JP5865021B2 - 回路基板検査装置 - Google Patents

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本発明は、4端子対法による計測が行える回路基板検査装置に関し、さらに詳しく言えば、4端子対法での計測時におけるプローブ(導電接触ピン)のコンタクトチェックの技術に関するものである。
回路基板に存在する導体パターン,実装部品や素子等(以下、これらを「被測定試料」という。)のインピーダンスを測定する方法の一つとして4端子法がある。
4端子法においては、図5の模式図に示すように、基本的な構成として、測定信号を発生する測定信号源1と、電圧検出手段としての電圧計2と、電流検出手段としての電流計3とを備える。
プローブとしては、測定信号源1から被測定試料DUTに流れる測定電流径路に内に含まれる2つの電流プローブP1,P2(P1が高電位Hc側で、P2が低電位Lc側)と、被測定試料DUTの電圧検出径路内に含まれる2つの電圧プローブP3,P4(P3が高電位Hp側で、P2が低電位Lp側)の4つのプローブが用いられる。
なお、これらの各プローブは構造的には変わらないが、本明細書では、説明の便宜上、電流系統側のものを電流プローブと言い、電圧系統側のものを電圧プローブと言う。
測定にあたっては、測定信号源1から電流プローブP1,P2を介して被測定試料DUTに例えば定電流を流し、これによって被測定試料DUTの両端に発生する電圧を電圧プローブP3,P4を介して電圧計2で測定し、電流計3による電流値と電圧計2による電圧値とに基づいて、被測定試料DUTのインピーダンスZを測定する。
この4端子法によれば、測定系の電気配線(リード線)の配線抵抗や被測定試料との接触抵抗の影響をほとんど排除することができるが、測定電流径路に流れる電流によって発生する磁束が電圧検出径路をよぎると、検出電圧に誤差が生じ、この誤差がインピーダンス測定値に含まれることになる。
この現象は、特に高い周波数の測定電流で測定を行う高周波測定時に問題となる。なお、測定系の電気配線に、同軸ケーブル(シールド被覆線)を使用しても、静電シールドの効果はあるが、上記のような電磁誘導に対しては有効ではない。
この電磁誘導による問題は、4端子対法によって解決することができる。4端子対法に関する文献としては例えば特許文献1があるが、図6に4端子対法による測定状態を模式的に示し、これについて説明する。
図6を参照して、4端子対法の場合、電流プローブP1,P2の電気配線として同軸ケーブルC1,C2を用い、同様に、電圧プローブP3,P4の電気配線にも同軸ケーブルC3,C4を用いる。そして、各同軸ケーブルC1〜C4の各外部導体(シールド被覆線)Sのすべてを各プローブの基端付近でリード線5にて接続し短絡する。
動作について説明すると、4端子対法には、低電位側の電圧プローブP4を仮想接地(0電位)とする自動平衡ブリッジ法が適用され、測定信号源1よりHcラインを介して被測定試料DUTに測定電圧Vを印加すると(この印加電圧はHpラインと同じ)、被測定試料DUTにはV/Zなる測定電流が流れる。この測定電流は電流計3を通り、そのまま逆向きに外部導体C2,C1を流れて測定信号源1に戻る(図6の電流の流れ方向を示す矢印参照)。
このとき、被測定試料DUTの反対側では、LcがLp(=仮想接地の0電位)となるようにヌルループ方式による帰還制御回路FCが動作する。したがって、被測定試料DUTには、電圧計2の両端と同じ電圧がかかるため、電圧計2の示す値は、被測定試料DUTの両端電圧と同じとなる。
このように、4端子対法によれば、測定電流径路内において、測定電流の往路と復路とが重ね合わされるため、上記4端子法の利点を維持しながら、測定電流により生ずる磁束の影響(電磁誘導)を軽減することができる。
なお、各同軸ケーブルC1〜C4の各外部導体Sのすべてをリード線5にて接続しているのは、上記電圧を測定する際に、それに関与するHp,Lpの各外部導体Sの電位が確定していない状態は好ましくない、等の理由による。
ところで、測定周波数が高くなると、測定経路長と信号波長との関係から、ある条件下では測定経路内に定在波が発生し、ブリッジ回路のバランスがくずれることがある。この場合には、完全な4端子測定ではなくなるため、4端子測定時には無視できたプローブの接触抵抗の影響を受けることがある。
この点に関し、特許文献2には、コンタクトチェックを行うため、低圧電圧端子Lpに判定電流を注入して低圧電流端子Lcの電位を測定することにより、被測定試料DUTと低圧電圧端子Lpおよび低圧電流端子Lcとの接触を判定する接触判定回路を備えるインピーダンス測定装置が提案されている。
