開口に光透過基板11が取り付けられていてもよい。一例として、光透過基板11はガラス等からなり、その厚さは数百μm〜数mm程度である。また、光透過基板11の表面11a又は裏面11bの少なくとも一方に光学フィルタ層4が形成されていてもよい。この場合、第1のミラー層22上に、光学フィルタ層4は形成されていなくてもよい。更に、光透過基板11の材料として、所定の波長範囲の光を透過させる色ガラスやフィルタガラスが用いられてもよい。
また、図11に示されるように、光学フィルタ層4が形成された光透過基板11が、光学樹脂材等によって、或いはダイレクトボンディングによって、保護膜5上に接合されていてもよい。この場合、第1のミラー層22上に、光学フィルタ層4は形成されていなくてもよい。更に、光検出基板30及び干渉フィルタ部20Aとパッケージ2の側壁の内面との間に、光吸収性の樹脂材12が充填されていてもよい。この構成によれば、第1のフィルタ領域24内にノイズ光が進入するのをより確実に防止することができる。また、分光センサ1Aの全ての形態において、保護膜5は形成されていなくてもよい。
[第2の実施形態]
図12に示されるように、第2の実施形態の分光センサ1Bは、干渉フィルタ部20Bの構成において、第1の実施形態の分光センサ1Aと主に相違している。以下、干渉フィルタ部20Bの構成を中心に、第2の実施形態の分光センサ1Bについて説明する。
分光センサ1Bにおいて、干渉フィルタ部20Bは、光検出基板30の平坦化層35上に形成されている。干渉フィルタ部20Bは、キャビティ層21並びにキャビティ層21を介して対向する第1及び第2のミラー層22,23を有している。干渉フィルタ部20Bは、所定の波長範囲の光を第1のミラー層22側から第2のミラー層23側に入射位置に応じて選択的に透過させるLVFである。
干渉フィルタ部20Bは、第1のフィルタ領域24、第2のフィルタ領域25、及び接続領域26を有している。第1のフィルタ領域24は、Z軸方向から見た場合に、光検出基板30の受光面32aに対応している。第2のフィルタ領域25は、Z軸方向から見た場合に、接続領域26を介して第1のフィルタ領域24を環状に包囲している。また、第2のフィルタ領域25は、Z軸方向に垂直な方向から見た場合に、第1のフィルタ領域24を含んでいる。
第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の表面21aは、X軸方向における表面21aの一端21eがX軸方向における表面21aの他端21fよりも受光面32aを含む平面から離れるように、XY平面に対して傾斜している。一方、第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の裏面21bは、XY平面に平行となっている。
第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21の表面21a及び裏面21bは、XY平面に平行となっている。受光面32aを含む平面から第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21の表面21aまでの距離は、受光面32aを含む平面から第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の表面21aの一端21eまでの距離と等しくなっている。一方、受光面32aを含む平面から第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21の裏面21bまでの距離は、受光面32aを含む平面から第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の裏面21bまでの距離と等しくなっている。一例として、第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21の厚さは、700nm程度である。
接続領域26におけるキャビティ層21の表面21a及び裏面21bは、XY平面に平行となっている。受光面32aを含む平面から接続領域26におけるキャビティ層21の表面21aまでの距離は、受光面32aを含む平面から第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の表面21aの他端21fまでの距離と等しくなっている。一方、受光面32aを含む平面から接続領域26におけるキャビティ層21の裏面21bまでの距離は、受光面32aを含む平面から第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の裏面21bまでの距離と等しくなっている。一例として、接続領域26におけるキャビティ層21の厚さは、500nm程度である。
