JP5874660B2 - スポイラの構造 - Google Patents

スポイラの構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5874660B2
JP5874660B2 JP2013044055A JP2013044055A JP5874660B2 JP 5874660 B2 JP5874660 B2 JP 5874660B2 JP 2013044055 A JP2013044055 A JP 2013044055A JP 2013044055 A JP2013044055 A JP 2013044055A JP 5874660 B2 JP5874660 B2 JP 5874660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spoiler
window
rear window
structure according
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013044055A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014172426A (ja
Inventor
森山 誠
誠 森山
英晃 寺井
英晃 寺井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2013044055A priority Critical patent/JP5874660B2/ja
Priority to DE102014203957.6A priority patent/DE102014203957A1/de
Publication of JP2014172426A publication Critical patent/JP2014172426A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5874660B2 publication Critical patent/JP5874660B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J1/00Windows; Windscreens; Accessories therefor
    • B60J1/008Windows; Windscreens; Accessories therefor of special shape, e.g. beveled edges, holes for attachment, bent windows, peculiar curvatures such as when being integrally formed with roof, door, etc.
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J1/00Windows; Windscreens; Accessories therefor
    • B60J1/18Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at the vehicle rear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D35/00Vehicle bodies characterised by streamlining
    • B62D35/007Rear spoilers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/82Elements for improving aerodynamics

