JP5864296B2 - 締結部材取外し装置及び締結部材取外し方法 - Google Patents

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本発明は、締結部材の取外し技術の改良に関する。
ワークから取外したねじが保持されているソケットを、締結部材取外し装置に近づけ、ソケットに保持されているねじを取外す技術が知られている(例えば、特許文献1(図4〜5、図7〜9)参照。)。
特許文献1の図4〜5に示すように、締結部材取外し装置(1)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)は、板状部材(100)と、この板状部材(100)に開けた複数の開口部(101)と、これらの開口部(101)に各々設けた一対の把持部材(120)とを主要素とする。また、搬送手段としてのロボットアーム部(201a)の先に、複数のソケット(231)を含む締結装置が取付けられている。
同文献の図7〜9に示すように、取り外した締結部材(S)を保持したソケット(231)は、上方から開口部(101)へ差し込まれ、開口部(101)に設けた一対の把持部材(120)で保持され、その後、ソケット(231)を引き上げることで、把持部材(120)に締結部材(S)のねじ部を引っ掛け保持させる。把持部材(120)に保持された締結部材(S)は、次の締結部材(S)を把持部材(120)に当て、把持部材(120)を拡げることで下方に排出される。
ところで、特許文献1の技術では、ソケット(231)で保持された締結部材(S)は、締結部材取外し装置(1)の上方位置まで水平に移動され、その後、締結部材(S)の軸を下向きの姿勢で下降され、締結部材取外し装置(1)の把持部材(120)に保持される。このように、締結部材取外し装置(1)とソケット(231)とは離間している。このため、ソケット(231)を移動させ、固定側の締結部材取外し装置(1)に近づける動作が要る。従って、ソケット(231)を締結部材取外し装置(1)に近づける移動時間が嵩む可能性がある。締結部材の取外し作業をより短時間に行うことで効率を高めることができる技術が求められている。
特許第4484862号公報
本発明は、締結部材の取外し作業をより短時間に行うことで、取外し作業の効率を高めることができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ねじ溝が形成された締結部材を被締結部材から取外すソケットを有し、取外した前記締結部材を前記ソケットに収納した状態で搬送する第1搬送手段と、この第1搬送手段から締結部材を受取り、保持するマガジンを有し、締結部材が入っているマガジンを所定位置まで搬送する第2搬送手段とが備えられ、マガジンに、締結部材が差し込まれる差込孔と、この差込孔に差し込まれた前記締結部材のねじ溝に掛かりマガジンに締結部材を一時保持可能な可動爪とが備えられ、可動爪は、一端に前記ねじ溝に当たる爪部と、他端に外力をかけることができる操作部と、爪部を締結部材を保持する側へ付勢するねじりばねとを有し、マガジンに設けた軸部を中心にスイング自在に支持され、操作部に外力を加えたときに、差込孔に差し込まれた締結部材の保持が解除され、マガジンの差込孔の軸線上にて、マガジンに差込孔に差し込まれた締結部材の端部を押圧し締結部材が差込孔から外れる方向に付勢する押圧機構が備えられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、押圧機構は、締結部材を付勢する付勢軸を有し、付勢軸の端部に該付勢軸よりも大きい鍔部を有し、鍔部に近接して差込穴に締結部材が差込まれた状態を検出するセンサ部を備えていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の締結部材取外し装置を用いて実施する締結部材取外し方法において、第1搬送手段を移動させ、締結部材にソケットを係合させ締結部材を取外す工程と、取り外した締結部材を保持する第1搬送手段のソケット及び/又は第2搬送手段のマガジンを移動させ、このマガジンの差込孔に締結部材を差し込んで保持する工程と、第2搬送手段のマガジンを移動させ、所定位置で締結部材を排出する工程と、を含むことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、締結部材取外し装置に、締結部材を収納可能なソケットを有する第1搬送手段と、ソケットに収納されている締結部材を受取り、保持することができるマガジンを有する第2搬送手段とが備えられている。すなわち、ソケットとマガジンは、共に、移動することができる。
マガジンが一箇所に固定され、ソケットのみが移動する場合には、締結部材が保持されているソケットを、締結部材取外し装置まで移動し、ソケットと締結部材取外し装置とを対向する位置に向ける必要があった。締結部材取外し装置までの移動距離や向きによっては、締結部材の取外しにかかる時間が嵩む可能性があった。
