JP5870817B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
近年、例えばGPS(Global Positioning System)に代表される測位衛星の利用が進んでいる。例えばGPS受信機は、GPS信号を用いて現在位置、移動速度、及び方位などを取得することができる。
しかし測位衛星からの受信信号は、受信環境によってその強度が異なり、場所によって得られる情報の精度が大きく異なる。例えば特許文献1には、GPS信号に基づいて算出された位置の差分から移動速度を算出する携帯型距離・速度計が開示されている。この携帯型距離・速度計は、前回算出された移動速度と今回算出された移動速度とを比較することによって、移動速度の異常値を判定する。具体的にはこの携帯型距離・速度計は、移動速度の差が閾値以上である場合に異常値であると判定する。
特開2000−284041号公報
しかし、移動速度の差が閾値以上である場合に異常値であると判定する方法では、止まっているにも関わらず閾値以下の移動速度が取得された場合には、この値を正常値と判定してしまう。また閾値を超えた速度で実際に移動している場合であっても、このときの移動速度は異常値であると判定されてしまう。
そこで、測位用信号発信器から受信する信号から算出される情報の信頼性を精度よく評価する新たな方法が求められていた。
本開示によれば、測位用信号発信器からの信号に基づいてユーザの移動速度を算出する速度算出部と、上記ユーザの歩行テンポを取得する歩行テンポ取得部と、上記歩行テンポと上記移動速度とに基づいて、上記測位用信号発信器から受信する上記信号から算出される情報の信頼性を評価する評価部と、を有する情報処理装置が提供される。
また本開示によれば、ユーザの歩行テンポを取得する歩行テンポ取得部と、測位用信号発信器からの信号に基づいて算出された移動速度と上記歩行テンポとの相関関係に基づいて信頼性が評価された上記移動速度を用いて生成された、上記移動速度と上記歩行テンポとの対応テーブルから、上記歩行テンポ取得部により取得された上記歩行テンポに基づいて抽出された上記移動速度を取得する移動速度取得部と、上記移動速度に基づいて上記ユーザの位置を算出する位置算出部と、を有する情報処理装置が提供される。
また本開示によれば、測位用信号発信器からの信号に基づいてユーザの移動速度を算出することと、上記ユーザの歩行テンポを取得することと、上記歩行テンポと上記移動速度とに基づいて、上記測位用信号発信器から受信する上記信号から算出される情報の信頼性を評価することと、を含む情報処理方法が提供される。
また本開示によれば、コンピュータを、測位用信号発信器からの信号に基づいてユーザの移動速度を算出する速度算出部と、上記ユーザの歩行テンポを取得する歩行テンポ取得部と、上記歩行テンポと上記移動速度とに基づいて、上記測位用信号発信器から受信する上記信号から算出される情報の信頼性を評価する評価部と、を有する情報処理装置として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、測位用信号発信器から受信する信号から算出される情報の信頼性を精度よく評価することができる。
本開示の一実施形態にかかる信頼性評価において用いる、歩行テンポと移動速度の関係を示すグラフである。 同実施形態にかかる信頼性評価の、歩行テンポの変化が大きい場合の概要を示す説明図である。 同実施形態にかかる信頼性評価の、歩行テンポの変化が小さい場合の概要を示す説明図である。 同実施形態にかかる携帯端末の機能構成の一例を示すブロック図である。 同実施形態にかかる携帯端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 同実施形態にかかる携帯端末のメインフローを示すフローチャートである。 同実施形態にかかる携帯端末の信頼性評価処理の動作を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる携帯端末の相関係数を用いた評価処理の動作を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる携帯端末の度数分布を用いた評価処理の動作を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる携帯端末の自律位置算出処理の動作を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる携帯端末のGPS信頼性評価の実証実験の第1の条件について示す説明図である。 図11の条件において計測したGPS速度と歩行テンポの経時変化を示すグラフである。 図12の取得データから生成した歩行テンポとGPS速度の対応関係を示すグラフである。 同実施形態にかかる携帯端末のGPS信頼性評価の実証実験の第2及び第3の条件について示す説明図である。 図14に示される第2の条件において計測したGPS速度と歩行テンポの経時変化を示すグラフである。 図15の取得データから生成した歩行テンポとGPS速度の対応関係を示すグラフである。 図14に示される第3の条件において計測したGPS速度と歩行テンポの経時変化を示すグラフである。 図17の取得データから生成した歩行テンポとGPS速度の対応関係を示すグラフである。 同実施形態にかかる信頼性評価の他の利用例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.概要
2.構成例
3.動作例
4.効果の検証
5.信頼性評価の他の利用例
<1.概要>
まず、図1〜図3を参照しながら、本開示の一実施形態にかかる信頼性評価の概要について説明する。この評価方法は、測位用信号発信器から受信する信号から算出される情報、例えば位置情報、速度情報、及び方位情報などの信頼性を評価する。図1は、本開示の一実施形態にかかる信頼性評価において用いる、歩行テンポと移動速度の関係を示すグラフである。図2は、同実施形態にかかる信頼性評価の、歩行テンポの変化が大きい場合の概要を示す説明図である。図3は、同実施形態にかかる信頼性評価の、歩行テンポの変化が小さい場合の概要を示す説明図である。
近年、位置情報を取得する様々な方法が提案されている。代表的な測位方法としては、GPS衛星を用いるGPS測位が挙げられる。またWi−Fi電波の受信強度を用いて位置情報を算出するWi−Fi測位も普及している。GPS測位及びWi−Fi測位は、GPS信号又はWi−Fi電波が届かない場所においては用いることができない。そこで、各種センサを用いた自律航法が提案されている。自律航法は、センサの出力値を用いて、ある位置からの相対位置を求めることにより現在の位置情報を取得する。