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

本発明は、自動車のリヤウィンドウの上部に設けられるスポイラの構造に関する。
従来のスポイラの構造としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1では、樹脂材を成形してなる樹脂パネル部に、透明性を有する窓部が一体成形されるとともに、車両後方に向かって突出する突出部としてのスポイラ部が一体成形されている。スポイラ部は、車両前後方向に延びかつ窓部の上縁部よりも車両後方へ向けて突出する上壁部と、車両後方へ向かって上向きに傾斜しかつ上壁部の後端部に連続する下壁部とを有している。
特開2009−67360号公報
一般的に、スポイラの見栄えを良くするために、スポイラの上壁部の外表面を自動車のボデーの塗色と同色とし、スポイラの下壁部の外表面を黒色とするツートンカラー仕様が要求される場合がある。この場合、前記従来例によると、上壁部及び下壁部を有するスポイラ部を樹脂パネル部に一体成形しているため、スポイラ部の上壁部と下壁部とをマスキングにより塗り分ける必要があった。マスキングには、マスキングテープやマスキング紙のマスキング材が必要であり、また、マスキング材を塗装境界面に沿って正確に貼着したり、塗装後にマスキング材を剥離したりしなければならない。したがって、マスキングはコストが高くつくことからその改善が望まれる。
本発明が解決しようとする課題は、スポイラにかかるマスキングを省略することにある。
第1の発明は、自動車のリヤウィンドウの上部に設けられるスポイラの構造であって、スポイラのアッパ側を形成しかつリヤウィンドウの上側に配置されるスポイラアッパ部材を備え、スポイラのロア側を形成するスポイラロア部はリヤウィンドウに一体に形成されている。この構成によると、スポイラアッパ部材と、リヤウィンドウに一体に形成されたスポイラロア部との二部材によりスポイラが構成されるため、従来必要とされたスポイラにかかるマスキングを省略することができる。
第2の発明は、第1の発明において、リヤウィンドウが樹脂製である。この構成によると、スポイラロア部を有するリヤウィンドウを容易に形成することができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、スポイラアッパ部材の外表面は自動車のボデーの塗色と同色又は類似色である。
第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明において、リヤウィンドウは透明性を有し、リヤウィンドウのスポイラロア部を含む周縁部に遮蔽性を有する遮蔽層が形成されている。この構成によると、リヤウィンドウの周縁部と共にスポイラロア部に容易に遮蔽層を形成することができる。
第5の発明は、第4の発明において、遮蔽層は樹脂成形による樹脂層である。
第6の発明は、第4の発明において、遮蔽層は塗装による塗装層である。
第7の発明は、第4〜第6のいずれかの発明において、遮蔽層は黒色である。この構成によると、リヤウィンドウの周縁部と共にスポイラロア部をブラックアウト化することができる。
第8の発明は、第1〜第3のいずれかの発明において、リヤウィンドウは、透明性を有するウィンドウ本体部と、該ウィンドウ本体部に樹脂成形により一体に形成されかつ遮蔽性を有するスポイラロア部とからなる。この構成によると、透明性を有するウィンドウ本体部と遮蔽性を有するスポイラロア部とを樹脂成形により一体に形成することができる。
第9の発明は、第8の発明において、リヤウィンドウは、スポイラロア部と共に成形されかつウィンドウ本体部の周縁部に積層された遮蔽部を有する。この構成によると、ウィンドウ本体部の周縁部に容易に遮蔽部を形成することができる。
第10の発明は、第8又は第9の発明において、スポイラロア部は黒色である。この構成によると、スポイラロア部をブラックアウト化することができる。
第11の発明は、第8〜第10のいずれかの発明において、ウィンドウ本体部がガラス製である。
実施形態1にかかる自動車の後部のスポイラの周辺部を示す斜視図である。 スポイラの構造を示す断面図である。 実施形態2にかかるスポイラの構造を示す断面図である。 実施形態3にかかるスポイラの構造を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]
実施形態1を説明する。本実施形態では、バックドアを備える自動車に適用したスポイラの構造を例示する。図1は自動車の後部のスポイラの周辺部を示す斜視図である。なお、スポイラの各方向は自動車(車両)の各方向に対応する。
図1に示すように、自動車10のボデー12の後部には、跳ね上げ式のバックドア14が設けられている。バックドア14は、ボデー12のルーフ16に対して車幅方向に延びる軸を有するヒンジ(図示せず)を介して回動可能に支持されている。バックドア14は、ヒンジの軸を中心として回動することにより、ボデー12の後部のドア開口部を開閉する。バックドア14は、ドアフレーム18と、ドアフレーム18の上部に開口された略矩形状の窓開口部を塞ぐリヤウィンドウ20とを備えている。バックドア14の上端部すなわちリヤウィンドウ20の上部にスポイラ24が設けられている。図2はスポイラの構造を示す断面図である。
図2に示すように、前記ドアフレーム18の上部は、ドアインナパネル26とドアアウタパネル28とを前後に結合した閉断面構造を有している。ドアアウタパネル28は、断面逆L字状に形成されている。また、ドアインナパネル26は、ドアアウタパネル28の両端部に架かる断面平板状に形成されている。両パネル26,28の前側の接合部上、詳しくはドアアウタパネル28の上端部の前端部には、略水平状のスポイラ取付部30が形成されている。なお図示されないが、スポイラ取付部30の左右両端部は、ドアアウタパネル28の両側部に沿って下方へ延びている。また、ドアアウタパネル28は、窓開口部の下側において車両外観に露出する(図1参照)。