この点、本発明では、第1搬送手段と第2搬送手段とを近接配置すると共に、相対移動可能に配置することで、移動距離が短縮される。また、第2搬送手段を、あらかじめ、ソケットと対向する位置に配置しておけば、第1搬送手段のソケットの向きを変える手間もなくなる。結果、締結部材の取外し作業をより短時間に行うことができるようになる。
また本発明では、可動爪は爪部と操作部とねじりばねとを有し、操作部に外力を加えたときに、差込孔に差し込まれた締結部材の保持が解除されるようにした。操作部に外力を加えると、締結部材を保持する可動爪がスイングし、締結部材の保持を解除する。結果、ソケット内の締結部材を締結部材取外し装置のマガジンへ容易に保持されると共に、必要時に、マガジンから容易に取外すことが可能になる。
さらに本発明では、可動爪の操作部に外力がかかり、締結部材の保持が解除されたときに、締結部材が差込孔から外れる方向に付勢する押圧機構がマガジンに備えられている。差込孔へ差し込まれた締結部材には、差込孔から外れる方向に付勢されているので、締結部材の保持が外されたときに、差込孔に差し込まれた締結部材をマガジンから自在に取外すことが可能になる。第2搬送手段を所定の場所まで移動させ、操作部に外力を加えるだけで、マガジンの差込孔に保持されている締結部材を自動でマガジンから外すことができるようになる。結果、取外しに係る効率を一層高めることができる。
請求項3に係る発明では、請求項1記載の締結部材取外し装置を用いて実施する締結部材取外し方法に、取り外した締結部材を保持する第1搬送手段のソケット及び/又は第2搬送手段のマガジンを移動させ、このマガジンの差込孔に締結部材を差し込んで保持する工程が備えられている。第1搬送手段のソケット及び/又は第2搬送手段のマガジンを移動させ、マガジンの差込孔に締結部材を保持するようにすることで、締結部材取外し作業を人手を介することなく短時間で効率良く実施できるようになる。従って、本発明によれば、従来では、タクトタイムの点で制約が大きく、適用することが困難であった車両組立ラインに適用することができるようになる。
締結部材取外し方法を説明する図(図1(a)は第1搬送手段のソケットを近づけ締結部材を被締結部材から取外す図、図1(b)はソケットに保持された締結部材を第2搬送手段のマガジンに受け渡す図、図1(c)はマガジンに保持された締結部材を排出する図)である。 締結部材取外し装置の平面図である。 締結部材取外し装置の側面図である。 締結部材取外し装置の斜視図である。 可動爪の爪部の形状を説明する図である。 可動爪の構造を説明する図である。 締結部材取外し装置の作用説明図(図7(a)は締結部材が収納されたソケットをマガジンに近づける図、図7(b)は締結部材をマガジンに差し込む図)である。 締結部材取外し装置の作用説明図(図8(a)は締結部材が保持されたマガジンを排出バスケットまで移動させる図、図8(b)は可動爪の操作部に外力を加えボルトを外す図)である。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。先ず、本発明の理解を容易にするために、図1にて締結部材取外し装置及び締結部材取外し工程の概要を説明する。
図1(a)に示すように、締結部材取外し装置10は、先端が各々上下左右に自由に移動自在な第1搬送手段(第1腕11)及び第2搬送手段(第2腕12)を含む双腕ロボット13と、第1腕の先端11aに取付けられ、所定寸法の締結部材21を締付け又は緩めることができるナットランナ16と、第2腕の先端12aに取付けられナットランナ16から締結部材21を受け取り、一時的に保持するマガジン20とからなる。ナットランナ16の先に締結部材を保持するソケット15が取付けられている。
次に、締結部材取外し装置が適用される締結部材取外し工程について説明する。
図の矢印a1方向に、ソケット15を被締結部材(ワークW)に締結されている締結部材21に近づけて保持し、図矢印a2方向にソケット15を回し締結部材21を取外す。
次に、図1(b)に示すように、第1腕11のソケット15の向きと、第2腕の先端12aに取付けたマガジン20とを相互に移動させ、締結部材の軸線と差込孔の軸線とが一致するように相互に対向配置した後、ソケット15とマガジン20とを近づけ、図矢印b方向へ締結部材21が保持されているソケット15をマガジン20に差し込み、ソケット15に保持されている締結部材21を第2腕12のマガジン20に受け渡す。
次に、図1(c)に示すように、締結部材21が保持されているマガジン20を移動させ、排出トレイ29に近づけた後、ソケット15に保持されている締結部材21を排出トレイ29に排出する。次図以降で、上記締結部材取外し作業に用いられる締結部材取外し装置のうちのマガジンの構造について詳細に説明する。
以下、マガジンの構造について説明する。