以上のように、キャビティ層21は、第1のフィルタ領域24、第2のフィルタ領域25及び接続領域26に渡って、連続して形成されている。そして、第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21の表面21aと、接続領域26におけるキャビティ層21の表面21aとの間には、一端21eで最大となり且つ他端21fで最小(ここでは、0)となる高さを有する段差が形成されている。また、第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21の表面21aと、接続領域26におけるキャビティ層21の表面21aとの間には、一定の高さを有する段差が形成されている。一方、第1のフィルタ領域24、第2のフィルタ領域25及び接続領域26におけるキャビティ層21の裏面21bは、面一となっている。
また、第1のミラー層22は、第1のフィルタ領域24、第2のフィルタ領域25及び接続領域26に渡って、キャビティ層21の表面21a及び段差の縦面に連続して形成されている。一方、第2のミラー層23は、第1のフィルタ領域24、第2のフィルタ領域25及び接続領域26に渡って、キャビティ層21の裏面21bに連続して形成されている。そして、第1のフィルタ領域24においては、第1のミラー層22と第2のミラー層23との間の距離が変化している。また、第2のフィルタ領域25においては、第1のミラー層22と第2のミラー層23との間の距離が一定となっている。
第2のフィルタ領域25には、パッド部33aを外部に露出させるための貫通孔6がパッド部33aごとに複数形成されている。各貫通孔6は、保護膜34、平坦化層35、第2のフィルタ領域25(すなわち、キャビティ層21並びに第1及び第2のミラー層22,23)、光学フィルタ層4及び保護膜5をZ軸方向に沿って貫通し、パッド部33aの一部(全部であってもよい)を外部に露出させている。
以上のように構成された分光センサ1Bでは、パッケージ2の開口を介してパッケージ2内に光が入射すると、保護膜5を透過した光のうち干渉フィルタ部20Bの第1のフィルタ領域24に入射させるべき所定の波長範囲の光のみが、光学フィルタ層4によって透過させられる。このとき、光学フィルタ層4を透過する光の波長範囲と、干渉フィルタ部20Bの第2のフィルタ領域25を透過する光の波長範囲とは、互いに異なっている。
光学フィルタ層4を透過した光が第1のフィルタ領域24に入射すると、第1のフィルタ領域24においては、所定の波長範囲の光が入射位置に応じて選択的に透過させられる。そして、第1のフィルタ領域24を透過した光は、平坦化層35及び保護膜34を透過して、光検出基板30の受光面32aに入射する。このとき、光検出基板30の受光部32の各チャネルに入射する光の波長は、入射位置でのキャビティ層21の厚さ、並びに第1及び第2のミラー層22,23の材料及び厚さによって、一意に決定される。これにより、光検出基板30では、受光部32のチャネルごとに異なる波長の光が検出される。
以上説明したように、分光センサ1Bでは、光検出基板30の受光面32aに入射させるべき光を透過させる第1のフィルタ領域24が、Z軸方向から見た場合に、環状の第2のフィルタ領域25によって包囲されている。これにより、第1のフィルタ領域24が第2のフィルタ領域25によって保護されるので、第1のフィルタ領域24のフィルタ特性が劣化するのを防止することができる。加えて、光検出基板30における受光部32周囲の領域を保護することもできる。しかも、パッド部33aとワイヤ7とを接続するための貫通孔6がパッド部33aごとに第2のフィルタ領域25に複数形成されている。これにより、Z軸方向から見た場合に、貫通孔6の内側を通る第1のフィルタ領域24周囲の環状の領域に第2のフィルタ領域25の一部が一続きで存在することになる。更に、隣り合う貫通孔6,6間の領域にも第2のフィルタ領域25の一部が存在することになる。従って、パッド部33aとワイヤ7とを接続するための貫通孔6が形成されていても、当該第2のフィルタ領域25の一部がフィルタとして好適に機能し、第1のフィルタ領域24にノイズ光が進入するのを抑制することができる。
また、第2のフィルタ領域25においては、第1のミラー層22と第2のミラー層23との間の距離が一定となっている。これにより、第2のフィルタ領域25を透過し得る光の波長範囲が更に狭められるので、様々な波長のノイズ光が第1のフィルタ領域24に進入するのをより一層抑制することができる。
また、第1のフィルタ領域24に入射する光だけでなく第2のフィルタ領域25に入射する光を透過させる光学フィルタ層4が設けられているが、光学フィルタ層4を透過する光の波長範囲と、第2のフィルタ領域25を透過する光の波長範囲とが、互いに異なっている。これにより、光学フィルタ層4と第2のフィルタ領域25とが協働して、光学フィルタ層4及び第2のフィルタ領域25の両方を透過し得る光の波長範囲が更に狭められるので、第1のフィルタ領域24にノイズ光が進入するのをより一層抑制することができる。