前記両パネル26,28の後側の接合部上、詳しくはドアアウタパネル28の窓開口部の口縁部には、後方斜め下方に延びるウィンドウ取付部32が形成されている。なお図示されないが、ウィンドウ取付部32は、ドアアウタパネル28の窓開口部の口縁部の全周に亘って環状に形成されている。また、ドアアウタパネル28には、スポイラ取付部30の後方に位置するクリップ挿通孔34が形成されている。クリップ挿通孔34にはクリップ36が取付けられている。また、ルーフ16を含むボデー12、及び、ドアフレーム18には、所定の塗色(本実施形態では、黒色以外の色)の塗料が塗装されている。この塗色を、ボデー12の塗色という。なお、図2において、符号、38はルーフ16のルーフアウタパネル、39はルーフ16のルーフインナパネル、40はルーフ16のリィンホースメント、41はウェザストリップをそれぞれ示している。ウエザストリップ41は、バックドア14の閉止状態においてルーフ16とバックドア14との間をシールする。
図2に示すように、前記スポイラ24は、アッパ側とロア側とに二分割されている。スポイラ24は、アッパ側を形成するスポイラアッパ部材43を備えている。スポイラアッパ部材43は、樹脂製で、スポイラ24の上壁部に相当する上板部44と、上板部44の左右両端部からなだらかに下方に延びる左右の両端板部45(図1では右側の端板部が表されているが、左側の端板部は表されない)とを有する。上板部44は、前記ドアフレーム18の上端部に沿って左右方向(車両幅方向)に延在する帯板状に形成されている。上板部44の短手方向(前後方向)は、前記ルーフ16の上面に沿って後方(図2において右方)へ水平状に延びている。上板部44の前端部は、前記ドアフレーム18のスポイラ取付部30に対応する。また、両端板部45は、側面視で逆三角状をなしている。また、スポイラアッパ部材43は、後面視で逆U字状をなしている。
前記スポイラアッパ部材43の後端部には、上板部44及び両端板部45に連続しかつ内向きに突出するフランジ状の縁取り部46が形成されている。また、スポイラアッパ部材43の後端部には、縁取り部46の内角側に位置する係着部47が形成されている。係着部47は、弾性を利用して拡開変形可能なC字状をなし、後述するリヤウィンドウ20のスポイラロア部54の係合部55に弾性的に係着可能に形成されている。また、スポイラアッパ部材43の前端部の内周側は、上板部44及び両端板部45に連続しかつ前記ドアフレーム18のスポイラ取付部30に対応するように形成されている。また、スポイラアッパ部材43の内面側、例えば上板部44の前部の下面には、ピン取付座48が形成されている。ピン取付座48にはピン50が取付けられている。また、スポイラアッパ部材43の外表面には、前記ボデー12の塗色と同色の塗料による塗装が施されている。なお、スポイラアッパ部材43の外表面とは車両外観に露出する面をいう。
前記リヤウィンドウ20は、透明性を有する樹脂製で、前記スポイラ24のロア側を形成するスポイラロア部54が一体に形成されている。すなわち、リヤウィンドウ20は、その主体をなすウィンドウ本体部52と、ウィンドウ本体部52の上端部に連続するスポイラロア部54とを一体に有している。また、ウィンドウ本体部52は、前記ドアフレーム18の窓開口部に対応している。また、スポイラロア部54は、スポイラ24の下壁部に相当し、ウィンドウ本体部52の上端部に沿って車両幅方向に延在しかつ後方(図2において右方)へ向かって斜め上方へ延びる平板状に形成されている。スポイラロア部54は、前記スポイラアッパ部材43の後端部内の開口部に対応するように形成されている。また、スポイラロア部54とウィンドウ本体部52とは断面L字状をなしている。また、スポイラロア部54の外周端面には、断面球状の係合部55が形成されている。
前記リヤウィンドウ20の裏面すなわち室内側の面におけるスポイラロア部54を含むウィンドウ本体部52の周縁部には、遮蔽性を有する黒色の遮蔽層56が形成されている。遮蔽層56は、黒色の樹脂材による樹脂成形による樹脂層である。遮蔽層56を有するリヤウィンドウ20は、透明性を有する樹脂材を射出成形することによりリヤウィンドウ20を形成する工程と、リヤウィンドウ20に黒色の樹脂材を射出成形することにより遮蔽層56を形成する工程とを備える二色成形により形成されている。
前記リヤウィンドウ20のウィンドウ本体部52の周縁部は、前記ドアフレーム18のウィンドウ取付部32に接着材58を介して接着することにより取付けられている。これにより、ドアフレーム18の窓開口部がウィンドウ本体部52により閉鎖されている。また、ウィンドウ取付部32とウィンドウ本体部52との間には、接着材58の内周側に位置するダム部材60が介在されている。また、前記スポイラアッパ部材43は、前記ドアフレーム18のクリップ36にピン50を係着するとともに前端部の内周側をドアフレーム18のスポイラ取付部30に接着材62を介して接着することにより取付けられている。なお、クリップ36、ピン取付座48及びピン50は、例えば、車両幅方向の中央部に1組配置してもよいし、車両幅方向に所定間隔を隔てて複数組配置してもよい。
また、スポイラアッパ部材43の縁取り部46により、リヤウィンドウ20のスポイラロア部54の外周部が縁取られる。また、スポイラアッパ部材43の後端部内の開口部がスポイラロア部54により閉鎖されている。また、ドアフレーム18のドアアウタパネル28とスポイラアッパ部材43とスポイラロア部54とにより断面三角状の中空部64が形成されている。また、リヤウィンドウ20のスポイラロア部54の係合部55に、スポイラアッパ部材43の係着部47が弾性的に係着されている。なお、係着部47は、例えば、車両幅方向の中央部に1個配置してもよいし、車両幅方向に所定間隔を隔てて複数個配置してもよい。
前記したスポイラ24の構造によると、スポイラアッパ部材43と、リヤウィンドウ20に一体に形成されたスポイラロア部54との二部材によりスポイラ24が構成されるため、従来必要とされたスポイラ24にかかるマスキングを省略することができる。したがって、スポイラ24にかかるコストを抑制することができる。