自律航法では、移動速度と移動方向を用いて前回取得された位置からの相対的な位置を算出することによって、現在位置を取得する。ここで徒歩自律の場合には、移動速度を直接取得することができないときに、歩行テンポから移動速度を取得することができる。歩行テンポと移動速度との間には強い相関性がある。このため、例えば図1に示されるような歩行テンポと移動速度との対応関係を示す情報をあらかじめ作成しておくことによって、歩数計から得られる歩行テンポに対応する移動速度を取得することができる。
ここで歩行テンポと移動速度との対応関係は、ユーザによって異なる。このため、予めユーザごとにこの対応関係を学習する。この学習において移動速度は、GPS速度やGPS測位による位置情報が用いられることが多い。ところが、GPSの受信信号は上記の通り受信環境によってその強度が大きく異なる。特に上空の遮蔽度が高い状況においては、受信信号の強度が低下する。例えば上空の遮蔽度が高い場所の一例としては、ビル街や木の下などが挙げられる。また例えばGPSの受信信号から取得される情報の一例としては、現在位置、移動速度、及び方位などが挙げられる。受信環境の悪い状態において取得されるこれらの情報は、信頼性が低い。
そこで、本開示においては、歩行テンポを指標としてGPSの受信信号から取得される情報の信頼性を評価する方法を提案する。上述の通り歩行テンポと移動速度との間には強い相関性があることが実験的にわかっている。そこで、本開示の信頼性評価においては、歩行テンポとGPS速度との相関性が高ければ、このGPS速度の信頼性が高いと評価する。また歩行テンポを指標に用いることによって、歩行テンポがゼロである区間は止まっているはずなので、この区間に取得されたGPS速度がゼロ以外の値を有するときには信頼性が低いとして除外することができる。
例えば図2に歩行テンポとこれに対応するGPS速度との対応関係の一例が示される。ここでパターン1に示されるように相関係数が高いときすなわち歩行テンポの増加に伴ってGPS速度が単調増加の傾向を示す場合には、GPSの信頼性が高いと評価することができる。またパターン2に示されるように相関係数が低いときには、GPSの信頼性が低いと評価することができる。取得した区間におけるユーザの歩行テンポが比較的変化する場合にはこのようにしてGPSの信頼性を評価することができる。
一方、図3にある特定の歩行テンポ値におけるGPS速度の出現度数の一例が示される。ここでパターン1に示されるように標準偏差が小さい場合すなわちGPS速度のばらつきが少なくある特定のGPS速度付近にピークを有する場合には、GPSの信頼性が高いと評価することができる。またパターン2に示されるように標準偏差が大きい場合すなわちGPS速度のばらつきが大きい場合には、GPSの信頼性が低いと評価することができる。
なお以下GPSを用いた例について説明するが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。GPSをはじめとする各種測位用信号発信器を用いる情報処理装置全般に適用される。例えば測位用信号発信器の一例としては、ガリレオ、GLONASS、北斗、みちびきなど各種の測位用衛星が挙げられる。このとき測位用衛星は、1つの種類の衛星が用いられてもよいし、複数の種類の衛星からの信号が組み合わせて用いられてもよい。また測位用衛星以外の測位用信号発信器の一例としては、室内測位に用いられる各種の測位用信号発信器が挙げられる。例えば室内測位に用いられる技術の例としては、室内GPSとも呼ばれるIMES(Indoor Messaging System)、可視光通信、赤外線通信、RFID(Radio Frequency IDentification)タグ、QR(Quick Responce)コードなどが挙げられる。実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、構成を変更することが可能である。
<2.構成例>
次に図4及び図5を参照しながら、同実施形態にかかる信頼性評価を行う携帯端末10の機能構成及びハードウェア構成の一例を説明する。図4は、同実施形態にかかる携帯端末の機能構成の一例を示すブロック図である。図5は、同実施形態にかかる携帯端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
ここで携帯端末10は、GPS受信機を搭載する携帯型の情報処理装置である。例えば携帯端末10は、スマートホンを含む携帯電話、タブレット型端末、ノートPC(Personal Computer)、映像処理装置、ゲーム機器、音楽再生装置などの情報処理装置であってよい。
まず図4を参照すると、携帯端末10は、GPS速度取得部101と、歩行テンポ取得部103と、信頼性評価部105と、テーブル生成部107と、記憶部109と、位置情報取得部111と、GPS測位部113と、自律測位部115と、WiFi測位部117と、表示制御部119とを主に有する。
(GPS速度取得部101)
GPS速度取得部101は、GPS衛星を用いて算出された携帯端末10の移動速度であるGPS速度を取得する機能を有する。GPS速度は、GPS衛星の搬送波のドップラー効果を利用して測定される。またGPS速度取得部101は、GPS衛星からの受信信号に基づいて算出された現在位置の差分から求められた速度をGPS速度として取得してもよい。GPS速度取得部101は、取得したGPS速度を信頼性評価部105に供給することができる。
(歩行テンポ取得部103)
歩行テンポ取得部103は、携帯端末10を有するユーザの歩行テンポを取得する機能を有する。歩行テンポ取得部103は、例えば加速度センサなどの揺れ検出センサを利用して取得する歩数の値を時間で除算することによって歩行テンポを算出することができる。歩行テンポ取得部103は、取得した歩行テンポの値を信頼性評価部105に供給することができる。
(信頼性評価部105)
信頼性評価部105は、歩行テンポを用いてGPS衛星からの受信信号に基づいて算出される情報の信頼性を評価する評価部の一例である。信頼性評価部105は、歩行テンポを用いてGPS速度の信頼性を評価する。具体的には信頼性評価部105は、歩行テンポとGPS速度との相関関係に基づいてGPS速度の信頼性を評価することができる。信頼性評価部105は、GPS速度が歩行テンポと相関性を有するとき、このGPS速度の信頼性が高いと評価することができる。また信頼性評価部105は、GPS速度と歩行テンポとの相関性が低いとき、このGPS速度の信頼性が低いと評価することができる。