また、第1のフィルタ領域24におけるキャビティ層21と、第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21とが、連続して形成されている。これにより、キャビティ層21を強度的にも特性的にも安定化させることができる。
また、第1のフィルタ領域24における第1のミラー層22と、第2のフィルタ領域25における第1のミラー層22とが、連続して形成されており、第1のフィルタ領域24における第2のミラー層23と、第2のフィルタ領域25における第2のミラー層23とが、連続して形成されている。これにより、第1及び第2のミラー層22,23を強度的にも特性的にも安定化させることができる。
また、第2のフィルタ領域25が、Z軸方向に垂直な方向から見た場合に、第1のフィルタ領域24を含んでいる。これにより、Z軸方向に沿って何らかの外力が作用しても、当該外力が第2のフィルタ領域25によって受け止められて、第1のフィルタ領域24にダメージが与えられるのを防止することができる。
次に、上述した分光センサ1Bの製造方法について説明する。なお、以下の各工程は、分光センサ1Bに対応する部材が複数形成されたウェハを用いて実施してもよく、その場合には、最後に分光センサ1Bごとにウェハをダイシングし、干渉フィルタ部20Bが接合された光検出基板30に個片化する。
まず、図13の(a)に示されるように、光検出基板30の平坦化層35の表面に第2のミラー層23を形成する。第2のミラー層23を形成するに際しては、イオンプレーティング法、蒸着法、スパッタ法等により成膜し、必要に応じて、ホトエッチ及びリフトオフ、或いはエッチングによるパターニングを行う。続いて、図13の(b)に示されるように、第2のミラー層23上にシリコン酸化膜52を形成し、必要に応じてその表面をCMPにより平坦化する。
続いて、図14の(a)に示されるように、シリコン酸化膜52上にレジスト層54を塗布し、キャビティ層21をエッチングにより形成するためにレジスト層54をパターニングする。続いて、図14の(b)に示されるように、レジスト層54をマスクとしてシリコン酸化膜52をエッチング(エッチバック)することにより、キャビティ層21を形成する。
続いて、図15の(a)に示されるように、キャビティ層21上に、第2のミラー層23と同様の方法で第1のミラー層22を形成する。これにより、第1のミラー層22と第2のミラー層23とがキャビティ層21を介して対向し、干渉フィルタ部20Bが形成される。続いて、図15の(b)に示されるように、第1のミラー層22上に光学フィルタ層4を形成し、図16の(a)に示されるように、光学フィルタ層4上に保護膜5を形成する。
続いて、図16の(b)に示されるように、光検出基板30のパッド部33aに対応する部分にエッチングを施すことにより、貫通孔6を形成する。続いて、図12に示されるように、干渉フィルタ部20Bが形成された光検出基板30をパッケージ2の底壁に2aに固定する。続いて、貫通孔6を介してワイヤ7の一端をパッド部33aに接続すると共に、パッケージ2の底壁2aを介してワイヤ7の他端をパッド部8に接続し、分光センサ1Bを得る。
なお、第2の実施形態の分光センサ1Bにおいて、第1の実施形態の分光センサ1Aと同様に、図17に示されるように、パッケージ2の開口に光透過基板11が取り付けられていてもよい。また、光透過基板11の表面11a又は裏面11bの少なくとも一方に光学フィルタ層4が形成されていてもよい。この場合、第1のミラー層22上に、光学フィルタ層4は形成されていなくてもよい。更に、光透過基板11の材料として、所定の波長範囲の光を透過させる色ガラスやフィルタガラスが用いられてもよい。
また、図18に示されるように、光学フィルタ層4が形成された光透過基板11が、光学樹脂材41によって保護膜5上に接合されていてもよい。この場合、第1のミラー層22上に、光学フィルタ層4は形成されていなくてもよい。更に、光検出基板30及び干渉フィルタ部20Bとパッケージ2の側壁の内面との間に、光吸収性の樹脂材12が充填されていてもよい。この構成によれば、第1のフィルタ領域24内にノイズ光が進入するのをより確実に防止することができる。また、分光センサ1Bの全ての形態において、保護膜5は形成されていなくてもよい。なお、接続領域26に形成される溝は、図12に示されるように、保護膜5によって埋められても、図18に示されるように、保護膜5によって埋められなくてもよい。