また、リヤウィンドウ20が樹脂製であるので、スポイラロア部54を有するリヤウィンドウ20を容易に形成することができる。
また、リヤウィンドウ20は透明性を有し、リヤウィンドウ20のスポイラロア部54を含む周縁部に遮蔽性を有する遮蔽層56が形成されている。したがって、リヤウィンドウ20の周縁部と共にスポイラロア部54に容易に遮蔽層56を形成することができる。
また、遮蔽層56は黒色であるので、リヤウィンドウ20のウィンドウ本体部52の周縁部と共にスポイラロア部54をブラックアウト化することができる。
また、スポイラアッパ部材43の外表面を自動車10のボデー12の塗色と同色とし、リヤウィンドウ20のウィンドウ本体部52の周縁部と共にスポイラロア部54をブラックアウト化したことにより、スポイラ24にかかるマスキングを省略しながらも、スポイラ24をツートンカラー仕様として見栄えを向上することができる。
また、リヤウィンドウ20にスポイラロア部54を一体に形成することで、リヤウィンドウ20の断面係数を向上し、リヤウィンドウ20の剛性を向上することができる。ひいては、バックドア14の窓部の剛性を向上することができる。このことは、樹脂製のリヤウィンドウ20に有効である。
[実施形態2]
実施形態2を説明する。実施形態2は、前記実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図3はスポイラの構造を示す断面図である。
図3に示すように、本実施形態は、実施形態1における樹脂層により形成された遮蔽層56を、黒色の塗料による塗装層により形成された遮蔽層66に変更したものである。すなわち、リヤウィンドウ20の前側すなわちドアフレーム18側の面におけるスポイラロア部54を含むウィンドウ本体部52の周縁部には、遮蔽性を有する黒色の塗料による塗料層すなわち遮蔽層66が形成されている。黒色の塗料としては、例えばセラミック塗料が用いられる。
本実施形態によっても、リヤウィンドウ20のウィンドウ本体部52の周縁部と共にスポイラロア部54を黒色の塗料層によりブラックアウト化することができる。また、この場合、ウィンドウ本体部52に対してマスキングは必要であるが、スポイラ24にかかるマスキングは不要であるため、スポイラ24にかかるコストを抑制することができる。
[実施形態3]
実施形態3を説明する。実施形態3は、前記実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図4はスポイラの構造を示す断面図である。
図4に示すように、本実施形態のリヤウィンドウ(符号、70を付す)は、樹脂製で透明性を有するウィンドウ本体部(符号、72を付す)と、該ウィンドウ本体部72に樹脂成形により一体に形成されかつ遮蔽性を有する黒色のスポイラロア部74とからなる。リヤウィンドウ70は、スポイラロア部74と共に成形されかつウィンドウ本体部72の周縁部に積層された遮蔽部76を有する。このため、スポイラロア部74自体が遮蔽部でもある。また、リヤウィンドウ70は、透明性を有する樹脂材を射出成形することによりウィンドウ本体部72を形成する工程と、ウィンドウ本体部72に黒色の樹脂材を射出成形することによりスポイラロア部74及び遮蔽部76を形成する工程とを備える二色成形により形成されている。また、スポイラロア部74の外周端面には、断面球状の係合部(符号、75を付す)が形成されている。係合部55に、スポイラアッパ部材43の係着部47が弾性的に係着されている。
本実施形態によると、透明性を有するウィンドウ本体部72と遮蔽性を有するスポイラロア部74とを樹脂成形により一体に形成することができる。
また、リヤウィンドウ70は、スポイラロア部74と共に成形されかつウィンドウ本体部72の周縁部に積層された遮蔽部76を有するので、ウィンドウ本体部72の周縁部に容易に遮蔽部76を形成することができる。
また、スポイラロア部74及び遮蔽部76は黒色であるので、スポイラロア部74及び遮蔽部76をブラックアウト化することができる。
また、ウィンドウ本体部72は、樹脂製に代えて、ガラス製としてもよい。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、跳ね上げ式のバックドア14に限らず、ボデー12の窓開口部に対して上下方向に延びる軸を有するヒンジ(図示せず)を介して回動可能に支持される横開き式のバックドアにも適用することができる。また、本発明は、バックドアを有しない自動車、リヤウィンドウがボデーに固定的に設置されているセダンタイプの自動車にも適用することができる。また、本発明は、ボデー12の塗色が黒色又は類似色の自動車に適用してもよい。
また、スポイラアッパ部材43の外表面は、ボデー12の塗色と同色に限らず、ボデー12の塗色と類似色でもよいし、ボデー12の塗色と異なる色でもよい。また、リヤウィンドウ20は、樹脂製に代え、ガラス製としてもよい。また、リヤウィンドウ20、リヤウィンドウ70のウィンドウ本体部72は、透明性を有していれば、灰色、茶色、スモーク色等に着色されていてもよい。また、リヤウィンドウ20の遮蔽層56,66及びリヤウィンドウ70の遮蔽部76は、リヤウィンドウ20の表面すなわち室外側の面に形成してもよい。また、リヤウィンドウ20の遮蔽層56,66、及び、リヤウィンドウ70のスポイラロア部74(遮蔽部76を含む)は、遮蔽性を有する色であればよく、黒色に限定されない。また、リヤウィンドウ20の遮蔽層56,66は、リヤウィンドウ20に遮蔽性を有する片面接着テープを貼付することによって形成してもよい。また、リヤウィンドウ20の遮蔽層56,66、及び、リヤウィンドウ70の遮蔽部76は、必要に応じて設ければよい。また、リヤウィンドウ20の遮蔽層56,66は、ウィンドウ本体部52の周縁部を除いてスポイラロア部54に形成してもよい。この場合、マスキングにより遮蔽層56,66を塗り分けてもよい。
10…自動車
20…リヤウィンドウ
24…スポイラ
43…スポイラアッパ部材
52…ウィンドウ本体部
54…スポイラロア部
56…遮蔽層
66…遮蔽層
70…リヤウィンドウ
72…ウィンドウ本体部
74…スポイラロア部
76…遮蔽部