なお信頼性評価部105は、歩行テンポの分散に応じて評価処理を区別することができる。すなわち歩行テンポの分散が一定以上の場合には、信頼性評価部105は、図2に示されたように歩行テンポとGPS速度の相関係数を用いてGPS速度の信頼性を評価することができる。信頼性評価部105は、歩行テンポとGPS速度の相関係数が所定の閾値以上であるとき、この歩行テンポとGPS速度とを用いて対応テーブルを生成させる。また歩行テンポの分散が一定以上でない場合には、信頼性評価部105は、図3に示されたように特定の歩行テンポにおけるGPS速度の度数分布を用いてGPS速度の信頼性を評価することができる。このとき信頼性評価部105は、GPS速度の度数の分散が所定以下である場合に、度数がピークとなるGPS速度を用いて対応テーブルを生成させることができる。ここでGPS速度の分散は、例えば標準偏差を用いて評価されてよい。信頼性評価部105は、信頼性の評価結果をテーブル生成部107に供給することができる。
(テーブル生成部107)
テーブル生成部107は、歩行テンポと移動速度の対応テーブルを生成する対応テーブル生成部の一例である。テーブル生成部107は、信頼性評価部105による評価結果に基づいて対応テーブルを生成することができる。テーブル生成部107は、信頼性が高いと評価されたGPS速度を用いてテーブルを生成する。例えばテーブル生成部107は、ある区間における歩行テンポとGPS速度の取得データにおいて、歩行テンポの分散が所定以上であり、さらに歩行テンポとGPS速度との相関係数が一定以上である場合にこの取得データを用いてテーブルを生成することができる。例えばテーブル生成部107は、この取得データの近似曲線を生成してこの近似曲線をテーブルとして記憶させることができる。またテーブル生成部107は、ある区間における歩行テンポの分散が所定以下であり、特定の歩行テンポにおけるGPS速度の分散が小さいとき、このGPS速度のピーク値と歩行テンポとをテーブル値として記録させることができる。
(記憶部109)
記憶部109は、歩行テンポと移動速度との対応テーブルを記憶するテーブル記憶部の一例である。記憶部109は、データ格納用の装置であり、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置、および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含むことができる。ここで記憶媒体としては、例えばフラッシュメモリ、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、PRAM(Phase change Random Access Memory)、及びEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリや、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記録媒体などが用いられてよい。
(位置情報取得部111)
位置情報取得部111は、携帯端末10の現在の位置情報を取得する機能を有する。位置情報取得部111は、GPS測位部113、自律測位部115、及びWiFi測位部117から供給される情報に基づいて位置情報を取得することができる。位置情報取得部111は、例えばGPS測位と自律測位とWiFi測位との利用優先度に基づいて優先度の高い方法が利用できないときには次に優先度の高い方法を利用してもよい。この優先度は位置情報の精度に基づいて決められてよい。位置情報取得部111は、位置情報を利用したサービスの機能の一部であってよい。位置情報を利用したサービスの一例としては、目的地までの経路を案内するナビゲーションや、移動履歴を記録するライフログ、現在の位置情報を付加した投稿を書き込むことのできるSNS(Sorcial Networking Service)などが挙げられる。
(GPS測位部113)
GPS測位部113は、測位用信号発信器からの受信信号に基づいて、携帯端末10の現在位置を測位する衛星測位部の一例である。GPS測位部113は、例えばGPSアンテナと、このGPSアンテナにより受信するGPS信号に基づいて現在位置を算出するGPS処理部とを含むことができる。GPS測位部113は、携帯端末10の位置情報を位置情報取得部111に供給することができる。
(自律測位部115)
自律測位部115は、自律航法により現在位置を取得する測位部である。自律測位部115は、記憶部109に記憶された、歩行テンポと移動速度との対応テーブルを用いて、相対位置を算出することにより現在の位置情報を取得する。自律測位部115は、揺れを検出する加速度センサなどの検出装置を用いてユーザの歩数をカウントし、この歩数を時間で除算することにより歩行テンポを算出する。そして自律測位部115は、算出した歩行テンポに対応する移動速度を、対応テーブルから抽出する。自律測位部115は、抽出した移動速度を用いて現在位置を算出することができる。自律測位部115は、算出した位置情報を位置情報取得部111に供給することができる。
(WiFi測位部117)
WiFi測位部117は、WiFi電波の受信強度に基づいて携帯端末10の現在の位置情報を取得する機能を有する。WiFi測位部117は、WiFiアンテナと、WiFiアンテナにより受信するWiFi電波を処理するWiFi処理部とを有してよい。WiFi測位部117は、取得した位置情報を位置情報取得部111に供給することができる。
(表示制御部119)
表示制御部119は、ユーザに対して各種の情報を提供する表示画面の表示を制御する機能を有する。表示制御部119は、例えば位置情報取得部111が取得した位置情報に基づいて、地図上にユーザの現在地を重畳して表示させることができる。
以上、本実施形態に係る携帯端末10の機能の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材や回路を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。また、各構成要素の機能を、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置がこれらの機能を実現する処理手順を記述した制御プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶媒体から制御プログラムを読出し、そのプログラムを解釈して実行することにより行ってもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用する構成を変更することが可能である。
なお、上述のような本実施形態に係る携帯端末10の各機能を実現するためのコンピュータプログラムを作成し、パーソナルコンピュータ等に実装することが可能である。また、このようなコンピュータプログラムが格納された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
次に、図5を参照しながら、本開示の一実施形態に係る携帯端末10のハードウェア構成例について説明する。図5は、同実施形態に係る携帯端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