以上、本発明の第1及び第2の実施形態について説明したが、本発明は、上述した第1及び第2の実施形態に限定されるものではない。例えば、分光センサの各構成部材の材料及び形状には、上述した材料及び形状に限らず、様々な材料及び形状を適用することができる。その一例として、キャビティ層の材料は、TiO、Ta、SiN、Si、Ge、Al、光透過性樹脂等であってもよい。また、第1及び第2のミラー層の材料は、Al、Au、Ag等からなる厚さ数nm〜数μmの金属膜であってもよい。また、分光センサの各構成部材の寸法も一例である。また、本発明及び本実施形態において、「一定」とは、完全に一定の場合だけでなく、製造誤差等の範囲内で略一定の場合を含む意味である。「同一」、「平行」、「垂直」、「等しい」、「面一」等についても同様である。
また、干渉フィルタ部の第1のフィルタ領域において、キャビティ層の厚さは、二次元的に変化(X軸方向だけでなくY軸方向においても変化)していてもよいし、或いはステップ状に変化していてもよい。また、光検出基板は、一次元センサに限定されず、二次元センサであってもよい。また、光検出基板は、裏面入射型の半導体受光素子であってもよい。
また、干渉フィルタ部において、接続領域が形成されておらず、第1のフィルタ領域とそれを包囲する第2のフィルタ領域とが直接的に接続されていてもよい。また、第2のフィルタ領域の周囲に、第1のミラー層と第2のミラー層との間の距離が一定でない領域や、或いは第1及び第2のミラー層が形成されていない領域が形成されていてもよい。
また、干渉フィルタ部は、第1のフィルタ領域を複数有していてもよい。この場合、第2のフィルタ領域は、一つの第1のフィルタ領域ごとに当該一つの第1のフィルタ領域を包囲するように形成されていてもよいし、或いは複数の第1のフィルタ領域ごとに当該複数の第1のフィルタ領域を包囲するように形成されていてもよい。
また、パッド部33aとワイヤ7とを接続するための貫通孔6が複数のパッド部33aごとに第2のフィルタ領域25に形成されていてもよい。つまり、一つの貫通孔6が複数のパッド部33aを外部に露出させていてもよい。この場合にも、貫通孔6の内側を通る第1のフィルタ領域24周囲の環状の領域に第2のフィルタ領域25の一部が一続きで存在することになる。従って、パッド部33aとワイヤ7とを接続するための貫通孔6が形成されていても、当該一部がフィルタとして好適に機能し、第1のフィルタ領域24にノイズ光が進入するのを抑制することができる。
また、光検出基板と干渉フィルタ部との接合に、光学樹脂材による接合や分光センサの外縁部における接合を適用してもよい。光学樹脂材による接合においては、光学樹脂材の材料として、エポキシ系、アクリル系、シリコーン系の有機材料、或いは有機無機からなるハイブリッド材料等の光学樹脂を用いることができる。また、分光センサの外縁部における接合においては、スペーサによってギャップを保持しつつ、低融点ガラスや半田等によって接合することができる。この場合、接合部に包囲された領域はエアギャップとしてもよいし、或いは当該領域に光学樹脂材を充填してもよい。
また、干渉フィルタ部は、光検出基板の受光面と交差する所定の方向から見た場合に、受光面に対応する第1のフィルタ領域と、当該所定の方向から見た場合に、第1のフィルタ領域を包囲する環状の第2のフィルタ領域と、を有していてもよい。そして、光検出基板が有する配線のパッド部は、当該所定の方向から見た場合に第2のフィルタ領域に含まれるように複数設けられていてもよい。ただし、当該所定の方向を光検出基板の受光面に垂直な方向とすれば、分光センサの構造を単純化することができる。
また、光検出基板30において、保護膜34を平坦化層35と同様の範囲に形成し、保護膜34を平坦化層として機能させてもよい。その場合には、平坦化層35を別途設ける必要はない。また、干渉フィルタ部20A,20B上に形成された光学フィルタ層4及び保護膜5については、保護膜5を干渉フィルタ部20A,20B側に形成し、その保護膜5上に光学フィルタ層4を形成してもよい。また、第2のフィルタ領域25を第1のフィルタ領域24よりも薄く形成してもよい。また、光検出基板30の受光面32aと第2のミラー層23との間に、受光面32aに入射する光の反射を防止する反射防止膜を設けてもよい。一例として、反射防止膜は、Al、TiO、Ta、SiO、SiN、MgF等からなる単層膜或いは積層膜であり、その厚さは数十nm〜数十μm程度である。また、そのような反射防止膜に代えて、光検出基板30の干渉フィルタ部20A,20B側の表面に、受光面32aに入射する光の反射を防止する反射防止処理を施してもよい。反射防止処理の一例としては、ブラックシリコン加工等の粗面化処理やナノピラー構造がある。これらの反射防止膜や反射防止処理によれば、第2のミラー層23と光検出基板30の受光面32aとの間での光の多重反射及び干渉に起因する迷光の発生を抑制することができ、フィルタ特性の更なる向上を図ることが可能となる。