これによれば、接触判定回路の構成が簡単で、コンタクトチェックを短時間で判定でき、被測定試料DUTの電気的特異による制約が少なく、また、被測定試料DUTとのエネルギー授受が小さい等の利点がある。
しかしながら、接触判定回路は、基本的に反転増幅器,判定電流注入手段およびA/Dコンバータよりなり、その構成が簡単ではあるものの、測定器本体であるインピーダンス測定装置にコンタクトチェックのための専用回路を付加しているため、その分、コストアップは否めない。また、測定中にコンタクトチェックを行うことができない、という問題がある。
特開平2−122274号公報 特許第3262819号公報
したがって、本発明の課題は、4端子対法による計測が行える回路基板検査装置において、プローブのコンタクトチェックのための専用回路が不要であり、また、測定中においても適宜コンタクトチェックが行えるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、測定信号源および電圧検出手段を含む測定部と、上記測定信号源と被測定試料との間の測定電流径路に含まれる第1,第2の電流プローブおよび上記電圧検出手段と上記被測定試料との間の電圧検出径路に含まれる第1,第2の電圧プローブと、上記測定部からの測定信号に基づいて上記被測定試料のパラメータを算出する制御部とを備え、4端子対法による計測を行うため、上記各電流プローブおよび上記各電圧プローブの上記測定部に至る電気配線に同軸ケーブルが用いられるとともに、上記各同軸ケーブルの外部導体同士が所定の導通手段を介して相互に接続されている回路基板検査装置において、
少なくとも上記第1,第2の電圧プローブに用いられる各同軸ケーブルには、その内部導体と外部導体との間に、インピーダンスマッチング用の抵抗素子とスイッチとを含む直列回路が接続されており、上記制御部は、上記スイッチがオフであるときの上記内部導体と上記外部導体間の電圧値を第1の電圧値と、上記スイッチがオンであるときの上記内部導体と上記外部導体間の電圧値を第2の電圧値として、上記第1の電圧値と上記第2の電圧値とが実質的に等しい場合には、上記被測定試料に対する上記第1,第2の電圧プローブの接触状態が良好であると判定し、上記第1の電圧値と上記第2の電圧値とが異なる場合には、上記被測定試料に対する上記第1,第2の電圧プローブの接触状態が不良であると判定することを特徴としている。
また、上記制御部は、上記測定信号源から出力される測定信号の特定周波数を境として、上記スイッチをオンからオフもしくはオフからオンに切り替える。
本発明によれば、高周波領域においても、測定経路に定在波が発生しないようにするため、少なくとも第1,第2の電圧プローブに用いられる各同軸ケーブルには、その内部導体と外部導体との間に、インピーダンスマッチング用の抵抗素子とスイッチとを含む直列回路が接続され、このスイッチは、高周波領域における特定の周波数を境にしてオンからオフもしくはオフからオンに切り替えられるが、その際、スイッチがオフであるときに得られる内部導体と外部導体間の第1の電圧値と、スイッチがオンであるときに得られる内部導体と外部導体間の第2の電圧値とに基づいて、各電圧プローブのコンタクトチェックを行うことができる。したがって、コンタクトチェックを行うための専用回路が不要であり、また、測定中においてもコンタクトチェックを行うことができる。
(a)本発明の回路基板検査装置の基本的な構成を示す模式図、(b)本発明に適用される4端子対計測法によるプローブの構成例を示す模式図。 上記4端子対計測法によるプローブを含む自動平衡ブリッジを示す回路図。 高電位側の電圧プローブを例にして、その接触抵抗とインピーダンスマッチング用抵抗素子との関係を説明するための模式図。 測定周波数と被測定試料のインピーダンスとの関係を示すグラフで、(a)接触良好時における波形を示すグラフ、(b)接触不良時における波形を示すグラフ。 4端子法による測定状態を示す模式図。 4端子対法による測定状態を示す模式図。
次に、図1ないし図4により、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
まず、図1(a)を参照して、本発明の回路基板検査装置の構成を概略的に説明すると、この回路基板検査装置は、X−Y型もしくはフライング型と呼ばれる検査装置で、基本的な構成として、制御部10と、測定部20と、一対の可動アーム31,32と、可動アームの移動機構41,42とを備える。
制御部10には、例えばマイクロコンピュータが用いられ、その記憶部には、被検査回路基板A上に存在する被測定試料DUTについての検査プログラムや、良否判定用の基準データ等が設定される。また、制御部10は、測定部20からの測定信号に基づいて、被測定試料DUTのパラメータ(例えば、インピーダンス)を算出し、好ましくは、その良否判定等を行う。