ここで、携帯端末10の構成の一例について説明する。図5を参照すると、携帯端末10は、例えば、電話網アンテナ817と、電話処理部819と、GPSアンテナ821と、GPS処理部823と、Wifiアンテナ825と、Wifi処理部827と、地磁気センサ829と、加速度センサ831と、ジャイロセンサ833と、気圧センサ835と、撮像部837と、CPU(Central Processing Unit)839と、ROM(Read Only Memory)841と、RAM(Random Access Memory)843と、操作部847と、表示部849と、デコーダ851と、スピーカ853と、エンコーダ855と、マイク857と、記憶部859とを有する。なお、ここで示すハードウェア構成は一例であり、構成要素の一部が省略されてもよい。また、ここで示される構成要素以外の構成要素をさらに含んでもよいことは言うまでもない。
(電話網アンテナ817)
電話網アンテナ817は、通話及び通信用の携帯電話網と無線で接続する機能を有するアンテナの一例である。電話網アンテナ817は、携帯電話網を介して受信される通話信号を電話処理部819に供給することができる。
(電話処理部819)
電話処理部819は、電話網アンテナ817により送受信される信号に対する各種の信号処理を行う機能を有する。電話処理部819は、例えばマイク857を介して入力され、エンコーダ855によりエンコードされた音声信号に対して各種の信号処理を行い、電話網アンテナ817に供給することができる。また電話処理部819は、電話網アンテナ819から供給される音声信号に対して各種の信号処理を行い、デコーダ851に供給することができる。
(GPSアンテナ821)
GPSアンテナ821は、測位衛星からの信号を受信するアンテナの一例である。GPSアンテナ821は、複数のGPS衛星からのGPS信号を受信することができ、受信したGPS信号をGPS処理部823に入力する。
(GPS処理部823)
GPS処理部823は、測位衛星から受信された信号に基づいて位置情報を算出する算出部の一例である。GPS処理部823は、GPSアンテナ821から入力された複数のGPS信号に基づいて現在の位置情報を算出し、算出した位置情報を出力する。具体的には、GPS処理部823は、GPS衛星の軌道データからそれぞれのGPS衛星の位置を算出し、GPS信号の送信時刻と受信時刻との差分時間に基づいて、各GPS衛星から当該携帯端末10までの距離をそれぞれ算出する。そして、算出された各GPS衛星の位置と、各GPS衛星から当該携帯端末10までの距離とに基づいて、現在の3次元位置を算出することができる。なお、ここで用いられるGPS衛星の軌道データは、例えばGPS信号に含まれていてもよい。或いは、GPS衛星の軌道データは、通信アンテナ825を介して外部のサーバから取得されてもよい。
(Wifiアンテナ825)
Wifiアンテナ825は、例えば無線LAN(Local Area Network)通信網との通信信号をWifiの仕様に従って送受信する機能を有するアンテナである。Wifiアンテナ825は、受信した信号を通信処理部827に供給することができる。
(Wifi処理部827)
Wifi処理部827は、Wifiアンテナ825から供給された信号に各種の信号処理を行う機能を有する。Wifi処理部827は、供給されたアナログ信号から生成したデジタル信号をCPU839に供給することができる。
(地磁気センサ829)
地磁気センサ829は、地磁気を電圧値として検出するセンサである。地磁気センサ829は、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向の地磁気をそれぞれ検出する3軸地磁気センサであってよい。地磁気センサ829は、検出した地磁気データをCPU839に供給することができる。
(加速度センサ831)
加速度センサ831は、加速度を電圧値として検出するセンサである。加速度センサ831は、X軸方向に沿った加速度、Y軸方向に沿った加速度、及びZ軸方向に沿った加速度をそれぞれ検出する3軸加速度センサであってよい。加速度センサ831は、検出した加速度データをCPU839に供給することができる。
(ジャイロセンサ833)
ジャイロセンサ833は、物体の角度や角速度を検出する計測器の一種である。このジャイロセンサ833は、X軸、Y軸、及びZ軸周りの回転角の変化する速度(角速度)を電圧値として検出する3軸ジャイロセンサであってよい。ジャイロセンサ833は、検出した角速度データをCPU839に供給することができる。
(気圧センサ835)
気圧センサ835は、周囲の気圧を電圧値として検出するセンサである。気圧センサ835は、気圧を所定のサンプリング周波数で検出し、検出した気圧データをCPU839に供給することができる。
(撮像部837)
撮像部837は、CPU839の制御に従い、レンズを介して静止画像又は動画像を撮影する機能を有する。撮像部837は、撮影した画像を記憶部859に記憶させてもよい。
(CPU839)
CPU839は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従って携帯端末10内の動作全般を制御する。またCPU839は、マイクロプロセッサであってもよい。このCPU839は、各種プログラムに従って様々な機能を実現することができる。
(ROM841,RAM843)
ROM841は、CPU839が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶することができる。なおROM841は、地図データベースを記憶してもよい。RAM843は、CPU839の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶することができる。
(操作部847)
操作部847は、ユーザが所望の操作をするための入力信号を生成する機能を有する。操作部847は、例えばタッチセンサ、マウス、キーボード、ボタン、マイク、スイッチ及びレバーなどユーザが情報を入力するための入力部と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU839に出力する入力制御回路などから構成されてよい。
(表示部849)
表示部849は、出力装置の一例であり、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、有機EL(OLED:Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ装置などの表示装置であってよい。表示部849は、ユーザに対して画面を表示することにより情報を提供することができる。
(デコーダ851,スピーカ853)