図2に示すように、マガジン20は、第2腕の先端(図1、符号12a)に複数のねじ24を介して締結される基板25と、この基板25に取付けられソケット(図1、符号15)でワークWから取外された締結部材21が差し込まれる差込孔26を有するマガジン本体部27と、このマガジン本体部27に支持される軸部28と、この軸部28に挿入されこの軸部28を中心に揺動可能に支持される可動爪31と、差込孔26の軸方向と同軸に延びており締結部材の先に当接する付勢軸36と、この付勢軸36を摺動自在に支持する付勢ホルダ37及びガイド38と、付勢軸36と付勢ホルダ37との間に介在され締結部材21を差込孔26から開放する方向へ付勢する付勢ばね39と、付勢軸36の他端に臨むようにステー41に取付けられ、差込孔26に締結部材21が差し込まれ、付勢軸36が締結部材21を付勢していることを検出するセンサ部42とからなる。可動爪31は、差込孔26に挿入された締結部材21のねじ溝22に掛かり差込孔26に挿入された締結部材21をマガジン20に一時保持可能にするものである。
押圧機構50は、マガジンの差込孔の軸線26J上にて、マガジン20の付勢ホルダ37に、差込孔26に差し込まれた締結部材21の端部21bを締結部材21が差込孔26から外れる方向に付勢するものであり、付勢ホルダ37及び付勢ガイド38と、付勢ホルダ37及び付勢ガイド38に摺動可能に支持される付勢軸36と、この付勢軸に形成した鍔部51及び第2の鍔部52と、第2の鍔部52と付勢ホルダ37の間に介在させたばね39とからなる。図中、前後、左右は、マガジンを上方から見たときの方向である。
図3に示すように、マガジン20は、マガジン本体部27に設けられる上下2つの差込孔26、66と、付勢ホルダ37に設けられ前記2つの差込孔26、66に対応する上下の付勢軸36、46と、上下の付勢軸36、46と付勢ホルダ37に形成した上下の第2鍔部52、62の間に各々介在され差込孔26、66に差し込まれた締結部材21、32を上下差込孔から各々出す方向へ付勢する上下の付勢ばね39、49と、締結部材21、32が各々上下の差込孔26、66に差し込まれた状態を検出可能な上下のセンサ部42、43とを有する。図中、前後、上下は、マガジンを側方から見たときの方向である。なお、本実施例では、マガジン本体に差込孔26、66は上下2つ開けられているが、3つ、4つ又はそれ以上の任意の個数で差し支えない。
図4に示すように、マガジン20に締結部材21が差し込まれ、締結部材21のねじ溝22に可動爪31の爪部33が掛かると共に、締結部材の端部21bに付勢軸の一端36aが当接して差込孔26に差し込まれた締結部材21を上の付勢軸36によって差込孔26から外れる方向に付勢している。
上の付勢軸36の他端36bには、上の付勢軸の軸径よりも大きな上の鍔部51が形成され、上の鍔部51が近接したことを上のセンサ部42で検出するようにした。上の鍔部51は、締結部材21が差込孔26に差し込まれていないときに、上の付勢軸36が付勢ホルダ37から抜けないように保持する機能を有する。図中、下の差込孔(図3、符号66)には、締結部材は差し込まれていない。
次に、可動爪の一端に形成した爪部について説明する。
図5に示すように、可動爪31の先端部を構成する爪部33は、締結部材のねじ溝22を係止可能に締結部材のねじ溝22の径よりも多少大きな内径の円弧状を呈している。
次に、可動爪の支持構造等について説明する。
図6に示すように、可動爪31は、一端31aにねじ溝22に当たる爪部33と、他端31bに外力をかけることができる操作部34と、爪部33を締結部材21を保持するようにマガジン本体部27の側へ付勢するねじりばね35とを有し、マガジン本体部27に支持される軸部28を中心にスイング自在に支持され、操作部34に外力を加えたときに、差込孔26に差し込まれた締結部材21の保持が解除されるようにしたものである。差込孔26は、締結部材21のねじ先を案内するテーパ部82を有する。
以上に述べた締結部材取外し装置の作用を次に述べる。
図7(a)に示すように、ソケット15に保持されワークから取り外された締結部材21のねじ溝22を本体部の差込孔26に図矢印a方向に近づける。
図7(b)に示すように、締結部材21を本体部の差込孔26に差し込む。差込孔26に締結部材21を差し込んだとき、ねじ溝22が可動爪31の爪部33に掛かると共に、締結部材の端部21bが付勢軸36を押し、締結部材21がマガジン20に保持される。
図8(a)に示すように、先端にマガジン20が取付けられる第2腕(図1、符号12)を保持した状態にし、図8(b)に示すように、排出トレイ29まで移動させた後、操作部34に図矢印f方向に外力を加え、差込孔26に差し込まれた締結部材21の保持を解除する。操作部34に図f方向に外力を加えると、締結部材21を保持する可動爪31がスイングし、締結部材21の保持を解除する。結果、締結部材取外し装置のマガジン20へ保持された締結部材21を、マガジン20から容易に取外すことが可能になる。