また、図19及び図20に示されるように、キャビティ層21は、その外縁に沿って形成された外縁部21gを有していてもよい。外縁部21gは、第2のフィルタ領域25及び接続領域26におけるキャビティ層21よりも薄く形成されている。一例として、第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21の厚さが700nm程度であり、接続領域26におけるキャビティ層21の厚さが500nm程度であるのに対し、外縁部21gの厚さは400nm〜500nm程度である。また、外縁部21gの幅は50μm以下である。このような外縁部21gによれば、次のような効果が奏される。すなわち、外縁部21gの両側にも第1及び第2のミラー層22,23が形成されているので、第2のフィルタ領域25の外側を透過する光を更に制限し、迷光となるのを抑制することができる。また、分光センサ1A,1Bに対応する部材が複数形成されたウェハをダイシングする場合、ダイシングラインは、ホトエッチとエッチングによって形成される。キャビティ層21が薄い部分(外縁部21g)と厚い部分(第2のフィルタ領域25におけるキャビティ層21)とで反射光や透過光の色が異なる。或いは、キャビティ層21が薄い部分と厚い部分とのエッジで光が強く散乱する。これらにより、ダイシングラインを明確に見分ける(認識する)ことができる。
また、分光センサは、SMD(Surface Mount Device)、CSP(Chip Size Package)、BAG(Ball Grid Array)、COB(Chip On Board)、COF(Chip On Film)、COG(Chip On Glass)等として構成することができる。
1A,1B…分光センサ、4…光学フィルタ層(光学フィルタ部)、6…貫通孔、7…ワイヤ、20A,20B…干渉フィルタ部、21…キャビティ層、22…第1のミラー層、23…第2のミラー層、24…第1のフィルタ領域、25…第2のフィルタ領域、30…光検出基板、32a…受光面、33…配線、33a…パッド部。

Claims (8)

  1. キャビティ層並びに前記キャビティ層を介して対向する第1及び第2のミラー層を有し、前記第1のミラー層側から前記第2のミラー層側に入射位置に応じて決定された波長の光を透過させる干渉フィルタ部と、
    前記干渉フィルタ部を透過した光が入射する受光面を有し、前記受光面に入射した光を検出する光検出基板と、を備え、
    前記干渉フィルタ部は、
    前記受光面と交差する所定の方向から見た場合に、前記受光面に対応する第1のフィルタ領域と、
    前記所定の方向から見た場合に、前記第1のフィルタ領域を包囲する環状の第2のフィルタ領域と、を有し、
    前記光検出基板が有する配線のパッド部は、前記所定の方向から見た場合に前記第2のフィルタ領域に含まれるように複数設けられており、
    前記第2のフィルタ領域には、前記パッド部を外部に露出させるための貫通孔が形成されており、
    前記パッド部のそれぞれには、前記貫通孔を介してワイヤが接続されている、分光センサ。
  2. 前記貫通孔は、前記パッド部ごとに複数形成されている、請求項1記載の分光センサ。
  3. 前記第1のフィルタ領域においては、前記第1のミラー層と前記第2のミラー層との間の前記所定の方向における距離が変化しており、
    前記第2のフィルタ領域においては、前記第1のミラー層と前記第2のミラー層との間の前記所定の方向における距離が一定となっている、請求項1又は2記載の分光センサ。
  4. 少なくとも前記第2のフィルタ領域に入射する光を透過させる光学フィルタ部を更に備え、
    前記光学フィルタ部を透過する光の波長範囲と、前記第2のフィルタ領域を透過する光の波長範囲とは、互いに異なっている、請求項1〜3のいずれか一項記載の分光センサ。
  5. 前記第1のフィルタ領域における前記キャビティ層と、前記第2のフィルタ領域における前記キャビティ層とは、連続して形成されている、請求項1〜4のいずれか一項記載の分光センサ。
  6. 前記第1のフィルタ領域における前記第1のミラー層と、前記第2のフィルタ領域における前記第1のミラー層とは、連続して形成されており、
    前記第1のフィルタ領域における前記第2のミラー層と、前記第2のフィルタ領域における前記第2のミラー層とは、連続して形成されている、請求項1〜5のいずれか一項記載の分光センサ。
  7. 前記第2のフィルタ領域は、前記受光面に平行な方向から見た場合に、前記第1のフィルタ領域を含んでいる、請求項1〜6のいずれか一項記載の分光センサ。
  8. 前記所定の方向は、前記受光面に垂直な方向である、請求項1〜7のいずれか一項記載の分光センサ。
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