デコーダ851は、CPU839の制御に従い、入力されたデータのデコード及びアナログ変換などを行う機能を有する。デコーダ851は、例えば電話網アンテナ817及び電話処理部819を介して入力された音声データのデコード及びアナログ変換などを行い、音声信号をスピーカ853に出力することができる。またデコーダ851は、例えばWifiアンテナ825及びWifi処理部827を介して入力された音声データのデコード及びアナログ変換などを行い、音声信号をスピーカ853に出力することができる。スピーカ853は、デコーダ851から供給される音声信号に基づいて音声を出力することができる。
(エンコーダ855,マイク857)
エンコーダ855は、CPU839の制御に従い、入力されたデータのデジタル変換及びエンコードなどを行う機能を有する。エンコーダ855は、マイク857から入力される音声信号のデジタル変換及びエンコードなどを行い、音声データを出力することができる。マイク857は、音声を集音し、音声信号として出力することができる。
(記憶部859)
記憶部859は、データ格納用の装置であり、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置、および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含むことができる。ここで記憶媒体としては、例えばフラッシュメモリ、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、PRAM(Phase change Random Access Memory)、及びEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリや、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記録媒体などが用いられてよい。
<3.動作例>
次に図6〜図10を参照しながら、本開示の一実施形態にかかる携帯端末10の動作例について説明する。図6は、同実施形態にかかる携帯端末のメインフローを示すフローチャートである。図7は、同実施形態にかかる携帯端末の信頼性評価処理の動作を示すフローチャートである。図8は、同実施形態にかかる携帯端末の相関係数を用いた評価処理の動作を示すフローチャートである。図9は、同実施形態にかかる携帯端末の度数分布を用いた評価処理の動作を示すフローチャートである。図10は、同実施形態にかかる携帯端末の自律位置算出処理の動作を示すフローチャートである。
(メインフロー)
まず図6を参照しながら、携帯端末10の動作について説明する。位置情報取得部111は、GPS測位が可能な状態であるか否かを判断する(S100)。ここでGPS測位が可能であると判断されたとき、GPS測位部113は、GPSにより位置情報を取得し、GPS速度取得部101は、GPS速度を取得する(S105)。なおステップS105においてはさらに方位などが取得されてもよい。
次に歩行テンポ取得部103は、現時点における時刻情報を取得する(S110)。そして歩行テンポ取得部103は、例えば加速度センサから揺れ検出データを取得し、歩数をカウントする(S115)。歩行テンポ取得部103は、時刻情報に基づいた経過時間で歩数を除算することにより単位時間当たりの歩数を示す歩行テンポを算出する(S120)。
ここで算出された歩行テンポを用いて、取得されたGPS速度の信頼性評価処理が実行される(S125)。ステップS125の信頼性評価処理の詳細については、図7〜図9を用いて後述される。そしてこの信頼性の評価結果に基づいて対応テーブルが生成される(S130)。この対応テーブルの生成においては、信頼性が高いと評価されたGPS速度を用いて対応テーブルが生成される。一方、ステップS100においてGPS測位が可能ではないと判断されたとき、自律位置算出処理が行われる(S135)。この自律位置算出処理の詳細については、図10を用いて後述される。
そして処理が終了したか否かが判断される(S140)。ステップS140において処理が終了したと判断されるまで、ステップS100から再び処理が繰り返される。
(信頼性評価処理)
次に図7を参照しながら同実施形態にかかる携帯端末10の信頼性評価処理の動作について説明する。信頼性評価部105は、まず歩行を検出したか否かを判断する(S200)。そして歩行が検出されたとき、次に信頼性評価部105は、GPS速度取得部101から取得したGPS速度と歩行テンポ取得部103から取得された歩行テンポとをバッファする(S205)。
そして信頼性評価部105は、このバッファサイズが一定以上となったか否かを判断する(S210)。ステップS210の判断によりバッファサイズが一定以上となったと判断されると、信頼性評価部105は、次に歩行テンポの分散が一定以上であるか否かを判断する(S215)。ステップS215の判断において歩行テンポの分散が一定以上であるか否かによって、信頼性評価の方法が異なる。歩行テンポの分散が一定以上であると判断された場合には、歩行テンポとGPS速度の相関係数を用いた評価処理が行われる(S220)。一方、歩行テンポの分散が一定以上でないと判断された場合には、GPS速度の度数分布を用いた評価処理が行われる(S225)。ステップS220とステップS225の評価処理の詳細は、それぞれ図8と図9とを用いて後述される。
(相関係数を用いた評価処理)
次に図8を参照しながら、同実施形態にかかる携帯端末10の信頼性評価処理のサブフローである相関係数を用いた評価処理について説明する。まず信頼性評価部105は、バッファ内の歩行テンポとGPS速度との相関係数を算出する(S300)。
そして信頼性評価部105は、算出した相関係数が一定以上であるか否かを判断する(S305)。ここで信頼性評価部105は、相関係数が一定以上である場合には、GPS速度の信頼性が高いと評価し、相関係数が一定に満たない場合には、GPS速度の信頼性が低いと評価する。そして信頼性評価部105は、評価の結果をテーブル生成部107に供給する。テーブル生成部107は、相関係数が一定以上であると判断されたとき、バッファ内の歩行テンポとGPS速度の近似曲線を生成する。このときテーブル生成部107は、例えば最小二乗法などの手法を用いることができる。テーブル生成部107は、この近似曲線をテーブルとして記憶部109に記憶させる。
(度数分布を用いた評価処理)
次に図9を参照しながら、同実施形態にかかる携帯端末10の信頼性評価処理のサブフローである度数分布を用いた評価処理について説明する。まず信頼性評価部105は、バッファ内のGPS速度の度数に対する標準偏差を算出する(S400)。
そして信頼性評価部105は、算出した標準偏差が一定以下であるか否かを判断する(S405)。すなわち信頼性評価部105は、特定の歩行テンポに対するGPS速度の分散が小さいか否かを判断する。ここで標準偏差が一定以下であると判断されたとき、信頼性評価部105は、GPS速度の信頼性が高いと評価する。また信頼性評価部105は、標準偏差が一定以下でないと判断された場合にはGPS速度の信頼性が低いと評価する。そして信頼性評価部105は、評価の結果をテーブル生成部107に供給する。