図2に示すように、測定部20は、先の図6で説明したのと同じく、4端子対法による測定を行うための測定信号源1、電圧検出手段としての電圧計2、電流検出手段としての電流計3およびヌルループ方式による帰還制御回路FC等を備え、この測定には、低電位Lp側の電圧プローブP4を仮想接地とする自動平衡ブリッジ法が適用される。
可動アーム31,32は、それらの移動機構41,42によりX−Y−Z方向に駆動される。可動アーム31,32の移動制御信号は、制御部10から移動機構41,42に与えられる。図示しないが、可動アーム31,32のほかに、別の可動アーム(例えば、ガードプローブ用の可動アーム等)が設けられてもよい。
なお、X−Y方向とは、可動アーム31,32が図1に示す被検査回路基板Aの基板面と平行な面に沿って動く方向(図1の紙面左右方向を例えばX方向とすれば、図1の紙面と直交する方向がY方向)であり、Z方向とは、被検査回路基板Aの基板面と直交する垂直方向(図1において上下方向)である。
検査プローブには、図1(b)に示す4端子対法による4本のプローブP1〜P4が用いられる。このうち、先の図6で説明したのと同じく、P1,P2が被測定試料DUTに対する測定電流径路に含まれる電流プローブで、P3,P4が被測定試料DUTの電圧検出径路に含まれる電圧プローブである。
電流プローブP1,P2,電圧プローブP3,P4には、同じ構造のプローブが用いられてよい。なお、説明するうえで、これらの各プローブを区別する必要がない場合には、単にプローブということがある。
プローブP1,P2,P3およびP4は、それぞれ同軸ケーブルC1,C2,C3およびC4の各内部導体ILを介して測定部20に接続される。
電流プローブP1,P2のうち、電流プローブP1が高電位(Hi)側で測定信号源1のHc端子に接続され、電流プローブP2は低電位(Low)側として電流検出系のLc端子側に接続される。
同様に、電圧プローブP3,P4のうち、電圧プローブP3が高電位側で電圧計2のHp端子に接続され、電圧プローブP4は低電位側として電圧検出系のLp端子側に接続される。
同軸ケーブルC1〜C4の各内部導体ILは、その各一端がプローブP1〜P4の基端b側に接続され、各他端が測定部20に接続されるが、各同軸ケーブルC1〜C4の外部導体(シールド被覆線)S同士は、プローブP1〜P4の基端b側付近において例えばリード線5により相互に接続される。
プローブP1〜P4のうち、好ましくは、高電位側の電流プローブP1および高電位側の電圧プローブP3が一方の可動アーム32側のプローブ保持部32aに支持され、低電位側の電流プローブP2および低電位側の電圧プローブP4が他方の可動アーム31側のプローブ保持部31aに支持される。この場合、可動アーム31,32は、電圧プローブP3,P4間に架け渡されているリード線5の長さ以下の間隔を保って移動する。
ところで、測定周波数が例えば数10MHz帯と高くなると、測定経路長と信号波長との関係から、ある条件下では測定経路内に定在波が発生し、ブリッジ回路のバランスがくずれ、完全な4端子測定ではなくなるため、4端子測定時には無視できたプローブの接触抵抗の影響を受けることがある。
そこで、本発明では、図2に示すように、電流プローブP1のHc端子および電流プローブP2のLc端子の各々に、インピーダンスマッチング用の抵抗素子R0とスイッチSW1の並列回路21を接続する。
また、電圧プローブP3のHp端子および電圧プローブP4のLp端子については、その内部導体ILと外部導体Sとの間に、インピーダンスマッチング用の抵抗素子R0とスイッチSW2の直列回路22を接続するようにしている。
これによれば、測定周波数や測定経路長にかかわらず、信号の反射による定在波の発生が抑えられ、測定信号を送電端から受電端に正確に伝えることが可能となり、高周波領域においても、高確度な測定を行うことができる。
この種の測定装置としては、アジレントテクノロジー社の110MHzプレシジョン・インピーダンスアナライザ4294Aが知られている。
その説明書によれば、各抵抗素子R0の抵抗値は50Ωであり、ケーブル延長なしの場合で15MHz,1m/2mケーブル延長時には5MHz以上でスイッチSW1をオフ、スイッチSW2をオンとし、それ以下の周波数では、スイッチSW1をオン、スイッチSW2をオフとすることが記載されている。
本発明では、電圧プローブP3,P4のコンタクトチェックをインピーダンスマッチング用の直列回路22に含まれているスイッチSW2を利用して行う。これについて、図3に示されている高電位Hp側の電圧プローブP3により説明する。同図において、R1は電圧プローブP3の接触抵抗で、V0は被測定試料DUTに印加される検査電圧である。