図4を併せて参照し、可動爪の操作部34に外力がかかり、締結部材21の保持が解除されたときに、締結部材21が差込孔26から外れる方向に付勢する押圧機構50がマガジン20に備えられている。差込孔26へ差し込まれた締結部材21に、差込孔26から外れる方向に付勢されているので、締結部材21の保持が外されたときに、差込孔26に差し込まれた締結部材21に力が掛かり、締結部材21をマガジン20から自在に排出させることが可能になる。
すなわち、マガジン20が取付けられている第2搬送手段(第2腕12)を所定の場所まで移動させ、操作部34に外力を加えるだけで、マガジン20の差込孔26に保持されている締結部材21を自動でマガジン20から外すことができるようになる。結果、取外しに係る効率を一層高めることができる。
図1にて、締結部材取外し装置10に、締結部材21を収納可能なソケット15を有する第1腕11と、ソケット15に収納されている締結部材21を受取り、保持することができるマガジン20を有する第2腕12とが備えられている。すなわち、ソケット15とマガジン20は、共に、移動することができる。
従来、マガジンが一箇所に固定され、ソケットのみが移動する場合には、締結部材が保持されているソケットを、締結部材取外し装置まで移動し、ソケットと締結部材取外し装置とを対向する位置に向ける必要があった。締結部材取外し装置までの移動距離や向きによっては、締結部材の取外しにかかる時間が嵩む可能性があった。
この点、本発明では、第1搬送手段(第1腕11)と第2搬送手段(第2腕12)とを近接配置すると共に、相対移動可能に配置することで、移動距離が短縮される。また、第2腕12を、あらかじめ、ソケット15と対向する位置に配置しておけば、第1腕11のソケット15の向きを変える手間もなくなる。結果、締結部材の取外し作業をより短時間に行うことができるようになる。
また、本発明によれば、取り外した締結部材21を保持する第1搬送手段(第1腕11)のソケット15及び/又は第2搬送手段(第2腕12)のマガジン20を移動させ、このマガジン20の差込孔26に締結部材21を差し込んで保持するようにした。従って、締結部材取外し作業を人手を介することなく短時間で効率良く実施できるようになる。従って、本発明によれば、従来では、タクトタイムの点で制約が大きく、適用することが困難であった車両組立ラインに適用することができるようになる。
尚、本発明は、実施の形態ではボルトの取外し装置に適用したが、締結部材には、ねじ溝を有するおねじ一般を対象とする取外し装置に適用することは差し支えない。
本発明は、ワークに締結されたボルトを取外す締結部材取外し装置に好適である。
10…締結部材取外し装置、11…第1搬送手段(第1腕)、12…第2搬送手段(第2腕)、15…ソケット、20…マガジン、21…締結部材、22…ねじ溝、26…差込孔、26J…差込孔の軸線、31…可動爪、50…押圧機構、W…被締結部材(ワーク)。

Claims (3)

  1. ねじ溝が形成された締結部材を被締結部材から取外すソケットを有し、取外した前記締結部材を前記ソケットに収納した状態で搬送する第1搬送手段と、この第1搬送手段から前記締結部材を受取り、保持するマガジンを有し、前記締結部材が入っている前記マガジンを所定位置まで搬送する第2搬送手段とが備えられ、
    前記マガジンに、前記締結部材が差し込まれる差込孔と、この差込孔に差し込まれた前記締結部材のねじ溝に掛かり前記マガジンに前記締結部材を一時保持可能な可動爪とが備えられ、
    前記可動爪は、一端に前記ねじ溝に当たる爪部と、他端に外力をかけることができる操作部と、前記爪部を前記締結部材を保持する側へ付勢するねじりばねとを有し、前記マガジンに設けた軸部を中心にスイング自在に支持され、前記操作部に外力を加えたときに、前記差込孔に差し込まれた前記締結部材の保持が解除され、
    前記マガジンの差込孔の軸線上にて、前記マガジンに、前記差込孔に差し込まれた前記締結部材の端部を押圧し前記締結部材が前記差込孔から外れる方向に付勢する押圧機構が備えられている、
    ことを特徴とする締結部材取外し装置。
  2. 前記押圧機構は、前記締結部材を付勢する付勢軸を有し、前記付勢軸の端部に該付勢軸よりも大きい鍔部を有し、前記鍔部に近接して前記差込穴に締結部材が差込まれた状態を検出するセンサ部を備えていることを特徴とする請求項1記載の締結部材取外し装置。
  3. 請求項1記載の締結部材取外し装置を用いて実施する締結部材取外し方法において、
    前記第1搬送手段を移動させ、前記締結部材に前記ソケットを係合させ前記締結部材を取外す工程と、
    取り外した前記締結部材を保持する前記第1搬送手段のソケット及び/又は前記第2搬送手段のマガジンを移動させ、このマガジンの差込孔に前記締結部材を差し込んで保持する工程と、
    前記第2搬送手段のマガジンを移動させ、所定位置で前記締結部材を排出する工程と、
    を含むことを特徴とする締結部材取外し方法。
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