テーブル生成部107は、標準偏差が一定以下であると判断されたとき、すなわち特定の歩行テンポに対するGPS速度の分散が小さいと判断されたときに、この度数がピークとなるGPS速度を記録する(S410)。そしてテーブル生成部107は、記録したGPS速度と現在の歩行テンポをテーブル値として記録する(S415)。
(自律位置算出処理)
次に図10を参照しながら、同実施形態にかかる携帯端末10の自律位置算出処理の詳細について説明する。まず位置情報取得部111は、歩行テンポと移動速度の対応テーブルが作成済であるか否かを判断する(S500)。ステップS500の判断において対応テーブルが作成済であると判断されたとき、歩行テンポ取得部103は、現時点における時刻情報を取得して経過時間の計測を開始する(S505)。そして歩行テンポ取得部103は、歩数をカウントする(S510)。そして歩行テンポ取得部103は、この歩数を移動する間の経過時間で歩数を除算することによって歩行テンポを算出する(S515)。
自律測位部115は、歩行テンポ取得部103から算出された歩行テンポを取得すると、この歩行テンポに対応する速度を対応テーブルから読み出す(S520)。そして、自律測位部115は、ここで読み出された速度を用いて現在の位置を算出する(S525)。
一方、ステップS500において対応テーブルを作成済ではないと判断されたとき、位置情報取得部111は、WiFi測位又は基地局測位が利用可能であるか否かを判断する(S530)。なおここでWiFi測位及び基地局測位は、GPS測位及び自律航法以外の測位手段の一例である。
ここでステップS530において、WiFi測位又は基地局測位が利用可能である場合には、位置情報取得部111は、WiFi測位又は基地局測位のいずれか利用できる測位手法を用いて位置を取得する(S535)。一方、いずれの測位手法も利用できない環境であると判断されたときには、位置情報取得部111は、前回取得した位置を現在位置として使用する(S540)。
<4.効果の検証>
次に、図11〜図18を参照しながら、上記にて説明した理論の実証実験について説明する。図11は、同実施形態にかかる携帯端末のGPS信頼性評価の実証実験の第1の条件について示す説明図である。図12は、図11の条件において計測したGPS速度と歩行テンポの経時変化を示すグラフである。図13は、図12の取得データから生成した歩行テンポとGPS速度の対応関係を示すグラフである。図14は、同実施形態にかかる携帯端末のGPS信頼性評価の実証実験の第2及び第3の条件について示す説明図である。図15は、図14に示される第2の条件において計測したGPS速度と歩行テンポの経時変化を示すグラフである。図16は、図15の取得データから生成した歩行テンポとGPS速度の対応関係を示すグラフである。図17は、図14に示される第3の条件において計測したGPS速度と歩行テンポの経時変化を示すグラフである。図18は、図17の取得データから生成した歩行テンポとGPS速度の対応関係を示すグラフである。
(第1の条件:ビル街における実証実験)
まず図11〜図13を参照しながら、第1の条件によるビル街における実証実験の結果について説明する。図11には、GPSの受信感度が悪いと思われるビル街の地点P1と地点P2との間を片道ごとに速度を速めていき、計4通りの速度で2往復した場合に取得された位置情報が示される。実際に通った経路は矢印で示される地点P1と地点P2との間であるにも関わらず、位置情報の誤差が大きいことがわかる。
図12にはこのときに取得される歩行テンポとGPS速度との取得データが示される。実験条件の通り、概ね4通りのテンポで移動していることが歩行テンポの値からわかる。
このときの歩行テンポとGPS速度との間の対応関係が図13に示される。歩行テンポとGPS速度との間の相関係数が高い場合には、図13のグラフは概ね直線上にデータが並ぶはずである。ところが図13を参照すると、ここで歩行テンポとGPS速度との間には相関がみられない。このため、この場所において取得されるGPS速度は信頼性が低いことがわかる。すなわちこの第1の条件における実証実験では、GPSの信頼性が低い箇所においては、歩行テンポとGPS速度との間の相関性が低いことを実証することができた。
(第2の条件:OpenSky地点における実証実験1)
次に図14〜図16を参照しながら、第2の条件によるOpenSky地点における実証実験1の結果について説明する。OpenSky地点とは、上空が開けた地点であり、このような地点においてはGPSの受信状態が良好であり取得される情報の信頼性も高いと思われる。
図14には、GPSの受信感度が良好であると思われるOpenSky区域内の地点P3及び地点P4の間を片道ごとに速度を速めていき、計4通りの速度で2往復した場合に取得された位置情報が示される。この位置情報は、図11に示された第1の条件の場合と比較して実際の経路との誤差が小さいことがわかる。
図15にはこの時に取得される歩行テンポとGPS速度との取得データが示される。実験条件の通り、概ね4通りのテンポで移動していることが歩行テンポの値からわかる。
このときの歩行テンポとGPS速度との間の対応関係が図16に示される。図16のグラフを図13のグラフと比較すると、第2の条件においては、歩行テンポとGPS速度との相関性が第1の条件の場合よりも高いことがわかる。したがって、GPSの信頼性が高い場所においては、歩行テンポとGPS速度との間の相関性が高いことを実証することができた。
(第3の条件:OpenSky地点における実証実験2)
また次に図14、図17、及び図18を参照しながら、第3の条件によるOpenSky地点における実証実験2の結果について説明する。
図14には、GPS受信感度が良好であると思われるOpenSky区域内の地点P5及び地点P6の間を片道ごとに速度を速めていき、計4通りの速度で2往復した場合に取得された位置情報が示される。この位置情報は、第2の条件の場合と同様に、図11に示された第1の条件の場合と比較して実際の経路との誤差が小さいことがわかる。
図17にはこのときに取得される歩行テンポとGPS速度との取得データが示される。実験条件の通り、概ね4通りのテンポで移動していることが歩行テンポの値からわかる。
この時の歩行テンポとGPS速度との間の対応関係が図18に示される。図18のグラフと図13のグラフと比較すると、第3の条件においては、歩行テンポとGPS速度との相関性が第1の条件の場合よりも高いことがわかる。したがって、GPSの信頼性が高い場所においては、歩行テンポとGPS速度との間の相関性が高いことをさらに実証することができた。