スイッチSW2がオフでインピーダンスマッチングが行われないとき、実質的にR0=∞であるから、電圧計2の指示値VはV0を示す。
これに対して、スイッチSW2がオンでインピーダンスマッチングが行われたとき、電圧計2の指示値Vは、V={R0/(R0+R1)}×V0となる。
ここで、接触抵抗R1=0Ω(もしくはR1≒0Ω)であれば、電圧計2の指示値Vは、V=V0(もしくはV≒V0)となるが、接触抵抗R1≫0Ωのときには、電圧計2の指示値Vは、V≠V0となり、指示値Vに誤差が生ずる。
したがって、測定信号が低周波領域から高周波領域に入って、例えば15MHzもしくは5MHz以上の時点でインピーダンスマッチングが行われ、スイッチSW2がオフからオンに転じられた際、接触抵抗R1がほぼ0Ωで、電圧計2の指示値VがV=V0(もしくはV≒V0)あれば、図4(a)に示すように、被測定試料DUTのインピーダンスZは、インピーダンスマッチングの前後において連続した波形となる。
これに対して、接触抵抗R1がR1≫0Ωの場合には、電圧計2の指示値VがV≠V0となることから、図4(b)に示すように、被測定試料DUTのインピーダンスZは、インピーダンスマッチングの前後において不連続の波形となる。なお、図4(a),(b)に示す波形は、被測定試料DUTをコンデンサとした場合のものである。
ちなみに、被測定試料DUTのインピーダンスZは、電流計3により測定される電流をIとして、Z=V/Iにより求められることから、スイッチSW2がオンされた時点でVが変化すると、それに応じてZも変化する。
電圧プローブP4のLp端子側も同様に、その内部導体ILと外部導体Sとの間における電圧を図示しない電圧測定手段にて測定し、スイッチSW2がオフからオン(もしくはオンからオフ)に転じた時点での電圧を監視することにより、コンタクトチェックを行うことができる。
インピーダンスマッチングを行う周波数はあらかじめ分かっているため、被測定試料DUTのインピーダンスZの波形を監視し、インピーダンスマッチング周波数において、その波形が不連続である場合には、接触不良の可能性が高いため、コンタクトエラー(接触不良)と判定する。なお、Hp端子およびLp端子の内部導体ILと外部導体S間の電圧を監視するようにしてもよい。
1 測定信号源
2 電圧検出手段(電圧計)
3 電流検出手段(電流計)
5 リード線(導通手段)
10 制御部
20 測定部
31,32 可動アーム
41,42 移動機構
A 被検査回路基板
DUT 被測定試料
P1,P2 電流プローブ
P3,P4 電圧プローブ
C1〜C4 同軸ケーブル
IL 内部導体
S 外部導体(シールド被覆線)
FC 帰還制御回路
R0 インピーダンスマッチング用の抵抗素子
SW1,SW2 スイッチ

Claims (2)

  1. 測定信号源および電圧検出手段を含む測定部と、上記測定信号源と被測定試料との間の測定電流径路に含まれる第1,第2の電流プローブおよび上記電圧検出手段と上記被測定試料との間の電圧検出径路に含まれる第1,第2の電圧プローブと、上記測定部からの測定信号に基づいて上記被測定試料のパラメータを算出する制御部とを備え、4端子対法による計測を行うため、上記各電流プローブおよび上記各電圧プローブの上記測定部に至る電気配線に同軸ケーブルが用いられるとともに、上記各同軸ケーブルの外部導体同士が所定の導通手段を介して相互に接続されている回路基板検査装置において、
    少なくとも上記第1,第2の電圧プローブに用いられる各同軸ケーブルには、その内部導体と外部導体との間に、インピーダンスマッチング用の抵抗素子とスイッチとを含む直列回路が接続されており、
    上記制御部は、上記スイッチがオフであるときの上記内部導体と上記外部導体間の電圧値を第1の電圧値と、上記スイッチがオンであるときの上記内部導体と上記外部導体間の電圧値を第2の電圧値として、上記第1の電圧値と上記第2の電圧値とが実質的に等しい場合には、上記被測定試料に対する上記第1,第2の電圧プローブの接触状態が良好であると判定し、上記第1の電圧値と上記第2の電圧値とが異なる場合には、上記被測定試料に対する上記第1,第2の電圧プローブの接触状態が不良であると判定することを特徴とする回路基板検査装置。
  2. 上記制御部は、上記測定信号源から出力される測定信号の特定周波数を境として、上記スイッチをオンからオフもしくはオフからオンに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の回路基板検査装置。
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