Claims (10)

  1. 自動車のバックドアのドアフレームに形成された開口部を塞ぐ樹脂製のリヤウィンドウの上部に設けられるスポイラの構造であって、
    前記スポイラのアッパ側を形成しかつ前記リヤウィンドウの上側に配置される樹脂製のスポイラアッパ部材を備え、
    前記スポイラのロア側を形成するスポイラロア部は前記リヤウィンドウに一体に形成され、
    前記ドアフレームは、ドアインナパネルとドアアウタパネルとを前後に結合した閉断面構造を有し、
    前記ドアアウタパネルの上端部の前側に形成されたスポイラ取付部に、前記スポイラアッパ部材の前端部が取り付けられ、
    前記ドアアウタパネルの窓開口部の口端部に形成されたウィンドウ取付部に、前記リヤウィンドウにおける前記窓開口部に対応するウィンドウ本体部の周縁部が取り付けられている、
    ことを特徴とするスポイラの構造。
  2. 請求項1に記載のスポイラの構造であって、
    前記スポイラ取付部の後方において、前記ドアアウタパネルにクリップが取付けられ、
    前記スポイラアッパ部材に、前記クリップに対応するピンが取付けられ、
    前記クリップに前記ピンが係着されている、ことを特徴とするスポイラの構造。
  3. 請求項1又は2に記載のスポイラの構造であって、
    前記スポイラアッパ部材の外表面は前記自動車のボデーの塗色と同色又は類似色であることを特徴とするスポイラの構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のスポイラの構造であって、
    前記リヤウィンドウは透明性を有し、
    前記リヤウィンドウのスポイラロア部を含む周縁部に遮蔽性を有する遮蔽層が形成されていることを特徴とするスポイラの構造。
  5. 請求項4に記載のスポイラの構造であって、
    前記遮蔽層は樹脂層であることを特徴とするスポイラの構造。
  6. 請求項4に記載のスポイラの構造であって、
    前記遮蔽層は塗装層であることを特徴とするスポイラの構造。
  7. 請求項4〜6のいずれか1つに記載のスポイラの構造であって、
    前記遮蔽層は黒色であることを特徴とするスポイラの構造。
  8. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のスポイラの構造であって、
    前記リヤウィンドウは、透明性を有するウィンドウ本体部と、該ウィンドウ本体部に一体に形成されかつ遮蔽性を有する前記スポイラロア部とからなることを特徴とするスポイラの構造。
  9. 請求項8に記載のスポイラの構造であって、
    前記リヤウィンドウは、前記スポイラロア部前記ウィンドウ本体部の周縁部とに積層された遮蔽部を有することを特徴とするスポイラの構造。
  10. 請求項8又は9に記載のスポイラの構造であって、
    前記スポイラロア部は黒色であることを特徴とするスポイラの構造。
JP2013044055A 2013-03-06 2013-03-06 スポイラの構造 Active JP5874660B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013044055A JP5874660B2 (ja) 2013-03-06 2013-03-06 スポイラの構造
DE102014203957.6A DE102014203957A1 (de) 2013-03-06 2014-03-05 Spoilerstrukturen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013044055A JP5874660B2 (ja) 2013-03-06 2013-03-06 スポイラの構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014172426A JP2014172426A (ja) 2014-09-22
JP5874660B2 true JP5874660B2 (ja) 2016-03-02