したがって、GPS速度と歩行テンポの相関が高い区間においては、GPS信号に基づいて取得される情報の信頼性は高いということができる。信頼性の高い区間の情報を用いて対応テーブルを生成すれば、この対応テーブルを用いた自律測位の精度も向上する。
<5.信頼性評価の他の利用例>
次に図19を参照しながら本開示の一実施形態にかかる信頼性評価の他の利用例について説明する。図19は、同実施形態にかかる信頼性評価の他の利用例を示す説明図である。
上記では、GPSの受信信号から算出される情報の一例としてGPS速度の場合について説明し、このGPS速度を用いて、徒歩時の自律航法に用いられる、速度と歩行テンポの対応テーブルを生成する場合について説明した。しかしここで信頼性を評価される対象はGPS速度に限らない。GPS速度の信頼性が担保される場所は、GPSの受信環境が良好であるといえる。つまりGPS速度の信頼性が担保される場所においては、GPS信号から算出される他の情報の精度も担保されているとみなすことができる。例えばGPS信号から算出される他の情報の一例としては、方位及び位置情報などが挙げられる。
例えば信頼性評価部105は、GPS速度の信頼性が高いと判断した場所においては、GPS方位の信頼性も高いと評価することができる。GPS方位の精度が担保されている場所においては、GPS方位を屋内進入時の初期方位として使用することができる。方位を取得する方法としてはGPS方位の他に地磁気方位を用いる方法があるが、地磁気方位は建物に近づくと誤差が大きい傾向がある。このため場所によっては地磁気方位よりもGPS方位の方が高精度であることがある。自律測位部115は、信頼性評価部105によるGPS方位の評価結果に基づいて、方位として地磁気方位を用いるか、GPS方位を用いるかを判断してもよい。屋内においては、ジャイロセンサを用いて角速度積算により方位を算出することが多い。このときの初期方位の誤差が大きい場合には、その後の屋内における位置精度が大きく悪化してしまう。
また例えばGPS速度の信頼性が高いと判断された場所においては、GPS位置の信頼性も高いとみなすことができる。複数の測位手法を有する場合には、場所に応じて精度の高い測位手法を使い分けることが重要である。例えば図19に示されるように、実証実験によって、歩行テンポとGPS速度の相関性が低い場所においては、絶対位置の信頼性も低いといえる。また実証実験によって、歩行テンポとGPS速度の相関性が高い場所においては、絶対位置の信頼性も高いことがみてとれる。このため、信頼性評価部105による評価結果を、位置情報取得部111がいずれの測位手法を用いるかの優先度判断に用いてもよい。例えばGPS信号に基づいて取得される情報の信頼性が高いと判断されたときには、位置情報取得部111は、GPSを用いて取得された位置情報を取得することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、測位用信号発信器の一例としてGPSについて説明したが、本技術はかかる例に限定されない。GPSをはじめとする各種測位用信号発信器を用いる情報処理装置全般に適用される。例えば測位用信号発信器の一例としては、ガリレオ、GLONASS、北斗、みちびきなど各種の測位用衛星が挙げられる。このとき測位用衛星は、1つの種類の衛星が用いられてもよいし、複数の種類の衛星からの信号が組み合わせて用いられてもよい。また測位用衛星以外の測位用信号発信器の一例としては、室内測位に用いられる各種の測位用信号発信器が挙げられる。例えば室内測位に用いられる技術の例としては、室内GPSとも呼ばれるIMES(Indoor Messaging System)、可視光通信、赤外線通信、RFID(Radio Frequency IDentification)タグ、QR(Quick Responce)コードなどが挙げられる。実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、構成を変更することが可能である。
また上記実施形態では、自律測位及び衛星測位の機能に加えて、WiFi測位部を有する情報処理装置について説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本技術が適用される情報処理装置は、自律測位及び衛星測位以外の測位機能を有さなくてもよい。また本技術が適用される情報処理装置は、WiFi測位以外の測位機能を有する装置であってもよい。
また上記実施形態では、歩行テンポと移動速度との対応テーブルを生成する装置と、この対応テーブルを利用する装置とが一体である場合について説明したが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、対応テーブルを生成する装置と、対応テーブルを利用して測位する装置とは別体の装置であってもよい。
なお上記実施形態では、歩行テンポという用語を用いたが、これはユーザが移動するピッチを指す。すなわち歩行という用語が用いられているが、ジョギングしている状態や小走りで移動している状態も含む概念であることは言うまでもない。
尚、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的に又は個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
測位用信号発信器からの信号に基づいてユーザの移動速度を算出する速度算出部と、
前記ユーザの歩行テンポを取得する歩行テンポ取得部と、
前記歩行テンポと前記移動速度とに基づいて、前記測位用信号発信器から受信する前記信号から算出される情報の信頼性を評価する評価部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記評価部は、前記歩行テンポの分散が所定の閾値以上であるときには、前記歩行テンポと前記移動速度の間の相関係数に基づいて前記信頼性を評価し、前記歩行テンポの分散が前記所定の閾値未満であるときには、前記移動速度の度数分布に基づいて前記信頼性を評価する、
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記評価部は、前記測位用信号発信器からの信号に基づいて算出された前記移動速度の前記信頼性を評価し、
評価の結果、前記信頼性が所定以上であると判断された前記移動速度を用いて、前記移動速度と前記歩行テンポの対応テーブルを作成するテーブル作成部、
をさらに備える、前記(1)または(2)のいずれかに記載の情報処理装置。
(4)
前記テーブル作成部により作成された前記対応テーブルを用いて前記ユーザの位置を算出する位置算出部、
をさらに備える、
前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記位置算出部により算出された位置を地図に重畳して表示させる表示制御部、
をさらに備える、
前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記測位用信号発信器から受信する前記信号から算出される前記情報は、位置情報である、
前記(1)〜(5)のいずれかに記載の情報処理装置。
(7)
前記測位用信号発信器から受信する前記信号から算出される前記情報は、方位情報である、
前記(1)〜(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)
ユーザの歩行テンポを取得する歩行テンポ取得部と、
測位用信号発信器からの信号に基づいて算出された移動速度と前記歩行テンポとの相関関係に基づいて信頼性が評価された前記移動速度を用いて生成された、前記移動速度と前記歩行テンポとの対応テーブルから、前記歩行テンポ取得部により取得された前記歩行テンポに基づいて抽出された前記移動速度を取得する移動速度取得部と、
前記移動速度に基づいて前記ユーザの位置を算出する位置算出部と、
を備える、情報処理装置。
(9)
前記位置算出部により算出された前記位置を地図上に重畳して表示させる表示制御部、
をさらに備える、前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
測位用信号発信器からの信号に基づいてユーザの移動速度を算出することと、
前記ユーザの歩行テンポを取得することと、
前記歩行テンポと前記移動速度とに基づいて、前記測位用信号発信器から受信する前記信号から算出される情報の信頼性を評価することと、
を含む、情報処理方法。
(11)
コンピュータを、
測位用信号発信器からの信号に基づいてユーザの移動速度を算出する速度算出部と、
前記ユーザの歩行テンポを取得する歩行テンポ取得部と、
前記歩行テンポと前記移動速度とに基づいて、前記測位用信号発信器から受信する前記信号から算出される情報の信頼性を評価する評価部と、
を備える、情報処理装置として機能させるためのプログラム。
10 携帯端末(情報処理装置)
101 GPS速度取得部
103 歩行テンポ取得部
105 信頼性評価部
107 テーブル生成部
109 記憶部
111 位置譲歩鵜取得部
113 GPS測位部
115 自律測位部
117 WiFi測位部

Claims (10)

  1. 測位用信号発信器からの信号に基づいてユーザの移動速度を算出する速度算出部と、
    前記ユーザの単位時間あたりの歩数を示す歩行テンポを取得する歩行テンポ取得部と、
    前記歩行テンポと前記移動速度とに基づいて、前記測位用信号発信器から受信する前記信号から算出される情報の信頼性を評価する評価部と、
    を備え、
    前記評価部は、前記歩行テンポの分散が所定の閾値以上であるときには、前記歩行テンポと前記移動速度の間の相関係数に基づいて前記信頼性を評価し、前記歩行テンポの分散が前記所定の閾値未満であるときには、前記移動速度の度数分布に基づいて前記信頼性を評価する、
    情報処理装置。
  2. 前記評価部は、前記測位用信号発信器からの信号に基づいて算出された前記移動速度の前記信頼性を評価し、
    評価の結果、前記信頼性が所定以上であると判断された前記移動速度を用いて、前記移動速度と前記歩行テンポの対応テーブルを作成するテーブル作成部、
    をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記テーブル作成部により作成された前記対応テーブルを用いて前記ユーザの位置を算出する位置算出部、
    をさらに備える、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記位置算出部により算出された位置を地図に重畳して表示させる表示制御部、
    をさらに備える、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記測位用信号発信器から受信する前記信号から算出される前記情報は、位置情報である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記測位用信号発信器から受信する前記信号から算出される前記情報は、方位情報である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. ユーザの単位時間あたりの歩数を示す歩行テンポを取得する歩行テンポ取得部と、
    前記歩行テンポの分散が所定の閾値以上であるときには、前記歩行テンポと測位用信号発信器からの信号に基づいて算出された移動速度との間の相関係数に基づいて信頼性を評価され、前記歩行テンポの分散が前記所定の閾値未満であるときには、前記移動速度の度数分布に基づいて前記信頼性を評価された前記移動速度を用いて生成された、前記移動速度と前記歩行テンポとの対応テーブルから、前記歩行テンポ取得部により取得された前記歩行テンポに基づいて抽出された前記移動速度を取得する移動速度取得部と、
    前記移動速度に基づいて前記ユーザの位置を算出する位置算出部と、
    を備る、情報処理装置。
  8. 前記位置算出部により算出された前記位置を地図上に重畳して表示させる表示制御部、
    をさらに備える、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 測位用信号発信器からの信号に基づいてユーザの移動速度を算出することと、
    前記ユーザの単位時間あたりの歩数を示す歩行テンポを取得することと、
    前記歩行テンポと前記移動速度とに基づいて、前記測位用信号発信器から受信する前記信号から算出される情報の信頼性を評価することと、
    を含み、
    前記歩行テンポの分散が所定の閾値以上であるときには、前記歩行テンポと前記移動速度の間の相関係数に基づいて前記信頼性を評価し、前記歩行テンポの分散が前記所定の閾値未満であるときには、前記移動速度の度数分布に基づいて前記信頼性を評価する、
    情報処理方法。
  10. コンピュータを、
    測位用信号発信器からの信号に基づいてユーザの移動速度を算出する速度算出部と、
    前記ユーザの単位時間あたりの歩数を示す歩行テンポを取得する歩行テンポ取得部と、
    前記歩行テンポと前記移動速度とに基づいて、前記測位用信号発信器から受信する前記信号から算出される情報の信頼性を評価する評価部と、
    を備え、
    前記評価部は、前記歩行テンポの分散が所定の閾値以上であるときには、前記歩行テンポと前記移動速度の間の相関係数に基づいて前記信頼性を評価し、前記歩行テンポの分散が前記所定の閾値未満であるときには、前記移動速度の度数分布に基づいて前記信頼性を評価する、
    情報処理装置として機能させるためのプログラム。
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