Family

ID=51385770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013044055A Active JP5874660B2 (ja) 2013-03-06 2013-03-06 スポイラの構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5874660B2 (ja)
DE (1) DE102014203957A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3059976B1 (fr) * 2016-12-13 2018-12-07 Novares France Becquet pour vehicule automobile
CN110962558B (zh) * 2019-12-13 2021-05-14 北京宝沃汽车股份有限公司 用于车辆的尾门以及具有其的车辆
DE102021100924A1 (de) * 2021-01-18 2022-07-21 Mercedes-Benz Group AG Dachspoiler

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4100090B2 (ja) * 2001-09-18 2008-06-11 旭硝子株式会社 合成樹脂製ドアパネル
JP5172260B2 (ja) * 2007-09-18 2013-03-27 ダイキョーニシカワ株式会社 車両用ドア
JP5246692B2 (ja) * 2008-09-12 2013-07-24 株式会社イノアックコーポレーション スポイラー
JP5735377B2 (ja) 2011-08-22 2015-06-17 帝人株式会社 芯鞘型ポリエステル扁平断面繊維、および防透性を有する布帛

Also Published As

Publication number Publication date
DE102014203957A1 (de) 2014-09-11
JP2014172426A (ja) 2014-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6051070B2 (ja) 車両の窓部材固定構造
JP5099540B2 (ja) 車両用ドアフレーム、車両用ドアガラスラン装飾リップおよび車両用ウェザーストリップ
JP4778936B2 (ja) 自動車におけるピラー部構造
US11440379B2 (en) Vehicle window assembly with louvered window
JP5874660B2 (ja) スポイラの構造
JP6066624B2 (ja) 車両用ウインドパネル
JP5945986B2 (ja) 自動車用バックドア構造
JP4242743B2 (ja) 車両のドア構造
KR20190131523A (ko) 클립-온 커버 부품용 클립-온 프로파일링된 비드를 포함하는 글레이징
JP2013199187A (ja) 車両用リアガラス及びその取付方法
US8876188B1 (en) Vehicle body structure
JP3671912B2 (ja) 自動車のリヤウインドウ構造
CN211567629U (zh) 一种新型汽车c柱门框密封结构
JP6552268B2 (ja) フロントピラーの被覆構造
JP6864837B2 (ja) 車両のボディ構造
CN106740549A (zh) 一种车门窗框装饰条的固定结构
JP5406008B2 (ja) 車両用クォータガラスの取付け構造
US20230094469A1 (en) Vehicle window assembly with bonded perimeter frame
JP4082108B2 (ja) 自動車ドアのシール構造
JP6192328B2 (ja) 自動車のウインドシールドコーナ部構造
CN211417412U (zh) 一种汽车前机舱盖结构
JP2013071571A (ja) オープニングトリムウエザストリップ
JP2012025277A (ja) ウェザストリップ
CN206217792U (zh) 一种c柱后侧窗胶条总成
JP2006088725A (ja) 車両用ドアフレーム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160104

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5874660

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151